JP2005288652A - 隠蔽シート用カッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 刃でけがをしないようにする。
【解決手段】 隠蔽シート4aを巻いたロール4を保持する一対の挟持片2と、この挟持片に一体的に設けるとともに、上記挟持片で挟持されたロールの軸心に平行にしたケーシング1と、このケーシングに摺動自在に組み込んだ保持体7と、この保持体に保持させた刃6と、上記保持体をケーシングの内方に押し込む方向に勢力を付与するバネ部材16と、上記ケーシング内で上記刃と平行な方向に摺動可能にした押出部材10と、押出部材の上記平行方向への移動にともなって、保持体を上記刃とは直交する方向に移動させるためのカム部とを備え、通常は、バネ部材のバネ力の作用で、保持体がケーシング内に位置して保持体に保持した刃をケーシング内に収納し、上記押出部材の移動にともなって保持体が移動して刃をケーシングから露出させる構成にした。
【選択図】 図4

Description

この発明は、養生用シートあるいはマスキング用シート等の隠蔽シートをカットするためのカッターに関する。
この種のカッターとして、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この従来のカッターは、円筒状のホルダーにマスキング用シートを巻いたロールを入れるとともに、そのロールの先端をホルダーに形成した引き出し口から引き出すようにしている。そして、この引き出し口には刃を露出させておき、引き出したシートをこの刃でカットするようにしている。
実公平4−003959号公報
上記のようにした従来のカッターでは、その刃が常時露出しているので、危険性が高いという問題があった。
この発明の目的は、シートをカットする機能を損なうことなく、常に安全な隠蔽シート用カッターを提供することである。
第1の発明は、隠蔽シートを巻いたロールを保持する一対の挟持片と、この挟持片に一体的に設けるとともに、上記挟持片で挟持されたロールの軸心に平行にしたケーシングと、このケーシングに摺動自在に組み込んだ保持体と、この保持体に保持させた刃と、上記保持体をケーシングの内方に押し込む方向に勢力を付与するバネ部材と、上記ケーシング内で上記刃と平行な方向に摺動可能にした押出部材と、押出部材の上記平行方向への移動にともなって、保持体を上記刃とは直交する方向に移動させるためのカム部とを備え、通常は、バネ部材のバネ力の作用で、保持体がケーシング内に位置して保持体に保持した刃をケーシング内に収納し、上記押出部材の移動にともなって保持体が移動して刃をケーシングから露出させる構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、上記押出部材に押し部を設けるとともに、この押し部を上記ケーシングの側面であって、挟持片で挟持されたロールの軸心と平行になる方向に突出させた点に特徴を有する。
第1の発明によれば、通常は、刃をケーシング内に収納し、必要に応じて刃を露出させることができるので、従来のように露出した刃によって人がけがをすることもなくなる。
しかも、刃が必要なときには、押出部材を移動して当該刃をケーシングから露出させることができるので、シートをカットする機能も損なわれることがない。
第2の発明によれば、押出部材を移動させるための押し部を、ケーシングの側面であって、挟持片で挟持されたロールの軸心と平行になる方向に突出させたので、ケーシングの両サイドを手で握ったとき、親指などでこの押し部を押し込むことができる。したがって、隠蔽シートをカットするときの作業性が極めて良くなる。
図示の実施形態において、ケーシング1には、一対の挟持片2,2を一体に設けるとともに、これら挟持片2,2の先端であって、互いに対向する側面に支持突部3,3を設けている。そして、この支持突部3,3を隠蔽シート4aのロール4の芯孔内に挿入することによって、ロール4を挟持片2,2の先端間で回転自在に保持するものである。
また、上記ケーシング1には、図3に示すように、支持突部3,3の中心を貫く軸線に対して平行にした収納部5を設けるとともに、この収納部5に、刃6を保持した保持体7を摺動自在に組み込むものである。そして、上記収納部5は、直方体形状にしてその一方を開口5aとするとともに、この収納部5には、支持突部3,3の上記軸線と対向する側面にスリット5bを形成している。
一方、保持体7は、図4に示すように、その一側に斜面8を形成するとともに、その中央部分には、バネ組み入れ穴9を、刃6の刃先に直交する方向に形成している。そして、収納部5内において上記保持体7に隣接して押出部材10を組み込んでいるが、この押出部材10には斜面11を形成し、この斜面11を前記保持体7の斜面8と接触させるとともに、これら両斜面8,11が相まってこの発明のカム部を構成している。
また、上記押出部材10には、棒状の押し部12を設けているが、この押し部12は、収納部5の側面外方であって、挟持片2,2で挟持されたロール4の軸心と平行になる方向に突出させている。このように収納部5から突出させた押し部12には、その先端に設けた頭部12aと収納部5の側面との間にスプリング13を介在させ、通常は、上記押出部材10が、収納部5内において保持体7とは反対側面に圧接するようにしている。
そして、押出部材10を、上記のように収納部5内で保持体7とは反対側面に圧接させ、かつ、斜面8,11が接触した状態では、斜面8と反対側における保持体7の側面が収納部5の側壁に接触するとともに、バネ組み入れ穴9と上記スリット5bとが重なり合う状態で対応する関係にしている。
上記のように互いに対応したスリット5bおよびバネ組み入れ穴9部分には、図3に示すように、ネジ14でケーシング1に固定したばね受け部材15を組み付けている。すなわち、このばね受け部材15には、受け部15aを設けるとともに、この受け部15aとは反対側面にネジ止め凸部15bを形成し、ケーシング1の外方から挿入した上記ネジ14をこのネジ止め凸部15bまで貫通させて、当該ばね受け部材15をケーシング1に固定している。このようにしたばね受け部材15は、図3からも明らかなように、その受け部15aを上記スリット5bおよびバネ組み入れ穴9内に臨ませている。
そして、上記ばね受け部材15に設けた受け部15aと、保持体7のバネ組み入れ穴9の端部9aとの間にバネ部材16を介在させている。このようにしたバネ部材16は、保持体7に対してそれを収納部5内に押し込む方向のバネ力を付与するものである。
次に、この実施形態の作用を説明する。
図1に示すように、挟持片2,2で挟持したロール4から隠蔽シート4aを所望の長さに引き出したら、押し部12の頭部12aを、親指などを使って、スプリング13に抗して押し込む。押し部12が押し込まれれば、押出部材10が刃先と平行な方向にスライドする。このとき斜面8,11からなるカム部の機能により、上記押出部材10の移動する力が、保持体7を、刃先と直交する方向に移動させる力となる。刃先と直交する方向とは、すなわち刃6を収納部5から露出させる方向である(図4参照)。これによって、保持体7はバネ部材16に抗して移動し、刃6の刃先を収納部5の開口5aから露出させる。このようにして露出した刃6で、上記のように引き出した隠蔽シート4aをカットする(図3参照)。
隠蔽シート4aをカットし終わったら、押し部12に作用させていた押圧力を開放する。押し部12が開放されれば、押し部12はスプリング13の作用で図4に示す位置に復帰するとともに、保持体7もバネ部材16のバネ力で図4に示す位置、すなわち刃先を収納部5に収納させた位置に復帰する。
上記のようにこの実施形態では、押し部12を押し込んで、押出部材10を移動させれば、保持体7の移動にともなって、刃6が収納部5から押し出される。また、押し部12の押圧力を開放すれば、刃6が収納部5に自動的に収納されることになる。逆の言い方をすれば、刃6を必要とするときに、作業者が意識的にその刃6を押し出さない限り、刃6は収納部5内に収まった状態を保つ。したがって、刃6を使用しない状態のときに、その刃6でけがをするようなことがなくなる。
この発明の実施形態の斜視図である。 図1の状態からロールとばね受け部材を取り外した状態の斜視図である。 図1のIII-III線断面図である。 図3のIV-IV線断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 挟持片
4 ロール
4a 隠蔽シート
6 刃
7 保持体
10 押出部材
12 押し部
16 バネ部材

Claims (2)

  1. 隠蔽シートを巻いたロールを保持する一対の挟持片と、この挟持片に一体的に設けるとともに、上記挟持片で挟持されたロールの軸心に平行にしたケーシングと、このケーシングに摺動自在に組み込んだ保持体と、この保持体に保持させた刃と、上記保持体をケーシングの内方に押し込む方向に勢力を付与するバネ部材と、上記ケーシング内で上記刃と平行な方向に摺動可能にした押出部材と、押出部材の上記平行方向への移動にともなって、保持体を上記刃とは直交する方向に移動させるためのカム部とを備え、通常は、バネ部材のバネ力の作用で、保持体がケーシング内に位置して保持体に保持した刃をケーシング内に収納し、上記押出部材の移動にともなって保持体が移動して刃をケーシングから露出させる構成にした隠蔽シート用カッター。
  2. 上記押出部材に押し部を設けるとともに、この押し部を上記ケーシングの側面であって、挟持片で挟持されたロールの軸心と平行になる方向に突出させた請求項1記載の隠蔽シート用カッター。
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