JP2005284830A - 建築検討システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 設計段階からエレベータおよび乗客コンベアのレイアウト情報を分り易く公開することができ、しかも建物特有のカスタマイズ作業を軽減することにより、納期短縮、コスト軽減、後戻り作業の軽減を図り得るシステムを提供すること。
【解決手段】 図面作成編集装置から送信される、建築図面に関する図面情報の入手要求に応答し、ホストコンピュータが該当する図面情報を図面データベースから取り出して提供および作成する図面作成編集装置であって、ホストコンピュータは、図面情報の入手要求に基づき、関連する図面情報を検索し、建築設計図面情報を作成し、必要に応じて修正を行い、建築設計図面の作成が妥当なものであるか否かを、建築設計図面データベースに格納された図面作成チェックテーブルに基づきチェックして、このチェック結果が妥当なものである場合に、建築設計図面データベースに格納された図面情報を図面作成編集装置に出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 図面作成編集装置から送信される、建築図面に関する図面情報の入手要求に応答し、ホストコンピュータが該当する図面情報を図面データベースから取り出して提供および作成する図面作成編集装置であって、ホストコンピュータは、図面情報の入手要求に基づき、関連する図面情報を検索し、建築設計図面情報を作成し、必要に応じて修正を行い、建築設計図面の作成が妥当なものであるか否かを、建築設計図面データベースに格納された図面作成チェックテーブルに基づきチェックして、このチェック結果が妥当なものである場合に、建築設計図面データベースに格納された図面情報を図面作成編集装置に出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エレベータおよび乗客コンベア(以下、両者を総称して昇降機という。)を据え付けるための、建築設計を支援する建築検討システムに関する。
昇降機は、人を移送するものであることから、長期間にわたって安定した動作特性を備えるとともに、十分に安全性が保たれるものであるようにしていなければならない。このため、これらの昇降機は、定期的に、または動作状況に応じて、保守あるいはリニューアル等の設計作業を行うことが必要となる。
従来、昇降機の配置設計は、設計専門家がCAD(Computer Aided Design)を使って建築会社の設計者から取得する建物のレイアウト情報等に基いて行っている。
しかしながら、建築設計が複雑多様化するに連れて、図面作成にCADを使用して作業のスピード化を図っても、開発要求のスピードには対応できておらず、設計作業をより迅速化することが望まれている。
一方、情報の利用の面では、建築の過程で作成される様々な設計図面情報をインターネットのホームページ等を活用して顧客に示すことで、顧客の要望を聞き要望に合致した製品の製造を行うことができる。そのために、顧客への十分な情報提供が求められている。
また、開発設計者側に関しては、開発設計者が、建物のオーナー、施工主あるいは設計事務所からその情報を入手し、別に管理されたデータベースシステム等により、個別に、仕様内容のチェック、あるいは設計に付随する各種設計条件をチェックしながら設計を進める。例えば、エレベータの台数により制約されるエレベータ設置場所の広さ、エレベータを据え付けることによるエレベータ乗降口の間取り、デザインを決定する必要が出てくる。
上記のような場合、客先の建築設計に伴う制約条件あるいはコスト等の情報が確定してから、エレベータの設計条件を当て嵌めていくため、客先毎にカスタマイズしなければならない要素が多く、エレベータ設計のために膨大な時間と労力が費やされているという問題点がある。それにも拘わらず、顧客への開示情報はごく限定された不十分なものでしかないという問題点もある。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、設計段階からエレベータおよび乗客コンベアのレイアウト情報を分り易く公開することができ、しかも建物特有のカスタマイズ作業を軽減することにより、納期短縮、コスト軽減、後戻り作業の軽減を図り得るシステムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明では、請求項1ないし5記載のシステムを提供する。
請求項1記載の建築検討システムは、ホストコンピュータが、図面作成編集装置からの建築図面に関する図面情報の入手要求に応答して、建築設計図面データベースから該当する図面情報を取り出して前記図面作成編集装置に提供し図面を作成するための建築検討システムであって、前記建築設計図面データベースは、作成された図面情報が妥当なものか否かをチェックするための図面作成チェックテーブルを有し、前記ホストコンピュータは、前記図面作成編集装置からの図面情報の入手要求に基づき前記建築設計図面データベースから関連する図面情報を検索して建築設計図面情報を作成し、かつ必要に応じて修正を行い、作成された建築設計図面情報が前記図面作成チェックテーブルに基づき妥当なものであるか否かをチェックし、このチェック結果が妥当なものである場合に、前記建築設計図面データベースに格納された図面情報を前記図面作成編集装置に出力することを特徴とする。
請求項2記載の建築検討システムは、請求項1記載の建築検討システムにおける前記図面作成チェックテーブルには、予め設定された図面作成者区分および応力計算、強度計算、法規制情報に対応した所定の演算式および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納するとともに、知識データベースおよび推論エンジンによる建築設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の建築検討システムは、ホストコンピュータが、図面作成編集装置からの昇降機図面に関する図面情報の入手要求に応答して、昇降機設計図面データベースから該当する図面情報を取り出して前記図面作成編集装置に提供し図面を作成するための昇降機検討システムであって、前記昇降機設計図面データベースは、作成された図面情報が妥当なものか否かをチェックするための図面作成チェックテーブルを有し、前記ホストコンピュータは、前記図面作成編集装置からの図面情報の入手要求に基づき前記昇降機設計図面データベースから関連する図面情報を検索して昇降機設計図面情報を作成し、かつ必要に応じて修正を行い、作成された昇降機設計図面情報が前記図面作成チェックテーブルに基づき妥当なものであるか否かをチェックし、このチェック結果が妥当なものである場合に、前記昇降機設計図面データベースに格納された図面情報を前記図面作成編集装置に出力することを特徴とする。
請求項4記載の建築検討システムは、請求項3記載の建築検討システムにおける前記図面作成チェックテーブルには、予め設定された図面作成者区分および応力計算、強度計算、法規制情報に対応した所定の演算式および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納するとともに、知識データベースおよび推論エンジンによる昇降機設計図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の建築検討システムは、対象となる建物を保有する顧客と、前記建物を設計する建築設計会社または前記建物に設置すべき昇降機を設計する昇降機設計会社としての設計情報作成者と、前記建物を管理する管理会社とで締結されるデータベース利用契約に基き設けられる建築検討システムにおいて、前記管理会社は、前記データベース利用契約に基づく建築または昇降機の設計に関する仕様データを分析して、建築または昇降機の各々の設計情報を作成する設計図面作成編集装置と、前記設計情報を格納する格納手段とを備え、設計情報の一部または全部を前記顧客および前記設計情報作成者に伝達し、かつ前記顧客の要請に基き前記設計情報作成者に対し建築または昇降機の設計情報に応じた設計依頼を行うとともに、提供される設計情報に基づき設計作業を分析して設計料金を算出し、その演算結果に基づき前記設計情報作成者および前記顧客に請求を行う、ことを特徴とする。
ここにおいて、本発明では、インターネットをはじめとする情報技術を駆使し、顧客に対し開示する昇降機の情報を活用することとしている。そのための主な機能として、以下の情報技術が利用される。
第1に、製品構成管理情報および製番構成管理情報をベースとした販売やサービスの展開を図るPDM(Product Data Management)機能と呼ばれているものである。
第2に、顧客に対する開示データを、視覚に訴えて分り易く表現する3次元(以下3Dという)表現によるデータの情報伝達手段であるDMU(Digital Mock‐Up)機能と呼ばれているものである。
本発明は、上述のように構成したため、次のような効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、ネットワークを活用することにより、建築設計に関して後戻り作業の減少および関連する部分も含めた設計情報が共有されるので、営業、昇降機の工務部門のみならず、建築会社の建築設計者等についても間接費を抑制し、リードタイムを短縮することができる。また、ディジタルモックアップ作製による仕様決定の促進を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、知識データベースおよび推論エンジンによる建築設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられており、常に最新の情報に基いた正しい図面が作成される。
請求項3記載の発明によれば、ネットワークを活用することにより、エレベータの設計に関して後戻り作業の減少および関連する部分も含めた設計情報が共有されるので、営業、昇降機の工務部門のみならず、建築会社の建築設計者等についても間接費を抑制し、リードタイムを短縮することができる。また、ディジタルモックアップ作製による仕様決定の促進を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、知識データベースおよび推論エンジンによるエレベータ設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられており、常に最新の情報に基いた正しい図面が作成される。
請求項5の発明によれば、設計情報の内容を検討した上で設計依頼を行うため、この設計料金を顧客の望む適正な料金設定で対応することができる。
そして、本発明では、建物に関する標準部分と顧客希望の建物情報を、GUI(Graphical User Interface)をサポートするツールを使って入力し、建物情報が変わった時に客先に対してリアルタイムに、要求に合致したエレベータおよび乗客コンベアの情報を提供することにより、建物の構造が決定される前に逆提案をすることができる。
さらに、リニューアルに際しても、エレベータおよび乗客コンベアの情報を提供することにより、建物の構造の見直しが決定される前に逆提案をすることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
実施形態1
図1は、本発明による設計図面作成編集装置8が接続されたシステム全体の構成を示している。この図1において、ユーザーは、各自が保有するパーソナルコンピュータ(以下PCと略す)等の端末装置12からネットワーク11にアクセスすることにより、図示しないプロバイダを経由して、本発明による建築設計図面データベース、即ち設計情報ファイル9を保有するホストコンピュータ14に接続される。
図1は、本発明による設計図面作成編集装置8が接続されたシステム全体の構成を示している。この図1において、ユーザーは、各自が保有するパーソナルコンピュータ(以下PCと略す)等の端末装置12からネットワーク11にアクセスすることにより、図示しないプロバイダを経由して、本発明による建築設計図面データベース、即ち設計情報ファイル9を保有するホストコンピュータ14に接続される。
(エレベータの場合)
図2は、対象とする建物のエレベータを含めた構造例を示している。設計情報作成者つまり図面作成者が扱うための建築設計図面は、設計情報ファイル9に、建築設計図面ライブラリ9aとして、ホストコンピュータ14により一括管理される。
図2は、対象とする建物のエレベータを含めた構造例を示している。設計情報作成者つまり図面作成者が扱うための建築設計図面は、設計情報ファイル9に、建築設計図面ライブラリ9aとして、ホストコンピュータ14により一括管理される。
この図2に示すように、顧客が所有する建物には、昇降路12内を昇降する乗りかご1と、ロープ3に駆動力を付与する巻上機4と、ロープ3の他端に接続され乗りかご1の昇降に伴って昇降路2内を昇降する釣り合い錘5と、エレベータの動き全体を制御する制御装置6とが設けられている。
図3は、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納する建築設計図面ライブラリ9aを示している。建築設計図面ライブラリ9aには、設計図面作成編集装置8の画面に表示される、エレベータについての各建築設計図面名が記載された建築設計図面が格納されている。
図面作成者は、画面上でのクリック操作により所望の建築設計図面名を指定することができる。そして、例えば、「エレベータ」をクリックすると、エレベータの積載荷重についての一覧表が記載された建築設計図面ライブラリ9aが表示される。
さらに、図面作成者が、例えば「1,000kg」をクリックすると、エレベータの型番についての一覧表が記載されたものの他、昇降路寸法、出入口間口寸法等が記載された建築設計図面ライブラリ9aが表示される。
この建築設計図面ライブラリ9aにおいて、図面作成者が、希望するエレベータの型番等を選択しクリックすると、ホストコンピュータ14から設計図面作成編集装置8に対して、希望するエレベータに適合する建築設計図面情報がダウンロードされる。
図面作成者は、この図面情報を検討し、希望する建築設計図面情報を選択して画面上で「確認」ボタンをクリックする。すると、ホストコンピュータ14は、設計情報ファイル9から該当する建築設計図面情報を取り出し、これを図面作成者に宛てて送出する。
そこで、図面作成者は、その該当する建築設計図面情報を確認し、詳細情報を入手したい場合には、「詳細情報」を選択してクリックする。これに応じて、ホストコンピュータ14では、建築設計図面ライブラリ9aから該当建築設計図面のさらに詳細な情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、その該当建築設計図面情報を確認し、さらに詳細情報を入手したい場合には、再び「詳細情報」を選択しクリックすれば、再度、チェック結果確認信号がホストコンピュータ14側へ送られる。ホストコンピュータ14では、建築設計図面ライブラリ9aから該当する建築設計図面のさらに詳細な情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、このような簡単な操作により、所望の建築設計図面情報を迅速に入手することができる。
次に、図4のフローチャートに基づき、建築設計図面作成時の図1におけるホストコンピュータ14の動作を説明する。
図面作成者は、端末装置12により、図面作成者ID番号およびパスワードを入力し(ステップS1)、さらに図面作成者が指定した建築設計図面ライブラリ情報を入力する(ステップS2)。入力されたデータは、ネットワーク11を経由して、センター装置13に与えられる(ステップS3)。
センター装置13は、この入力された図面作成者ID番号およびパスワードを、ホストコンピュータ14に格納されている図面作成者登録テーブルに記載されているものと照合し、図面作成者が登録されている者であるか否かについて判別する(ステップS4)。
図面作成者が登録されていない場合、ホストコンピュータ14はその図面作成者によるアクセスを拒否し、全ての検索動作を停止する(ステップS5)。
一方、図面作成者が登録されている場合、例えば、図面作成者が建築設計図面ライブラリ情報として「エレベータ」を入力すると、エレベータの据付けに関する建築設計図面ライブラリ情報に対応する建築設計図面についての要求情報が、センター装置13に伝送される。センター装置13は、この要求情報を受けると、設計情報ファイル9から対応する建築設計図面情報を取り出し、設計図面作成編集装置8に送信する(ステップS6)。
ここで、図面作成者は、この建築設計図面情報において、「積載荷重」の個所をクリックすると(ステップS7)、指定する積載荷重のエレベータを据え付けることのできる建築設計図面についての要求情報が、センター装置13に伝送される(ステップS8)。
建築設計図面についての要求情報としては、検索する建築設計図面名を入力することもできる。入力されたデータは、ネットワーク11を経由して、センター装置13に与えられる(ステップS9)。センター装置13では、入力情報に基づき、予め登録された検索条件と照合して、入力された検索条件をチェックする(ステップS10)。
ここでいう検索条件は、図面作成者、機密度の他、乗降ロレイアウトあるいは昇降行程等の建築設計図面種別等である。
特に、本発明によるエレベータ建築検討システムにおいては、センター装置13には、図示しない図面作成チェックテーブルが予め具備されている。図面作成チェックテーブルにより、予め設定された図面作成者区分はもとより、応力計算、強度計算、建築基準法等の法規制情報に対応した所定の演算式および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納している。
これら知識データベースおよびこれも図示しない推論エンジンに基づき、建築設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられている。この機構により、機械室のスペースと駆動装置の固定方法、建築面での取合いの問題、全体的な意匠の組み合わせ等に対して、図面作成者を含む建築設計者を支援することができる。
上記のチェックにより、OKとなる建築設計図面の検索、作成および修正を行い(ステップS11)、標準的な項目については推論エンジンにより、建築設計図面ライブラリ9aのメニューに加える(ステップS12)。
図5は、DMUによる建築設計図面の表示例である。建築設計図面の検索あるいは作成は、エレペーターのDMUを見ながら進められる。DMUを使用することで、数多くの図面を作成する必要がなく、機械室のスペースと駆動装置の固定方法、建築面での取合いの問題、全体的な意匠の組み合わせ等に対して、視覚的な面から図面作成者を支援することができる。
次に、センター装置13では、要求情報にしたがって該当する建築設計図面を建築設計図面ライブラリ9aから取り出し、設計図面作成編集装置8に送信する(ステップS13)。
図6は、他の実施形態としての、新規設置物件の場合の建築検討システムの動作を示すフローチャートである。
まず、知識データベースとして過去物件情報を蓄積しておき、図面作成者は、過去物件情報を客先の予算内で組み合わせる(ステップS20)。端末装置12により検索して、既設物件の流用を進める(ステップS21)。
すると、センター装置13から仕様変更による価格、納期への影響を提示する(ステップS22)。図面作成者あるいは顧客は、価格、工程を比較確認しながら仕様の選択をする。この際に、発注仕様を、この場合についても、エレベータのDMUを見ながら選択する(ステップS23)。そして、希望輸送能力から適切なエレベータの構成を提示する(ステップS24)。
図7は、さらに他の実施形態としての、保守/リニューアル物件についての建築検討システムの動作を示すフローチャートである。
まずセンター装置13から、エレベータの使用状況に応じ、建築工事を含めた保守料設定、保守プラン選択、寿命品の交換時期等に関する物件モデル特有の保守情報管理により、建築工事を含めた改修工事の内容および時期を連絡する(ステップS30)。それと同時に、保守プランの積極的な内容変更手段を提供する(ステップS31)。
これに基づき、建築会社では、必要な建築工事情報を確認した上で発注する(ステップS32)。最後に、リニューアルに伴うオプションの変更を含めたマニュアルを提供する(ステップS33)。
この実施形態によれば、ネットワークを活用することにより、後戻り作業の減少が図られ、しかも関連する部分も含めた設計情報が共有される。このため、営業、エレベータの工務部門のみならず、建築会社の建築設計者等についても間接費を抑制し、リードタイムを短縮することができる。また、ディジタルモックアップ作製による仕様決定の促進を図ることができる。
実施形態2
本発明に係る第2の実施の形態を、図1に戻って説明する。図面作成者が扱うためのエレベータ設計図面は、設計情報ファイル9に、エレベータ設計図面ライブラリ9bとして、ホストコンピュータ14により一括管理する。
本発明に係る第2の実施の形態を、図1に戻って説明する。図面作成者が扱うためのエレベータ設計図面は、設計情報ファイル9に、エレベータ設計図面ライブラリ9bとして、ホストコンピュータ14により一括管理する。
図8は、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納するエレベータ設計図面ライブラリ9bの説明図である。エレベータ設計図面ライブラリ9bに格納されたエレベータ設計図面は、設計図面作成編集装置8の画面に表示される。
まず、画面上では、対象となる建物のフロアレイアウトをはじめとする建築情報が表示されている。図面作成者は、画面上でのクリック操作により所望のエレベータ設計図面名を指定することができる。そして、例えば、図面作成者が建築の制約条件からくるフロア面積、エレベータの配置、昇降速度、乗降口寸法等を指定してクリックすると、希望するフロアレイアウトの建築設計図面が表示される。
この建築設計図面において、図面作成者が、希望する要素を選択しクリックすると、ホストコンピュータ14から設計図面作成編集装置8に対して、所定のエレベータ仕様に適合するフロアレイアウト等の建築設計図面情報がダウンロードされる。
エレベータの設計図面作成者は、この図面情報を検討し、希望するエレベータ設計図面情報を選択し、画面上で「確認」ボタンをクリックする。すると、ホストコンピュータ14は、設計情報ファイル9から該当エレベータ設計図面情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、その該当エレベータ設計図面情報を確認し、詳細情報を入手したい場合には、詳細情報を選択してクリックすれば、ホストコンピュータ14では、エレベータ設計図面ライブラリ9bから該当エレベータ設計図面のさらに詳細な情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、このような簡単な操作により、所望のエレベータ設計図面情報を迅速に入手することができる。
次に、エレベータ設計図面作成時の図1におけるホストコンピュータ14の動作を図9のフローチャートに基づき説明する。
図面作成者は、端末装置12により、図面作成者ID番号およびパスワードを入力し(ステップS41)、さらに図面作成者が指定したエレベータ設計図面ライブラリ情報を入力する(ステップS42)。
入力されたデータは、ネットワーク11を経由して、センター装置13にアクセスされる(ステップS43)。センター装置13は、この入力した図面作成者ID番号およびパスワードを図面作成者登録テーブル11に記載されているものと照合し、図面作成者が登録されている者であるか否かについて判別する(ステップS44)。
図面作成者が登録されていない場合、ホストコンピュータ14はその図面作成者に対するアクセスを拒否し、全ての検索動作を停止する(ステップS45)。
一方、図面作成者が登録されている場合、例えば、図面作成者がエレベータ設計図面ライブラリ情報として「食料品フロア」を入力した場合、当該フロアに適合するエレベータ設計図面ライブラリ情報に対応するエレベータ設計図面についての要求情報がセンター装置13に伝送される。
センター装置13は、この要求情報を受けると、設計情報ファイル9から対応するエレベータ設計図面情報を取り出し、設計図面作成編集装置8に送信する(ステップS46)。
ここで、図面作成者は、このエレベータ設計図面情報において、「特売品コーナー」の箇所をクリックすると(ステップS47)、指定コーナーとして客層の集中度に見合った積載能力のあるエレベータ設計図面についての要求情報が、センター装置13に伝送される(ステップS48)。エレベータ設計図面についての要求情報としては、検索するエレベータ設計図面名を入力することもできる。
入力されたデータは、ネットワーク11を経由して、センター装置13にアクセスされる(ステップS49)。センター装置13では、入力情報に基づき、予め登録された検索条件と照合して、入力された検索条件をチェックする(ステップS50)。
ここでいう検索条件は、図面作成者、機密度の他、エレベータの積載荷重、速度あるいは乗降口寸法等のエレベータの型式等である。
実施形態1で説明したように、センター装置13には、図示しない図面作成チェックテーブルが予め備えられている。図面作成チェックテーブルにより、予め設定された図面作成者区分はもとより、応力計算、強度計算、建築基準法等の法規制情報に対応した所定の演算式、および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報、あるいはライブラリ情報が知識データベースとして格納されている。
これら知識データベースおよびこれも図示しない推論エンジンに基づき、エレベータ設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられている。この機構により、エレベータの配置、台数、輸送能力の問題に対して、エレベータ設計者つまり図面作成者を支援することができる。
上記のチェックにより、OKとなるエレベータ設計図面の検索あるいは作成および修正を行い(ステップS51)、標準的な項目については推論エンジンにより、エレベータ設計図面ライブラリ9bのメニューに加える(ステップS52)。
図5は、DMUによるエレベータ設計図面の表示例である。建築設計図面の検索あるいは作成に当っては、エレベータのDMUを見ながら進められる。DMUを使用することで、エレベータの配置、台数、輸送能力の問題に対して、視覚的な面からエレベータ設計者を支援することができる。
次に、センター装置13では、要求情報にしたがって該当するエレベータ設計図面をエレベータ設計図面ライブラリ9bから取り出し、設計図面作成編集装置8に送信する(ステップS53)。
また、この実施形態においても、他の実施形態と比較して、単にエレベータ設計者と建築設計者とで立場が変わるのみで、実施形態1で説明した新規設置物件の場合および保守/リニューアル物件の場合の対応が可能である。
この実施形態2によれば、実施形態1の効果に加えて、標準的なエレベータ設計作業が削減されるので、前記の効果に加えて、営業、エレベータの営業、工務部門の間接費を抑制し、リードタイムを短縮する効果が得られる。
実施形態3
図10は、本発明による設計料金算出機構の構成を示すシステム図である。この図10において、管理会社から見たときの顧客である、建物のオーナー、建築設計者あるいはエレベータ設計者(以下、顧客という。)に所定額の費用を負担させるために、設計対象物の設計データの通信手段、例えばネットワーク11に接続される端末装置12が取り付けられている。
図10は、本発明による設計料金算出機構の構成を示すシステム図である。この図10において、管理会社から見たときの顧客である、建物のオーナー、建築設計者あるいはエレベータ設計者(以下、顧客という。)に所定額の費用を負担させるために、設計対象物の設計データの通信手段、例えばネットワーク11に接続される端末装置12が取り付けられている。
また、図10に示すように、設計対象物を管理する管理会社18は、センター装置13と、このセンター装置13にネットワーク11を介して接続された設計対象物の建築設計図面を表示する複数の端末装置12と、その情報を格納する設計情報ファイル9とを有する。
管理会社18は、さらに、設計料金を算出する設計料金算出機構10と、受信した設計情報データにより設計図面を作成する設計図面作成編集装置8と、顧客15に関するデータが格納される顧客情報ファイル19とを有する設計料金算出機構10を所有し、これらをホストコンピュータ14が統合して管理している。
顧客情報ファイル19は、顧客別の設計料金の算出結果および設計情報の格納、顧客別の料金請求額情報の格納、設計作業実績データを格納するファイルを併せ持っている。
まず、建築設計者側に対しては、設計情報を受信した端末装置12の設計情報画面として、機械室や昇降行程などエレベータの主要部位を示したエレベータ配置のレイアウト、駆動装置や主駆動チェーン、非常口や階段等の配置、それぞれの構成部品を示す提案項目の他、提案構成の設計作業料金を示す設計料金が表示される。
顧客15は、設計情報画面によりその内容を確認するとともに、各項目に記載された内容および料金に基づき作業依頼をクリックすることによって、ネットワーク11を介して管理会社18に設計依頼を行う。
図11は、エレベータおよび建築の設計料金の授受管理方法を示すフローチャートである。この図11によって、本発明によるシステムの動作を説明する。
顧客15から設計依頼があることが判別されると(ステップS61)、設計料金算出機構10が料金の算出を行い、設計作業実施要求がなされ(ステップS62)、この要求に応じて作図者が依頼のあった部品の設計作業を実施する(ステップS63)。
そして、設計作業完了後、作図者または完了提案を受けたオペレータが設計作業実績を設計料金算出機構10の顧客情報ファイル19に入力すると(ステップS64)、設計料金算出機構10は顧客情報ファイル19から顧客別料金額の算定結果を割り出し、ネットワーク11を介して料金請求処理を行い(ステップS65)、終了する。
なお、この実施形態3では、顧客への設計情報の提案を、ネットワーク11を介して顧客15のPC等の端末装置12に送信するものとしたが、センター装置13あるいは図示しない営業所にてダウンロードした設計情報および料金請求を印刷し、作図者または営業員が訪問してオーナー等に提案してもよい。
この実施形態3によれば、端末装置により設計情報の内容を検討したうえで設計依頼を行うため、設計料金を顧客の望む適正な料金設定で対応することができる。
実施形態4
(乗客コンベアの場合)
上記実施例では、エレベータについて説明したが、本発明は同じく建物に付随する設備としてエスカレータを代表例とする乗客コンベアにも適用することができる。
(乗客コンベアの場合)
上記実施例では、エレベータについて説明したが、本発明は同じく建物に付随する設備としてエスカレータを代表例とする乗客コンベアにも適用することができる。
図12は、対象とする建物の乗客コンベアを含めた構造を示している。図面作成者が扱うための建築設計図面は、設計情報ファイル9に、建築設計図面ライブラリ9aとしてホストコンピュータ14により一括管理する。
顧客が所有する建物には、図12に示すように昇降行程を斜め方向とする乗客コンベア等の乗客コンベア1と、駆動チェーン3に駆動力を付与する駆動装置4と、駆動チェーン3により連結され乗客コンベアの動き全体を制御する制御装置6とが設けられている。
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、一般に垂直昇降するエレベータと異なり、連続的に一方向に利用者を循環運搬するものである。また、その昇降行程も斜め方向に配され、開放空間に設置されている。
図13は、当該図面に関連する基本情報またはライブラリ情報を知識データベースとして格納する建築設計図面ライブラリ9aの説明図である。建築設計図面ライブラリ9aに格納された建築設計図面は、設計図面作成編集装置8の画面に表示される、「エレベータ」についての各建築設計図面名が記載されたライブラリである。図面作成者は、画面上でのクリック操作により所望の建築設計図面名を指定することが出来る。そして、例えば「乗客コンベア」をクリックすると、乗客コンベアの昇降行程についての一覧表が記載された建築設計図面ライブラリ9aが表示される。
図面作成者が、さらにたとえば「踏段」をクリックすると、乗客コンベアの型番についての一覧表が記載されたものの外、昇降速度、乗降口寸法等が記載された建築設計図面ライブラリ9aが次に表示される。図面作成者が、この建築設計図面ライブラリ9aにおいて、希望する乗客コンベアの型番等を選択しクリックすると、ホストコンピュータ14から設計図面作成編集装置8に対して、希望する乗客コンベアに適合する建築設計図面情報がダウンロードされる。
建築設計図面作成者は、この図面情報を検討し、希望する建築設計図面情報を選択し、画面上で「確認」ボタンをクリックする。すると、ホストコンピュータ14は、設計情報ファイル9から該当建築設計図面情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。図面作成者は、その該当建築設計図面情報を確認し、詳細情報を入手したいときは、詳細情報を選択しクリックする。これにより、ホストコンピュータ14では、建築設計図面ライブラリ9aから該当建築設計図面情報を確認し、詳細情報を入手したいときには詳細情報を選択しクリックすれば、再度チェック結果確認信号がホストコンピュータ14側へ送られる。ホストコンピュータ14では、建築設計図面ライブラリ9aから該当建築設計図面のさらに詳細な情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。図面作成者は、このような簡単な操作により、所望の建築設計図面情報を迅速に入手することができる。
図14は、DMUによる建築設計図面の表示例を示している。建築設計図面の検索または作成は、エレベータのDMUを見ながら進められる。DMUを使用することで、数多くの図面を作成する必要がなく、機械室のスペースと駆動装置の固定方法、建築面での取り合いの問題、全体的な意匠の組み合わせに対して視覚的な面から建築設計者を支援することができる。
図15は、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納する乗客コンベア設計図面ライブラリ9bの説明図である。乗客コンベア設計図面ライブラリ9bに格納された乗客コンベア設計図面は、設計図面作成編集装置8の画面に表示される。
まず、画面上では、対象となる建物のフロアレイアウトをはじめとする建築情報が表示されている。図面作成者は、画面上でのクリック操作により所望の乗客コンベア設計図面名を指定することができる。そして、例えば、図面作成者が建築の制約条件からくるフロア面積、乗客コンベアの配置、昇降速度、乗降口寸法等を指定してクリックすると、希望するフロアレイアウトの建築設計図面が次に表示される。
図面作成者が、この建築設計図面において希望する要素を選択しクリックする。すると、ホストコンピュータ14から設計図面作成編集装置8に対して、所定の乗客コンベアの仕様に適合するフロアレイアウト等の建築設計図面情報がダウンロードされる。
乗客コンベアの設計図面作成者は、この図面情報を検討し、希望する乗客コンベアの設計図面情報を選択し、画面上で「確認」ボタンをクリックする。すると、ホストコンピュータ14は、設計情報ファイル9から該当する乗客コンベアの設計図面情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、その該当する乗客コンベアの設計図面情報を確認し、詳細情報を入手したい場合には、詳細情報を選択してクリックする。これにより、ホストコンピュータ14では、乗客コンベアの設計図面ライブラリ9bから該当乗客コンベア設計図面のさらに詳細な情報を取り出し、これを図面作成者に送出する。
図面作成者は、このような簡単な操作により、所望の乗客コンベア設計図面情報を迅速に入手することができる。
なお、乗客コンベアの場合、エレベータにおける積載荷重の指定に替えて、欄干の指定等を行う。
1 エレベータ
2 昇降行程
3 駆動チェーン
4 駆動装置
6 制御装置
8 設計図面作成編集装置
9 設計情報ファイル
9a 建築設計図面ライブラリ
9b エレベータ設計図面ライブラリ
10 設計料金算出機構
11 ネットワーク
12 端末装置
13 センター装置
14 ホストコンピュータ
15 顧客
16 エレベータ設計会社
17 建築会社
18 管理会社
19 顧客情報ファイル
2 昇降行程
3 駆動チェーン
4 駆動装置
6 制御装置
8 設計図面作成編集装置
9 設計情報ファイル
9a 建築設計図面ライブラリ
9b エレベータ設計図面ライブラリ
10 設計料金算出機構
11 ネットワーク
12 端末装置
13 センター装置
14 ホストコンピュータ
15 顧客
16 エレベータ設計会社
17 建築会社
18 管理会社
19 顧客情報ファイル
Claims (5)
- ホストコンピュータが、図面作成編集装置からの建築図面に関する図面情報の入手要求に応答して、建築設計図面データベースから該当する図面情報を取り出して前記図面作成編集装置に提供し図面を作成するための建築検討システムであって、
前記建築設計図面データベースは、作成された図面情報が妥当なものか否かをチェックするための図面作成チェックテーブルを有し、
前記ホストコンピュータは、
前記図面作成編集装置からの図面情報の入手要求に基づき前記建築設計図面データベースから関連する図面情報を検索して建築設計図面情報を作成し、かつ必要に応じて修正を行い、
作成された建築設計図面情報が前記図面作成チェックテーブルに基づき妥当なものであるか否かをチェックし、
このチェック結果が妥当なものである場合に、前記建築設計図面データベースに格納された図面情報を前記図面作成編集装置に出力する
ことを特徴とする建築検討システム。 - 請求項1記載の建築検討システムにおいて、
前記図面作成チェックテーブルには、予め設定された図面作成者区分および応力計算、強度計算、法規制情報に対応した所定の演算式および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納するとともに、知識データベースおよび推論エンジンによる建築設計の図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられていることを特徴とする建築検討システム。 - ホストコンピュータが、図面作成編集装置からの昇降機図面に関する図面情報の入手要求に応答して、昇降機設計図面データベースから該当する図面情報を取り出して前記図面作成編集装置に提供し図面を作成するための昇降機検討システムであって、
前記昇降機設計図面データベースは、作成された図面情報が妥当なものか否かをチェックするための図面作成チェックテーブルを有し、
前記ホストコンピュータは、
前記図面作成編集装置からの図面情報の入手要求に基づき前記昇降機設計図面データベースから関連する図面情報を検索して昇降機設計図面情報を作成し、かつ必要に応じて修正を行い、
作成された昇降機設計図面情報が前記図面作成チェックテーブルに基づき妥当なものであるか否かをチェックし、
このチェック結果が妥当なものである場合に、前記昇降機設計図面データベースに格納された図面情報を前記図面作成編集装置に出力する
ことを特徴とする建築検討システム。 - 請求項3記載の建築検討システムにおいて、
前記図面作成チェックテーブルには、予め設定された図面作成者区分および応力計算、強度計算、法規制情報に対応した所定の演算式および不正な図面作成条件、当該図面に関連する基本情報あるいはライブラリ情報を知識データベースとして格納するとともに、知識データベースおよび推論エンジンによる昇降機設計図面の所定ポイントをチェックする機能が設けられている
ことを特徴とする建築検討システム。 - 対象となる建物を保有する顧客と、前記建物を設計する建築設計会社または前記建物に設置すべき昇降機を設計する昇降機設計会社としての設計情報作成者と、前記建物を管理する管理会社とで締結されるデータベース利用契約に基き設けられる建築検討システムにおいて、
前記管理会社は、
前記データベース利用契約に基づく建築または昇降機の設計に関する仕様データを分析して、建築または昇降機の各々の設計情報を作成する設計図面作成編集装置と、
前記設計情報を格納する格納手段とを備え、
設計情報の一部または全部を前記顧客および前記設計情報作成者に伝達し、かつ前記顧客の要請に基き前記設計情報作成者に対し建築または昇降機の設計情報に応じた設計依頼を行うとともに、提供される設計情報に基づき設計作業を分析して設計料金を算出し、その演算結果に基づき前記設計情報作成者および前記顧客に請求を行う、
ことを特徴とする建築検討システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004099285A JP2005284830A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 建築検討システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004099285A JP2005284830A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 建築検討システム |
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JP2004099285A Pending JP2005284830A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 建築検討システム |
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- 2004-03-30 JP JP2004099285A patent/JP2005284830A/ja active Pending
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