JP2005286477A - データスライサ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、入力信号が高速に変化する場合であっても、適切なスライサ基準電圧を生成することができる基準電圧発生回路を備えたデータスライサを提供する。
【解決手段】本発明に係るデータスライサは、基準電圧発生回路1とコンパレータ3とを備える。そして、基準電圧発生回路1は、互いに並列接続され、入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量4と、複数の容量4と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量4への入力信号の流入を制御する複数のスイッチ5と、複数の容量4と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量4の間の接続を制御する複数のスイッチ6とを備える。複数のスイッチ5は、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、複数のスイッチ6は、全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るデータスライサは、基準電圧発生回路1とコンパレータ3とを備える。そして、基準電圧発生回路1は、互いに並列接続され、入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量4と、複数の容量4と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量4への入力信号の流入を制御する複数のスイッチ5と、複数の容量4と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量4の間の接続を制御する複数のスイッチ6とを備える。複数のスイッチ5は、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、複数のスイッチ6は、全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、データスライサ及びその駆動方法に係る発明であって、特に、データスライサの基準電圧発生に関するものである。
例えば、映像信号入力にディジタルデータを重畳して放送を行う場合がある。この場合放送の受信機は、この重畳した信号を取り出してディジタルデータにデコードする必要がある。そのため、受信機にはデータスライサが備えられている。
従来のデータスライサでは、基準電圧発生回路と基準電圧と入力信号を比較する比較回路で構成されている。そして、この基準電圧発生回路は、入力信号に基づいて基準電圧を生成している。
具体的に説明すると、まず入力信号におけるクロックランイン入力が開始されると、基準電圧発生回路に含まれるRC積分回路で入力信号が積分される。このRC積分回路から得られた値が、基準電圧となる。
この得られた基準電圧と入力信号とを比較回路で比較することにより、重畳した信号を取り出すことができる。なお、特許文献1に、従来のデータスライサについて記載されている。
しかし、従来のデータスライサでは、RC積分回路を用いて基準電圧を生成するので、基準電圧を得るために時間がかかる問題があった。特に、入力信号が高速に変化する場合、RC積分回路が追随することができず適切な基準電圧を生成できない問題があった。さらに、データスライサによっては、基準電圧発生回路の外部に基準電圧を保持するための大きな容量を設ける必要があった。例えば、RC積分回路に用いられる容量が約40pFの場合に、外部に取り付けられる容量は約1,000pFとなる。そのため、データスライサの回路規模が大きくなる問題があった。
そこで、本発明は、入力信号が高速に変化する場合であっても、適切な基準電圧を生成することができる基準電圧発生回路を備えたデータスライサを提供することを目的とする。また、本発明は、基準電圧を保持するための大きな容量を設ける必要がないデータスライサを提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、基準電圧と入力信号とを比較する比較回路とを備えるデータスライサであって、基準電圧発生回路は、互いに並列接続され、入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量と、複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量への入力信号の流入を制御する複数の第1スイッチと、複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量の間の接続を制御する複数の第2スイッチとを備え、複数の第1スイッチは、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、複数の第2スイッチは、全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御する。
本発明に記載のデータスライサは、基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、基準電圧と入力信号とを比較する比較回路とを備えるデータスライサであって、基準電圧発生回路は、互いに並列接続され、入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量と、複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量への入力信号の流入を制御する複数の第1スイッチと、複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、複数の容量の間の接続を制御する複数の第2スイッチとを備え、複数の第1スイッチは、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有し、複数の第2スイッチは、全てがON状態となる所定のタイミングを有するので、入力信号が高速に変化する場合であっても基準電圧発生回路が十分に追随することができるため、適切なスライサ基準電圧を生成することができる効果がある。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態に係るデータスライサの回路図を示す。図1に示すデータスライサでは、基準電圧発生回路1、バッファ2及びコンパレータ3から構成されている。データスライサに入力される入力信号Vinは、コンパレータ3の+側に供給されるとともに、基準電圧発生回路1に供給される。
図1に、本実施の形態に係るデータスライサの回路図を示す。図1に示すデータスライサでは、基準電圧発生回路1、バッファ2及びコンパレータ3から構成されている。データスライサに入力される入力信号Vinは、コンパレータ3の+側に供給されるとともに、基準電圧発生回路1に供給される。
基準電圧発生回路1では、供給された入力信号Vinに基づいてスライサ基準電圧を生成する。本実施の形態に係るデータスライサでは、スライサ基準電圧が、一旦バッファ2で保持された後に、コンパレータ3の−側に供給される。コンパレータ3では、供給された入力信号Vinとスライサ基準電圧とを比較することで結果を出力する。
ここで、基準電圧発生回路1は、入力信号Vinに基づく電荷を保持する容量4、容量4への入力信号Vinの流入を制御するスイッチ5及び複数の容量4間の接続を制御するスイッチ6により構成されている。さらに、基準電圧発生回路1は、容量4及びスイッチ5,6のそれぞれが複数個並列に接続される構成である。そして、容量4の一方の端子が、スイッチ5及びスイッチ6と1つのノードで接続され、容量4の他方の端子は接地されている。
図1に示す基準電圧発生回路1では、容量4及びスイッチ5,6のそれぞれが4個並列に接続された構成になっており、容量4a〜4d及びスイッチ5a〜5d,6a〜6dと表記されている。なお、図1に示す基準電圧発生回路1は例示であり、容量4及びスイッチ5,6はそれぞれ4個設けられる場合に限られず、複数であれば良い。
本実施の形態に係る基準電圧発生回路1では、スイッチ5により容量4への入力信号Vinの流入が制御され、複数の容量4それぞれに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。さらに、本実施の形態に係る基準電圧発生回路1では、全てのスイッチ6をON状態にすることで複数の容量4の間が全て接続され、保持された電荷が平均化される。
基準電圧発生回路1は、平均化された電荷に基づく電位をスライサ基準電圧としてバッファ2に供給する。本実施の形態に係る基準電圧発生回路1では、従来技術で示したRC積分回路を用いていない。そのため、入力信号Vinが高速に変化する場合であっても、十分に追随することができる。また、本実施の形態に係る基準電圧発生回路1では、複数の容量4を設けるのみで良く、スライサ基準電圧を保持するための大きな容量を必要としない。
次に、本実施の形態に係るデータスライサ(特に基準電圧発生回路1)の動作について説明する。図2に、本実施の形態に係るデータスライサのタイミングチャートを示す。図2に示すタイミングチャートでは、入力信号Vinのビット同期に用いられる信号(以下、クロックランインともいう)、スイッチ5,6の制御用クロック、スイッチ5,6の状態がそれぞれ図示されている。なお、図1で示したスイッチ5は、スイッチ5a〜スイッチ5dまでの4個で構成されている。そのため、図2に示すタイミングチャートにも、スイッチ5a〜スイッチ5dまでの状態がそれぞれ図示されている。
そして、本実施の形態に係る基準電圧発生回路1では、クロックランイン1周期又は数周期の間にスイッチ5a〜5dのそれぞれを1度ずつON状態にするように駆動する。そのため、スイッチ5,6の制御用クロックは、クロックランインよりも高い周波数であることが必要である。図2に示すタイミングチャートでは、クロックランイン1周期に対して、制御用クロックが4周期となるように設定されている。なお、クロックランインの立ち上がり部分と制御用クロックの立ち上がり部分は同期している。
この制御用クロックに基づいて、基準電圧発生回路1はスイッチ5,6を制御する。まず、クロックランインのスタート時に、制御用クロックに同期してスイッチ5aをON状態にする。スイッチ5aがON状態になることにより、スイッチ5aに接続された容量4aに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。スイッチ5aがON状態であるタイミングは、制御用クロックの半周期分である。
スイッチ5aがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ5bをON状態にする。スイッチ5bがON状態になることにより、スイッチ5bに接続された容量4bに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。スイッチ5bがON状態であるタイミングは、制御用クロックの半周期分である。
スイッチ5bがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ5cをON状態にする。スイッチ5cがON状態になることにより、スイッチ5cに接続された容量4cに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。スイッチ5cがON状態であるタイミングは、制御用クロックの半周期分である。
スイッチ5cがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ5dをON状態にする。スイッチ5dがON状態になることにより、スイッチ5dに接続された容量4dに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。スイッチ5dがON状態であるタイミングは、制御用クロックの半周期分である。
上記のように、制御用クロック4周期分(=クロックランイン1周期分)の間に、スイッチ5a〜5dのそれぞれが重複することがなくON状態となる。なお、図2に示すタイミングチャートのように、必ずしもスイッチ5aからスイッチ5dの順に駆動される必要はなく、所定のタイミング(本実施の形態では制御用クロック4周期分)の間に重複することなく1度ずつON状態となれば順序不同で良い。
なお、スイッチ6a〜6dは、スイッチ5a〜5dが駆動している間はOFF状態である。図2に示すタイミングチャートでは、クロックランインのスタート時から制御用クロック半周期分前に、スイッチ6a〜6dの全てがOFF状態になっている。そして、スイッチ5dがOFF状態になった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ6a〜6dの全てがON状態となる。
スイッチ6a〜6dの全てがON状態となることで、容量4a〜4dの全容量が接続され、それぞれの容量4a〜4dにチャージされた電荷が平均化される。容量4a〜4dの平均化された電荷に基づく電位が、スライサ基準電圧としてバッファ2に供給される。
上記の駆動方法をまとめると、本実施の形態に係るデータスライサでは、以下のような駆動方法を行っている。まず、入力信号Vinの入力開始(クロックランインのスタート時)後の所定のタイミング(本実施の形態では制御用クロック4周期分)に、スイッチ5a〜5dのそれぞれが重複することなくON状態となるようにスイッチ5a〜5dを制御し、複数の容量4a〜4dのそれぞれに所定の電荷を保持する(ステップ(a))。次に、ステップ(a)後に、スイッチ6a〜6dの全てがON状態となるようにスイッチ6a〜6dを制御し、複数の容量4a〜4dに保持された所定の電荷を平均化する(ステップ(b))。ステップ(b)により得られた平均化された所定の電荷に基づく電位をスライサ基準電圧とし、スライサ基準電圧と入力信号Vinとをコンパレータ3において比較する(ステップ(c))。
なお、容量4a〜4dのそれぞれに保持される所定の電荷は、それぞれの容量の大きさやチャージされる時間により決定される。また、容量4a〜4dの大きさは、全て同じ大きさとしても良いし、容量4a〜4dのそれぞれに対し重み付けを行い異なる大きさとしても良い。
以上のように、本実施の形態に記載のデータスライサは、スライサ基準電圧を生成する基準電圧発生回路1と、スライサ基準電圧と入力信号とを比較するコンパレータ3とを備え、基準電圧発生回路1が、互いに並列接続され、入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量4a〜4dと、複数の容量4a〜4dにそれぞれ接続され、複数の容量4a〜4dへの入力信号の流入を制御する複数のスイッチ5a〜5dと、複数の容量4a〜4dにそれぞれ接続され、複数の容量4a〜4dの間の接続を制御する複数のスイッチ6a〜6dとを備え、複数のスイッチ5a〜5dが、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングチを有するように制御し、複数のスイッチ6a〜6dが、全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御するので、入力信号が高速に変化する場合であっても基準電圧発生回路1が十分に追随することができるため、適切なスライサ基準電圧を生成することができる効果がある。また、本実施の形態に記載のデータスライサでは、複数の容量4a〜4dを備える構成とすることで、従来のデータスライサのようにスライサ基準電圧を保持するための大きな容量を別途設ける必要がなくなる。
本実施の形態に記載のデータスライサは、複数の容量4a〜4dのそれぞれを均等の容量を有するので、容量4a〜4dに蓄積された全電荷量の平均値に基づく電位がスライサ基準電圧として生成することが可能となる。
また、本実施の形態に記載のデータスライサは、複数の容量4a〜4dのそれぞれを所定の重み付けにより決定する容量を有することにすることで、所望の電荷量に基づく電位がスライサ基準電圧として生成することが可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサにスイッチ5,6の制御用クロックを選択するための回路を追加した構成である。実施の形態1では、図2に示すようなクロックランイン1周期に制御用クロック4周期が対応している。しかし、データスライサが表示装置等に用いられる場合、映像方式の違いによりクロックランインの周波数が変化することになる。ここで、映像方式としては、例えば、PAL(phase alternation by line)方式やNTSC(National Television System Committee)方式などが存在する。
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサにスイッチ5,6の制御用クロックを選択するための回路を追加した構成である。実施の形態1では、図2に示すようなクロックランイン1周期に制御用クロック4周期が対応している。しかし、データスライサが表示装置等に用いられる場合、映像方式の違いによりクロックランインの周波数が変化することになる。ここで、映像方式としては、例えば、PAL(phase alternation by line)方式やNTSC(National Television System Committee)方式などが存在する。
クロックランインの周波数が変化すると、それにあわせて制御用クロックも変化させる必要が生じる。そこで、図3に示すような制御用クロック選択回路がデータスライサに必要となる。
図3は、本実施の形態に係るデータスライサに設けられている制御用クロック選択回路である。図3に示す制御用クロック選択回路は、nビットカウンタ11とn to mデコーダ12とを備えている。
このnビットカウンタ11は、データスライサの内部クロックが入力されると、内部クロックを2〜n2に分周した信号を生成する回路である。一方、n to mデコーダ12は、nビットカウンタ11により生成されたn種の信号から、制御用クロックとして使用する信号を選択するためのデコーダである。そのため、n to mデコーダ12は、クロックランインの周波数の変化に対応して、制御用クロックの周波数を最適な周波数に可変し、スイッチ5,6に供給することができる。
以上のように、本実施の形態に記載のデータスライサは、スイッチ5,6に、ON/OFF状態の制御タイミングである制御用クロックが供給され、基準電圧発生回路1が、制御用クロックの周波数を可変させる制御用クロック選択回路をさらに備えるので、映像方式にあわせて最適な制御用クロックの周波数を選択することができ、データスライサの汎用性を向上させることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサに周波数検出部と制御用クロック生成部とを追加した構成である。図4に、本実施の形態に係るデータスライサに設けられる周波数検出部21と制御用クロック生成部22のブロック図を示す。
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサに周波数検出部と制御用クロック生成部とを追加した構成である。図4に、本実施の形態に係るデータスライサに設けられる周波数検出部21と制御用クロック生成部22のブロック図を示す。
周波数検出部21は、入力信号Vinの周波数を検出する。一方、制御用クロック生成部22は、周波数検出部21で検出された入力信号Vinの周波数に基づいて、スイッチ5,6に供給する制御用クロックを生成する。
具体的に、周波数検出部21及び制御用クロック生成部22の動作を説明する。図5に、入力信号Vin等のタイミングチャートを示す。まず、入力信号Vinのクロックランインがデータスライサに入力されると、最初の1又は数周期分のクロックランインに対して実施の形態1で説明した方法を適用し、暫定的なスライサ基準電圧を生成する。図5に示すタイミングチャートでは、クロックランインの2周期分に基づいて暫定的なスライサ基準電圧が生成されている。
周波数検出部21では、この暫定的なスライサ基準電圧を基準にクロックランインの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを検出する。そして、周波数検出部21は、数周期分のクロックランイン(図5では、約3周期分)の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジから、クロックランインの周波数を得る。なお、周波数検出部21におけるクロックランインの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを検出する回路には、一般的に良く知られているエッジ検出用回路を用いることで実現可能である。
周波数検出部21で検出されたクロックランインの周波数に基づいて、制御用クロック生成部22では、最適な制御用クロックを生成する。制御用クロック生成部22において最適な制御用クロックを得る方法として、クロックランインの周波数を逓倍して生成する方法や、実施の形態2で説明した制御用クロック選択回路を制御用クロック生成部22に内蔵し、最適な制御用クロックを選択する方法がある。さらに、制御用クロック生成部22が、検出した立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを規定時間遅延させたパルスを利用して最適な制御用クロックを得る方法などもある。
図5に示すタイミングチャートでは、制御用クロック生成部22で得られた制御用クロックが示されている。図5に示された制御用クロックは、クロックランインの周波数よりも高い周波数であり、クロックランインの周波数の2倍程度である。
以上のように、本実施の形態に記載のデータスライサは、入力信号Vinのクロックランインの周波数を検出する周波数検出部21と、周波数検出部21で検出した周波数に基づいて、スイッチ5,6に供給する制御用クロックを生成する制御用クロック生成部22とをさらに備えるので、実際の入力信号Vinにあった制御用クロックに基づいてスライサ基準電圧を生成することが可能となるため、スライサ基準電圧の精度が向上する。
(実施の形態4)
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサに用いていたコンパレータ3に代えてチョッパーアンプ回路を用いた構成である。図6に、本実施の形態に係るデータスライサの回路図を示す。図6に示すデータスライサでは、基準電圧発生回路30とチョッパーアンプ回路31から構成されている。まず、データスライサに入力される入力信号Vinは、基準電圧発生回路30に供給される。
本実施の形態に係るデータスライサは、実施の形態1に係るデータスライサに用いていたコンパレータ3に代えてチョッパーアンプ回路を用いた構成である。図6に、本実施の形態に係るデータスライサの回路図を示す。図6に示すデータスライサでは、基準電圧発生回路30とチョッパーアンプ回路31から構成されている。まず、データスライサに入力される入力信号Vinは、基準電圧発生回路30に供給される。
基準電圧発生回路30では、供給された入力信号Vinに基づいてスライサ基準電圧を生成し、チョッパーアンプ回路31に供給する。チョッパーアンプ回路31では、供給された入力信号Vinとスライサ基準電圧とを比較することで結果を出力する。
ここで、基準電圧発生回路30は、入力信号Vinに基づく電荷を保持する容量32、入力信号Vinの流入を制御するスイッチ33及びスイッチ33と複数の容量32とのそれぞれの接続を制御する複数のスイッチ34により構成されている。さらに、基準電圧発生回路30は、容量32及びスイッチ34のそれぞれが複数個並列に接続される構成である。そして、容量32の一方の端子は、チョッパーアンプ回路31と1つのノードで接続され、容量32の他方の端子は、スイッチ34と接続される。
図6に示す基準電圧発生回路30では、容量32及びスイッチ34のそれぞれが4個並列に接続された構成になっており、容量32a〜32d及びスイッチ34a〜34dと表記されている。なお、図6に示す基準電圧発生回路30は例示であり、容量32及びスイッチ34はそれぞれ4個設けられる場合に限られず、複数であれば良い。
本実施の形態に係る基準電圧発生回路30では、スイッチ33により入力信号Vinの流入が制御され、スイッチ34により複数の容量32のそれぞれに流入する入力信号Vinを制御している。スイッチ34の制御により、複数の容量32のそれぞれに所定の電荷が保持されることになる。
さらに、本実施の形態に係る基準電圧発生回路30では、複数の容量32のそれぞれに所定の電荷が保持された後に、全てのスイッチ34をON状態とすることで複数の容量32の間が接続され、保持された電荷が平均化される。
基準電圧発生回路30は、平均化された電荷に基づく電位をスライサ基準電圧としてチョッパーアンプ回路31に供給する。チョッパーアンプ回路31は、インバータ35とインバータ35に並列接続されたスイッチ36とを備えている。本実施の形態に係る基準電圧発生回路30でも、従来技術で示したRC積分回路を用いない。そのため、入力信号Vinが高速に変化する場合であっても、十分に追随することができる。また、本実施の形態に係る基準電圧発生回路30でも、複数の容量32を設けるのみで良く、スライサ基準電圧を保持するための大きな容量を必要としない。
次に、本実施の形態に係るデータスライサ(特に基準電圧発生回路30)の動作について説明する。図7に、本実施の形態に係るデータスライサのタイミングチャートを示す。図7に示すタイミングチャートでは、入力信号Vinのクロックランイン、スイッチ33,34,36の制御用クロック、スイッチ33,34,36の状態がそれぞれ図示されている。なお、図6で示したスイッチ34は、スイッチ34a〜スイッチ34dまでの4個で構成されている。そのため、図7に示すタイミングチャートにも、スイッチ34a〜スイッチ34dまでの状態がそれぞれ図示されている。
そして、本実施の形態に係る基準電圧発生回路30では、クロックランイン1周期又は数周期の間にスイッチ34a〜34dのそれぞれを1度ずつON状態にするように駆動する。そのため、スイッチ33,34,36の制御用クロックは、クロックランインよりも高い周波数であることが必要である。図7に示すタイミングチャートでは、クロックランイン1周期に対して、制御用クロックが4周期となるように設定されている。なお、クロックランインの立ち上がり部分と制御用クロックの立ち上がり部分は同期している。この制御用クロックに基づいて、基準電圧発生回路30のスイッチ33,34及びチョッパーアンプ回路31のスイッチ36が制御される。
まず、入力信号VinのクロックランインにHsync信号が入力される。Hsync信号された後に、スイッチ34a〜34dを全てOFF状態にする。同時に、チョッパーアンプ回路31に含まれるスイッチ36をON状態にする。なお、スイッチ33は、ON状態のままである。このように、スイッチ33,34,36を制御することで、チョッパーアンプ回路31の入力点(図6ではA点とする)の電位がインバータ35の電源電圧(VDD)の1/2に安定する。
次に、クロックランインのスタート時に、制御用クロックに同期してスイッチ34aをON状態にする。スイッチ34aをON状態にすることにより、スイッチ34aに接続された容量32aに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。容量32aには、1/2VDDと入力信号Vinとの電位差が制御用クロックの半周期の間チャージされる。
スイッチ34aがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ34bをON状態にする。スイッチ34bがON状態になることにより、スイッチ34bに接続された容量32bに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。容量32bには、1/2VDDと入力信号Vinとの電位差が制御用クロックの半周期の間チャージされる。
スイッチ34bがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ34cをON状態にする。スイッチ34cがON状態になることにより、スイッチ34cに接続された容量32cに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。容量32cには、1/2VDDと入力信号Vinとの電位差が制御用クロックの半周期の間チャージされる。
スイッチ34cがOFF状態となった後に、制御用クロックが立ち上がるタイミングでスイッチ34dをON状態にする。スイッチ34dがON状態になることにより、スイッチ34dに接続された容量32dに入力信号Vinに基づく電荷が保持される。容量32cには、1/2VDDと入力信号Vinとの電位差が制御用クロックの半周期の間チャージされる。
上記のように、制御用クロック4周期分(=クロックランイン1周期分)の間に、スイッチ34a〜34dのそれぞれが重複することがなくON状態にする。なお、図7に示すタイミングチャートのように、必ずしもスイッチ34aからスイッチ34dの順に駆動される必要はなく、所定のタイミング(本実施の形態では制御用クロック4周期分)の間に重複することなく1度ずつON状態となれば順序不同で良い。
次に、本実施の形態に係る基準電圧発生回路30は、図7に示すタイミングチャートのようにスイッチ33をOFF状態にし、入力信号Vinの流入を遮断する。スイッチ33をOFF状態にした後に、スイッチ34a〜34dの全てをON状態にする。
スイッチ34a〜34dの全てがON状態となることで、容量32a〜32dの全容量が接続され、それぞれの容量32a〜32dに保持された電荷が平均化される。容量32a〜32dの平均化された電荷に基づく電位をスライサ基準電圧として、チョッパーアンプ回路31に供給される。つまり、B点での電位がスライサ基準電圧となり、インバータ35の閾値電圧であるA点での電位とB点での電位差が各容量32a〜32dに蓄えられることになる。
チョッパーアンプ回路31では、スイッチ36をOFF状態にした後に基準電圧発生回路30のスイッチ33をON状態にすることにより、B点の入力信号Vinとの電位差がインバータ35に供給される。これにより、スライサ基準電圧と入力信号Vinとを比較した結果がインバータ35の出力として得られる。
上記の駆動方法をまとめると、本実施の形態に係るデータスライサでは、以下のような駆動方法を行っている。まず、チョッパーアンプ回路に含まれるスイッチ36をON状態にし、複数のスイッチ34a〜34dをOFF状態にする(ステップ(I))。次に、入力信号の入力開始後(クロックランインのスタート時)の所定のタイミング(本実施の形態では制御用クロック4周期分)に、複数のスイッチ34a〜34dのそれぞれが重複することなくON状態となるように複数のスイッチ34a〜34dを制御し、複数の容量32a〜32dのそれぞれに所定の電荷を保持する(ステップ(II))。次に、ステップ(II)後に、スイッチ33をOFF状態にする(ステップ(III))。ステップ(III)後に、複数のスイッチ34a〜34dが全てON状態となるように複数のスイッチ34a〜34dを制御し、複数の容量32a〜32dに保持された所定の電荷を平均化する(ステップ(IV))。ステップ(IV)後に、スイッチ36をOFF状態にし、スイッチ33をON状態にする(ステップ(V))。ステップ(IV)により得られた平均化された所定の電荷に基づく電位をスライサ基準電圧とし、スライサ基準電圧と入力信号Vinとをチョッパーアンプ回路31において比較する(ステップ(VI))。
なお、容量32a〜32dのそれぞれに保持される所定の電荷は、それぞれの容量の大きさやチャージされる時間により決定される。また、容量32a〜32dの大きさは、全て同じ大きさとしても良いし、容量32a〜32dのそれぞれに対し重み付けを行い異なる大きさとしても良い。
以上のように、本実施の形態に記載のデータスライサは、基準電圧を生成する基準電圧発生回路30と、基準電圧と入力信号Vinとを比較するチョッパーアンプ回路31とを備えるデータスライサであって、基準電圧発生回路30が、互いに並列接続され、且つチョッパーアンプ回路31とA点に示すノードで接続され、入力信号Vinに基づく電荷を保持する複数の容量32a〜32dと、入力信号Vinの流入を制御するスイッチ33と、スイッチ33と複数の容量32a〜32dとのそれぞれの接続を制御する複数のスイッチ34a〜34dとを備え、複数のスイッチ34a〜34dが、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、且つ全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御するので、入力信号が高速に変化する場合であっても基準電圧発生回路30が十分に追随でき、適切なスライサ基準電圧を生成することができる効果がある。また、本実施の形態に記載のデータスライサでは、コンバータの代わりにチョッパーアンプ回路31を用いているため、さらにデータスライサの回路規模を縮小化することができる。
本実施の形態に記載のデータスライサでは、複数の容量32a〜32dのそれぞれを均等の容量を有するので、容量32a〜32dに蓄積された全電荷量の平均値に基づく電位がスライサ基準電圧として生成することが可能となる。
また、本実施の形態に記載のデータスライサでは、複数の容量32a〜32dのそれぞれを所定の重み付けより異なる容量を有することにすることで、所望の電荷量に基づく電位がスライサ基準電圧として生成することも可能となる。
(実施の形態5)
実施の形態4に係るデータスライサに対しても、スイッチ33,34,36の制御用クロック選択回路を追加する構成は可能である。具体的には、実施の形態2で説明した内容と同じであり、図3に示す制御用クロック選択回路を図6に示すデータスライサに設けた構成である。そのため、詳細な説明を省略する。
実施の形態4に係るデータスライサに対しても、スイッチ33,34,36の制御用クロック選択回路を追加する構成は可能である。具体的には、実施の形態2で説明した内容と同じであり、図3に示す制御用クロック選択回路を図6に示すデータスライサに設けた構成である。そのため、詳細な説明を省略する。
本実施の形態に記載のチョッパーアンプ回路31を用いたデータスライサは、複数のスイッチ33,34,36に供給する制御用クロックの周波数を可変させる制御用クロック選択回路をさらに備えるので、映像方式にあわせて最適な制御用クロックの周波数を選択することができ、データスライサの汎用性を向上させることができる。
(実施の形態6)
実施の形態4に係るデータスライサに対しても、周波数検出部と制御用クロック生成部とを追加する構成は可能である。具体的には、実施の形態3で説明した内容と同じであり、図4に示す周波数検出部21と制御用クロック生成部22を図6に示すデータスライサに設けた構成である。そのため、詳細な説明を省略する。
実施の形態4に係るデータスライサに対しても、周波数検出部と制御用クロック生成部とを追加する構成は可能である。具体的には、実施の形態3で説明した内容と同じであり、図4に示す周波数検出部21と制御用クロック生成部22を図6に示すデータスライサに設けた構成である。そのため、詳細な説明を省略する。
以上のように、本実施の形態に記載のチョッパーアンプ回路31を用いたデータスライサは、入力信号Vinのクロックランインの周波数を検出する周波数検出部21と、周波数検出部21で検出した周波数に基づいて、スイッチ33,34,36に供給する制御用クロックを生成する制御用クロック生成部22とをさらに備えるので、実際の入力信号Vinにあった制御用クロックに基づいてスライサ基準電圧を生成することが可能となるため、スライサ基準電圧の精度が向上する。
1,30 基準電圧発生回路、2 バッファ、3 コンパレータ、4,32 容量、5,6,33,34,36 スイッチ、11 nビットカウンタ、12 n to mデコーダ、21 周波数検出部、22 制御用クロック生成部、31 チョッパーアンプ回路、35 インバータ。
Claims (6)
- 基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、
前記基準電圧と入力信号とを比較する比較回路とを備えるデータスライサであって、
前記基準電圧発生回路は、
互いに並列接続され、前記入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量と、
前記複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、前記複数の容量への前記入力信号の流入を制御する複数の第1スイッチと、
前記複数の容量と第1のノードでそれぞれ接続され、前記複数の容量の間の接続を制御する複数の第2スイッチとを備え、
前記複数の第1スイッチは、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、
前記複数の第2スイッチは、全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御することを特徴とする、データスライサ。 - 基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、
前記基準電圧と入力信号とを比較するチョッパーアンプ回路とを備えるデータスライサであって、
前記基準電圧発生回路は、
互いに並列接続され、且つ前記チョッパーアンプ回路と第2のノードで接続され、前記入力信号に基づく電荷を保持する複数の容量と、
前記入力信号の流入を制御する第1スイッチと、
前記第1スイッチと前記複数の容量とのそれぞれの接続を制御する複数の第2スイッチとを備え、
前記複数の第2スイッチは、それぞれ重複することなく個別にON状態となる所定のタイミングを有するように制御し、且つ全てがON状態となる所定のタイミングを有するように制御することを特徴とする、データスライサ。 - 請求項1又は請求項2に記載のデータスライサであって、
前記複数の容量は、それぞれが均等の容量を有することを特徴とする、データスライサ。 - 請求項1又は請求項2に記載のデータスライサであって、
前記複数の容量は、それぞれが所定の重み付けにより決定される容量を有することを特徴とする、データスライサ。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のデータスライサであって、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチには、ON/OFF状態の制御タイミングである制御用クロックが供給され、
前記基準電圧発生回路は、前記制御用クロックの周波数を可変させる制御用クロック選択回路をさらに備えたことを特徴とする、データスライサ。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータスライサであって、
前記入力信号の周波数を検出する周波数検出部と、
前記周波数検出部で検出した周波数に基づいて、前記制御用クロックを生成する制御用クロック生成部とをさらに備えることを特徴とする、データスライサ。
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