JP2005287871A - テープ式紙おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】
使用中の着用者の胴周りに腫れやかぶれ等を与えることがないように適度な伸縮力をもって締め付けることができ、また、サイドパネル部を綺麗に折り畳めるようにして介護者等がおむつ交換等の作業を容易に行うことができるようにした使い捨てのテープ式紙おむつを提供する。
【解決手段】
少なくとも、表面側に配置されるトップシートと、裏面側に配置されるバックシートと、前記シート間に介在された吸収体とによりおむつ本体が構成され、該おむつ本体の背部側の両サイドパネル部にファスニングテープを有して成る使い捨てのテープ式紙おむつにおいて、前記サイドパネル部の幅方向を伸縮部と非伸縮部とに区画された2区画以上の領域により構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テープ式紙おむつに関し、更に詳細には、着用者の胴周りに適度な伸縮力をもって締め付けることができ、かつ容易に折り畳めるようにした使い捨てのテープ式紙おむつに関する。
従来、使い捨ての紙おむつとしてパンツ型とテープ式が一般に知られている。このうちパンツ型の紙おむつは、その両側部が溶着されて全体が予めパンツ型に形成され、胴周りの大きさが決められているため、購入する場合には着用者の胴周りサイズに合ったものを選定する必要がある。これに対しテープ式の紙おむつは、着用者が装着した後にファスニングテープを着用者の胴周りサイズに合わせて腹部位置に止着できるようになっているため、購入した紙おむつのサイズが着用者の胴周りサイズと幾分異なっていても調節ができる利点があることからユーザーに多用されている。
図6は、このテープ式の使い捨て紙おむつの一例である、特許文献1に開示された紙おむつを展開して表面側、すなわち肌当接面側から見た平面図である。
図示するように、この紙おむつ100は、主として、裏面側に配置され、ポリエチレン等のプラスチックシートや不織布、あるいはこれらの組み合わせから成る不透液性のバックシート101と、表面側に配置され、不織布等から成る透液性のトップシート102と、前記シート間に介在された吸収体103とにより平面形状が砂時計形状とされたおむつ本体104が構成されている。吸収体103の両側縁長手方向には、表面側に設けられた不織布等から成る立体ギャザーシート105と、その内側端縁に沿って配設された糸ゴム等から成る複数本の弾性伸縮部材106aとにより表面側に起立する立体ギャザー100BSが形成され、吸収体103の側縁よりも側方に延在されたバックシート101部分と、立体ギャザーシート105の外側シート部分とにより吸収体103の介在しないサイドフラップ部100SFが形成され、かつこれらの間には複数本の弾性伸縮部材106bがおむつ本体104の長手方向に沿って配置されることにより、サイドフラップ部100SFにはひだ状の平面ギャザー100GKが形成されている。また、この紙おむつ100の腹部側位置100FP及び背部側位置100BPの幅方向には、夫々複数本の弾性伸縮部材106c、106dが配設され、これによりエンドフラップ部100EF1、100EF2が形成されている。さらにまた、おむつ本体104の背部側位置100BPにおける左右の張り出し部、すなわち両サイドパネル部100SPにはオス材107を備えたファスニングテープ108が溶着等の手段により幅方向に連結されている。なお、この紙おむつ100にはバックシート101と吸収体103との間に図示しない防水フィルムが配設されている。
以上のとおり構成されたこの紙おむつ100は、図7に装着状態を斜視図で示すように、着用者の股間部に装着された後、ファスニングテープ108のオス材107がバックシート101の腹部側位置100FPに形成されているオス材(図示せず)とメカニカルに係合、止着され、かくしてこの紙おむつ100が着用者の胴周りに固定される。
ところが、この紙おむつ100においては、上述したサイドパネル部100SPが通常プラスチックシートや不織布、あるいはこれらの組み合わせから成るシート材により形成され、このサイドパネル部100SPに同様な素材で形成されたファスニングテープ108を結合することにより止着手段が構成されているため、装着に際しファスニングテープ108がオス材107を介して腹部側位置100FPに一旦止着、固定されると適度な伸縮力が得られなくなり、このため胴周りでの調節ができなくなるという不具合があった。このように胴周りでの調節ができなくなると、この紙おむつ100を使用しているうちに着用者の胴周りが擦れて赤く腫れたりただれたりし、また、汗が付着してかぶれる等の問題があった。とくに、このような問題は、この紙おむつ100を皮膚の弱い乳幼児が着用した場合に顕著に現れることから、ユーザー、とくに乳幼児用紙おむつのユーザーからは改良の要望が強かった。
また、上述したサイドパネル部SPを構成する素材は一般にゴワゴワしているために、このサイドパネル部SPを綺麗に折り畳むことができず、このため介護者がおむつの交換や整理、あるいは後処理等の作業を行う上で支障があった。
特開2001−95838公報
本発明は上述したような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、使用中の着用者の胴周りに腫れやかぶれ等を与えることがないように適度な伸縮力をもって締め付けることができ、また、サイドパネル部SPを綺麗に折り畳めるようにして介護者等がおむつ交換等の作業を容易に行うことができるようにした使い捨てのテープ式紙おむつを提供することにある。
本発明の上記目的は、少なくとも、表面側に配置されるトップシートと、裏面側に配置されるバックシートと、前記シート間に介在された吸収体とによりおむつ本体が構成され、該おむつ本体の背部側の両サイドパネル部にファスニングテープを有して成る使い捨てのテープ式紙おむつにおいて、前記サイドパネル部の幅方向を伸縮部と非伸縮部とに区画された2区画以上の領域により構成したことを特徴とするテープ式紙おむつを提供することにより達成される。
また、本発明の上記目的は、前記伸縮部と前記非伸縮部とは異なる剛度を有することを特徴とするテープ式紙おむつを提供することにより、より効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記伸縮部の長さは前記サイドパネル部の内側よりも外側の方が短く形成されていることを特徴とするテープ式紙おむつを提供することにより、より効果的に達成される。
さらにまた、本発明の上記目的は、前記サイドパネル部は前記伸縮部と前記非伸縮部との境界部より折り畳めることを特徴とするテープ式紙おむつを提供することにより、より効果的に達成される。
上述したように、本発明に係わるテープ式紙おむつは、サイドパネル部の幅方向が2区画以上に渡って伸縮部と非伸縮部とに分割され、複数の伸張応力と剛性とにより適度の伸縮力が得られるようになっているので、ファスニングテープを腹部位置に止着して本紙おむつを使用しているときに、着用者の無理な運動等により胴周りに異常な力が作用してもこの力を緩和することができる。よって、本紙おむつによれば、着用者の胴周りに腫れやただれ、あるいはかぶれ等を生じることがなく、安心して着用することができる。
とくに、前記伸縮部と前記非伸縮部とを互いに異なる剛度を有する部材で構成し、また、この伸縮部の長さを前記サイドパネル部の内側に比べ外側の方を短く形成することにより、上記効果を一層顕著なものとすることができる。
さらにまた、本紙おむつは、前記伸縮部と前記非伸縮部との境界部(実質的には前記伸縮部)より前記サイドパネル部を楽に折り畳むことができるので、おむつの交換や整理、あるいは後処理等の介護者による作業が容易となる利点がある。
以下、本発明の内容を好ましい実施例に基づき説明する。なお、本発明は必ずしも以下の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲において、その構成を種々に変更できるものであることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係わる使い捨てのテープ式紙おむつ(以下、「本紙おむつ」という)10を、前述した従来の紙おむつ100と同様に展開して表面側から見た平面図である。なお、本紙おむつ10は、後述するように止着手段の構成を除くその他の構成は前述した従来の紙おむつ100と共通しているので、以下は共通する構成要素には対応する10番台の符号を付して説明する。
本紙おむつ10は、前述した従来の紙おむつ100と同様に、少なくとも、裏面側に配置され、ポリエチレン等のプラスチックシートや不織布、あるいはこれらの組み合わせから成る不透液性のバックシート11と、表面側に配置され、不織布等から成る透液性のトップシート12と、前記シート間に介在され、図示しないクレープ紙で被覆されて成る吸収体13とにより平面形状が砂時計形状とされたおむつ本体14が構成されている。吸収体13の両側縁長手方向には、表面側に設けられた不織布等から成る立体ギャザーシート15と、その内側端縁に沿って配設された糸ゴム等から成る複数本の弾性伸縮部材16aとにより表面側に起立する立体ギャザー10BSが形成され、吸収体13の側縁よりも側方に延在されたバックシート11部分と、立体ギャザーシート15の外側シート部分とにより吸収体13の介在しないサイドフラップ部10SFが形成され、かつこれらの間には複数本の弾性伸縮部材16bがおむつ本体104の長手方向に沿って配置されることにより、サイドフラップ部10SFにはひだ状の平面ギャザー10GKが形成されている。また、本紙おむつ10の腹部側位置10FP及び背部側位置10BPの幅方向には、夫々複数本の弾性伸縮部材16c、16dが配設され、これによりエンドフラップ部10EF1、10EF2が形成されている。さらにまた、おむつ本体14の背部側位置10BPにおける左右の張り出し部、すなわち両サイドパネル部10SPの幅方向端部にはオス材17を備えたファスニングテープ18が連結されている。なお、この紙おむつ10にはバックシート11と吸収体13との間に図示しない防水フィルムが配設されている。この防水フィルムは必要に応じ適宜に設けられる。
本紙おむつ10においては、前述した従来の紙おむつ100と同様に、両サイドパネル部10SPにファスニングテープ18を連結することにより止着手段が構成されているが、本紙おむつ10におけるこの止着手段(以下、「本止着手段」といい符号20で表わす)の構造、とくにこの主要部を占めるサイドパネル部10SPの構造は従来ものに比べ大きく異なっている。
すなわち、本止着手段20は、図1に一点鎖線の楕円で示し、図2では図1のX−X断面図で示すように、オス材17を有するファスニングテープ18をサイドパネル部10SPの端部に接着剤21を介して接着、連結して成っており、サイドパネル部10SPの幅方向の部位には長手方向に延びる非伸縮部22aと伸縮部23a、及び、非伸縮部22bと伸縮部23bとに区画された2区画の領域が形成されている。そして、サイドパネル部10SPは、図2に示すように、バックシート11を構成する2枚の不織布11a、11bの間に伸縮部材24を所定の間隔をもって介在させ、伸縮部材24の介在しない部位に接着剤21を配置して2枚の不織布11a、11bを接着することにより形成されており、前記伸縮部23a、23bは弾性伸縮部材24が不織布11a、11b間に介在された領域に設定され、また前記非伸縮部22a、22bは接着剤21が不織布11a、11b間に介在された領域に夫々設定されている。
伸縮部材24の形成材料としては、特に限定されるものではないので、例えば熱可塑性エラストマー、プラスチックシート、ゴムシート等の伸縮性を有する公知の種々のものを使用することができるが、熱可塑性エラストマーを使用することが好ましい。この熱可塑性エラストマーとしては、特に限定されるものではないので、例えばスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリブタジエン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ウレタン系エラストマー、塩ビ系エラストマー、フッ素系エラストマー、アイオノマー樹脂、シリコーン系樹脂等の公知の種々のものを用いることができる。また、これらの熱可塑性エラストマーは単独で用いても良いが、2種以上を混合して用いても良い。なお、これらの熱可塑性エラストマーの中でも、特にスチレン系エラストマー又はオレフィン系エラストマーを用いることが好ましい。
また、これらの伸縮部材24は、その表面及び/又は裏面に不織布が配設されていることが好ましい。この不織布を構成する素材繊維としては、特に限定されるものではないので、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリエステル(PET等)、アクリル等や、またPE/PP混合不織布、PE/PET混合不織布など上記素材を適宜組み合わせたバイコンポーネント繊維(混合繊維)等の公知の種々の素材繊維を用いることができる。また、このような素材繊維から不織布を製造する方法としては、特に限定されるものではないので、例えばケミカルボンド法、サーマルボンド法、スパンレース法、スパンボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等、公知の種々の加工法を適宜用いることができる。
なお、伸縮部材24は、その表面及び/又は裏面に不織布が配設されていなくても、本発明の所望とする目的を達成することができる。
ここに、伸縮部23a、23b領域を形成する不織布11a、11bには長手方向に延びる複数本のスリット23sが幅方向に等間隔に刻設されている。これによりサイドパネル部10SPはこのスリット23sを有する伸縮部23a、23bを介して幅方向に伸縮自在となっている。
また、上述したように、非伸縮部22a、22bは接着剤21で固着されて剛度の高い領域となっているのに対し、伸縮部23a、23bはスリット23sを有する柔軟なシート材、すなわち不織布11a、11b、及び伸縮部材24で構成されているので剛度の小さい領域となっている。
さらにまた、図1に示すように、サイドパネル部10SPの幅方向外側に位置する伸縮部23aはその長さが幅方向内側に位置する伸縮部23bより短く(本実施形態ではその長さが約半分に)形成されている。このため、伸縮部23aと伸縮部23bとは同一の素材から成ってはいるが、各部位における伸長応力は互いに異なったものとなり、長さの長い伸縮部23b領域では大幅に引き伸ばされるのに対し、長さの短い伸縮部23a領域では引き伸ばされる幅が小さくなっている。なお、非伸縮部22a、22bと伸縮部23a、23bの各領域の長さ寸法及び幅寸法は紙おむつの種類や用途等に応じ、任意の値に設定される。
以上のとおり、本紙おむつ10では止着手段20を構成するサイドパネル部10SPが幅方向において異なる伸長応力を有する複数(2つ)の伸縮部23a、23bによって形成され、かつ、その伸長応力が幅方向外側に向かって次第に小さくなるように設定されているので、本紙おむつ10を使用するに際して止着手段20は次のとおり作用する。
すなわち、介護者がファスニングテープ18を左右から前方に引き出し、先端部を引っ張ってオス材17を着用者の腹部位置10FPに止着するとき、ファスニングテープ18は先ず幅方向内側に位置する伸縮部23b領域で大幅に伸長され、次いで外側に位置する伸縮部23a領域で小幅に伸張され、微調整されながらファスニングテープ18の先端部のオス材17が所望の腹部位置10FPに止着される。このように本紙おむつ10によれば、ファスニングテープ18を最初は大幅に、そして止着位置を定めるときには小幅で微調整ができるように作られているので、介護者による着用者への止着作業を手際よく行なうことができる。
また、着用中に着用者の胴周りに異常な力が作用しても、伸縮部23a、23bにより適度な伸長力が得られるので、着用者の胴周り部に腫れやただれ、あるいは汗によるかぶれ等を与えることがない。
さらにまた、上述したように、非伸縮部22a、22bと伸縮部23a、23bとの剛性が異なるので、サイドパネル部10SPを両者の境界部より容易に折り畳むことができる。よって、本紙おむつ10によれば、介護者はおむつの交換や整理、あるいは後処理等の作業を容易に行なうことができる。
以上、本発明の内容を一実施形態に基づき説明したが、本発明はその要部の構成を次のように変更することができる。
図3は本発明の他の実施形態に係わる紙おむつ10Aの展開平面図で、その上半分のみを示したものである。なお、本紙おむつ10Aは、要部である止着手段20Aを除くその他の構成は前述した紙おむつ10と実質的に同一なものである。
図示するように、本紙おむつ10Aにおける止着手段20Aは、輪郭が曲線により形成された両サイドパネル部10SPの部位が、幅方向外側に向かって長さが次第に短く形成された3区画から成る非伸縮部22a、22b、22cと伸縮部23a、23b、23cとで構成されている。なお、止着手段20Aの断面方向における構成は前記止着手段20と同様となっている。ここに、この区画数は3区画に限らず、必要に応じさらに多く設定することができる。
このように区画数を多く設定すると、サイドパネル部10SPがファスニングテープ18を介して幅方向外側に向かう張力を受けたときに、サイドパネル部10SPが外側に向かって伸張される幅がさらに細かく分散され、内側から外側に向かって伸張される幅が漸減されるので介護者はファスニングテープ18の止着作業を一層楽に行うことができる。
なお、本発明における上述した止着手段20、20Aは図4及び図5に断面図示すような構成とすることもできる。
すなわち、図4に示す止着手段20Bは、伸縮部材24の左右端部がバックシート11を構成する不織布11a、11bによって挟持され、かつ外側の端部が接着剤21により不織布11a、11bに接着されて成っているものであり、また、図5に示す止着手段20Cは、伸縮部材24の左右端部が接着剤21によりバックシート11に接着されて成っているものである。
このような止着手段20B、20Cを本発明に係わる紙おむつに適用すると、伸縮部材24の表面が着用者の肌に直接触れる構造であるため肌触りの面で、また強度や製造上の面で若干改良の余地はあるが、前述した止着手段20、20Aのようにスリット23sを刻設する必要がなく、構造もシンプルなものとなるのでコスト面では有利である。
また、本発明においては、ファスニングテープの形状や止着構造は前述したファスニングテープ18のものに限定されるものではなく、当分野で公知の他のテープを適用することができる。さらにまた、止着手段を構成する各種の部材を接着剤により接着し一体化するようにしたが、これを例えばヒートシール等の熱溶着手段による等の、当分野で一般によく知られた種々の方法を適用することができる。
本発明の一実施形態に係わるテープ式紙おむつの展開平面図である。 図1のX−X断面図である。 本発明の他の実施形態に係わるテープ式紙おむつの展開平面図である。 本発明の要部である止着手段の変更例の断面図である。 本発明の要部である止着手段の他の変更例の断面図である。 従来のテープ式紙おむつの展開平面図である。 テープ式紙おむつの装着時の状態を示す斜視図である。
符号の説明
10、100 テープ式紙おむつ
10BS、100BS 立体ギャザー
10EF、100EF エンドフラップ部
10GK、100GK 平面ギャザー
10SF、100SF サイドフラップ部
10SP、100SP サイドパネル部
12、102 トップシート
13、103 吸収体
14、104 おむつ本体
15、105 立体ギャザーシート
16a〜d、106a〜d 弾性伸縮部材
17、107 オス材
18、108 ファスニングテープ
20、20A、20B、20C 止着手段
21 接着剤
22a、22b、22c 非伸縮部
23a、23b、23c 伸縮部
23s スリット
24 伸縮部材

Claims (4)

  1. 少なくとも、表面側に配置されるトップシートと、裏面側に配置されるバックシートと、前記シート間に介在された吸収体とによりおむつ本体が構成され、該おむつ本体の背部側の両サイドパネル部にファスニングテープを有して成る使い捨てのテープ式紙おむつにおいて、前記サイドパネル部の幅方向を伸縮部と非伸縮部とに区画された2区画以上の領域により構成したことを特徴とするテープ式紙おむつ。
  2. 前記伸縮部と前記非伸縮部とは異なる剛度を有することを特徴とする請求項1に記載のテープ式紙おむつ。
  3. 前記伸縮部はその長さが前記サイドパネル部の幅方向内側よりも外側の方が短く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープ式紙おむつ。
  4. 前記サイドパネル部は前記伸縮部と前記非伸縮部との境界部より折り畳めることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のテープ式紙おむつ。
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