JP2005288572A - 水切り機構を有するオーバーハング方式CMPin−situモニター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被研磨基板をオーバーハング方式で研磨するとき、研磨表面の光学的計測を円滑かつ高精度で計測できるin−situモニターが可能なCMP装置を提供する。
【解決手段】 基板保持機構と、研磨パッドを貼付した研磨テーブルとを備え、研磨液を介在させた状態で、研磨テーブルと被研磨基板とを、相対移動させることにより、被研磨基板を研磨するCMP研磨装置で、被研磨基板を研磨テーブルからその周囲へ張り出すオーバーハングさせ、研磨パッド貼付研磨テーブルの側部に配設したノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドを配設したin−situモニター装置において、被研磨基板の研磨表面をノッチセンシング及び画像認識させる位置に、研磨表面を純水で洗浄する純水供給管を備え、ノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドの近傍に、該洗浄水を吸引により除去する水切り機構を備えることを特徴とするCMP in−situモニター装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水切り機構を有するオーバーハング方式CMP(化学機械研磨)装置のin−situモニター装置に関し、例えば、ULSIなどの半導体デバイスを製造する方法において、半導体ウエハの被研磨面を均等にかつ精密に平坦研磨を行うために、研磨液成分の変動を防止できるCMP装置による半導体ウエハの研磨状態のin−situモニター装置に関する。
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に線幅が0.5μm以下の光リソグラフィの場合、許容される焦点深度が浅くなるためステッパーの結像面の平坦度を必要とする。そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の一手段として研磨装置により研磨することが広く行われている。
従来、この種の研磨装置は、上面に研磨布を貼付して研磨面を構成するターンテーブルと、基板の被研磨面をターンテーブルに向けて基板を保持するトップリングとを有し、これらをそれぞれ自転させながらトップリングにより基板を一定の圧力でターンテーブルに押し付け、砥液を供給しつつ基板の被研磨面を平坦に研磨している。
従来のCMP装置を、図5に示す。図5は概略側面図であり、20は研磨テーブルと呼ばれるターンテーブルであり、21は研磨パッドであり、17はウエハ、16はウエハ17を保持するための研磨ヘッド、18は研磨液供給部である。このCMP装置は、ウエハの被研磨面に荷重Pを加えながら研磨テーブル20と研磨ヘッド16に各々回転運動101、100を与え、更に揺動102を加える。このようにして、ウエハ17と研磨パッド21との間に相対運動が与えられると共に、研磨液19をウエハ17と研磨パッド21との間に供給すると、ウエハ17は、研磨液19と研磨パッド21の作用により研磨される。
砥液は、例えばアルカリ溶液に微粒子からなる砥粒を懸濁したものを用い、アルカリによる化学的研磨作用と、砥粒による機械的研磨作用との複合作用によって半導体ウエハ17を研磨する。
この種の研磨装置には、被研磨基板の研磨時に、研磨テーブルと被研磨基板との相対移動により、被研磨基板の一部を一時的に又は常時、研磨テーブルからその周囲へはみ出させる、オーバーハング方式と称せられるCMP装置がある。
一方、被研磨基板の表面状態を直接光学的に計測して研磨状態をモニターしたり、研磨終点検出を行う研磨装置が考案されている。この研磨装置、すなわち、オーバーハング方式のCMP装置は、図4に示すように、研磨テーブル1の周囲(図4においては右側)へはみ出た研磨ヘッドのトップリング2に保持された被研磨基板、例えば半導体ウエハ3の下方で、研磨テーブル1の側部(図4においては右側)に配設した光学ヘッド5及びノッチセンサ6を有する光学測定装置からウエハ3の被研磨面にプローブ光を照射し、反射光を反射光検出器(光検出部)(図示せず)で検出して、その強度変化やスペクトル分布から研磨状態のモニターや研磨終点検出を行うものである。なお、7は純水供給管である。
このような研磨装置によれば、メタルCMPのように研磨終点近傍で摩擦抵抗が大きく変化するCMPプロセスに限定されなく、メタルCMPやSTI−CMPのみならず層間絶縁膜CMPのようにストッパを用いないCMPプロセスに対しても、研磨状態のモニターのみならず研磨終点検出を行うことが可能である。また、この方法で検出される情報は被研磨基板全体の平均化された情報ではなく、プローブ光が照射するスポット領域の情報であることが特徴である。
上記構成の研磨装置には、被研磨面の表面状態を光学的に測定する光学測定部が設けられており、この光学測定部は研磨加工中に被研磨面の特定位置の表面状態を測定する。ここで、「被研磨面の特定位置」とは、被研磨面上に特定される所定の位置をいい、例えば上述した半導体ウエハの例においては、ウエハ面上における特定のダイ領域内における特定のパターン位置、あるいはダイ領域外に設けた特定の基準領域等をいう。本発明の構成によれば、光学測定部が常に被研磨面上の特定位置の表面状態を測定するため、被研磨面の表面状態の変化を的確に捉えることができ、従って、研磨加工中に高精度に表面状態のモニター及び研磨終了点が判定可能になる。
上記構成の研磨装置では、光学測定部はプローブ光によって検出される特定指標の検出信号に基づいて、被研磨面における特定位置の表面状態を測定するように構成されている。
ここで、「研磨対象物に形成された特定指標」とは、例えば、半導体ウエハにおけるオリエンテーションフラット(Orientation flat)やノッチ(Notch)、アライメントマーク(Alignment mark)等の指標をいい、ダイ領域外に新たに設けた位置検出用の指標(例えば光学反射領域等)であっても良い。
そして、光学ヘッド4はノッチ以外の指標やウエハ表面の様々なパターンの画像認識を行い、ノッチセンサ5はウエハ表面に生じた切り込みなどのノッチのモニターを行う。
本発明は、前記した図4に示すオーバーハング方式のCMPモニター装置の改良を意図するものである。
ところで、上記した図4に示すモニター装置では、ウエハをオーバーハングさせた状態で、ノッチセンシング及び画像認識させる際に、光学的計測を円滑に行い、かつ高精度の研磨表面の計測を行うために、純水供給ノズル7から噴出する純水によりウエハ表面を洗浄し、研磨剤成分を除去しているために、洗浄用純水がパッド上に持ち込まれることにより、研磨液成分の組成比が変動し、ウエハの研磨表面上とパッド上とで研磨液の成分状態が異なることにより、それに伴って研磨レートが変動し、その結果均等な研磨が行われなくなるという問題点があった。
本発明は、このような従来の事情よりなされたものであり、被研磨基板をオーバーハング方式のCMP装置で研磨するとき、研磨表面の光学的計測を円滑かつ高精度で計測するために、たとえ研磨表面を純水で洗浄しても被研磨基板の研磨表面とパッド上で、研磨液中の研磨剤成分の組成が同一に維持され、研磨レートに変動を生じなく、in−situモニターが可能なオーバーハング方式CMP装置を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記の目的を達成するために鋭意研究を行い、研磨液を研磨テーブルの研磨パッドの近傍の被研磨基板の研磨表面に吹き付ける供給ノズルを設けるとともに、光学測定装置及び/又はノッチセンサの回転方向に関して前方に純水の供給ノズルを設け、この研磨液供給ノズルの近傍かつ被研磨基板の回転方向について前記研磨液供給ノズルの前方の位置に、気液吸引口を配設し、さらに必要により窒素又はドライエアーの供給ノズルを配設することにより、被研磨基板の研磨表面の洗浄用純水がパッド上に持ち込まれることが効率的に防止され、その結果研磨表面の高精度の光学的計測が円滑に行えるだけでなく、研磨レートの変動が生じなく、均等な研磨が行えることを見出し、かかる知見に基づいて本発明に到達した。
すなわち、本発明は次の手段によって上記の課題を解決した。
(1)被研磨基板を保持する基板保持機構と、研磨パッドを貼付した研磨テーブルとを備え、前記研磨パッドと前記被研磨基板との間に研磨液を介在させた状態で、前記研磨テーブルと前記被研磨基板とを、相対移動させることにより、前記被研磨基板を研磨するCMP研磨装置で、前記被研磨基板を前記研磨テーブルからその周囲へ張り出すオーバーハングさせ、前記研磨パッド貼付研磨テーブルの側部に配設したノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドにより被研磨基板の研磨状況をモニターするin−situモニター装置において、被研磨基板の研磨表面をノッチセンシング及び画像認識させる前に通る位置に、研磨表面を純水で洗浄する純水供給管を備え、被研磨基板の研磨表面をノッチセンシング及び画像認識させた後に通る位置で、ノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドの近傍に、該洗浄水を吸引により除去する水切り機構を備えることを特徴とするCMP in−situモニター装置。
(2)該洗浄水を窒素又はドライエアーにより吹き飛ばしにより除去する水切り機構を備えることを特徴とする前記(1)記載のCMP in−situモニター装置。
(3)前記水切り機構の後に被研磨基板の研磨表面に研磨液を供給する装置を設けたことを特徴とする前記(1)又は(2)記載のCMP in−situモニター装置。
本発明は、オーバーハング方式のCMP装置による被研磨基板の研磨表面の研磨状態をモニターする場合に、前記表面の研磨状態を光学測定装置で計測する際に、研磨表面上に付着している研磨剤成分を純水で洗浄除去しているので、ノッチセンシング及び画像認識が円滑かつ高精度で行えるだけでなく、研磨表面上に付着した水分を窒素ガス又はドライエアーで吹き飛ばすとともに減圧吸引して除去するので、研磨表面上に付着した水分が被研磨基板の回転により研磨パッド上に持ち込まれ、研磨パッド上で研磨液が希釈され、研磨剤成分の組成比が変動低下することが十分に防止され、その結果研磨液の変動により研磨レートが変動することを十分に防止できて、均等な研磨がCMP工程を通じて行えるという優れた効果を奏することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態により何等制限されるものではない。
図1は、本発明の水切り機構を有するオーバーハング方式CMP in−situモニター装置の一実施形態を説明する要部断面図である。
図1において、1は上面に研磨パッド4が貼り付けられた研磨テーブルであり、3はウエハ、2はウエハ3を保持するための研磨ヘッドのトップリング、5は光学ヘッド、6はノッチセンサ、7は洗浄用純水供給管、8は研磨液供給管、9は水分吹き飛ばし用気体供給管、10は水分除去用吸引管、11は気水分離槽、12は真空排気管である。なお、図1はウエハ3の回転方向が矢印で示すように、図面上で右側から左側へ(すなわち、時計回りに)回転する場合の断面図である。
ウエハ3が図面上で左側から右側へ(すなわち、時計回りに)回転する場合は、上記の符号7〜10で示された部品が光学センサ5及びノッチセンサ6を含む光学測定装置の反対側(図面上では右側)に、それぞれの先端が位置するように配置、構成される。なお、右側から左側へ(反時計回りに)回転する場合の配置については、簡略化のために図示省略する。なお、ウエハ3の揺動による左右方向への移動、すなわちオーバーハング量が大小する場合は、上記の部品の配置位置には変更の必要がない。
図2は、図1で示した本発明のCMP in−situモニター装置の一実施形態を説明する概略平面図である。図2に示すように、ノッチセンサ6、純水供給管7、及び光学センサ5が研磨テーブル1の周囲に配置され、水分除去用吸引管10が光学センサ5の隣及び研磨テーブル1の近くに配置されている。
ここで、配置順に各部材の構造などを説明すると、ノッチセンサ6は、そのセンサ周囲の上流側にノッチセンサのための純水供給孔が一体に設けられている。次の水分除去用吸引管10aはテーブルに純水が行かないようにブロックしている。純水供給管7bは光学ヘッド5のために純水を供給する。光学ヘッド5は、その周囲の上流側に光学ヘッドのための純水供給孔が一体に設けられている。水分除去用吸引管10bは、光学ヘッドを通過した部分の純水が研磨液供給管8に行かないようにブロックしている(研磨液が希釈されないように)。研磨液供給管8は、研磨液が研磨テーブル上にウエハを伝わって導入される位置に配置されている。なお、図2に気体供給管9aが示されているが、実際にはほとんど配置されないものであって、そこから供給する気体によって水を強く吹き飛ばすと、パーチクル発生の原因となって好ましくないので、水分除去用吸引管で純水を吸引除去する際に、その吸引除去を助長する程度の作用でならば使用することができる。
本発明における水分除去の作用は、2通りあり、その第1はノッチサンサ6の上流側に配置するものであって、第2は光学センサの後に配置するものである。第1の場合は、純水供給管7aは被研磨基板の表面洗浄をするための純水を供給し、気体供給管9a又は水分除去用吸引管10cによって汚れを洗浄水ごと除去される。また、第2の場合は、水分除去用吸引管10bは、前記したように、光学ヘッドを通過した部分の純水が研磨液供給管8に行かないようにブロックしている。
これらの水分除去用吸引管は、その配置個所の違いによって作用が多少異なっており、10aの場合は減圧吸引により余分な水分をテーブル上に持ち込むのを防止するようにするものであり、また10bの場合は、研磨液供給管8の前に配置する関係で、研磨液の供給が行われない時には、余分な水分をテーブル上に持ち込むのを防止するようにする機能を有するが、研磨液の供給が行われる際には、研磨液を純水で薄めない効果も付加されるものである。10cの場合は、汚れが次に持ち込まない作用を有する。
前記したノッチセンサ6や光学センサ5においてその周囲に純水供給孔6a、5aを設けるのは、図3に示すように、反射光測定時に、ウエハ4とノッチセンサ6の間、あるいはウエハ4と光学センサ5の間を純水で満たすためである。純水により純水層22が形成され、測定精度を高めることができる。
このCMP装置は、図4で説明したものと同様に、ウエハ3の被研磨面に荷重を加えながら研磨テーブル1と研磨ヘッドのトップリング2にそれぞれ回転運動を与え、更に図1では左右方向に揺動を加えるように構成されている。このようにして、ウエハ3と研磨パッド4との間に相対運動が与えられるとともに、研磨テーブル1の近傍に設置された研磨液供給管8の先端のノズルからウエハ3の研磨面に向かって、ウエハ3と研磨テーブル1上に貼り付けられた研摩パッド4との間に供給するように研磨液13を噴出し、ウエハ3を研磨液と研磨パッド4との化学的及び機械的な作用により研磨するようになされている。
なお、図5で示したのと同様に研磨液をウエハ3の周縁部の研磨パッド上に添加、供給することもできるが、ウエハ3の研磨表面上へ研磨液を噴出塗布する方が、研磨液の有効利用、装置の構成及びメンテナンスの面から有利である。
このようにして研磨を行うとともに、図1に示すように研磨テーブル1の側部に配設した光学測定装置の光学ヘッド5及びノッチセンサ6からウエハ3の被研磨面にプローブ光を照射し、反射光を反射光検出部(図示省略)で検出して、その強度変化やスペクトル分布から研磨状態のモニターを行う。
このとき、ウエハ3の被研磨面の研磨状態の高い精度の計測の邪魔になる研磨表面上の研磨剤成分を、洗浄用純水供給管7の先端から噴出させた純水により除去してから、ノッチセンシング及び画像認識を行えば、高精度で研磨表面の研磨状態をモニターすることができる。
しかしながら、研磨表面に水分が付着したまま研磨工程を継続すると、研磨表面に付着した水分がウエハ3の回転によってパッド上に持ち込まれ、パット上に存在する研磨液が希釈され、研磨液の組成が低下変動し、その結果研磨レートが変動するという問題を生じる。
このような問題点を解消するために、図1に示す本発明のCMP装置では、水分吹き飛ばし用気体供給管9の先端のノズルから窒素ガス14又はドライエアーを吹き付けて、研磨表面に存在する水分を除去するとともに、依然ウエハ3の被研磨面上に残存する水分を、気水分離槽11を経て真空排気管12に通じる水分除去吸引管の水分吸い込み口から吸引除去する。このような水切り機構の作用によって、被研磨面上の水分が完全に除去されてからウエハ3が研磨パッドと接触することになるので、パッド上の研磨液が水分により希釈され、その研磨剤成分が低下変動することがなくなり、従って研磨レートも変動することなく、均等な研磨がCMP工程の全期間にわたって維持される。
このような構成を有することによって、ウエハ表面のオリエンテーションやアライメントマーク、ノッチ等の指標やウエハ表面の様々なパターンの画像認識を行って、特定位置の時間の経過に伴う研磨状態のモニターや研磨終点検出を高精度に行うものである。
そして、前記したように、光学計測される被研磨基板の研磨表面が純水で洗浄された清浄な状態になっていること、及び光学測定装置の光学ヘッド5及びノッチセンサ6も研磨液成分や研磨で生じる削りかすにより汚染されることがないので、特に高い精度で研磨表面の光学的計測が行える。
本発明の水切り機構を有するオーバーハング方式CMP in−situモニター装置は、半導体ウエハや石英基板、ガラス基板等の研磨対象物を研磨加工する研磨装置の研磨状態のモニター装置として有用なものである。
しかも、本発明のモニター装置は、メタルCMPやSTI−CMPだけでなく層間絶縁CMPのようにストッパを用いないCMPプロセスに対しても、その研磨状態をin−situ計測して研磨終点を検出することができるので、低コストでの半導体デバイスの製造に特に有用である。
本発明の研磨モニター装置の要部概略断面図である。 本発明の研磨モニター装置の要部概略平面図である。 本発明の研磨モニター装置の光学ヘッド部分の拡大側面図である。 従来のオーバーハング方式CMPの研磨モニター装置の概略断面図である。 従来のCMP研磨装置の概略断面図である。
符号の説明
1 研磨テーブル
2 トップリング
3 ウエハ
4 研摩パッド
5 光学ヘッド
6 ノッチセンサ
7 洗浄用純水供給管
8 研磨液供給管
9 気体供給管
10 水分除去用吸引管
11 気水分離槽
12 真空排気管
13 研磨液
14 窒素ガス
15 水分
16 研磨ヘッド
17 ウエハ
18 研磨液供給部
19 研磨液
20 研磨テーブル
21 研磨パッド
22 純水層
100 研磨ヘッドの回転運動
101 研磨テーブルの回転運動
102 揺動運動
P 押圧荷重

Claims (3)

  1. 被研磨基板を保持する基板保持機構と、研磨パッドを貼付した研磨テーブルとを備え、前記研磨パッドと前記被研磨基板との間に研磨液を介在させた状態で、前記研磨テーブルと前記被研磨基板とを、相対移動させることにより、前記被研磨基板を研磨するCMP研磨装置で、前記被研磨基板を前記研磨テーブルからその周囲へ張り出すオーバーハングさせ、前記研磨パッド貼付研磨テーブルの側部に配設したノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドにより被研磨基板の研磨状況をモニターするin−situモニター装置において、被研磨基板の研磨表面をノッチセンシング及び画像認識させる前に通る位置に、研磨表面を純水で洗浄する純水供給管を備え、被研磨基板の研磨表面をノッチセンシング及び画像認識させた後に通る位置で、ノッチセンサ及び画像認識光学ヘッドの近傍に、該洗浄水を吸引により除去する水切り機構を備えることを特徴とするCMP in−situモニター装置。
  2. 該洗浄水を窒素又はドライエアーにより吹き飛ばしにより除去する水切り機構を備えることを特徴とする請求項1記載のCMP in−situモニター装置。
  3. 前記水切り機構の後に被研磨基板の研磨表面に研磨液を供給する装置を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のCMP in−situモニター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019024036A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社荏原製作所 研磨装置および研磨方法

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