JP2005288491A - 熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 - Google Patents
熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005288491A JP2005288491A JP2004107745A JP2004107745A JP2005288491A JP 2005288491 A JP2005288491 A JP 2005288491A JP 2004107745 A JP2004107745 A JP 2004107745A JP 2004107745 A JP2004107745 A JP 2004107745A JP 2005288491 A JP2005288491 A JP 2005288491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- steel strip
- rolled steel
- plate
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
【解決手段】 通板安定化手段を設けるべきランナウトテーブル長手方向での範囲を、試験装置による模擬試験に基づき決定し、該範囲に通板安定化手段を設置する方法であって、模擬試験においては、特定のパラメータα、βの値が前記熱間圧延設備での実操業条件におけるパラメータ値と一致するような試験条件で、熱延鋼帯が前記ランナウトテーブル上を走行する際の通板状態を力学的に模擬する。
【選択図】 なし
Description
図1は、ランナウトテーブル1上での熱延鋼帯3の通板状況を示している。熱延鋼帯の先端部がランナウトテーブル1上を通過する際には、鋼帯は張力のない非定常的で不安定な状態で通板する。このため図1(a)に示すように先端部が浮き上がるバウンド3が発生し、最終的には、図1(b)に示すように鋼帯先端部が手前に折れ曲がる頭折れ4が発生する。また、同じく熱延鋼帯がランナウトテーブル1上を通過する際、テーブル下流側の鋼帯部分の通板速度がテーブル上流側の鋼帯部分の通板速度よりも遅くなった時には、図1(c)に示すようなループ5が発生し、最終的には、図1(d)に示すようにループ5を生じた鋼帯部分が手前に折れ曲がる腰折れ6が発生する。
ランナウトテーブル上を通板中の熱延鋼帯に、図1に示すようなバウンド3や頭折れ4が発生すると、熱延鋼帯先端部がコイラー手前のピンチロール間に進入できなくなり、コイラーによる熱延鋼帯の巻き取りが不可能になる。また、バウンド3や頭折れ4を生じた鋼帯部分の衝突によって、ピンチロールやコイラーを含む周辺の構成部材が破損する場合もある。また、コイラーによる熱延鋼帯の巻き取りができたとしても、次の処理工程において頭折れ4を生じた部分を切断除去することが必要となるため、製品の歩留まりや直行率が悪化し、生産性が著しく低下する。
このため熱延鋼帯製造設備においては、通板中の熱延鋼帯の不安定現象を解消し、いかに安定な状態で通板させるかが、熱延鋼帯の生産性と品質を確保する上での最重要課題の1つとなっている。
ここで、最も単純には、熱延鋼帯に不安定現象を発生させない速度でランナウトテーブル上を通板させることが考えられるが、熱延鋼帯の生産性や品質の観点から採用しがたい。
特許文献1には、ランナウトテーブルのテーブルロール間に、熱延鋼帯下面に冷却水を噴き付けて冷却するための冷却ノズルを設けるとともに、テーブルロール間から熱延鋼帯下面に噴き付けられる冷却水を遮らない幅で、テーブルロール上に鋼帯搬送方向に沿って帯状体又は索状体を張り渡し、その上を熱延鋼帯を通板させることにより、ループの発生を防止するようにした技術が提案されている。
また、特許文献4には、ランナウトテーブルのテーブルロール間に、本体及び/又は鋼帯と接触する表層部分を炭素系素材で構成したエプロンガイドを、その上面高さがテーブルパスラインより下方10mm以内となるよう設けることで、ループの発生を防止するようにした技術が提案されている。
また、熱延鋼帯がテーブルロール間にたわみ込まないように拘束する場合、鋼帯との接触によるたわみ込み防止手段の損耗や、たわみ込み防止手段と接触する熱延鋼帯裏面でのスリ疵の発生が問題となるため、例えば、特許文献2ではたわみ込み防止手段の熱延鋼帯との接触部に緩衝材若しくはコロを設けることが、また、特許文献4では同接触部に炭素系素材を設けることが、それぞれ提案されている。
特に、エプロンガイドの設置数および範囲については、熱延鋼帯の通板の不安定現象の発生箇所は特定が非常に難しいため、それらについての明確な指標が全くないのが実状である。また、特許文献3ではエプロンガイドの設置範囲に言及しているが、明確な内容ではないため、実際の設備に適用する際の指標となり得るようなものではない。
また、以上述べたような熱延鋼帯製造設備以外でも、例えば、金属、樹脂、紙などの帯状体を搬送するためのテーブルロール式搬送設備においては、安定通板性や通板安定化手段の設置に関して上記と同様の問題を抱えている。
[1] 熱間圧延機を出た熱延鋼帯を搬送するためのランナウトテーブルを備えた熱延鋼帯製造設備において、通板安定化手段を設けるべきランナウトテーブル長手方向での範囲を、試験装置による模擬試験に基づき決定し、該範囲に通板安定化手段を設置する方法であって、
前記試験装置による模擬試験においては、下記パラメータα、βの値が前記熱間圧延設備での実操業条件におけるパラメータ値と一致するような試験条件で、熱延鋼帯が前記ランナウトテーブル上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
I:熱延鋼帯の断面2次モーメント(m4)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
ρ:熱延鋼帯の密度(kg/m3)
μ:熱延鋼帯とテーブルロール間の滑り摩擦係数
A:熱延鋼帯の断面積(m2)
V:熱延鋼帯の搬送速度(m/s)
g:重力加速度(m/s2)
[3] 上記[1]又は[2]の通板安定化手段の設置方法において、通板安定化手段の設置範囲lを下式により決定することを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
E:熱延鋼帯のヤング率(N/m2)
I:熱延鋼帯の断面2次モーメント(m4)
ρ:熱延鋼帯の密度(kg/m3)
A:熱延鋼帯の断面積(m2)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
[5] 上記[1]〜[3]のいずれかの通板安定化手段の設置方法において、通板安定化手段が、ランナウトテーブル長手方向の他の領域のテーブルロール群よりもロールピッチが狭められたテーブルロール群であることを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
[6] 上記[5]の通板安定化手段の設置方法において、ロールピッチが狭められたテーブルロール群のロールピッチLを、下式を満足するように決定することを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
E:熱延鋼帯のヤング率(N/m2)
ρ:熱延鋼帯の密度(kg/m3)
I:熱延鋼帯の慣性モーメント(m4)
A:熱延鋼帯の断面積(m2)
L:テーブルロールのピッチ(m)
[8] 上記[7]の通板安定化手段の設置方法において、板剛性強化手段は、熱延鋼帯に流体噴流を接触させることで熱延鋼帯を変形させ、断面2次モーメントを増大させる手段であることを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
[9] 上記[1]〜[8]のいずれかの通板安定化手段の設置方法において、ランナウトテーブル長手方向における通板安定化手段の設置範囲の始点を、熱間圧延機出側の設備制約上、通板安定化手段が設置不能な範囲を除き、ランナウトテーブルの最上流側とすることを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
前記試験装置による模擬試験においては、下記パラメータα、βの値が前記搬送設備での実操業条件におけるパラメータ値と一致するような試験条件で、帯状体が前記搬送設備上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法。
I:帯状体の断面2次モーメント(m4)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
ρ:帯状体の密度(kg/m3)
μ:帯状体とテーブルロール間の滑り摩擦係数
A:帯状体の断面積(m2)
V:帯状体の搬送速度(m/s)
g:重力加速度(m/s2)
[12] 上記[10]又は[11]の通板安定化手段の設置方法において、通板安定化手段の設置範囲lを下式により決定することを特徴とする、帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法。
E:帯状体のヤング率(N/m2)
I:帯状体の断面2次モーメント(m4)
ρ:帯状体の密度(kg/m3)
A:帯状体の断面積(m2)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
本発明は、熱延鋼帯がランナウトテーブル上を通板する際に実際に起こっている通板現象の理論解析に基づき、通板現象を力学的に模擬する試験装置を用いて試験を行い、この通板試験結果に基づき、熱延鋼帯が所望の安定した通板状態となるように、通板安定化手段の設置範囲を決定し、その範囲に同手段を設置するものである。
ランナウトテーブル上を通板する熱延鋼帯の運動方程式は、下記(1)式に示すように、熱延鋼帯の曲げ剛性、熱延鋼帯のたわみに起因する遠心力、テーブルロールと熱延鋼帯との摩擦力(ロール駆動力)の釣り合いにより表される。また、下記(1)式において定常状態(時間に依存しない)を仮定すると、下記(2)式のように簡略化された形で表現できる。ここで、Eは熱延鋼帯のヤング率(N/m2)、Iは熱延鋼帯の断面2次モーメント(m4)、Lはテーブルロールのロールピッチ(m)、ρは熱延鋼帯の密度(kg/m3)、μは熱延鋼帯とテーブルロール間の滑り摩擦係数、Aは熱延鋼帯の断面積(m2)、Vは熱延鋼帯の搬送速度(m/s)、gは重力加速度(m/s2)、xは搬送方向位置、wは鉛直方向位置を示す(以下に述べる各式も同様)。
下記(7)式に示すように、梁の座屈荷重式P=EI(π/L)2と圧縮荷重ρAV2との釣り合いを考えることで、座屈現象が発生しない、つまり通板の不安定現象が発生しない最大の通板速度を求めることができ、これを通板安定臨界速度Vcと定義する(下記(8)式)。
また、この時、上記(3)式及び(4)式に示した無次元化パラメータα、βは通板安定臨界速度を用い、下記(10)式及び(11)式のように表現することができる。なお、これらのパラメータは、上記(1)式に示す非定常な場合についても、同様に下記(10)式及び(11)式のように表現することができる。
上述したループ現象は、前述のように熱延鋼帯の曲げ剛性と遠心力(慣性圧縮力)との関係で表現できることから、これら2つの力の無次元化パラメータであるαは完全に一致させることが望ましい。また、βが過大の場合、テーブルロールからの駆動力の影響が大きくなり、ロールと通板材との間に働く張力により、遠心力(慣性圧縮力)が打ち消され、上記ループ現象が発生しにくくなる。
実際の熱延鋼帯製造設備における操業条件はループ現象が顕著に発生する不安定な状態であることを考慮すると、通板試験におけるβを0.07より小さい条件とすることで、ループ現象等の不安定現象を再現できることが判る。したがって、通板試験はパラメータα=1/π2(上記(12)式)となる条件で、パラメータβ≦0.06を満足するようにして行えばよいことになる。
また、上記通板試験装置による模擬試験によれば、所望の通板状態となるようにエプロンガイドの鉛直方向位置、テーブルロールのロールピッチについても同様に評価することが可能である。その評価方法については、後述する実施例において説明する。
この場合、上記各式において、Eは帯状体のヤング率(N/m2)、Iは帯状体の断面2次モーメント(m4)、Lはテーブルロールのロールピッチ(m)、ρは帯状体の密度(kg/m3)、μは帯状体とテーブルロール間の滑り摩擦係数、Aは帯状体の断面積(m2)、Vは帯状体の搬送速度(m/s)、gは重力加速度(m/s2)、xは搬送方向位置、wは鉛直方向位置を示すものとればよい。上述した方法によって搬送設備のテーブルローラ上を通板中の帯状体の不安定現象を力学的に模擬することにより、所望の安定した通板状態を実現できる通板安定化手段の設置範囲を決定し、最も効率的な範囲に通板安定化手段を配置することができる。
図3に、本実施例で使用した通板試験装置の概略を示す。この通板試験装置は、試験用の通板シート材を搬送するためのテーブルロールと、このテーブルロール上に通板シート材を送り出すための送り出しロール(仕上圧延機最終スタンドに相当)とを備えている。前記送り出しロールは上・下ロールで構成され、この上下ロールで通板シート材を挟み込んで任意の速度でテーブルロール上に送り出すことができ、また、テーブルロールも任意の速度で通板シート材を搬送することができる。
エプロンガイド7aを部分的に配置した場合、つまりνが小さい場合(通板速度が小さい、又は通板シート材の板厚が大きい、又はシート剛性が大きい、又はテーブルロールのロールピッチが狭い場合。本実施例では通板速度が小さい場合)には、エプロンガイド7aを設置しない場合と比較してループ高さが小さく、通板が安定しているが、νが大きくなる(通板速度が大きい、又は通板シート材の板厚が薄い、又は板剛性が小さい、又はテーブルロールのロールピッチが広い場合。本実施例では通板速度が大きい場合)にしたがい、通板中のループ高さが拡大し、最終的にはいずれのエプロンガイド設置範囲条件においても、エプロンガイド無しの場合に漸近することが判る。
一方、エプロンガイド7aの設置範囲が十分に広い場合、(図6(a)の場合)エプロンガイド7a上でループ5aは十分に抑制され、エプロンガイド設置範囲を抜けた後にもループ5aが低位安定した通板状態が得られている。
各エプロンガイド設置範囲条件においてループ5aが急激に成長を始めるνが存在し、ループ5aが成長を始める直前のνは安定な通板状態であると考えることができる。
また、通板速度900mpm(ν=1.46)で安定した通板状態を得るためには、仕上圧延機最終スタンド下流側の15.9mの範囲、具体的には、設備配置上許容されるランナウトテーブルの最上流位置を始端とし、その下流側15.9m位置を終端とする範囲(例えば、仕上圧延機最終スタンドの下流側6m位置〜同21.9m位置の範囲)のテーブルロール間にエプロンガイドを設置すればよい。
液体噴流により部分的な反り量Hを発生した鋼帯の断面形状を図9のように仮定すると、板厚1.2mmの場合の断面2次モーメントIは下記(17)式のように表される。ここで、Wは鋼帯の板幅、tは鋼帯の板厚を示す。この反り量Hに応じて、鋼帯の断面2次モーメントIは図10に示すように増加する。
2,2a テーブルロール
3 バウンド
4 頭折れ
5,5a ループ
6 腰折れ
7,7a エプロンガイド
Claims (12)
- 熱間圧延機を出た熱延鋼帯を搬送するためのランナウトテーブルを備えた熱延鋼帯製造設備において、通板安定化手段を設けるべきランナウトテーブル長手方向での範囲を、試験装置による模擬試験に基づき決定し、該範囲に通板安定化手段を設置する方法であって、
前記試験装置による模擬試験においては、下記パラメータα、βの値が前記熱間圧延設備での実操業条件におけるパラメータ値と一致するような試験条件で、熱延鋼帯が前記ランナウトテーブル上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
I:熱延鋼帯の断面2次モーメント(m4)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
ρ:熱延鋼帯の密度(kg/m3)
μ:熱延鋼帯とテーブルロール間の滑り摩擦係数
A:熱延鋼帯の断面積(m2)
V:熱延鋼帯の搬送速度(m/s)
g:重力加速度(m/s2) - 試験装置による模擬試験においては、パラメータα=1/π2となる条件で、パラメータβ≦0.06を満足するようにして、熱延鋼帯がランナウトテーブル上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、請求項1に記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- 通板安定化手段が、テーブルロール間への熱延鋼帯のたわみ込みを防止するエプロンガイドであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- 通板安定化手段が、ランナウトテーブル長手方向の他の領域のテーブルロール群よりもロールピッチが狭められたテーブルロール群であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- 通板安定化手段が、通板中の熱延鋼帯の板剛性を強化する板剛性強化手段であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- 板剛性強化手段は、熱延鋼帯に流体噴流を接触させることで熱延鋼帯を変形させ、断面2次モーメントを増大させる手段であることを特徴とする、請求項7に記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- ランナウトテーブル長手方向における通板安定化手段の設置範囲の始点を、熱間圧延機出側の設備制約上、通板安定化手段が設置不能な範囲を除き、ランナウトテーブルの最上流側とすることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の熱延鋼帯製造設備における通板安定化手段の設置方法。
- 帯状体を搬送するためのテーブルロール式搬送設備において、通板安定化手段を設けるべき搬送設備長手方向での範囲を、試験装置による模擬試験に基づき決定し、該範囲に通板安定化手段を設置する方法であって、
前記試験装置による模擬試験においては、下記パラメータα、βの値が前記搬送設備での実操業条件におけるパラメータ値と一致するような試験条件で、帯状体が前記搬送設備上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法。
I:帯状体の断面2次モーメント(m4)
L:テーブルロールのロールピッチ(m)
ρ:帯状体の密度(kg/m3)
μ:帯状体とテーブルロール間の滑り摩擦係数
A:帯状体の断面積(m2)
V:帯状体の搬送速度(m/s)
g:重力加速度(m/s2) - 試験装置による模擬試験においては、パラメータα=1/π2となる条件で、パラメータβ≦0.06を満足するようにして、帯状体が搬送設備上を走行する際の通板状態を力学的に模擬することを特徴とする、請求項10に記載の帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004107745A JP2005288491A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004107745A JP2005288491A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005288491A true JP2005288491A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35322033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004107745A Pending JP2005288491A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005288491A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262194A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Nippon Steel Corp | ランナウトテーブルおよびストリップの搬送方法 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004107745A patent/JP2005288491A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262194A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Nippon Steel Corp | ランナウトテーブルおよびストリップの搬送方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4383493B2 (ja) | 780MPa以上のTSを持つハイテン出荷鋼板の材質情報提供方法及び材質情報利用方法 | |
CN106525599A (zh) | 用于对硬质脆性材料制成的片材进行强度测试的设备和方法 | |
TW201223654A (en) | Manufacturing device and manufacturing method for hot-rolled steel strip | |
JP4709628B2 (ja) | 冷延鋼板の製造方法 | |
JP2015062918A (ja) | 鋼の連続鋳造方法 | |
JP2005288491A (ja) | 熱延鋼帯製造設備又は帯状体搬送設備における通板安定化手段の設置方法 | |
JP2006281262A (ja) | 熱延鋼帯の巻取り方法 | |
JP2008115426A (ja) | 調質圧延鋼板の幅方向材質予測方法及びこれを用いた連続焼鈍ラインの操業方法 | |
JP4114701B2 (ja) | 熱延鋼帯の冷却装置と、その冷却方法および熱延鋼帯の製造方法 | |
JP4873902B2 (ja) | 金属ストリップの連続処理設備における操業支援装置、操業支援方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4600354B2 (ja) | 金属帯の形状矯正方法 | |
JP2014057983A (ja) | ステンレス冷延鋼帯の製造方法 | |
JP2009288081A (ja) | 金属帯の形状測定装置 | |
JP2003211205A (ja) | 熱延鋼帯の製造設備及び熱延鋼帯の製造方法 | |
JP2005059038A (ja) | 熱延鋼板の仕上げ圧延設備および熱延鋼板の製造方法 | |
JP2015157315A (ja) | 熱延鋼帯の製造方法 | |
JP6447836B2 (ja) | 熱延鋼帯の製造方法および熱延鋼帯の製造設備 | |
JPWO2019203137A1 (ja) | 鋼の連続鋳造方法 | |
JP2000225410A (ja) | 熱間圧延におけるストリップ搬送方法および装置 | |
TW200410769A (en) | Method for manufacturing hot rolled steel strip and apparatus for manufacturing the same | |
JP7355277B1 (ja) | 鋼板の蛇行制御方法、蛇行制御装置、及び製造方法 | |
WO2023228466A1 (ja) | 鋼板の蛇行制御方法、蛇行制御装置、及び製造方法 | |
JP4926883B2 (ja) | 出荷鋼板の材質情報提供方法及び出荷鋼板の材質情報利用方法 | |
JP2004351515A (ja) | 熱延鋼帯の製造方法 | |
JP2018094608A (ja) | 圧下レベリング制御装置および圧下レベリング制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090929 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |