JP2005281201A - 睡眠改善薬 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般用医薬品としての安全に優れ、抗ヒスタミン薬の催眠作用をより多くの患者が利用することができ、「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」といった多くの現代人の抱える一時的な不眠症状を1日1回就寝前の服用で緩和し、快適な睡眠を確保することができる睡眠改善薬を提供すること。
【解決手段】抗ヒスタミン薬と、釣籐鈎、ホップ、ニンジン、オート、セイヨウヤドリギ、甘草、茯苓、センキュウ、知母、天南星、牡丹皮、ポテンティラ、カモミール、カバカバおよびリンデンからなる群から選ばれる1種または2種以上の生薬とを配合することを特徴とする睡眠改善薬。
【選択図】なし

Description

本発明は、抗ヒスタミン薬と特定の生薬とを含有する新規な睡眠改善薬に関する。
ストレス社会や環境不良により、不眠に悩む人が多くなってきている。現代人の8割が不眠の経験があるという調査結果もあり、日本人の5人に1人以上の人が不眠に悩んでいるといわれている。
このような不眠に対し、抗ヒスタミン薬を有効成分とする薬剤が、アメリカ・イギリス・ドイツ・カナダなどの欧米はもとより、本邦においても、一般用医薬品あるいは処方箋のいらない一時的な不眠症状を緩和する睡眠改善薬として利用されている。
ところで、不眠といっても、その状態により、入眠障害(寝ようと思って布団に入っても寝つきが悪く、なかなか眠れない)、熟眠障害(睡眠時間をたっぷりとったつもりでも、ぐっすり眠った感じがしない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚めてしまい、そのあと再び寝つくのが難しい)、早期覚醒(朝早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまう)などの様々なタイプがある。このような様々なタイプの不眠患者に対しては、抗ヒスタミン薬だけでは、睡眠改善薬としての効果が充分に得られないこともあった。
一方、生薬エキスの催眠鎮静薬や漢方薬も一般用医薬品として利用されている。しかしこれらは、1日2〜3回食間に服用する必要があるため、服用が煩雑でコンプライアンスが悪く、なかなか効果を充分に発揮し難く、効果を発現するまでに長期間かかることもあり、忙しい現代人の一時的な軽度の不眠を改善するには使いづらいものであった。
抗ヒスタミン薬である塩酸ジフェンヒドラミン或はマレイン酸クロルフェニラミンと西洋チャボトケイソウ抽出エキスとを併用して、催眠・鎮静作用が増強されることが提案されている(特許文献1)。また、塩酸ジフェンヒドラミンとカノコソウ(吉草根)及び/または酸棗仁とを併用した催眠剤組成物が提案されている(特許文献2)。しかし、西洋チャボトケイソウは血圧を下げる効果も強く低血圧の患者には使い難い。一方、カノコソウは長期使用で頭痛、動悸や筋肉の痙攣などの、また、酸棗仁は消化器疾患の副作用がまれにあるため、より安全で効果の優れた睡眠改善薬が望まれていた。さらに、これら鎮静効果の強いとされる生薬とジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬とを配合して睡眠改善薬とすることは、一般用医薬品としての安全性について疑問が持たれるものであった。
特開平4−36243号公報 特開平10−17482号公報
従って、本発明は、一般用医薬品としての安全に優れ、抗ヒスタミン薬の催眠作用をより多くの患者が利用することができ、「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」といった多くの現代人の抱える一時的な不眠症状を1日1回就寝前の服用で緩和し、快適な睡眠を確保することができる睡眠改善薬を提供することを目的とする。
本発明者らは、これらの状況に鑑みて鋭意検討した結果、抗ヒスタミン薬に特定の生薬を配合することによって、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は抗ヒスタミン薬と、釣籐鈎、ホップ、ニンジン、オート、セイヨウヤドリギ、甘草、茯苓、センキュウ、知母、天南星、牡丹皮、ポテンティラ、カモミール、カバカバおよびリンデンからなる群から選ばれる1種または2種以上の生薬とを配合することを特徴とする睡眠改善薬を提供するものである。
抗ヒスタミン薬に特定の生薬を配合した本発明の睡眠改善薬は、睡眠改善効果が高く、かつ睡眠改善剤に含まれる成分による副作用の生じない優れたものである。
本発明に用いる抗ヒスタミン薬としては、抗H1ヒスタミン作用を有するものであれば特に限定されないが、エタノールアミン系、フェノチアジン系、ピペラジン系、ピペリジン系、プロピルアミン系などの抗H1ヒスタミン薬を用い得る。
このような抗H1ヒスタミン薬の好ましい具体例としては、エタノールアミン系では、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、クレマスチン、ジフェニルピラリン、カルビノキサミンなどを、フェノチアジン系では、プロメタジン、メキタジン、アリメマジン、イソチペンジルなどを、ピペラジン系では、ヒドロキシジン、ホモクロルシクリジンなどを、ピペリジン系では、ヒドロキシジン、シプロヘプタジンなどを、プロピルアミン系では、クロルフェニラミン、トリプロリジン、ブロムフェニラミンなどを挙げることができる。これらの抗H1ヒスタミン薬は、1種または2種以上を混合して用いてもよい。さらに好ましい具体例としては、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、クレマスチン、ジフェニルピラリン、カルビノキサミンなどのエタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬を挙げることができる。これらのエタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬の中でも、ジフェンヒドラミン、ドキシラミンを用いることが特に好ましい。
これら抗ヒスタミン薬は、遊離塩基そのままでも良いが、塩酸、クエン酸、コハク酸、サリチル酸、ジフェニルジスルホン酸、酒石酸、タンニン酸、テオクル酸、ラウリル硫酸、硫酸、パモ酸、ヒベンズ酸、マレイン酸等の酸付加塩であっても良い。
例えば、抗ヒスタミン薬としてジフェンヒドラミンを用いた場合の好ましい酸付加塩としては、塩酸ジフェンヒドラミン、クエン酸ジフェンヒドラミン、タンニン酸ジフェンヒドラミンが挙げられ、特に好ましい酸付加塩としては塩酸ジフェンヒドラミンが挙げられる。ドキシラミンの好ましい酸付加塩としてはコハク酸ドキシラミンを、クレマスチンの好ましい酸付加塩としてはフマル酸クレマスチンを、ジフェニルピラリンの好ましい酸付加塩としては、テオクル酸ジフェニルピラリン、塩酸ジフェニルピラリンを、カルビノキサミンの好ましい酸付加塩としてはマレイン酸カルビノキサミンを挙げることができる。
本発明において、睡眠効果を得るのに必要な量の抗ヒスタミン薬の投与量は、それぞれの抗ヒスタミン薬によって異なり、また、遊離塩基あるいは、その酸付加塩の種類によっても異なるため、一概には言えないが、成人1回当たりおよそ10〜200mgとすることが好ましい。
たとえば、抗H1ヒスタミン薬として塩酸ジフェンヒドラミンまたはクエン酸ジフェンヒドラミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は25〜75mgとすることが好ましく、特に50mgとすることが好ましい。コハク酸ドキシラミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は12.5〜50mgとすることが好ましく、特に25mgとすることが好ましい。クレマスチンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は1〜2mgとすることが好ましく、ジフェニルピラリンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は1〜12mgとすることが好ましく、マレイン酸カルビノキサミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は4〜12mgとすることが好ましい。
本発明の睡眠改善薬には、上記、睡眠効果を得るのに必要な量の抗ヒスタミン薬に、釣籐鈎、ホップ、ニンジン、オート、セイヨウヤドリギ、甘草、茯苓、センキュウ、知母、天南星、牡丹皮、ポテンティラ、カモミール、カバカバ、リンデンからなる群から選ばれる1種または2種以上の生薬を配合すればよい。これらの生薬の中でも、特に釣籐鈎および/またはホップを配合することが好ましい。以下にこれら生薬について説明する。
上記生薬のうち、釣籐鈎(Uncariae Uncis Cum Ramulus)は、アカネ科カギカズラなどのとげで、リンコフィリン、コリノキセイン、イソリンコフィリン、ヒルスチンなどのアルカロイド、ニコチン酸などを含有する。
ホップ(Humulus lupulus)は、クワ科フムルス属の別名セイヨウカラハナソウの果穂で、フムレンなどの揮発油、フムロン、ルプロン、ワレリアン酸を含むルプリンなどの苦味成分、フラボノイド、フェノール性タンニン、エストロゲン様物質、アスバラギンなどを含有する。
ニンジン(Ginseng Radix)は、ウコギ科のオタネニンジンの細根を除いた根又はこれを軽く湯通ししたもので、トリテルペノイド・サポニン、ギンセノサイド類、アセチレン化合物、パナキサン、セスキテルペンなどを含有する。本発明では、シベリアニンジン(エゾウコギ)の根を用いても良い。
オート(Avena sativa)は、イネ科オートムギの種子又は茎でサポニン、アルカロイド、ステロール、フラボノイド、サリチル酸、でんぷん、たんぱく質、ビタミンB、カルシウム、ケイ素、鉄、マンガン、亜鉛などのミネラルなどを含有する。
セイヨウヤドリギ(Viscum album)は、ヤドリギ科ヤドリギ属のセイヨウヤドリギの枝葉梢・茎・葉で、糖たんぱく質、ポリペプチド(ビスコトキシン)、フラボノイド、カフェイン酸とその他の酸、リグナン、アセチルコリンなどを含有する。
甘草(Glycyrrhizae Radix)は、マメ科のカンゾウ又はその他同属植物の根及びストロンで、グリチルリチン酸などのトリテルペン・サポニン、イソフラボン、リキルチン、イソリキルチン、フォルモネチンなどのフラボノイド、ポリサッカライド、ステロール、クマリン、アスパラギンなどを含有する。
茯苓(Poria)は、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、β−パキマン、β−パキマ−ゼ、パキア酸などを含有する。
センキュウ(Cnidii Rhizoma)は、セリ科のセンキュウの根茎を、通例、湯通ししたもので、クニジライド、ネオクニジランド、クニジウムラクトン、リグスチライド、クニジウム酸、セダノン酸などを含有する。
知母(Anemarrhenae Rhizoma)は、ユリ科のハナスゲの根茎で、チモサポニン、サルササポゲニンなどのトリテルペノイド・サポニン、キサントン配合体、ニコチン酸、パントテン酸などのビタミン類などを含有する。
天南星(Arisaematis Tuber)は、サトイモ科のマイヅルテンナンショウ又はその他同属植物のコルク層を除いた塊茎で、サポニン、でんぷん、アミノ酸、シュウ酸、ギ酸などを含有する。
牡丹皮(Moutan Cortex)は、ボタン科のボタンの根皮で、モノテルペン配糖体、フェノール類、タンニン類、スクロースなどを含有する。
ポテンティラ(Potentilla anserina L.)は、バラ科のヨウシュツルキンバイの全草で、エラジタニニン、フラボノイド、コリン、苦味質などを含有する。
カモミールは、ジャーマンカモミール及びローマンカモミールのいずれを用いても良い。このうち、ジャ−マンカモミ−ル(Matricaria recutita L.)は、キク科の別名カミツレの花部で、プロアズレン、ファルネシン、α−ビサボロール、スピロエーテルなどの揮発油、アンテミディン、ルテオリン、ルチンなどのフラボノイド、アンテミン酸などの苦味配糖体、クマリン、タンニンなどを含有する。また、ローマンカモミール(Antbemis
nobolis)は、キク科ローマカミルレの花部で、ティグリン酸エステル、アンゲリカ酸エステル、カマズレンなどの揮発油、セスキテルペンラクトン、フラボノイド、クマリン、フェノール酸などを含有する。
カバカバ(Piper methysticum)は、コショウ科カワカワの根で、カワインを含むカワラクトンを含有する樹脂、ピペルメスチシンなどのピペルジン・アルカロイドなどを含有する。
リンデン(Tilia spp.)は、シナノキ科セイヨウシナノキ、フユボダイジュ、ナツボダイジュなどのライムの花で、ケルセチンとケンフェロール等のフラボノイド、カフェイン酸、タンニン、揮発油などを含有する。
本発明において、上記の生薬は、乾燥末をそのまま用いても良く、また、乾燥エキス、流エキス、軟エキス、チンキ、精油などの抽出物を用いても良い。更に、これらの生薬の投与量は、生薬それぞれによって異なり、一概には言えないが、成人1回当たりおよそ原生薬乾燥物換算で0.5mg〜100gの間である。なお、この投与量は一般的にこれらの生薬が従来知られている効果、例えば催眠効果や鎮静効果を発揮できるような量でなくても良く、その方が好ましい。
例えば、生薬として釣籐鈎を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.05〜8gの範囲にあり、好ましくは0.1〜6gであり、さらに好ましくは0.15〜4gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常4〜800mg程度の範囲にあり、好ましくは8〜600mg程度であり、さらに好ましくは12〜450mg程度である。
ホップを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で5mg〜4gの範囲にあり、好ましくは10mg〜3gであり、さらに好ましくは20mg〜2gである。これは、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.25〜480mg程度の範囲にあり、好ましくは0.5〜360mg程度であり、さらに好ましくは1〜240mg程度であり、流エキスとしては、通常0.005〜4mL程度の範囲にあり、好ましくは0.01〜3mL程度であり、さらに好ましくは0.02〜2mL程度である。
ニンジンを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.5mg〜10gの範囲にあり、好ましくは1mg〜6gであり、さらに好ましくは1.5mg〜3gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキス或は軟エキスとして、通常0.02〜2700mg程度の範囲にあり、好ましくは0.04〜1600mg程度であり、さらに好ましくは0.06〜800mg程度であり、流エキスとしては、通常0.0005〜10mL程度の範囲にあり、好ましくは0.001〜6mL程度であり、さらに好ましくは0.0015〜3mL程度である。
オートを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜100gの範囲にあり、好ましくは0.01〜20gであり、さらに好ましくは0.1〜4gである。これは、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜26000mg程度の範囲にあり、好ましくは0.5〜5200mg程度であり、さらに好ましくは5〜1040mg程度である。
セイヨウヤドリギを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.004〜4gの範囲にあり、好ましくは0.01〜2gであり、さらに好ましくは0.02〜1gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常1〜200mg程度の範囲にあり、好ましくは2.5〜100mg程度であり、さらに好ましくは5〜50mg程度である。
甘草を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.01〜5gの範囲にあり、好ましくは0.05〜3gであり、さらに好ましくは0.1〜1.5gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常2〜1500mg程度の範囲にあり、好ましくは10〜900mg程度であり、さらに好ましくは20〜450mg程度であり、軟エキスとして、通常2.5〜1250mg程度の範囲にあり、好ましくは12.5〜750mg程度であり、さらに好ましくは25〜375mg程度である。
茯苓を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.01〜9gの範囲にあり、好ましくは0.05〜6gであり、さらに好ましくは0.1〜3gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキス或は軟エキスとして、通常0.3〜300mg程度の範囲にあり、好ましくは1.5〜200mg程度であり、さらに好ましくは3〜100mg程度であり、流エキスとしては、通常0.01〜9mL程度の範囲にあり、好ましくは0.05〜6mL程度であり、さらに好ましくは0.1〜3mL程度である。
センキュウを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.01〜3gの範囲にあり、好ましくは0.05〜2gであり、さらに好ましくは0.1〜1gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.15〜800mg程度の範囲にあり、好ましくは1.5〜500mg程度であり、さらに好ましくは3〜250mg程度であり、流エキスとしては、通常0.01〜3mL程度の範囲にあり、好ましくは0.05〜2mL程度であり、さらに好ましくは0.1〜1mL程度である。
知母を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜8gの範囲にあり、好ましくは0.01〜4gであり、さらに好ましくは0.03〜2gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜2000mg程度の範囲にあり、好ましくは0.5〜1000mg程度であり、さらに好ましくは1.5〜500mg程度である。
天南星を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜6gの範囲にあり、好ましくは0.005〜3gであり、さらに好ましくは0.01〜2gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜1600mg程度の範囲にあり、好ましくは0.3〜800mg程度であり、さらに好ましくは0.6〜520mg程度である。
牡丹皮を用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.005〜8gの範囲にあり、好ましくは0.01〜4gであり、さらに好ましくは0.02〜2gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.3〜2000mg程度の範囲にあり、好ましくは0.6〜1000mg程度であり、さらに好ましくは1〜500mg程度である。
ポテンティラを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.005〜6gの範囲にあり、好ましくは0.01〜4gであり、さらに好ましくは0.03〜2gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.3〜1500mg程度の範囲にあり、好ましくは0.6〜1000mg程度であり、さらに好ましくは2〜500mg程度である。
カモミールを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜20gの範囲にあり、好ましくは0.005〜15gであり、さらに好ましくは0.01〜10gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜5000mg程度の範囲にあり、好ましくは0.3〜4000mg程度であり、さらに好ましくは0.6〜2000mg程度である。
カバカバを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜9gの範囲にあり、好ましくは0.005〜6gであり、さらに好ましくは0.01〜3gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜2400mg程度の範囲にあり、好ましくは0.3〜1600mg程度であり、さらに好ましくは0.6〜800mg程度である。
リンデンを用いる場合の配合量は、成人1回当たりの投与量として、通常、原生薬乾燥物換算で0.001〜20gの範囲にあり、好ましくは0.005〜15gであり、さらに好ましくは0.01〜10gである。この量は、抽出物では、例えば乾燥エキスとして、通常0.05〜5000mg程度の範囲にあり、好ましくは0.3〜4000mg程度であり、さらに好ましくは0.6〜2000mg程度である。
本発明の睡眠改善薬は、上記抗H1ヒスタミン薬と生薬の成人1回当たりの投与量を含むようにする以外は常法により製造することができる。また、これらの製造においては、必要に応じて公知の製剤添加剤などを混合することができる。
公知の製剤添加剤としては、賦形剤、基剤、結合剤、崩壊剤、崩壊補助剤、滑沢剤、流動化剤、コーティング剤、可塑剤、消泡剤、糖衣剤、剤皮、光沢化剤、発泡剤、防湿剤、界面活性剤、可溶化剤、緩衝剤、溶解剤、溶解補助剤、溶剤、安定化剤、乳化剤、懸濁剤、分散剤、抗酸化剤、充填剤、粘稠剤、粘稠化剤、pH調整剤、防腐剤、保存剤、甘味剤、矯味剤、清涼化剤、着香剤・香料、芳香剤、着色剤などが挙げられる。
また、本発明の睡眠改善薬の剤形としては、内服製剤であれば特に制限されないが、例えば、錠剤、カプレット、硬カプセル剤、ソフトカプセル剤、口腔内崩壊錠、チュアブル錠、顆粒剤、細粒剤等の内服固形製剤、ドライシロップ剤、シロップ剤等の内服液剤などとすることができ、特に内服固形製剤とすることが好ましい。
かくして得られる本発明の睡眠改善薬は、1日1回就寝前に服用することにより、入眠障害、熟眠障害、中途覚醒、早期覚醒等の睡眠障害を改善することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。
実 施 例 1
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、釣籐鈎エキス90g、乳糖354g、とうもろこしでんぷん100g、結晶セルロース302g、クロスカルメロースナトリウム20g、ポリビニルピロリドン24g、軽質無水ケイ酸10gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒990gに、タルク9g、ステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.5mm、1錠重量280mgの素錠3300錠を得た。
実 施 例 2
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、ホップエキス60g、乳糖384g、とうもろこしでんぷん100g、結晶セルロース302g、クロスカルメロースナトリウム20g、ポリビニルピロリドン24g、軽質無水ケイ酸10gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒990gに、タルク9g、ステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.5mm、1錠重量280mgの素錠3300錠を得た。
実 施 例 3
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、ニンジンエキス60g、乳糖304g、とうもろこしでんぷん100g、結晶セルロース382g、クロスカルメロースナトリウム20g、ポリビニルピロリドン24g、軽質無水ケイ酸10gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒990gに、タルク9g、ステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.5mm、1錠重量280mgの素錠3300錠を得た。
実 施 例 4
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、釣籐鈎エキス60g、ホップエキス40g、乳糖344g、とうもろこしでんぷん100g、結晶セルロース302g、クロスカルメロースナトリウム20g、ポリビニルピロリドン24g、軽質無水ケイ酸10gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒990gに、タルク9g、ステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.5mm、1錠重量280mgの素錠3300錠を得た。
実 施 例 5
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、釣籐鈎エキス60g、ホップエキス40g、ニンジンエキス40g、乳糖304g、とうもろこしでんぷん100g、結晶セルロース302g、クロスカルメロースナトリウム20g、ポリビニルピロリドン24g、軽質無水ケイ酸10gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒990gに、タルク9g、ステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.5mm、1錠重量280mgの素錠3300錠を得た。
実 施 例 6
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、セイヨウヤドリギエキス120g、乳糖350g、結晶セルロース358g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 7
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、エゾウコギエキス60g、乳糖350g、結晶セルロース418g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 8
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、オート末60g、乳糖350g、結晶セルロース418g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 9
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、ポテンティラエキス60g、乳糖350g、結晶セルロース418g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 10
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、茯苓エキス30g、乳糖380g、結晶セルロース418g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 11
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、センキュウ乾燥エキス60g、乳糖370g、結晶セルロース398g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 12
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、カモミール末30g、乳糖380g、結晶セルロース418g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 13
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン100g、セイヨウヤドリギエキス80g、エゾウコギエキス40g、オ−ト末40g、ポテンティラエキス40g、茯苓エキス20g、センキュウ乾燥エキス40g、カモミール末20g、乳糖250g、結晶セルロース298g、クロスカルメロースナトリウム20g、軽質無水ケイ酸48g、ヒドロキシプロピルセルロース24gを用いて常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒918gに、ステアリン酸マグネシウム9g及びタルク9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3400錠を得た。
実 施 例 14
顆粒剤:
塩酸ジフェンヒドラミン50g、ホップエキス60g、甘草エキス150g、知母エキス5g、天南星末30g、牡丹皮エキス200g、カバカバエキス240g、リンデン末50g、マンニトール650g、バレイショデンプン520g、ヒドロキシプロピルセルロース5gおよび軽質無水ケイ酸20g、香料20gを用いて常法により顆粒とし、1包あたり2gとなるように分包して分包顆粒剤900包を得た。
実 施 例 15
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、釣籐鈎エキス80g、ホップエキス60g、結晶セルロース150g、乳糖140g、とうもろこしでんぷん150g、軽質無水ケイ酸10gおよびステアリン酸マグネシウム10gを均一に混合して混合粉末を製し、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 1
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン200g、結晶セルロース220g、乳糖210g、トウモロコシデンプン150g、軽質無水ケイ酸10gおよびステアリン酸マグネシウム10gを均一に混合して混合粉末を製し、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、比較カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 2
カプセル剤:
釣籐鈎エキス80g、ホップエキス60g、結晶セルロース250g、乳糖240g、とうもろこしでんぷん150g、軽質無水ケイ酸10gおよびステアリン酸マグネシウム10gを均一に混合して混合粉末を製し、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、カプセル剤3800個を得た。
試 験 例 1
催眠試験:
実施例15、比較例1および比較例2で得られたカプセル剤を、軽度の不眠傾向にある成人11名を対象に10日間、就寝前約30分に1カプセル服用してもらい、入眠障害(寝つき:寝つきが悪く、なかなか眠れない)、熟眠障害(睡眠時間をたっぷりとったつもりでも、ぐっすり眠った感じがしない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚めてしまい、そのあと再び寝つくのが難しい)、早期覚醒(朝早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまう)に対する薬剤の効果について試験を行った。評価は、良い、やや良い、変わらない、やや悪い、悪いの5段階で行なった。入眠障害、熟眠障害、中途覚醒及び早期覚醒の改善率(%)の結果を表1に改善率で示した。
Figure 2005281201
実施例15で得られたカプセル剤は、比較例で得られたものに比べ、寝付き、熟眠障害、中途覚醒及び早期覚醒の改善効果が優れていた。また、本試験例において、塩酸ジフェンヒドラミン服用による一般的な副作用(めまい、頭重感、口渇、便秘、吐き気、食欲不振、目のかゆみ、排尿困難、発疹、倦怠感)ならびに釣籐鈎およびホップに基づく一般的な副作用(悪心、嘔吐、食欲不振など)は観察されなかった。
試 験 例 2
睡眠導入試験:
動物はddy系雄性マウスを1群5匹として用いた。試験薬剤は0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液500mLに実施例15、比較例1または2で得られたカプセル剤の1カプセル分を懸濁したものをそれぞれ調製し、マウス10g体重あたり0.1mLの割合で経口投与した。また、対照群(コントロール)には0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液のみを同様に経口投与した。各試験薬剤経口投与60分後に、ヘキソバルビタール注射液80mg/kgを腹腔内投与し、正向反射消失までの時間を測定した。これを睡眠導入時間とした。睡眠導入試験の結果を図1に示す。
睡眠導入試験の結果より、比較例1で得られた薬剤は対照群に比較し、睡眠導入時間の短縮が見られた。また、実施例15で得られた薬剤も対照群および比較例2に比較し、睡眠導入時間の短縮が見られた。一方、比較例2で得られた薬剤は睡眠導入時間にほとんど影響を与えなかった。なお、実施例15で得られた薬剤は比較例1の薬剤の約1.5倍、比較例2の薬剤の約23.5倍も入眠時間を短縮した。
なお、抗ヒスタミン薬と、釣籐鈎、ホップ、ニンジン、オート、セイヨウヤドリギ、甘草、茯苓、センキュウ、知母、天南星、牡丹皮、ポテンティラ、カモミール、カバカバおよびリンデンから選ばれる生薬をそれぞれ単独で配合した薬剤について同様に試験を行った結果、何れの薬剤にも睡眠改善効果が認められた。
本発明の睡眠改善薬は、睡眠改善効果が高く、かつ睡眠改善剤に含まれる成分による副作用の生じない優れたものである。
従って、本発明の睡眠改善剤は、快適な睡眠を確保するのに利用することができる。
図1は、睡眠導入試験の結果を示す図面である。 以 上

Claims (9)

  1. 抗ヒスタミン薬と、釣籐鈎、ホップ、ニンジン、オート、セイヨウヤドリギ、甘草、茯苓、センキュウ、知母、天南星、牡丹皮、ポテンティラ、カモミール、カバカバおよびリンデンからなる群から選ばれる1種または2種以上の生薬とを配合することを特徴とする睡眠改善薬。
  2. 抗ヒスタミン薬が、エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬である請求項1記載の睡眠改善薬。
  3. エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬が、ジフェンヒドラミンまたはその酸付加塩である請求項2記載の睡眠改善薬。
  4. ジフェンヒドラミンまたはその酸付加塩の成人1回当たりの投与量が、25〜75mgである請求項3記載の睡眠改善薬。
  5. エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬が、ドキシラミンまたはその酸付加塩である請求項2記載の睡眠改善薬。
  6. ドキシラミンまたはその酸付加塩の成人1回当たりの投与量が、12.5〜50mgである請求項5記載の睡眠改善薬。
  7. 生薬の成人1回当たりの投与量が原生薬乾燥物換算で0.5mg〜100gである請求項1記載の睡眠改善薬。
  8. 生薬が、釣籐鈎および/またはホップである請求項1記載の睡眠改善薬。
  9. 抗ヒスタミン薬100重量部に対する生薬の配合量が、0.01〜2000重量部である請求項1〜8の何れかの項に記載の睡眠改善薬。
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