JP2005280792A - 包材及びパウチ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】十分な再封性と良好な取扱性を確保することができる、再封可能な取出口を有するパウチ容器の製袋に適した包材を提供する。
【解決手段】パウチ容器を構成している一方の外装シート及びガセットシートは、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1からなる基材層、ポリアミドフィルムF2からなる中間層及びポリエチレンフィルムF3からなるシーラント層が順次積層された3層構造の包材P1によって形成されており、パウチ容器を構成している他方の外装シートは、パウチ容器の中間シール帯に対応するように、包材P1における中間層を形成しているポリアミドフィルムF2が帯状に切除され、その帯状の切除部分に塗布された粘着剤Aによって粘着領域が形成されていると共に、その粘着領域の幅方向の両側縁に対応するように、シーラント層を形成しているポリエチレンフィルムF3に切込C、Cが形成された3層構造の包材P2によって形成されている。
【選択図】 図3
【解決手段】パウチ容器を構成している一方の外装シート及びガセットシートは、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1からなる基材層、ポリアミドフィルムF2からなる中間層及びポリエチレンフィルムF3からなるシーラント層が順次積層された3層構造の包材P1によって形成されており、パウチ容器を構成している他方の外装シートは、パウチ容器の中間シール帯に対応するように、包材P1における中間層を形成しているポリアミドフィルムF2が帯状に切除され、その帯状の切除部分に塗布された粘着剤Aによって粘着領域が形成されていると共に、その粘着領域の幅方向の両側縁に対応するように、シーラント層を形成しているポリエチレンフィルムF3に切込C、Cが形成された3層構造の包材P2によって形成されている。
【選択図】 図3
Description
この発明は、再封可能な取出口を有するパウチ容器及びそういったパウチ容器の製袋に適した包材に関する。
再封可能な取出口を有するパウチ容器としては、例えば、図8に示すようなものがある。このパウチ容器50は、同図(a)、(b)に示すように、内面が熱接着性を有するフレキシブルシートからなる包材によって形成された表裏一対の外装シート51、52の周縁部を相互にヒートシールすることによって袋状に形成したものであり、相互にヒートシールされた外装シート51、52の両側縁部には、上縁ヒートシール部分の下側に、左右一対の切込53、53が形成されている。従って、この切込53をきっかけとしてパウチ容器50を破断することによって、その上端部を切除すると、内容物の取出口が形成されるようになっている。なお、同図(a)における網掛け表示部分がヒートシール領域を示している。
また、同図(a)、(b)に示すように、一方の外装シート51の内面には、切込53、53の下側に、感熱粘着剤を所定幅で塗布することによって、外装シート51の全幅にわたって延びる帯状の粘着層54が積層されており、製袋後に加熱することで活性化された粘着層54を介して、他方の外装シート52が一方の外装シート51に剥離可能に貼着されている。
従って、図9(a)に示すように、このパウチ容器50の上端部(同図に一点鎖線で示す部分)を切除することにより、内容物の取出口50aを形成した後、この取出口50a部分において、粘着層54を介して相互に貼着されている外装シート51、52を相互に離反させると、同図(b)に示すように、閉塞されていた取出口50aが開放され、内容物を取り出すことができる。また、開封したパウチ容器50内に内容物が残っている場合は、同図(c)に示すように、帯状の粘着層54を介して外装シート51、52を相互に貼着すると、取出口50aを再び閉塞することができる。
ところで、上述したパウチ容器50では、一方の外装シート51の内面に、グラビア印刷によって、粘着層54を形成しているが、グラビア印刷によって形成された粘着層54は、その厚みが比較的薄く、十分な粘着力、即ち、十分な再封性能を確保することができないといった問題がある。
また、こういったパウチ容器50を製袋する場合は、長尺帯状の包材の内面に帯状の粘着層を予め形成しておくことになるが、形成された粘着層は露出することになるので、通常の粘着剤によって粘着層を形成することができず、上述したように、製袋後に粘着性を発現させることができる感熱粘着剤を使用しなければならない。また、感熱粘着剤は加熱しなければ、基本的に粘着性を発現することはないが、こういった感熱粘着剤からなる粘着層が露出した状態で形成されている包材をロール状に巻回した状態で取り扱う場合、粘着層が形成されていない包材に比べて、粘着層の形成部分においてブロッキングが発生しやすいといった問題もある。
また、別な手法を用いれば、粘着層の厚みを厚くすることも可能であるが、粘着層の厚みを厚くすると、包材における粘着層の形成部分だけが極端に厚くなり、そういった包材をロール状に巻回しようとすると、粘着層の形成部分だけが盛り上がってしまうので、包材をロール状に巻回した状態で取り扱うことができず、包材の取扱性が低下するといった問題もある。
そこで、この発明の課題は、十分な再封性と良好な取扱性を確保することができる、再封可能な取出口を有するパウチ容器の製袋に適した包材及びその包材を用いて製袋された、再封可能な取出口を有するパウチ容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、再封可能な取出口を有するパウチ容器を製袋するための包材であって、熱接着性を有する最内層と、前記最内層に隣接する中間層とを備え、前記中間層は、製袋された前記パウチ容器の前記取出口に相当する部分に形成された帯状の粘着領域を有していることを特徴とする包材を提供するものである。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明の包材において、前記最内層には、前記中間層の前記粘着領域における幅方向の両側縁に対応する位置に、易破断部を形成したのである。
また、上記の課題を解決するため、請求項3にかかる発明は、熱接着性を有する最内層と前記最内層に隣接する中間層とを備えた包材を用いて製袋される再封可能な取出口を有するパウチ容器であって、再封可能な前記取出口部分は、対向する前記包材における前記最内層同士が帯状に熱接着されており、一方の前記包材における前記最内層は、その帯状の熱接着部分が開封時に剥ぎ取られるようになっており、一方の前記包材における前記中間層は、帯状に剥ぎ取られる前記最内層の熱接着部分に対応する帯状の粘着領域を有していることを特徴とするパウチ容器を提供するものである。
以上のように、請求項1にかかる発明の包材では、熱接着性を有する最内層によって覆われている中間層に帯状の粘着領域を形成しているので、粘着領域が露出することがなく、中間層の粘着領域を通常の粘着剤によって形成することが可能になると共に、包材をロール状に巻回した状態で取り扱っても、ブロッキングが発生しにくいという効果が得られる。
また、この包材では、中間層の一部に粘着領域を形成しているので、十分な粘着力を確保するために、中間層における粘着領域の厚みを厚くしても、その部分だけが極端に厚くなることがなく、ロール状に巻回した状態で包材を取り扱うことができるので、包材の取扱性が低下することもない。
また、請求項2にかかる発明の包材の最内層には、中間層の粘着領域における幅方向の両側縁に対応する位置に、易破断部が形成されているので、この包材を用いて、請求項3にかかる発明のパウチ容器を製袋すると、パウチ容器を開封する際、易破断部に沿って最内層が容易に破断されるので、最内層における中間層の粘着領域を覆っている部分、即ち、一方の包材における最内層の熱接着部分が簡単かつ確実に剥ぎ取られ、パウチ容器の開封性能が向上する。
また、請求項3にかかる発明のパウチ容器では、包材を構成している中間層の一部に粘着領域を形成しているので、再封可能な取出口が部分的に厚肉になることもなく、外観が損なわれることがない。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)及び図2に示すように、このパウチ容器1は、表裏一対の外装シート11、12及び両外装シート11、12の下部から内側に折り込まれてボトムガセット部を形成するガセットシート13から構成されており、図4(a)、(b)に示すように、折り込まれたガセットシート13の内面の周縁が外装シート11、12の内面にヒートシールされると共に、外装シート11、12の内面の上縁部及び両側縁部が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されている。
また、外装シート11、12の上縁シール部USの下側には、所定間隔を開けて、一方の側縁から他方の側縁まで外装シート11、12同士が所定幅で相互にヒートシールされた中間シール帯MSが形成されており、この中間シール帯MSと上縁シール部USとの間の未シール部分を破断する際のきっかけとなる切込1a、1aが、左右の側縁シール部SS、SSにそれぞれ形成されている。なお、図4(a)、(b)における網掛け表示部分がヒートシール領域を示している。
また、内面側が外装シート11、12にヒートシールされたガセットシート13は、図2及び図4(a)、(b)に示すように、その両側縁が部分的に切除されており、その切除部13aにおいて、外装シート11、12同士がポイントシールされているので、ガセットシート13にヒートシールされている外装シート11、12における両側縁の下部が開かないようになっている。
前記外装シート11及びガセットシート13は、図3(a)及び図4(a)に示すように、厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムF1からなる基材層(最外層)、厚さ25μmのポリアミドフィルムF2からなる中間層及び厚さ40μmのポリエチレンフィルムF3からなるシーラント層(最内層)が順次積層された3層構造の包材P1によって形成されており、外装シート12は、図3(b)及び図4(b)に示すように、上述した中間シール帯MSに対応するように、包材P1における中間層を形成しているポリアミドフィルムF2が帯状に切除され、その帯状の切除部分に塗布された粘着剤Aによって粘着領域が形成されていると共に、その粘着領域の幅方向の両側縁に対応するように、シーラント層(最内層)を形成しているポリエチレンフィルムF3に切込C、Cが形成された3層構造の包材P2によって形成されている。従って、このパウチ容器1の中間シール帯MS部分は、図5(a)に示すように、外装シート12を形成している包材P2のシーラント層における切込C、Cの間が、外装シート12を形成している包材P1のシーラント層にヒートシールされることになる。なお、粘着領域の幅は5mm〜30mm(好ましくは、5mm〜15mm)、中間シール帯MSの幅は2mm〜18mm(好ましくは、2mm〜10mm)、切込C、Cの間隔は3mm〜20mm(好ましくは、3mm〜12mm)、切込C、Cの深さはシーラント層の厚みの2/3程度に設定すればよい。
また、包材P1、P2は、基材層となるポリエチレンテレフタレートフィルムF1に、接着剤を介して、中間層となるポリアミドフィルムF2及びシーラント層となるポリエチレンフィルムF3を順次貼着することによって製造されるが、包材P2については、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1における粘着領域に相当する部分に接着剤を塗布することなく、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1にポリアミドフィルムF2を一旦貼着した後、ポリアミドフィルムF2における粘着領域に相当する部分を切除するか、または、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1における粘着領域に相当する部分に接着剤を塗布することなく、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1にポリアミドフィルムF2を貼着しながら、ポリアミドフィルムF2における粘着領域に相当する部分を切除し、その切除部分に粘着剤Aを塗布した後、直ちに、シーラント層となるポリエチレンフィルムF3を貼着することによって、粘着剤AをポリエチレンフィルムF3で被覆することになる。なお、この場合の粘着剤Aの塗布方法としては、ノズル等のアプリケータからの押出塗工、スプレーによる吹付塗工、幅狭のロールコータによる塗工等を採用することができる。
以上のように構成されたパウチ容器1は、側縁シール部SSに形成されている切込1aから、中間シール帯MSと上縁シール部USとの間の未シール部分を破断することによって、図5(b)に示すように、内容物の取出口Mを形成した後、この取出口M部分において、外装シート11、12を相互に離反させると、同図(c)に示すように、外装シート12のシーラント層(最内層)を形成しているポリエチレンフィルムF3が、切込C、Cに沿って容易に破断され、外装シート11側にヒートシールされた状態で、外装シート12の中間層を形成している粘着剤Aから帯状に剥ぎ取られるので、図1(b)に示すように、取出口Mが開いてパウチ容器1が開封され、内容物を取り出すことができる。
このようにして、パウチ容器1を一旦開封した場合であっても、形成された取出口Mを閉じると、外装シート11側にヒートシールされた状態で、外装シート12から剥ぎ取られた帯状のポリエチレンフィルムF3部分が、粘着剤Aを介して、外装シート12側に貼着され、取出口Mが閉じた状態に保持されるので、簡単に再封することができる。
以上のように、このパウチ容器1では、外装シート12を形成している包材P2の中間層の一部に粘着領域を形成しているので、外装シートの内面に粘着剤を塗布することによって粘着層を形成している従来のパウチ容器とは異なり、再封可能な取出口Mが部分的に厚肉になることがなく、しかも、十分な粘着性能を確保することができる。
また、外装シート12を形成している包材P2は、シーラント層(最内層)によって覆われている中間層に帯状の粘着領域を形成しているので、粘着領域が露出することがなく、中間層の粘着領域を通常の粘着剤によって形成することが可能になると共に、包材P2をロール状に巻回した状態で取り扱っても、ブロッキングが発生しにくいという効果が得られる。なお、粘着剤としては、ホットメルト等の熱可塑性樹脂を使用することができ、十分な再接着性を確保するためには、シーラント層に対する接着強度が、200mm/minで引っ張ったときに、0.3N/15mm巾〜10N/15mm巾(好ましくは、1N/15mm巾〜3N/15mm巾)の範囲内のものを選択する必要がある。
また、この包材P2は、中間層の一部に粘着領域を形成しているので、十分な粘着力を確保するために、中間層における粘着領域の厚みを厚くしても、その部分だけが極端に厚くなることがなく、ロール状に巻回した状態で包材P2を取り扱うことができるので、包材の取扱性が低下することもない。
特に、この包材P2のシーラント層(最内層)を形成しているポリエチレンフィルムF3には、中間層の粘着領域における幅方向の両側縁に対応する位置に、予め、切込C、Cが形成されているので、この切込C、Cに沿ってシーラント層(最内層)が容易に破断される。従って、パウチ容器1を開封する際、中間層の粘着領域を覆っているシーラント層(最内層)が簡単かつ確実に剥ぎ取られるので、良好な開封性能を確保することができる。
なお、上述した実施形態では、ポリエチレンテレフタレートフィルムF1からなる基材層(最外層)、ポリアミドフィルムF2からなる中間層及びポリエチレンフィルムF3からなるシーラント層(最内層)が順次積層された、素材の異なる3層構造の包材における中間層に粘着領域を形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、ポリアミドフィルム等からなる基材層(最外層)に、ポリエチレンフィルムからなるシーラント層(最内層)が積層された2層構造の包材については、シーラント層を2層に分割し、基材層に隣接する内側のシーラント層に粘着領域を形成するようにしてもよく、4層以上の多層構造の包材の場合は、最内層に隣接する2層目または2層目と3層目の双方に粘着領域を設定すればよい。
また、上述した実施形態では、粘着剤Aによって形成された粘着領域の厚みを、中間層を形成しているポリアミドフィルムF2の厚みと同一の厚みに設定しているが、これに限定されるものではなく、粘着領域の厚みを、ポリアミドフィルムF2の厚みに比べて、多少大きくしたり、小さくしたりすることも可能である。具体的には、粘着領域の厚みは、中間層の厚みの80〜200%で、10μm〜200μm、好ましくは、10μm〜50μmの範囲内に設定することができる。
また、上述した実施形態では、包材P2のシーラント層(最内層)を形成しているポリエチレンフィルムF3に、易破断部として、切込C、Cを形成しているが、これに限定されるものではなく、切込C、Cに代えて、切目を形成したり、薄肉に形成したりすることも可能である。また、シーラント層を易破断性の樹脂によって形成した場合は、帯状のヒートシール部分(中間シール帯MS)の両側縁が破断可能となるために切込等を設ける必要はない。なお、シーラント層を形成する易破断性の樹脂としては、引張強度伸度が1%〜150%(好ましくは、1%〜50%)のヒートシール性を有する単一のシーラント樹脂または、こういったシーラント樹脂に、1種または2種以上の異なる樹脂(例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン等のシーラント樹脂に対して相溶しにくい樹脂)をブレンドした樹脂を使用することができる。
また、上述した実施形態の包材P2では、中間層に形成された粘着領域における幅方向の両側縁に一致するように、シーラント層に切込C、Cを形成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、粘着領域の両側縁から1〜6mm程度内側の位置に切込C、Cを形成してもよく、中間層は、粘着領域と非粘着領域との間に僅かな隙間sが形成されていてもよい。
また、上述した実施形態のパウチ容器1では、包材P2に形成された切込C、Cの内側の全領域をヒートシールするようにしているが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、切込C、Cから内側に0.5〜1.0mm程度の非シール部分が形成されるように、切込間隔よりもシール幅を小さく設定することも可能である。
また、上述した実施形態は、ボトムガセットタイプの自立可能なパウチ容器であるが、これに限定されるものではなく、ボトムガセット部を備えていない自立性のない平袋タイプのパウチ容器についても適用することができることはいうまでもなく、さらに、ピロー包装体の合掌貼り部分を再封可能に形成する場合にも本発明を適用することができる。
1 パウチ容器
1a 切込
11、12 外装シート
13 ガセットシート
13a 切除部
M 取出口
US 上縁シール部
MS 中間シール帯
SS 側縁シール部
P1、P2 包材
A 粘着剤
C 切込
F1 ポリエチレンテレフタレートフィルム
F2 ポリアミドフィルム
F3 ポリエチレンフィルム
1a 切込
11、12 外装シート
13 ガセットシート
13a 切除部
M 取出口
US 上縁シール部
MS 中間シール帯
SS 側縁シール部
P1、P2 包材
A 粘着剤
C 切込
F1 ポリエチレンテレフタレートフィルム
F2 ポリアミドフィルム
F3 ポリエチレンフィルム
Claims (3)
- 再封可能な取出口を有するパウチ容器を製袋するための包材であって、
熱接着性を有する最内層と、
前記最内層に隣接する中間層とを備え、
前記中間層は、製袋された前記パウチ容器の前記取出口に相当する部分に形成された帯状の粘着領域を有していることを特徴とする包材。 - 前記最内層には、前記中間層の前記粘着領域における幅方向の両側縁に対応する位置に、易破断部が形成されている請求項1に記載の包材。
- 熱接着性を有する最内層と前記最内層に隣接する中間層とを備えた包材を用いて製袋される再封可能な取出口を有するパウチ容器であって、
再封可能な前記取出口部分は、対向する前記包材における前記最内層同士が帯状に熱接着されており、
一方の前記包材における前記最内層は、その帯状の熱接着部分が開封時に剥ぎ取られるようになっており、
一方の前記包材における前記中間層は、帯状に剥ぎ取られる前記最内層の熱接着部分に対応する帯状の粘着領域を有していることを特徴とするパウチ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004099497A JP2005280792A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 包材及びパウチ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004099497A JP2005280792A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 包材及びパウチ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005280792A true JP2005280792A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35179605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004099497A Pending JP2005280792A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 包材及びパウチ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005280792A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012046214A (ja) * | 2010-08-26 | 2012-03-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装袋 |
CN114132616A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-03-04 | 惠州市道科包装材料有限公司 | 一种便捷式微波炉加热袋 |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004099497A patent/JP2005280792A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114132616A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-03-04 | 惠州市道科包装材料有限公司 | 一种便捷式微波炉加热袋 |
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