JP2005285282A - 複合記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 データを非ランダムに記録する第1記録媒体に記録してある複数のデータを、各データをファイル単位でランダムに記録する第2記録媒体へ転送してダビングする場合に、前記複数のデータをそれぞれ別のファイルに記録させることが可能な複合記録装置を提供する。
【解決手段】 VTR信号処理回路6が、磁気テープ6aに記録してある映像信号及び音声信号を読み出してDVD信号処理回路5へ転送してDVD5aにダビングする場合に、磁気テープ6aから読み出される信号中にVISS信号があるか否かを検出する。VTR信号処理回路6がVISS信号を検出した場合、DVDメインマイコン1は、DVD信号処理回路5により、前記VISS信号を検出するまでにDVD5aに記録されたデータと、前記VISS信号の検出後にDVD5aに記録させるデータとを別のファイルに分割させ、各ファイルを管理する管理情報を作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 VTR信号処理回路6が、磁気テープ6aに記録してある映像信号及び音声信号を読み出してDVD信号処理回路5へ転送してDVD5aにダビングする場合に、磁気テープ6aから読み出される信号中にVISS信号があるか否かを検出する。VTR信号処理回路6がVISS信号を検出した場合、DVDメインマイコン1は、DVD信号処理回路5により、前記VISS信号を検出するまでにDVD5aに記録されたデータと、前記VISS信号の検出後にDVD5aに記録させるデータとを別のファイルに分割させ、各ファイルを管理する管理情報を作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、データを非ランダムに記録することが可能な第1記録媒体に記録してあるデータを、データをファイル単位でランダムに記録することが可能な第2記録媒体に記録させることが可能な複合記録装置に関するものである。
テレビジョン放送による放送番組を受信して記録媒体に記録し、必要に応じて再生する記録再生装置として、記録媒体に磁気テープを用いるビデオテープレコーダ(VTR)が普及している。また、近年では、HDD(Hard Disk Drive)に代表される磁気ディスク、DVD−RW(Digital Versatile Disk-ReWritable)及びDVD−R(Digital Versatile Disk-Recordable)等の書き込みが可能なDVDに代表される光ディスク等を記録媒体として用いるビデオディスクプレーヤが提供されている。
また、長時間の放送番組又は複数の放送番組の記録を可能にするために、複数の記録媒体を一体型に搭載した記録再生装置が提供されている。このような記録再生装置においては、ユーザがそれぞれの記録処理に対して記録媒体を指定することができ、それぞれの放送番組の放送時間及び希望の録画状態等に基づいて所望の記録媒体への記録処理を実行させることができる。更に、このような記録再生装置では、上述のようにユーザによる設定に基づいて対応する記録媒体に記録された放送番組を、後日に別の記録媒体にダビングすることもできる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−216694号公報
ここで、VTRは、順次入力される記録対象の放送番組を記録開始の都度、VISS信号を付加して磁気テープに記録し、HDD及びDVDは、1回の記録処理、即ち記録処理の開始指示から終了指示までの放送番組をそれぞれファイル単位でランダムにディスクに記録する。従って、磁気テープからディスクへ放送番組をダビングする場合、複数の放送番組が連続して記録してある磁気テープから読み出される放送番組を順次ディスクへ転送し、転送される一連の放送番組は、複数の放送番組にわたる場合であっても、1つのファイルとしてディスクに記録される。この場合、複数の放送番組を1つのファイルとしてディスクに記録されるため、各放送番組の切れ目が分からず、1つのファイルの中途に記録された放送番組を効率よく再生させることができないという問題がある。
上述した問題は、磁気テープから転送される放送番組をユーザが監視し、連続して記録されている放送番組の切れ目において、一旦記録処理を停止させることにより解消することができるが、ユーザが逐次放送番組の切れ目を確認しなければならず効率が悪い。また、ディスクに一旦記録させた1つのファイルを複数のファイルに分割して再記録させることもできるが、ディスクに記録させる各ファイルを管理するためのファイルシステム及び各ファイルに記録される放送番組の記録時間等を再度書き直す必要があり、実現するための回路及びこの回路を制御するソフトウェアの開発に多大な時間を要する等の理由から実現することは非常に困難であるという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、データのそれぞれの記録開始位置に開始信号を付して非ランダムに記録する第1記録媒体(磁気テープ)に記録してある複数のデータを、各データをファイル単位でランダムに記録する第2記録媒体(DVDまたはHDD)へ転送してダビングする場合に、前記複数のデータをそれぞれ別のファイルとして第2記録媒体に記録させることが可能な複合記録装置を提供することを本発明の目的とする。
本発明に係る複合記録装置は、データを非ランダムに記録することが可能な第1記録媒体に、データの記録開始の都度、開始信号を付して前記データを記録する処理を行なう第1記録処理手段と、データをファイル単位でランダムに記録することが可能な第2記録媒体にデータを記録する処理を行なう第2記録処理手段とを備える複合記録装置において、
前記第1記録媒体に記録してあるデータを前記第2記録媒体に記録すべく転送する転送手段と、該転送手段がデータを転送する場合に、前記第1記録媒体に記録してある開始信号を検出する検出手段とを備え、前記第2記録処理手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合に、前記開始信号を検出した後に前記転送手段によって転送されてくるデータを、前記開始信号を検出する前に前記転送手段によって転送されてきたデータとは別のファイルに記録する処理を行なうべくなしてあることを特徴とする。
前記第1記録媒体に記録してあるデータを前記第2記録媒体に記録すべく転送する転送手段と、該転送手段がデータを転送する場合に、前記第1記録媒体に記録してある開始信号を検出する検出手段とを備え、前記第2記録処理手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合に、前記開始信号を検出した後に前記転送手段によって転送されてくるデータを、前記開始信号を検出する前に前記転送手段によって転送されてきたデータとは別のファイルに記録する処理を行なうべくなしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、データを非ランダムに記録することが可能な第1記録媒体に、データの記録開始の都度、開始信号を付して前記データを記録する処理を行なう第1記録処理手段と、データをファイル単位でランダムに記録することが可能な第2記録媒体にデータを記録する処理を行なう第2記録処理手段とを備える複合記録装置が、前記第1記録媒体に記録してあるデータを前記第2記録媒体に転送してダビングする際に、前記第1記録媒体に記録してある開始信号を検出した場合、該開始信号を検出した後に転送されてくるデータを、前記開始信号を検出する前に転送されてきたデータとは別のファイルで前記第2記録媒体に記録する。よって、それぞれ開始信号が付された複数のデータが第1記録媒体から連続して転送される場合であっても、それぞれのデータ間の開始信号の前後において、それぞれのデータを別ファイルとして第2記録媒体にダビングすることが可能となる。
本発明に係る複合記録装置は、前記第2記録媒体に記録するデータに係る管理情報を作成する作成手段を備え、該作成手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合に、前記開始信号を検出した後に前記転送手段によって転送されてくるデータに係る管理情報を作成すべくなしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、前記第1記録媒体に記録してある開始信号が検出された場合に、前記第2記録媒体に記録するデータに係る管理情報を作成する作成手段が、前記開始信号を検出した後に転送されて第2記録媒体に記録されるデータに係る管理情報を作成する。よって、前記開始信号を検出する前に転送されて第2記録媒体に記録されたデータと、前記開始信号を検出した後に転送されて第2記録媒体に記録されるデータとを別のファイルで記録媒体に記録させるために必要な管理情報を効率よく作成することが可能となる。
本発明に係る複合記録装置は、前記転送手段によって転送されてくるデータに圧縮処理を行なって前記第2記録処理手段へ出力する圧縮手段と、前記第2記録媒体に記録される圧縮されたデータの記録時間を計測する計時手段とを備え、該計時手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合、記録時間をリセットした後に記録時間の計測を再開すべくなしてあり、前記作成手段は、前記計時手段が記録時間をリセットした場合に、前記計時手段が計測する記録時間を含み、前記開始信号を検出した後に前記第2記録媒体に記録されるデータに係る管理情報を作成すべくなしてあることを特徴とする。
本発明による場合は、前記第1記録媒体から転送されてくるデータに圧縮処理を行なって前記第2記録媒体に記録することにより、前記第2記録媒体に記録させるデータのデータ量を削減することが可能となる。また、前記第2記録媒体に記録されるデータの記録時間を含む管理情報により各データを管理する場合、前記第1記録媒体に記録してある開始信号が検出されたときに、前記開始信号を検出した後に前記磁気テープから転送されて第2記録媒体に記録するデータの記録時間の計測を開始すると共に、前記記録時間を含み、前記開始信号を検出した後に前記第2記録媒体に記録されるデータに係る管理情報を作成する。よって、前記開始信号の前後におけるデータを別のファイルで第2記録媒体に記録させるために必要な管理情報を効率よく作成することが可能となる。
本発明によれば、データを非ランダムに記録することが可能な第1記録媒体に、データの記録開始の都度、開始信号を付して前記データを記録する処理を行なう第1記録処理手段と、データをファイル単位でランダムに記録することが可能な第2記録媒体にデータを記録する処理を行なう第2記録処理手段とを備える複合記録装置において、前記第1記録媒体に記録してあるデータを前記第2記録媒体に転送してダビングする際に、前記第1記録媒体に記録してある開始信号に基づいて、該開始信号の前後におけるデータをそれぞれ別のファイルとして前記第2記録媒体に記録することにより、それぞれ開始信号が付された複数のデータが第1記録媒体から連続して転送される場合であっても、ユーザの操作を介することなく、それぞれのデータを別ファイルで第2記録媒体にダビングすることができる。
本発明によれば、前記第1記録媒体に記録してある開始信号が検出された場合に、前記開始信号を検出した後に転送されて第2記録媒体に記録するデータに係る管理情報を作成することにより、前記開始信号を検出する前に転送されて記録されたデータと、前記開始信号を検出した後に転送されて記録されるデータとを別のファイルで第2記録媒体に記録させるために必要な管理情報をユーザの操作を介することなく効率よく作成することができる。また、前記第2記録媒体に、例えば磁気ディスク又は光ディスクを利用し、記録させるデータを管理する管理情報に各データの記録時間が含まれる場合には、前記第1記録媒体に記録してある開始信号が検出された場合に、各データの記録時間の計測を効率よく開始させ、各データの管理情報を作成することができる。
以下に、本発明に係る複合記録装置をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る複合記録装置の構成例を示す模式図である。図中10は本発明の複合記録装置を示しており、複合記録装置10は、DVD−RW又はDVD−R等の書き込みが可能なDVD(第2記録媒体)5a及び磁気テープ(第1記録媒体)6aの2つの記録媒体へのデータの記録が可能である。なお、DVD5a及び磁気テープ6aには、図示しないチューナによって受信するテレビジョン放送信号に基づく放送番組(映像信号及び音声信号)、図示しない入力部から入力される映像信号及び音声信号等を記録させることが可能である。
複合記録装置10は、図1に示すように、DVDメインマイコン1、DVDフロントマイコン2、VTRマイコン3、コントロールヘッド4、DVD5aに対してデータの書込み処理及び読出し処理を行なうDVD信号処理回路5、磁気テープ6aに対してデータの書込み処理及び読出し処理を行なうVTR信号処理回路6等を備えている。
DVDメインマイコン1、DVDフロントマイコン2及びVTRマイコン3は、それぞれ演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等により構成されている。また、DVDメインマイコン1は、DVD5a及びDVD信号処理回路5に係る制御処理を実行する。DVDフロントマイコン2は、複合記録装置10における電源装置(図示せず)からの電力のオン・オフ制御処理、及び、チューナまたは入力部からの放送番組等の入力制御処理を実行する。VTRマイコン3は、磁気テープ6a及びVTR信号処理回路6に係る制御処理を実行する。
DVDメインマイコン1はDVDフロントマイコン2へ、DVDフロントマイコン2はVTRマイコン3へそれぞれ、チップセレクト信号(CS信号)及びクロック信号(CLK信号)を入力しており、DVDメインマイコン1及びDVDフロントマイコン2、DVDフロントマイコン2及びVTRマイコン3はそれぞれ、CS信号及びCLK信号に基づくシリアル通信によってデータ(Data)の送受信を行なっている。
また、VTRマイコン3とDVDメインマイコン1とは、DVDフロントマイコン2を介して一定の時間間隔でデータの送受信を行なっている。具体的には、例えば、DVDメインマイコン1が80msec周期でDVDフロントマイコン2に対してCS信号を出力しており、この1周期の80msec間の前半の40msec間でDVDメインマイコン1とDVDフロントマイコン2とがデータ通信を行ない、後半の40msec間でDVDフロントマイコン2がVTRマイコン3に対してCS信号を出力してDVDフロントマイコン2とVTRマイコン3とがデータ通信を行なっている。
DVD信号処理回路(第2記録処理手段)5は、チューナ又は外部からデータを入力する入力部からのデータのDVD5aへの書込み処理、及びDVD5aからのデータの読出し処理を行なっており、DVD5aは各データをファイル単位でランダムに記録する。また、DVD信号処理回路5は、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)方式に基づく圧縮処理及び伸張処理を行なうコーデック(圧縮手段)を内蔵しており、チューナ又は外部からのデータに圧縮処理を実行し、生成された圧縮データをDVD5aに記録させる。また、DVD信号処理回路5は、DVD5aから読み出した圧縮データに伸張処理を実行する。
なお、DVD信号処理回路5は、DVD5aに対して圧縮データの書込み処理を行なう際に、順次記録されるデータの記録時間を計測するタイムスタンプ(計時手段)を有しており、また、タイムスタンプが示す記録時間を含み、DVD5aに各ファイルと共に記録させる、各ファイルを管理するための管理情報(ファイルシステム)を作成する作成手段として動作する。
VTR信号処理回路(第1記録処理手段)6は、磁気テープ6aに対してデータの書込み処理及び読出し処理を行なっており、各データを磁気テープ6aの書込み位置から連続して非ランダムに記録していく。また、VTR信号処理回路6は、磁気テープ6aの読出し位置から連続して記録してあるデータを読み出す。ここで、VTRマイコン3は、一般的に、VTR信号処理回路6によってチューナ又は入力部からのデータを磁気テープ6aに記録させる場合に、磁気テープ6aの記録開始位置(頭出し位置)の下端に、コントロールヘッド4によってVISS信号(開始信号)を記録する。これにより、磁気テープ6aに記録した放送番組を再生する場合に効率よく各放送番組の先頭位置を検出することができる。
本実施の形態の複合記録装置10は、予め磁気テープ6aに記録してあるデータ(映像信号及び音声信号)を読み出してDVD5aにダビングすることができ、VTR信号処理回路6は、磁気テープ6aから読み出した映像信号及び音声信号をDVD信号処理回路5へ転送する転送手段として動作する。このとき、VTR信号処理回路6は、磁気テープ6aから読み出される信号中にVISS信号があるか否かを検出する検出手段として動作しており、VISS信号を検出した場合、その旨をVTRマイコン3へ通知する。
VTRマイコン3は、VTR信号処理回路6からVISS信号を検出した旨を通知された場合、DVDフロントマイコン2を介してDVDメインマイコン1にその旨を更に通知する。DVDメインマイコン1は、この通知に基づいて、磁気テープ6aから連続して読み出される複数の放送番組間における変化点を検知することができる。DVDメインマイコン1は、VTRマイコン3からVISS信号を検出した旨の通知を取得した場合、DVD信号処理回路5に対してタイトル(ファイル)分割処理を実行させ、この通知を取得するまでにDVD5aに記録していたデータと、この通知の後にDVD5aに記録させるデータとを別のファイルに記録する。
具体的には、DVD信号処理回路5は、DVDメインマイコン1が前記通知を取得した時点でタイムスタンプが示す記録時間を、DVDメインマイコン1が前記通知を取得するまでにDVD5aに記録したデータの記録時間として前記データのファイルに係る管理情報を更新する。また、DVD信号処理回路5は、前記通知の後にDVD5aに記録させるデータの記録時間を計測するためにタイムスタンプの計測時間をリセットすると共に、前記通知の後にDVD5aに記録させるデータの管理情報を新規に作成する。
上述したように、磁気テープ6aから読み出されるデータ中にVISS信号を検出した場合に、このVISS信号の前後におけるデータをそれぞれ別のファイルとしてDVD5aに記録することによって、磁気テープ6aに連続して記録されている複数の放送番組(データ)を一括してDVD5aにダビングする場合であっても、それぞれの放送番組をそれぞれ別のファイルとしてDVD5aに記録させることが可能となる。従って、磁気テープ6aからDVD5aへダビングする際に、ユーザが、磁気テープ6aに記録してある放送番組を例えばテレビジョン装置等で再生させながら、それぞれの放送番組の終了毎にダビング処理を一旦停止させ、再度ダビング処理を開始させる等する必要がなく、効率よく複数の放送番組をそれぞれ別のファイル(コンテンツ、タイトル)としてDVD5aに記録させることができる。
以下に、上述した構成の複合記録装置10において、磁気テープ6aに記録してある放送番組(データ)をDVD5aにダビングする処理について説明する。図2は本発明の複合記録装置10による磁気テープ6aからDVD5aへのダビング処理の手順を示すフローチャートである。複合記録装置10において、ユーザが操作部(図示しない)を操作することにより、磁気テープ6aからDVD5aへのダビング処理の実行が指示された場合、DVD信号処理回路5は、タイムスタンプが計測する記録時間をリセットすると共に、VTR信号処理回路6から転送されてくるデータをDVD5aに記録するためのファイルの管理情報を作成する(S1)。
次に複合記録装置10は、VTR信号処理回路6によって磁気テープ6aから対応するデータ(映像信号及び音声信号)を読み出してDVD信号処理回路5へ転送する(S2)。DVD信号処理回路5は、ステップS1で作成した管理情報が示すファイルに、VTR信号処理回路6から順次転送されてくるデータを記録する(S3)。VTRマイコン3は、VTR信号処理回路6からの終了信号の有無に基づいて、VTR信号処理回路6からDVD信号処理回路5へのデータの転送が終了したか否かを判断しており(S4)、データの転送が終了していないと判断した場合(S4:NO)、VTR信号処理回路6からの通知に基づいて、磁気テープ6aからVISS信号を検出したか否かを判断する(S6)。
VTRマイコン3は、VTR信号処理回路6からの通知に基づいて、VISS信号を検出していないと判断した場合(S6:NO)、ステップS2の処理に戻り、データの転送が終了するか又はVISS信号が検出されるまで、磁気テープ6aに記録してあるデータのDVD5aへのダビング処理を続行する。
VTRマイコン3は、磁気テープ6aからVISS信号を検出したと判断した場合(S6:YES)、この時点までにDVD5aに記録されたデータのファイルの管理情報を、この時点でタイムスタンプが示す記録時間に更新し(S7)、ステップS1の処理に戻り、タイムスタンプが計測する記録時間をリセットすると共に、次にDVD5aに記録すべく、VTR信号処理回路6から転送されてくるデータの管理情報を新規に作成する(S1)。
また、同様に、VTR信号処理回路6からDVD信号処理回路5へのデータの転送が終了するまで、またはVISS信号が検出されるまで順次VTR信号処理回路6から転送されてくるデータ(S2)を、新規に作成した管理情報が示すファイルでDVD5aに記録する(S3)。一方、VTRマイコン3は、VTR信号処理回路6からの終了信号の有無に基づいて、VTR信号処理回路6からDVD信号処理回路5へのデータの転送が終了したと判断した場合(S4:YES)、この時点までにDVD5aに記録されたデータのファイルの管理情報を、この時点でタイムスタンプが示す記録時間に更新して(S5)ダビング処理を終了する。
上述したように、本発明の複合記録装置10では、磁気テープ6aに連続して記録してある複数の放送番組を一括してDVD5aにダビングする際に、磁気テープ6aから読み出す放送番組中にVISS信号を検出した場合に、このVISS信号の前後におけるデータをDVD5aにおける別のファイルに記録させることができるため、DVD5aにダビングした放送番組を各別に再生させることができる。
上述した例では、複合記録装置10が、磁気テープ6aに記録してある放送番組をDVD5aへ転送してダビングする際の処理について説明したが、磁気テープ6aに記録してある放送番組をHDDへ転送してダビングする際にも同様の処理によって同様の効果が得られる。
10 複合記録装置
1 DVDメインマイコン
2 DVDフロントマイコン
3 VTRマイコン
4 コントロールヘッド
5 DVD信号処理回路(第1記録処理手段、圧縮手段、計時手段、作成手段)
5a DVD(第2記録媒体)
6 VTR信号処理回路(第2記録処理手段、転送手段、検出手段)
6a 磁気テープ(第1記録媒体)
1 DVDメインマイコン
2 DVDフロントマイコン
3 VTRマイコン
4 コントロールヘッド
5 DVD信号処理回路(第1記録処理手段、圧縮手段、計時手段、作成手段)
5a DVD(第2記録媒体)
6 VTR信号処理回路(第2記録処理手段、転送手段、検出手段)
6a 磁気テープ(第1記録媒体)
Claims (3)
- データを非ランダムに記録することが可能な第1記録媒体に、データの記録開始の都度、開始信号を付して前記データを記録する処理を行なう第1記録処理手段と、データをファイル単位でランダムに記録することが可能な第2記録媒体にデータを記録する処理を行なう第2記録処理手段とを備える複合記録装置において、
前記第1記録媒体に記録してあるデータを前記第2記録媒体に記録すべく転送する転送手段と、
該転送手段がデータを転送する場合に、前記第1記録媒体に記録してある開始信号を検出する検出手段と
を備え、
前記第2記録処理手段は、
前記検出手段が開始信号を検出した場合に、前記開始信号を検出した後に前記転送手段によって転送されてくるデータを、前記開始信号を検出する前に前記転送手段によって転送されてきたデータとは別のファイルに記録する処理を行なうべくなしてあることを特徴とする複合記録装置。 - 前記第2記録媒体に記録するデータに係る管理情報を作成する作成手段を備え、
該作成手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合に、前記開始信号を検出した後に前記転送手段によって転送されてくるデータに係る管理情報を作成すべくなしてあることを特徴とする請求項1に記載の複合記録装置。 - 前記転送手段によって転送されてくるデータに圧縮処理を行なって前記第2記録処理手段へ出力する圧縮手段と、
前記第2記録媒体に記録される圧縮されたデータの記録時間を計測する計時手段とを備え、
該計時手段は、前記検出手段が開始信号を検出した場合、記録時間をリセットした後に記録時間の計測を再開すべくなしてあり、
前記作成手段は、前記計時手段が記録時間をリセットした場合に、前記計時手段が計測する記録時間を含み、前記開始信号を検出した後に前記第2記録媒体に記録されるデータに係る管理情報を作成すべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の複合記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004101216A JP2005285282A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 複合記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004101216A JP2005285282A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 複合記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005285282A true JP2005285282A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35183475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004101216A Pending JP2005285282A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 複合記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005285282A (ja) |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004101216A patent/JP2005285282A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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