JP2005282682A - 常開型電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スライド部の振動を防止してリリーフ手段の動作安定化を図ることができる常開型電磁弁を提供する。
【解決手段】 常開型電磁弁10は、可動コア40に内蔵され、リテーナ30と当接して座ばね52よりも大きなセット荷重で設けられたリリーフばね44によりリテーナ30を着座方向に押動し、かつリテーナ30が弁座60に着座した状態で弁座60の連通流路に流入した作動液の液圧が所定の圧力に達した場合にリリーフばね44が圧縮されるのに伴って弁体50を弁座60から離座させるように可動コア40内を摺動するスライド部材48を有するリリーフ手段43と、を備え、スライド部材48が磁性材料により形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作動液流路を開閉する弁部材を備えた常開型電磁弁に関する。
従来、作動液流路を開閉する電磁弁(ソレノイド・バルブ)として、通常時には開弁していると共にコイルの通電により固定コアと可動コアとの間に電磁吸引力を発生させて閉弁動作する常開型電磁弁(ノーマルオープン・バルブ)が知られている。このような常開型電磁弁は、作動液を弁内部に流入させるための連通流路を有する弁座と、弁座に対して当接/離間して弁座の連通流路を開閉する弁体が設けられたリテーナとを備えている。常開型電磁弁では、コイルの通電によりコアが励磁され、固定コアと可動コアとの間に電磁吸引力が発生することによって可動コアが固定コア側に移動してリテーナを押動することにより弁体を弁座に当接させて作動液の連通流路を遮断する。一方でコイルへの通電を中止すると、リテーナは可動コア側へ付勢されて弁体が弁座から離間することにより作動液の連通流路が開放される。
そして、常閉型電磁弁には可動コアにリリーフ手段が内蔵されたものがある(特許文献1参照)。常閉型電磁弁に設けられるリリーフ手段は、可動コアの中心部に案内孔が形成されており、リテーナを弁座側へ押動するスライド部材と、スライド部材をリテーナ側へ付勢するリリーフばねを収納している。このようなリリーフ手段では、コイルに通電を行い可動コアを固定コア側へ移動させて閉弁状態となっていても、弁座の連通流路側の液圧が所定の圧力以上に上昇した場合にはリリーフばねが圧縮されることによりリテーナが弁体と共に弁座に対して離座方向に移動し液圧を緩和させることができる。
特開2000−18416号公報
しかしながら、弁座の連通流路側の作動液流路中に設けられたポンプが作動液を前記電磁弁側へ吐出する動作などを繰返し行うことにより作動液流路に液圧変動が生じると、リリーフ手段が過敏に反応して作動してスライド部材が振動することがある。この振動は、異音を発生させたり、作動液流路に不要な作動液の脈動を発生させたりするおそれがある。これを防止するためにスライド部材を付勢するリリーフばねを強くするとリリーフ手段が設定通りに作動しなくなることが懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的はスライド部材の振動を防止してリリーフ手段の動作安定化を図ることができる常開型電磁弁を提供することにある。
本発明は、固定コアと、作動液を流入させるための連通流路を有する弁座と、前記弁座に着座可能に設けられ、前記弁座の連通流路を開閉する弁部材と、前記固定コアに対向配置され、前記弁部材と共に前記弁座に対して進退移動可能な可動コアと、前記弁部材を前記弁座に対して離座方向に付勢する第1の弾性付勢部材と、通電により少なくとも前記固定コアと前記可動コアとの間に電磁吸引力を発生させるコイルと、前記可動コアに内蔵され、前記弁部材と当接して前記第1の弾性付勢部材よりも大きなセット荷重で設けられた第2の弾性付勢部材により当該弁部材を着座方向に押動し、かつ前記弁部材が前記弁座に着座した状態で当該弁座の連通流路に流入した作動液の液圧が所定の圧力に達した場合に前記第2の弾性付勢部材が圧縮されるのに伴って当該弁部材を当該弁座から離座させるように前記可動コア内を摺動するスライド部材を有するリリーフ手段と、を備えた常開型電磁弁であって、前記スライド部材は、磁性材料により形成されていることを特徴とする常開型電磁弁に関するものである。
本発明によれば、弁部材を弁座から離座させるように移動するリリーフ手段のスライド部材が磁性材料によって形成されていることで、閉弁状態においてコイルから発生される磁気を利用してスライド部材を可動コアに吸着させながら摺動させることができる。すなわち、本発明ではリリーフ動作時におけるスライド部材の摺動抵抗を増加させることによって、スライド部材の動きを緩慢にし、作動液の液圧変動にリリーフ手段が過敏に反応してスライド部材が振動してしまう事態を防止することができる。これにより、本発明の常開型電磁弁では、リリーフ動作において異音を発生させたり、作動液流路に不要な作動液の脈動を発生させたりすることなく作動液の液圧の安定化制御を行うことができる。
本発明の常開型電磁弁において、前記可動コアは、前記スライド部材の摺動をガイドする円筒状のガイド領域を有し、前記スライド部材は、前記ガイド領域にガイドされる円筒状の摺動部を有し、当該摺動部の外径が前記ガイド領域の内径よりも小さいことが望ましい。このようにすれば、スライド部材が可動コアに吸着する領域がスライド部材の摺動方向に沿った僅かな領域のみとなるため、摺動抵抗を増加させても確実にリリーフ動作を行わせることができる。
本発明の常開型電磁弁において、前記スライド部材は、有底の筒状で内部に前記第2の弾性付勢部材の少なくとも一部を収容可能に形成されていてもよい。このようにすれば、軽量化を図ることができるとともに、第2の弾性付勢部材を収容するための空間を別途設ける必要がなくなるため電磁弁全体の小型化を図ることができ、さらには電磁弁内部の設計自由度を向上させることができる。
以下、本発明に好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る常開型電磁弁10の開弁状態の一例を示す縦断面図である。図2は、本実施の形態に係る常開型電磁弁10の閉弁状態の一例を示す縦断面図である。図3は、本実施の形態に係る常開型電磁弁10のリリーフ状態の一例を示す縦断面図である。図4は、図2における部分拡大図である。図5は、図4における断面図である。
本実施の形態に係る常開型電磁弁10は、例えば車両用ブレーキ液圧制御装置の作動液流路を開閉するためのものである。常開型電磁弁10は、例えばアルミニウム製の基体1に形成された装着孔3にその一部を挿入され、環状の係止部材4によって固定される。常開型電磁弁10は、基体1に固定された固定コア20と、作動液の流路を開口形成する弁座60と、固定コア20の一端から他端にかけて貫通した弁孔22内に収容される弁部材としてのリテーナ30及び弁体50と、弁体50を弁座60に対して離座方向に付勢する座ばね52(第1の弾性付勢部材)と、固定コア20に対向配置され、弁座60に対してリテーナ30及び弁体50を押動しながら前進する可動コア40と、を有する。さらに、常開型電磁弁10は、通電によって固定コア20を励磁させて可動コア40を弁体50の着座方向に前進させるコイル12と、可動コア40に内蔵され、リテーナ30を着座方向へ押動するリリーフ手段43と、を有する。
固定コア20は、例えば鉄や鉄合金等の磁性材料で形成された略円筒状の部材である。固定コア20は、基体1に形成された作動液流路2に対して開口する第1開口部24と第2開口部26とを有している。固定コア20の第1開口部24側には、ゴム組成物からなる環状シール部材C2が基体1との間に配置され、第1開口部24側と第2開口部26側の作動液流路2を液密にシールしている。また、固定コア20の第2開口部26側には、ゴム組成物からなる環状シール部材C1が基体1との間に配置され、第2開口部26側の作動液流路2と基体1の外部とを液密にシールしている。固定コア20の第1開口部24には第1フィルタ部材F1が装着されている。固定コア20の弁孔22の一方の開口端である第1開口部24側には、円筒状の弁座60が嵌合固定されている。
基体1の上面から突出した固定コア20に対して、有底筒状の案内筒18の開口側が溶接固定されると共に、樹脂製のボビン14に巻装されたコイル12と、コイル12の外側を覆うコイルケース16とが取り付けられている。案内筒18は、固定コア20の外周面とほぼ同径の内径を有する薄肉の筒状部と、該筒状部の端部を閉塞する半球状の底部と、を有している。案内筒18の筒上部の開口側内周面が、固定コア20の外周面と溶接固定されている。案内筒18の内部には、可動コア40が内蔵され、可動コア40は、筒状部の内周面に摺動案内されると共に、底部内面に当接して後退規制される。
コイル12は、端子13によって、図示せぬ電流制御手段に電気的に接続されている。電流制御手段は、ブレーキ液圧制御装置の使用状況に応じてコイル12へ選択的に任意の電流値を通電制御する。
可動コア40は、磁性材料例えば鉄系金属からなる略円筒状で、外周面には縦軸方向に沿って延びる連通溝41が周方向に複数、例えば3つ形成され、固定コア20の弁孔22と連通させることで作動液を流通可能としている。可動コア40は、コイル12の非通電状態において、固定コア20に対向して離間配置され、コイル12の通電状態において、固定コア20側に吸引されて前進する。可動コア40には、軸方向に貫通する案内孔42が形成され、案内孔42には、リリーフ手段43を備えている。
リリーフ手段43は、案内孔42内にガイド領域42aにおいて摺動案内されて進退可能なスライド部材48と、案内孔42の後端部(図1における上端部)に圧入固定された有底筒状の受け部材47と、当接部材48と受け部材47の間に配置されたリリーフばね44(第2の弾性付勢部材)とから構成される。リリーフ手段43のスライド部材48は、リテーナ30の端部に当接し、コイル12への通電により可動コア40が固定コア20側に吸引されて前進することでリテーナ30を押動する。リリーフばね44は、弁体50を弁座60から離座方向へ付勢する座ばね52よりもセット荷重が大きくなるように縮設されている。したがって、コイル12が通電して可動コア40が固定コア20に吸引されると、リリーフばね44よりも早く座ばね52が圧縮されて弁体50が弁座60に着座する。
スライド部材48は、図4に示すように、薄肉の有底筒状で、リテーナ30と当接する当接部481と、案内孔42のガイド領域42aにガイドされる摺動部482と、当接部481から摺動部482へと接続する段部484と、を有し、内部にリリーフばね44の少なくとも一部を収容可能に形成されている。段部484の内側面は、リリーフばね44の一端が当接し、段部484の外側面は、可動コア40の案内孔42の内側へ突出形成されたストッパ段部462と当接することでスライド部材48の前進限を規定する。当接部481は、底部483が平坦面に形成され、リテーナ30の端面36と当接する。スライド部材48と案内孔42との間には、作動液が流通可能に形成され、摺動部482の側面に形成された連通孔49によって、リリーフ手段43内にも作動液が流通可能となっている。このようにスライド部材48の内部にリリーフばね44を収容するように形成しておけば、軽量化を図ることができる。またリリーフばね44を収容するための空間を別途設ける必要がなくなるため電磁弁全体の小型化を図ることができ、さらには電磁弁内部の設計自由度を向上させることができる。
リテーナ30は、略円柱形状で、固定コア20の軸方向に沿って貫通する弁孔22に摺動案内されて進退自在に配設される。リテーナ30の先端には球状の弁体50が圧入固定され、他端には可動コア40のスライド部材48が当接する端面36が形成される。リテーナ30の外周壁面には、流通溝32が複数形成され、作動液を流通可能にしている。リテーナ30は、座ばね52に当接して弁座60に対して離座方向に付勢されている。
弁座60は、略円筒状であって、小径の第1弁座開口部62と、大径の第2弁座開口部64とを有し、第1弁座開口部62から第2弁座開口部64にかけて軸方向に貫通する連通流路が設けられている。弁座60は、固定コア20の弁孔22の第1開口部24側に嵌合固定され、第2弁座開口部64は、固定コア20の第1開口部24に開口する。弁座60の第1弁座開口部62には、弁体50が着座する着座部66が形成される。着座部66は、弁座60の外側に向かって拡径するテーパ面で形成され、弁体50が当接することで、第1弁座開口部62を閉鎖して閉弁する。
以下、本実施の形態に係る常開型電磁弁10の動作について説明する。常開型電磁弁10は、図1に示す開弁状態と、図2に示す閉弁状態と、図3に示すリリーフ状態という少なくとも3つの動作状態をとり得る。
図1は、常開型電磁弁10の開弁状態を示す。コイル12へ電流を供給しない状態では、弁部材であるリテーナ30及び弁体50は、座ばね52によって弁座66から離間される。したがって、この状態においては常時開弁しており、作動液は、第1開口部24から第1弁座体開口部62を通過して、第2開口部26へと流れる。このとき座ばね52のバネ力によってリテーナ30は可動コア40側へ付勢される。リリーフ手段のスライド部材48はリテーナ30の端面36に当接しているが、座ばね52のセット荷重はリリーフばね44のセット荷重よりも小さいため、リリーフばね44は圧縮されない。したがって、当接部材48の段部484が案内孔42のストッパ段部462に当接した状態のまま、リテーナ30は可動コア40を押し上げ、可動コア40の端部は案内筒18の底部内面に押し付けられた後退限で保持される。
図2は、常開型電磁弁10の閉弁状態の一例を示す。図1に示す開弁状態からコイル12に通電を開始すると、可動コア40は、磁気吸引力によって固定コア20側に吸引され、座ばね52を圧縮しながら固定コア20側へ前進する。この吸引力は、固定コア20の可動コア40側の端面28と、端面28に対向する可動コア40の対向部46との間において、磁束によって互いに引き寄せあう力である。可動コア40が吸引されると、リテーナ30の端面36に当接しているスライド部材48がリテーナ30を押動する。この固定コア20と可動コア40との間に発生する吸引力は、座ばね52のばね力を上回り、弁体50は弁座66に着座して第1開口部26の流路を閉鎖する。
このとき、第2弁座開口部64から第1弁座開口部62に至る連通流路に所定のリリーフ圧以上の液圧で作動液が流入すると、図3に示されるように、リテーナ30がリリーフ手段43を押動することにより弁体50が弁座60から離座して開弁し、作動液をリリーフする。なお、リリーフ手段43においては、リテーナ30からの押動を受けてリリーフばね44が圧縮されることにより、スライド部材48が可動コア40の案内孔42内を摺動しながら後退する。本実施の形態において、リリーフ手段43のリリーフ圧は、閉弁状態におけるリリーフばね44の圧縮量により決定される。
このようなリリーフ動作に関して、弁座60の連通流路側の作動液流路中に設けられたポンプなどが作動液を常開型電磁弁10側へ吐出する動作などを繰返し行うことにより作動液流路に液圧変動が生じると、リリーフ手段43が過敏に反応して作動してスライド部材48が振動することがある。この振動は、異音を発生させたり、作動液流路に不要な作動液の脈動を発生させたりするおそれがある。
そこで本実施の形態ではスライド部材48が例えば鉄や鉄合金などの磁性材料によって形成されている。これにより、図2に示す閉弁状態から図3に示すリリーフ状態へ移行する場合においてコイル12の通電により発生する磁気を利用してスライド部材48を可動コア40のガイド領域42aに吸着させながら案内孔42内において摺動させることができる。すなわち、本実施の形態ではリリーフ動作時におけるスライド部材48の摺動抵抗を増加させることによって、スライド部材48の動きを緩慢にし、作動液の液圧変動にリリーフ手段43が過敏に反応してスライド部材48が振動してしまう事態を防止することができる。これにより、常開型電磁弁10では、リリーフ動作において異音を発生させたり、作動液流路に不要な作動液の脈動を発生させたりすることなく作動液の液圧の安定化制御を行うことができる。
また本実施の形態においては、図5の断面図に示すように、可動コア40は、スライド部材48の摺動をガイドする案内孔42に円筒状のガイド領域42aを有しており、スライド部材48は、ガイド領域42aにガイドされる円筒状の摺動部482を有し、摺動部482の外径d1がガイド領域42aの内径d2よりも小さくなるように設けられている。このようにすれば、スライド部材48の摺動部482が可動コア40のガイド領域42aに吸着する領域が円周上の接点420付近に制限されるため、スライド部材48を磁性材料により形成して摺動抵抗を増加させても確実にリリーフ動作を行わせることができる。
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。例えば、リリーフばね44は、ばねに代えて他の弾性部材によって構成してもよい。また例えば、スライド部材48は有底円筒状に形成されていたが、ブロック状で形成されていてもよい。
本実施の形態に係る常開型電磁弁の開弁状態を示す断面図である。 本実施の形態に係る常開型電磁弁の閉弁状態を示す断面図である。 本実施の形態に係る常開型電磁弁のリリーフ状態を示す断面図である。 図2における可動コアの端部付近の拡大断面図である。 図4のV−V線に関する断面図である。
符号の説明
10 常開型電磁弁、12 コイル、20 固定コア、30 リテーナ、40 可動コア、42 案内孔、42a ガイド領域、43 リリーフ手段、44 リリーフばね(第2の弾性付勢部材)48 スライド部材、481 当接部、482 摺動部、50 弁体、52 座ばね(第1の弾性付勢部材)、60 弁座、

Claims (3)

  1. 固定コアと、
    作動液を流入させるための連通流路を有する弁座と、
    前記弁座に着座可能に設けられ、前記弁座の連通流路を開閉する弁部材と、
    前記固定コアに対向配置され、前記弁部材と共に前記弁座に対して進退移動可能な可動コアと、
    前記弁部材を前記弁座に対して離座方向に付勢する第1の弾性付勢部材と、
    通電により少なくとも前記固定コアと前記可動コアとの間に電磁吸引力を発生させるコイルと、
    前記可動コアに内蔵され、前記弁部材と当接して前記第1の弾性付勢部材よりも大きなセット荷重で設けられた第2の弾性付勢部材により当該弁部材を着座方向に押動し、かつ前記弁部材が前記弁座に着座した状態で当該弁座の連通流路に流入した作動液の液圧が所定の圧力に達した場合に前記第2の弾性付勢部材が圧縮されるのに伴って当該弁部材を当該弁座から離座させるように前記可動コア内を摺動するスライド部材を有するリリーフ手段と、
    を備えた常開型電磁弁において、
    前記スライド部材は、磁性材料により形成されていることを特徴とする常開型電磁弁。
  2. 請求項1において、
    前記可動コアは、前記スライド部材の摺動をガイドする円筒状のガイド領域を有し、
    前記スライド部材は、前記ガイド領域にガイドされる円筒状の摺動部を有し、当該摺動部の外径が前記ガイド領域の内径よりも小さいことを特徴とする常閉型電磁弁。
  3. 請求項1または2において、
    前記スライド部材は、有底の筒状で内部に前記第2の弾性付勢部材の少なくとも一部を収容可能に形成されていることを特徴とする常閉型電磁弁。
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