JP2005284309A - 定着装置の温度制御方法及び定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅の狭い記録紙を連続して定着装置を通過させると、通紙幅範囲内外の温度差が発生してしまうという問題があった。
【解決手段】第1のローラの最大紙幅外に温度センサを配置し、第2のローラの最大紙幅内外に複数の温度センサを配置し、第2のローラのローラ面に当接した複数の温度センサの温度勾配と第1のローラのローラ面に当接した温度センサの温度とから第1のローラの中央部の制御温度を求め、求めた制御温度から第1のローラの熱源への通電を制御する。
【選択図】 図10

Description

本発明は電子写真プリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録装置に用いられる定着装置の温度制御方法及び定着装置に関する。
従来、電子写真記録装置に用いられている定着装置は、第1のローラとしての加熱ローラと第2のローラとしての加圧ローラとのローラ圧接部に未定着トナーを付着させた記録紙を通過させることにより、トナーを記録紙に加圧融着させて定着させる加圧ローラ型である。
加熱ローラは、芯金の内部に熱源(例えば、ハロゲンランプ)を有し、芯金の外周に撥水性、撥油性の高い離形層を形成した弾性体(例えば、シリコーンゴム)を有する。
弾性体には加圧ローラが圧接しているので、弾性体変形部(以後変形部長さをニップ量と記する)が形成され、未定着トナーを付着させた記録紙が弾性体変形部を通過することにより、定着が行われる。
また、加熱ローラの表面温度を制御するために、温度センサ(例えば、サーミスタ)が加熱ローラの表面に当接して配置されている。
特開平10−171293号公報
幅の狭い記録紙を連続して定着装置を通過させると、通紙幅範囲内外の温度差が発生してしまうという問題があった。
本発明の定着装置の温度制御方法においては、記録紙の最大紙幅外に設置されるとともに第1のローラのローラ面に当接した温度センサと、記録紙の最大紙幅内外に設置されるとともに第2のローラのローラ面に当接した複数の温度センサと、第2のローラのローラ面に当接した複数の温度センサの温度勾配と第1のローラのローラ面に当接した温度センサの温度とから第1のローラの中央部表面の制御温度を求める温度制御手段とを設け、第1及び第2のローラ面に当接した温度センサを所定の設定温度に設定し、記録紙が前記ローラ圧接部を通過したときの第2のローラに当接した温度センサの温度から温度勾配を求め、制御温度を第1のローラの温度センサの温度と前記温度勾配とから求め、制御温度が前記所定温度以下の場合には、第1のローラの熱源へ通電する。
また、本発明の定着装置においては、複数のローラは、定着ベルトを加熱する加熱ローラと定着ローラに圧接する第2の定着ローラとを有し、加熱ローラの内部には、定着ベルトをベルト幅に渡って一様に加熱する第1の熱源と、端部より中央部の発熱量が大きい第2の熱源と、定着ベルトの内面の記録紙通紙範囲外に当接した第1の温度センサと、定着ベルトの内面中央部に当接した第2の温度センサと、定着ベルトの外面の記録紙通紙範囲外に当接した第3の温度センサと、第1の温度センサ、第2の温度センサ、第3の温度センサの出力を入力し、第1及び第2の熱源の発熱量を制御して定着ベルトの温度を制御する制御部とを設けたことを特徴する。
以上の構成により、加熱ローラの中央表面の温度を算出して加熱ローラの熱源への通電を制御することにより、熱量不足による低温オフセットの発生を防止することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
第1の実施の形態
図1は第1の実施の形態による定着装置の外観斜視図、図2は図1に示した定着装置のA−A断面矢視図である。定着装置1は、矢印B方向に搬送される記録紙2の幅方向に延在する長さCを有する一対の加熱ローラ3,4からなる。未定着トナー5を付着させた記録紙2はニップ量Nを形成する加熱ローラ3,4の圧接部6を通過し、未定着トナー5を記録紙2に融着する。
加熱ローラ3は記録紙2の幅方向に延在する芯金7の外周に熱伝導率の低い、耐熱性を有する弾性体8、例えばシリコーンゴム、弗素ゴム等によりローラに成形されている。弾性体8の外周表面には撥水性、撥油性の高い、例えば弗素系の離形層9を外側に有する熱容量の小さい金属箔10(厚み0.01〜0.1mmの例えばニッケル、ステンレス等)が密着形成してある。金属箔10の長さは加熱ローラ3の長さCに等しい。
離形層9には芯金方向に延在する熱源11及び異物除去ブレード12が当接している。また、離形層9の端部(記録紙の最大紙幅Lの外側)には加熱ローラ3の表面温度を検出する温度センサ13(例えば、サーミスタ)が当接している。
加熱ローラ4は加熱ローラ3とほぼ同じ構成を有し、異なるところは金属箔10の外側表面に離形層9を有せず、また、異物除去ブレード12、温度センサ13を設けてない点である。
ここで、加熱ローラの製法について説明する。図18は加熱ローラの製法を示す説明図である。先ず,図18(A)に示すように、メッキ溶液60、例えばスルホン酸ニッケル溶液を容器61に満たし、外周に絶縁層62を設けた円筒形状電極63(例えば、ステンレス)とニッケルからなる電極64とを向い合わせて浸す。
円筒形状電極63を負極、電極64を正極に接続することにより、電気メッキ法によって円筒形状電極63の内面にニッケル金属による金属箔10が形成される。
次に、金属箔10の内面に接着剤を塗布し、図18(B)に示すように、円筒形状電極63と芯金7と支柱65とを蓋66,67で挟んで支柱65を図示せぬナットにより固着し、弾性体8となるシリコーンを加圧流入するピストン68を備えた材料容器69上に搭載して材料容器69に保持する。蓋67には注入口70が設けてあり、蓋66にはオーバーフロー口71が設けてある。
ピストン68を押下すると、液状のシリコーンが注入口70より金属箔10の内側に注入され、接着剤と架橋しながらローラ状に固化する。シリコーンが固化したところで図18(C)に示すように円筒形状電極63から取り出す。この状態で加熱ローラ4は形成される。
次に、加熱ローラ3を形成するために、円筒形状電極63から取り出したローラの外面に弗素系の材料を塗布して離形層9を設ける。
尚、上述したように金属箔10を電気メッキ法で円筒形状電極63の内面に析出させるにあたって、界面活性剤によりメッキ溶液60に弗素パウダを均一に分散させると、円筒形状電極63の内面に弗素パウダを内包したニッケル金属による複合メッキ箔が析出する。
その円筒形状電極63を弗素の溶融温度近辺以上の熱処理(例えば処理温度320°C〜380°C、処理時間0.5H〜1.5H)行うことにより、金属箔表面に弗素の薄膜を形成され、離形層9を新たに設ける必要がなくなる。
また、金属箔10は電気メッキ法によらず、押し出し等で形成してもよい。この場合には先に離形層9を金属箔10の外周に設けて剛性を高くしてから内部に液状のシリコーンを注入し、ローラにするようにする。
また、金属箔10の肉厚を厚くして内部に液状のシリコーンを注入し、ローラにしてから金属箔10の外周を研削するようにしてもよい。
また、芯金7の外周にシリコーンの弾性体8を注入によりローラ状に形成してから塩化パラジウム溶液に浸漬し、弾性体8の表面にパラジウムを析出させ、水洗後、例えば、NiPの溶液に浸漬し、無電界メッキ法により弾性体8の表面に金属箔10としてのニッケルを析出させる。その後ローラ端部に析出した金属箔10を切削にて除去する。
また、無電界メッキ法により弾性体8の表面に金属箔10としてのニッケルを析出させる場合にNiPの溶液に弗素パウダを分散しておけば、弗素パウダを内包したニッケル金属による複合メッキ箔が析出し、離形層9を兼ねることができる。
また、芯金7の外周にシリコーンの弾性体8を注入によりローラ状に形成する際にシリコーンにパラジウムを内添しておけば、塩化パラジウム溶液に浸漬し、弾性体8の表面にパラジウムを析出させるパラジウム処理は不要となる。
熱源11はローラ回転方向E,Fに対してローラ圧接部6の上流側に設置され、内部に反射面を有する筐体に例えばハロゲンランプ14が設けてあり、熱源11の長さDは記録紙2の最大紙幅Lより越え、加熱ローラ3の長さCより短い。
図3は図1に示した定着装置の制御ブロック図である。制御部20は中央処理装置(以後CPU21と記載する)とメモリ22とI/Oポート23とを有し、メモリ22にはデータを格納するデータ格納部22a、加熱ローラ3の表面温度を所定温度に制御する閾値を格納する閾値格納部22bが設けてある。
CPU21にはI/O23ポートを介してドライバ回路24,25、温度センサ13、記録紙センサ26が接続してあり、ドライバ回路24,25にはそれぞれハロゲンランプ14、加熱ローラ駆動モータ27が接続してある。
次に動作について図4を参照して説明する。図4は図1に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。オペレータが図示せぬ電源スイッチをオンにすると、装置、例えば電子写真プリンタには電源が供給され、同時にCPU21はリセットされて電子写真プリンタを初期化する。
初期化後、ステップS1でCPU21はドライバ回路24,25を介してハロゲンランプ14、加熱ローラ駆動モータ27に通電し、加熱ローラ3,4をそれぞれ矢印E,F方向に回転受動させ、金属箔10を加熱する。
ステップS2でCPU21は温度センサ13を通じて加熱ローラ3の表面温度を検知し、メモリ22の閾値格納部22bに格納してある閾値と比較チェックしている。加熱ローラ3の表面温度が閾値に達した場合にはステップS3に分岐し、否の場合にはステップS1に分岐する。
ステップS3でCPU21はハロゲンランプ14への通電を停止し、ステップS4で記録紙2を図示せぬカセットから繰り出して図示せぬ画像形成部に給紙する。記録紙2には画像形成部により形成されたトナー画像が転写され、トナー画像が転写された記録紙2は定着装置1に向って搬送されてくる。
ステップS5でCPU21は記録紙センサ13を通じて記録紙2を検知し、記録紙後端を検知した場合には記録紙一枚分の処理を終了し、否の場合にはステップS6に分岐する。
ステップS6でCPU21は温度センサ13を通じて加熱ローラ3の表面温度が所定温度以下か否かを検知し、加熱ローラ3の表面温度が所定温度以下の場合にはステップS7に分岐し、否の場合にはステップS8に分岐する。
ステップS7でCPU21はハロゲンランプ14へ通電し、ステップS4に分岐する。
ステップS8でCPU21はハロゲンランプ14への通電を停止し、ステップS4に分岐する。
尚、本実施の形態では、弾性体8の外周表面に離形層9を外側に有する熱容量の小さい金属箔10が密着形成してあるとしたが、図5に示すように、金属箔10と離形層9との間に熱伝導率が高く、耐熱性のある弾性体層15を設けてもよい。この場合、ローラ圧接部6での金属箔10への歪みを少なくすることができ、弾性体8に対する金属箔10の剥離を防止できる。
弾性体層15は金属箔10の外周表面に熱伝導率が高く、耐熱性のあるシリコーンを塗布し、さらに離形層9を塗布して架橋焼成により形成する。
また、金属箔10と離形層9との間に熱伝導率が高く、耐熱性のある弾性体層15を設ける場合、図6に示すように、弾性体層15の幅C、金属箔の幅G、定着可能な記録紙の最大幅Lの関係をC>G>Lにすれば、弾性体層15は金属箔10を包んで両端部を弾性体8に密着成形されるので、弾性体8、金属箔10、弾性体層15間の密着力、固着力が向上し、金属箔10が剥離するという問題を防止できる。
また、図7示すように、記録紙2の最大紙幅Lの範囲外にある金属箔10の端部に複数の開口部16を設け、開口部16を通じて弾性体8と弾性体層15とを結合させ、弾性体8、金属箔10、弾性体層15間の密着力、固着力を向上させてもよい。
さらに、弾性体8、金属箔10間の密着力、固着力を向上させるために、図8、図9に示すように、記録紙2の最大紙幅Lの外側の金属箔10の内部に樹脂、あるいは金属からなる凹凸を有するスリーブ部材17を接合する。この場合、定着に必要なローラ圧接部6のニップ量Nを形成する弾性体8の歪みに影響することなく、金属箔10と弾性体8との密着性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、温度センサ13を加熱ローラ3の端部表面(記録紙の最大紙幅Lの外側)に当接するように設けたが、図10に示すように、さらにトナーに当接しない加熱ローラ4の中央部表面と端部表面とに当接させて温度センサ18,19を設けてもよい。
図11は図10に示した変形例の温度制御の説明図である。横軸に加熱ローラ位置をとり、縦軸に加熱ローラの表面温度をとる。曲線A、Bは、それぞれ未定着トナー5を付着させた記録紙2がローラ圧接部6を通過したときの加熱ローラ3,4の表面温度を示す。
温度制御は、加熱ローラ3の中央部表面の温度t4を制御温度として所定温度t0と比べ、温度t4が所定温度t0を越えていた場合には加熱ローラ3の熱源への通電を停止し、温度t4が所定温度t0以下の場合には加熱ローラ3の熱源へ通電を行う。
ここで、未定着トナー5を付着させた記録紙2がローラ圧接部6を通過すると、加熱ローラ3及び4の表面温度は記録紙2に熱が移動するので、設定温度t0より低くなる。
そのときの温度変化量は、加熱ローラ3及び4の熱伝導率や熱容量が各々異なるので一様ではない。
印刷開始前のウオーミングアップ中、加熱ローラ3及び4の表面温度は所定温度t0に基づいて制御される。
印刷が開始され、記録紙2がローラ圧接部6を通過すると、加熱ローラ4の温度勾配Δを温度センサ18,19を通じて算出する。
Δ=t2−t1…………(1)
このときの加熱ローラ3の中央部表面の温度t4は、温度センサ13を通じて求めた加熱ローラ3の端部表面の温度t3と温度勾配Δとから次式により算出する。
t4= t3−K×Δ………(2)
ここで係数Kは実験的に求めた値である。算出された表面温度t4が所定温度t0以下の場合には、そのときの温度センサ13を通じて検知した加熱ローラ3の端部表面の温度t3を温度差tx=(t0−t4)分上がるように加熱ローラ3の熱源へ通電する。
このように加熱ローラ3の中央部表面の温度t4を算出して加熱ローラ3の熱源への通電を制御することにより、熱量不足による低温オフセット発生を防止できる。
尚、本実施の形態では実験的に求めた係数Kを温度勾配Δに乗算し、加熱ローラ3の端部表面の温度t3から差し引いて制御温度t4を求めたが、温度勾配Δと温度t3とを参照要素として制御温度t4を求めるテーブルを実験にて求め、そのテーブルを参照するようにしてもよい。
この温度制御法は金属パイプに熱源を当接させて加熱する定着装置に限らず、加熱ローラ内部に熱源を設けるタイプにも適用可能である。
第1の実施の形態によれば、熱容量の小さい金属箔はハロゲンランプにより直接加熱されるので、加熱ローラの加熱立ち上がりが早い。
また、熱容量の小さい金属箔はハロゲンランプにより直接加熱されるので、印刷速度の高速化を図る場合には、熱伝導率の低い弾性体のローラ外径を大きくしてローラ圧接部のニップ量を大きくせずとも必要な熱量が供給され、装置の小型化を図れる。
第2の実施の形態
図12は第2の実施の形態による加熱ローラの部分断面図である。第1の実施の形態と異なるところは、加熱ローラ3の中央部に温度センサ13を設置するにあたって、加熱ローラ3のニップを形成する歪みに影響を与えない半径r以内の金属箔10の近傍に温度センサ13を埋め込んで設置し、固化すると弾性体8となる液状シリコーンをローラ形状に挿入架橋させ保持した点である。
加熱ローラ3の中央部に設置される温度センサを加熱ローラの表面に当接させて設置した場合、記録紙2に定着できずに加熱ローラ表面に付着する微量なトナーの内、異物除去ブレード12を擦り抜けたトナーは温度センサに溜り、溜まったトナーはある時期に離脱し、記録紙2に付着して記録紙面を汚染する。
温度センサを加熱ローラ内に埋め込んで設置することにより、上述した問題点は解決できる。
動作については第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
第2の実施の形態によれば、加熱ローラ中央部に設置される温度センサを加熱ローラ内に埋め込んで設置したことにより、記録紙に定着できずに加熱ローラ表面に付着する微量なトナーは、記録紙に付着して記録紙面を汚染する程に大きく成長する前に、ブレードにより除去される。
第3の実施の形態
図13は第3の実施の形態による定着装置の断面図である。第1の実施の形態と異なるところは、加熱ローラ3,4の表面に当接して設置される熱源11、11の筐体30、31を断熱熱反射部材により構成するとともに筐体30、31に切欠き部32、33を設け、画像形成装置34によりトナー像を転写された記録紙2を予備加熱してからローラ圧接部6を通過させるようにした点である。
動作については第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
第3の実施の形態によれば、熱源の筐体を断熱熱反射部材により、定着装置近傍に配置される装置、例えば、記録紙に転写するトナー画像を形成する画像装置への熱影響を遮断する。
また、筐体に設けた切欠き部よりローラ圧接部を通過する前の記録紙を予備加熱するので、記録紙がローラ圧接部に入る前に予熱でき、トナー定着の効率化を図ることができる。
尚、本実施の形態では、加熱ローラ3,4の表面に当接して設置される熱源11,11をローラ回転方向E,Fに対してローラ圧接部6の上流側に設置したが、図14に示すように、加熱ローラ3の表面に当接して設置される熱源11をローラ回転方向Eに対してローラ圧接部6の下流側に設置してもよい。この場合、加熱ローラ4の表面に当接して設置される熱源11の筐体31には記録紙2を予備加熱するための切欠き部33を設け、加熱ローラ3の表面に当接して設置される熱源11の筐体30には切欠き部を設けない。
このようにすれば、定着装置近傍に配置される装置、例えば、記録紙に転写するトナー画像を形成する画像装置への熱影響はさらに少なくなる。
第4の実施の形態
図15は第4の実施の形態による熱源の構成図であり、同図(A)は側面図を示し、同図(B)は同図(A)のA−A断面矢視図を示している。第1の実施の形態と異なるところは、加熱ローラ3,4の表面に当接して設置される熱源11がハロゲンランプに代えてセラミックヒータ40を設けた点である。
第1の実施の形態による定着装置では、熱源11が記録紙2の最大紙幅Lを一様に加熱する。加熱ローラ3,4の表面温度が所定の温度に達し、幅狭な記録紙にトナーを定着させると、加熱ローラ3,4の中央部は熱が記録紙2に移動して加熱ローラ3,4の表面温度が所定の温度以下になるが、記録紙2に直接当接しない加熱ローラの端部の温度は中央部ほど降下しない。
加熱ローラ3の表面温度が所定の温度以下になると自動的に熱源11には通電される。そして、加熱ローラ3の中央部が所定の温度に達したときには、熱がさほど記録紙に移動しなかった加熱ローラの端部の温度は高くなり過ぎており、次に前回の記録紙2より幅広の記録紙2がローラ圧接部6に達したとき、高くなり過ぎた加熱ローラ3により融着したトナーが加熱ローラ3の端部に付着して記録紙2を加熱ローラ3に巻き付けてしまう高温オフセット現象を発生する。
第4の実施の形態による定着装置は、そのような高温オフセット現象を防止する構造を有する。
即ち、セラミックヒータ40はセラミックからなるヒータ基板41に、例えば、酸化タンタルや酸化ルテニウム等のヒータ40a〜40eが記録紙2の紙幅方向に複数に分割されて設けられている。ヒータ40a〜40eは一端をコモン線42に接続され、他端を駆動線43a〜43eに接続されている。ヒータ40a〜40eの表面には絶縁と耐摩耗を兼ねた保護層44が設けてある。セラミックヒータ40の最大幅は記録紙2の最大紙幅Lと等しく、2点鎖線で示した記録紙は熱源の最大幅Lより狭い紙幅を有する記録紙2を表している。
図16は第4の実施の形態による定着装置の制御ブロック図である。制御部50は中央処理装置51(以後CPU51と記載する)とメモリ52とI/Oポート53とを有し、メモリ52にはデータを格納するデータ格納部52a、熱源11の温度を所定温度に制御する閾値を格納する閾値格納部52bが設けてある。
CPU51にはI/Oポート53を介して記録紙サイズ設定キー54、ドライバ回路55、温度センサ13、記録紙センサ26が接続してあり、ドライバ回路55にはヒータ40が接続してある。
次に動作について図17を参照して説明する。図17は図16に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。オペレータが図示せぬ電源スイッチをオンにすると、装置、例えば電子写真プリンタには電源が供給され、同時にCPUはリセットされて電子写真プリンタを初期化する。
初期化後、ステップS1でCPU51は記録紙サイズ設定キー54から記録紙サイズが入力されたか否かをチェックしており、記録紙サイズが入力された場合にはステップS2に分岐する。
ステップS2でCPU51はドライバ回路55を介して記録紙サイズに応じたヒータ数に通電する。
ステップS3でCPU51は温度センサ13を通じて加熱ローラ3の表面温度を検知し、メモリ52に格納してある閾値と比較チェックしている。加熱ローラ3の表面温度が閾値に達した場合にはステップS4に分岐し、否の場合にはステップS2に分岐する。
ステップS4でCPU51は熱源11への通電を停止し、ステップS5で記録紙2を図示せぬカセットから繰り出して図示せぬ画像形成部に給紙する。記録紙2には画像形成部により形成されたトナー画像が転写され、トナー画像が転写された記録紙2は定着装置1に向って搬送される。
ステップS6でCPU51は記録紙センサ26を通じて記録紙後端を検知し、記録紙後端を検知した場合には記録紙一枚分の処理を終了し、否の場合にはステップS7に分岐する。
ステップS7でCPU51は温度センサ13を通じて加熱ローラ3の表面温度が所定温度以下か否かを検知し、加熱ローラ3の表面温度が所定温度以下の場合にはステップS8に分岐し、否の場合にはステップS9に分岐する。
ステップS8でCPU51はドライバ回路55を介して熱源に通電し、ステップS5に分岐する。
ステップS9でCPU51は熱源11への通電を停止し、ステップS5に分岐する。
尚、本実施の形態では記録紙のサイズを記録紙サイズ設定キーにより設定するようにしたが、記録紙の走行路に配置された紙幅センサによりCPUが検知して必要なヒータ数に通電するようにしてもよい。
第4の実施の形態によれば、熱容量の小さい金属箔はセラミックヒータにより直接加熱されるので、加熱ローラの加熱立ち上がりが早い。
また、セラミックヒータは複数のヒータに分割されて加熱自在であり、加熱ローラの表面温度は中央部、端部に設置された温度センサにより検知されるので、加熱ローラの両端部の表面温度が中央部より高く加熱され、溶着したトナーが加熱ローラ表面に付着して記録紙を加熱ローラに巻き付けてしまうオフセット現象を防止する。
第1〜第4の実施の形態では、第1及び第2のローラ共に加熱ローラとしたが、第1のローラのみを加熱ローラとし、第2のローラは熱源を設けない単なる加圧ローラとしてもよい。
また、離形層を第1のローラに設け、第2のローラには設けなかったが、残留トナーが第1のローラから第2のローラに移って記録紙を汚す恐れがあるので第2のローラにも設けることが好ましい。
また、弾性体層を第1のローラに設け、第2のローラには設けなかったが、金属箔と弾性体との密着性を向上させるために第2のローラにも設けることが好ましい。
第5の実施の形態
第1〜第4の実施の形態では一対の加熱ローラを用いたローラ方式の定着装置について説明したが、定着装置には、記録紙に未定着トナーを融着させる一対の定着ローラの一方と加熱ローラとの間にベルトを掛けるベルト方式がある。
一対の定着ローラ、加熱ローラ及び定着ベルトは、それぞれ、耐熱性の高い弾性体を有し、定着ベルトを介した一対の定着ローラが形成する圧接部を記録紙が通過し、未定着トナーを記録紙に融着する。
ベルト方式の定着装置においても、ローラ方式の定着装置と同様に印刷速度の高速化を図ると、未定着トナーを加熱定着させる定着ベルトの熱容量が小さいために、図22に示すように、記録紙を通過させている最中に熱が記録紙に奪われ、ベルト温度の低下が大きいという問題点があった。
また、幅の狭い記録紙を連続して定着装置を通過させると、通紙幅範囲内外のベルト温度差が発生し、通紙幅範囲内のベルト温度を最適定着温度に確保すると、その温度差が増大し、耐熱アラーム温度に達し、印刷を中断しなければならないという問題点もあった。
図19は第5の実施の形態による定着装置の概略図である。一対の定着ローラ81,82、加熱ローラ83及び定着ベルト84は、それぞれ、耐熱性が高く、且つ熱容量の大きい弾性体を有し、定着ベルト84を介した一対の定着ローラ81,82がニップ量Nを形成する圧接部85を記録紙86が通過し、未定着トナー87を記録紙86に融着する。
加熱ローラ83は内部に第1の熱源(例えば、ハロゲンランプ)88,第2の熱源(例えば、ハロゲンランプ)89を有し、定着ベルト84に圧接して温度センサ90a〜90cを記録紙通過範囲内外に設置してある。
第1の温度センサ90aは定着ベルト84の内面で記録紙通紙範囲外に当接し、第2の温度センサ90bは定着ベルト84の内面中央部に接し、第3の温度センサ90cは定着ベルト85の外面で記録紙通紙範囲外に当接している。
図20は図19に示した加熱ローラ内部熱源の発熱量の説明図であり、縦軸は発熱量を示し、横軸は熱源長手方向の位置を示している。第1の熱源88は長手方向の位置に拘わらずどこでも一様な発熱量W1を発熱しているのに対して、第2の熱源89は中央部で発熱量W1より低い発熱量W2であり、端部で中央部よりさらに低い発熱量W3を発熱する。
図21は図19に示した定着装置の制御ブロック図である。制御部91は中央処理装置92(以後CPU92と記載する)とメモリ93とI/Oポート94とを有する。CPU92にはI/Oポート94を介して記録紙サイズ設定キー95、ドライバ回路96、第1の温度センサ90a,第2の温度センサ90b,第3の温度センサ90c、記録紙センサ97が接続してあり、ドライバ回路96には第1の熱源88、第2の熱源89が接続してある。
メモリ93にはデータを格納するデータ格納部93a、第1の熱源88、第2の熱源89の温度を所定温度に制御する通電停止温度t1、通電開始温度t2を格納する閾値格納部93bが設けてある。
データ格納部93aには、記録紙サイズ設定キー95から設定された記録紙のサイズが格納されてあり、閾値格納部93bには、通電停止温度t1、通電開始温度t2及び通電停止温度t1、通電開始温度t2を算出する際に使用する係数Kが格納されてある。
CPU92は記録紙通過範囲外に設置してある第3の温度センサ90cの温度tから定着ベルト外面中央部の温度を算出して通電停止温度t1、通電開始温度t2を決める。
通電停止温度t1、通電開始温度t2の算出方法は、第3の温度センサ90cの温度tから、第1の温度センサ90aと第2の温度センサ90bとの温度差Δtに乗算する係数Kを求め、係数KをΔtに乗算して定着ベルト外面の記録紙通紙範囲内外の温度差Tを求め、第3の温度センサ90cの温度tから温度差Tを差し引いて通電停止温度t1、通電開始温度t2を算出する。
次に動作について図23を参照して説明する。図23は図19に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。オペレータが図示せぬ電源スイッチをオンにすると、装置、例えば電子写真プリンタには電源が供給され、同時にCPU92はリセットされて電子写真プリンタを初期化する。
ステップS1でCPU92はドライバ回路96を介して第1の熱源88に通電を行い、ステップS2で第3の温度センサ90cの温度tから定着ベルト外面中央部の表面温度を算出し、メモリ93に格納してある通電停止温度t1と比較チェックしている。定着ベルト84の外面中央部の表面温度が通電停止温度t1に達した場合にはステップS3に分岐する。
ステップS3でCPU92は熱源への通電を停止する。ステップS4でCPU92は記録紙センサ97を通じて記録紙の有無を検出しており、記録紙有りならばステップS6に分岐し、記録紙無しならばステップS5に分岐する。
ステップS5でCPU92は第3の温度センサ90cの温度tから定着ベルト外面中央部の表面温度を算出し、メモリ93に格納してある通電開始温度t2と比較チェックしている。定着ベルト84の外面中央部の表面温度が通電開始温度t2に達した場合にはステップS1に分岐し、否の場合にはステップS4に分岐する。
ステップS6でCPU92はデータ格納部93aを参照して記録紙は幅狭な記録紙か否かをチェックし、幅狭な記録紙の場合にはステップS7に分岐し、否の場合にはステップS5に分岐する。
ステップS7でCPU92は第3の温度センサ90cの温度tから定着ベルト外面中央部の表面温度を算出し、メモリ93に格納してある通電開始温度t2と比較チェックしている。定着ベルト84の外面中央部の表面温度が通電開始温度t2に達した場合にはステップS8に分岐する。
ステップS8でCPU92はドライバ回路96を介して第1の熱源88、第2の熱源89に通電を行う。
ステップS9でCPU92は第3の温度センサ90cの温度tから定着ベルト外面中央部の表面温度を算出し、メモリ93に格納してある通電停止温度t1と比較チェックしている。定着ベルト84の外面中央部の表面温度が通電停止温度t1に達した場合にはステップS4に分岐する。
幅狭な記録紙が連続する場合には、ステップS4〜ステップS9が繰り返され、定着ベルト84の外面中央部の表面温度が通電開始温度t2に達した場合には第1の熱源88、第2の熱源89に通電されるので、通紙幅範囲内外のベルト温度差が迅速に最適定着温度に確保される。
尚、記録紙サイズ設定キー95から設定された記録紙のサイズは、設定キー95が押下されたとき割り込みが起こり、データ格納部93aに格納される。また、記録紙は定着ベルトが通電停止温度t1に達した後に搬送される。
尚、本実施の形態では加熱ローラ83の内部に第1の熱源88,第2の熱源89を設けたが、加熱ローラ83の内部に第1の熱源88を設け、定着ローラ81あるいは定着ローラ82の内部に第2の熱源89を設けてもよい。この場合、各記録紙の通過によるベルト中央部の温度低下を熱容量の大きい定着ローラが補うことによりベルト温度のばらつきを抑えることができる。
また、第1の熱源88を加熱ローラ83、定着ローラ81、82の内部に設けてもよい。この場合、定着ベルト84は加熱ローラ83の熱源88により加熱され、熱容量の大きい定着ローラはそれぞれの熱源88により加熱されるので、各記録紙の通過によるベルト中央部の温度低下を熱容量の大きい定着ローラが補うことによりベルト温度のばらつきを抑えることができる。
第5の実施の形態によれば、記録紙通過範囲外に設置してある温度センサの検出温度からベルト中央部の温度低下を求め、端部より中央部の発熱量が大きい熱源により定着ベルトを加熱するようにしたことにより、記録紙を通過させている最中に熱が記録紙に奪われても、通紙幅範囲内外のベルト温度差を小さくすることができ、通紙幅範囲内のベルト温度を記録紙の幅に関係無く最適定着温度に確保することができる。
第1の実施の形態による定着装置の外観斜視図である。 図1に示した定着装置のA−A断面矢視図である。 図1に示した定着装置の制御ブロック図である。 図1に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。 加熱ローラの変形例(1)である。 加熱ローラの変形例(2)である。 加熱ローラの変形例(3)である。 加熱ローラの変形例(4)である。 図8のA−A断面矢視図である。 温度センサ配置の変形例である。 図10に示した変形例の温度制御の説明図である。 第2の実施の形態による加熱ローラの部分断面図である。 第3の実施の形態による定着装置の断面図である。 第3の実施の形態による定着装置の変形例である。 第4の実施の形態による熱源の構成図である。 第4の実施の形態による定着装置の制御ブロック図である。 図16に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。 加熱ローラの製法を示す説明図である。 第5の実施の形態による定着装置の概略図である。 図19に示した加熱ローラの発熱量の説明図である。 図19に示した定着装置の制御ブロック図である。 記録紙通過によるベルト温度低下の説明図である。 図19に示した定着装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 定着装置
3、4 加熱ローラ
8 弾性体
10 金属箔
15 弾性体層
16 開口部
17 スリーブ部
84 定着ベルト

Claims (4)

  1. 未定着トナーを付着させた記録紙を、互いに反対方向に回転する第1のローラと第2のローラとのローラ圧接部を通過させることにより、トナーを記録紙に加圧融着させて定着する定着装置の温度制御方法において、
    前記記録紙の最大紙幅外に設置されるとともに第1のローラのローラ面に当接した温度センサと、
    前記記録紙の最大紙幅内外に設置されるとともに第2のローラのローラ面に当接した複数の温度センサと、
    第2のローラのローラ面に当接した複数の温度センサの温度勾配と第1のローラのローラ面に当接した温度センサの温度とから第1のローラの中央部表面の制御温度を求める温度制御手段とを設け、
    第1及び第2のローラ面に当接した温度センサを所定の設定温度に設定し、
    前記記録紙が前記ローラ圧接部を通過したときの第2のローラに当接した温度センサの温度から温度勾配を求め、
    前記制御温度を第1のローラの温度センサの温度と前記温度勾配とから求め、
    前記制御温度が前記所定温度以下の場合には、第1のローラの熱源へ通電することを特徴とした定着装置の温度制御方法。
  2. 複数のローラに支持された定着ベルトに定着ローラを圧接し、未定着トナーを一方の面に付着させた記録紙を、定着ベルトと定着ローラとの圧接部を通過させることにより、トナーを記録紙に加圧融着させて定着する定着装置において、
    前記複数のローラは、定着ベルトを加熱する加熱ローラと定着ローラに圧接する第2の定着ローラとを有し、
    前記加熱ローラの内部には、定着ベルトをベルト幅に渡って一様に加熱する第1の熱源と、端部より中央部の発熱量が大きい第2の熱源と、
    前記定着ベルトの内面の記録紙通紙範囲外に当接した第1の温度センサと、
    前記定着ベルトの内面中央部に当接した第2の温度センサと、
    前記定着ベルトの外面の記録紙通紙範囲外に当接した第3の温度センサと、
    第1の温度センサ、第2の温度センサ、第3の温度センサの出力を入力し、第1及び第2の熱源の発熱量を制御して定着ベルトの温度を制御する制御部とを設けたことを特徴する定着装置。
  3. 前記第2の熱源は、前記加熱ローラに代えて、前記定着ローラの内部に設けられたことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 第3の温度センサの出力tから第1の温度センサと第2の温度センサとの温度差Δtに乗算する係数Kを求め、係数KをΔtに乗算して定着ベルト外面の記録紙通紙範囲内外の温度差Tを求め、第3の温度センサの出力tから温度差Tを差し引いて前記定着ベルト外面の記録紙通紙範囲内の温度を算出することを特徴とした請求項2又は請求項3記載の定着装置。
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