JP2005278607A - にんにくエキス精製品の製造方法とその精製加工品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無臭化にんにくの無添加熟成法を改良し精製エキスの服用安全性を図る。
【解決手段】
熟成工程1にある無添加にんにく搾汁原液5を攪拌と沈殿の両操作を繰り返して少なくとも1年間貯蔵し、熟成終期に浮上物と沈殿物が明確に分離する静置期間後に液濃縮物7を採取して脱水工程3で攪拌しながら湯煎加熱した後、脱水した造粒化物8を得、あるいは加えてさらに乾燥させる後処理工程4において粉末や顆粒化する、生にんにく以外の物質を加えないで刺激性成分の馴致を計った製法を構成し、各工程で得られた抽出液16、造粒化物8、粉末などの加工物を採取のまま、又は相互に混合調整し、又は他種原料と調合する副原料13とし、又は溶媒17などに選択的に加工し、発酵性成分保有の抽出液等を添加し、発酵反応制御可能の調製品、歯磨き剤を歯周、口腔洗浄を含む複合機能品などに製品化可能のエキス精製加工品(固/液)を構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無臭性のにんにくエキスの製造方法とその加工品に係り、特に搾汁から、除滓、分離した原液を熟成法により加工する濃縮化製造法の改良と、上下二層に分離した浮上物と沈殿物から抽出して成る希釈しないエキス精製加工品に関するものである。
生にんにくの主な加工法には、1)ガーリックパウダーを作る乾燥生にんにくの粉末化法、2)ガーリックオイルを作る水蒸気蒸留法、3)油と酢に漬けて食するオイルマセレートを作る植物油抽出法、4)スライスしたにんにくを、アルコール水溶液中に長期間浸し、熟成させた抽出液(以下、AGEという)を作る熟成法がある。
加工法の1)では残存する無臭成分アリインが生理活性を保持する一方、終局的に化学変化によって有臭化する、2)では揮発性のアリルスルフィドが乳がんなど細胞増殖抑制の生理活性を示すがそれは有臭物質でもある、3)では広範囲ににんにく成分を含み主たる油溶性で揮発性有機硫黄化合物が薬理活性を示す一方で、代表的なにんにく臭を発散する。加工法4)ではにんにくだけに含まれる水溶性硫黄化合物(S−アリルシステインほか)の含有比率が高く、脳細胞や肝臓機能の活性化や抗LDL酸化作用などの薬理作用を発揮し、しかも無臭性の抽出液が得られるなど、それぞれには、その最終生成物質に特長がある。なお無臭性にんにくと称する植物球根を乾燥粉末化してカプセル化したものもある。
ここでは、熟成によって製造する方法と、その製法により得られる無臭性にんにく加工品を対象とし、AGEは加工法4)による無臭性にんにくエキスをいう。
AGEの製造法には、にんにくを穀類と混合後に種麹菌を接種して発酵、熟成した後、水またはエタノールを加えた液から抽出したものをエキスとする。このAGEには、短期間で製造するもの(特許文献1)、含有する有益活性成分を微弱化する加熱処理を避け、7年以上の長期間、常温熟成して無臭化するものがある(特許文献2)。
AGEは、にんにく切片または搾汁液をアルコール水溶液に浸漬して熟成して作る。該水溶液以外の浸漬液に、大豆油を含む油脂、酢、分解酵素液、脱臭活性液が使われる。
多くのAGE製品は、10日から3ヶ月以内の所定の熟成期間が終われば、熟成槽の浮上物から抽出液を採取し、そのままの状態で製品に用いるか、適宜に生理活性剤ないし薬理活性剤などの付加原料を加えてAGEとして製品化している。そして浸漬液を用いるにんにくエキス製法は、如何に短期間に製品を完成させるかに努めている。
にんにくは、判明する特有成分に対しても未だ薬理効果に未解明な点が多い。経験的に、人体に良い顕著な服用や塗布の効果が知られるが、無臭に近いもの程効力が劣るともいわれる。表1に、生にんにくの成分量を摂食して有意な納豆成分の一部とともに表示する。人体に顕れる効果と同様のプラス効果は、服用する家畜にも散布する土壌にも顕れる一方、害虫忌避剤としても使用され、効果を得ている。動植物へのにんにく適用量には、それ以上を摂取すると生体組織に有害な効果、それ以下の服用量では量に比例して顕れるプラス効果があり、特定の服用制限量を勘案して調製し、人体や動植物に適用する、天然原料であると言える。害虫忌避例では、害虫にとって適用制限量以上に相当するにんにく成分量を用いることになる。なおにんにく中の発酵成分はビタミンやアミノ酸類を醸成し、増殖するのに寄与するが、発酵能力を残せばにんにくエキス製品が有臭性に、残さず失活すれば無臭性が得られるという傾向があり、この矛盾を解決するにんにくエキス製法として、無臭化の欠点を成分の濃縮化によって補うということが行われる。
Figure 2005278607
にんにくに添加物を一切加えない無臭化目的の熟成法には、にんにく鱗茎を凍結破砕して得る粉末を溶腸性剤でコーティングして加工する法(特許文献3)や、図3に示す、浮上物から抽出液を得るのでなく、沈殿物からエキスを作る「熟成にんにく」製造法の提案がある(特許文献4)。同図に示すように、前処理工程10で包皮を除去したリン片を水洗、計量し、次の搾汁工程20で該リン片を破砕、搾汁して抽出し、得た搾汁原液5を熟成槽14に移して、原液熟成6を行う熟成工程12において、該熟成槽を常温下、密閉状態で、半年かそれ以上の長期間、静置状態で貯蔵して熟成する。熟成期間終了後の原液5は、槽の中で上澄液、透明液と沈殿物とに分離している。透明液はそのまま、熟成にんにくエキス液の製品として市場に提供される。該エキス液は、添加物を加えて希釈するAGEとは異なるので、以下、熟成液と称して区別する。
次いで前記沈殿物は濃縮するために後処理工程13において加工する。この工程で、100°Cまたはそれ以下の操作温度を保持して加熱し、脱水する。すると濃褐色のペースト状ないし泥状の物質の液濃縮物21を得る。この液濃縮物はそのまま容器に充填し、にんにくエキス製品になる。以下、にんにくのみから成る状態を「無添加」といい、前記熟成にんにく製造法を単に「無添加熟成法」という。ところで、前記熟成法の加熱操作とほぼ同様な製法を採用している提案がある(特許文献5)。この提案では、にんにく搾汁と大豆油の混合攪拌液を静置し分離した透明液を60〜95°Cで加熱してさらに静置し、さらに分離、加熱して、二度目の静置を終えた浮上物から透明液を採取して、脱臭にんにく液製品とする。これは、無添加熟成法と同じ低温加熱処理する添加熟成法に係る提案である。
特許文献4に記載される無添加熟成液の成分を、表1記載の生にんにく成分値と比較すれば、ビタミンB1(0.04mg)が生にんにく成分の1/5に減少したが、ビタミンB2(0.22mg)は生にんにく成分の2倍増、カルシューム(208mg)では同14倍増に換算される数値が記載される。ここで括弧( )内数値は、同文献記載の無添加熟成液の成分量、単位は100g当たり成分量mgを示す。また該熟成液あるいは液濃縮物21は、一日当たり一さじ量(約3g)の半分、服用して、持病を完治し、健康になった事例が同時に記載されている。
にんにくは、アミノ酸を豊富に含有し、乳児にとっても有益な栄養源である母乳の成分種類に相似してビタミンと共にバランス良く分布し、摂食によって生体に良好な生理活性作用をもたらす。
無臭化にんにく加工製品は、混合した酢やアルコールによって飲み易く調製された、AGE製品が多く流通する。特許文献4記載の無添加熟成法による液濃縮物では、含水率約40%のペースト状が瓶詰にされ特許製品として流通するが、服用時にさじ加減が一定にならない使い難さがある。しかし酢などの液で希釈されるAGE製品にはない使用感と、服用や外傷に用いて得る薬理効果の高い実績が、服用者を多く集めている。
後述する実施例の成分分析値と比較するために、表2に母乳成分を示す。
Figure 2005278607
にんにくの過食による中毒症状では胸やけ、頭痛や下痢を起こし、貧血症や出血時での血液凝固を妨げる(非特許文献1)。以下の根拠となる臨床例の報告はないが、妊娠期や授乳期の母親が、にんにくを摂取することを禁忌とするとの伝聞はある。
民間療法でのにんにく服用制限は、生にんにくの摂食では1人一日リン片が3ないし4個以内にすべきであるとの伝聞があり、加工法1)によるガーリックパウダーの服用に対するドイツ規格では、医師の特別な指示がない限り平均的に4g/日か、同等の製剤量を用いるべきであるという(非特許文献2)。すなわちこの記事は、1日当たり4g(小さじ1杯)以上は服用制限量を超えるものと示唆している。
浮上物から採取したAGE製品には、調合する希釈物量によって有効成分含有率は減少する。一方その飲み易さによってユーザー任せでは過剰摂取を起こさせ易い。錠剤、コーティング錠やカプセル品などのAGE製品には、発酵進行によって成形後に膨張して製品カプセル等又は包装を破壊し、容器の中蓋を飛ばすことがない代わりに、熟成中に存在した発酵成分は結局は取り除かれたり、成分含有率が低いので機能を失活したりする。製品に酵素が存在して服用によって体内で賦活しなければ、元々にんにくに備わる発酵成分を十全に活用できない。さらにAGEは、腸内に送り込まれて始めて体液と接触するので、その間の消化器に直接、にんにくの含有成分は働き掛けない。
無添加熟成法による液濃縮物には、含有成分を凝縮、濃縮して薬効成分量を多く含有し、口から以降の消化器に直接、接触し、内膜よりの吸収機会がある代わりに、ペースト状品に特有の飲み難さと服用分の計量の難しさに加え、濃縮時の加熱加工によって失われ易い含有薬理成分を如何に少なくするかという加熱操作の難しさがある。また液濃縮物を別の薬種成分と調製する際に、ペースト状品では他の薬種原料と均一に混合させ難い点、そして均一混合が困難な条件下で、中毒を発症させない服用制限量以下でバランス良く成分調合を行わなければならない点などがある。
一方、無添加熟成法による抽出液には、充分熟成させると発酵が止まり無臭化するが、ペースト状の前記液濃縮物に存在する酵素は、同じ含有率では含まれず、成分量が少ない、との問題があった。
発明者らは前記無添加熟成法の改良を試みた。すなわち助剤無しで含水率を40%から1%まで減らして含有成分量を濃縮した。その濃縮物基準で大さじ(7g)レベルないしそれ以上、服用しても弊害を生じなかった。これは服用制限量を大幅に緩和したことを示し、その生成採取物を過去十余年、漸次増量して服用する研究を行い、発明者自ら確証を得た。熟成中の無添加搾汁原液の貯蔵時の反応を補助操作を加えて刺激することが無臭化に有効であり、かつ浮上物成分と沈殿物成分を頻繁に接触させることが、強いにんにく含有成分の、味覚への不快な刺激反応を次第に軟化させて抑制ないし低減する効果を経験した。熟成を完了した熟成槽には浮上物と沈殿物があり、該浮上物には淡い黄色をした薄い上澄み液、その下層に、抽出液として採取するさらに薄い黄色系透明液が沈殿物に接して存在している。熟成が完了すると熟成槽の上蓋に生じる結露現象は、それ以後は殆ど生じないものであり、この結露が工程進行の指標になることも判明した。
静置状態で貯蔵した同一期間の比較熟成物が刺激を伴う辛味を呈示したのに対し、補助操作を加えて熟成反応を補助した生成物は、酸味に変わって辛味刺激が逓減していた。熟成期間を6ヶ月以上延長した熟成物はよりマイルドな甘味に変わり、さらに同期間延長をして得た熟成物には瞬間的に甘味を感じさせ、さらに熟成期間を延長していくと、少し甘味そして薄いにんにく味へと変化したものを得た。抽出液に対する経験と同じように、長期服用に代えて、味覚と舌先に受ける刺激変化の感覚的判断から生成物の服用制限量の緩和を代行して決められることも知った。そして液濃縮物を更に濃縮し、粉末加工してもにんにく味を残した甘味化現象に変化はなかった。
無添加熟成法における熟成抽出液には、液濃縮物と同様に発酵性物質は殆ど消失したか、存在しても微量であり、少なくとも1月間、収容した抽出液が貯蔵容器にはめ込まれたプラスチック製中蓋を押し上げることも、蓋中央を膨らますこともない、すなわち発酵による内圧上昇はないことを確認した。しかし未熟成液には多く、上澄液にはそれより長い経過期間を経た後、中蓋を押し上げ、あるいは膨らます発酵現象が認められた。
そこで、前記した発酵機能を失活した抽出液または液濃縮物の個々に、完全熟成前後の発酵性成分を保有する浮上物を微量づつ増やして添加し、観察した結果、添加量の多寡によって発酵現象を再発させることが可能であり、容器への液充填割合を選べば、添加後の1ヶ月内ないし半月単位で決める所定期間以内に、容器の開閉や服用時に容器内貯蔵に支障ない程度の発酵の進行速度を制御することが可能であり、かつ腐敗菌などの有害生成菌がないことを発見した。すなわち無添加熟成法による抽出液及び液濃縮物には、にんにく発酵成分の酵素ないし被培養物質が復活、生成可能であり、発酵性成分を保有する浮上物を、過剰に混合して短期間に発酵を活発化させようとしたり、有臭性を復活させない範囲で、賞味期間を設けて決める添加条件を定めれば、添加発酵菌が液濃縮物等に内在する酵素を活性化して漸次多くのアミノ酸等を生成、増殖していくができることを知った。
特開平7−46966号公報 特許第2511298号公報 特開昭60−252426公報 特公昭63−53972号公報 特開平5−304924公報 スティーヴン・フルダー、ジョン・ブラックウッド共著、寺西のぶ子訳「ニンニクと健康」晶文社、1995.10.25.刊 未病/予防医学、専門情報誌「メディカル ニュートリション」14号、2000.5.1発行『ハーバルメディスン、第2回ガーリック』記事より引用
解決しようとする問題点は、無添加熟成法において熟成反応を促進する手段はないか、密閉状態で貯蔵、熟成を行う以外に無臭にんにくエキス製造方法はないか、熟成した濃縮物を服用する際の、服用者の利便性を失わないでさらに成分濃縮する手段はないか、利用する熟成液や液濃縮物によって中毒が発症しない許容限界値をさらに緩和して、安心して服用量または同量の服用で生理活性含有成分量を増やせないか、そして薬理成分含有率を高めるための加熱脱水操作によって、加熱に弱い他の成分をかえって失って有効利用できなくなるという点や、仮に加熱に弱く失活する成分があったとして、その失活成分を加熱操作後に補充できていないという製法上の課題、さらに液濃縮物がペースト状であり服用時ごとの計量が、一部の服用者にとって一定にならず、直接、消化器にペースト状エキスが接触してしまう製品の欠点、そしてさらに熟成液も液濃縮物も、臭気性揮発性成分を充分に除去し切れていないのではないか、などの点である。
本発明は、にんにくの無添加熟成法において、少なくとも1年間貯蔵する熟成工程中の内容物に対し、間欠的に攪拌操作を行い、熟成終期に沈殿時間を設けて熟成液と液濃縮物を分離する工程と、熟成工程から採取した液濃縮物に対し湯煎加熱し、その湯煎中にも液濃縮物を脱水して造粒化するまで適時、攪拌を加える脱水工程と、あるいは後処理工程を加えて、採取した造粒化物をさらに乾燥して粉末化ないし顆粒化させる高脱水化加工を配設して、刺激反応を呈示するにんにく含有成分の馴致、低減化操作を行い、そして得られた液濃縮物、造粒化物、粉末ないし顆粒に、熟成工程で得られた発酵性成分保有の抽出液又は熟成直前中間液を添加して作る混合物等に生成する発酵反応を制御可能にする製造方法を構成するもので、さらに中間、最終およびあるいは加える追加工程から得られる熟成液、造粒化物、粉状体ないし顆粒体を、採取状態のままエキス濃縮品とし、または熟成液、造粒化物と粉状体ないし顆粒状体を混合した調製物や抽出液濃縮品を、目的に添って適量分づつ選択、混合して分封、調製し、あるいはそれらエキス濃縮品に加えて他種成分保有原料とともに組成物を構成する副原料として構成し、あるいは熟成液を溶媒として前記エキス濃縮品ないし諸原料に選択的に適用して、無臭性の再加工の栄養原料ないし薬効原料として、さらに口腔に一定時間、留まる間に薬理作用を複合的に発揮する口内ケア剤として、生にんにく以外の物質を加えることなく、新規組成物を調製して構成することを特徴とする。
本発明方法は、にんにくの無添加熟成法において、熟成と脱水の両工程に繰り返し攪拌する操作を加えて構成することによって、貯蔵、熟成中に臭気を含む揮発性物質を気散しあるいは熟成液中に酸素を送り込むと同時に、沈殿物と浮上物との混合操作は、中毒性の発症成分物質と酸素を含めた複数の反応物質との接触反応活発化に役立ち、成分中の過敏性を有する刺激物質の馴致、低減化に寄与した。
液濃縮物の湯煎加熱と加熱中に攪拌して進める脱水工程では、攪拌を伴う湯煎操作が液濃縮物の広い範囲に熱伝達できて、確実に低温加熱処理が実現し、その結果、脱水が進行して付着し勝ちな液濃縮物を湯煎槽壁から引き剥がす作用が生じ、かつ内壁から離れた液濃縮物の位置交代による均一低温加温が可能になり、加熱により逸失し易いといわれる含有成分の保留に役立った。さらに熟成工程で得られる、発酵性成分保有の抽出液又は熟成直前中間液を、各工程の終期生成物に後日添加して前記加熱逸失発酵成分の再生を可能にする。
脱水工程で得られる造粒化物を、さらに高脱水して粉末化物に変える後処理工程によって、含水率1%程度まで乾燥して成分エキスを濃縮化することを実現した。
本発明に係るにんにくエキス精製加工品は、無添加熟成液と粉状体を含む加工物全てが採取そのままの状態のエキス精製品として得られ、その服用見掛け量を従来量の約2倍(7〜10g/日)、含水率1%に濃縮した含有成分量基準で比較すれば同3倍以上、の服用をし続けても中毒現象が起こらないという、刺激性含有成分や不快性を低減し、単位量当たりの服用制御量を大幅に引き上げ、服用に当たり中毒許容値を緩和した。
本発明品は、熟成終期の無臭化処理が最終段階に採取した、発酵性成分保有の抽出液又は熟成直前中間液は、各工程の終期生成物から作る製品に添加することによって、当初は極端に該終期生成物に少ないか存在しないが、にんにくに元々、存在する数種の有益発酵生成物を漸次、生成させ、前記生成物から培養物質を得て、それらを増殖制御可能にするという効果を得た。さらに造粒化物と粉状体等へと状態変化させて、直接、消化器に接触可能なエキス状態を保持し、かつべと付きを無くした加工物は、採取状態そのまま又は同種、他種原料と調合して得る混合物を扱う上で、服用量毎に計量、限定した分封、それによる包装など製造、流通部門での取り扱いを容易にし、さらに有益な発酵増殖物質を製品に付加して、服用初期から使い切るまでの期間中に容器内での有益な増殖を進行させ、収納する容器に服用者が不便しない範囲内で、増殖を制御できるようにした。
その上で本発明品は、体内摂取を目的としない歯磨き剤に適用することによって、歯を磨く歯洗浄の機能と同時に、うがいを行う口中滞留中に歯肉補強、口蓋不快粘液除外に口腔内膜に直接、有益機能を発揮すると共に、うがい中に万一、飲み込むなどの期待外服用が生じても、嚥下する不要液は去痰剤として咽喉保全や、肺洗浄に直接作用するプラス効果が期待でき、また同一歯磨き剤が口腔洗浄剤や去痰剤としての兼用機能を発揮できる。
熟成中のにんにく無添加搾汁を、熟成工程において沈殿と攪拌を繰り返す少なくとも1年間の長期熟成貯蔵を行い、工程終期に浮上物と沈殿物が充分分離する静置状態を保持した後、浮上物から無添加熟成液を抽出し、沈殿物から液濃縮物を採取する。液濃縮物は攪拌を伴う湯煎加熱により脱水し、ペースト化ないし造粒化し、この造粒化が液濃縮物全体に行き渡った段階で脱水工程を終了する。造粒化物は後処理工程において熱風、冷凍ないし減圧して行う高脱水化操作を行い、粉状体ないし顆粒状体に態様変化させ、無臭化、含有成分濃縮化、適用基準量ないし服用制限量上限値の緩和改定、発酵性成分保有の無添加熟成液ないし熟成直前中間液などの工程最終生成物への発酵反応を制御可能に添加、混合して、服用時に直接、消化器にエキスが接触可能な、無臭化エキス精製品の製造を実現した。
図1は、本発明の、にんにくエキス精製品の製造方法を説明するもので、その主要工程と生成物を示すブロック図である(実施例)。なお本発明に用いる原液5は、図3に示した搾汁工程20で製造した搾汁原液5と同じである。
図1に示すように、熟成工程1においては熟成槽1aに、60kgの原液5を移送して、約14ヶ月間、貯蔵、熟成した。その間、該熟成槽は、室温調節無しの自然状態の常温下に配置した。貯蔵期間中、貯蔵初期には1回に付き攪拌5分間、蓋をして攪拌休止10分間(沈殿状態)、の繰り返しを1日7〜8時間、約5週間、続ける攪拌操作2を継続した。その後は、(攪拌一休止)の繰り返しを1時間に3回の熟成期間、次は同期間を2回と順次減らしていき、13ヶ月目になると1日数回の(攪拌ー休止)操作を行った。熟成工程最後の1ヶ月間は、静置状態のまま放置し、沈殿が完了するまで休止した。この(攪拌ー休止)操作を減らすタイミングは、休止中の一定時間に槽の蓋に付着する結露状態の変化を指標として決めた。
熟成工程を終えて、明確に二層化した上澄み液と透明液から成る浮上物の下層液を抽出して無添加熟成液として分離貯蔵し、残った沈殿物から褐色の液濃縮物7を30kg得た。これを採取して、脱水工程3を行うステンレス製の加熱ジャケット付き湯煎槽に投入した。このとき液濃縮物7の含水率は約60%であった。
脱水工程3では、液濃縮物7を70〜85°Cに加温制御し、加温当初から攪拌しながら、特に液状態から泥状化する時期以降は(攪拌−休止)操作を頻繁に行い、濃縮物全体が小豆大以下の大きさに造粒化が行き渡るまで攪拌と加熱を継続した。得られた造粒化物8は23kgあり、指で摘めば容易に凹む黒褐色粒となった。このほぼ小豆大の造粒化物8の含水率は平均38%であった。次の後処理工程4において該造粒化物をさらに乾燥、脱水した。この高脱水処理によって、造粒化物8は18kgの粉状体に変わった。その含水率は平均1%であり、その形状はサラサラの褐色をした、大きさ0.5mm以下の粉状体になった。
なお脱水工程3において、造粒化物を得た脱水操作を、さらに続けて攪拌と加熱を進めていけと、さらに小粒となり、さらに硬化する造粒化物になるが、脱水工程中に行うには労力と時間の経過が無視できないことが判っている。従って工程時間を要してもよいとか、乾燥加熱による含有する成分ロスを避けたい場合に選ぶ操作である。一方、大量生産や生産効率を高める場合、後処理工程によって濃縮し、乾燥粉末を得る。
図2は、本発明方法によって得られた、にんにくエキス精製品を説明するもので、(A)はエキス精製品(固)の系統を示すブロック図、(B)はエキス精製品(液)の系統を示すブロック図である。
同図(A)に示すように、にんにくの無添加搾汁を出発点として液濃縮物7を濃縮した造粒化物8と、それを乾燥して得た粉末ないし顆粒状の加工物9とをエキス濃縮品(固状)11とし、加えて造粒化物8と加工物9とを混合して得る調製物(固状)12とを、そのまま製品化する直接加工製品14に構成した。生理活性剤や薬理活性剤などの他種成分保有原料19とエキス濃縮品(固状)11を加えて所定目的の組成物に調製、加工するために、前記エキス濃縮品(固状)を副原料13として構成する。そじて直接加工製品12と副原料13とによってエキス精製加工品(固)15を構成して、製品とする。該エキス精製加工品(固)の適用形態としては、固体状製品として一回適用量に分量調整して分封し、錠剤化、カプセル化、小包装化する。液体状製品としては、クリーム状湿布薬や口内炎洗浄薬などの適用に合わせてペースト化ないし水溶液化し、さらに再加工を加えて、外傷時の当てガーゼにしみ込ませたり、ハップ剤に混入させるなど、ガーゼやハップ塗布フィルム媒体に、薬種他材とともに前記製品を化体させて一体化加工製品を構成して用いる。前記加工品(固)は、攪拌を伴う熟成工程を介して服用制限量上限値を緩和して使用量を多く用い、しかも含有成分の濃縮化が行われているので、適用用途や使用法に応用できて、対象物の選択の自由度が増した。
同図(B)に示すように、同様に攪拌操作を加えた無添加熟成液の上澄みから分離して抽出し、服用制限量上限値の緩和を可能にした、抽出したままの抽出液16を直接加工製品14に構成した。あるいは前記した造粒化物または加工物、さらに前記他種成分保有原料などを選択して液状化加工や調製するための溶媒17としてエキス精製加工品(液)18を構成して、製品とする。その適用形態としては、生理活性剤や薬理活性剤などに混合したり、あるいは有効成分を有する希釈液として、また食材に加える成分補助液として、さらに散布液に混入させる土壌改良液として、あるいは牧畜動物の体表面清拭用や牧舎清掃洗浄用として消毒に用いる。なお本発明品には、揮発性の成分物質は熟成中に減少しているので、該揮発性物質により卓効を示す生理活性と薬理活性の効果は少ないと推量する。さらに使用開始時期と使用期間消費量が判る製品には、発酵性成分保有の抽出液又は熟成直前中間液を調製、添加して、発酵による活性成分を生成、増やすように設計しても良い。
エキス精製加工品(液)18は、エキス精製加工品(固)と同様に攪拌を伴う熟成法により得られた、服用制限量の緩和が可能になり、中毒に成り難い抽出液16であって、その用途先は医薬産業に広く適用可能である。
別の実施例として、本発明品のペースト状ないし造粒化物(8)を約2g/1日の使用分に相当する分量を、歯磨き剤に添加、混合して、約1週間、歯磨きを2回/1日、行った。実施者は使用前に歯周劣化と、口蓋上部に付着する痰様の口蓋不快粘液に悩んでいたが、歯磨き中の歯磨き剤の拡散と、磨き終了後のうがいによって前記不快液の付着実感はなく、歯周部に健康色を取り戻してほぼ改善し、口腔健康時に記憶していた爽快感が戻った。
なお、本実施例は無添加熟成法による精製品を歯磨き剤に添加、混合して実施したが、この混合歯磨き剤に、添加熟成法によるエキス精製品に置き換えた実施する製造品に対しても、本発明品の発明概念に含まれるものである。
本発明の実施例により得られた成分分析値を表3と表4に分けて示す。
表3は、実施例の分析値の内、蛋白質やカロリーなどの成分を、生体にとってバランス良く分布する毋乳成分と対比して示したものである。対比の結果は、実施例ではその脂質は母乳の1/5と少い代わりに、実施例の蛋白質とエネルギーは、母乳の5倍ないし7倍と著しく濃厚であった。すなわち脂質以外の活性度が高レベルにあることを示す。
さらに前記特許文献4に記載される液濃縮物21に相当する、表4掲示の比較例1と実施例とを対比すれば、比較例の含水率61.2%は、乾燥して1%になり、その組成成分全範囲において、実施例の方が蛋白質、灰分ともに3倍以上、炭水化物は2倍以上あり、脂質とカロリーは1倍強であった。すなわち二倍以上、濃縮し、蛋白質、灰分等は実施例の製法により成分が増殖したことを示す。
Figure 2005278607
表4は、実施例の分析値のうち、ミネラルとアミノ酸類の成分値を纏めて示したもので、表1に示す納豆成分(亜鉛)と生にんにく成分(カルシウム、カリウム)と、表2に示す母乳成分とを対比して示した。実施例では、そのミネラルの含有成分値は、生にんにくより2倍以上、納豆より1.5倍の含有率を示した。
アミノ酸類の成分値では、母乳成分に比べ、リジン含有率は4割減と少なかった。しかしその他成分の含有成分値の多くは、3倍〜7倍以上の含有成分値を示した。実施例では含有成分全体に亘って生体にとってバランス良く活性成分が分布、保持されていて、ビタミンやアミノ酸などの成分含有率は高かった。すなわち加熱操作を含む加工によって失われる成分が少ないことが推量できた。
Figure 2005278607
本発明方法によれば、熟成対象物に適宜な攪拌操作を補助的に加えることにより熟成反応を促進し、反応が刺激的な成分に対して馴致し、服用によって生体に加わる刺激のマイルド化を促す結果が得られた。この攪拌効果の知見は、発酵反応を製造に利用する特定産業において、充分利用可能な補助操作となり得る。そして本発明品のように、同一の原料から他の物質を無添加条件の下、状態変化させて他の物質を含まない同根の「液/固」二態様の物質を得ることによって、にんにく加工品の混合調製や含水率調製を安全、容易に行えるので、にんにく中毒発症を気遣うことなく、さらに包装時に同根の発酵成分を適宜に加えて、貯蔵、服用中にも、有効成分の新規生成や、その穏やかな増殖を制御できる後付け付加操作は、同種他分野にも広く利用可能である。さらに従来、サプリメント製品に特定使用されていたにんにくを、母乳に勝り、成分バランスの取れた無臭化して成分濃厚なにんにくエキスとして、生理活性を補う食品類に広範囲に適用可能にするほか、口内ケア機能品に加えた複合的役割付加は、古典的日常品に広い販路を拡大した。
本発明の、にんにくエキス精製品の製造方法を説明するもので、その主要工程と生成物を示すブロック図である(実施例)。 本発明方法による、にんにくエキス精製品を説明するもので、(A)はエキス精製品(固)の系統を示すブロック図、(B)はエキス精製品(液)の系統を示すブロック図である。 従来技術を説明するもので、その工程を示すブロック図である。
符号の説明
1、12 熟成工程
1a、14 熟成槽
2 攪拌操作
3 脱水工程
4、13 後処理工程
5 原液、搾汁原液
6 原液熟成
7、21 液濃縮物
8 造粒化物
9 加工物
10 前処理工程
11 エキス濃縮品(固)
12 調製物(固)
13 副原料
14 直接加工製品
15 エキス濃縮品(液)
16 抽出液
17 溶媒
18 エキス精製加工品
19 他種成分保有原料
20 搾汁工程

Claims (5)

  1. 生にんにくの搾汁を除滓、分離して得たにんにく原液を熟成工程を経て無臭化するにんにくエキス精製品の製造方法において、熟成槽(1a)のにんにく原液(5)に、沈殿操作と攪拌操作を繰り返しながら少なくとも1年間貯蔵し、熟成最後に上澄液と透明液から成る浮上物と沈殿物を明確に分離させる静置状態を設け、その後に該浮上物から抽出液(16)を、該沈殿物から液濃縮物(7)を個別に採取する熟成工程(1)と、採取した該液濃縮物を湯煎加熱しながら適宜間隔で攪拌操作(2)を行い、液濃縮物(7)がペースト状ないし造粒化物(8)に変化するまで濃縮する脱水工程(3)とを配設し、あるいは加える加熱、冷凍、減圧して該造粒化物等の含有水を低減して顆粒ないし粉末化して粒径制御可能に高脱水化する後処理工程(4)とによって濃縮、精製して、にんにく成分以外の物質を加えることなく、にんにくの刺激反応を抑制する低減化操作を行うことを特徴とするにんにくエキス精製品の製造方法。
  2. にんにく成分以外の物質を加えることなく得られる、脱水工程(3)で採取したペースト状ないし造粒化物(8)、後処理工程(4)で精製した顆粒や粉末などの加工物(9)またはそれらから成る混合物に、熟成工程(1)で得た抽出液(16)や熟成直前中間液を含む発酵性保有成分を選択的に適量添加ないし付加して混合することによって、発酵反応の強度及び速度を実験的に調製して最終混合物等に生成する発酵反応を制御可能にすることを特徴とする請求項1記載のにんにくエキス精製品の製造方法。
  3. 請求項1および2記載のにんにくエキス精製品の製造方法によるにんにくエキス精製加工品であって、にんにく成分以外の物質を加えることのないペースト状物ないし造粒化物(8)、および粉状体または顆粒状体を含む加工物(9)の個々をそのままエキス濃縮品(15)として、あるいは加えて主原料である他種成分保有原料とともに服用する組成物を構成する副原料(13)として、組成目的に応じて主原料に対し選択的に適量分づつ調製し、無臭性かつにんにく刺激成分を低減した栄養的ないし薬効性原料として構成することを特徴とするにんにくエキス精製加工品。
  4. 熟成工程(1)で得た熟成直前中間液を含む発酵性保有成分を、そのまま発酵性抽出液濃縮品として調製し、あるいは加えて選択的に生理活性物質ないし薬理活性物質を含む他種成分保有原料(19)を溶質とし前記発酵性保有成分を溶媒(17)として調製し、生成する発酵反応を制御可能の組成物に構成することを特徴とする請求項1および2記載のにんにくエキス精製品の製造方法によるにんにくエキス精製加工品。
  5. ペースト状ないし造粒化物(8)、粉状体または顆粒状体を含む加工物(9)、抽出液(16)およびそれらの混合物に、あるいは加えて前記混合物等に発酵性成分を有する希釈液を選択的に付加して調製した添加物を、歯磨きを含む体内摂取する目的のないペーストないし粉末剤に対して1日使用量に応じて調合して、エキスが直接、歯肉や口腔に皮膚接触して口内ケア機能を発揮可能な構成にしたことを特徴とする請求項3記載のにんにくエキス精製加工品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007094361A1 (ja) * 2006-02-16 2009-07-09 出光興産株式会社 有機薄膜トランジスタ及び有機薄膜発光トランジスタ

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