JP2005284899A - 座標位置検出方法及び検出装置 - Google Patents

座標位置検出方法及び検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 表示面上で頻繁に検出状態が途切れるような描画を行う場合にも、検出欠落の生じない座標位置検出を行うことができる。
【解決手段】 表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査し、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出方法において、遮光物の初期検出時には前記表示面の幅に対応した第1の走査領域で走査を行い(S1)、遮光物の検出状態継続中には最新の検出位置の近傍を走査領域とする第2の走査領域で走査を行い(S2)、遮光物の検出状態が途切れた後には、一定時間を限度として、検出状態継続中の検出位置を基準に、第2の走査領域より広く第1の走査領域より狭い第3の走査領域で走査を行う(S5)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、座標位置検出方法及び検出装置に関するものである。
下記特許文献1には、光学式タッチパネル等に採用される座標位置検出方法が記載されている。これは、表示面上の座標位置を検出するもので、2次元の表示面の直交する水平,垂直方向(X軸方向,Y軸方向)に沿ってそれぞれ検出ビームを走査し、表示面上にタッチされた遮光物の位置を遮光された検出ビームの走査位置に対応させて検出するものである。
図1はその構成を示したものであるが、表示面1の周辺にX軸方向に沿って発光素子2を配列させると共にそれに対向するように受光素子3を配列させ、また、Y軸方向に沿って発光素子2を配列させると共にそれに対向して受光素子3を配列させて、発光素子2,2を一端から他端に向けて順次点灯(走査)させ、出射した検出ビームL,Lを受光素子3,3で受光するようにし、表示面1上の点Pを指す遮光物の座標位置をこれによって遮光された受光素子3XP,3YPの位置によって検出している。
そして、この特許文献1には、連続的に移動する遮光物の座標位置を検出する際に、フルスキャン(第1の走査)モードとショートスキャン(第2の走査)モードの切り換えを行うことが記載されている。
特開2001−306241号公報
前述した従来例において、第1の走査モードは、表示面の幅に対応した全領域を走査するモードであり、表示面の幅に対応して配列された発光素子を一端から他端に向けて全て順次点灯させて走査するものである(図1参照)。この走査モードは、遮光物に対する初期の位置検出時に採用される。
一方、第2の走査モードは、第1の走査モードで検出された座標位置を含ませて全領域の走査よりも狭い範囲に限定して、その範囲内で発光素子を順次点灯させて走査を行う走査モードである。これは遮光物の検出状態が継続している場合に採用されるモードで、検出状態が継続している限りは、次に検出される遮光物の位置はその直前に検出された遮光物の位置の近傍であるといえることから、検出状態継続中の検出位置の履歴から求められる移動方向や速度を考慮しながら、走査領域を受光素子数個分の局部領域(図1参照)に限定することで走査周期を極力短くしている。これによって、例えば、表示面上に線を描くような場合にも、連続的な位置検出を確実な応答速度で行うことが可能になり、途切れの無い位置検出を行うことができる。
しかしながら、例えば、遮光物によって表示面上に文字描画を行う場合を考えると、複数の文字を列記する際に、文字と文字との間では当然検出状態の継続が切れる(遮光物の表示面タッチが離れる)ことになり、また、一つの文字を描画中であっても字画の間に検出状態の継続が切れることになる。この際に、一文字の字画の間や文字と文字との間に遮光物が移動する時間はかなり短いにも拘わらず、前述した第1の走査モードと第2の走査モードの切り換えを行う座標位置検出方法によると、遮光物の検出状態が途切れた段階で走査モードが第1の走査モードに切り換えられることになるので、長い走査周期で次の位置検出を行うことになり、次の描画開始部分で位置検出の欠落が生じる可能性がある。
また、このような問題は、文字描写の場合に限らず、遮光物の移動を連続的に検出している際に、第2の走査モードの追従性を超える速度で遮光物を移動させた場合等にも、同様の問題が生じる可能性がある。すなわち、例えば素速く直線を描画した場合等は、第2の走査モードの追従性が間に合わず第2の走査領域を外れることになるので、次の検出時には第1の走査モードによる検出が行われることなり、第2の走査モードの走査領域を外れた直後の描画で検出位置の欠落が生じてしまう可能性がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査し、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出方法或いは検出装置において、表示面上で頻繁に検出状態が途切れるような描画を行う場合にも、検出欠落の生じない座標位置検出を行うことができること、特に、表示面上に文字描画を行う際に、文字と文字間或いは一文字中の各画間での描画開始部分で検出欠落が生じないようにすること、また、描画速度が速い場合にもできる限り検出欠落のない位置検出が可能であること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による座標位置検出方法及び検出装置は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
[請求項1]表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査し、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出方法において、前記遮光物の初期検出時には前記表示面の幅に対応した第1の走査領域で前記走査を行い、前記遮光物の検出状態継続中には最新の検出位置の近傍を走査領域とする第2の走査領域で前記走査を行い、前記遮光物の検出状態が途切れた後には、一定時間を限度として、前記検出状態継続中の検出位置を基準に、前記第2の走査領域より広く前記第1の走査領域より狭い第3の走査領域で前記走査を行うことを特徴とする座標位置検出方法。
[請求項7]表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査する走査手段を備え、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出装置において、前記走査手段は、第1の走査モードと第2の走査モードと第3の走査モードとを備え、前記第1の走査モードは、前記遮光物の初期検出時に前記表示面の幅に対応した走査領域の走査を行い、前記第2の走査モードは、前記遮光物の検出状態継続中に最新の検出位置の近傍を走査領域とする走査を行い、前記第3の走査モードは、前記遮光物の検出状態が途切れた後に、一定時間を限度として、前記検出状態継続中の検出位置を基準に、前第2の走査モードの走査領域より広く前記第1の走査モードの走査領域より狭い走査領域の走査を行うことを特徴とする座標位置検出装置。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る座標位置検出方法を実現するための装置構成を示す説明図である。この装置は、表示面10に対する水平方向(X軸方向)及び垂直方向(Y軸方向)に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査する走査部(走査手段)100を備え、表示面10上の遮光物の位置を遮光された検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出装置を構成するものである。
前述の走査部100は、表示面10のX軸方向に表示面10の横幅に対応するようにX個の発光素子を配列させたX軸側発光素子部11X、表示面10のY軸方向に表示面10の縦幅に対応するようにY個の発光素子を配列させたY軸側発光素子部11Y、X軸側発光素子部11Xを点灯駆動するX軸側駆動制御部12X、Y軸側発光素子部11Yを点灯駆動するY軸側駆動制御部12Y、このX軸側駆動制御部12X及びY軸側駆動制御部12Yに制御信号を送る制御部20を備える。
そして、前述の座標位置検出装置としては、表示面10の一辺に沿って配置されたX軸側発光素子部11Xに対向して、表示面10の一辺に沿ってX個の受光素子を配列させたX軸側受光素子部13Xを設けると共に、表示面10の一辺に沿って配置されたY軸側発光素子部11Yに対向して、表示面10の一辺に沿ってY個の受光素子を配列させたY軸側受光素子部13Yを設け、このX軸側受光素子部13XとY軸側受光素子部13Yのそれぞれから出力された信号を制御部20に出力するX軸側出力選択部14XとY軸側出力選択部14Yを設けている。
また、制御部20は、前述のX軸側出力選択部14XとY軸側出力選択部14Yからの信号に基づき座標位置を検出する座標検出部21と、検出された座標位置を座標データに変換するデータ変換部22と、X軸側発光素子部11X及びY軸側発光素子部11Yの点灯順序を設定すると共に後述する走査領域のモード切換を行う駆動順序制御部23とを備えている。
このような座標位置検出装置の基本動作は、図1に示した従来例と同様であって、X軸側発光素子部11XとY軸側発光素子部11Yの各発光素子からX軸側受光素子部13X,Y軸側受光素子部における対向位置の受光素子に向けて出射される検出ビームL,Lをそれぞれ所定の走査領域に亘って走査させ、表示面10上の点Pを指す遮光物の座標位置をこれによって遮光された受光素子の位置によって検出するものである。
そして、本発明の実施形態に係る座標位置検出装置では、走査部100は、第1の走査モードと第2の走査モードと第3の走査モードによって動作される。
第1の走査モードは従来例と同様であり、表示面10の幅に対応した全領域(第1の走査領域)を走査するモードで、表示面10の幅に対応して配列されたX軸側発光素子部11X及びY軸側発光素子部11Yの発光素子を一端から他端に向けて全て順次点灯させて走査する。この走査モードは遮光物の初期検出時に採用される。
第2の走査モードも従来例と同様であり、第1の走査モードで検出された座標位置を含ませて全領域の走査よりも狭い範囲に走査領域を限定して、その範囲内でX軸側発光素子部11X及びY軸側発光素子部11Yの発光素子を順次点灯させて走査を行う。この走査モードは、遮光物の検出状態が継続している場合に採用されるモードで、検出状態継続中の検出位置の履歴から求められる移動方向や速度を考慮しながら、その走査領域を受光素子数個分の局部領域(第2の走査領域)に限定している。これによると、走査周期が短縮されるので遮光物の近傍の移動を検出するのに適した高い応答性を得ることができ、また、検出位置を記憶して次の走査領域を決めるので、遮光物の移動に合わせて走査中心位置を移動させることができる。
第3の走査モードが本発明の実施形態における特徴であり、この走査モードでは、遮光物の検出状態が途切れた後に、一定時間を限度として、検出状態継続中の検出位置を基準に、第2の走査モードの走査領域(第2の走査領域)より広く第1の走査モードの走査領域(第1の走査領域)より狭い走査領域(第3の走査領域)の走査を行う。
この第3の走査モードは、遮光物の連続な検出の継続が途切れた場合には、遮光物が次に移動する位置はある程度想定可能な範囲内であると考えられることから、検出の継続が途切れた後の所定時間内は走査領域を全走査の領域(第1の走査領域)より狭めることが可能であるという考え方に基づくものである。これによると、継続した検出が途切れた直後に位置入力がなされた場合にも、全走査に比べて走査周期の短い第3の走査領域によって速やかな位置検出が可能になり、検出欠落を極力無くすことができる。
この第3の走査モードは、特に文字の描画入力に有効なものであり、一つの文字の各画間或いは文字と文字の間で検出の継続が途切れた場合にも、走査周期の短い第3の走査領域で描き始め位置を検出することができるので、描画開始部分の検出欠落を無くすことができる。
このような走査部100における動作を、図3の動作フローで説明すると、動作開始当初は初期の検出がなされるまで前述した第1の走査モードで走査がなされる(S1)。そして、遮光物の検出がなされると(S2)、前述した第2の走査モードに移行する(S3)。その後、遮光物の検出が継続される場合には(S4)、第2の走査モードで随時検出がなされ、検出状態の継続が途切れた場合に前述した第3の走査モードに移行する(S5)。第3の走査モードは一定時間を限度に行われるが、その間に遮光物が検出されれば(S6)、再び第2の走査モードに移行し(S3)、検出状態の継続確認がなされる(S4)。そして、一定時間を経過すると(S7)、再び第1の走査モードに戻ることになる(S1)。以後、このような動作が繰り返される。
ここで、第3の走査モードの走査領域(第3の走査領域)について説明すると、一例としては、この第3の走査領域は表示面10に描画される想定文字サイズを基に設定することができる。
すなわち、ある大きさの表示面10に対して文字を列記する場合を考えると、個人差によって違いがあるものの、図4(a)に示すように、平均的な想定文字サイズS×Sを表示面10の大きさに応じて得ることができる。そして、文字を続けて描く場合には、一つの想定文字サイズの領域から隣接する想定文字サイズの領域に移動することが多いので、第3の走査領域Aは、図4(b)に示すように、想定文字サイズS×Sに対して3S×3Sを越える程度の領域に設定すれば、一つの文字の描画を終えて次の文字の描画を開始する位置を、第3の走査領域Aによって速やかに検出することが可能になる。
また、第3の走査領域は、固定した領域ではなく設定変更可能にすることもできる。前述したように、文字描画を前提に考えた場合に、表示面10が同じであっても個人差によって描かれる文字の大きさが異なることもあり、また、表示面に描く内容によっても遮光物の移動状況は異なるので、各種の用途や個人差に対応して第3の走査領域を変更できるようにすることで、検出欠落をより少なくすることが可能になる。
また、第3の走査領域をユーザの使用状況に応じて自動変更することも効果的である。すなわち、検出状態の継続が途切れた後の最初の検出位置が、現在設定されている第3の走査領域から外れる頻度を検知して、この頻度が高い場合に第3の走査領域が広くなるように自動で走査領域を変更する。或いは、遮光物の検出履歴を時間軸に沿って検知できるようにして、短時間に検出の継続が途切れる率が高い使用形態がなされている場合に第3の走査領域をより狭くして走査周期を短くする。これによると、細かい文字を素速く描くことが多いユーザに対しては自動的に第3の走査領域が狭く設定されることになり、文字間を比較的大きく離して描くことが多いユーザに対しては自動的に第3の領域が広くなるように設定される。
また、第3の走査領域の基準(中心)の設定であるが、これは、図4(b)に示す走査領域Aのように、検出継続中の検出位置の最終位置Pを基準(中心)に走査領域を設定することができる。これによると、検出状態の継続が途切れた位置から等間隔の領域で遮光物による位置入力を待つので、どのような描画の仕方に対しても平均的に良好な検出が可能になる。また、第3の走査領域の基準に関しては、これに限らず、検出履歴から求められる代表位置(平均的な位置)等に設定することも可能である。
更に、第3の走査モードが実行される一定時間に関しても、文字描画を前提にした時間を設定することができる。例えば、前記表示面に文字を描画する際の一文字の描き終わりから隣の一文字へと移り描き始めるまでの時間より長く、且つ一文字の描き終わりから改行して次の文字を描き始めるまでの時間より短くなることを基準に設定することができる。
これによると、設定される時間は想定文字サイズを10cm□とすると1秒程度になるが、一文字中の一画を描いて次の一画を描くまでの時間より長いので、一文字を描き始めてから描き終えるまでは第2の走査モードと第3の走査モードの切り換えが繰り返されることになり、比較的走査周期の短い走査で位置検出を行うことができるので、一画の描き始めにおける検出欠落を防ぐことができる。また、一文字が描き終わってから隣の文字に移るまでの時間より長く設定されているので、一行の文字列を描いている間も常に第2の走査モードと第3の走査モードの切り換えが繰り返されることになり、この際にも一文字の描き始めにおける検出欠落を防ぐことができる。
そして、一行が描き終わってから次の行に移る際には、遮光物の移動は大きな移動になることが多いので、この際には第3の走査モードが解除されて全走査を行う第1の走査モードに切り換わるようにする。これによって、改行後の描き始め位置を確実に検出することが可能になる。
図5は、本発明の実施形態に係る座標位置検出装置全体の動作フローを示した説明図である。図3のフローと同一過程は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
先ず、装置の電源がオンになると(S01)、前述の第1の走査モード(S1)になる。初期の遮光物検出がなされると(S2)、座標検出部21からの出力がデータ変換部22で変換されて検出座標データが制御部20から出力され、これがメモリに記憶される(検出座標の記憶:S02)。また、検出座標データに基づいて表示面10に対する出力座標の計算がなされ、表示面10の表示出力がなされる(座標計算および出力:S03)。
一方、座標検出部21からの出力によって駆動順序制御部23では、走査モードの切り換えがなされて、第2の走査モードに移行する(S3)。第2の走査モードは検出が継続されている限り行われ、その間の検出座標は前述したように記憶される(検出座標の記憶:S02)と共に、表示面10に対する座標計算がなされて出力される(座標計算および出力:S03)。
ここで、検出の継続が途切れると、座標検出部21からの出力に基づいて駆動順序制御部23は走査モードを第3の走査モードに変更する(S5)。第3の走査モードでは、設定された第3の走査領域での走査が一定時間を限度としてなされ、その間に遮光物が検出された場合には、前述したように検出座標が記憶される(検出座標の記憶:S02)と共に、表示面10に対する座標計算がなされて出力される(座標計算および出力:S03)。その間に検出物が検出されない場合には、一定時間経過後に第1の走査モード(S1)に復帰する。その間に電源オフがなされた場合には処理を終了する。
以上、本発明の実施形態に係る座標位置検出装置或いは検出方法によると、表示面10上で頻繁に検出状態が途切れるような描画を行う場合にも、検出欠落の生じない座標位置検出を行うことが可能になる。特に、表示面10上に文字描画を行う際に、文字と文字間或いは一文字中の各画間での描画開始部分で検出欠落が生じないようにすることができる。また、描画速度が速く、第2の走査モードで追従できない場合にも、第2の走査モードで検出が途切れた後に直ぐ全領域走査(第1の走査モード)に移行しないで走査周期の短い第3の走査モードになるので、検出が途切れた後の位置検出を速やかに行うことができる。なお、前述の説明では主に文字描画を行う場合を例にして説明したが、本発明の実施形態では、これに限らず、破線を含む図形や絵等の描画に対しても、同様に検出途切れ後の描画開始時における検出欠落を防ぐ効果が得られる。
従来例の説明図である。 本発明の実施形態に係る座標位置検出方法を実現するための装置構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る座標位置検出装置の走査部の動作フローを示す説明図である。 本発明の実施形態における第3の走査領域を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る座標位置検出装置全体の動作フローを示した説明図である。
符号の説明
10 表示面
11X X軸側発光素子部
11Y Y軸側発光素子部
12X X軸側駆動制御部
12Y Y軸側駆動制御部
13X X軸側受光素子部
13Y Y軸側受光素子部
14X X軸側出力選択部
14Y Y軸側出力選択部
20 制御部
21 座標検出部
22 データ変換部
23 駆動順序制御部
100 走査部

Claims (7)

  1. 表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査し、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出方法において、
    前記遮光物の初期検出時には前記表示面の幅に対応した第1の走査領域で前記走査を行い、前記遮光物の検出状態継続中には最新の検出位置の近傍を走査領域とする第2の走査領域で前記走査を行い、前記遮光物の検出状態が途切れた後には、一定時間を限度として、前記検出状態継続中の検出位置を基準に、前記第2の走査領域より広く前記第1の走査領域より狭い第3の走査領域で前記走査を行うことを特徴とする座標位置検出方法。
  2. 前記第3の走査領域は、前記表示面に描画される想定文字サイズを基に設定されることを特徴とする請求項1に記載された座標位置検出方法。
  3. 前記第3の走査領域は、設定変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載された座標位置検出方法。
  4. 前記第3の走査領域は、ユーザの使用状況に応じて自動変更されることを特徴とする請求項1又は2に記載された座標位置検出方法。
  5. 前記第3の走査領域は、前記検出状態継続中の検出位置の最終位置を基準に走査領域が設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された座標位置検出方法。
  6. 前記一定時間は、前記表示面に文字を描画する際の一文字の描き終わりから隣の一文字へと移り描き始めるまでの時間より長く、且つ一文字の描き終わりから改行して次の文字を描き始めるまでの時間より短くなることを基準に設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された座標位置検出方法。
  7. 表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿ってそれぞれ検出ビームを所定の走査領域で走査する走査手段を備え、前記表示面上の遮光物の位置を遮光された前記検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出装置において、
    前記走査手段は、第1の走査モードと第2の走査モードと第3の走査モードとを備え、
    前記第1の走査モードは、前記遮光物の初期検出時に前記表示面の幅に対応した走査領域の走査を行い、
    前記第2の走査モードは、前記遮光物の検出状態継続中に最新の検出位置の近傍を走査領域とする走査を行い、
    前記第3の走査モードは、前記遮光物の検出状態が途切れた後に、一定時間を限度として、前記検出状態継続中の検出位置を基準に、前記第2の走査モードの走査領域より広く前記第1の走査モードの走査領域より狭い走査領域の走査を行うことを特徴とする座標位置検出装置。
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