JP2005289479A - 蓋機構 - Google Patents

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JP2005289479A
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Noriyuki Tsubota
紀幸 坪田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】摺動させることによってロックが外れ蓋が回動自在になり、蓋を回動することによって開くことができる長寿命の蓋機構を、簡単な構成で提供すること。
【解決手段】本体には、シャフト近傍に設けられ且つ長孔の外側平坦部に接し長孔の一端にシャフトが位置しない状態で蓋体の回動を制限する制限部と、長孔の前記一端にシャフトが位置する状態となるように蓋体を摺動する方向とは逆向きに制限部より延び、且つ長孔より遠ざかる方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部と、が設けられ、蓋体の長孔の一端の外側には、長孔の一端にシャフトが位置する状態でのシャフト軸が位置する側を内側とする曲面が形成され、傾斜部と曲面は、長孔の前記一端にシャフトが位置しない状態で蓋体を回動させると接触する位置関係にあるようにした。
【選択図】図11

Description

本発明は、蓋機構に関し、特に本体と、本体に設けられたシャフト対して長孔を介して摺動可能に設けられ且つ長孔の一端にシャフトが位置する状態で全回動可能な蓋体を有する蓋体とから成る蓋機構に関する。
摺動させることによってロックが外れ蓋が回動自在になり、蓋を回動することによって開くことができる蓋機構(特許文献1参照)が提案されている。
特開平8−329918号公報
特許文献1に開示された蓋機構では、電池蓋は、ヒンジピンがスライド溝に沿った両側2つの位置でクリック感をもってスライド位置に止められるようにするために、スライド溝にヒンジピンが止まる窪みを設けている。電池蓋がヒンジピンに対して位置決めされるのは、電池蓋を回動させる際に支障を来さないように、すなわち摺動させることによって外れるロック機構や電池蓋そのものが破損しないようにするためである。
しかしながら、特許文献1に開示された蓋機構では、クリック感をもってスライド位置に止められるようにするために設けられたスライド溝の窪みは、蓋の開閉をする度に磨耗するため、製品寿命が短いという欠点を有していた。
本発明は、摺動させることによってロックが外れ蓋が回動自在になり、蓋を回動することによって開くことができる長寿命の蓋機構を、簡単な構成で提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、本体と、本体に設けられたシャフト対して長孔を介して摺動可能に設けられ且つ長孔の一端にシャフトが位置する状態で全回動可能な蓋体を有する蓋体とから成る蓋機構において、本体には、前記シャフト近傍に設けられ且つ前記長孔の外側平坦部に接し長孔の前記一端にシャフトが位置しない状態で蓋体の回動を制限する制限部と、長孔の前記一端にシャフトが位置する状態となるように蓋体を摺動する方向とは逆向きに前記制限部より延び、且つ前記長孔より遠ざかる方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部と、が設けられ、蓋体の長孔の前記一端の外側には、長孔の前記一端にシャフトが位置する状態でのシャフト軸が位置する側を内側とする曲面が形成され、前記傾斜部と前記曲面は、長孔の前記一端にシャフトが位置しない状態で蓋体を回動させると接触する位置関係にあるようにした。
長孔の一端にシャフトが位置しない状態で蓋体を回動させることによって傾斜部と曲面と順次接し、長孔の一端とシャフトとの距離が小さくなる方向に蓋体に力が加わるので、蓋体は長孔の一端にシャフトが位置する状態に導かれる。すなわち、長孔の一端にシャフトが位置しない状態で蓋体を回動させても蓋体や本体を破損させることがない。よって、摺動させることによってロックが外れ蓋が回動自在になり、蓋を回動することによって開くことができる長寿命の蓋機構を、簡単な構成で提供することができる。
以下、本発明をデジタルカメラの電池蓋に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明の実施の形態であるデジタルカメラ本体1は、図1に示す如く、レリーズボタン2、光学ビューファインダー3、光学レンズ4、電池蓋5を有している。詳細な構造は後述するが、電池蓋5は、矢印Aの方向に摺動させた後に矢印Bの方向に回動させることにより開くことができる。
図2は電池蓋5の断面図であり、図3は電池蓋5を電池収納部側から見た平面図である。図4はデジタルカメラ本体1の電池収納部近傍を示した平面図であり、図5はその断面図である。
電池蓋5には、本体1の軸受け部1a、1bに設けられたシャフト6が挿入される長孔5b、5dが形成された回動支持部5a、5cと、先端が本体1に設けられた凹部1e、1fに係合することによって電池蓋5の摺動を規制する摺動規制部5e、5fと、本体1に設けられた係合部1g、1hに係合することによって電池蓋5の回動を規制する回動規制部5g、5hが設けられ、収納される電池(図示省略)の電極と接する端子板7が取り付けられている。なお、回動支持部5a、5cは、夫々曲面5m、5nを有しているが、詳細は後述する。
一方本体1の電池収納部1jの近傍には、軸受け部1a、1bに設けられたシャフト6に平行して制限部1kが設けられ、制限部より延びて傾斜部1m、1nが設けられている。制限部1k及び傾斜部1m、1nの機能については後述する。
図6は電池蓋5が閉じた状態を示した断面図であり、図7は電池蓋5を摺動させて長孔の一端にシャフトが位置した状態を示した断面図である。図6の状態では、電池蓋5の摺動規制部5fが本体1に設けられた凹部1fと係合することによって電池蓋5の摺動が規制され、電池蓋5の回動規制部5hが本体1に設けられた係合部1hに係合することによって電池蓋5の回動が規制されている。なお、断面図であるために図示はされていないが、電池蓋5の摺動規制部5eが本体1に設けられた凹部1eと係合することによって電池蓋5の摺動が規制され、電池蓋5の回動規制部5gが本体1に設けられた係合部1gに係合することによって電池蓋5の回動が規制されている。
そして矢印Cの方向に電池蓋5を摺動させることによって、摺動規制部5e、5fと凹部1e、1fとの係合が夫々外れると共に、回動規制部5g、5hと係合部1g、1hとの係合が夫々外れ、電池蓋5の回動が可能となる。なお、本体1に設けられた制限部1kは電池蓋5の回動支持部5a、5cに接することによって電池蓋5の摺動を案内すると共に、電池蓋5が長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置しする状態以外での回動を制限している。
図7に示した状態から矢印D方向に電池蓋5を回動させると図8に示すように電池蓋5が開く。なお、シャフト6の周囲にコイルバネを設け、本体1に対し電池蓋5を図7に示した矢印Dの回動方向に付勢することにより、回動規制部5g、5hと係合部1g、1hとの係合が外れた際に、電池蓋5が該コイルバネの力によって開くようにしてもよい。
以上は、電池蓋5の正常な開く動作を説明したが、図9に示すように、回動規制部5g、5hと係合部1g、1hとの係合は夫々外れているが、電池蓋5が長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置した状態にない状態で無理に回動させようとすると、図10に示すような状態となる。この状態では、本体1に設けられた制限部1kは電池蓋5の回動支持部5a、5cに接することによって回動が制限されているため、制限部1kと回動支持部5a、5cだけでは制限部1k又は回動支持部5a、5cを破損してしまう。
しかしながら、本体1には制限部1kより延びて傾斜部1m、1nが設けられ、電池蓋5の長孔5b、5dの一端の外側には、長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置する状態でのシャフト6の軸が位置する側を内側とする曲面5m、5nが形成されているため、長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置しない状態で電池蓋5を回動させることによって、図11に示すように傾斜部1m、1nと曲面5m、5nとが夫々曲面での接する位置を徐々に変えながら順次接することによって、長孔5b、5dとシャフト6が作用し、長孔5b、5dの一端とシャフト6との距離が小さくなる方向(矢印E)に電池蓋5に力が加わるので、長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置する状態に導かれる。そして、図7に示した状態から矢印D方向に電池蓋5を回動させた場合と同様に、最終的には図8に示すように電池蓋5が開く。すなわち、長孔5b、5dの一端にシャフト6が位置しない状態で電池蓋5を回動させても電池蓋5や本体1を破損させることがない。
なお、上述の図9、図10を用いての動作説明において、符号を用いて説明したが、図9、図10は断面図であるため、回動支持部5a、長孔5b、回動規制部5g、係合部1g、曲面5mは図示されていない。
本発明の実施例であるデジタルカメラを示した斜視図である。 実施例の要部を示す断面図である。 実施例の要部を示す平面図である。 実施例の要部を示す平面図である。 実施例の要部を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。 実施例の動作を示す断面図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
1j 電池収納部
1k 制限部
1m、1n 傾斜部
5 電池蓋
5a、5c 回動支持部
5b、5d 長孔
5m、5n 曲面
6 シャフト

Claims (2)

  1. 本体と、本体に設けられたシャフト対して長孔を介して摺動可能に設けられ且つ長孔の一端にシャフトが位置する状態で全回動可能な蓋体を有する蓋体とから成る蓋機構において、
    本体には、前記シャフト近傍に設けられ且つ前記長孔の外側平坦部に接し長孔の前記一端にシャフトが位置しない状態で蓋体の回動を制限する制限部と、長孔の前記一端にシャフトが位置する状態となるように蓋体を摺動する方向とは逆向きに前記制限部より延び、且つ前記長孔より遠ざかる方向に傾斜した傾斜面を有する傾斜部と、が設けられ、
    蓋体の長孔の前記一端の外側には、長孔の前記一端にシャフトが位置する状態でのシャフト軸が位置する側を内側とする曲面が形成され、
    前記傾斜部と前記曲面は、長孔の前記一端にシャフトが位置しない状態で蓋体を回動させると接触する位置関係にあることを特徴とする蓋機構。
  2. 前記本体はデジタルカメラであり、前記蓋体はデジタルカメラの電池収納部を覆う電池蓋であることを特徴とする請求項1記載の蓋機構。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7445861B2 (ja) 2020-02-17 2024-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓋開閉機構および蓋開閉機構を備えた電子機器

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