JP2005281375A - 水性組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、毛髪、皮膚、繊維等のクレンジング及びコンディショニングを同時に行うことができる新規な水性組成物に関する。
毛髪、皮膚、硬質表面等を洗浄するために、アニオン性、非イオン性及び/又は両性型界面活性剤をベースとする洗浄用組成物が広く使用されている。
これらの界面活性剤をベースとする組成物は確かに良好な洗浄力を有するが、それらの化粧品特性、特にコンディショニング特性はかなり乏しい。例えばシャンプーにおいて、比較的良好なクレンジング特性を有するものは、毛髪の表面又は内部に存在するタンパク質又は脂質を徐々に除去してしまうことにより、長期使用により毛髪にダメージを与える。
従って、上述した洗浄剤組成物、特に、敏感な毛髪(すなわち、特に、パーマネントウエーブ処理、染色又は脱色のような毛髪処理、及び/又は大気中の成分による化学作用により、ダメージを受けた、又は弱化した毛髪)へ適用することを目的とした洗浄剤組成物の化粧品特性を改善するために、毛髪を保護又は修復する目的でコンディショニング剤を洗浄剤組成物中に配合することが一般化している。もちろん、これらのコンディショニング剤は、天然の毛髪の美容的性質をも改善する。また、皮膚や繊維に関しても同様なことが云える。
一方、洗浄およびコンディショニング効果を目的とした、脂肪鎖を有する両性ポリマーを含有する洗浄用化粧品が知られている(特許文献1)。しかしながら、この化粧品は、疎水性物質を共存させた場合、泡立ちを悪化させるという問題を有している。
特開2001−31536号公報
一方、洗浄およびコンディショニング効果を目的とした、脂肪鎖を有する両性ポリマーを含有する洗浄用化粧品が知られている(特許文献1)。しかしながら、この化粧品は、疎水性物質を共存させた場合、泡立ちを悪化させるという問題を有している。
従来の毛髪、皮膚、繊維、硬質表面等の分野における洗浄剤のコンディショニング特性は、いまだ十分満足できるものではなく、更に優れた化粧品特性を有する洗浄剤が望まれている。
本発明者は、特定のポリオキシアルキレン基含有両性ポリマーを用いることにより、上記欠点を克服できることを見出した。
すなわち本発明は、下記1)、2)及び3)のモノマー単位を有し、3)のモノマー単位がモノマーの全モル数に対して0.1〜20モル%である両性ポリマーを含有する水性組成物を提供するものである:
1)次の式(Ia)又は(Ib):
[式中、R1及びR2は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はメチル基を表し、R3、R4及びR5は同一でも異なっていてもよく、直鎖状又は分枝状の、1〜30の炭素原子を有するアルキル基を示し、ZはNH基又は酸素原子を示し、nは2から5の整数であり、A-は有機又は無機酸から誘導されるアニオンである]で表される少なくとも1種のモノマー;
2)次の式(II):
[式中、R6及びR7は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はメチル基を示す]で表される少なくとも1種のモノマー;及び
3)次の式(III):
[式中、R6及びR7は同一でも異なっていてもよく、水素原子又はメチル基を示し、R8は直鎖状又は分枝状の、4〜30の炭素原子を有するアルキル基を示し、mは1〜300の数を示し、m個のAは同一でも異なってもよく、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、E’はエーテル結合又はオキシカルボニル基(−OCO−又は−COO−)を示す]で表される少なくとも1種のモノマー。
1)次の式(Ia)又は(Ib):
2)次の式(II):
3)次の式(III):
本発明の水性組成物は、毛髪、皮膚、繊維、硬質表面等の分野のトイレタリー製品に使用した場合、コンディショニング性等の良好な化粧品特性を示す。
本発明の両性ポリマーは、疎水性物質に対する乳化能の観点から、モノマーの全モル数に対して0.1〜20モル%、好ましくは1.0〜15モル%の式(III)で表されるポリオキシアルキレン基含有モノマーを含む。
好ましくは、本発明の式(Ia)及び(Ib)のモノマーは、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、及びこれらの第4級化物からなる群から選択される。ここで第4級化は、例えばC1-C4アルキルハライド又はC1-C4ジアルキルスルファートで行うのが好ましい。
特に、式(Ia)のモノマーは、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド及びメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドから選択されるのが好ましい。
本発明の式(II)のモノマーは、好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及び2-メチルクロトン酸からなる群から選択される。式(II)のモノマーは、更に好ましくはアクリル酸である。
本発明の式(III)のモノマーは、R8が好ましくはC8-C22、特にC12-C18アルキル基、そしてmは4〜50の数であるモノマーから選択される。式(III)中のOAとしては、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のオキシアルキレン基、例えばオキシエチレン基、オキシプロピル基、オキシブチル基等が挙げられる。それらは公知の方法によって合成することができるが、市販品をそのまま用いても良い。市販品としては、ブレンマーALE−800(ラウロキシポリエチレングリコールモノアクリレート)、ブレンマーPSE−400、ブレンマーPSE−1300〔ステアロキシポリエチレングリコールモノメタクリレート〕(以上、日本油脂(株)社製)が挙げられる。
本発明の両性ポリマーを構成するモノマーは、好ましくは中和及び/又は第4級化されている。カチオン電荷/アニオン電荷の数量比は、約1に等しいのが好ましい。
本発明の両性ポリマーを構成する式(Ia)又は(Ib)のモノマーと式(II)のモノマーと式(III)のモノマーのモル比は、1:0.7〜1.3:0.002〜0.4の範囲にあるのが好ましく、1:0.9〜1.1:0.002〜0.2の範囲がより好ましい。
本発明の両性ポリマーの重量平均分子量は、好ましくは500〜50000000、より好ましくは10000〜5000000の範囲である。本発明のポリマーは、他のモノマー、例えば非イオン性モノマー、特にC1-C4アルキルアクリレート又はメタクリレートをさらに含有してもよい。
両性ポリマーは、本発明の組成物において、組成物の全重量に対して0.05〜10重量%の量で使用されるのが好ましい。この量は、より好ましくは組成物の全重量に対して0.1〜5重量%、特に好ましくは0.1〜1重量%である。
本発明の両性ポリマーを含有する水性組成物は、両性ポリマーの乳化、分散、保護コロイド作用により疎水性物質を極めて安定に存在せしめる。
この疎水性物質を含有する両性ポリマー水性組成物は、経日変化又は、一般的に用いられる界面活性剤の添加等により、粘度変化及び分離等外観上の変化を起こさないばかりでなく、製品を使用する時には疎水性物質を効率よく放出することから、トイレタリー分野において極めて有用である。
疎水性物質としては、トイレタリー製品の機能や付加価値を高めるために配合される高級アルコール類、ステロール類、シリコーン類、フッ素系油剤、油性成分等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えばベンジルアルコール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、フェニルエチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール、2−ヘキシルデカノール等が挙げられ、特にセタノール、ステアリルアルコールが好ましい。
ステロール類としては、例えばコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、プロビタミンD3、カンベステロール、ステグマスタノール、ステグマステロール、5−ジヒドロコレステロール、α−スピナステロール、パリステロール、クリオナステロール、γ−シトステロール、ステグマステノール、サルガステロール、アペナステロール、エルゴスタノール、シトステロール、コルビステロール、コンドリラステロール、ポリフェラステロール、ハリクロナステロール、ネオスボンゴステロール、フコステロール、アプトスタノール、エルゴスタジエノール、エルゴステロール、22−ジヒドロエルゴステロール、ブラシカステロール、24−メチレンコレステロール、5−ジヒドロエルゴステロール、デヒドロエルゴステロール、フンギステロール、コレスタノール、コプロスタノール、ジモステロール、7−ヘトコレステロール、ラトステロール、22−デヒドロコレステロール、β−シトステロール、コレスタトリエン−3β−オール、コプロスタノール、コレスタノール、エルゴステロール、7−デヒドロコレステロール、24−デヒドロコレスタジオン−3β−オール、エキレニン、エキリン、エストロン、17β−エストラジオール、アンドロスト−4−エン−3β,17β−ジオール、デヒドロエビアンドロステロン、アルケニルコハク酸コレステロール(特開平5−294989号公報)等が挙げられる。これらのうち、特にコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、アルケニルコハク酸コレステリルが好ましい。
シリコーン類としては、通常トイレタリー製品に配合されるもの、例えばオクタメチルポリシロキサン、テトラデカメチルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンのほか、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等のメチルポリシクロシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、更には、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、特開平6−72851号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等の変性シリコーン等が挙げられる。
フッ素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテル、フッ素変性シリコーンが好ましく、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
また、油性成分としては、揮発性、不揮発性いずれでもよく、例えば固体状又は液体状パラフィン、ワセリン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬脂、卵黄油、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;及びローズマリー、ルイボス、ローヤルゼリー、ハマメリス等の天然精油、リグナン、ビタミンE、油溶性ビタミンC、ビタミンA誘導体、セラミド類、セラミド類似構造物質、油溶性紫外線吸収剤、香料等の機能性油性物質等が挙げられる。
本発明の水性組成物中の疎水性物質の含有量は、該組成物の用途により変化するが、一般に好ましくは0.01〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%である。
本発明の両性ポリマー含有水性組成物にはトイレタリー製品に通常使用される界面活性剤、分散剤、溶剤、香料、染料、無機塩、pH調整剤等を任意に加えることが出来る。
本発明の両性ポリマーを含有する水性組成物は、浴用剤、マッサージ化粧料、シャワー剤、スキンケア剤、毛髪化粧料、全身洗浄剤、衣料用洗浄剤、衣料用仕上げ剤、硬質表面洗浄剤等、種々のトイレタリー製品(化粧品及び洗浄用品)に用いることができる。
合成例1
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)36.4gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50(2,2‘−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド)水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501(4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g) )を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水14.0gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(1)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で25万であった。
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)36.4gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50(2,2‘−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)ジヒドロクロリド)水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501(4,4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g) )を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水14.0gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(1)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で25万であった。
合成例2
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)13-O-CH2(CH2)10CH3)23.7gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水26.7gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(2)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で28万であった。
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)13-O-CH2(CH2)10CH3)23.7gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水26.7gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(2)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で28万であった。
合成例3
イオン交換水300g、アクリル酸49.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)303.0g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)8-O-CH2(CH2)10CH3)34.8gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水22.9gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(3)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で30万であった。
イオン交換水300g、アクリル酸49.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)303.0g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)8-O-CH2(CH2)10CH3)34.8gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水22.9gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(3)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で30万であった。
合成例4
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)30-O-CH2(CH2)16CH3)47.5gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水2.9gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(4)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で20万であった。
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)30-O-CH2(CH2)16CH3)47.5gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水250gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水2.9gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(4)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で20万であった。
合成例5
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)40-O-CH2(CH2)16CH3)60.1gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水240gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水0.3gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(5)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で20万であった。
イオン交換水300g、アクリル酸50.5g、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(50%水溶液)309.3g、メタクリル酸ポリオキシアルキレン(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)40-O-CH2(CH2)16CH3)60.1gを混合し(30℃以下)、1時間窒素置換を行った。窒素雰囲気下、52℃に昇温し、V-50 水溶液2.82g(V-50:0.42g,イオン交換水:2.40g)、次いでV-501/水スラリー0.38g(V-501:0.14g,イオン交換水:0.24g)を添加した。その後徐々に95℃まで昇温し、1時間熟成を行った。熟成終了後、徐々にイオン交換水240gを添加した。70℃まで冷却し、24%水酸化ナトリウム水溶液25gを徐々に添加し、70℃で15分攪拌した。15分保持した後、さらに80℃に昇温し、38%亜硫酸水素ナトリウム水溶液9.56gを徐々に添加した。添加後30分攪拌し、50℃に冷却した。次に安息香酸ナトリウム水溶液2.0g及びイオン交換水0.3gを添加し、冷却することにより、両性ポリマー(5)の水溶液を得た。粘度法により求めた平均分子量はPEG換算で20万であった。
実施例1
合成例1で得られた両性ポリマー(1)を用い、以下に示す組成のシャンプーを製造した。
(組成) (重量%)
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル 15.0
パルミチン酸イソプロピル 5.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(1) 0.5
ラウロイルジエタノールアミド 3.0
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセン社製) 0.1
安息香酸ナトリウム 0.3
色素 適量
香料 適量
クエン酸 適量
水 バランス
計 100.0
合成例1で得られた両性ポリマー(1)を用い、以下に示す組成のシャンプーを製造した。
(組成) (重量%)
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル 15.0
パルミチン酸イソプロピル 5.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(1) 0.5
ラウロイルジエタノールアミド 3.0
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5
ヒドロキシエチルセルロース(ダイセン社製) 0.1
安息香酸ナトリウム 0.3
色素 適量
香料 適量
クエン酸 適量
水 バランス
計 100.0
比較例1
実施例1において、両性ポリマー(1)を用いずにシャンプーを製造した。
実施例1のシャンプーは、比較例1のシャンプーに比べて起泡性及び洗浄性に優れており、すすぎ時及び乾燥後の感触も優れていた。
実施例1において、両性ポリマー(1)を用いずにシャンプーを製造した。
実施例1のシャンプーは、比較例1のシャンプーに比べて起泡性及び洗浄性に優れており、すすぎ時及び乾燥後の感触も優れていた。
実施例2
合成例2で得られた両性ポリマー(2)を用い、以下に示す組成のボディシャンプーを製造した。
(組成) (重量%)
モノラウリルフォスフェートカリウム塩 15.0
トリイソステアリン酸グリセロール 5.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)13-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(2) 0.5
ポリオキシエチレン(EO3)ラウリルグルコシド 5.0
ラウリルジメチルアミンオキシド 3.0
グリセリン 4.0
ショ糖脂肪酸エステル 1.0
メチルパラベン 0.3
色素 適量
香料 適量
クエン酸 適量
水 バランス
計 100.0
合成例2で得られた両性ポリマー(2)を用い、以下に示す組成のボディシャンプーを製造した。
(組成) (重量%)
モノラウリルフォスフェートカリウム塩 15.0
トリイソステアリン酸グリセロール 5.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)13-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(2) 0.5
ポリオキシエチレン(EO3)ラウリルグルコシド 5.0
ラウリルジメチルアミンオキシド 3.0
グリセリン 4.0
ショ糖脂肪酸エステル 1.0
メチルパラベン 0.3
色素 適量
香料 適量
クエン酸 適量
水 バランス
計 100.0
比較例2
実施例2において、両性ポリマー(2)を用いずにボディシャンプーを製造した。
実施例2のボディシャンプーは、比較例2のボディシャンプーに比べて起泡性及び洗浄性に優れており、洗い上がり後の感触もしっとりして良好であった。
実施例2において、両性ポリマー(2)を用いずにボディシャンプーを製造した。
実施例2のボディシャンプーは、比較例2のボディシャンプーに比べて起泡性及び洗浄性に優れており、洗い上がり後の感触もしっとりして良好であった。
実施例3
以下の処方で、合成例3で得られた両性ポリマー(3)を用いて乳液を調製した。
(組成) (重量%)
スクワラン 5.0
オリーブ油 8.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10EO) 1.0
モノステアリン酸ソルビタン 1.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)8-O-CH2(CH2)10CH3)
(48mol%:48mol%:4mol%)から成る両性ポリマー(3) 0.5
ブチルパラベン 0.1
メチルパラベン 0.1
エタノール 5.0
グリセリン 3.0
香料 0.05
水 バランス
計 100.0
この乳液は、以下に示す比較例3の乳液に比べて安定性に優れており、使用感もべたつかず良好であった。
以下の処方で、合成例3で得られた両性ポリマー(3)を用いて乳液を調製した。
(組成) (重量%)
スクワラン 5.0
オリーブ油 8.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(10EO) 1.0
モノステアリン酸ソルビタン 1.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)8-O-CH2(CH2)10CH3)
(48mol%:48mol%:4mol%)から成る両性ポリマー(3) 0.5
ブチルパラベン 0.1
メチルパラベン 0.1
エタノール 5.0
グリセリン 3.0
香料 0.05
水 バランス
計 100.0
この乳液は、以下に示す比較例3の乳液に比べて安定性に優れており、使用感もべたつかず良好であった。
比較例3
実施例3において、両性ポリマー(3)を用いずに乳液を処方した。
実施例3において、両性ポリマー(3)を用いずに乳液を処方した。
実施例4
以下の処方で両性ポリマー(1)を用いて化粧水を調製した。
(組成) (重量%)
エタノール 5.0
グリセリン 3.0
ポリエチレングリコール1500 4.0
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(30EO) 0.2
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(1) 0.15
p−フェノールスルホン酸亜鉛 0.2
水 バランス
計 100.0
この化粧水は、以下に示す比較例4の化粧水に比べて安定で、使用感も良好であった。
以下の処方で両性ポリマー(1)を用いて化粧水を調製した。
(組成) (重量%)
エタノール 5.0
グリセリン 3.0
ポリエチレングリコール1500 4.0
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20EO) 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(30EO) 0.2
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)23-O-CH2(CH2)10CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(1) 0.15
p−フェノールスルホン酸亜鉛 0.2
水 バランス
計 100.0
この化粧水は、以下に示す比較例4の化粧水に比べて安定で、使用感も良好であった。
比較例4
実施例4において、両性ポリマー(1)を用いずに化粧水を処方した。
実施例4において、両性ポリマー(1)を用いずに化粧水を処方した。
実施例5
以下の処方で両性ポリマー(4)を用いて衣料用柔軟剤を調製した。
(組成) (重量%)
ジオレオイルエチルジメチルアンモニウムクロリド 15.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)30-O-CH2(CH2)16CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(4) 0.5
アミノ変性シリコーン 5.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(m=21) 2.0
グリセリン 1.0
塩化カルシウム 適量
香料 0.3
水 バランス
計 100.0
この衣料用柔軟剤は、以下に示す比較例5の衣料用柔軟剤に比べて、安定性に優れ、風合いも優れていた。また、乾燥後の衣類から感じられる香料の匂いも強かった。
以下の処方で両性ポリマー(4)を用いて衣料用柔軟剤を調製した。
(組成) (重量%)
ジオレオイルエチルジメチルアンモニウムクロリド 15.0
メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)30-O-CH2(CH2)16CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(4) 0.5
アミノ変性シリコーン 5.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(m=21) 2.0
グリセリン 1.0
塩化カルシウム 適量
香料 0.3
水 バランス
計 100.0
この衣料用柔軟剤は、以下に示す比較例5の衣料用柔軟剤に比べて、安定性に優れ、風合いも優れていた。また、乾燥後の衣類から感じられる香料の匂いも強かった。
比較例5
実施例5において、両性ポリマー(4)を用いずに衣料用柔軟剤を処方した。
実施例5において、両性ポリマー(4)を用いずに衣料用柔軟剤を処方した。
実施例6
以下の処方で、合成例5で得られた両性ポリマー(5)を用いて衣料用液体洗浄剤を調製した。
(組成) (重量%)
非イオン界面活性剤
(C10-14の一級アルコールにEO平均5モル、
PO平均2モルをブロック付加したもの) 5.0
非イオン界面活性剤
(C10-14の二級アルコールにEO平均8モル、
PO平均1モルをブロック付加したもの) 30.0
LAS−S剤1) 1.5
C12-14脂肪酸Na塩 1.0
メタクリルアミドトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)40-O-CH2(CH2)16CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(5) 0.5
アミノ変性シリコーン 5.0
ポリエチレングリコールフェニルエーテル 5.0
ジエタノールアミン 8.0
プロピレングリコール 6.0
エタノール 2.0
亜硫酸Na 0.3
香料 適量
NaOH 原液pHを10.5とする量
水 バランス
計 100.0
1):炭素数10〜15のアルキル基を有するベンゼンスルホン酸
この衣料用液体洗浄剤は、以下に示す比較例6の衣料用液体洗浄剤に比べて、洗浄力及び安定性に優れ、乾燥後の衣料の風合いも良好であった。
以下の処方で、合成例5で得られた両性ポリマー(5)を用いて衣料用液体洗浄剤を調製した。
(組成) (重量%)
非イオン界面活性剤
(C10-14の一級アルコールにEO平均5モル、
PO平均2モルをブロック付加したもの) 5.0
非イオン界面活性剤
(C10-14の二級アルコールにEO平均8モル、
PO平均1モルをブロック付加したもの) 30.0
LAS−S剤1) 1.5
C12-14脂肪酸Na塩 1.0
メタクリルアミドトリメチルアンモニウムクロリド、
アクリル酸、及びメタクリル酸ポリオキシアルキレン
(CH2=CH(CH3)-CO-(OCH2CH2)40-O-CH2(CH2)16CH3)
(49mol%:49mol%:2mol%)から成る両性ポリマー(5) 0.5
アミノ変性シリコーン 5.0
ポリエチレングリコールフェニルエーテル 5.0
ジエタノールアミン 8.0
プロピレングリコール 6.0
エタノール 2.0
亜硫酸Na 0.3
香料 適量
NaOH 原液pHを10.5とする量
水 バランス
計 100.0
1):炭素数10〜15のアルキル基を有するベンゼンスルホン酸
この衣料用液体洗浄剤は、以下に示す比較例6の衣料用液体洗浄剤に比べて、洗浄力及び安定性に優れ、乾燥後の衣料の風合いも良好であった。
比較例6
実施例6において、両性ポリマー(5)を用いずに衣料用液体洗浄剤を処方した。
実施例6において、両性ポリマー(5)を用いずに衣料用液体洗浄剤を処方した。
Claims (7)
- 下記1)、2)及び3)のモノマー単位を有し、3)のモノマー単位がモノマーの全モル数に対して0.1〜20モル%である両性ポリマーを含有する水性組成物:
1)次の式(Ia)又は(Ib):
2)次の式(II):
3)次の式(III):
- 更に疎水性物質を含有する請求項1に記載の組成物。
- 前記式(Ia)及び(Ib)のモノマーが、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、エチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、及びこれらの第4級化物からなる群から選択されるものである請求項1又は2に記載の組成物。
- 式(II)のモノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸及び2-メチルクロトン酸からなる群から選択される請求項3に記載の組成物。
- 式(III)中のR8が炭素数8-22のアルキル基、mが4〜50の数である請求項3又は4に記載の組成物。
- 前記両性ポリマーを、組成物の全重量に対して0.05〜10重量%含有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
- トイレタリー用品である請求項1ないし6のいずれか1項記載の水性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094342A JP2005281375A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 水性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004094342A JP2005281375A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 水性組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=35180129
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004094342A Pending JP2005281375A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 水性組成物 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011219584A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | 泡改質用共重合体 |
CN102639575A (zh) * | 2009-12-01 | 2012-08-15 | 路博润高级材料公司 | 水解稳定的多用途聚合物 |
JP2013525521A (ja) * | 2010-04-13 | 2013-06-20 | エア プロダクツ アンド ケミカルズ インコーポレイテッド | カチオン性/カチオン生成性の櫛形ポリマー組成物及びそれを含むパーソナルケア製品 |
JP2013170183A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Goo Chemical Co Ltd | 洗浄剤用組成物及び洗浄剤 |
JP2013545853A (ja) * | 2010-12-01 | 2013-12-26 | ソシエテ・デクスプロワタシオン・デ・プロデュイ・プール・レ・アンデュストリー・シミック・セピック | 油及び界面活性剤を含まない新規のカチオン性増粘剤、それを調製する方法、及びそれを含有する組成物 |
JP2014506264A (ja) * | 2010-12-17 | 2014-03-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 両性ポリカルボキシレートポリマーを有する洗浄組成物 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004094342A patent/JP2005281375A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101569436B1 (ko) | 2010-04-13 | 2015-11-16 | 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 | 양이온성/양이온 발생 빗살모양 코폴리머 조성물 및 이를 함유하는 퍼스널 케어 제품 |
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