JP2005283226A - 芯出し装置 - Google Patents

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Koji Tanaka
幸司 田中
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Abstract

【課題】 この発明は、簡易な構造で、マイクロレンズの芯出しが容易に行え、また径の異なるマイクロレンズにも対応することのできる芯出し装置を提供する。
【解決手段】 この発明は、マイクロレンズの中心軸を光源の中心軸に合致させるようにクランプするレンズの芯出し装置において、前記マイクロレンズに対して2点で接触するV字凹状に形成され、前記光源の中心軸に向かう移動軸に沿って移動可能な第1の保持部と、前記マイクロレンズに対して1点で接触する接触面を先端に有するV字凸状に形成され、前記移動軸に沿って移動可能な第2の保持部と、前記第1の保持部のV字角度に基づいて、前記第1保持部の移動速度を前記第2の保持部の移動速度に対して調節し、前記第1の保持部と前記第2の保持部のそれぞれの接触点が前記マイクロレンズに対して均等に移動するように前記第1の保持部と前記第2の保持部を移動させる駆動手段とを少なくとも具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロレンズを検査用機器の検査用光源軸に対して正確に装着する芯出し装置に関する。
特許文献1に開示されるレンズの芯出し方法及び装置は、Vブロックと、エアシリンダーと、エアシリンダヘッドの停止位置を検出するレーザー式変位センサとをプレート上に載置し、このプレートがスライドテーブルを介してプレート上にXY方向へ移動可能であると共に、このプレート上にステッピングモータと演算制御装置とが載置されるものである。したがって、この装置では、供給されるレンズのマスターレンズに対する外径の差を検出し、その差分を外径芯のずれ分に変換し、その値分をキャンセルする方向に芯出し部材を移動させることにより、供給されるレンズの外径中心のばらつきをキャンセルすることができるものである。
特許文献2に開示されるレンズの芯出装置及び芯出し方法は、レンズの光軸に対して垂直方向でかつこの光軸に向かう方向へ移動可能な進退機構を3点に配置し、この進退機構をそれぞれ同期して進退させることにより、レンズの外周面に当接させてレンズの芯出しを行うものにおいて、前記進退機構に設けた進退方向へ弾性を有するコンプライアンス機構と、このコンプライアンス機構の変位を検出するセンサと、その変位量からレンズの中心が常に一定となるように補正する補正機構と、この補正機構を制御すると共に前記進退機構を制御する制御装置を具備することを特徴とするものである。これによって、3方向からレンズの光軸方向に同期して進む外径支持ヅメで芯出しされるレンズの外径をクランプし、3ついの外径支持ヅメがレンズをクランプした時に、外径支持ヅメの一つに取り付けられたコンプライアンス機構が変位するのを検出器で検出した瞬間に外径支持ヅメの駆動を停止させると共に、検出された変位分から芯出しされるレンズの絶対芯のズレを算出し、そのズレ分を補正機構により補正することにより、レンズの外径の大きさに左右されることなく常にレンズの芯を一定の位置にすることができるものである。
特開平6−320376号公報 特開平7−270662号公報
以上の特許文献1及び2に開示されるように、レンズは3点で支持することが望ましいが、レンズの大きさの変動に対してレンズを支持する3点を均等に移動させることが非常に難しく、3点を支持するそれぞれの進退機構を同期させ、且つ位置の補正を行うためには検出センサ、演算装置、制御装置、モータ等の駆動装置等が必要であるため、非常に複雑で高価となるという問題点が生じる。
また、例えば0.5mm〜3.0mmと径の異なるマイクロレンズをクランプし、それぞれのマイクロレンズの中心を検査用光源の光軸に合わせるように設置することは非常に難しく、上述した特許文献1及び2に開示される装置では、クランプすること自体が非常に難しいといえる。
このため、この発明は、簡易な構造で、マイクロレンズの芯出しが容易に行え、また径の異なるマイクロレンズにも対応することのできる芯出し装置を提供することにある。
したがって、この発明は、マイクロレンズの中心軸を光源の中心軸に合致させるようにクランプするレンズの芯出し装置において、前記マイクロレンズに対して2点で接触するV字凹状に形成され、前記光源の中心軸に向かう移動軸に沿って移動可能な第1の保持部と、前記マイクロレンズに対して1点で接触する接触面を先端に有するV字凸状に形成され、前記移動軸に沿って移動可能な第2の保持部と、前記第1の保持部のV字角度に基づいて、前記第1保持部の移動速度を前記第2の保持部の移動速度に対して調節し、前記第1の保持部と前記第2の保持部のそれぞれの接触点が前記マイクロレンズに対して均等に移動するように前記第1の保持部と前記第2の保持部を移動させる駆動手段とを少なくとも具備することにある。
これによって、マイクロレンズに対する前記第1の保持部の接触点及び前記第2の保持部の接触点は、光源の中心軸に対して均等の速度で移動することとなるため、異なる径のマイクロレンズに対しても芯出しを行うことができる。
また、前記駆動手段は、ディスクと、該ディスクの中心から所定の間隔を経て立設される第1の駆動ピンと、前記角度に基づいて設定された前記ディスクの中心からの位置に立設される第2の駆動ピンと、前記第1の駆動ピンに噛合する第1の噛合溝を有し、前記第2の保持部に固定される第1の駆動アームと、前記第2の駆動ピンに噛合する第2の噛合溝を有し、前記第1の保持部に固定される第2の駆動アームと、前記ディスクを回転させる回動手段とによって少なくとも構成されることが望ましい。
さらに、前記移動手段は、前記ディスク上に固定され、前記第1の駆動ピンが立設する第1のブロックと、該第1のブロックに対して移動可能に固定され、前記第2の駆動ピンが立設する第2のブロックからなることが望ましい。
さらにまた、前記第1の保持部のV字角度は、略90°であり、前記第1の保持部の移動速度と前記第2の保持部の移動速度の比は、略21/2:1であることが望ましい。また、前記第1の保持部のV字角度は、略90°であり、前記第1の駆動ピンとディスクの中心との距離及び前記第2の駆動ピンとディスクの中心との距離の比は、略1:21/2であるものであっても良い。
さらに、前記V字角度は、略60°としても良いが、この場合、前記移動速度の比は、2:1となり、前記第1の駆動ピンとディスクの中心との距離及び前記第2の駆動ピンとディスクの中心との距離の比は、略1:2となる。
よって、この発明によれば、第1の保持部及び第2の保持部を検査用光源の中心軸に対して垂直に所定の割合で異なる速度で移動させるだけで、マイクロレンズに対する第1の保持部及び第2の保持部の接触点を均等に移動させることができるため、簡易な構造で且つ確実にマイクロレンズの芯出しを行うことができるものである。
以下、この発明の実施例ついて図面により説明する。
本願発明の実施例に係る芯出し装置1は、図1に示すように、検査用装置2の検査用光源口50の中心にマイクロレンズ(図2に示す10)をクランプするクランプ部3と、このクランプ部3を駆動させる駆動部4とが配されている。
前記クランプ部3は、図1及び図2で示すように、前記マイクロレンズ10を2点HP1,HP2で支持する面31a,31bによってV字状凹部31cを有する第1の保持部31と、前記マイクロレンズ10に対して1点HP1で接触する接触面32aを有するV字状凸部32bを有する第2の保持部32とによって構成され、V字状凹部31cにV字状凸部32bが嵌り込むように、第1の保持部31と第2の保持部32は、直線的にスライドすることができる。
前記駆動部4は、図1及び図3に示すように、中心軸46を介して回転可能に支持されたディスク41と、このディスク41上に固定される第1のブロック(固定ブロック)42と、この固定ブロック42に移動可能に固定される第2のブロック(可変ブロック)43と、前記固定ブロック上に前記中心軸46から所定の距離L1で立設する第1の駆動ピン(固定側駆動ピン)44と、前記可変ブロック43上に立設する第2の駆動ピン(可変側駆動ピン)45と、前記ディスク41を回転させる回転ノブ40と、前記固定側駆動ピン44が挿着される固定側挿着溝38を有し、前記第2の保持部32に固定される第1の駆動アーム(固定側駆動アーム)36と、前記可変側駆動ピン45が挿着される可変側挿着溝37を有し、前記第1の保持部31に固定される第2の駆動アーム(可変側駆動アーム)35とによって構成される。尚、図1に示す39は前記ディスク41に直接固定されたアームピンであり、図3に示す60は、前記回転ノブ40の端部に形成された図示しないピニオンが噛合する環状ラックを示すものである。
前記可変ブロック43は、前記固定ブロック42に埋設された回動可能なネジピン47,48をドライバーや六角レンチ等によって回転させることによって前記固定ブロック42に対する位置を可変することができ、さらに、固定ネジ49,50,51,52によってネジピン47,48の回転を防止することによってその位置を固定することができるものである。
さらに、本願発明の実施例では、前記V字状凹部31cの角度θは、略90°に形成されている。このため、検査用光源50の中心軸からそれぞれの接触点HP1,HP2,HP3方向への移動速度M1,M2,M3を均一にするために、前記第1の保持部31の移動速度MVを、前記第2の保持部31の移動速度M1に対して、MV=M1/cos(θ/2)おり、M1×21/2の速度に設定する。このため、前記移動ブロック43を固定ブロック42に対して移動させて、L1:L2を1:21/2とすることにより、ディスク42を回転させた場合、固定側駆動ピン44の回転距離と可変側駆動ピン45の回転距離とを、1:21/2とすることができ、この固定側駆動ピン44に噛合した挿着溝38により、前記第2の保持部32は、速度M1で移動し、第1の保持部31はM1の21/2倍である速度MVで移動することとなるものである。
また、図2の1点鎖線で示すように、径の大きなマイクロレンズをクランプする場合でも、その接触点が、3つの接触点HP1,HP2,HP3の延長線上における等距離の点とすることができるので、簡易な構造で種々の径のマイクロレンズを正確にクランプすることが可能となるものである。
本願発明の実施の形態に係る芯出し装置の平面図である。 本願発明の実施の形態に係る芯出し装置のクランプ部分の説明図である。 本願発明の実施の形態に係る芯出し装置の駆動部分の説明図である。
符号の説明
1 芯出し装置
2 検査用装置
3 クランプ部
4 駆動部
10 マイクロレンズ
31 第1の保持部
31a,31b 当接面
31c V字状凹部
32 第2の保持部
32a 当接面
32b V字状凸部
35 可変側駆動アーム
36 固定側駆動アーム
39 アームピン
41 ディスク
42 固定側ブロック
43 可変側ブロック
44 固定側駆動ピン
45 可変側駆動ピン
46 中心軸
47,48 ネジピン
49,50,51,52 固定ネジ
60 ラック

Claims (5)

  1. マイクロレンズの中心軸を光源の中心軸に合致させるようにクランプするレンズの芯出し装置において、
    前記マイクロレンズに対して2点で接触するV字凹状に形成され、前記光源の中心軸に向かう移動軸に沿って移動可能な第1の保持部と、
    前記マイクロレンズに対して1点で接触する接触面を先端に有するV字凸状に形成され、前記移動軸に沿って移動可能な第2の保持部と、
    前記第1の保持部のV字角度に基づいて、前記第1保持部の移動速度を前記第2の保持部の移動速度に対して調節し、前記第1の保持部と前記第2の保持部のそれぞれの接触点が前記マイクロレンズに対して均等に移動するように前記第1の保持部と前記第2の保持部を移動させる駆動手段とを少なくとも具備することを特徴とする芯出し装置。
  2. 前記駆動手段は、ディスクと、該ディスクの中心から所定の間隔を経て立設される第1の駆動ピンと、前記角度に基づいて設定された前記ディスクの中心からの位置に立設される第2の駆動ピンと、前記第1の駆動ピンに噛合する第1の噛合溝を有し、前記第2の保持部に固定される第1の駆動アームと、前記第2の駆動ピンに噛合する第2の噛合溝を有し、前記第1の保持部に固定される第2の駆動アームと、前記ディスクを回転させる回動手段とによって少なくとも構成されることを特徴とする請求項1記載の芯出し装置。
  3. 前記移動手段は、前記ディスク上に固定され、前記第1の駆動ピンが立設する第1のブロックと、該第1のブロックに対して移動可能に固定され、前記第2の駆動ピンが立設する第2のブロックからなることを特徴とする請求項2記載の芯出し装置。
  4. 前記第1の保持部のV字角度は、略90°であり、前記第1の保持部の移動速度と前記第2の保持部の移動速度の比は、略21/2:1であることを特徴とする請求項1記載の芯出し装置。
  5. 前記第1の保持部のV字角度は、略90°であり、前記第1の駆動ピンとディスクの中心との距離及び前記第2の駆動ピンとディスクの中心との距離の比は、略1:21/2であることを特徴とする請求項2又は3記載の芯出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008036713A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Seiko Epson Corp クランプ機構、計測装置
JP2008221412A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Univ Of Electro-Communications レンズ芯出し装置

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