JP2005289226A - 車両の照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの乗降時に照明を必要なだけ点灯させ得る利便性の高い車両の照明制御システムを提供する。
【解決手段】 車両の照明制御システムにおいて、ユーザが所持する携帯機との信号の送受信によって、携帯機が車室内にあるか否かを検知する車室内検知手段と、車室内検知手段及びドアの開閉状態を検知する開閉状態検出手段から取得される情報に基づき、車室内の照明装置の点灯及び消灯を制御する照明制御手段と、を設ける。照明制御手段は、ドアが開状態になったことが検出されたときに照明装置を点灯させた後、ドアが閉状態になったことが検出されるとともに、車室内検知手段により携帯機が車室内にあることが検知された場合に、ドアの閉状態検出時から第1の所定時間経過後に照明装置を消灯させる一方、車室内検知手段により携帯機が車室内にないことが検知された場合には、ドアの閉状態検出時から第2の所定時間経過後に照明装置を消灯させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、自動車等の車両に装備される照明制御システムに関する。
従来、自動車等の車両では、ユーザ(例えば乗員)の乗降時に照明の点灯及び消灯を自動制御する上で、ドアが閉まってから照明を消灯させるまでの照明点灯時間が、制御の簡略化を図り、乗降時共に一定時間(約15秒)に設定されることが一般的であった。しかしながら、本来、このような照明点灯時間は、人間工学的な観点から、ユーザが乗車するときには長く、また、省エネルギーの観点から、降車するときには短く設定されることが望ましい。この要望に対応し得る技術として、例えば特開平8−192678号公報(特許文献1)には、車室内及び車室外のいずれからドアロックが行なわれたかを判断し、リモートキーレスシステムにおけるロック信号の受信に応じてドアロックが行なわれる場合など、ユーザが車室外からドアロックを行なう場合には、ルームランプを即時に消灯させる技術が開示されている。
特開平8−192678号公報
上記特許文献1に開示される技術では、ユーザの乗車時に、好ましい所定の点灯時間が確保されるものの、ユーザの降車時には、ドアロックが行なわれない限り、ルームランプが消灯しないため、例えばユーザがドアロックせずに車両を離れる場合には、ルームランプは無駄に点灯したままとなり、バッテリ電力が浪費されることがある。したがって、ユーザの乗降時共に照明を必要なだけ点灯させ得るように制御することが求められる。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、ユーザの乗降時に照明を必要なだけ点灯させ得る利便性の高い車両の照明制御システムを提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、車両のドアの開閉状態を検出する開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに車室内の照明装置を点灯させるように制御するための、車両に装備される照明制御システムにおいて、ユーザが所持する携帯機との信号の送受信によって、該携帯機が車室内にあるか否かを検知する車室内検知手段と、上記開閉状態検出手段及び車室内検知手段から取得される情報に基づき、上記照明装置の点灯及び消灯を制御する照明制御手段と、を有しており、該照明制御手段は、上記開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに上記照明装置を点灯させた後、該開閉状態検出手段によりドアが閉状態になったことが検出されるとともに、上記車室内検知手段により上記携帯機が車室内にあることが検知された場合に、上記ドアの閉状態検出時から第1の所定時間経過後に上記照明装置を消灯させる一方、上記車室内検知手段により上記携帯機が車室内にないことが検知された場合には、上記ドアの閉状態検出時から第2の所定時間経過後に上記照明装置を消灯させることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、上記第2の所定時間は、上記第1の所定時間よりも短いことを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、更に、上記携帯機との信号の送受信によって、該携帯機が車室外における車両からの所定のエリア内にあるか否かを検知する車室外検知手段を有しており、上記照明制御手段が、上記開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに車室内の照明装置を点灯させた後、上記開閉状態検出手段によりドアが閉状態になったことが検出されるとともに、上記車室内検知手段及び車室外検知手段により、上記携帯機が上記車室内及び上記車両からの所定のエリア内のいずれにもないことが検知された場合に、上記照明装置を即時消灯させることを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、ドア閉動作時に、ユーザが所持する携帯機との信号の送受信により携帯機が車室内にあるか否かを検知することで、ユーザの乗車に伴うドア閉動作および降車に伴うドア閉動作のいずれであるかを判断することが可能であり、ドア閉動作毎に異なる照明点灯時間を設定するようにして、照明を必要に応じて点灯させることができる。これにより、利便性の高い照明制御システムを実現することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、ユーザの乗車に伴うドア閉動作において、ドアを閉めてから比較的長い時間照明装置を点灯させることにより、夜間における乗車時の使い勝手を向上させることができ、他方、降車に伴うドア閉動作においては、ドアを閉めてから比較的短い時間で照明装置を消灯させることにより、降車時の無駄な点灯を回避することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、ユーザがドアを閉めた後に、車両から所定のエリアを越えて離れた場合に、ドア閉動作から第2の所定時間が経過していなくても照明装置を消灯させるため、バッテリ電力の浪費を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、それぞれ、本発明の実施形態に係る照明制御システムを装備した自動車を模式的に示す平面説明図および照明制御システムのシステム構成を示す説明図である。自動車Mに装備された照明制御システム1は、基本的に、スマートキーレス制御ユニット2と、照明制御ユニット10と、を有している。
スマートキーレス制御ユニット2は、外部からの信号に基づき、携帯機20が車室内外のいずれにあるかを判定する車室内外判定回路2aを備えている。このスマートキーレス制御ユニット2には、車室内にある携帯機20を検知するための車室内検知信号を送信する車室内検知アンテナ5と、車室外の所定の検知エリア(以下、車室外検知エリアという)Sにある携帯機20を検知するための車室外検知信号を送信する車室外検知アンテナ6とが信号授受可能に接続されている。また、スマートキーレス制御ユニット2には、携帯機20からの応答信号等の信号を受信する受信アンテナ3も信号授受可能に接続されている。車室外検知エリアSの大きさは、車室外検知信号の強さにより決まり、本実施形態では、車室外検知エリアSが、ドア7A,7Bの外側に半径80cm程度の半円をなすように広がっている。
なお、車室内検知信号及び車室外検知信号には、比較的狭い範囲での交信に有効なLF波(例えば、30〜300kHz程度)が用いられ、携帯機20の応答信号には、比較的広い範囲でも交信可能なUHF波(例えば、300MHz〜3GHz程度)若しくはVHF波が用いられる。受信アンテナ3,車室内検知アンテナ5及び車室外検知アンテナ6は何れも、フェライトバーにコイルを巻きつけて形成した所謂コイルアンテナとして構成されている。また、図1及び2に示す形態では、車室内検知アンテナ5,車室外検知アンテナ6及び受信アンテナ3はそれぞれ1つずつ設けられているが、これに限定されることなく、それぞれ複数設けられてもよい。
車室内外判定回路2aは、車室内検知アンテナ5及び車室外検知アンテナ6を介してそれぞれ送信された車室内検知信号及び車室外検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信されるか否かで、携帯機20が存在する位置を判定する。より詳しくは、車室内外判定回路2aは、車室内検知アンテナ5を介して送信された車室内検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信された場合、携帯機20が車室内にあると判定し、受信されなかった場合には、携帯機20が車室外にあると判定する。また、車室内外判定回路2aは、車室外検知アンテナ6を介して送信された車室外検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信された場合、携帯機20が車室外検知エリアS内にあると判定し、受信されなかった場合には、携帯機20が車室外検知エリアSの外にあると判定する。更に、車室内検知信号及び車室外検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信されなかった場合には、携帯機20が車室外検知エリアSの外側で車両から離れた位置にあると判定する。
他方、照明制御ユニット10は、ドアスイッチ8A,8Bのオンオフ状態に基づきドア7A,7Bの開閉を検知するドア開閉検出回路11と、外部から取得される情報に基づき、例えばルームランプ15a,イグニッションキー用の照明15bおよびメータ装飾用照明15c等の車室内照明15について設定されるべき点灯時間を判定する点灯時間判定回路12と、点灯時間判定回路12により判定された点灯時間だけ車室内照明15を駆動させる照明タイマ駆動回路13と、を備えている。
照明制御ユニット10とスマートキーレス制御ユニット2との間では、照明制御ユニット10内のドア開閉検出回路11が、スマートキーレス制御ユニット2内の車室内外判定回路2aに対して、ドア7A,7Bの開閉状態をあらわす情報信号を受け渡し可能に接続されている。また、照明制御ユニット10内の点灯時間判定回路12は、スマートキーレス制御ユニット2内の車室内外判定回路2aから、携帯機20の位置(車室内又は車室外検知エリアS内若しくはそれ以外のいずれか)をあらわす情報信号を授受可能に接続されている。
かかる構成を備えた照明制御システム1では、照明制御ユニット10内の点灯時間判定回路12が、ドア開閉検出回路11から取得されるドア7A,7Bの開閉状態をあらわす情報信号、及び、スマートキーレス制御ユニット2内の車室内外判定回路2aから取得される携帯機20の位置をあらわす情報信号に基づき、車室内照明15について設定されるべき点灯時間を判定し、この結果に基づき、照明タイマ駆動回路13が車室内照明15を駆動させる。
まず、スマートキーレス制御ユニット2の車室内検知アンテナ5を介して送信される車室内検知信号を用いて判定された携帯機20の位置をあらわす情報信号に基づき、点灯時間判定回路12が、車室内照明15の点灯時間を判定することで、照明制御が行なわれる場合について説明する。
図3は、車室内検知アンテナ5から送信される車室内検知信号を用いた照明制御処理についてのフローチャートである。なお、この照明制御処理は、エンジンが停止している状態、すなわち、エンジン始動を操作するイグニッションキーがオフ位置にある状態(イグニッションオフ状態)で行なわれる。この処理では、エンジン停止後、まず、ドア7A又は7Bが開いたか否かが判断される(♯1)。その結果、ドア7A又は7Bが開いていないと判断される場合には、♯1が繰り返され、他方、ドア7A又は7Bが開いたと判断される場合には、車室内照明15がオンされ、点灯させられる(♯2)。
続いて、ドア7A又は7Bが閉まったか否かが判断され(♯3)、その結果、ドア7A又は7Bが閉まっていないと判断される場合には、♯3が繰り返され、他方、ドア7A又は7Bが閉まったと判断される場合には、スマートキーレス制御ユニット2から車室内検知アンテナ5を介して車室内検知信号が送信される(♯4)。
更に、送信された車室内検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信されたか否かが判断され(♯5)、その結果、応答信号が受信されたと判断された場合には、携帯機20が車室内にあると判断され(♯6)、T1時間経過後に、車室内照明15がオフ(消灯)される(♯7)。以上で処理が終了される。
また、一方、♯5の結果、応答信号が受信されないと判断された場合には、携帯機20が車室外にあると判断され(♯8)、T2時間経過後に、車室内照明15がオフ(消灯)される(♯9)。以上で処理が終了される。
図4には、かかる照明制御処理により得られる室内照明15のタイミングチャートを示す。このチャートから明らかなように、携帯機20が車室内にある場合には、ドア7A又は7Bが閉まってからT1時間(例えば15秒)経過後に、車室内照明15が消灯させられ、他方、携帯機20が車室外にある場合には、ドア7A又は7Bが閉まってからT1時間より短いT2時間(例えば3秒)経過後に、車室内照明15が消灯させられる。
ここでは、消灯が、徐々に暗くなるように減光していき、減光し始めてから所定時間(1秒)で終了するように調整されている。なお、減光し始めてから完全に消灯するまでの時間を任意に設定可能としてもよい。
このように、既存のスマートキーレスシステムをうまく利用し、ドア7A,7Bの閉動作時に、ユーザが所持する携帯機20との信号の送受信により携帯機20が車室内又は車室外にあるかを検知することで、ユーザの乗車に伴うドア閉動作および降車に伴うドア閉動作のいずれであるかを判断することが可能であり、ドア閉動作毎に異なる車室内照明15の点灯時間を設定するようにして、照明を必要に応じて点灯させることができる。これにより、利便性の高い照明制御システム1を実現することができる。
更に、乗車に伴うドア閉動作において、ドア7A,7Bを閉めてから比較的長いT1時間車室内照明15を点灯させることで、夜間における乗車時の使い勝手を向上させることができ、他方、降車に伴うドア閉動作においては、ドアを閉めてから比較的短いT2時間で車室内照明15を消灯させることで、降車時の無駄な点灯を回避し、バッテリ電力の浪費を抑制することができる。
前述した実施形態では、車室内検知信号を用いて、携帯機20が車室外にあると判定された場合には、ドア7A又は7Bが閉まってからの車室内照明15の点灯時間T2に設定されたが、車室内検知信号に加えて、車室外検出信号を用いることで一層積極的に車室内照明15を消灯させ、無駄な点灯をなくすることが可能である。続いて、スマートキーレス制御ユニット2の車室内検知アンテナ5及び車室外検知アンテナ6を介して送信される車室内検知信号及び車室外検知信号を用いて判定された携帯機20の位置をあらわす情報信号に基づき、点灯時間判定回路12が、車室内照明15の点灯時間を判定することで、照明制御が行なわれる場合について説明する。
図5は、かかる車室内検知信号及び車室外検知信号を用いた照明制御処理についてのフローチャートである。なお、この照明制御処理は、図3に示す処理と同様に、イグニッションオフ状態で行なわれる。この処理では、エンジン停止後、まず、ドア7A又は7Bが開いたか否かが判断される(♯11)。その結果、ドア7A又は7Bが開いていないと判断される場合には、♯11が繰り返され、他方、ドア7A又は7Bが開いたと判断される場合には、車室内照明15がオンされ、点灯させられる(♯12)。
続いて、ドア7A又は7Bが閉まったか否かが判断され(♯13)、その結果、ドア7A又は7Bが閉まっていないと判断される場合には、♯13が繰り返され、他方、ドア7A又は7Bが閉まったと判断される場合には、スマートキーレス制御ユニット2から車室内検知アンテナ5を介して車室内検知信号が送信される(♯14)。
更に、送信された車室内検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信されたか否かが判断され(♯15)、その結果、応答信号が受信されたと判断された場合には、携帯機20が車室内にあると判断され(♯20)、T1時間経過後に、車室内照明15がオフ(消灯)される(♯21)。以上で処理が終了される。
また、一方、♯15の結果、応答信号が受信されないと判断された場合には、引き続き、スマートキーレス制御ユニット2から車室外検知アンテナ6を介して車室外検知信号が送信される(♯16)。その後、送信された車室外検知信号に応じて、携帯機20からの応答信号が受信アンテナ3で受信されたか否かが判断され(♯17)、その結果、応答信号が受信されたと判断された場合には、携帯機20が車室外検知エリア(図1中の符号S)内にあると判断され(♯22)、T2時間経過後に、車室内照明15がオフ(消灯)される(♯23)。以上で処理が終了される。
他方、♯17の結果、送信された車室外検知信号に応じて、応答信号が受信されないと判断された場合には、携帯機20が車室外検知エリアS外にあると判断され(♯18)、車室内照明15が即時にオフ(消灯)される(♯19)。以上で処理が終了される。
図6には、かかる照明制御処理により得られる室内照明15のタイミングチャートを示す。このチャートから明らかなように、携帯機20が車室内にある場合には、ドア7A又は7Bが閉まってからT1時間(例えば15秒)経過後に、車室内照明15が消灯させられ、また、携帯機20が車室外検知エリアSにある場合には、ドア7A又は7Bが閉まってからT1時間より短いT2時間(例えば3秒)経過後に、車室内照明15が消灯させられる。更に、ドア7A又は7Bが閉まってからT2時間より短いT3時間経過後に携帯機20が車室外検知エリアS外に移動した場合には、即時に車室内照明15が消灯させられる。なお、T3時間がT2時間以上である場合には、実質的に、かかる照明制御処理の効果はあらわれず、T2時間経過後に、車室内照明15が消灯させられる。
このように、スマートキーレス制御ユニット2から車室内検知アンテナ5及び車室外検知アンテナ6を介して車室内検知信号及び車室外検出信号を送信し、車室内および車室外検出エリアS内に携帯機20がなければ、車室内照明15を即時消灯させることにより、ユーザがドアを閉めた後、車両から所定のエリアを越えて離れた場合に、ドア閉動作からT2時間が経過していなくても車室内照明15が消灯するため、バッテリ電力の浪費を抑制することができる。
最後に、車室内照明15の点灯時間T1及びT2を携帯機20から任意に設定可能とする構成について説明する。図8は、携帯機20の構成を概略的に示す説明図である。この携帯機20を用いれば、それが車室外検知エリアSにあるかないかにかかわらず、ユーザはドア7A,7Bのロック/アンロックを任意に指示することができる。このため、携帯機20は、ドア7A,7Bのロックを指示するための押込み可能なロックスイッチ(図中の「ロックSW」)21と、ドア7A,7Bのアンロックを指示するための押込み可能なロックスイッチ(図中の「アンロックSW」)22と、を有している。
また、携帯機20は、ロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の押込み回数や押込み方(同時押込み又は所定時間以上の押込みなど)を判定するロック/アンロック判定回路23と、ロック/アンロック判定回路23により判定されたロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の押込み回数や押込み方に基づき決定される送信コマンドの種類を判定する送信コマンド判定回路24と、を有している。
更に、携帯機20は、スマートキーレス制御ユニット2から車室内検知アンテナ5又は車室外検知アンテナ6を介して送信されてくる検知信号を受信する車両側電波受信回路25と、送信コマンド判定回路24からの指示に従い、ロック信号,アンロック信号,スマートキーレス制御ユニット2からの検知信号に対する応答信号を送信する電波発信回路26と、を有している。
かかる構成を備えた携帯機20対応して、照明制御システム1は、図8に示すシステム構成を有している。なお、図8では、図2に示した構成と同様の構成については同一の符号を付し、それ以上の説明を省略する。この照明制御システム1におけるスマートキーレス制御ユニット2は、車室内外判定回路2aに加え、携帯機20から送信されてくる信号に基づき、携帯機20側のロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の押込み回数及び押込み方を判定するロック/アンロック判定回路2bを有している。
また、照明制御ユニット10は、図2に示した構成に加え、点灯時間設定回路31を有している。この点灯時間設定回路31は、ロック/アンロック判定回路2bから取得された情報に基づき、T1時間設定モード及びT2時間設定モードのいずれかの選択、および、T1時間及びT2時間の設定等を行なう。更に、設定中の設定モードや点灯時間を視覚的に確認することができるように、点灯時間設定回路31から取得される情報信号に基づき、携帯機20のロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の押込み回数や設定モードを表示する表示器33が設けられている。
図9は、携帯機20を用いた車室内照明15の点灯時間の設定処理についてのフローチャートである。この処理では、まず、ドア7A又は7Bが開いたか否かが判断される(♯31)。その結果、ドア7A又は7Bが開いていないと判断される場合には、♯31が繰り返され、他方、ドア7A又は7Bが開いたと判断される場合には、引き続き、携帯機20側でのロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の所定時間(例えば3秒)以上の同時押込み(オン)が検知されたか否かが判断される(♯32)。
♯32の結果、同時押込みが検知されていないと判断された場合には、♯31へ戻り、それ以降のステップが繰り返され、他方、同時押込みが検知されたと判断された場合には、引き続き、同時押込み検知後に、アンロックスイッチ22の押込み(オン)が検知されたか否かが判断される(♯33)。
♯33の結果、アンロックスイッチ22が押し込まれたと判断された場合には、T1時間設定モードがセットされ(♯34)、他方、アンロックスイッチ22が押し込まれていないと判断された場合には、引き続き、ロックスイッチ21の押込み(オン)が検知されたか否かが判断される(♯37)。
♯34でT1時間設定モードがセットされた後、引き続き、アンロックスイッチ22が押し込まれた回数(オン回数)がカウントされる(♯35)。その後、カウントされたオン回数分の秒数がT1時間として設定される(♯36)。以上で処理が終了される。
また、♯37の結果、ロックスイッチ21が押し込まれたと判断された場合には、T2時間設定モードがセットされ(♯38)、他方、ロックスイッチ21が押し込まれていないと判断された場合には、♯33に戻り、それ以降のステップが繰り返される。♯38でT2時間設定モードがセットされた後、引き続き、ロックスイッチ21が押し込まれた回数(オン回数)がカウントされる(♯39)。その後、カウントされたオン回数分の秒数がT2時間として設定される(♯40)。以上で処理が終了される。
本実施形態では、携帯機20を用いて点灯時間の設定が行なわれる場合を例に取り上げたが、これに限定されることなく、点灯時間の設定を、自動車Mに搭載される照明制御ユニット10側で行なうようにしてもよい。また、設定中の点灯時間を確認する手段としては、表示器31に限らず、ロックスイッチ21及びアンロックスイッチ22の押込みに応じて信号音を発するようにしてもよい。
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、前述した実施の形態では、車室内照明15としては、ルームランプ15a,イグニッションキー用の照明15bおよびメータ装飾用照明15cが示されるが、本願発明は、これらに限定されることなく、車室内にあるものであればいかなる照明にも適用可能である。また、前述した実施の形態では、車室内照明15としては、ルームランプ15a,イグニッションキー用の照明15bおよびメータ装飾用照明15cが同様に照明制御されたが、例えば各照明に対して異なるT1及びT2時間を設定するなど、各照明を個々に制御することも可能である。
本発明の実施形態に係る自動車に装備される照明制御システムを概略的にあらわす図である。 上記照明制御システムのシステム構成を概略的に示す説明図である。 上記照明制御システムによる車室内検知信号を用いた照明制御処理についてのフローチャートである。 上記照明制御システムにより車室内検知信号を用いて制御される室内照明のタイミングチャートである。 上記照明制御システムによる車室内検知信号及び車室外検知信号を用いた照明制御処理についてのフローチャートである。 上記照明制御システムにより車室内検知信号及び車室外検知信号を用いて制御される室内照明のタイミングチャートである。 ユーザによる照明点灯時間の任意設定を可能とする照明制御システムのシステム構成を概略的に示す説明図である。 携帯機の基本構成を示す説明図である。 上記携帯機を用いた照明点灯時間の設定処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1…照明制御システム
2…スマートキーレス制御ユニット
2a…車室内外判定回路
2b…ロック/アンロック判定回路
3…受信アンテナ
5…車室内検知アンテナ
6…車室外検知アンテナ
8A,8B…ドアスイッチ
10…照明制御ユニット
11…ドア開閉検出回路
12…点灯時間判定回路
13…照明タイマ駆動回路
15…車室内照明
20…携帯機
21…ロックスイッチ
22…アンロックスイッチ
M…自動車
S…車室外検知エリア

Claims (3)

  1. 車両のドアの開閉状態を検出する開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに車室内の照明装置を点灯させるように制御するための、車両に装備される照明制御システムにおいて、
    ユーザが所持する携帯機との信号の送受信によって、該携帯機が車室内にあるか否かを検知する車室内検知手段と、
    上記開閉状態検出手段及び車室内検知手段から取得される情報に基づき、上記照明装置の点灯及び消灯を制御する照明制御手段と、を有しており、
    上記照明制御手段は、上記開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに上記照明装置を点灯させた後、該開閉状態検出手段によりドアが閉状態になったことが検出されるとともに、上記車室内検知手段により上記携帯機が車室内にあることが検知された場合に、上記ドアの閉状態検出時から第1の所定時間経過後に上記照明装置を消灯させる一方、上記車室内検知手段により上記携帯機が車室内にないことが検知された場合には、上記ドアの閉状態検出時から第2の所定時間経過後に上記照明装置を消灯させることを特徴とする車両の照明制御システム。
  2. 上記第2の所定時間は、上記第1の所定時間よりも短いことを特徴とする請求項1記載の車両の照明制御システム。
  3. 更に、上記携帯機との信号の送受信によって、該携帯機が車室外における車両からの所定のエリア内にあるか否かを検知する車室外検知手段を有しており、
    上記照明制御手段が、上記開閉状態検出手段によりドアが開状態になったことが検出されたときに車室内の照明装置を点灯させた後、上記開閉状態検出手段によりドアが閉状態になったことが検出されるとともに、上記車室内検知手段及び車室外検知手段により、上記携帯機が上記車室内及び上記車両からの所定のエリア内のいずれにもないことが検知された場合に、上記照明装置を即時消灯させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の照明制御システム。
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