JP2005282146A - セメント硬化体の有機塗膜材処理工法とラスモルタルの崩落防止工法 - Google Patents

セメント硬化体の有機塗膜材処理工法とラスモルタルの崩落防止工法 Download PDF

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Abstract

【課題】 既存塗膜が活膜状態であればセメントフィラーの処理で当座の目的は一応解決する。しかし、既存の有機塗材の上より塗り重ねると、旧塗膜の界面は湿分が放出できずに多湿状態となって急速に化学変化を起し、返って建物は蒸れ現象を呈し逆効果になる場合が多い。
【解決手段】 塗装されている塗材を平方メートル当り4箇所、径約20cm程度除去し下地のセメント硬化体1の表層を露出させ、ひび割れに沿って有機塗材2を幅10cm程度に除去し、壁面に付着している接着阻害物質を除去し、SBR系セメントフィラーで、全面を処理し既存の下地層と次工程材との接着力の増強策を図り、SBR系ポリマーセメントモルタル3で厚さ約2mm程度に塗着しながら順次塗着面に鏝圧をかけつつSBR系ポリマーセメントモルタル3の移動を促がしながらガラス繊維製網体4を塗着面下に埋入する有機塗膜材処理工法。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルディング、学校、マンション、ラスモルタル造等の外壁のセメント硬化体上に塗装されている有機塗材の処理工法とラスモルタルの崩落防止工法に関するものである。
従来、一般に既存仕上げ材の上より塗膜の接着力試験を行ない、JISで定めている接着力を保持しておれば活膜と称し、高圧洗浄を施した上、亀裂の処理程度で塗り重ねている補修が一般的である。
確かに近年の仕上げ塗材の耐候性は露出状態においては、所定の物性を有しているが、一旦その上から塗り重ねられると透湿抵抗が加算し旧界面は有機酸が醸し出し、セメント硬化体組織は破壊され美観上も損なわれることになる。
また、改修時に既存仕上げ材の除去作業なくして呼吸機能を有する塗材を使用してもこの問題は解決するものではない。まして外壁での塗装替時にラスモルタルの崩落迄、考慮した補修工法は皆無である。
しかしながら、上記従来技術の外装の塗替時に既存塗材を無処理のままで如何なる物を使用しても、外壁での透湿抵抗が増加することは自然の摂理であるが、一般的には高圧洗浄後、既存塗膜との接着力を図る目的でセメントフィラーでの仲介接着処理をしてから、塗り重ねている方法が多い。
確かに既存塗膜が活膜状態であればセメントフィラーの処理で当座の目的は一応解決する。しかし前述の如く、既存の有機塗材の上より塗り重ねると、旧塗膜の界面は湿分が放出できずに多湿状態となって急速に化学変化を起し、返って建物は蒸れ現象を呈し逆効果になる場合が多い。外見上問題なく見えていても、セメント硬化体組織は破壊し、ラスモルタルの場合は、崩落する恐れがあり、リニューアル工事が反対に建物の延命化を損ねることになるという問題があった。
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのセメント硬化体の有機塗膜材処理工法であり、次のようなものである。
既存セメント硬化体の有機塗膜材処理工法において、塗装されている塗材を平方メートル当り4箇所、径約20cm程度に除去し下地のセメント硬化体の表層を露出させ、ひび割れ幅0.5mm以上はUカッターで幅5mm程度、深さ3mm程度に拡幅し、その周囲の有機塗材を幅10cm程度除去すると共に、壁面に付着している接着阻害物質を洗浄、エアブロア等で除去する。さらに、SBR系セメントフィラーで、全面を刷毛・ローラー・吹付等で処理し既存の下地層と次工程材との接着力の増強策を図り、SBR系ポリマーセメントモルタルで厚さ約2mm程度塗着しながら順次塗着面にガラス繊維製網体を当接し、鏝圧をかけつつSBR系ポリマーセメントモルタルの移動を促がしながらガラス繊維製網体を塗着面下に埋入する構成である。
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りのラスモルタルの崩落防止工法であり、次のようなものである。
外壁がラスモルタル造のラスモルタルの崩落防止において、ラスモルタルの下地材への結束を強めるために、ひび割れ幅0.5mm以上はUカッターで幅5mm程度、深さ3mm程度に拡幅し、その周囲の有機塗材を幅10cm程度除去すると共に、受け部材の位置する塗装材を50cm間隔、直径約12cmに除去し、前記除去した直径約12cmの部位毎に座金を併用してタップビスにより受け部材に接合し、壁面に付着している接着阻害物質を洗浄、エアブロア等で除去する。さらに、SBR系セメントフィラーで、全面を刷毛・ローラー・吹付等で処理し既存の下地層と次工程材との接着力の増強策を図り、SBR系ポリマーセメントモルタルで厚さ約2mm程度塗着しながら順次塗着面にガラス繊維製網体を当接し、鏝圧をかけつつSBR系ポリマーセメントモルタルの移動を促がしながらガラス繊維製網体を塗着面下に埋入する構成である。
本発明に係るセメント硬化体の有機塗膜材処理工法とラスモルタルの崩落防止工法は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)本発明方法によれば外壁改修に際し、既存有機塗材の全面除去の際の粉塵・騒音・工期等の問題を局部的な除去(10〜13%)により解消し、しかもガラス繊維製網体の貼り付け作業でセメント硬化体の補強が可能になる。
(2)ラスモルタル造の補修にあっては簡単な作業の併用によって既存ラスモルタルの崩落を未然に防げる補修工法を提供することができる。更にガラス繊維製網体を埋入した平滑面に有機塗材に代えSBR系ポリマーセメントモルタルで壁面にパターンを構成することにより理論的にも意匠的にも、建物により優しい補修工法が提供できることになる。
既存塗膜を局部的に除去し、全面に亘りSBR系ポリマーセメントモルタルを適宜の厚さに塗着しながら順次ガラス繊維製ネットを当塗着面下に埋入することによって、残存されている旧塗材の化学変化と再度当該工法の上から施工する有機塗材の影響を受けさせないという補修時における既存塗膜材の処理方法であり、さらにラスモルタルの補修にあっては、全壁面を対象にタップビスでラスモルタル層を軸組に接合させ尚且つガラス繊維製網体を全壁面に強固に貼り付けることにより、地震時におけるラスモルタルの崩落を防ぐことを兼備した工法である。
図1は、本発明の第一実施例であるセメント硬化体の上に施工されている有機塗材を局部的に除去した形成過程の状態を示す概略断面図、図2は、有機塗材を局部的に除去した後、SBR系ポリマーセメントモルタル(以下、タケモルTM−100と称す)を2mm程度に塗り付けた状態を示す概略断面図、図3は、図2の状態の上にガラス繊維製網体(以下、JUネットと称す)を当接した状態を示す概略断面図、図4は、図3の状態を金鏝で塗着面下に埋入して平坦化した状態を示す概略断面図、図5は、ラスモルタル造の形成過程で受け部材に位置する有機塗材をそれぞれ除去した状態を示す概略断面図、図6は、図5の状態の部位で座金を用いてタップビスで受け部材にラスモルタルを接合させた状態を示す概略断面図、図7は、0.5mm以上のひび割れに対する模式図である。
本発明について図1〜図7に基づいて具体的に実施例を説明する。
従来、セメント硬化体の外壁は防水性を伴った有機塗材で処理されていることが多い。この種の補修工事に於いて既存仕上げ塗材は全面除去することが望ましいとされている。
しかし、近隣への粉塵・騒音問題また工期等の関係で実用的でないのが実態である。
また、一般にセメント硬化体組織はセメント水和物のゲル空隙や毛細管空隙、気泡など大小さまざまな空隙を有する再現性の乏しい多孔組織になっている。従って、無防備では雨水の滲透は元より塩化物や酸素などの鋼材腐食因子の浸透拡散が容易に生じセメント硬化体は劣化する。
従って、劣化因子を考慮し、ますます防水性能指向で有機塗材による施工が汎用されているが、一方では有機系仕上げ塗材でも呼吸機能の必要性が強調されるようになった。その根拠は、使用する塗材の透湿率と接着力のバランス並びに温度・湿度等によって塗膜界面は物理的に多湿状態になることが多く、この雰囲気では有機塗材は加水分解し、その結果有機酸が醸し出しセメント硬化体は序々に破壊されると共に、外装仕上げ材も剥離、ふくれ等を起して美観を損ね、経時と共に劣化を来たすからである。この現象は建造物の延命化を損ねるのみでなく居住性にも支障を来たすことになる。
このような問題は多孔組織な無機のセメント硬化体と仕上げ塗材(有機)との相関関係が起因している訳で、まして外装の塗替時において既存塗材の除去作業は欠くことのできない必須条件となる。
しかし全面除去となると近隣への粉塵・騒音問題、並びに工期・予算等があって、現実的には除去せぬまま補修していることが多い。また、地震時における既存建物の被害例が数多く取沙汰されている中でラスモルタルの崩落防止対策が今以って出来ていないのが現状である。
それに対し、本発明であるセメント硬化体の有機塗膜材処理工法とラスモルタルの崩落防止工法は、鉄筋コンクリート面、モルタル面、ALC板等の改修時、つまりセメント硬化体にすでに塗装されている塗膜の処理方法であると共に既存ラスモルタルの崩落に対する危険性を防止する外壁の補修工法である。
次に、本発明の一実施例について説明する。
セメント硬化体1の上に施工されている有機塗材2を局部的にm当り4箇所(縦・横50cm間隔)直径約20cmの円状に除去する除去面2a、またラスモルタル造5に対する実施にあっては、受け部材6に位置する表層の有機塗材2を50cm間隔に直径約12cmの円状に除去面5aを形成し、また、亀裂幅7が0.5mm以上は幅5mm深さ3mm程度に拡幅し、同様にその周囲の有機塗材2を幅10cm程度に除去し健全なモルタル面7aを露出させる。50cm間隔にモルタル面を露出させた部位よりラスモルタルの受け部材6に向けラスモルタル層を、座金6aを介しタップビス6bで接合させる。
全壁面を対象にSBR系セメントフィラー(以下、タケモルフィラーと称す)を塗布すると共にタケモルTM−100を厚さ2mm程度に塗り付けながら、順次JUネット4をタケモルTM−100塗り付け層3に当接しその上から鏝で押圧し、塗着面下にJUネット4を埋入させ硬化させる。
なお、前記タケモルTM−100は、硬化剤(セメント、充填材、分散材、増量剤、保水剤等)と主剤(SBR系セメント混和剤)からなるものである。
この結果、薄層でありながら平坦な外観に優れた下地調整層が形成された。しかも、既存有機塗材2を局部的に除去した際に確認されていたセメント硬化体1の脆弱層は当該処理層の上から新規に有機塗材2で塗装しても脆弱層は蘇生していることがその後の追跡調査で確認できた。
次に、作用について説明する。
まず、透湿抵抗の緩和策としては、本発明の方法によれば、既存塗膜2の局部的な除去により当該部位よりセメント硬化体1に含まれていた湿分が適度に放湿され、残存されている既存塗膜の化学的変化は抑制できるものである。
次に、セメント硬化体1へのアンカー効果としては、既存塗材を局部的に除去した箇所でタケモルTM−100は強くセメント硬化体1に結束し、しかも芯材になるJUネット4の架橋効果により残存されている有機塗材2の温度変化に起因する伸び縮みが拘束されるので、物理的に発生するムーブメントが緩和する。
またラスモルタル造では受け部材6に対し座金6aを介してラスモルタル層を受け部材6に接合させるので地震時でのモルタルの崩落を防止することができ、災害時での避難者の逃げ出し、火災の類焼等の問題から解消する。
JUネット4の耐アルカリ性としては、特にEガラス繊維はアルカリ雰囲気では溶けてしまい用をなさないといわれている。しかしタケモルTM−100の埋入化にあっては、特殊SBR系セメント混和剤の効力で半永久的にJUネット4の効果は継続する。そして、JUネット4をタケモルTM−100塗着面下に金鏝で押入して平坦化した表面層4a(図4参照)が形成される。
また、JUネット4は不燃性で延焼することはなく既存のラスモルタル5はJUネット4の貼り付けにより長期に亘ってその剛性が保持される。
JUネット4の役割としては、建造物の外壁は直射日光や、ふく射熱の影響で60〜70℃位まで上昇し、日没とともに外壁の温度は下がる。夜間の温度を約20℃とすると、その温度差は40〜50℃となる。因みに日本建築学会標準仕様書JASS−8では50℃と定めている。
外壁モルタル層の熱による変化量(膨張・収縮)は温度差1℃当りで1.4〜1.8×10−5となり、温度差を45℃と仮定すると45×1.4×10−5=0.63×10−3となる。即ち壁の長さ1mにつき0.63mm膨張や収縮が繰り返され、これに乾燥による収縮が加算されるのでモルタルの変位は一層大きくなり、これらの繰り返しにより、外壁の物性は表層部分より劣化する。
タケモルTM−100塗着面3にJUネット4を埋入した複合層に応力が伝達されると、タケモルTM−100の弾性係数(2.1×10kgf/cm)よりもJUネット4の弾性係数(7〜8×10kgf/cm≒75KN/mm)の方が高いので、JUネット4の応力負担が大きくなりタケモルTM−100の負担が少なくなる。従って、既存セメント硬化体層は集成板的に補強され安定する。
その他、有機塗材2の局部的に除去した痕跡が見えにくく、またJUネット4が定規的に作用して平滑性と壁面の出隅入隅の精度の構成に寄与する。
タケモルTM−100の役割としては、一般にセメントモルタルは接着力に乏しく耐薬品性・耐衝撃性・耐摩耗性・耐凍害性・防水性等は欠けているといわれている。タケモルTM−100は以上の欠点を補うことのできるポリマーセメントモルタルで、従って当該補修工法の上に再度有機塗材で施工しても、前述したような有機酸によるセメント硬化体の脆弱化は生じない。尚且つ鉄筋コンクリートの中性化抑制にも効果を発揮するものである。
セメント硬化体の仕上げ有機塗膜材塗布に起因するセメント硬化体組織の破壊が防止できると共に、ラスモルタルの崩落防止に極めて有効に機能することができる。
本発明の第一実施例である下地調整層の形成過程は、セメント硬化体の上に施工されている有機塗材を局部的に除去した状態を示す概略断面図である。 本発明の第一実施例に係る、有機塗材を局部的に除去した後、タケモルTM−100を2mm程度に塗り付けた状態を示す概略断面図である。 本発明の第一実施例に係る、図2の状態の上にJUネットを当接した状態を示す概略断面図である。 本発明の第一実施例に係る、図3の状態を金鏝でJUネットを塗着面下に埋入して平坦化した状態を示す概略断面図である。 本発明の第二実施例に係る、ラスモルタル造の形成過程で受け部材に位置する有機塗材をそれぞれ除去した状態を示す概略断面図である。 本発明の第二実施例に係る、図5の状態の部位で座金を用いてタップビスで受け部材にラスモルタルを接合させた状態を示す概略断面図である。 本発明の0.5mm以上のひび割れに対する模式図である。
符号の説明
1・・・・セメント硬化体
2・・・・有機塗材
2a・・・・除去面
3・・・・タケモルTM−100塗り付け層
4・・・・JUネット
4a・・・・表面層
5・・・・ラスモルタル造
5a・・・・除去面
6・・・・ラスモルタルの受け部材
6a・・・・座金
6b・・・・タップビス
7・・・・亀裂幅
7a・・・・健全なモルタル

Claims (2)

  1. 既存セメント硬化体の有機塗膜材処理において、塗装されている塗材を平方メートル当り4箇所、直径約20cm程度の円状に除去し下地のセメント硬化体の表層を露出させ、ひび割れ幅0.5mm以上はUカッターで幅5mm程度、深さ3mm程度に拡幅し、その周囲の有機塗材を幅10cm程度除去すると共に、壁面に付着している接着阻害物質を洗浄、エアブロア等で除去する。さらに、SBR系セメントフィラーで、全面を刷毛・ローラー・吹付等で処理し既存の下地層と次工程材との接着力の増強策を図り、SBR系ポリマーセメントモルタルで厚さ約2mm程度塗着しながら順次塗着面にガラス繊維製網体を当接し、鏝圧をかけつつSBR系ポリマーセメントモルタルの移動を促がしながらガラス繊維製網体を塗着面下に埋入することを特徴とする有機塗膜材処理工法。
  2. 外壁がラスモルタル造のラスモルタルの崩落防止において、ラスモルタルの下地材への結束を強めるために、ひび割れ幅0.5mm以上はUカッターで幅5mm程度、深さ3mm程度に拡幅し、その周囲の有機塗材を幅10cm程度除去すると共に、受け部材の位置する塗装材を50cm間隔、直径約12cmに除去し、前記除去した直径約12cmの部位毎に座金を併用してタップビスにより受け部材に接合し、壁面に付着している接着阻害物質を洗浄、エアブロア等で除去する。さらに、SBR系セメントフィラーで、全面を刷毛・ローラー・吹付等で処理し既存の下地層と次工程材との接着力の増強策を図り、SBR系ポリマーセメントモルタルで厚さ約2mm程度塗着しながら順次塗着面にガラス繊維製網体を当接し、鏝圧をかけつつSBR系ポリマーセメントモルタルの移動を促がしながらガラス繊維製網体を塗着面下に埋入することを特徴とするラスモルタルの崩落防止工法。
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