JP2005288070A - 時計バンドにおける鎖駒の連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 時計ケース、時計バンド等に貴石を安定且つ強固に装着するための貴石の取付構造の提供。
【解決手段】 中間部に縮径部2を有し、上部にラッパ状に開いた口縁部3を、下部に拡径部4を一体的に形成してなる短筒部材1を設け、この短筒部材1内の前記縮径部2位置に貴石5を強制嵌入により固定すると共に時計ケース、時計ハンド等の被装着部材6に穿設した取付孔7に前記短筒部材1を強制嵌入により埋着固定するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 中間部に縮径部2を有し、上部にラッパ状に開いた口縁部3を、下部に拡径部4を一体的に形成してなる短筒部材1を設け、この短筒部材1内の前記縮径部2位置に貴石5を強制嵌入により固定すると共に時計ケース、時計ハンド等の被装着部材6に穿設した取付孔7に前記短筒部材1を強制嵌入により埋着固定するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ヘアピンの抜け落ち、折損、曲がり等を防止するための時計バンドにおける鎖駒の連結構造に関するものである。
従来の時計バンドにおける鎖駒の連結構造は、ヘアピンをセットする穴が同一径であるためヘアピン中央部は穴径に対して間隙が大きくバンドの使用時にヘアピンの折れ、曲がり等の不具合が起こり易く、また、ヘアピンの一端を少し丸めただけの従来のダボ形状では一度はずして再度ヘアピンをセットした時にダボの再現性が低下してしまい、固定力が著しく低くなる大きな欠点がある。
本発明は、ヘアピン先端、中央部とヘッド部分(所謂ダボ部分)の穴径並びにヘッド形状を変えることにより従来の欠点を完全に一掃し得る新規の鎖駒の連結構造を提供しようとするものである。
本発明は、前記の目的を達成する手段として、その一つは、両側の外駒1,1の一方の外駒1の外側端縁部に連結穴3と連通し且つ該連結穴3に比し格段に径の大きい段穴形状の拡径凹部5を設け、この拡径凹部5にヘアピイ4の一端に形成した大きなヘッド4aを圧入し、他の一つは、前記ヘアピン4の一端に形成したヘッド4aは、ヘアピン4の軸に対して上下に大きく膨張して空間部4dを挟んで上頭4b及び下頭4cがあり、この上頭4bと下頭4cが前記拡径凹部5の内壁面に圧接すると共に合う頭4bと下頭4cの先端に設けた段差爪4eが同じく拡径凹部5の内壁面に夫々係着し、そして、前記上頭4b及び下頭4cの前方にスリット4fを挟んで連設した先端方向に傾斜する口頭部4g.4hが閉じて該閉鎖部を支点としてヘアピン4の軸方向に応力が働くようにした。
本発明は、一方の外駒1の外側端縁部に連結穴3と連通し且つ該連結穴3に比し格段に径の大きい段穴形状の拡径凹部5を穿設し、この拡径部5にヘアピン4のヘッド4aを係合し、ヘッド4aの上頭4bと下頭4cが金属の適度の弾性によって前記拡径凹部5の内壁面に圧接し、更に上頭4b及び下頭4cの段差爪4eが同じく拡径凹部5の内壁面に係着しているもので、ヘアピン4のヘッド4aは、拡径凹部5内でしっかり固定され、ヘアピン4の抜け落ちを防止する効果を発揮し、即ちヘアピン4に対して連結穴3方向に力が加わると拡径凹部5の段部5aにヘッド4aの頸部4iが係止して力を受け止め、また、力がヘッド4a方向に加わった場合は段差爪4eが受け止めるようになり、ヘアピン4は連結穴3内に於いて安定、確実に保持され装着時にヘアピン4が抜け落ちる等の従来の欠点を完全に一掃し得る利点を有するものである。
特に前記ヘアピン4のヘッド4aは、前記拡径凹部5に圧縮された状態で嵌合され、前記口頭部4g.4hが閉じて該閉鎖部を支点として常にヘアピン4の軸方向に応力が作用するようになり、これによって前記の効果を一段と顕著なものとなし得る効果がある。
本発明の具体的な構成を図に基づいて説明すると、両側に配置した外駒1.1の間に中駒2を介在し、この外駒1.1と中駒2に共通の連結穴3を貫設し、そして一方の外駒1の外側端縁部に連結穴3と連通する拡径凹部5を穿設しする。
次に、ヘアピン4は一本の金属線をU字状に折返した上下2本の適度の弾性を有する軸からなり、該軸の一端にヘッド4aがあり,このヘッド4aは前記軸の一端部を上下に大きく膨張して空間部4dを挟んで上頭4b及び下頭4cがあり、この上頭4bと下頭4cの先端の段差爪4e前方にスリット4fを挟んで先端に向けて傾斜する口頭部4g.4hを連設した構造からなっている。
次に、ヘアピン4は一本の金属線をU字状に折返した上下2本の適度の弾性を有する軸からなり、該軸の一端にヘッド4aがあり,このヘッド4aは前記軸の一端部を上下に大きく膨張して空間部4dを挟んで上頭4b及び下頭4cがあり、この上頭4bと下頭4cの先端の段差爪4e前方にスリット4fを挟んで先端に向けて傾斜する口頭部4g.4hを連設した構造からなっている。
而して、前記外駒1.1と中駒2の連結穴3にヘアピン4を挿入して各駒を連結するとヘッド4aは前記拡径凹部5内に圧縮された状態でおさまり、該拡径凹部5の内壁面にヘッド4aの上頭4bと下頭4cが圧接し、また、前記段差爪4eが同じく拡径凹部5の内壁面に係着するようになり、しかも、ヘッド4aが拡径凹部5内に圧縮された状態で納まると図6の矢印A方向の力によって先端部が閉じて該閉鎖部が支点となって同図矢印B方方向の応力が発生し、即ち、常にヘアピン4の軸方向に力が作用するようになり、ヘアピン4が抜けにくくなる。
本発明に係る連結構造は、時計バンドばかりでなく多数の鎖駒を連結する例えばブレスレッド、ネックレス等のアクセサリー製品にも広く適用できる。
1 外駒
2 中駒
3 連結穴
4 ヘアピン
5 拡径凹部
2 中駒
3 連結穴
4 ヘアピン
5 拡径凹部
Claims (4)
- 両側の外駒1.1の間に中駒2を介在させ、該外駒1.1と中駒2に貫設してなる一連の連結穴3にヘアピン4を挿入して連結するようになる構成に於いて、前記外駒1.1の一方の外駒1の外側端縁部に前記連結穴3と連通状態にある段穴形状の拡径凹部5を連設すると共に、前記ヘアピン4の一端に大きく上下に膨張したヘッド4aを形成し、このヘッド4aを前記拡径凹部5に圧入固定するようになる時計バンドにおける鎖駒の連結構造。
- 前記ヘアピン4は、一本の金属線をU字状に折返した上下2本の適度に弾性を有する軸からなり、一端のヘッド4a部分は、該軸に対して上下に大きく膨張して空間部4dを挟んで上頭4b及び下頭4cがあり、この上頭4bと下頭4cの先端の段差爪4e前方にスリット4fを挟んで先端に向けて傾斜する口頭部4g.4hを連設したことを特徴とする請求項1記載の時計バンドにおける鎖駒の連結構造。
- 前記ヘアピン4のヘッド4aは、前記拡径凹部5の上下内壁面に前記上頭4b及び下頭4cが圧接すると共に前記段差爪4eが同じく上下内壁面に夫々係着するようになる請求項1記載の時計バンドにおける鎖駒の連結構造。
- 前記ヘアピン4のヘッド4aは、前記拡径凹部5に圧縮された状態で嵌合し、前記口頭部4g.4hが閉じて該閉鎖部を支点として常にヘアピン4の軸方向に応力が働くようにしたことを特徴とする請求項1記載の時計バンドにおける鎖駒の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004132179A JP2005288070A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 時計バンドにおける鎖駒の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004132179A JP2005288070A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 時計バンドにおける鎖駒の連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005288070A true JP2005288070A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35321663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004132179A Pending JP2005288070A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 時計バンドにおける鎖駒の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005288070A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017170016A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | シチズン時計株式会社 | バンド |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004132179A patent/JP2005288070A/ja active Pending
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JP2017170016A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | シチズン時計株式会社 | バンド |
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