JP2005279194A - 患者照合装置 - Google Patents

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Masayuki Otake
雅幸 大竹
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Abstract

【課題】 患者に負担をかけることなく、僅かなミスの可能性も残さずに、処置前に確実に患者の確認を行うことができる照合装置を提供すること。
【解決手段】 本発明に係る患者照合装置は、ホストコンピュータから処置すべき患者に関する身体的特徴量を読み出すためのキーデータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力されたキーデータに基づいてホストコンピュータから読み出された処置すべき患者に関する身体的特徴量を記憶する記憶手段と、患者から身体的特徴量を直接取得するための身体的特徴量取得手段と、患者から直接取得した身体的特徴量と、ホストコンピュータから読み出した身体的特徴量とを照合するための照合手段と、照合結果を使用者に表示するための照合結果表示手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者に、手術、点滴、注射等の処置を行う際に、患者が処置を行うべき患者本人であることを確認するために用いられる患者照合装置に関する。
病院等において、点滴や注射等を行う場合には、事前に担当医師が、注射や点滴等により投与すべき薬剤等の種類や量と患者名とを記載した指示書を発行する。
そして、その指示書に基づいて投与すべき薬剤等が準備され、指示書に記載された患者に対して準備された薬剤等が投与される。
また、患者の手術を行う場合、事前に担当医師が患者名、手術内容及び手術室を記載した手術指示書を発行し、その手術指示書に記載された患者が手術指示書に記載された手術室に運ばれ、そこで手術が行われる。
上記したように、薬剤投与や手術等の処置が施される場合、必ず、事前に処置すべき患者と処置の内容を記載した指示書が発行され、処置の直前に、処置すべき患者が、指示書に記載された患者か否かを確認する。
しかし、この確認を人間が行っていると、確認ミスが生じる可能性がある。また、患者の容態によっては患者と話をして確認を行えない場合もある。
そして、万一確認ミス等により、患者の取り間違いが生じると、患者に対して必要のない薬剤等の投与や手術が行われてしまうという非常に深刻な問題が生じる。現実にこのような問題が生じており、社会問題になっている。
上記した患者の取り間違いの問題を解決するために、出願人は、既に、個々の患者に患者識別情報を印字したリストバンドを装着させ、該リストバンドに印字された情報と、指示書等の情報や薬剤等の物品の情報とを照合する照合装置を提案している(特許文献1参照)。
特開2002-065767号公報
上記した照合装置によれば、患者に処置を施す直前に、患者に装着されたリストバンドの情報と指示書等の情報や薬剤等の物品の情報とを照合することができるため、患者の取り間違いによる問題は解消する。
しかし、上記した従来の照合装置は、患者にリストバンドを装着しなければならないことに関連して幾つかの問題が残っている。
第一に、患者にリストバンドを装着し間違える可能性がある。これは、リストバンド装着時に慎重に確認を行えば問題はないが、患者の取り間違えにより生じる問題の深刻さを考えると、ミスの可能性は僅かでも残すべきではない。
第二に、患者にリストバンドの装着を強いることになるため患者に負担がかかるという問題がある。
第三に、患者が長期入院患者の場合、リストバンドを装着したままだとリストバンドが汚れるため衛生上好ましくないという問題がある。この問題は、定期的にリストバンドを交換すれば解消されるが、リストバンドの交換は、リストバンドの装着し間違いの問題に繋がるため望ましくない。
第四に、手術を行う場合には、手術部位にもよるが、患者からリストバンドが外されることが多いという問題がある。これは、手術後に、患者にリストバンドを再装着すれば問題はないが、リストバンドを外して再装着するという行為は、リストバンドの装着し間違いの問題に繋がるため望ましくない。
第五に、患者が長期入院患者の場合、一時的な外出が認められることが多いが、この外出時にリストバンドが外されることが多いという問題がある。これについても、患者が病院に戻ってきた時に患者にリストバンドを再装着すれば問題はないが、リストバンドを外して再装着するという行為は、リストバンドの装着し間違いの問題に繋がるため望ましくない。
上記した問題は、リストバンドに限らず、シールの形態で患者に識別体を装着する場合にも同様のことがいえる。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、患者に負担をかけることなく、僅かなミスの可能性も残さずに、処置前に確実に患者の確認を行うことができる照合装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために本発明に係る患者照合装置は、ホストコンピュータから処置すべき患者に関する身体的特徴量を読み出すためのキーデータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力されたキーデータに基づいてホストコンピュータから読み出された処置すべき患者に関する身体的特徴量を記憶する記憶手段と、患者から身体的特徴量を直接取得するための身体的特徴量取得手段と、患者から直接取得した身体的特徴量と、ホストコンピュータから読み出した身体的特徴量とを照合するための照合手段と、照合結果を使用者に表示するための照合結果表示手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る患者照合装置は、最終的な患者確認を、患者の身体から直接読み取った指紋情報を用いて行なうので、指示書や物品の取り間違いが発生する余地はなく、また、リストバンドを用いた時のように、リストバンドの着け間違い等が発生する余地もなく、完全な患者確認を行うことが可能になり、また、患者が常時リストバンド等を装着している必要がなくなるので、患者の身体に負担をかけることなく、また、衛生上の問題も生じない。
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本発明に係る患者照合装置の実施の形態について説明していく。
図1は、本発明に係る患者照合装置を用いた患者照合システムの概念図である。
この患者照合システムは、ホストコンピュータAと、患者照合装置Bとを有する。
ホストコンピュータAには、予め患者の身体から取得した身体的特徴量が登録されている。
また、ホストコンピュータAには、医師からの処置に関する指示情報が、前記身体的特徴量と関連付けて記憶される。また、前記指示情報は、処置済み/未処置を表すデータを有し得る。
前記身体的特徴量としては、例えば、指紋、人相、手の甲の血管パターン、目の中の血管パターン(網膜の毛細血管パターン)、虹彩、又は声紋等の特徴量が用いられる。
患者照合装置Bは、
ホストコンピュータAから処置すべき患者に関する身体的特徴量を読み出すためのキーデータを入力する入力手段B1と、
前記入力手段により入力されたキーデータに基づいてホストコンピュータAから読み出された処置すべき患者に関する身体的特徴量を記憶する記憶手段B2と、
患者から身体的特徴量を直接取得するための身体的特徴量取得手段B3と、
患者から直接取得した身体的特徴量x1と、ホストコンピュータAから読み出した身体的特徴量x2とを照合するための照合手段B4と、
照合結果を使用者に表示するための照合結果表示手段B5と
を有する。
前記入力手段B1から入力されるキーデータとしては、患者の氏名又はIDが挙げられる。
この場合、患者の氏名又はIDは、指示書又は薬剤ボトル等の物品に、文字又はバーコード等の読取可能な形態で印字されている。
患者の氏名又はID等が、指示書又は物品に文字で印字されており、使用者が、その文字を見ながら、文字や数字で照合装置Bに直接入力する場合には、前記入力手段B1は、キーボード等で構成され得る。
患者の氏名又はID等が、指示書又は物品にバーコード等の読取可能な形態で印字されている場合には、前記入力手段B1は、例えば、バーコードリーダ等で構成され得る。
また、別の例として、前記入力手段B1から入力されるキーデータとしては、処置番号が挙げられる。
キーデータが処置番号の場合も、上記と同様、入力手段B1は、処置番号の表示形態に応じた構成が採用され得る。
前記照合結果表示手段B5は、照合結果を使用者に表示できる構成であれば任意の構成でよく、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等が挙げられる。
表示手段B5がディスプレイで構成されている場合には、好ましくは、ホストコンピュータAから、患者から身体的特徴量を読み出す時に、患者に関する他の識別情報(例えば、顔写真)や処置に関する指示情報等が同時に読み出され、ディスプレイにこれらの情報が表示されるように構成され得る。
以下、図2を参照しながら、本発明に係る患者照合装置の作用について説明していく。
図2の実施例では、ホストコンピュータAは、患者の身体的特徴量を記憶したデータテーブルA1と、処置に関する指示情報を記憶したデータテーブルA2とを有し、データテーブルA1とA2とは、患者IDでリンクされている。また、データテーブルA2には、処置に関する具体的情報の他に、処置IDが含まれている。
また、図2の実施例では、指示書及び/又は物品に、処置IDがバーコード化されて印字されている。
さらに、図2の実施例では、患者照合装置Bにおける入力手段B1は、バーコードリーダで構成されており、身体的特徴量取得手段B3は、指紋読取装置で構成されており、さらに、照合結果表示手段B5はディスプレイで構成されている。また、この患者照合装置Bは、ホストコンピュータAから情報を無線で読み出せるようにアンテナ等の適当な無線手段が設けられている。
上記したように構成された患者照合システムの場合、ホストコンピュータAのデータテーブルA1に、予め患者から取得した指紋情報が、その患者の患者IDと関連付けて保存される。
そして、医師からの処置に関する指示情報は、ホストコンピュータAのデータテーブルA2に保存される。この時、指示情報には、患者ID及び指示IDが含まれている。そして、医師からの指示情報は、指示書として印刷され、その指示書には、指示IDがバーコードの形態で印字されている。
看護士等の病院スタッフは、医師からの指示書、必要な物品、及び患者照合装置Bを持って処置すべき患者のベッド等へ行く。
病院スタッフは、患者照合装置Bを用いて指示書及び/又は物品の指示IDを読み取り、指示IDに基づいて、ホストコンピュータAから必要な情報を読み出す。読み出される情報は、データテーブルAとデータテーブルBとから組み合わせて指示IDに基づいて抽出され、その中には、データテーブルAの患者の身体的特徴量に関する情報(この実施例では指紋情報)が含まれている。
ホストコンピュータAから情報を読み出した後、病院スタッフは、指紋読取装置B3を用いて、処置すべき患者から直接指紋を読み取り、読み取った指紋情報x1と、ホストコンピュータAから読み出した指紋情報x2とを照合し、照合結果をディスプレイB5に表示する。
上記したように、最終的な患者確認は、患者の身体から直接読み取った指紋情報を用いて行われるので、指示書や物品の取り間違いが発生する余地はなく、また、リストバンドを用いた時のように、リストバンドの着け間違い等が発生する余地もなく、完全な患者確認を行うことが可能になる。
上記した患者照合装置を、手術時に用いる場合には、例えば、ホストコンピュータAに、患者IDをレコードとして含んだ手術のスケジュール情報を記憶しておき、キーデータとして、日付及び手術室等の情報を用いて、身体的特徴量と関連付けした手術スケジュール情報を読み出し、読み出したスケジュール情報に含まれている患者の身体的特徴量に関する情報と、手術すべき患者から直接読み取った身体的特徴量とが照合され得る。
上記した実施例では、形態型の患者照合装置を例に挙げて説明しているが、この患者照合装置は、上記した実施例に限定されることなく、例えば、据置型の端末装置等で構成してもよい。
本発明に係る患者照合装置を用いた患者照合システムの概念図である。 本発明に係る患者照合装置を用いた患者照合システムの一実施例の概略図である。
符号の説明
A ホストコンピュータ
A1 データテーブル
A2 データテーブル
B 患者照合装置
B1 入力手段
B2 記憶手段
B3 身体的特徴量取得手段
B4 照合手段
B5 照合結果表示手段

Claims (4)

  1. ホストコンピュータから処置すべき患者に関する身体的特徴量を読み出すためのキーデータを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたキーデータに基づいてホストコンピュータから読み出された処置すべき患者に関する身体的特徴量を記憶する記憶手段と、
    患者から身体的特徴量を直接取得するための身体的特徴量取得手段と、
    患者から直接取得した身体的特徴量と、ホストコンピュータから読み出した身体的特徴量とを照合するための照合手段と、
    照合結果を使用者に表示するための照合結果表示手段と
    を有することを特徴とする患者照合装置。
  2. 前記入力手段が、バーコードリーダを有し、
    指示書及び/又は物品に予めバーコードの形態で印字されたキーデータを前記バーコードリーダで読み取れるように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の患者照合装置。
  3. 前記物品が、点滴ボトル、輸血バック及び/又は採血キットから成る
    ことを特徴とする請求項2に記載の患者照合装置。
  4. 前記キーデータが、医師からの指示情報毎に付される指示IDである
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の患者照合装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143935A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 大日本印刷株式会社 物品判別システム及び物品判別プログラム

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