JPH0220758A - 不燃可撓形多彩模様積層施工方法 - Google Patents

不燃可撓形多彩模様積層施工方法

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JPH0220758A
JPH0220758A JP17046088A JP17046088A JPH0220758A JP H0220758 A JPH0220758 A JP H0220758A JP 17046088 A JP17046088 A JP 17046088A JP 17046088 A JP17046088 A JP 17046088A JP H0220758 A JPH0220758 A JP H0220758A
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Kazuo Iijima
飯島 一夫
Naomichi Tanaka
田中 直径
Takeshi Nakayama
剛 中山
Takeo Okano
岡野 猛雄
Masaharu Satake
佐竹 正治
Akiyoshi Hatanaka
畑中 昭良
Kazunori Hanamura
花村 一紀
Hiroaki Miyaki
宮木 宏明
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JUTAKU TOSHI SEIBI KODAN
ZENKOKU MASUCHITSUKU JIGIYOU KYODO KUMIAI RENGOKAI
Kowa Chemical Industry Co Ltd
Toa Paint Co Ltd
Kansai Paint Co Ltd
Dai Nippon Toryo KK
Nippon Paint Co Ltd
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JUTAKU TOSHI SEIBI KODAN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート打放面や、その他のコンクリー
ト系素地面への積層施工方法に関し、特に、防火性、可
撓性に優れた内装用として好適な不燃可撓形多彩模様積
層を提供する施工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、内装用多彩模様塗材は、優れた装飾性を有するの
で設計者に好まれ、広く多用されているが、実際には、
防火性と可撓性に問題があった。
不燃構造物としてのコンクリートは、現段階においては
経時的ひび割れの発生が避けられないものであり、その
表面にコートされる装飾用多彩模様塗材には、そのよう
なひび割れ現象にも亀裂を形成することのない充分な伸
び、可撓性を有するものが要望された。その結果、塗材
中に有機系合成樹脂結合剤が多く混用されるようになっ
たが、そのような樹脂結合剤は可燃性であり、その多量
の配合は塗材を燃焼し易くし、火災時における人命尊重
の立場からは大きな問題である。例えば、特開昭62−
87285号公報には、建築物の塗装仕上げに好適な多
彩模様仕上材及びその仕上げ方法が記載されているが、
その多彩模様の形成には、下塗り層として各種のゴムや
その他の柔軟性の優れた高分子材料を結合剤とする弾性
塗材を組み合わせて用いることを教えている。しかし、
この方法で形成された多彩模様塗装は極めて易燃焼性で
、特に、内装材としては採用できない。
近年、火災による災害に関連して厳しい防火基準が設け
ら才t、内装用建築材料としての防火性が義務付けられ
た。その結果、内装では燃焼し易い材料は次第に敬遠さ
れるようになったが、内装用塗材では、防火基準を満足
するように難燃化された塗材は、いわゆるひび割れ追随
性がなく、下地のひび割れに対してその対応塗膜部分が
容易に裂傷し外観、を著しく損なうので、そのひび割れ
追随性の改善が強く要望された。しかしながら、そのよ
うなひび割れ追随性と防火性を同時に満足する内装用多
彩模様塗材はまだ知られていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の技術的課題は、ひび割れ追随性がよく
、且つ防火基準に合格する防火性に優れた不燃可撓形多
彩模様塗膜を提供することであり、本発明の目的は、特
に、屋内の内装用として極めて望ましい不燃可撓形多彩
模様塗膜の効果的施工方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成し得る屋内多彩模様塗装
を提供する方法について多くの実験研究を重ね、実用的
に極めて望ましい積層塗膜及びその形成方法を開発した
すなわち、本発明は、コンクリート打放面及びその他の
コンクリート系素地面に対し、不燃可撓形シリカ質系塗
材を多孔質ハンドローラで塗布して凹凸模様の下塗層を
形成させ、次いで多彩模様塗材を吹き付けて多彩模様上
塗層を形成させることを特徴とする不燃可撓形多彩模様
積層施工方法を提供する。
本発明方法において、コンクリート打放面又はその他の
コンクリート系素地面に塗布される不燃可撓形シリカ質
系塗材(以下、下塗材と略称することがある。)とは、
好ましくは、顔料70〜10重量%と鷺燃剤30〜90
重量%とから成る混合物に、該混合物】00重量部当た
り、それぞれ固形分としてコロイダルシリカ1〜5重量
部及びガラス転移温度−20℃以下のアクリル系樹脂エ
マルション7〜15重量部を含有する下塗材であって、
防火性と良好なひび割れ追随性とを兼備するものである
上記の下塗材に配合使用される顔料は、好ましくは、粒
径が0.6m+m以下のいわゆる骨材類であって1例え
ば、けい砂、炭酸カルシウム、クレータルク、酸化チタ
ン等が包含され、これらは単独でも二種以上を組合せて
使用することもできる。
また、難燃剤としては、例えば、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、二酸化アンチモン。
塩化パラフィンなどを挙げる′°11−.ができる。こ
れらもまた、単独又は二種以」二を併用できる。
更に、上記コロイダルシリカは、例えば、粒径が5〜1
00mμで、水素イオン濃度、すなわちpHが、8.0
〜11.0の高純度のコロイダルシリカが好ましく用い
られる。そのようなコロイダルシリカは、通常、水に浸
たしたシリカ固形分20〜50重量%程度の水性剤とし
て販売されているものが好ましく用いられ、市場で容易
に入手することができる。
また、下塗材に使用されるアクリル系樹脂のエマルショ
ンは、ガラス転移温度が一20℃以下のものであること
が重要であって、該転移温度が一20℃より高いと塗材
層の可撓性が不足し、下地ひび割れに伴って多彩模様塗
材面もひび割れが発生するので好ましくない。実用的に
望ましいものは、ガラス転移温度が一30℃〜−60℃
の軟質性アクリル系樹脂のエマルションである。そのよ
うなアクリル系樹脂を形成させるアクリレート系単量体
類は、一般弐:  C11(R’)=CH−COOR[
、::、:ニ、R′ハ水素原子又はメチル基で、Rは炭
素数が2〜12のアルキル基である。コで表わされるア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルであって1
本発明の方法に用いられるエマルションは、通常、これ
らのアクリレート系単量体を主成分とする単量体類を乳
化重合することによって容易に調製される。アクリル系
樹脂のガラス転移温度を考慮すれば、上記式のアルキル
基Rの炭素数は4〜8のエステル類が特に好ましく、そ
の中でも、実用的には、例えばn−ブチルアクリレート
及び2−エチルへキシルアクリレート等が代表的に挙げ
られる。
本発明のエマルションを形成する樹脂は、アクリル系単
量体の単独重合体でもよいが、通常、好ましくは、二種
以上の単量体類の共重合体として提供される。それらの
単量体の組合せには制限はないが、樹脂のガラス転移温
度の調整においては、上記のRが04〜C1□のアクリ
レート系単量体を導入することが好ましい。エマルショ
ンの形成には、通常知られた乳化重合方法が採用でき、
所望の選択された単量体成分を、乳化剤2重合開始剤、
PH調製剤等を含む水媒体中で乳化重合することにより
容易に調製することができる。このようにして調製され
たアクリル系樹脂のエマルションは、通常、樹脂固形分
が45〜60重量%程度の水性エマルションとして提供
される。 本発明方法における不燃可撓形シリカ質系下
塗材を構成するこれらの各成分類の混合割合は、上記の
ように、顔料と難燃剤が、それぞれ70〜10重量%と
30〜90重量%との範囲割合の混合物に、該混合物1
00重量部当たり、固形分としてコロイダルシリカ1〜
5重量部とガラス転位温度−20℃以下のアクリル系樹
脂のエマルション7〜15重量部を含有して成る組成物
である。上記顔料と難燃剤の混合物中の難燃剤の量が3
0重量%未満では、塗層が燃え易くなるので好ましくな
い。また、90重量%を超えると作業性が低下し、仕上
りが悪くなるので実用的でない6更に、コロイダルシリ
カ(固形分)が上記混合物100重量部当たり1重量部
未満では、塗層が燃え易く、付着強さが低下するので好
ましくない。
また、5重量部を超えると塗膜が硬くなり、防火性は向
上するが、下地のひび割れに対応するひび割れを形成す
るので採用できない。
更にまた、添加される上記アクリル系樹脂エマルション
は、その樹脂固形分が7重量部未満では、形成される塗
膜の可撓性が低く、下地のひび割れに追随できないため
そのひび割れ箇所に同様のひび割れを生じ、付着性も作
業性も悪くなるので好ましくない。また、15重量部を
超えると防火性が低下するので採用できない。
このような下塗塗材には、更に、通常のエマルション塗
料に添加使用される増粘剤2分散剤、消泡剤、乾燥調整
剤、凍結防止剤、防腐剤等の添加物を必要に応じて配合
することができる。
上記構成の下塗材は、多孔質ハンドローラ、好ましくは
多孔質網状ハンドローラを用いてコンクリート打放面及
びその他のコンクリート系素地面に対して塗布される。
その場合、所望の凹凸模様を形成させるために、該塗材
に水を加えてローラの塗布に好適な粘度に調節される。
また、本発明の施工方法においては、コンクリート素地
面の状況によっては、下塗材のローラ塗布に先だって。
合成樹脂の水性エマルション又は溶剤型シーラーあるい
はセメントフィラーなどで素地面の調整を行うこともで
きる。
上記下塗材の塗膜の上に形成される多彩模様上塗材は、
疎水性で、しかも肉眼で識別できる大きさの少なくとも
二種の異なった色調のエナメル粒子分散相を、保護コロ
イドを含む水性分散媒中に懸濁含有せしめて成る、いわ
ゆる多彩模様塗料であって、従来から当該技術分野にお
いて使用されているものである。具体的には、例えば、
通常。
塗膜形成成分を含んだ水系の分散媒中に、該分散媒に溶
解しない状態で、且つ肉眼で識別できる程度の大きさ、
例えば、1〜101のゾル若しくはゲル、又はゲル化膜
でカプセル化して成る有機溶剤系分散相と二色以上のエ
ナメル粒子を懸濁させた装飾用特殊塗材である。この多
彩模様形成性上塗材は、吹き付けによって塗装される。
また、必要に応じて、この多彩模様上塗材の吹付けに先
だって合成樹脂エマルション、例えば、アクリル系樹脂
エマルション塗料を下塗層の上に中塗り材として塗布し
、上塗材の多彩模様仕上り性を一層高めることもできる
〔作用・効果〕
本発明の施工方法によれば、下塗層の立体感に富んだ凹
凸模様と上塗層のきれいな多彩模様の色感が相まって、
極めて装飾性の優れた外観の塗装が得られる。また、本
発明の施工方法は、適用操作が比較的容易で、形成され
た多彩模様の装飾的塗装は、下塗材が有するコンクリー
ト素地面のひび割れに対応し得る充分な可撓性と防火性
が保持され、従って、ひび割れ追随性に優れ、しかも防
火基準を満足する長期にわたって安定な望ましい内装材
を提供する。このような優れた内装用多彩模様塗装は、
従来得られなかったものであり、その実用的価値は極め
て高い。
〔実施例〕
次に、具体例により、本発明の特徴を更に詳細に説明す
る。
下塗材用いた各使用成分は、次の通りである。
[アクリル系樹脂エマルション] 旦県二、L 2−エチルへキシルアクリレートとスチレンの重合比が
、60 : 40の共重合体樹脂(ガラス転移温度は一
50℃)の50重量%水性エマルションm−2 2−エチルへキシルアクリレートとスチレンの重合比が
、40 : 60の共重合体樹脂(ガラス転移温度は一
5℃)の50重量%水性エマルシゴン[コロイダルシリ
カコ 粒径が約13〜14mμの40重量%の水性材[難燃剤
] ■平均粒径75μの水酸化アルミニウム■平均粒径20
μ、純度99.6%以」―の高純度水酸化マグネシウム (塗材の調整) 下漬■ 上記の各種成分を混和して、下掲第1表中に示すような
7種(実施例2種、比較例5種)の下塗材を調製し、使
用した。なお、表中の数字は重量番こよる。
水酸化AQ 水酸化Mg 小 ルチルTi白 炭酸Ca 小 顔料+難燃剤 シリカ(固形分) E+a−1(固形分) Ea+−2(固形 ) [添加剤] 界面活性剤 増粘剤 高沸点溶剤 上 合  計 1.8  1.8  1.9 1.8  1.8  1.9 3.7  3.7  4.0 26.6 25.4 27.3 147.6147.6 158.8 44.3 66.4 5.9 27.7 33.6 2.4 11.3 第 29.5 22.1 51.6 5.9 42.5 48.4 3.5 11.3 1表 31.7 14,7 29,5 29.522.1 31.7 14,7 51,6 29.512.7  
Ll、8  5.9 11.855.6 73.5 4
2.5 58.768.3 85.3 48.4 70
.53.8  3.5  1.0 19.9 11.3  5.0 11.31.8  1
.8  1.8 1.8  2.4  1.8 3゜7  3.7  3,7 26.0  ’26.2 28.4 138゜6137.6147.6 44.3 22.1 66.4 5.9 27.7 33.6 2.4 11.3 1.8 1.8 3.7 26.6 147.6 上記表中の添加剤として使用した物質類は、次の通りで
ある。
界面活性剤:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル:  HLB 15.5 増粘剤: ヒドロキシエチルセルローズ高沸点溶剤:テ
キサノール: 〔イソプロピオン酸(2,2,4−トリ
メチル−3−ヒドロキシペンチル〕エステル〕 慎重 下塗材のコロイダルシリカに対するバリヤ性と上塗材の
隠蔽性付与のために、シラコートバインダー(関西ペイ
ント社製のアクリル系水性エマルション)を生毛ローラ
で塗布。
下塗材 多彩模様塗料として、シラコート1007色(関西ント
社製:水中油型)を用いて吹付は塗装。
なお、塗料の作製及び物性の測定法並びにそれらの品質
判定基準は次の通りである。
測定用試料の作製: モルタル素地面又は規定の試験板に、下塗材を。
その塗布量が、1゜1〜1.3kg/rr?になるよう
にハンドローラで塗布し、これを約16時間乾燥させた
のち、その上に中塗材を、その塗布量が0.11〜0.
14kg/rn”になるようにハンドローラで塗布した
。これを約3時間乾燥させたのち、上塗材を、その塗布
量が0.20〜0.22kg/mになるように内圧式ス
プレーガン[W−701型:岩田塗装機工業社製]で吹
き付は塗装して、約3時間乾燥させた。
このようにして調製した多彩模様積層塗材層について、
その表層としての各種の物性及び性能を調べた。
物性測定及び品質判定基準 (1)付着の強さ: JIS A 6910の試験方法に準じて測定する。
櫻準時(温度20℃、相対湿度65%RHの雰囲気条件
下で14日間)後の付着の強さが、3.Okgf/cJ
以上であること。
(2)可撓性: JIS A 6909に記載の試験方法に準じて行う。
JIS G 3302に規定する厚さ0 、3mmの亜
鉛鉄板(150X 50mm)に、下塗材を、厚さ1m
m(讐et)に塗装し、標準時(温度20’C,相対湿
度65%RHの雰囲気条件下で14日間放置))経過後
、試験板の裏面のほぼ中央に直径10mの鋼棒を当て、
塗布面を外側にして90’折り曲げ、ひび割れ及びはが
れかないこと。
(3)燃焼性: JIS A 1321の燃焼試験方法の表面試験により
、燃焼面積と単位面積の燃焼における煙の量と濃度の測
定。燃焼性の級別基準は下記の通り。
燃焼温度面積 発煙係数 燃焼1級8   0     30以下燃焼2級:10
0以下   60以下 燃焼2級=300以下  120以下 (4)耐候性; JIS A 1415のウエザオメータによる250時
間の促進試験方法に準じて測定する。
ひび割れ、ふくれ、はがれ、及び著しい変退色(光沢低
下を含む)がないこと。
実施例 1〜2及び比較例 1〜5 上記各塗材を用い、上記手順に従って、それぞれ多彩模
様積層仕上層を形成させ試料を作成した。
これらの試料を前記のように、温度20℃、相対湿度6
5%R1+の雰囲気条件下に14日間保持、@燥させた
後、上記の物性測定、品質試験を行った。それらの結果
を第2表にまとめて示す。
第  2  表 2は、付着強さ、可撓性、防火性、及び耐候性すべてに
合格することが判る。また、実施例1の積層塗材は、屋
内の金コテ仕上げのひび割れも発生している厚さ20m
mラスモルタルの壁面に、ハンドローラ(下塗材)及び
吹付は塗装(上塗材)を10m′積層施工した。積層施
工面は、6ケ月経過後も、ひび割れの発生は全くなく、
本発明の方法によって形成される積層塗材が実用的に極
めて優れたものであることが実証された。
下塗剤(kg/m) 1.30 1.20 1.10 
1.20 1.30 1,30 1.30中塗剤CIJ
)  0.11 0,12 0.13 0.14 0,
12 0,14 0.12上塗剤(II)  0.21
 0.20 0,22 0,22 0,21 0,22
 0.22(kgf/d) 可撓性 難燃性 耐候性 3.7 合格 R 良好 5.9 合格 1級 良好 8.4  5.2  2.5 合格合格不合格 3級2級 1級 良好良好 良好 3.6  6.5 合格不合格 2R1級 良好 良好 上記測定結果から明らかなように、 実施例1〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート打放面及びその他のコンクリート系素
    地面に対し、不燃可撓形シリカ質系塗材を多孔質ハンド
    ローラで塗布して凹凸模様の下塗層を形成させ、次いで
    多彩模様型材を吹き付けて多彩模様上塗層を形成させる
    ことを特徴とする不燃可撓形多彩模様積層施工方法。 2、前記不燃可撓形シリカ質系下塗材が、顔料70〜1
    0重量%と難燃剤30〜90重量%とから成る混合物に
    、該混合物100重量部当たり、それぞれ固形分として
    コロイダルシリカ1〜5重量部及びガラス転移温度−2
    0℃以下のアクリル系樹脂エマルション7〜15重量部
    を含有する請求項1記載の不燃可撓形多彩模様積層施工
    方法。 3、前記多彩模様型材が、疎水性で、しかも肉眼で識別
    できる大きさの少なくとも二種の異なった色調のエナメ
    ル粒子分散相を、保護コロイドを含む水性分散媒中に懸
    濁含有せしめて成る請求項1又は2記載の不燃可撓形多
    彩模様積層施工方法。
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Cited By (3)

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