JP2005289571A - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の大型化やコストアップを招くことなく、カセットをスライドさせるための力を良好に軽減することのできるシート供給装置、及び、そのシート供給装置を備えた画像形成装置の提供。
【解決手段】 給紙カセット6の下面には、その給紙カセット6を下方から支持する支持部材との対向部全領域に亘って、給紙カセット6のスライド方向に沿った突条6aが形成されている。また、上記支持部材の上面には、給紙カセット6のスライド方向に直交する突条が多数形成されている。このため、支持部材60と給紙カセット6とは、ほぼ点で接触することになり、給紙カセット6をスライドさせる際の摩擦抵抗は極めて良好に軽減される。従って、給紙カセット6を小さな力でスライドさせることができ、しかも、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットをスライド可能に支持し、そのカセットに収納された被記録媒体を分離して搬送するシート供給装置、及び、そのシート供給装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、プリンタ等が備える画像形成部に記録紙等の被記録媒体を搬送する装置として、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、該カセットに収納された被記録媒体を、画像形成部に搬送する搬送手段と、上記カセットがスライド可能となるように、上記カセットを下方から支持する支持部材と、を備えたシート供給装置が考えられている。このように構成されたシート供給装置では、支持部材によって支持されたカセットはスライドさせて装置本体から引き出すことができる。そこで、カセットを引き出してその中に被記録媒体を積層して収納し、再びカセットを挿入して所定位置にセットすることにより、カセットに収納された被記録媒体を搬送手段によって画像形成部に搬送し、画像を形成することが可能となる。
また、この種の装置では、支持部材がカセットをスライド可能に支持する機構として、種々の機構が提案されている。例えば、カセットが下方に向く第1の面を有し、支持部材がその第1の面を当接支持する第2の面を有し、この第1面と第2面とを擦れさせながらカセットをスライドさせる機構(例えば、特許文献1参照)や、カセットをコロで支持し、コロの回転によりカセットをスライドさせる機構(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開2002−145459号公報 特開2003−285942号公報
ところが、特許文献2のようにカセットをコロで支持する機構では、コロを設ける分、装置が大型化し、しかも部品点数の増加や組み付けの煩雑さから製造コストが高くなる。一方、特許文献1のように平面状の第1の面と平面状の第2の面とを擦れさせる場合、紙粉や埃、或いはトナー等が第2の面に堆積すると、カセットをスライドさせる際の摩擦抵抗が増加してしまう。特に、カセット側に分離パッドが、装置本体側に給紙ローラが、それぞれ設けられる場合、給紙ローラと分離パッドとの位置関係を規定するため、カセットを所定位置まで挿入したときにロック機構が作動するようになっている。このため、カセットをスライドさせるのには元来ある程度の力が必要とされ、上記紙粉等の影響で摩擦抵抗が増加すると、カセットをスライドさせるのには更に大きな力が必要となる。
そこで、本発明は、装置の大型化やコストアップを招くことなく、カセットをスライドさせるための力を良好に軽減することのできるシート供給装置、及び、そのシート供給装置を備えた画像形成装置の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明のシート供給装置は、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、を備えたシート供給装置であって、上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、該第2の面には、上記第1の面と上記第2の面とが、平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させるための凸部が形成されたこと、を特徴とする。
このように、本発明のシート供給装置は、第1の面と第2の面とを擦れさせることによりカセットをスライドさせているので、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。また、本発明では、第2の面に凸部を形成したことにより、第1の面と第2の面とが平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させて摩擦抵抗を軽減することができる。このため、第2の面に紙粉等が堆積しても、小さな力でカセットをスライドさせることができる。
なお、上記凸部の形態としては種々の形態が考えられるが、上記凸部が、上記カセットのスライド方向に沿って上記第2の面の全域に亘って形成されている場合、カセットのスライド時に終始均等に摩擦抵抗を軽減することができる。また、上記凸部が、上記第2の面と一体成形されている場合、凸部を別体に取り付ける場合に比べ、製造工程を簡略化して製造コストを低減することができる。
更に上記凸部が、上記第1の面と同質の材料で形成されている場合、凸部とそれに接触する部分とが同一材料からなるので、強度の強い方の部材により強度の弱い方の部材が削られるといったことを防止することができる。従って、この場合、耐久性を一層向上させることができる。また、強度の弱い方の部材が削られて生じる削り屑が第2の面に堆積することがない。
上記凸部が形成された部分以外における上記第2の面の形態としても種々の形態が考えられるが、上記第2の面が上記凸部が形成された部分以外では、下方に傾斜している場合、凸部以外に落ちた紙粉や埃が傾斜面に沿って下方に移動する。このため、紙粉や埃を一の場所に集めることができ、上記第2の面の清掃も容易になる。
また、上記第2の面が上記凸部が形成された部分以外では、装置本体の底面まで貫通する穴部を有する場合、凸部以外に落ちた紙粉や埃が穴部を通じて装置本体の外に落下する。このため、上記第2の面を清掃する手間もなくなる。
更に、上記第2の面には、複数の上記凸部が形成され、上記第2の面が波状に湾曲することで、上記各凸部が形成されてもよい。この場合、凸部を単に突起で構成する場合に比べて強度を向上させることができ、延いては、装置の耐久性を一層向上させることができる。
また、上記第1の面及び上記第2の面の双方に、複数の凸部が形成されていてもよい。そして、更に、上記第1の面及び上記第2の面の双方が波状に湾曲することで上記各凸部が形成され、上記第1の面における波の尾根と、上記第2の面における波の尾根とが、交差する場合、次のような更なる効果が生じる。すなわち、この場合、第1の面における波の尾根と第2の面における波の尾根とが、尾根の交点で点接触する。このため、摩擦抵抗を一層良好に軽減して、一層小さな力でカセットをスライドさせることが可能となる。
また、このように、上記第1の面における波の尾根と、上記第2の面における波の尾根とが、交差する場合において、両者が直交すると、摩擦抵抗をより一層軽減することができる。従って、この場合、より一層小さな力でカセットをスライドさせることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載のシート供給装置と、上記シート供給装置により供給された被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする。このように構成された画像形成装置では、前述のようにシート供給装置の大型化やコストアップを招くことなく、カセットをスライドさせるための力を良好に軽減することができる。このため、本発明の画像形成装置も全体として小型化やコストダウンが容易で、被記録媒体の補充等のためにカセットをスライドさせるときにも大きな力を必要としない。
なお、画像形成部の形態としては種々の形態が考えられるが、上記画像形成部が、レーザビームにより静電潜像が形成される感光体と、上記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像部と、上記現像部によって形成されたトナー像を上記被記録媒体に転写する転写部と、上記転写部によって転写されたトナー像を上記被記録媒体に定着させる定着部と、を備える場合、次のような更なる効果が生じる。
すなわち、このようないわゆる電子写真方式の画像形成装置では、紙粉や埃のみならず、トナーも上記第2の面に付着する可能性がある。しかしながら、前述のように本発明では、第2の面にトナーが付着しても、凸部により摩擦抵抗を軽減されるため、小さな力でカセットをスライドさせることができる。すなわち、摩擦抵抗を軽減することにより小さな力でカセットをスライドさせられるといった本発明の効果が、一層顕著に表れる。
また、本発明のシート供給装置は、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、を備えたシート供給装置であって、上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、上記第1の面には、上記第1の面と上記第2の面とが、平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させるための凸部が形成されたこと、を特徴とするものであってもよい。
この場合も、本発明のシート供給装置は、第1の面と第2の面とを擦れさせることによりカセットをスライドさせているので、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。また、この場合も、第1の面に凸部を形成したことにより、第1の面と第2の面とが平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させて摩擦抵抗を軽減することができる。このため、紙粉等が堆積しても、小さな力でカセットをスライドさせることができる。
この場合も、上記凸部の形態としては種々の形態が考えられるが、上記凸部が、上記カセットのスライド方向に沿って上記第1の面の全域に亘って形成されている場合、カセットのスライド時に終始均等に摩擦抵抗を軽減することができる。また、上記凸部が、上記第1の面と一体成形されている場合、凸部を別体に取り付ける場合に比べ、製造工程を簡略化して製造コストを低減することができる。
更に上記凸部が、上記第2の面と同質の材料で形成されている場合、凸部とそれに接触する部分とが同一材料からなるので、強度の強い方の部材により強度の弱い方の部材が削られるといったことを防止することができる。従って、この場合、耐久性を一層向上させることができる。また、強度の弱い方の部材が削られて生じる削り屑が生じないため、そのような削り屑がカセットスライド時の摩擦抵抗の原因となることもない。
上記第1の面の形態としても種々の形態が考えられるが、上記第1の面には、複数の上記凸部が形成され、上記第1の面が波状に湾曲することで、上記各凸部が形成されてもよい。この場合、凸部を単に突起で構成する場合に比べて強度を向上させることができ、延いては、装置の耐久性を一層向上させることができる。
また更に、本発明のシート供給装置は、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、を備えたシート供給装置であって、上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、上記第2の面には、装置本体の底面まで貫通する穴部が形成されたこと、を特徴とするものであってもよい。
この場合も、本発明のシート供給装置は、第1の面と第2の面とを擦れさせることによりカセットをスライドさせているので、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。また、第2の面には装置本体の底面まで貫通する穴部が形成されているので、第1の面と第2の面とが面全体で接触する場合に比べ、接触面積を低減させて摩擦抵抗を軽減することができる。このため、紙粉等が堆積しても、小さな力でカセットをスライドさせることができる。しかも、穴部に落ちた紙粉や埃は装置本体の外に落下するので、カセットを小さな力でスライドさせられる状態を一層良好に維持することができ、上記第2の面を清掃をする手間もなくなる。
なお、穴部の形態や第2の面の形態としては種々の形態が考えられるが、上記第2の面が、網状に構成され、その網目が、上記穴部を構成する場合、次のような更なる効果が生じる。すなわち、この場合、穴部が形成されるスペースを大きく取ることが可能で、摩擦抵抗が一層軽減され、一層小さな力でカセットをスライドさせることができる。
また更に、本発明のシート供給装置は、シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、を備えたシート供給装置であって、上記カセットと上記支持部材とが、点または線により接触するように構成されたことを特徴とするものであってもよい。
この場合も、本発明のシート供給装置は、支持部材が下方から接触してカセットを支持しているので、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。また、カセットと支持部材とが点または線により接触するので、両者が平面同士で接触する場合に比べて摩擦抵抗を軽減することができる。このため、紙粉等が堆積しても、小さな力でカセットをスライドさせることができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタの構成を示す側断面図である。図1に示す如く、本実施の形態のレーザプリンタ1は、筐体2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形成するための記録部5などを備えている。
フィーダ部4は、筐体2内の底部に、着脱可能に装着される給紙カセット6と、給紙カセット6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙カセット6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8及び給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙紛取りローラ10及び11と、紙紛取りローラ10及び11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
給紙カセット6は、後に詳述するように、支持部材60により、その下方からスライド可能に支持されている。用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側から図示しないバネによって上方向に付勢されている。このため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、バネの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ローラ8及び給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給紙パット9の裏側に配設されるバネ13によって、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から上記バネによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚ずつ給紙される。
給紙された用紙3は、紙紛取りローラ10及び11によって、ある程度紙紛が取り除かれた後、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後に、記録部5に送るようにしている。
なお、このフィーダ部4は、更に、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15及びマルチパーパス側給紙パット25とを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ15及びマルチパーパス側給紙パット25は、互いに対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パット25の裏側に配設されるバネ25aによって、マルチパーパス側給紙パット25がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パット25とで挟まれた後、1枚ずつ給紙される。
記録部5は、スキャナユニット16、画像形成部としてのプロセスユニット17、定着部18などを備えている。スキャナユニット16は、筐体2内の上部に設けられ、発光素子としてのレーザダイオード(図示省略)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えており、レーザダイオードが出力する所定の画像データに基づくレーザ光を、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、反射鏡22及び23、シリンダーレンズ21、反射鏡24の順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射させている。
プロセスユニット17は、スキャナユニット16の下方に配設され、筐体2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ26内に、感光体としての感光ドラム27、現像カートリッジ28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30、及び、クリーニングブラシ51などを備えている。
現像カートリッジ28は、ドラムカートリッジ26に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33及びトナーボックス34などを備えている。
トナーボックス34内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好である。なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されると共に、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
そして、トナーボックス34内のトナーは、トナーボックス34の中心に設けられる回転軸35に支持されるアジテータ36により攪拌されて、トナー供給口37から放出される。なお、トナーボックス34の側壁には、トナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸35に支持されたクリーナ39によって清掃される。
トナー供給口37の側方位置には、供給ローラ33が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ33と現像ローラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。また、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ31には、感光ドラム27に対して、所定の現像バイアスが印加されている。
また、現像ローラ31の近傍には、層厚規制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレード32は、金属の板バネ材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおいて現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されるように構成されている。
そして、トナー供給口37から放出されるトナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、更に、現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ31との間に進入し、ここで更に充分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
感光ドラム27は、現像ローラ31の側方位置において、その現像ローラ31と対向するような状態で回転可能に配設されている。この感光ドラム27は、ドラム本体が接地されると共に、その表面部分がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
そして、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザ光の高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム27の表面の内、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。
転写ローラ30は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向するように配置され、ドラムカートリッジ26に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸52に、過塩素酸リチウムなどのイオン性物質が添加されている弾性体からなるローラが被覆されている、イオン導電タイプの転写ローラが用いられており、22℃、50%RHにおける抵抗値が、約107〜108.5Ωとされている。転写ローラ30によれば、感光ドラム27に形成される静電潜像を用紙3に転写しつつ、用紙3を良好に搬送することができる。
そして、この転写ローラ30には、転写時に、図示しない転写バイアス印加回路によって感光ドラム27に対して所定の転写バイアスが印加されるように構成されている。このため、感光ドラム27の表面上に担持された可視像は、転写ローラ30と対向して、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ30との間を通る間に、その用紙3に転写される。すなわち、プロセスユニット17では、感光体としての感光ドラム27に形成された静電潜像に対応する画像を、用紙3に電子写真方式で形成することができる。
クリーニングブラシ51は、導電性の繊維が回転軸から放射状に植設されてなり、感光ドラム27の回転方向における転写ローラ30の下流側であって、かつ、スコロトロン型帯電器29の上流側において、感光ドラム27の表面に接触するように設けられている。このクリーニングブラシ51によって、転写後に感光ドラム27の表面に付着する紙粉が除去される。
定着部18は、図1に示すように、プロセスユニット17の側方下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、及び、これら加熱ローラ41及び押圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスユニット17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
スキャナユニット16、プロセスユニット17、定着部18などを収納する筐体2は、筐体本体2aとその筐体本体2aに対して開閉可能なカバー2bとから構成されている。このカバー2bを閉じることによって、スキャナユニット16のレーザダイオードから出力されたレーザ光の光路への筐体2外部からの侵入を、遮断することができる。
また、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するために、反転搬送部47が設けられている。この反転搬送部47は、排紙ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転搬送ローラ50とを備えている。
排紙ローラ45は、1対のローラからなり、正回転及び逆回転の切り換えができるように構成されている。この排紙ローラ45は、上記したように、排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
反転搬送パス48は、排紙ローラ45から記録部5の下方に配設される複数の反転搬送ローラ50まで用紙3を搬送することができるように、上下方向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ローラ45の近くに配置されると共に、その下流側端部が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けられており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁により、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス48に向かう方向に切り換えることができるように構成されている。
反転搬送ローラ50は、給紙カセット6の上方において、略水平方向に複数設けられており、最も上流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端部の近くに配置されると共に、最も下流側の反転搬送ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置されるように設けられている。
そして、用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送部47が、次のように動作される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送られ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転すると共に、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス48に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するようにする。なお、フラッパ49は、用紙3の搬送が終了すると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られる用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、記録部5に向けて送られ、これによって、用紙3の両面に所定の画像が形成される。
また、このレーザプリンタ1では、転写ローラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム27の表面上に残存するトナーを、現像ローラ31によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光ドラム27上に残存するトナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化及びコストの低減化を図ることができる。
なお、前述した給紙カセット6と用紙押圧板7と給紙ローラ8と給紙パット9と紙粉取りローラ10とバネ13と次に述べる支持部材60とにより、本実施の形態のシート供給装置が構成されている。
図2は、給紙カセット6及び支持部材60の構成を模式的に表す斜視図である。図2に示すように、筐体本体2aの左右側面を構成するサイドフレーム2aL,2aRの下端には、給紙カセット6をスライド可能に下方から支持する支持部材60が、前後左右に合計4個取り付けられている。そして、給紙カセット6の下面と支持部材60の上面とは、それぞれ次のように構成されている。
図3は、給紙カセット6の構成を表す下面図であり、図4は、支持部材60の構成を表す斜視図である。図3に示すように、給紙カセット6の下面には、支持部材60との対向部全領域に亘って、給紙カセット6のスライド方向に沿った突条6aが形成されている。また、この突条6aは、給紙カセット6の左右下面にそれぞれ2本ずつ形成され、給紙カセット6の他の部分と一体成形されている。
一方、支持部材60の上面には、図4に示すように、給紙カセット6のスライド方向に直交する突条61が多数(図4では4個示したがこれに限られない)形成されている。この突条61も支持部材60と一体成形されており、かつ、突条6aと同質の材料で構成されている。
図5は、支持部材60で給紙カセット6を支持した状態を、図3のA−A線に対応する断面で示した図である。図5に示すように、支持部材60と給紙カセット6とは、上記のように互いに直交する突条6a,61が接触することにより、点で接触している。このため、給紙カセット6をスライドさせる際の摩擦抵抗は極めて良好に軽減される。従って、給紙カセット6を小さな力でスライドさせることができる。また、本実施の形態では、突条6a,61を擦れさせることにより給紙カセット6をスライドさせているので、コロなどを設ける場合に比べて装置の大型化やコストアップを良好に回避することができる。
更に、突条6aは給紙カセット6の下面に、支持部材60との対向部全領域に亘って、給紙カセット6のスライド方向に沿って形成されているので、給紙カセット6のスライド時に終始均等に摩擦抵抗を軽減することができる。しかも、突条6a,61はそれぞれ給紙カセット6,支持部材60と一体成形されているので、それらを別体に取り付ける場合に比べ、製造工程を簡略化して製造コストを一層低減することができる。更に突条6a,61は同質の材料で形成されているので、強度の強い方の部材により強度の弱い方の部材が削られるといったことを防止することができ、延いては、装置の耐久性を一層向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、支持部材の構成は上記の他にも種々考えることができる。
例えば、図4に示す支持部材60では、隣接する突条61,61の間を平面状に構成しているが、図6に示すように、幅方向(支持部材60の突出方向)中央に向かって傾斜する斜面62を形成してもよい。この場合、突条61,61の間に落ちた紙粉や埃は傾斜面62に沿って下方に移動する。従って、この場合、給紙カセット6を小さな力でスライドさせられる状態を一層良好に維持することができ、しかも、紙粉や埃が幅方向の中心に集められるため傾斜面62の清掃も容易になる。
図7(A)に斜視図を、図7(B)に上面図を示す支持部材70は、支持部材60と同様の突条71を有しているが、その突条71以外の部分には下方へ貫通する穴部72が形成されている。この場合、突条71以外に落ちた紙粉や埃が穴部72を通じて装置本体の外に落下するので、給紙カセット6を小さな力でスライドさせられる状態を一層良好に維持することができ、支持部材70を清掃する手間もなくなる。
また、図8(A)に斜視図を、図8(B)に上面図を示す支持部材80のように、給紙カセット6を支持する面81を格子型の網状に構成し、その網目を穴部82としてもよい。この場合も、面81と給紙カセット6との接触面積は小さくなり、両者の間に作用する摩擦抵抗も軽減されるので、上記各実施の形態と同様に給紙カセット6を小さな力でスライドさせることができる。しかも、面81に落ちた紙粉や埃が穴部82を通じて装置本体の外に落下するので、給紙カセット6を小さな力でスライドさせられる状態を一層良好に維持することができ、支持部材80を清掃する手間もなくなる。
更に、図9(A)に斜視図を、図9(B)に右側面図を示す支持部材90のように、給紙カセット6を支持する面91を格子型の網状に構成し、その網目を下方に貫通する穴部とするのではなく、前後方向中央に向かって傾斜する傾斜面92としてもよい。この場合、網目に落ちた紙粉や埃は傾斜面92に沿って下方に移動する。従って、この場合も、給紙カセット6を小さな力でスライドさせられる状態を一層良好に維持することができ、しかも、紙粉や埃がスライド方向の中心に集められるため傾斜面92の清掃も容易になる。
支持部材の構成は、この他にも種々考えられ、図10(A)に示す支持部材100のように、給紙カセット6を支持する面101を波状に湾曲させてもよく、図10(B)に示す支持部材110のように、給紙カセット6を支持する面111は略平面状に構成し、そこに下方へ貫通する穴部112を形成してもよく、図10(C)に示す支持部材120のように、給紙カセット6を支持する面121に多数のイボ状の突起122を形成してもよい。いずれの場合も、給紙カセット6をスライドさせる際の摩擦抵抗を軽減することができる。
特に、図10(A)に示すように面101を波状に湾曲させる場合、強度を一層向上させることができる。また、給紙カセット6の突条6aも、給紙カセット6の下面を波状に湾曲させることによって構成し、両者の波の尾根同士を直交させれば、摩擦抵抗を良好に軽減しつつ強度を一層向上させることができる。
更に、支持部材を上記のように構成した場合、給紙カセット6の下面は平面状であってもよい。逆に、支持部材の給紙カセット6を支持する面を平面状に形成し、前述のように給紙カセット6の下面にのみ上記突条6aを形成することもできる。更に、給紙カセット6の支持部材との対向部を、支持部材60,70,80,90,100,110,120の給紙カセット6との対向面と同様に構成した場合、支持部材の給紙カセット6との対向面は平面状に形成することもできる。また、支持部材を給紙カセット6のスライド方向に長尺に形成すると共に、給紙カセット6との対向面に突条6aと同様の突条を形成し、給紙カセット6の支持部材との対向部は平面状、若しくは、支持部材60,70,80,90,100,110,120の給紙カセット6との対向面と同様に構成してもよい。
更に、本発明は、インクジェットプリンタ,感熱紙式ファクシミリ装置等、各種画像形成装置に適用することができる。但し、上記実施の形態のような電子写真方式の画像形成装置では、支持部材上には紙粉や埃のみならず、トナーも付着する可能性がある。このため、摩擦抵抗を軽減することにより小さな力で給紙カセット6をスライドさせられるといった前述の効果が、一層顕著に表れる。
また、本発明は、画像形成装置からシート供給装置が完全に分離した構成にも適用可能である。すなわち、シート供給装置のみが独立で存在し、それとは別体で構成されている画像形成部を有する装置に、シートを供給するような構成であってもよい。
なお、上記実施の形態において、給紙カセット6がカセットに、用紙3が被記録媒体に、給紙カセット6の支持部材60,70,80,90,100,110,120との対向部が第1の面に、支持部材60,70,80,90,100,110,120の給紙カセット6との対向面が第2の面に、突条6a,61,71、面101における波の尾根を頂点とする隆起部分、及び突起122が凸部に、給紙ローラ8が搬送手段に、感光ドラム27が感光体に、現像ローラ31が現像部に、感光ドラム27と転写ローラ30とのニップ部が転写部に、それぞれ相当する。
本発明を適用したレーザプリンタの全体構成を表す縦断面図である。 そのレーザプリンタの支持部材の配置を表す説明図である。 そのレーザプリンタの給紙カセットの構成を表す下面図である。 上記支持部材の構成を詳細に表す斜視図である。 その支持部材で上記給紙カセットを支持した状態を表す断面図である。 支持部材の変形例を表す斜視図である。 支持部材の他の変形例を表す斜視図及び上面図である。 支持部材の更に他の変形例を表す斜視図及び上面図である。 支持部材の更に他の変形例を表す斜視図及び右側面図である。 支持部材の更に他の変形例を表す斜視図である。
符号の説明
3…用紙 6…給紙カセット 6a,61,71…突条
5…記録部 7…用紙押圧板 8…給紙ローラ
9…給紙パット 13…バネ 16…スキャナユニット
17…プロセスユニット 18…定着部 27…感光ドラム
30…転写ローラ 31…現像ローラ 41…加熱ローラ
42…押圧ローラ 60,70,80,90,100,110,120…支持部材
72,82,112…穴部 62,92…傾斜面 122…突起

Claims (19)

  1. シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、
    該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、
    上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、
    を備えたシート供給装置であって、
    上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、
    上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、
    該第2の面には、上記第1の面と上記第2の面とが、平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させるための凸部が形成されたこと、
    を特徴とするシート供給装置。
  2. 上記凸部は、上記カセットのスライド方向に沿う、上記第2の面の全域に亘って形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート供給装置。
  3. 上記凸部は、上記第2の面と一体成形されていることを特徴とする請求項1または2記載のシート供給装置。
  4. 上記凸部は、上記第1の面と同質の材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート供給装置。
  5. 上記第2の面は、上記凸部が形成された部分以外では、下方に傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシート供給装置。
  6. 上記第2の面は、上記凸部が形成された部分以外では、装置本体の底面まで貫通する穴部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシート供給装置。
  7. 上記第2の面には、複数の上記凸部が形成され、
    上記第2の面が波状に湾曲することで、上記各凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシート供給装置。
  8. 上記第1の面及び上記第2の面の双方に、複数の凸部が形成され、
    上記第1の面及び上記第2の面の双方が波状に湾曲することで上記各凸部が形成され、
    上記第1の面における波の尾根と、上記第2の面における波の尾根とが、交差することを特徴とする請求項7記載のシート供給装置。
  9. 上記第1の面における波の尾根と、上記第2の面における波の尾根とが、直交することを特徴とする請求項8記載のシート供給装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のシート供給装置と、
    上記シート供給装置により供給された被記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 上記画像形成部は、
    レーザビームにより静電潜像が形成される感光体と、
    上記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像部と、
    上記現像部によって形成されたトナー像を上記被記録媒体に転写する転写部と、
    上記転写部によって転写されたトナー像を上記被記録媒体に定着させる定着部と、
    を備えることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、
    該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、
    上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、
    を備えたシート供給装置であって、
    上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、
    上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、
    上記第1の面には、上記第1の面と上記第2の面とが、平面同士で接触する場合に比べ、接触面積を低減させるための凸部が形成されたこと、
    を特徴とするシート供給装置。
  13. 上記凸部は、上記カセットのスライド方向に沿う、上記第1の面の全域に亘って形成されていることを特徴とする請求項12記載のシート供給装置。
  14. 上記凸部は、上記第1の面と一体成形されていることを特徴とする請求項12または13記載のシート供給装置。
  15. 上記凸部は、上記第2の面と同質の材料で形成されていることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載のシート供給装置。
  16. 上記第1の面には、複数の上記凸部が形成され、
    上記第1の面が波状に湾曲することで、上記各凸部が形成されていることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載のシート供給装置。
  17. シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、
    該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、
    上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、
    を備えたシート供給装置であって、
    上記カセットは、下方に向く第1の面を有し、
    上記支持部材は、上記第1の面を当接支持する第2の面を有し、
    上記第2の面には、装置本体の底面まで貫通する穴部が形成されたこと、
    を特徴とするシート供給装置。
  18. 上記第2の面が、網状に構成され、その網目が、上記穴部を構成することを特徴とする請求項17記載のシート供給装置。
  19. シート状の被記録媒体を積層して収納するカセットと、
    該カセットに収納された被記録媒体を、分離して搬送する搬送手段と、
    上記カセットをスライド可能に下方から支持する支持部材と、
    を備えたシート供給装置であって、
    上記カセットと上記支持部材とが、点または線により接触するように構成されたことを特徴とするシート供給装置。
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