JP2005286533A - データ伝送システム、データ送信装置、データ受信装置 - Google Patents

データ伝送システム、データ送信装置、データ受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 記録されるデータ量を軽減し、データ受信側でのデータの欠損を補正及び補完可能とする。
【解決手段】 データを送信するデータ送信装置と、該データ送信装置からのデータを受信するデータ受信装置からなるデータ伝送システムにおいて、前記データ送信装置は、前記データ受信装置に送信するデータを記録するデータ記録手段を有し、前記データ受信装置は、前記データ送信装置から受信した信号の伝送状態に基づいて制御情報を生成し、前記データ送信装置に送信する制御送信手段を有し、前記データ記録手段は、前記データ受信装置からの制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記データの記録又は消去を行うことにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ伝送システム、データ送信装置、データ受信装置に係り、特に、記録されるデータ量を軽減し、データ受信側でのデータの欠損を補正及び補完可能とするためのデータ伝送システム、データ送信装置、データ受信装置に関する。
近年、通信や放送等の情報提供サービスの多様化が進み、サービスの速報性を重視する傾向が高まっている。また、災害への対策意識の高まりに伴い、放送サービスにおける緊急報道の重要性が一層高まっている。こうした緊急報道においては、中継現場で撮影された映像や音声等のデータが、無線等により放送局へ伝送され生放送として視聴者に提供される。
また、伝送された映像や音声を放送局で収録し、編集等の再構成作業を行った
後に、他の番組で使用することもある。なお、映像や音声等の伝送装置に関する技術は存在する(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、従来のデータ伝送システムの処理について、図を用いて説明する。図1は、従来のデータ伝送システムの一構成例である。図1に示すデータ伝送システム10は、データ送信装置11と、データ受信装置12とを有するよう構成されている。また、図1の構成では、データ伝送システム10の他にデータ記録装置13を設けて、データ受信装置12にて受信したデータを編集等で使用するために蓄積することができる。
また、データ送信装置11は、データ生成部14と、送信処理部15とを有するよう構成されている。更に、データ受信装置12は、受信処理部16を有するよう構成されている。なお、データ受信装置12内に、上述したデータ記録装置13を設けてもよい。
データ生成部14は、データ受信装置12に伝送するための映像データや音声データ等を生成する。具体的にはリアルタイムに撮影された映像や音声等である。また、データ生成部14は、生成したデータを送信処理部15に出力する。送信処理部15は、入力したデータを伝送信号に変換する。ここで、伝送信号への変換処理としては、例えば、データフレーム同期処理や、誤り訂正符号化処理、搬送波による変調処理があるが、伝送経路に即した処理を行えばよく限定されるものではない。送信処理部15は、変換した伝送信号を伝送経路によりデータ受信装置12に送信する。
一方、受信側では、データ受信装置12の受信処理部16が受信した伝送信号を復調等の処理を行って元のデータに復元する。また、受信処理部16は、復元したデータをデータ記録装置13に出力する。
データ記録装置13は、入力したデータを記録する。このデータ記録装置13に記録されるデータを用いて編集を行い、他の番組等で使用することができる。なお、データ記録装置13は、例えば、磁気テープ装置や磁気ディスク装置、光ディスク装置等を用いることができる。
国際公開第02/21744号パンフレット
しかしながら、上述したようなデータ伝送システムにおいて、映像や音声を無線により伝送する場合には、伝送路中のノイズの混入や、他の無線電波の混信等によって、送信側から送ったデータが、受信側で復元できなかったり、復元後のデータが劣化する等の問題が生じることもある。
このような問題は、有線を用いたデータ伝送においても、ケーブルやコネクタの接続不良によっても生じることがある。上記のような伝送データの消失を避けるために、時間差をつけてデータを複数回送信する時間ダイバシティ処理や、時間インターリーブやスクランブル等の時間的なデータ分散処理と誤り訂正符号とを組み合わせて伝送断への耐性を強化する手法も考えられるが、これによって伝送データの消失の可能性を完全に解決することはできない。こうした場合に、生伝送時の伝送データの消失によって放送局側で受信できなかった映像や音声については、二度と映像や音声を取得することは不可能である。
また、データ送信装置側に記録媒体等にデータを記録するデータ記録部を設け、データを送信すると共にデータ記録部にデータを記録しておき、受信側で受信できなかったデータを事後的に補完する手法も考えられる。この例としては、記録機能を備えたカメラ装置の映像及び音声を伝送するデータ伝送システムが想定できる。
しかしながら、上述の場合では、データを伝送している時間中、継続して記録しておくため大容量の記録媒体が必要となり、記録媒体のコスト増につながってしまう。また、記録媒体の容量が足りない場合は、媒体交換に係る作業が必要となる等の問題が生じてしまう。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、効率的に記録されるデータ量を軽減しデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完可能とするためのデータ伝送システム、データ送信装置、データ受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、データを送信するデータ送信装置と、該データ送信装置からのデータを受信するデータ受信装置からなるデータ伝送システムにおいて、前記データ送信装置は、前記データ受信装置に送信するデータを記録するデータ記録手段を有し、前記データ受信装置は、前記データ送信装置から受信した信号の伝送状態に基づいて制御情報を生成し、前記データ送信装置に送信する制御送信手段を有し、前記データ記録手段は、前記データ受信装置からの制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記データの記録又は消去を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、記録されるデータ量を軽減し、データ受信側でのデータの欠損を事後に補正及び補完可能とすることができる。具体的には、データ受信装置からの制御情報に基づいて、データ送信装置でデータの記録を制御することで、記録媒体に効率よくデータを記録することができ、記録手段における記録媒体のコスト及び記録媒体の交換作業等の負担軽減を図ることができ、更にデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
請求項2に記載された発明は、データをデータ受信装置に送信するためのデータ送信装置において、前記データ受信装置に送信するデータを記録するデータ記録部と、前記データ受信装置からの制御情報を受信する制御受信部とを有し、前記データ記録部は、前記制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記データ記録部に記録されたデータの消去を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、データ受信側でのデータの欠損を事後に補正及び補完可能とすることができる。具体的には、データ受信装置からの制御情報に基づいて、データ送信装置でデータの記録を制御することで、記録媒体に効率よくデータを記録することができ、記録手段における記録媒体のコスト及び記録媒体の交換作業等の負担軽減を図ることができ、更にデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
請求項3に記載された発明は、前記制御受信部は、予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好でなかったことを示す制御情報を受けた場合、又は、前記制御受信部で受信した制御情報の受信状態が良好でない場合、前記データ記録部に記録されているデータから前記時間間隔に対応するデータの消去を行わないことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、データ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
請求項4に記載された発明は、前記制御受信部は、予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好であったことを示す制御情報を受けた場合、前記データ記録部に記録されているデータから前記時間間隔に対応するデータを消去させる制御データを生成することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、データ受信装置側で良好に受信できたデータをデータ送信装置側でできる限り重複して記録しないようにすることができる。これにより、効率的に記録されるデータ量を軽減することができる。
請求項5に記載された発明は、前記データ記録部に前記データを記録する前に、前記データを一時的に記憶する一時記憶部を有し、前記制御受信部は、前記制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記一時記憶部に記録されたデータを消去又は前記データ記録部に記録させる制御データを生成することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、データ受信装置側で良好に受信できたデータをデータ送信装置側でできる限り重複して記録しないようにすることができる。これにより、効率的に記録されるデータ量を軽減することができる。また、メモリ装置等の一時記憶部で記録、消去を行うことで、直接記録媒体にて記録、消去を行うよりも処理速度を向上させることができる。
請求項6に記載された発明は、前記制御受信部は、予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好でなかったことを示す制御情報を受けた場合、又は、前記制御受信部で受信した制御信号の伝送状態が良好でない場合、前記一時記憶部に記録されている前記時間間隔に対応するデータを前記データ記録部に出力させ、更に、出力したデータを前記一時記憶部から消去させる制御データを生成することを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、必要なデータ部分のみを効率的に記録することができる。これにより、データ量を軽減することができる。
請求項7に記載された発明は、前記制御受信部は、予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好であったことを示す制御情報を受けた場合に、前記一時記憶部で記録した前記時間間隔に対応するデータを消去させる制御データを生成することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、データ受信装置側で良好に受信できたデータをデータ送信装置側でできる限り重複して記録しないようにすることができる。これにより、効率的に記録されるデータ量を軽減することができる。また、一時記憶部により、消去を行うことで、処理速度を向上させることができる。
請求項8に記載された発明は、データを記録及び送信するデータ送信装置により送信されたデータを受信するためのデータ受信装置において、前記データ送信装置から送信された信号を受信し、受信した信号の伝送状態に基づいて、前記データ送信装置に記録されているデータの記録又は消去を制御する制御情報を生成する受信処理部と、前記受信処理部により得られる制御信号を前記データ送信装置に送信する制御送信部とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、データ受信装置側で良好に受信できたデータをデータ送信装置側でできる限り重複して記録しないようにすることができる。これにより、効率的に記録されるデータ量を軽減することができる。また、データ受信装置側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
本発明によれば、効率的に記録されるデータ量を軽減しデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
<本発明の概要>
本発明は、伝送経路上で消失してしまったデータを受信側で復元するために送信側に記録媒体等からなるデータの記録手段を有すると共に、受信側での伝送されたデータの受信状態により生成される制御信号に基づいて記録手段への補正又は補完用のデータを記録する。これにより、データ受信側からの制御情報(制御データ)に基づいて、データ送信側での記録処理を制御することで、記録媒体に効率よくデータを記録することができ、記録媒体のコスト及び記録媒体の交換作業等の負担軽減を図ることができ、更にデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
以下に、本発明を適用した実施形態について図を用いて説明する。
<実施例1>
図2は、本発明におけるデータ伝送システムの第1の構成例を示す図である。図2に示すデータ伝送システム20は、データ送信装置21と、データ受信装置22とを有するよう構成されている。また、図2の構成では、データ伝送システム20の他にデータ記録装置23を設けて、データ受信装置22にて受信したデータを編集等で使用するために蓄積することができる。
また、データ送信装置21は、データ生成部24と、送信処理部25と、データ記録部26と、制御受信部27とを有するよう構成されている。また、データ受信装置22は、受信処理部28と、制御送信部29とを有するよう構成されている。なお、データ受信装置22内に、上述したデータ記録装置23を設けてもよい。
データ生成部24は、データ受信装置22に伝送するための映像データや音声データ等を生成する。具体的にはリアルタイムに撮影された映像や音声等である。また、データ生成部24は、生成したデータを送信処理部25に出力する。また、データ生成部24は、生成したデータをデータ記録部26に出力する。
データ記録部26は、データ生成部24から入力されたデータを記録する。ここで、データ記録部26は、データ送信装置21と着脱可能な記録媒体を有しており、データ記録部26は、記録媒体へのデータの記録、消去等の制御を行うドライブ装置としての機能を有する。また、記録媒体は特に限定されるものではなく、光学式ディスク媒体や、磁気ディスク媒体、固体メモリ装置等を用いることができる。また、データ記録部26は、制御受信部27からの制御データにより、記録媒体中のデータの記録、消去等を行う。なお、データ記録部26におけるデータの記録、消去処理の具体的な説明については後述する。
また、制御受信部27は、データ受信装置22の制御送信部29から送られる制御伝送信号を受信して、復調等の処理により制御データに変換する。ここで、制御データは、受信処理部28により受信した信号の受信品質を示すものである。例えば、データ受信装置22で受信した信号が良好に受信できた場合には、「良好伝送状態」を示すデータが制御データに含まれており、また伝送信号に誤り等があり良好に受信できなかった場合には、「不良伝送状態」を示すデータが制御データに含まれている。
制御受信部27は、この制御データに基づいて、データ記録部26に記録されているデータの消去の有無を示す制御データを生成し、データ記録部26に制御データを出力する。ここで、制御伝送信号の伝送中にもノイズの混入等により、伝送不良になる可能性がある。そこで、制御受信部27は、制御送信部29から送られる制御伝送信号の受信状態により、データ記録部26に出力する制御データを生成する。
なお、受信状態の判断は所定の時間間隔(△T)毎に行い、判断方法は伝送されるデータ形式等により異なるが、例えば、信号の受信電界強度やデータ誤り率、ビット誤り率、パケット誤り率等のパラメータを、受信品質を判断する尺度として使用する。また、受信信号の復調等の処理を行う場合に、復号が正しく行われたか否かにより判断することもできる。
送信処理部25は、入力したデータを伝送信号に変換する。ここで、伝送信号への変換処理としては、例えば、データフレーム同期処理や、誤り訂正符号化処理、搬送波による変調処理があるが、伝送経路に即した処理を行えばよく限定されるものではない。送信処理部25は、変換した伝送信号を伝送経路によりデータ受信装置22に送信する。
一方、受信側では、データ受信装置22の受信処理部28が受信した伝送信号を復調等の処理を行って元のデータに復元する。また、受信処理部28は、伝送信号の受信状態により制御データを生成する。
なお、受信状態の判断は所定の時間間隔(△T)毎に行い、判断方法は伝送されるデータ形式等により異なるが、例えば、信号の受信電界強度やデータ誤り率、ビット誤り率、パケット誤り率等のパラメータを、受信品質を判断する尺度として使用する。また、信号の復号が正しく行われたか否かによって判断することもできる。
生成される制御データは、受信状態が良好である場合には、「良好伝送状態」を示す制御データを生成し、また伝送信号に誤り等があり良好でない場合には、「不良伝送状態」を示す制御データを生成する。受信処理部28は、生成した制御データを制御送信部29へ出力する。また、受信処理部28は、復元したデータをデータ記録装置23に出力する。なお、このとき、データ記録装置23に出力するデータは、良好伝送状態時のデータだけでもよく、また、復元された全てのデータであってもよい。データ記録装置23は、入力したデータを記録する。なお、データ記録装置23は、例えば、磁気テープ装置や磁気ディスク装置、光ディスク装置等を用いることができる。
制御送信部29は、受信処理部28から入力した制御データを制御伝送信号に変換する。ここで、制御伝送信号への変換処理としては、例えば、データフレーム同期処理や、誤り訂正符号化処理、搬送波による変調処理があるが、伝送経路に即した処理を行えばよく限定されるものではない。制御送信部29は、変換した制御伝送信号を制御伝送経路によりデータ送信装置21に送信する。
この制御データに基づいて、制御受信部27は、データ記録部26に記録されているデータの消去の有無を示す制御データを生成し、データ記録部26は、制御受信部27に基づいて、記録媒体に蓄積されている所定の時間間隔(△T)のデータの消去を行う。
これにより、記録媒体には、データ記録装置23の欠損データに対応するデータ部分のみを記録することができ、データ容量を軽減することができる。また、データ記録装置23に記録されるデータと、データ記録部26の記録媒体とにより欠損データを補正及び補完することができる。
次に、データ送信装置21において行われる制御データに基づいたデータの記録処理について、図を用いて説明する。図3は、実施例1におけるデータ記録部のブロック構成の一例を示す図である。制御部31と、記録媒体32とを有するよう構成されている。
まず、データ生成部24により生成されたデータが記録媒体32に記録される。その後、制御部31は、制御受信部27からの制御データを入力し、記録媒体32の消去処理を制御する記録媒体用の制御データを生成する。また、制御部31は、生成した制御データを記録媒体32に出力する。記録媒体32は、制御部31から受けた記録媒体の制御データに基づいて、所定の時間間隔(△T)毎に予め記録されているデータの消去処理を行う。
次に、実施例1におけるデータ記録の具体的な処理の流れについて、図を用いて説明する。図4は、実施例1におけるデータ記録の具体的な処理の流れの一例を説明するための図である。なお、図4における具体的な処理の流れは、図2及び図3に示す構成に基づいている。
図4に示すように、映像や音声を変換した伝送信号は、データ送信装置21からt0を基準として連続して出力される(図4における太字部分)。また、データ受信装置22は、所定の時間間隔(△T)毎に受信信号の良好又は不良を示す制御データを生成して、データ送信装置21に送信する。図4においては、制御伝送信号のうち実線で示されたものが、「良好伝送状態」を示す制御データを伝送していることを示し、また点線で示されたものが、「不良伝送状態」を示す制御データを伝送していることを示している。
そして、データ送信装置21は、受信が良好であることを示す制御データを受信したときに、記録媒体32に記録されているデータのうち、所定の時間間隔△Tに相当するデータを消去する処理を行う。具体的には、制御データを受信した時間を基準として△T時間分前から記録しているデータに対して消去処理を行う。また、制御データの情報が「不良伝送状態」であるか、又はデータ送信装置21にて受信した制御伝送信号が不良状態であった場合、記録媒体32に記録されているデータを残値する(消去しない)。
なお、制御データが「不良伝送状態」から「良好伝送状態」へ変化した直後の場合には、消去操作は行わないようにする。具体的には、図4において、時間t2の直後の制御データは、受信が良好であることを示す制御データであるが、その直前の△T時間分のデータは消去しない。これにより、時間t2の前後の時間で発生したデータの欠損を正確に補正及び補完することができる。
このように、時間△T毎にデータの記録/消去処理を行うことで、記録媒体32には、不良伝送となったデータのみが記録される。これにより、記録媒体32のデータの容量を軽減することができる。また、図4に示すように記録媒体32により、データ記録装置23に記録された映像データや音声データを編集等により、補正及び補完することでデータ生成部24にて生成されたデータを高精度に復元することができる。
次に、受信処理部で生成される制御データについて具体的に説明する。制御データとしては、データ受信装置22で受信した伝送信号の受信品質を示すものであればよく特に限定されるものではない。
例えば、伝送信号の受信電界強度やデータ誤り率、ビット誤り率やパケット誤り率等のパラメータが受信品質を判断する尺度として使用可能である。これらのパラメータについて、予め設定されるる閾値等による判定によって、伝送信号の信号品質の「良好」、「不良」を判断する。
具体的には、例えば、判定のパラメータとしてビット誤り率を使用する場合には、設定された閾値よりもビット誤り率が小さい場合、つまり、誤ったデータの量が少ない場合には「良好伝送状態」とし、ビット誤り率が設定された閾値以上の場合、つまり、誤ったデータの量が多い場合には「不良伝送状態」と判定する。
なお、閾値の設定については、データ伝送システム20の使用環境の時間変化や、伝送されるデータの重要性や緊急性によって柔軟に変更することができる。
また、受信処理部において、受信信号の復調等の処理を行う場合に、復号が正しく行われたか否かにより信号品質の「良好」、「不良」を判断することもできる。
また、データ伝送システム20の使用環境は、障害物の移動等の周囲状況によって時間的に変化するものである。更に伝送されるデータについて緊急性が低い、あるいは重要性の低いものである場合は、「良好伝送状態」と判定されやすくなるよう閾値を設定することができる。
これにより、判定のパラメータとしてビット誤り率を使用する場合には、閾値を大きく設定すれば、設定された閾値よりもビット誤り率が小さい「良好伝送状態」と判定される割合が増加することになり、結果としてデータ記録部26に記録されるデータ量を軽減することができる。
更に、使用環境の時間変化が速い場合には、時間帯により受信状態が一時的に大きく変動する場合に対応するため、変動に対応するために閾値を小さく設定することにより「不良伝送状態」を漏れなくカバーすることができる。なお、上述した閾値の設定を行う場合には、データの緊急性等に合わせて手動で行う手段や、受信状態の変化に合わせて自動的に可変させることができる。
また、制御データを生成する時間間隔△Tについても、データ伝送システム20の使用環境の時間変化や、伝送されるデータの重要性、緊急性等によって、柔軟に設定することができる。具体的には、データ伝送システム20の使用環境は、障害物の移動等の周囲状況によって時間的に変化するものである。また、伝送されるデータについて緊急性が低い、あるいは重要性の低いものである場合は、制御データの生成間隔△Tを長く設定することで、データ記録部26に記録されるデータ量を軽減させることができる。更に、使用環境の時間変化が速い場合には、迅速にそれに対応するため時間間隔△Tを短く設定することで、データの欠損部分を高精度に補正及び補完することができる。
なお、実施例1に示すシステム構成は、生伝送等で全てのデータを伝送し終わった後の時間を使用して、データ送信装置21のデータ記録部26で記録されたデータをデータ受信装置22に再伝送し編集等により、データの欠損を補正及び補完することができる。
<実施例2>
次に、本発明を適用した第2の実施形態について図を用いて説明する。なお、実施例2におけるデータ伝送システムの構成例は、図2に示したデータ伝送システム20と同様であるがデータ記録部26の構成及びデータの記録処理が実施例1と異なる。そのため、実施例2では、データ記録部について具体的に説明する。
図5は、実施例2におけるデータ記録部のブロック構成の一例を示す図である。データ記録部26は、制御部51と、記録媒体52と、一時記憶部53とを有するよう構成されている。
まず、データ生成部24により生成されたデータが一時記憶部53に記録される。ここで、一時記憶部53は、例えば固体メモリ等のデータの記録や消去が迅速に行うことができるものである。
次に、制御部51は、制御受信部27からの制御データを入力し、記録媒体52の記録/消去処理を制御する一時記憶部用の制御データを生成する。また、制御部31は、生成した制御データを一時記憶部53へ出力する。
一時記憶部53は、制御部31から入力した制御データに基づいて、所定の時間間隔(△T)毎に予め記録されているデータを記録媒体52に記録させるか、一時記憶部53にて記録したデータの消去を行う。これにより、データの記録/消去処理に対する外部構成部分との処理を迅速に行うことができる。
ここで、実施例2におけるデータ記録の具体的な処理の流れについて、図を用いて説明する。図6は、実施例2におけるデータ記録の具体的な処理の流れの一例を説明するための図である。なお、図6における具体的な処理の流れは、図2及び図5に示す構成に基づいている。
図6に示すように、映像や音声を変換した伝送信号は、データ送信装置21からt0を基準として連続して出力される(図6における太字部分)。また、所定の時間間隔(△T)毎に一時記憶部53に記憶される。
データ受信装置22は、所定の時間間隔(△T)毎に受信信号の良好又は不良を示す制御データを生成して、データ送信装置21に送信する。図6においては、制御伝送信号のうち実線で示されたものが、「良好伝送状態」を示す制御データを伝送していることを示し、また点線で示されたものが、「不良伝送状態」を示す制御データを伝送していることを示している。
そして、データ送信装置21は、受信が良好であることを示す制御データを受信したときに、一時記憶部53に記録されているデータのうち、所定の時間間隔△Tに相当するデータを消去する処理を行う。具体的には、制御データを受信した時間を基準として△T時間分前から記録しているデータに対して消去処理を行う。また、制御データ内の情報が「不良伝送状態」であるか、又はデータ送信装置21にて受信した制御伝送信号が不良状態であった場合、一時記憶部53に記録されているデータのうち、所定の時間間隔△Tに相当するデータを記録媒体52に出力して記録する処理を行う。また、記録媒体52に所定のデータを記録した後は、一時記憶部53に記録された対応するデータ部分を消去する。
なお、制御データが「不良伝送状態」から「良好伝送状態」へ変化した直後の場合にも、記録処理を行うようにする。具体的には、図6において、時間t2の直後の制御データは、受信が良好であることを示す制御データであるが、その直前の△T時間分のデータについても記録媒体52に記録して一時記憶部53のデータの消去を行う。これにより、時間t2の前後の時間で発生したデータの欠損を正確に補正及び補完することができる。
このように、時間△T毎にデータの記録/消去処理を行うことで、記録媒体52には、不良伝送となったデータのみが記録される。これにより、記録媒体52のデータの容量を軽減することができる。また、図6に示すように記録媒体52により、データ記録装置23に記録された映像データや音声データを編集等により、補正及び補完することでデータ生成部24にて生成されたデータを高精度に復元することができる。
また、実施例2においても実施例1と同様に、制御データの判定の閾値及び制御データの時間間隔△Tを、データの緊急性等に合わせて手動で行う手段や、受信状態の変化に合わせて自動的に可変させることが可能である。
また、実施例1又は2において、データ伝送システムを構成するデータ送信装置は、データ生成部、送信処理部、データ記録部、制御受信部から構成されているが、各処理部の全て、あるいは一部について、独立した別装置とすることも可能である。つまり、データ生成部、送信処理部、データ記録部、制御受信部を独立した装置とすることは容易であり、本発明で示す実施例はそのまま適用可能である。
また、上述したデータ送信装置、及びデータ受信装置からなるデータ伝送システムのように専用の装置構成により本発明におけるデータ伝送を行うこともできるが、上述したデータ伝送システムにおけるデータ送信処理及びデータ受信処理をコンピュータに実行させることができる実行プログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等にプログラムをインストールすることにより、本発明におけるデータ送信処理及びデータ受信処理を実現することができる。
ここで、本発明における実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図7は、本発明におけるデータ送信処理及びデータ受信処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図7におけるコンピュータ本体には、入力装置71と、出力装置72と、ドライブ装置73と、補助記憶装置74と、メモリ装置75と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)76と、ネットワーク接続装置77とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置71は、使用者が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、使用者からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置72は、本発明におけるデータ送信処理及びデータ受信処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU76が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体78等により提供される。プログラムを記録した記録媒体78は、ドライブ装置73にセット可能であり、記録媒体78に含まれる実行プログラムが、記録媒体78からドライブ装置73を介して補助記憶装置74にインストールされる。
補助記憶装置74は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
CPU76は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置75により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、上述したデータ送信及びデータ受信における各処理を実現することができる。プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置74から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置77は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで高精度なデータ送信処理及びデータ受信処理を実現することができる。また、また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易に本発明におけるデータの送信処理及び受信処理を実現することができる。
次に、図7の構成において実行されるデータ伝送処理手順についてフローチャートを用いて説明する。なお、処理手順は、実施例1及び2におけるデータ送信処理手順と、データ受信処理手順とについて夫々説明する。
図8は、本発明におけるデータ送信処理手順を示す第1のフローチャートである。なお、図8は、実施例1に対応するものである。まず、データ受信側へ送信するデータを生成する(S01)。次に、生成したデータを伝送信号に変換し、変換した伝送信号を出力する(S02)。また、S01にて生成したデータを記録媒体に記録する(S03)。
次に、受信側からの制御信号(制御伝送信号)を受信し(S04)、受信した制御信号が良好に受信できているかを判断する(S05)。具体的には、通信上の伝送障害等により欠損がなく、受信できているかを判断する。
ここで、制御信号が良好に受信できている場合(S05において、YES)、制御信号に含まれる制御データの内容が「良好伝送状態」であったかを判断する(S06)。制御データが「良好伝送状態」である場合(S06において、YES)、S03の処理で記録媒体に記録した制御データの受信直前の時間△Tに相当する部分のデータを消去する(S07)。また、S05において、制御データの受信が良好でなかった場合(S05において、NO)、又は制御データが「良好伝送状態」でなかった場合(S06において、NO)、S03の処理で記録媒体に記録した制御データの受信直前の時間△Tに相当する部分のデータを残置する(S08)。なお、上述のS05、S06の処理順序は、どちらが先でもよく、また何れかの処理だけを行ってもよい。
これにより、データを送信側と受信側で重複して記録する必要がないため、効率的にデータの記録を行うことができる。
次に、実施例2に対応するデータ送信処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図9は、本発明におけるデータ送信処理手順を示す第2のフローチャートである。
まず、データ受信側へ送信するデータを生成する(S11)。次に、生成したデータを伝送信号に変換し、変換した伝送信号を出力する(S12)。また、S11にて生成したデータを送信側のメモリ等の一時記憶部に記録する(S13)。
次に、受信側からの制御信号(制御伝送信号)を受信し(S14)、受信した制御信号が良好に受信できているかを判断する(S15)。具体的には、通信上の伝送障害等により欠損がなく、受信できているかを判断する。
ここで、制御信号が良好に受信できている場合(S15において、YES)、制御信号に含まれる制御データの内容が「良好伝送状態」であったかを判断する(S16)。制御データが「良好伝送状態」である場合(S16において、YES)、S13の処理で一時記憶部に記録した制御データの受信直前の時間△Tに相当する部分のデータを消去する(S17)。また、S15において、制御データが良好に受信できなかった場合(S15において、NO)、又は制御データが「良好伝送状態」でなかった場合(S16において、NO)、S13の処理で一時記憶部に記録した制御データの受信直前の時間△Tに相当する部分のデータ記録媒体に出力し(S18)、記録媒体にデータを記録する(S19)。なお、上述のS15、S16の処理順序は、どちらが先でもよく、また何れかの処理だけを行ってもよい。
これにより、データを送信側と受信側で重複して記録する必要がないため、効率的にデータの記録を行うことができる。また、メモリ装置等で記録、消去を行うことで、直接記録媒体に記録、消去を行うよりも処理速度を向上させることができる。
次に、本発明における受信処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図10は、受信処理手順の一例を示すフローチャートである。図10に示すフローチャートにおいて、まず、データ送信側より伝送信号を受信する(S21)。次に、伝送信号を復号し(S22)、また、伝送信号が良好に受信できているかを判断する(S23)。この場合、上述した受信信号の誤り率やS22の復号が正しく行われたか否かにより判断する。
受信信号が良好に受信できている場合(S23において、YES)、データをデータ記録装置に出力する(S24)。また、伝送信号を送信した送信側に、データが良好に受信できたことを示す制御データ(良好伝送状態)を生成する(S25)。
また、S23の処理において、受信信号が良好に受信できていない場合(S23において、NO)、データが良好に受信できなかったことを示す制御データ(不良伝送状態)を生成する(S26)。次に、S25又はS26の処理において生成された制御データをデータ送信側に出力する(S27)。
これにより、データ送信側に良好に受信できなかったデータを記録させることができるため、効率よくデータの記録を行うことができる。また、データ送信側に記録されるデータを用いて、データ記録装置に記録されたデータを補正及び補完することができる。
以上に説明したように、本発明によれば、記録されるデータ量を軽減し、データ受信側でのデータの欠損を事後に補正及び補完可能とすることができる。
具体的には、データ受信側からの制御情報(制御データ)に基づいて、データ送信側での記録処理を制御することで、記録媒体に効率よくデータを記録することができ、記録媒体のコスト及び記録媒体の交換作業等の負担軽減を図ることができ、更にデータ受信側でのデータの欠損を補正及び補完することができる。
これにより、例えば、屋外中継時の映像や音声の生伝送等において使用するデータ伝送システムに適用でき、受信側のみならず送信側でも、映像や音声を収録する機能を持ち、送信側の収録を、受信が不良である期間のみ行うよう制御することにより、送信側の記録媒体に必要とされる記録容量を軽減できるようにし、データ欠損を補正及び補完することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
従来のデータ伝送システムの一構成例である。 本発明におけるデータ伝送システムの第1の構成例を示す図である。 実施例1におけるデータ記録部のブロック構成の一例を示す図である。 実施例1におけるデータ記録の具体的な処理の流れの一例を説明するための図である。 実施例2におけるデータ記録部のブロック構成の一例を示す図である。 実施例2におけるデータ記録の具体的な処理の流れの一例を説明するための図である。 本発明におけるデータ送信処理及びデータ受信処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明におけるデータ送信処理手順を示す第1のフローチャートである。 本発明におけるデータ送信処理手順を示す第2のフローチャートである。 受信処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10,20 データ伝送システム
11,21 データ送信装置
12,22 データ受信装置
13,23 データ記録装置
14,24 データ生成部
15,25 送信処理部
16,28 受信処理部
26 データ記録部
27 制御受信部
29 制御送信部
31,51 制御部
32,52 記録媒体
53 一時記憶部
71 入力装置
72 出力装置
73 ドライブ装置
74 補助記憶装置
75 メモリ装置
76 CPU
77 ネットワーク接続装置
78 記録媒体

Claims (8)

  1. データを送信するデータ送信装置と、該データ送信装置からのデータを受信するデータ受信装置からなるデータ伝送システムにおいて、
    前記データ送信装置は、前記データ受信装置に送信するデータを記録するデータ記録手段を有し、
    前記データ受信装置は、前記データ送信装置から受信した信号の伝送状態に基づいて制御情報を生成し、前記データ送信装置に送信する制御送信手段を有し、
    前記データ記録手段は、前記データ受信装置からの制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記データの記録又は消去を行うことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. データをデータ受信装置に送信するためのデータ送信装置において、
    前記データ受信装置に送信するデータを記録するデータ記録部と、
    前記データ受信装置からの制御情報を受信する制御受信部とを有し、
    前記データ記録部は、前記制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記データ記録部に記録されたデータの消去を行うことを特徴とするデータ送信装置。
  3. 前記制御受信部は、
    予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好でなかったことを示す制御情報を受けた場合、又は、前記制御受信部で受信した制御情報の受信状態が良好でない場合、前記データ記録部に記録されているデータから前記時間間隔に対応するデータの消去を行わないことを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
  4. 前記制御受信部は、
    予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好であったことを示す制御情報を受けた場合、前記データ記録部に記録されているデータから前記時間間隔に対応するデータを消去させる制御データを生成することを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ送信装置。
  5. 前記データ記録部に前記データを記録する前に、前記データを一時的に記憶する一時記憶部を有し、
    前記制御受信部は、前記制御情報及び/又は前記制御情報の受信状態に基づいて、前記一時記憶部に記録されたデータを消去又は前記データ記録部に記録させる制御データを生成することを特徴とする請求項2に記載のデータ送信装置。
  6. 前記制御受信部は、
    予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好でなかったことを示す制御情報を受けた場合、又は、前記制御受信部で受信した制御信号の伝送状態が良好でない場合、前記一時記憶部に記録されている前記時間間隔に対応するデータを前記データ記録部に出力させ、更に、出力したデータを前記一時記憶部から消去させる制御データを生成することを特徴とする請求項5に記載のデータ送信装置。
  7. 前記制御受信部は、
    予め設定される時間間隔毎に前記データ受信装置からの制御情報を受信し、前記データ受信装置で受信した信号の伝送状態が良好であったことを示す制御情報を受けた場合に、前記一時記憶部で記録した前記時間間隔に対応するデータを消去させる制御データを生成することを特徴とする請求項5又は6に記載のデータ送信装置。
  8. データを記録及び送信するデータ送信装置により送信されたデータを受信するためのデータ受信装置において、
    前記データ送信装置から送信された信号を受信し、受信した信号の伝送状態に基づいて、前記データ送信装置に記録されているデータの記録又は消去を制御する制御情報を生成する受信処理部と、
    前記受信処理部により得られる制御信号を前記データ送信装置に送信する制御送信部とを有することを特徴とするデータ受信装置。
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JP2010152425A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ファイル送信装置及びファイル受信装置

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