JP2005277660A - 監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 事象発生に対応し必要な複数台のカメラ映像を適切に表示させる。
【解決手段】 カメラ22により得られた映像を前記センタへ送る事象発生を検出し、事象発生検出情報を前記センタへ送信する画像処理部25と、画像処理部25による事象発生検出を受けてセンタが映像の送信を要求する映像要求を送ってくると、該当カメラ22により得られた映像をセンタへ送信する制御部20とを具備し、制御部20は、事象発生検出を受けて、事象発生検出情報と共に該当カメラ22により得られた静止画映像を静止画出力部27へ出力させて、センタへ送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 カメラ22により得られた映像を前記センタへ送る事象発生を検出し、事象発生検出情報を前記センタへ送信する画像処理部25と、画像処理部25による事象発生検出を受けてセンタが映像の送信を要求する映像要求を送ってくると、該当カメラ22により得られた映像をセンタへ送信する制御部20とを具備し、制御部20は、事象発生検出を受けて、事象発生検出情報と共に該当カメラ22により得られた静止画映像を静止画出力部27へ出力させて、センタへ送信する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、複数台のカメラにより得た映像の中から、映像を選択してセンタに設けられたモニタに表示を行う監視カメラシステムに関するものである。
従来のこの種の監視カメラシステムにおいては、複数の撮像部で得た画像をファイルとして記憶すると共に、異常発生前にあっては小画面を多画面表示し、異常検出したとき異常画像に切り換えるシステムが特許文献1に示されている。
また、カメラ選択を行う場合に優先度情報を用いるシステムも知られており、例えば特許文献2に示されている。
特開2002−320218号公報
特開2001−339710号公報
しかしながら、事象発生に対応して複数台のカメラから適切な映像を選択してセンタ側においてモニタに表示させるシステムが求められている。
解決しようとする課題は、事象発生に対応して必要な複数台のカメラから得られる映像を適切に表示させることである。
本発明に係るカメラ監視カメラシステムは、複数台のカメラにより得た映像の中から映像を選択してセンタに設けられたモニタに表示を行う監視カメラシステムにおいて、カメラにより得られた映像を前記センタへ送る事象発生を検出し、事象発生検出情報を前記センタへ送信する事象発生検出手段と、前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、定められた複数のカメラからの映像の送信を要求する映像要求手段と、カメラ毎に設けられ、前記映像要求手段による要求を受けると、該当カメラにより得られた映像をセンタへ送信する送信制御手段とを具備し、前記送信制御手段は、前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、前記事象発生検出手段による事象発生検出情報と共に該当カメラにより得られた静止画映像をセンタへ送信することを特徴とする。
本発明に係るカメラ監視カメラシステムでは、複数台のカメラは撮像対象が移動する方向に沿って一列に配置され、前記映像要求手段は、前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、当該カメラの前と後のカメラからの映像の送信要求を順次送出した後に、該当カメラからの映像の送信要求を送出することを特徴とする。
本発明に係るカメラ監視カメラシステムでは、前記映像要求手段は、送信要求に動画または静止画のいずれであるかを示す情報、撮影時刻を含む情報を含めて送信要求を送信することを特徴とする。
本発明に係るカメラ監視カメラシステムでは、送信制御手段は、前記映像要求手段による要求を受けると、該当カメラにより得られた動画または静止画のいずれかの映像であって、要求のときから予め設定された時間幅前の映像をセンタへ送信することを特徴としている。
本発明に係るカメラ監視カメラシステムは、映像要求手段は、事象発生検出された事象発生の種類に応じて、要求を行うカメラの識別情報が記憶されたメモリテーブルを備え、このメモリテーブルの情報に基づき要求を行うことを特徴とする。
本発明によれば、事象発生検出を受けて、定められた複数のカメラからの映像の送信を要求し、これを受けると、該当カメラにより得られた映像をセンタへ送信し、事象発生検出を受けた場合に、前記事象発生検出手段による事象発生検出情報と共に該当カメラにより得られた静止画映像をセンタへ送信するので、定められた複数のカメラから無駄なく映像を収集できるばかりでなく、該当カメラにより得られた静止画映像が送られ、伝送路の容量が少ない場合にあっても事象発生を素早く表示することができる。
事象発生に対応して必要な複数台のカメラから得られる映像を適切に表示させるという目的を、定められた複数のカメラからの映像の送信要求と、前記事象発生検出手段による事象発生検出情報と共に該当カメラにより得られた静止画映像をセンタへ送信する構成により実現している。以下添付図面を参照して各実施例について図面を参照して説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1には、監視カメラシステムの第1の実施例が示されている。監視カメラシステムは、n箇所の監視部2−1〜2−nとセンタ1とがLANなどのネットワーク3を介して接続されるシステムである。センタ1の構成を図2に示す。センタ1には、ネットワーク3に接続されるLANスイッチ等の伝送部11の他に、映像復号化部12、モニタ13、カメラ選択処理部14、情報入力部15が備えられている。
映像復号化部12は、ネットワーク3を介して到来する映像のディジタルデータをモニタ13に表示可能な映像信号に変換して出力するものである。モニタ13は、映像復号化部12により復号化された映像信号に基づく映像を表示するCRT等の表示装置である。映像復号化部12とモニタ13とは複数セット設けられている。カメラ選択処理部14は、複数のカメラの中から映像を取得するカメラを選択する要求情報を送出するものである。カメラ選択処理部14は、パーソナルコンピュータにより構成され、情報入力部15は、キーボードや気象情報処理装置などにより構成されるが、ここでは、キーボードを例とする。キーボードからは映像を取得するカメラを選択するためのカメラ番号や静止画と動画のいずれかを指示する情報、どの時刻のデータを要求するのかを示す時刻情報などが入力される。このとき、パーソナルコンピュータの表示部には、入力内容が表示され、入力を確認して指示を与えることができる。気象情報処理装置では、降雪や降雨センサ或いは気象庁などから提供される気象データを用いて、降雪状態であるか、降雨状態であるか、気象情報に基づき監視地域(緯度経度)が台風の暴風域(台風の目緯度経度と半径の範囲)に入ったかなどを判定して判定結果情報をカメラ選択処理部14へ送出する。
監視部2−1〜2−nは、図3に示されるように構成される。監視部2−1〜2−nは、ネットワーク3に接続されるLANスイッチ等の伝送部21の他に、カメラ22、映像分配部23、映像符号化部24、画像処理部25、映像蓄積部26、静止画出力部27、映像出力部28、制御部20を備えている。
カメラ22は、監視対象を撮像した映像信号を得るもので、映像信号は映像分配部23に送られる。映像分配部23は、カメラ22から送られた映像信号を画像処理部25と映像符号化部24とに分配するものである。映像符号化部24は、到来する映像信号を例えばMPEG2などの形式にディジタル化して映像蓄積部26に蓄積するものである。画像処理部25は、到来する映像信号をディジタル化して画像処理を行うコンピュータであって、例えばディジタル化した画像情報を2値化してパターンマッチングなどにより画像認識を行い、所定の事象発生を検出して、センタ1と制御部20へ事象発生検出情報を通知する。所定の事象発生は、例えば道路監視においては、停止車両発生などである。映像蓄積部26は、ディジタル化された映像データを蓄積する記憶媒体である。静止画出力部27は、映像蓄積部26に蓄積されている映像データを静止画として1画面分取り出し出力するものである。映像出力部28は、映像蓄積部26に蓄積されている映像データを動画となるよう連続して取り出し出力するものである。制御部20は、画像処理部25から所定の事象発生の検出を受けて静止画出力部27を制御して静止画を出力させ、伝送部21を介してセンタ1からカメラを選択する要求情報を受けたときに静止画出力部27或いは映像出力部28を制御して静止画或いは動画を出力させるものである。
本実施例において、監視部2−1〜2−nのカメラ22−1〜22−nは、図4に示すように道路Rの一車線を監視するために、撮像対象である車両が移動する方向に沿って一列に配置されている。そして、カメラ選択処理部14には、情報入力部15からの設定によって、事象発生検出を受けた場合には、当該カメラの前と後のカメラからの静止画の送信要求を順次送出した後に、該当カメラからの映像の送信要求を送出する設定がなされており、また、時間幅が前後5分と設定されている。
以上のように構成された監視カメラシステムの動作を図5、図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、図示せぬ監視部2−iにおいて所定事象発生が検出されるものとして説明を行う。各監視部2−1〜2−nにおいて、常時順次に取得される映像データが時刻情報に対応付けられて映像蓄積部26に蓄積されている。そして画像処理部25は、所定事象発生(停止車両検出等)であるか映像要求の到来を検出している(S1)。所定事象発生があると、事象発生情報を制御部20と伝送部21へ送出する(S2)。制御部20は、静止画出力部27へ指示を与えて、その時に映像蓄積部26へ映像符号化部24から送られている1画面分の静止画の映像データを時刻情報と共に取り出させ、伝送部21へ送出させる(S3)。
伝送部21では、画像処理部25から到来した事象発生情報と静止画出力部27から到来した静止画の映像データ及び時刻情報とについてカメラ番号を付加しパケット化し、宛先としてセンタ1のアドレスをセットし、発アドレスを当該監視部2−iのアドレスとして送信する(S4)。
上記に対し、センタ1では、伝送部11がデータの到来を待っており(S11)、データが到来すると、事象発生情報が付加されているかを検出し(S12)、事象発生情報が付加されている場合には、カメラ番号、事象発生情報、時刻情報を分離し、カメラ選択処理部14へ送り、映像データ及び時刻情報とカメラ番号を予め定められた映像復号化部(例えば、一定の順で映像データが到来する毎に、切換を行って)12へ送る(S13)。映像復号化部はディジタル映像データをモニタ13に表示可能に復号化すると共に、カメラ番号と時刻を映像に含めた映像信号としてモニタ13へ送り、映像を表示する(S14)。
カメラ選択処理部14では、カメラ番号i、事象発生情報、時刻情報を受けて、カメラ番号iの前後のカメラ番号(i−1)と(i+1)を得て、カメラ番号(i−1)と(i+1)に対応する宛先アドレスを予め備えているテーブルから求め、それぞれ映像(静止画)要求のパケットの宛先アドレスにセットし、発生時刻情報を含めて順次送信する(S15)。
更に、当該カメラ番号iの監視部へ動画を要求する情報を、カメラ選択処理部14を構成するパーソナルコンピュータの表示部に表示する(S16)。例えば、「事象発生時の前後5分の動画を要求」のように表示し、訂正(場合によっては停止)とOKの操作を受ける(S17)。訂正では、映像の時間幅、映像を静止画とするか動画とするかなどを変更可能であり、訂正された結果はステップS16において表示される。OKがステップS17において確認されると、当該映像要求の情報が送られる(S18)。発アドレスは、例えば、上記テーブルから得るか、到来したパケットの発アドレスを宛先アドレスとしてセットすることにより設定可能である。
上記により静止画の映像要求が送られたカメラ番号(i−1)、(i+1)の監視部においては、制御部20が映像要求の到来をステップS1において検出しステップS5へ進む。ステップS5においては、要求された映像の種類を検出し、静止画であるから静止画出力部27へ映像要求から取り出した時刻を送り当該時刻の静止画を映像蓄積部26に蓄積された映像データから読み出して送らせる(S6)。これにより、当初において事象発生が検出されたカメラと一列に並ぶカメラであって、前後のカメラによる静止画がセンタ1へ送られることになる。この場合にも、時刻情報とカメラ番号は付加されて送信されるものである。
また、動画の映像要求が送られたカメラ番号iの監視部においては、制御部20が映像要求の到来をステップS1において検出しステップS5へ進む。ステップS5においては、要求された映像の種類を検出し、動画であるから映像出力部28へ映像要求から取り出した時刻と時間幅(前後5分)を送り当該時刻の動画の映像データを映像蓄積部26に蓄積された映像データから読み出して送らせる(S7)。これにより、当初において事象発生が検出されたカメラによって撮像されていた事象発生前後に係る動画がセンタ1へ送られることになる。この場合にも、時刻情報とカメラ番号は付加されて送信されるものである。
上記に対し、センタ1では、伝送部11がデータの到来を待っており(S11)、データが到来すると、事象発生情報が付加されているかを検出し(S12)、事象発生情報が付加されていない場合には、映像データ及び時刻情報とカメラ番号を予め定められた映像復号化部(例えば、一定の順で映像データが到来する毎に、切換を行って)12へ送る(S19)。映像復号化部はディジタル映像データをモニタ13に表示可能に復号化すると共に、カメラ番号と時刻を映像に含めた映像信号としてモニタ13へ送り、映像を表示する(S20)。
以上の処理の結果、図4に示されるように、例えば、カメラiの時刻12:00:00に事象発生が検出された場合には、カメラiの時刻12:00:00における静止画映像と、カメラiに前後して配置されているカメラ(i−1)とカメラ(i+1)の時刻12:00:00における静止画映像と、カメラiの時刻12:00:00の前後5分(時刻11:55:00から時刻12:05:00における動画映像とを得て表示がなされ、通常では必要十分と思える監視映像を自動的に得ることが可能である。
しかも、例えば、長い渋滞発生により次々に各カメラを有する監視部から事象発生検出情報が静止画と共に送られてくるが、ステップS17において、動画等の映像要求の送信を停止でき、動画の送信が重なり、伝送路の伝送容量を超えるような事態を防ぐことが可能である。
次に第2の実施例に係る監視カメラシステムを説明する。この実施例では、各監視部2−1〜2−nにおける制御部20がタイマを有し、ある時間毎(例えば、5分毎)に静止画をセンタ1へ送信する。各監視部2−1〜2−nからの送信タイミングは、例えば百分の一秒づつ異なっている。この第2の実施例に係る監視カメラシステムの動作を図7に示すフローチャートを参照して説明する。制御部20はタイマに基づき送信時刻の到来を待っていると共に、映像の送信要求到来を監視している(S8)。送信時刻が到来すると、画像処理部25からの出力に基づき、所定事象が発生したかを検出し(S1)、事象が発生しているときには図5において説明したステップS2からステップS4の処理へと進み事象発生情報と静止画をセンタ1へ送る。
上記ステップS1において、所定事象が発生していないことを検出した場合には、制御部20は、静止画出力部27へ指示を与えて、その時に映像蓄積部26へ映像符号化部24から送られている1画面分の静止画の映像データを時刻情報と共に取り出させ、伝送部21へ送出させ、伝送部21により送信させる(S9)。伝送部21は、静止画出力部27から到来した静止画の映像データ及び時刻情報とについてカメラ番号を付加しパケット化し、宛先としてセンタ1のアドレスをセットし、発アドレスを当該監視部2−iのアドレスとして送信する。
図7のフローチャートにおける上記以外の処理は、図5に示したフローチャートにおける処理と同様であるので、その説明を省略する。上記の処理により、カメラ番号(i−2)〜(i+2)のカメラ22−(i−2)〜22−(i+2)について静止画が送れたときの静止画等の例を図9に示す。11:59:58から百分の一秒間隔で静止画が送られ、カメラ番号iのカメラ22−iを有する監視部2−iから送られたパケットには、静止画の映像データと共に事象発生情報が付加されていたことを示す。
上記監視部の動作に対し、センタ1では、図6と基本的に同じ図8のフローチャートにより説明した動作が行われ、カメラ番号iのカメラ22−iを有する監視部2−iに対し、当該映像要求の情報が送られる(S18)。これにより図9に示されている通り、カメラiの時刻12:00:00の前後5分(時刻11:55:00から時刻12:05:00における動画映像とを得て表示がなされ、通常では必要十分と思える監視映像を自動的に得ることが可能である。図6と図8との相違は、図8においてはステップS15が行われないことである。
上記の処理により、自動的に全ての監視部から所定時間毎に静止画が送られてくる。また、そのとき、事象発生検出された監視部からは事象発生情報が送られてくることから、動画の映像要求が当該監視部へ送られることになり、必要な監視部のカメラから得られた動画像による監視を適切に行うことができる。なお、図6のフローチャートと同じく、図7のフローチャートにおけるステップS16とステップS17によって、訂正を行うことができ、必要な監視部へ映像要求の情報を送ること或いは映像要求の送信を停止することも可能であり、必要な監視が可能である。
次に、第3の実施例に係る監視カメラシステムを説明する。この第3の実施例に係る監視カメラシステムでは、情報入力部15は、キーボードと気象情報処理装置により構成される。気象情報処理装置では、降雪や降雨センサ或いは気象庁などから提供される気象データを用いて、降雪状態であるか、降雨状態であるか、気象情報に基づき監視地域(緯度経度)が台風の暴風域(台風の目緯度経度と半径の範囲)に入ったかなどを判定して判定結果情報をカメラ選択処理部14へ送出する。
カメラ選択処理部14は、図10に示すようなメモリテーブルを備え、このメモリテーブルの情報に基づき映像要求を行う。メモリテーブルには、事象発生が検出された事象発生の種類に応じて、要求を行うカメラの識別情報が記憶されているもので、ここでは、事象として降雪と台風を例としている。各カメラに対応して、宛先アドレスと、その事象が発生したときの映像要求の対象となるかの情報(丸とバツで示す)、優先度、表示間隔(何秒間の映像を得るか)が設定されている。
そして、カメラ選択処理部14は、第1の実施例或いは第2の実施例の処理に加えて、図11に示すフローチャートによる動作を行うので、動作を説明する。カメラ選択処理部14は、事象発生を検出しており(S21)、降雪検出または台風到来が気象情報処理装置から得られると、事象が何であるかを検出する(S22)。発生した事象が台風である場合には、対象となるカメラを検索するポインタ値Kを0とし(S23)、次にポインタ値Kに1を加えて(S24)、その値が最大Mを越えているかを検出する(S25)。
ステップS25においてポインタ値Kが最大値Mを越えていなければ、テーブルから台風時の優先度第K候補のカメラを得て、対応して登録されているアドレスと、時間間隔を取り出し、映像要求を作成した情報についてカメラ選択処理部14を構成するパーソナルコンピュータの表示部に表示する(S26)。例えば、「カメラ番号Nの監視部に対し、10秒の動画を要求」のように表示し、修正(場合によっては停止)と確認の操作を受ける(S27)。修正では、映像の時間幅、映像を静止画とするか動画とするかなどを変更可能であり、修正された結果はステップS26において表示される。確認がステップS27において検出されると、当該映像要求の情報が送られる(S28)。発アドレスは、上記テーブルから得て、セットする。送信の後にはステップS24へ戻ってポインタ値Kに1を加えて(S24)、ステップS25以降において前述と同様の処理を繰り返す。これに対して、各監視部2−1〜2−nでは、図5に示すフローチャートの処理或いは、図7に示すフローチャートの処理により動作して、要求された映像(時刻指定なき場合には、リアルタイムの映像)を送信する。各監視部2−1〜2−nから送られてきた映像の処理は、図6に示すフローチャートの処理或いは、図8に示すフローチャートの処理にて対応する。
ステップS22における事象が何であるかを検出する処理において、発生した事象が降雪である場合には、対象となるカメラを検索するポインタ値Kを0とし(S31)、次にポインタ値Kに1を加えて(S32)、その値が最大Mを越えているかを検出する(S33)。
ステップS33においてポインタ値Kが最大値Mを越えていなければ、テーブルから降雪時の優先度第K候補のカメラを得て、対応して登録されているアドレスと、時間間隔を取り出し、映像要求を作成した情報についてカメラ選択処理部14を構成するパーソナルコンピュータの表示部に表示する(S34)。例えば、「カメラ番号Nの監視部に対し、10秒の動画を要求」のように表示し、修正(場合によっては停止)と確認の操作を受ける(S35)。修正では、映像の時間幅、映像を静止画とするか動画とするかなどを変更可能であり、修正された結果はステップS34において表示される。確認がステップS35において検出されると、当該映像要求の情報が送られる(S36)。発アドレスは、上記テーブルから得て、セットする。送信の後にはステップS32へ戻ってポインタ値Kに1を加えて(S32)、ステップS33以降において前述と同様の処理を繰り返す。これに対して、各監視部2−1〜2−nでは、図5に示すフローチャートの処理或いは、図7に示すフローチャートの処理により動作して、要求された映像(時刻指定なき場合には、リアルタイムの映像)を送信する。各監視部2−1〜2−nから送られてきた映像の処理は、図6に示すフローチャートの処理或いは、図8に示すフローチャートの処理にて対応することになる。
斯して本実施例によれば、発生した事象毎に必要なカメラから所望する順番で、必要な時間幅を持った映像を収集して監視を行うことができ、また、映像要求の際にオペレータが介入して映像要求の内容を修正し或いは映像要求の送信を中止させることができ、極めて好都合な監視を行うことができる。
監視対象は道路における車両の監視に限られるものではなく、侵入の監視や災害対策用の監視にも適用され得る。
1 センタ
2−1〜2−n 監視部
3 ネットワーク
11、21 伝送部
12 映像復号化部
13 モニタ
14 カメラ選択処理部
15 情報入力部
22 カメラ
23 映像分配部
24 映像符号化部
25 画像処理部
26 映像蓄積部
27 静止画出力部
28 映像出力部
20 制御部
2−1〜2−n 監視部
3 ネットワーク
11、21 伝送部
12 映像復号化部
13 モニタ
14 カメラ選択処理部
15 情報入力部
22 カメラ
23 映像分配部
24 映像符号化部
25 画像処理部
26 映像蓄積部
27 静止画出力部
28 映像出力部
20 制御部
Claims (5)
- 複数台のカメラにより得た映像の中から映像を選択してセンタに設けられたモニタに表示を行う監視カメラシステムにおいて、
カメラにより得られた映像を前記センタへ送る事象発生を検出し、事象発生検出情報を前記センタへ送信する事象発生検出手段と、
前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、定められた複数のカメラからの映像の送信を要求する映像要求手段と、
カメラ毎に設けられ、前記映像要求手段による要求を受けると、該当カメラにより得られた映像をセンタへ送信する送信制御手段と
を具備し、
前記送信制御手段は、前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、前記事象発生検出手段による事象発生検出情報と共に該当カメラにより得られた静止画映像をセンタへ送信することを特徴とする監視カメラシステム。 - 複数台のカメラは撮像対象が移動する方向に沿って一列に配置され、
前記映像要求手段は、前記事象発生検出手段による事象発生検出を受けて、当該カメラの前と後のカメラからの映像の送信要求を順次送出した後に、該当カメラからの映像の送信要求を送出することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラシステム。 - 前記映像要求手段は、送信要求に動画または静止画のいずれであるかを示す情報、撮影時刻を含む情報を含めて送信要求を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の監視カメラシステム。
- 送信制御手段は、前記映像要求手段による要求を受けると、該当カメラにより得られた動画または静止画のいずれかの映像であって、要求のときから予め設定された時間幅前の映像をセンタへ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の監視カメラシステム。
- 映像要求手段は、事象発生が検出された事象発生の種類に応じて、要求を行うカメラの識別情報が記憶されたメモリテーブルを備え、このメモリテーブルの情報に基づき要求を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086661A JP2005277660A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 監視カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086661A JP2005277660A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 監視カメラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2005277660A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016072880A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | セコム株式会社 | 画像確認システム |
WO2018037890A1 (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 日本電気株式会社 | 映像処理装置、映像処理方法及びプログラムを記憶する記憶媒体 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086661A patent/JP2005277660A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |