JP2005283297A - 液体分注装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポンプ構造を大型化することなく、吸引・吐出液量を精度よく検出し、液量のばらつきを小さくできるようにする。
【解決手段】吸引・吐出する液体を溜めるシリンジ100と、このシリンジ100内に挿通されたプランジャ103と、シリンジ100先端に取り付けられたノズル101とを有する液体分注装置において、シリンジ100と同シリンジ100を支持するフランジ106間に、ひずみゲージ104付きの、管状の圧電素子102を設けた。圧電素子102に微小振幅の交流電圧を印加したときに、ひずみゲージ104により検出される振動周波数は、シリンジ100内の液体の質量により決まるので、その振動周波数を検出することで液体の量を精度よく検出し、検出することができる。また、圧電素子102に交流電圧を印加することで、ノズル101先端の液だまりを落下させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】吸引・吐出する液体を溜めるシリンジ100と、このシリンジ100内に挿通されたプランジャ103と、シリンジ100先端に取り付けられたノズル101とを有する液体分注装置において、シリンジ100と同シリンジ100を支持するフランジ106間に、ひずみゲージ104付きの、管状の圧電素子102を設けた。圧電素子102に微小振幅の交流電圧を印加したときに、ひずみゲージ104により検出される振動周波数は、シリンジ100内の液体の質量により決まるので、その振動周波数を検出することで液体の量を精度よく検出し、検出することができる。また、圧電素子102に交流電圧を印加することで、ノズル101先端の液だまりを落下させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、生化学的分析、免疫学的分析などに用いる試薬分注その他の液体容器内の液体を所定量吸引・分注する際に、容器内の液体を少量かつ正確に吸引し、効率よく分注できるようにした液体分注装置に関する。
従来の液体分注装置としては、ポンプ体が、容器の外側壁へ回動自在に取り付けられその回動により給排孔を開閉するシリンダと、該シリンダ内へ嵌挿したプランジャからなり、シリンダの先端部に設けられた給排孔はシリンダの回動により、前記容器から液体を吸引する通路となり、またはプランジャによりシリンダ内へ吸引した液体を外界へ排出する通路となっている構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
図4は、その従来の液体分注装置の構成を示すものである。この液体分注装置では、合成樹脂製の容器1の一側にホルダ2を具備している。このホルダ2内へポンプ体3をセットし、ポンプ体3はセット状態で所定角度回転できるようにしてある。ポンプ体3はシリンダ4とプランジャ5とよりなり、シリンダ4の先端には液体の給排孔6が偏心して穿設されている。容器1の側壁には給排孔6の分岐孔6aとの連通孔7が設けられ、ホルダ4の底板8には、給排孔6の下端と連通するノズル9が突設されている。またシリンダ4の先端には、連通孔7を遮蔽または開口するキャップ10が嵌着され、給排孔6とノズル9とが連通する時にはホルダ2の下部側壁によって分岐孔6aを遮断できるようにしてある。シリンダ4にはプランジャ5が嵌挿され、プランジャ5のストロークによって液体の分注量が検出される。図中11はシリンダ4の上部に突設した摘み片である。
このような構成の従来の液体分注装置において、図4におけるプランジャ5の上端をA位置(鎖線)からB位置(実線)に矢印12のように引き上げると、容器1内の液体は矢印13、14のように吸引されてシリンダ4内へ入る。そこで摘み片11を摘み、図6の矢印15の方向へシリンダ4を90度回動すると、給排孔6は、図4から図5の位置に移動し、連通孔7はキャップ10に遮断され、給排孔6がノズル9と連通する。そこでプランジャ5の上端をB位置から矢印16の方向へ加圧すると、シリンダ4内の液体はプランジャ5に押されて矢印17、18のようにノズル9から排出される。
しかしながら、従来の液体分注装置の構造は、給排孔6が偏芯した位置に配置されており、壁面部分に気泡が残存する構造となっている。このように気泡が容器1内に残存すると、微量の液体や、高精度な液量を吸引・吐出する場合、気泡部分の体積が圧縮されるために、正確に液量が検出されず、液量にばらつきが生じるなどの問題があった。
また、液量はプランジャ5の移動位置により設定されており、機械的な誤差を生じるためにプランジャ5の位置は数μm単位で位置ずれを生じる。すなわち、この位置決めの誤差により、吸引・吐出する液量にばらつきが生じるなどの問題があった。
さらに、液体はノズル9を通して容器1へ吐出されるが、表面張力などが影響する液切れの問題が生じ、吐出後にノズル9先端に液だまりが生じていた。すなわち、液だまりの大きさが吐出液量のばらつきとなっていた。
また、液量はプランジャ5の移動位置により設定されており、機械的な誤差を生じるためにプランジャ5の位置は数μm単位で位置ずれを生じる。すなわち、この位置決めの誤差により、吸引・吐出する液量にばらつきが生じるなどの問題があった。
さらに、液体はノズル9を通して容器1へ吐出されるが、表面張力などが影響する液切れの問題が生じ、吐出後にノズル9先端に液だまりが生じていた。すなわち、液だまりの大きさが吐出液量のばらつきとなっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ポンプ構造を大型化することなく、吸引・吐出液量を精度よく検出し、液量のばらつきを小さくした液体分注装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の構成は、吸引・吐出する液体を溜めるシリンジと、このシリンジ内に挿通されたプランジャと、前記シリンジ先端に取り付けられたノズルとを有する液体分注装置において、前記シリンジと同シリンジを支持するフランジ間に、ひずみゲージ付きの、管状の圧電素子を設けたものである。
この第1の構成においては、シリンジとフランジ間に圧電素子を設け、圧電素子の振動の変化をひずみゲージにより検出することにより、吸引・吐出液量を精度よく検出することができる。
この第1の構成においては、シリンジとフランジ間に圧電素子を設け、圧電素子の振動の変化をひずみゲージにより検出することにより、吸引・吐出液量を精度よく検出することができる。
本発明の第2の構成は、前記圧電素子を駆動する交流電源と、前記ひずみゲージにより検出された信号周波数を電圧変換する信号回路を備えたものである。
この第2の構成においては、圧電素子を交流電源で駆動して振動させ、信号回路により、ひずみゲージの周波数を検出することで、シリンジ内の液体の質量を検出することができる。
この第2の構成においては、圧電素子を交流電源で駆動して振動させ、信号回路により、ひずみゲージの周波数を検出することで、シリンジ内の液体の質量を検出することができる。
本発明の第3の構成は、前記プランジャを駆動する直動アクチュエータを設け、この直動アクチュエータの駆動パターンを、前記シリンジ内に溜めた液体を吐出する際に前記プランジャを所定位置に位置決めするとともに、前記圧電素子へ交流電圧を供給する駆動パターンとしたものである。
この第3の構成においては、シリンジ内に溜めた液体を吐出する際に、プランジャを所定位置に位置決めして圧電素子に交流電圧を供給することにより、ノズル先端についていた液だまりを落下させることができる。
この第3の構成においては、シリンジ内に溜めた液体を吐出する際に、プランジャを所定位置に位置決めして圧電素子に交流電圧を供給することにより、ノズル先端についていた液だまりを落下させることができる。
本発明の第4の構成は、前記圧電素子に常時、微小交流電圧を印加しておき、前記ひずみゲージの振動周波数の変化により前記シリンジ内の液体の液量を検出する機能を前記ひずみゲージに持たせたものである。
この第4の構成においては、圧電素子に常時、微小交流電圧を印加しておき、圧電素子に具備したひずみゲージの振動周波数が、シリンジ質量が、液体を吸引または吐出することで変化する原理を用いて、ひずみゲージを、液量を検出する液量センサを兼ね備えたものとすることができる。
この第4の構成においては、圧電素子に常時、微小交流電圧を印加しておき、圧電素子に具備したひずみゲージの振動周波数が、シリンジ質量が、液体を吸引または吐出することで変化する原理を用いて、ひずみゲージを、液量を検出する液量センサを兼ね備えたものとすることができる。
本発明の第5の構成は、前記プランジャの一部または、全てを圧電素子により構成したものである。
この第5の構成においては、プランジャの一部もしくは全てを圧電素子にし、交流励起することでノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。
この第5の構成においては、プランジャの一部もしくは全てを圧電素子にし、交流励起することでノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。
本発明によれば、シリンジ内に溜められている液量の変化を、圧電素子を励起した状態を検出するひずみゲージの出力信号の周波数変化を検出することで検出することができる。すなわち、液量はプランジャの移動位置決めの誤差に左右されることなく、実測することができる。
また、この圧電素子を交流によって駆動することにより、吐出時にノズル先端についた液だまりを落下させることができる。すなわち、ノズル先端の表面張力により残留した液だまりは、圧電素子を交流励起することで加振され、落下させることができる。これにより、これまで生じていたノズル先端の液だまりの量の誤差を除去でき、精度よい液量検出が可能となる。
また、プランジャの一部もしくは全てを圧電素子にし、交流励起することで、ノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。これにより、精度よい液量検出が可能となる。
また、この圧電素子を交流によって駆動することにより、吐出時にノズル先端についた液だまりを落下させることができる。すなわち、ノズル先端の表面張力により残留した液だまりは、圧電素子を交流励起することで加振され、落下させることができる。これにより、これまで生じていたノズル先端の液だまりの量の誤差を除去でき、精度よい液量検出が可能となる。
また、プランジャの一部もしくは全てを圧電素子にし、交流励起することで、ノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。これにより、精度よい液量検出が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る液体分注装置の断面図である。図において、100はシリンジ、101はノズル、102は圧電素子、103はプランジャ、104はひずみゲージ、105は直動アクチュエータ、106はフランジである。本実施の形態が特許文献1と異なる部分は、シリンジ100とフランジ106間に管状の圧電素子102を埋め込んだ構造とした部分である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る液体分注装置の断面図である。図において、100はシリンジ、101はノズル、102は圧電素子、103はプランジャ、104はひずみゲージ、105は直動アクチュエータ、106はフランジである。本実施の形態が特許文献1と異なる部分は、シリンジ100とフランジ106間に管状の圧電素子102を埋め込んだ構造とした部分である。
すなわち、シリンジ100とフランジ106間には、ひずみゲージ104が貼り付けられた圧電素子102が接着などの方法により結合されており、また、シリンジ100は、液体を吸引・吐出するノズル101と結合されている。また、シリンジ100の内面はプランジャ103の外周面と隙間なく接しており、プランジャ103は直動アクチュエータ105と連結され、紙面上下方向に移動する。この動作によりシリンジ100内の圧力は変動し、液体の吸引・吐出が可能である。
圧電素子102には、図示しない交流電源が接続されており、所定の周波数で加振される。また、ひずみゲージ104には図示しないF/V回路が接続されており、ひずみゲージ104で検出された固有振動を電圧に変換する。
圧電素子102に微小振幅の交流電圧を印加したときに、ひずみゲージ104により検出される固有振動周波数fは、次式で表される。
圧電素子102には、図示しない交流電源が接続されており、所定の周波数で加振される。また、ひずみゲージ104には図示しないF/V回路が接続されており、ひずみゲージ104で検出された固有振動を電圧に変換する。
圧電素子102に微小振幅の交流電圧を印加したときに、ひずみゲージ104により検出される固有振動周波数fは、次式で表される。
f = 1/2π √(K/M) (式1)
ここで、K:圧電素子102のばね定数
M:シリンジ100の質量
このように、ひずみゲージ104の固有振動(共振)周波数fはシリンジ100内の質量により決まる。F/V回路では、この固有振動周波数を直流電圧に変換する。
ここで、K:圧電素子102のばね定数
M:シリンジ100の質量
このように、ひずみゲージ104の固有振動(共振)周波数fはシリンジ100内の質量により決まる。F/V回路では、この固有振動周波数を直流電圧に変換する。
次に、本実施の形態の動作を、図2に基づいて説明する。
図2(A)は、直動アクチュエータ105を駆動してプランジャ103をノズル101側に移動させた状態を示すものであり、同図(E)に示す(A)のレベルは、圧電素子102に微小交流電圧を印加した状態でひずみゲージ104の振動周波数fを電圧に変換するF/V回路(図示せず)の信号である。これにより、シリンジ100の質量が求められる。
図2(B)は、直動アクチュエータ105を駆動することによりプランジャ103が移動し、シリンジ100内を陰圧にすることで液体を吸引する状態を示すものである。この際の液量によるシリンジ100の質量の変化で、ひずみゲージ104の信号は、式1に示すようにシリンジ100の質量が変化することで、振動周波数fが変化する。図2(E)における(B)のレベルは、この時の振動周波数fを電圧値で示したものである。
図2(C)は、直動アクチュエータ105を駆動することによりプランジャ103が移動し、シリンジ100内が加圧され、液体がノズル101から吐出される状態を示すものである。図2(E)の(C)のレベルは、このときのひずみゲージ104からの信号を示したものである。
図2(D)は、圧電素子102に印加されている電圧により、ノズル101先端も加振され、ノズル101先端の液だまりが落下する状態を示すものである。図2(E)の(D)のレベルは、このときのひずみゲージ104の信号を示したものである。
図2(A)は、直動アクチュエータ105を駆動してプランジャ103をノズル101側に移動させた状態を示すものであり、同図(E)に示す(A)のレベルは、圧電素子102に微小交流電圧を印加した状態でひずみゲージ104の振動周波数fを電圧に変換するF/V回路(図示せず)の信号である。これにより、シリンジ100の質量が求められる。
図2(B)は、直動アクチュエータ105を駆動することによりプランジャ103が移動し、シリンジ100内を陰圧にすることで液体を吸引する状態を示すものである。この際の液量によるシリンジ100の質量の変化で、ひずみゲージ104の信号は、式1に示すようにシリンジ100の質量が変化することで、振動周波数fが変化する。図2(E)における(B)のレベルは、この時の振動周波数fを電圧値で示したものである。
図2(C)は、直動アクチュエータ105を駆動することによりプランジャ103が移動し、シリンジ100内が加圧され、液体がノズル101から吐出される状態を示すものである。図2(E)の(C)のレベルは、このときのひずみゲージ104からの信号を示したものである。
図2(D)は、圧電素子102に印加されている電圧により、ノズル101先端も加振され、ノズル101先端の液だまりが落下する状態を示すものである。図2(E)の(D)のレベルは、このときのひずみゲージ104の信号を示したものである。
本実施の形態では、常時圧電素子102に交流電圧を印加した場合について示したが、プランジャ103を移動させる直動アクチュエータ105の位置決め完了時、圧電素子102へ交流電圧を印加しても、同様に、ひずみゲージ104から電圧値を検出できる。
このように、液体の吸引量および吐出量をひずみゲージ104の周波数変化で検出することで、液量計測が可能となる。また、圧電素子102による加振を、液量計測に用いるだけでなく、ノズル101先端を加振することでノズル101先端の液だまりを落下させることができる。
ここで、圧電素子102に常時、微小交流電圧を印加しておき、ひずみゲージ104の検出振動周波数の変化により、シリンジ100内の液体の液量を検出することもできる。
なお、本実施の形態では、加振するのに圧電素子を、信号検出にひずみゲージを用いたが、加振可能で、微小な変位量を検出できるものであれば他の手段を用いてもよい。
このように、液体の吸引量および吐出量をひずみゲージ104の周波数変化で検出することで、液量計測が可能となる。また、圧電素子102による加振を、液量計測に用いるだけでなく、ノズル101先端を加振することでノズル101先端の液だまりを落下させることができる。
ここで、圧電素子102に常時、微小交流電圧を印加しておき、ひずみゲージ104の検出振動周波数の変化により、シリンジ100内の液体の液量を検出することもできる。
なお、本実施の形態では、加振するのに圧電素子を、信号検出にひずみゲージを用いたが、加振可能で、微小な変位量を検出できるものであれば他の手段を用いてもよい。
(第2の実施の形態)
図3は本発明の第2の実施の形態の構成を示す図である。本実施の形態では、プランジャ103の一部または、全てを圧電素子102で構成したものである。
本実施の形態の動作については、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
この第2実施の形態では、圧電素子102をプランジャ103と兼用する構成をしているので、圧電素子102を交流励起することで、ノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。これにより、簡便な構造で、ノズル101先端の液だまりを除去することができる。
図3は本発明の第2の実施の形態の構成を示す図である。本実施の形態では、プランジャ103の一部または、全てを圧電素子102で構成したものである。
本実施の形態の動作については、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
この第2実施の形態では、圧電素子102をプランジャ103と兼用する構成をしているので、圧電素子102を交流励起することで、ノズル先端の液だまりが加振され、微小な液だまりを落下させることができる。これにより、簡便な構造で、ノズル101先端の液だまりを除去することができる。
本発明は、使用する液体を生化学的分析、免疫学的分析などに用いる試薬から、半導体製造に関するレジスト、化学溶剤や接着剤にすることによって微少量の液量を検出する必要がある塗布作業という用途にも適用できる。
100 シリンジ
101 ノズル
102 圧電素子
103 プランジャ
104 ひずみゲージ
105 直動アクチュエータ
106 フランジ
101 ノズル
102 圧電素子
103 プランジャ
104 ひずみゲージ
105 直動アクチュエータ
106 フランジ
Claims (5)
- 吸引・吐出する液体を溜めるシリンジと、このシリンジ内に挿通されたプランジャと、前記シリンジ先端に取り付けられたノズルとを有する液体分注装置において、前記シリンジと同シリンジを支持するフランジ間に、ひずみゲージ付きの、管状の圧電素子を設けたことを特徴とする液体分注装置。
- 前記圧電素子を駆動する交流電源と、前記ひずみゲージにより検出された信号周波数を電圧変換する信号回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の液体分注装置。
- 前記プランジャを駆動する直動アクチュエータを設け、この直動アクチュエータの駆動パターンを、前記シリンジ内に溜めた液体を吐出する際に前記プランジャを所定位置に位置決めするとともに、前記圧電素子へ交流電圧を供給する駆動パターンとしたことを特徴とする請求項2記載の液体分注装置。
- 前記圧電素子に常時、微小交流電圧を印加しておき、前記ひずみゲージの振動周波数の変化により前記シリンジ内の液体の液量を検出する機能を前記ひずみゲージに持たせたことを特徴とする請求項1記載の液体分注装置。
- 前記プランジャの一部または、全てを圧電素子により構成したことを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載の液体分注装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004097096A JP2005283297A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 液体分注装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004097096A JP2005283297A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 液体分注装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005283297A true JP2005283297A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35181858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004097096A Abandoned JP2005283297A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 液体分注装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005283297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008215928A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004097096A patent/JP2005283297A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008215928A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
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Legal Events
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Effective date: 20070202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20090312 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |