JP2005275910A - ネットワークシステム、データ伝送制御方法、及びデータ伝送管理方法 - Google Patents

ネットワークシステム、データ伝送制御方法、及びデータ伝送管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来、クライアントとデバイスとがネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークシステムにおいて、ユーザが、ネットワーク上においてデバイスを特定するための情報を知らなくては、クライアントにデバイスを関連付けることができず、両者間でデータのやりとりを行うことができなかった。
【解決手段】 互いにネットワークを介して接続されたサーバとクライアントとデバイスとを備えたネットワークシステムであって、サーバは、識別コードをクライアントに送信し、クライアントは、この識別コードを表示する。表示された識別コードを見て覚えたユーザが、デバイスからこの識別コードを入力すると、入力された識別コードはサーバに送信される。サーバは、デバイスから受信した識別コードがクライアントに送信した識別コードと一致する場合に、クライアントにデバイスを関連付け、クライアントとデバイスとの間でのデータのやりとりを可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、互いにネットワークを介して接続された、サーバと、クライアントと、デバイスと、を備え、サーバによってデバイスをクライアントに関連付けることにより、クライアントとデバイスとの間でのデータのやりとりを可能にするネットワークシステムに関する。
近年、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネットなどのネットワークの発達に伴い、パソコン等のクライアントと、プリンタやスキャナ等のデバイスと、がネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークシステムが増えている。
この種のネットワークシステムの一例としては、例えば、下記の特許文献1に記載されたものが挙げられる。
特開2000−89924号公報
このようなネットワークシステムにおいては、従来、クライアントのユーザが、ネットワーク上においてデバイスを特定するための情報を知らなくては、クライアントに、ネットワークを介してデバイスを関連付けることができないため、両者の間でデータのやりとりを行うことができないという問題があった。
具体的には、例えば、パソコン(クライアント)の近くに、ネットワークに接続されたプリンタ(デバイス)があったとしても、ユーザが、そのプリンタのネットワーク上におけるプリンタ名やIP(Internet Protocol)アドレスなどを知らなければ、ユーザは、パソコンに、ネットワークを介してそのプリンタを関連付けることができないため、パソコンからそのプリンタに印刷ジョブを送信して印刷させることができなかった。
なお、仮に、前述のネットワークシステム内に、ネットワーク上においてデバイス及びクライアントを特定するための情報を知るサーバがあり、ユーザが、このサーバに対してクライアントにデバイスを関連付けさせた上で、このサーバを介してクライアントとデバイスとの間でデータをやりとりさせようとしても、ユーザが、ネットワーク上においてデバイスを特定するための情報を知らなければ、サーバに対して、このデバイスを知らしめることができないことになる。従って、サーバは、クライアントにどのデバイスを関連付けてよいか分からず、クライアントにデバイスを関連付けることができなかった。
本発明は、従来技術における前述の課題を解決するためになされたものであり、ネットワーク上におけるデバイスを特定するための情報を知らなくても、クライアントにデバイスを関連付けることにより、クライアントとデバイスとの間でのデータのやりとりを可能にする技術を提供することを目的とする。
前述の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明のネットワークシステムは、互いにネットワークを介して接続されたサーバと、クライアントと、デバイスと、を備えたネットワークシステムであって、前記デバイスは、少なくとも識別コードを入力するための入力手段を有し、前記サーバは、第1の識別コードを前記クライアントに送信し、前記デバイスは、前記入力手段から第2の識別コードが入力された場合に、前記第2の識別コードを前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記デバイスから受信した前記第2の識別コードが前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと一致する場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることを要旨とする。
クライアントのユーザが、ネットワーク上におけるデバイスを特定するための情報を知らなくても、ネットワーク上に上記のごときサーバを設け、ユーザが、サーバからクライアントに送信された識別コードを、関連付けを行いたいデバイスの入力手段から入力して、サーバに送信させることにより、サーバは、クライアントに送信した識別コードとデバイスから受信した識別コードとの一致から、クライアントのユーザが関連付けを希望しているデバイスを特定することができる。従って、クライアントに送信した識別コードとデバイスから受信した識別コードとが一致した場合に、サーバが、ユーザに代わって、クライアントに、ネットワークを介してデバイスを関連付けることにより、クライアントとデバイスとの間で、データのやりとりを行なわせることができるようになる。
なお、前記クライアントは、少なくとも識別コードを表示することが可能な表示手段を有し、前記サーバから受信した前記第1の識別コードを前記表示手段で表示するようにしてもよい。
このようにすることで、クライアントのユーザは、サーバがクライアントに送信した識別コードを、表示手段で見て覚えることができる。従って、ユーザは、その後、この覚えている識別コードを、関連付けを行いたいデバイスから入力して、サーバに送信させることにより、サーバにこのデバイスを知らしめることができる。
なお、前記クライアントは、少なくとも識別コードを記憶することが可能であり前記クライアントに着脱自在に取付けられた記憶手段を有し、前記サーバから受信した前記第1の識別コードを前記記憶手段に記憶するようにしてもよい。
このようにすることで、クライアントのユーザは、クライアントに記憶手段を装着しておけば、サーバがクライアントに送信した識別コードを、この記憶手段に記憶させることができる。従って、ユーザは、その後、この記憶手段をクライアントからはずし、関連付けたいデバイスに装着することで、この記憶手段に記憶させた識別コードをデバイスに入力してサーバに送信し、サーバにこのデバイスを知らしめることができる。
なお、前記デバイスは、印刷装置であり、前記サーバは、前記クライアントに前記印刷装置を関連付けることにより、前記クライアントから前記印刷装置への印刷に関するデータの伝送を可能にするようにしてもよい。
このようにすることで、クライアントのユーザは、ネットワーク上で所望の印刷装置を特定するための情報を知らなくても、この印刷装置に印刷させることができる。
また、本発明のサーバは、クライアントと、デバイスと、にネットワークを介して接続されたサーバであって、前記クライアントに第1の識別コードを送信し、その後、前記デバイスに入力された第2の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと前記デバイスから受信した前記第2の識別コードとが一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることを要旨とする。
サーバがこのような構成を採ることにより、例えば、クライアントのユーザが、サーバから送信されクライアントの表示手段に表示された識別コードを、関連付けたいデバイスの入力手段から入力して、サーバに送信させれば、サーバは、クライアントに送信した識別コードとデバイスから受信した識別コードとの一致から、クライアントのユーザが関連付けを希望しているデバイスを特定することができる。
なお、前述のサーバは、前記クライアントに前記第1の識別コードを送信してから、一定期間内に前記デバイスから識別コードを受信しない場合に、前記クライアントに第3の識別コードを送信し、その後、前記デバイスに入力された第4の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第3の識別コードと前記デバイスから受信した前記第4の識別コードとが一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることが好ましい。
このようにすれば、仮に、第三者によってクライアントの表示手段に表示された識別コードを盗み見られて、ユーザが所望するのと別のデバイスの入力手段から、この盗み見られた識別コードを入力されたとしても、一定期間が過ぎた後であれば、クライアントにこの別のデバイスを関連付けられてしまうことがない。
従って、例えば、デバイスが前述のように印刷装置であれば、第三者によって、クライアントにユーザが印刷を行わせたい印刷装置とは別の印刷装置を関連付けられ、印刷に関するデータをこの印刷装置に送信されて印刷されてしまい、印刷内容を見られてしまう可能性を低くすることができる。
また、本発明のクライアントは、少なくとも識別コードを表示することが可能な表示手段を有し、サーバとデバイスとにネットワークを介して接続されたクライアントであって、前記サーバから識別コードを受信した場合に、受信した前記識別コードを前記表示手段で表示し、その後、前記サーバからの指示に基づいて、前記デバイスとの間でデータのやりとりをすることを要旨とする。
クライアントがこのような構成を採ることにより、クライアントのユーザは、サーバが送信した識別コードをクライアントの表示手段で見て覚えることができる。従って、ユーザは、その後、この覚えている識別コードを、関連付けを行いたいデバイスから入力して、サーバに送信させることにより、サーバにこのデバイスを知らしめることができる。そして、サーバは、ユーザが関連付けを希望しているデバイスを特定することができるので、クライアントに、ネットワークを介してデバイスを関連付けることができ、クライアントとデバイスとの間で、データのやりとりを行わせることができる。
また、本発明のクライアントは、少なくとも識別コードを記憶することが可能であり前記クライアントに着脱自在に取付けられた記憶手段を有し、サーバとデバイスとにネットワークを介して接続されたクライアントであって、前記サーバから識別コードを受信した場合に、受信した前記識別コードを前記記憶手段に記憶し、その後、前記サーバからの指示に基づいて、前記デバイスとの間でデータのやりとりをすることを要旨とする。
クライアントがこのような構成を採ることにより、クライアントのユーザは、クライアントに記憶手段を装着しておけば、サーバがクライアントに送信した識別コードを、この記憶手段に記憶させることができる。従って、ユーザは、その後、この記憶手段をクライアントからはずし、関連付けたいデバイスに装着することで、この記憶手段に記憶させた識別コードをデバイスに入力してサーバに送信し、サーバにこのデバイスを知らしめることができる。
また、本発明のデバイスは、少なくとも識別コードを入力するための入力手段を有し、サーバとクライアントとにネットワークを介して接続されたデバイスであって、前記入力手段から識別コードが入力された場合に、入力された前記識別コードを前記サーバに送信することを要旨とする。
デバイスがこのような構成を採ることにより、クライアントのユーザは、関連付けを行いたいデバイスの入力手段から識別コードを入力することで、サーバにこのデバイスを知らしめることができる。従って、サーバは、ユーザが関連付けを希望しているデバイスを特定することができるので、クライアントに、ネットワークを介してデバイスを関連付けることができ、クライアントとデバイスとの間で、データのやりとりを行わせることができる。
なお、本発明は、以下に示すような種々の態様で実現することが可能である。
(1)ネットワークシステムにおけるデータ伝送制御方法、及びサーバにおけるデータ伝送管理方法。
(2)前述のデータ伝送管理方法をサーバに実現させるためのコンピュータプログラム。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体として構成する場合には、上述のネットワークシステムの動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM/RAM、光磁気ディスク、ICカード、メモリカード、USBメモリ、磁気テープ、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
A1.システム構成:
A2.処理手順の概要:
A3.詳細な処理手順:
A3−1.サーバSVの詳細な処理手順:
A3−2.クライアントCLの詳細な処理手順:
A3−3.プリンタPRT1の詳細な処理手順:
A4.実施例の効果:
B.変形例:
B1.変形例1:〜B8.変形例8:
A.実施例:
A1.システム構成:
図2は、本発明の一実施例におけるネットワークシステムの概要構成を示す説明図である。
ネットワークシステム1000は、サーバSVと、クライアントCLと、プリンタPRT1,2と、を備えており、それらはネットワークを介して接続されている。具体的には、クライアントCLとプリンタPRT1,2とはローカルエリアネットワークLAN1に接続されており、そのローカルエリアネットワークLAN1は、ファイアウォールFWを介してインターネットINTに接続されている。また、サーバSVは、ローカルエリアネットワークLAN2に接続されており、そのローカルエリアネットワークLAN2は、インターネットINTに接続されている。
なお、プリンタPRT1は、プリンタPRT2よりもクライアントCLに近い位置に設置されているものとする。
また、これらネットワークに接続されている各装置は、それぞれ、グローバルなIPアドレスが設定されている。説明の便宜上、クライアントCLには、IPアドレスとして「IP10」が、プリンタPRT1には「IP201」が、プリンタPRT2には「IP202」が、サーバSVには「IP100」が、それぞれ設定されているものとする。
また、プリンタPRT1,2には、それぞれのプリンタをネットワーク上において特定するための情報として、前述のIPアドレスとは別に、プリンタ名とMAC(Media Access Control)アドレスとから成るプリンタIDが設定されている。これは、仮に、プリンタのIPアドレスがローカルなIPアドレスに変更となり、他の拠点にあるプリンタ(図示省略)のローカルなIPアドレスと重複するような場合でも、MACアドレスは、プリンタ出荷後には変更できない値であるので、このプリンタIDによって、それぞれのプリンタをネットワーク上において特定することができるからである。なお、説明の便宜上、プリンタPRT1には、プリンタIDとして「PID1」が、プリンタPRT2には「PID2」が、それぞれ設定されているものとする。
次に、図3は、本実施例におけるクライアントCLの概要構成を示す説明図である。クライアントCLはコンピュータで構成されており、主として、CPU11,ハードディスク12,メモリ13,及びインタフェース部14を備えており、それぞれ内部バス15によって接続されている。また、クライアントCLは、これらの装置の他に、データを入力する装置として、キーボード17及びマウス18と、データを出力する装置としてディスプレイ16と、を備えている。 ここで入出力インタフェース部14は、これらのキーボード17,マウス18,及びディスプレイ16の他に、前述のローカルエリアネットワークLAN1を、内部バス15を介して、CPU11などの装置に接続するためのインタフェース群から成る。
クライアントCLでは、オペレーティングシステムが動作しており、このオペレーティングシステムには、前述のキーボード17,マウス18,及びディスプレイ16をそれぞれ制御するためのドライバが組み込まれており、コンピュータ10は、それぞれの機器を制御している。また、これらのドライバの他に、プリンタドライバもオペレーティングシステムに組み込まれており、このプリンタドライバがオペレーティングシステムと共にメモリ13にロードされ、CPU11が、このプリンタドライバを実行することにより、CPU11は、印刷ジョブ生成部11a,接続要求部11b,及び印刷要求部11cとして機能することになる。
なお、ハードディスク12には、サーバSVのIPアドレスIP100が、予めIPアドレスデータ12aとして記憶されており、サーバSVにデータを送信する際に、送信先IPアドレスを設定するために参照される。
次に、図4は、本実施例のおけるサーバSVの概要構成を示す説明図である。サーバSVはコンピュータで構成されており、主として、CPU101,ハードディスク102,メモリ103,及び入出力インタフェース部104を備えており、それぞれ内部バス105によって接続されている。また、サーバSVは、これら装置の他に、ディスプレイ106,キーボード107,及びマウス108を備えている。なお、入出力インタフェース部104,ディスプレイ106,キーボード107,及びマウス108は、それぞれ、図3に示すクライアントCLの入出力インタフェース部14,ディスプレイ16,キーボード17,及びマウス18と同じであるので、説明を省略する。ただし、入力インタフェース部104は、図3に示す入力インタフェース部14と異なり、前述のローカルエリアネットワークLAN2を内部バス15を介して、CPU11などの装置に接続するためのインタフェースを有している。
サーバSVでは、所定のオペレーティングシステムの下、プリンタサーバプログラムが実行されることになる。なお、このオペレーティングシステムには、各種ドライバが組み込まれ、前述のキーボード107,マウス108,及びディスプレイ106が制御される。前述のプリンタサーバプログラムがメモリ103にロードされ、CPU101が、このプリンタサーバプログラムを実行することにより、CPU101は、接続制御部101a,パスナンバ発行部101b,及び印刷ジョブ管理部101cとして機能することになる。
なお、ハードディスク102には、クライアントCL,プリンタPRT1,及びプリンタPRT2のそれぞれのIPアドレスであるIP10,IP201,及びIP202が、IPアドレスデータ102aとして予め記憶されており、これら機器とのデータのやりとりの際に、送信先IPアドレスを設定するために参照される。また、メモリ103には、後述するように、ジョブ管理データ103aが記憶されることになる。
次に、図5は、本実施例のおけるプリンタPRT1の概要構成を示す説明図である。なお、プリンタPRT1とプリンタPRT2とは同じ構成であるので、プリンタPRT1について代表して説明する。
プリンタPRT1は、プリンタエンジン200,CPU201,メモリ202,入出力インタフェース部203,及び操作パネル204を備えており、それぞれ内部バス205によって接続されている。ここで、入出力インタフェース部203は、プリンタPRT1に対して、前述のローカルエリアネットワークLAN1を接続するためのインタフェースである。また、プリンタエンジン200は、感光体ドラム(図示省略)等、用紙に印刷するためのハードウェア群から成る。
CPU201は、メモリ202に記憶された制御プログラムを実行することにより、パネル操作監視部201a,印刷ジョブ受信部201b,及び印刷処理部201cとして機能する。
なお、メモリ202には、予め、サーバIPアドレスデータ202bと、プリンタPRT1のプリンタID(PID1)を示すプリンタIDデータ202cと、が記憶されている。なお、このサーバIPアドレスデータ202bは、図4に示すサーバIPアドレスデータ12aと同じであるので説明を省略する。
A2.処理手順の概要:
図1は、本実施例のネットワークシステム1000における、処理手順の概要を示すフローチャートである。図1では、クライアントCL,サーバSV,及びプリンタPRT1の、それぞれの処理手順を、上から下に向かう時系列で記載している。また、矢印は、各装置間のデータのやりとりを示している。以下、図1に示す処理手順の概要を、時系列に沿って説明する。
今、ユーザが、クライアントCLにおいて、ワープロ等アプリケーションプログラムで文書を作成し、クライアントCLに近いプリンタPRT1にこの文書を印刷させようとしているものとする。しかし、このユーザは、このプリンタPRT1のプリンタIDやIPアドレス等、ネットワーク上でプリンタPRT1を特定するための情報を知らないものとする。
ユーザが、図3に示すクライアントCLにおいて、前述のワープロ等アプリケーションプログラムの印刷メニューで、印刷範囲や印刷部数等を指定して印刷を決定すると、印刷ジョブ生成部11aは、印刷ジョブ13aを生成してメモリ13に記憶させる。次に、接続要求部11bは、接続ダイアログをディスプレイ16に表示させる。
図6は、ディスプレイ16に表示された接続ダイアログを示す説明図である。図6に示すように、接続ダイアログDcは、ユーザID入力欄L1,パスワード入力欄L2,OKボタンB1,及びキャンセルボタンを備える。
ユーザが、キーボード17を用いて、ユーザID入力欄L1及びパスワード入力欄L2に、それぞれユーザID及びパスワードを入力して、マウス18を用いてOKボタンB1を押下すると、前述の接続要求部11bは、入力されたユーザID及びパスワードを含む接続要求をサーバSVに送信する。
一方、図4に示すサーバSVでは、接続制御部101aが、この接続要求を受信し、受信した接続要求に含まれるID及びパスワードを用いて、接続認証を行う。これにより、予め登録されたユーザだけがサーバSVに接続できる。
そして、接続認証が成功すると、サーバSVの接続制御部101aは、クライアントCL〜サーバSV間の接続を確立した上で、クライアントCLに印刷ダイアログ表示要求を送信する。一方、図3に示すクライアントCLでは、接続要求部11bが、この印刷ダイアログ表示要求を受信すると、ディスプレイ16に印刷ダイアログを表示する。
図7は、ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログを示す説明図である。図7に示すように、この印刷ダイアログDpは、パスナンバ発行要求ボタン300,状態表示欄301,及びキャンセルボタンを備える。
なお、状態表示欄301には、後述するように、サーバSVから受信した各種表示要求に応じた文字列が表示される。
ディスプレイ16に前述の印刷ダイアログDpが表示された後、ユーザが、マウス18を用いてパスナンバ発行要求ボタン300を押下すると、図3に示すクライアントCLの印刷要求部11cは、パスナンバ発行要求をサーバSVに送信する。
サーバSVでは、このパスナンバ発行要求を受信すると、パスナンバ発行部101bが、パスナンバを生成して、このパスナンバを含むパスナンバ表示要求をクライアントCLに送信する。そして、印刷ジョブ管理部101cは、メモリ103に記憶されているジョブ管理データ103aに、新たなレコードを追加する。
ここで、パスナンバとは、サーバSVが、クライアントCLにプリンタを関連付けるのに用いる番号である。具体的には、「123」のように、1〜4の数字の配列であり、その配列は、ネットワークシステム1000内で一意となるように、サーバSVで管理されている。
このジョブ管理データ103aは、パスナンバ表示要求をクライアントCLに送信するたびに、印刷ジョブ管理部101cによって追加されるレコードから成り、各レコードは、それぞれ、パスナンバ,クライアントCLのIPアドレス,及びプリンタIDなど、サーバSVがクライアントCLにプリンタを関連付けるのに必要な情報から成る。なお、詳細については、後ほど説明する。
クライアントCLでは、パスナンバ表示要求を受信すると、印刷要求部11cが、印刷ダイアログDpの状態表示欄301に、受信したパスナンバ表示要求に含まれているパスナンバを表示する。
図8は、パスナンバ表示要求を受信した後の、ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログDpを示す説明図である。例えば、サーバSVからパスナンバ「421」を含むパスナンバ表示要求を受信した場合、印刷要求部11cは、図8に示すように、状態表示欄301に、このパスナンバ「421」を表示する
そして、ユーザは、表示されたパスナンバを見て覚え、今から文書を印刷させようとしているプリンタPRT1の所に行き、図5に示すプリンタPRT1の操作パネル204から、覚えているパスナンバを入力する。一方、プリンタPRT1では、パスナンバが入力されると、パネル操作監視部201aが、このパスナンバ202aをメモリ202に記憶させる。
一方、プリンタPRT1は、後述するように、定期的に監視情報をサーバSVに通知しており、前述のようにメモリ202にパスナンバ202aを記憶した後、次に監視情報をサーバSVに通知する際に、パネル操作監視部201aは、このパスナンバ202aをサーバSVに送信する。
サーバSVでは、パスナンバ202aを受信すると、パスナンバ発行部101bが、パスナンバ202aの送信元であるプリンタPRT1のプリンタID(PID1)を、メモリ103に記憶させると共に、受信したパスナンバ202aと、ジョブ管理データ103a内の各レコードのパスナンバと、を比較する。そして、パスナンバが一致したレコードがあった場合、印刷ジョブ管理部101cは、このレコードに、パスナンバ発行部101bがメモリ103に記憶させたプリンタPRT1のプリンタID(PID1)を追加する。
この結果、クライアントCLのIPアドレスIP10とプリンタPRT1のプリンタID(PID1)とが、ジョブ管理データ103a内の同じレコードとしてメモリ103に記憶されるので、サーバSVは、クライアントCLにプリンタPRT1を関連付けることが可能になる。
そして、サーバSVのパスナンバ発行部101bは、OKボタン表示要求をクライアントCLに送信する。
クライアントCLでは、このOKボタン表示要求を受信すると、印刷要求部11cが、印刷ダイアログDpにOKボタンを表示する。
図9は、OKボタン表示要求を受信した後の、ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログDpを示す説明図である。図9に示すように、OKボタン表示要求を受信すると、印刷ダイアログDpにOKボタン302が表示される。
そして、ユーザがマウス18を用いてOKボタン302を押下すると、印刷要求部11cは、メモリ13に記憶させていた印刷ジョブ13aをサーバSVに送信する。
サーバSVでは、この印刷ジョブ13aを受信すると、印刷ジョブ管理部101cが、印刷ジョブ13aをメモリ103に記憶させ、次にプリンタPRT1から監視情報を受信した際に、この印刷ジョブ13aをプリンタPRT1に送信する。
プリンタPRT1では、印刷ジョブ13aを受信すると、印刷ジョブ受信部201bが、受信した印刷ジョブ13aをメモリ202に記憶させる。そして、プリンタエンジン200が、この印刷ジョブ13aを実行し、文書を印刷する。
以上のようにして、ユーザは、ネットワーク上でプリンタPRT1を特定するための情報を知らなくても、プリンタPRT1に文書を印刷させることができる。
続いて、前述した監視情報の定期的な通知について簡単に説明する。
プリンタPRT1では、トナー残量や印刷枚数などプリンタの動作状況を示すステータス情報や、紙づまりやトナー切れなどのエラーの発生状況等を、監視情報としてメモリ202に記憶させる。一方、サーバSVは、プリンタPRT1を定期的に監視するために、プリンタPRT1から、この監視情報を定期的に受信する。
ここで、図2に示すファイアウォールFWでは、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された機器が、インターネットINT経由で不正にアクセスされるのを避けるため、インターネットINT経由で受信するこれら機器への接続要求を破棄するように設定されている。そこで、本実施例では、プリンタPRT1が、サーバSVに定期的に接続要求を送ってプリンタPRT1〜サーバSV間の接続を確立し、前述の監視情報を通知するものとする。なお、このプリンタPRT1〜サーバSV間の接続は、監視情報を受信したサーバSVが、切断要求をクライアントCLに送信することで切断される。
一方、プリンタPRT1〜サーバSV間で、印刷ジョブ13aやパスナンバ202aをやりとりする際にも、プリンタPRT1〜サーバSV間の接続を確立する必要があるが、前述のファイアウォールFWの設定により、サーバSVから接続要求を送って接続を確立することができない。
そこで、本実施例では、監視情報を通知するためにプリンタPRT1〜サーバSV間の接続が確立された際に、印刷ジョブ13aやパスナンバ202aをやりとりするものとする。
なお、プリンタPRT1は、サーバSVに接続要求を送る際に、図5に示すメモリ202に記憶させたプリンタIDデータ202cを読み出し、プリンタID(PID1)を接続要求に含めて送る。そして、サーバSVは、前述のクライアントCLから接続要求を受信した場合と同様に、このIDを用いて接続認証を行う。
なお、以上説明した監視情報の定期的な通知は、プリンタPRT2についても同様であるので、説明を省略する。
A3.詳細な処理手順:
A3−1.サーバSVの詳細な処理手順:
次に、詳細な処理手順について、各装置毎に説明する。
図10は、本実施例におけるサーバSVの処理手順を示すフローチャートである。
なお、前述のように、クライアントCLにおいて、印刷ジョブ13aが生成された後、クライアントCL〜サーバSV間の接続が確立され、図7に示す印刷ダイアログDpのパスナンバ発行要求ボタン300がユーザによって押下され、パスナンバ発行要求がサーバSVに送信されたものとする。なお、図10では、クライアントCL〜サーバSV間の接続の切断処理については省略している。
図4に示すサーバSVでは、パスナンバ発行部101bが、このパスナンバ発行要求を受信する(ステップS400)。
次に、パスナンバ発行部101bは、パスナンバを生成し、このパスナンバを含むパスナンバ表示要求をクライアントCLに送信する(ステップS402)。次に、パスナンバ発行部101bは、ステップS402におけるパスナンバ表示要求の送信が、再送信であるか否かを判定する(ステップS404)。
パスナンバ発行要求をクライアントCLから受信した後に、初めてパスナンバ表示要求をクライアントCLに送信した場合、印刷ジョブ管理部101cは、メモリ103に記憶されているジョブ管理データ103aに、新たなレコードを追加する(ステップS406)。
図11は、メモリ103に記憶されるジョブ管理データ103aを示す説明図である。
図11に示すように、ジョブ管理データ103aの各レコードは、ジョブID,クライアントIPアドレス,プリンタID,パスナンバ,パスナンバ送信時刻,及び印刷ジョブフラグから成る。なお、図11では、1つのレコードのみ代表して示している。
「ジョブID」は、印刷ジョブ管理部101cが、レコードを追加するたびに1,2,3,...と順番に付与する番号を示す。「クライアントIPアドレス」は、パスナンバ表示要求の送信先であるクライアントCLのIPアドレスを示す。「プリンタID」は、クライアントCLに関連付けるプリンタのプリンタIDを示す。「パスナンバ送信時刻」は、パスナンバ表示要求をクライアントCLに送信した時刻を示す。「印刷ジョブフラグ」は、クライアントCLからの印刷ジョブ13aの受信の有無を示し、印刷ジョブを受信した場合「1」となり、受信しない場合「0」となる。
具体的には、例えば、パスナンバ発行部101bが、初めてパスナンバ「421」を生成して、12:00にクライアントCLにパスナンバ表示要求を送信した場合、印刷ジョブ管理部101cは、図11に示すように、ジョブID「1」、クライアントCLのIPアドレス「IP10」、プリンタID「0」、パスナンバ「421」、パスナンバ送信時刻「12:00」、及び印刷ジョブフラグ「0」を、新たなレコードとして、ジョブ管理データ103aに追加する。なお、プリンタIDについては、未だクライアントCLに関連付けられたプリンタがないので初期値「0」とし、また、印刷ジョブフラグについては、クライアントCLから未だ印刷ジョブを受信していないので「0」としている。
次に、パスナンバ発行部101bは、パスナンバ送信時刻から予め定められた有効期限内に、プリンタPRT1又はプリンタPRT2からパスナンバを受信したか否かを判定する(ステップS408)。
そして、パスナンバ発行部101bは、この有効期限内にプリンタPRT1又はプリンタPRT2からパスナンバを受信しなかったと判定した場合、再びパスナンバを生成して、このパスナンバを含むパスナンバ表示要求を、クライアントCLに送信する。そして、今度は、ステップS404において、パスナンバ表示要求の再送信と判定されるので、印刷ジョブ管理部101cは、再生成したパスナンバ、及びこのパスナンバを含むパスナンバ表示要求の送信時刻を、ステップS406で新たに追加したレコードに追加する(ステップS407)。
この結果、ステップS406で追加したレコードの、パスナンバ及びパスナンバ送信時刻は、それぞれ、再生成されたパスナンバ及びこのパスナンバを含むパスナンバ表示要求の送信時刻に上書きされることになる。そして、この時点で、古いパスナンバは無効となる。
図12は、図11に示すジョブID=1のレコードに、再生成したパスナンバ及びパスナンバ送信時刻を追加したジョブ管理データ103aを示す説明図である。例えば、有効期限が予め5分に定められていて、前述のように、パスナンバ発行部101bが、12:00にパスナンバ「421」を含むパスナンバ表示要求を、クライアントCLに送信した場合、パスナンバ発行部101bは、有効期限の5分以内にプリンタPRT1又はプリンタPRT2からパスナンバを受信しないと、例えば「312」とパスナンバを再度生成して、クライアントCLにこの「312」を含むパスナンバ表示要求を送信する。
そして、このパスナンバ表示要求の再送信時刻が12:05であれば、印刷ジョブ管理部101cは、図11に示すジョブID=1のレコードに、パスナンバ「312」及びパスナンバ送信時刻「12:05」を追加する。この結果、パスナンバ「421」及びパスナンバ送信時刻「12:00」は、それぞれ「312」及び「12:05」に上書きされ、ジョブ管理データ103aのジョブID=1のレコードは、図12に示すごとくになる。そして、この時点で、古いパスナンバ「421」は無効となる。
一方、サーバSVでは、ステップS408において、有効期限内にプリンタPRT1またはプリンタPRT2からパスナンバを受信したと判定すると、パスナンバ発行部101bは、パスナンバ202aの送信元であるプリンタPRT1のプリンタID(PID1)を、メモリ103に記憶させると共に、受信したパスナンバと、ジョブ管理データ103a内の各レコードのパスナンバと、を比較する(ステップS410)。そして、パスナンバ発行部101bは、受信したパスナンバが、各レコードのパスナンバのいずれかに一致するか否かを判定する(ステップS412)。
受信したパスナンバが、各レコードのパスナンバのいずれにも一致しない、すなわち無効なパスナンバが、プリンタPRT1から入力されたと判定した場合、パスナンバ発行部101bは、メモリ103に記憶させたプリンタPRT1のプリンタID(PID1)を削除すると共に、再入力要求メッセージ表示要求をクライアントCLに送信する(ステップS414)。なお、再入力要求メッセージ表示要求とは、パスナンバの再入力を促すメッセージを、印刷ダイアログDpの状態表示欄301に表示させるための要求電文である。
そして、印刷ジョブ管理部101cは、ジョブ管理データ103a内の該当するレコードのパスナンバ送信時刻を、この再入力要求メッセージ表示要求をクライアントCLに送信した時刻に上書きする(ステップS416)。そして、ステップS408において、パスナンバ発行部101bは、今度は、この上書きされた時刻から前述の有効期限内に、パスナンバを受信するか否かを判定することになる。
一方、受信したパスナンバが、各レコードのパスナンバのいずれかに一致すると判定した場合、印刷ジョブ管理部101cは、この一致したパスナンバを含むレコードに、メモリ103に記憶されているプリンタPRT1のプリンタID(PID1)を追加する(ステップS418)。
図13は、図11に示すジョブID=1のレコードに、プリンタPRT1のプリンタIDを追加したジョブ管理データ103aを示す説明図である。前述のように、12:00にクライアントCLにパスナンバ「421」を含むパスナンバ表示要求を送信した後、有効期限である5分以内にプリンタPRT1からパスナンバ「421」を受信した場合、印刷ジョブ管理部101cは、プリンタPRT1のプリンタID(PID1)を、図11に示すジョブID=1のレコードに追加するので、プリンタIDは、初期値「0」からプリンタPRT1のプリンタID「PID1」に上書きされることになる。
この結果、ジョブ管理データ103aのジョブID=1のレコードは、図13に示すごとくになり、クライアントCLのIPアドレスとプリンタPRT1のプリンタIDとが、同じレコードとしてメモリ103に記憶されるので、サーバSVは、クライアントCLにプリンタPRT1を関連付けることが可能になる。
次に、パスナンバ発行部101bは、OKボタン表示要求をクライアントCLに送信する(ステップS420)。
次に、サーバSVにおいて、クライアントCLから印刷ジョブ13aを受信すると、印刷ジョブ管理部101cは、受信した印刷ジョブ13aをメモリ103に記憶させると共に、ジョブ管理データ103a内の該当するレコードの印刷ジョブフラグを、「0」から「1」に上書きする(ステップS422)。
図14は、図13に示すジョブID=1のレコードの印刷ジョブフラグを上書きしたジョブ管理データ103aを示す説明図である。図14に示すように、印刷ジョブフラグは、「1」に上書きされることになる。
ここで、前述のように、サーバSVは、プリンタPRT1が定期的に通知する監視情報を受信しており、印刷ジョブ管理部101cは、この監視情報を受信した際に、ジョブ管理データ103a内に、プリンタIDがプリンタPRT1のプリンタID「PID1」で印刷ジョブフラグが「1」であるレコードがあるか否かを確認することで、プリンタPRT1に送るべき印刷ジョブの有無を確認している。
そして、ステップS422において、印刷ジョブ13aをメモリ103に記憶し、印刷ジョブフラグを「1」に上書きすると、次にプリンタPRT1から監視情報を受信した際に、印刷ジョブ管理部101cは、プリンタPRT1に送信すべき印刷ジョブ13aが有ることを確認することになる。そこで、印刷ジョブ管理部101cは、メモリ103に記憶させている印刷ジョブ13aをプリンタPRT1に送信する(ステップS424)。
次に、印刷ジョブ管理部101cは、メモリ103に記憶させた印刷ジョブ13aを削除すると共に、ジョブ管理データ101aから、該当するレコードを削除する(ステップS426)。
そして、接続制御部101aは、切断要求をクライアントCLに送信し、クライアントCL〜サーバSV間の接続を切断する。
A3−2.クライアントCLの詳細な処理手順:
図15は、本実施例におけるクライアントCLの処理手順を示すフローチャートである。
なお、前述のように、クライアントCLにおいて、印刷ジョブ13aが生成された後、クライアントCL〜サーバSV間の接続が確立され、サーバSVにおいて、印刷ダイアログ表示要求がクライアントCLに送信されたものとする。
図3に示すクライアントCLでは、この印刷ダイアログ表示要求を受信すると、接続要求部11bが、図7に示す印刷ダイアログDpをディスプレイ16に表示させる。そして、ユーザが、印刷ダイアログDpのパスナンバ発行要求ボタン300を押下すると、印刷要求部11cは、パスナンバ発行要求をサーバSVに送信する(ステップS500)。
次に、サーバSVからパスナンバを含むパスナンバ表示要求を受信すると、クライアントCLの印刷要求部11cは、このパスナンバを印刷ダイアログDpの状態表示欄301に表示する(ステップS502)。
次に、クライアントCLの印刷要求部11cは、サーバSVが送信した再入力要求メッセージ表示要求、もしくはOKボタン表示要求を受信する(ステップS504)。そして、印刷要求部11cは、受信したのがOKボタン表示要求か否かを判定する(ステップS506)。
受信したのが再入力要求メッセージ表示要求である場合、印刷要求部11cは、「パスナンバをプリンタから再入力してください」というメッセージを印刷ダイアログDpの状態表示欄301に表示する(ステップS508)。なお、このメッセージを見たユーザが、正しいパスナンバをプリンタPRT1から入力すると、印刷要求部11cは、今度は、OKボタン表示要求をサーバSVから再度受信することになる。
一方、受信したのがOKボタン表示要求の場合、印刷要求部11cは、印刷ダイアログDpにOKボタン302を表示する(ステップS510)。
次に、印刷要求部11cは、このOKボタン302がユーザによって押されたか否かを判定する(ステップS512)。
OKボタン302が押されていないと判定すると、印刷要求部11cは、OKボタン302を表示したままとする。一方、OKボタン302が押されたと判定すると、印刷要求部11cは、メモリ103に記憶させた印刷ジョブ13aをサーバSVに送信する(ステップS514)。
A3−3.プリンタPRT1の詳細な処理手順:
図16は、本実施例におけるプリンタPRT1の処理手順を示すフローチャートである。なお、図16では、前述の監視情報の定期的な通知に係わる処理手順は省略している。
前述のように、クライアントCLにおいて、印刷ダイアログDpの状態表示欄301にパスナンバが表示されると、ユーザは、このパスナンバを見て覚え、プリンタPRT1の所に行き、図5に示す操作パネル204から覚えているパスナンバを入力する。
図17は、本実施例における操作パネル204を示す説明図である。操作パネル204は、表示部204aと操作部204bとから成る。操作部204bは、1〜4までの数字を入力するボタンから成るナンバ入力部220の他、メニューボタン221,決定ボタン222,及び矢印ボタン223等、各種操作ボタンから成る。表示部204aは、液晶ディスプレイであり、操作部204bから入力された情報などを表示する。
ユーザは、メニューボタン221を押して操作メニューを表示部204aに表示させ、矢印ボタン223で操作メニューの中からパスナンバ入力メニューを選択して、決定ボタン222で決定し、ナンバ入力部220を操作して、覚えているパスナンバを入力する。図17では、パスナンバ「421」が入力されたものとして、表示部204aに、パスナンバ入力メニューと入力された「421」とが表示されている。
一方、図5に示すプリンタPRT1では、パネル操作監視部201aが、操作パネル204からパスナンバが入力されたか否かを常に判定している(ステップS600)。そして、ユーザが、覚えているパスナンバを、前述のようにして操作パネル204から入力すると、パネル操作監視部201aは、パスナンバが入力されたと判定し、入力されたパスナンバ202aをメモリ202に記憶させる(ステップS602)。
そして、パネル操作監視部201aは、次に監視情報をサーバSVに通知する際に、メモリ202に記憶させたパスナンバ202aを、サーバSVに送信する(ステップS604)。次に、パネル操作監視部201aは、メモリ202からパスナンバ202aを削除する(ステップS606)。
ユーザが入力したパスナンバが無効なパスナンバであった場合には、前述のように、サーバSVは、クライアントCLに再入力要求メッセージ表示要求を送ることになる。そして、ユーザは、クライアントCLの印刷ダイアログDpに表示された「パスナンバをプリンタから再入力してください」のメッセージを見て、再度プリンタPRT1の操作パネル204からパスナンバを入力することになる。そこで、パネル操作監視部201aは、ステップS606の処理の後、このパスナンバの再入力があるか否かを判定する(ステップS608)。そして、パスナンバの再入力があった場合、パネル操作監視部201aは、ステップS602〜ステップS606の処理を再度実行する。
一方、パネル操作監視部201aがパスナンバの再入力がないと判定すると、印刷ジョブ受信部201bは、サーバSVから印刷ジョブを受信するか否かを判定する(ステップS610)。
ユーザが入力したパスナンバが有効なパスナンバであった場合には、前述のように、サーバSVは、クライアントCLにOKボタン表示要求を送信し、その後、クライアントCLから印刷ジョブ13aを受信することになる。そして、プリンタPRT1は、監視情報を通知した際に、サーバSVからこの印刷ジョブ13aを受信することになる。そこで、印刷ジョブ受信部201bは、サーバSVから印刷ジョブ13aを受信するか否かを判定する。
そして、サーバSVから印刷ジョブ13aを受信すると、印刷ジョブ受信部201bは、受信した印刷ジョブ13aをメモリ202に記憶させる(ステップS612)。
そして、印刷ジョブ13aがメモリ202に記憶された後、図5に示す印刷処理部201cは、この印刷ジョブ13aを、プリンタエンジン200に実行させて、文書を印刷することになる。
一方、ステップS610の処理において、印刷ジョブ受信部201bが、サーバSVから印刷ジョブ13aを受信しないと判定すると、パネル操作監視部201aは、ステップS608の処理を再度実行する。
ステップS608の処理において、パスナンバの再入力がないと判定し、かつ、ステップS610の処理において、印刷ジョブ13aを受信しないと判定した場合、プリンタPRT1は、ユーザが入力したパスナンバが無効であったが、ユーザによってパスナンバが再入力される前の状態、もしくは、ユーザが入力したパスナンバが有効であったが、サーバから印刷ジョブ13aを受信する前の状態、のいずれかの状態である。従って、ステップS608及びステップS610の処理を再度実行して、パスナンバの再入力があるか、もしくは、印刷ジョブ13aを受信するか、を判定するようにしている。
A4.実施例の効果:
以上説明したように、本発明のネットワークシステム1000を用いると、ユーザは、印刷させたいプリンタPRT1のプリンタIDやIPアドレス等、ネットワーク上でプリンタPRT1を特定するための情報を知らなくても、サーバSVが発行したパスナンバを、プリンタPRT1の操作パネル204から入力することで、サーバSVにおいて、クライアントCLにプリンタPRT1を関連付けさせることができる。従って、クライアントCLからサーバSVに印刷ジョブを送信すれば、サーバSVは、受信した印刷ジョブをクライアントCLに関連付けたプリンタPRT1に送信するので、ユーザは、プリンタPRT1に印刷させることができる。
また、サーバSVは、パスナンバ送信時刻から予め定められた有効期限内にパスナンバを受信しない場合、このパスナンバを無効にして、パスナンバを再生成するようにしているので、仮に、第三者によって、印刷ダイアログDpの状態表示欄301に表示されたパスナンバを盗み見られ、プリンタPRT1とは別のプリンタPRT2からパスナンバを入力されたとしても、この有効期限を過ぎた後であれば、パスナンバは無効になっているので、クライアントCLにプリンタPRT2を関連付けられてしまうことがない。従って、プリンタPRT2に印刷されてしまい、印刷内容を第三者に見られてしまう可能性を低くすることができる。
B.変形例
なお、本発明は、前述の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
B1.変形例1:
前述の実施例において、ネットワークシステム1000は、デバイスとしてプリンタPRT1,2を備えていたが、プリンタPRT1,2に代えて、プロジェクタやスキャナを備えるようにしてもよい。
なお、デバイスとしてスキャナを備える場合、ユーザは、スキャナで取り込んだ画像の画像データをクライアントに送信しようとする際に、IPアドレス等、ネットワーク上でクライアントを特定する情報を知らなくても、スキャナにクライアントを関連付けることができることになる。しかし、この場合、前述の実施例とは異なり、ユーザは、スキャナからサーバSVにパスナンバ発行要求を送信し、発行されたパスナンバをクライアントから入力することになる。
B2.変形例2:
前述の実施例では、プリンタPRT1〜サーバSV間で、印刷ジョブ13aやパスナンバ202aをやりとりするのは、監視情報を通知するために、プリンタPRT1〜サーバSV間の接続が確立された際に行うものとしたが、これに限らない。プリンタPRT1が、起動時に接続要求をサーバSVに送信してプリンタPRT1〜サーバSV間の接続を確立し、この接続をプリンタPRT1もしくはサーバSVがシャットダウンするまで維持するようにしておき、印刷ジョブ13aやパスナンバ202aをやりとりするようにしてもよい。
このようにすることで、プリンタPRT1は、パスナンバ202aが入力されるとすぐに、このパスナンバ202aをサーバSVに送信でき、また、サーバSVは、印刷ジョブ13aをクライアントCLから受信するとすぐに、この印刷ジョブ13aをプリンタPRT1に送信することができるようになる。
なお、この場合、プリンタPRT1〜サーバSV間でデータのやりとりがない時も接続が維持されるために、サーバSVの処理負荷が高くなる。従って、サーバSVの処理能力を高めておくことが好ましい。
B3.変形例3:
前述の実施例では、クライアントCLにプリンタPRT1を関連付けるために、1〜4の数字の配列であるパスナンバを用いていたが、このパスナンバに代えて、例えば、文字列を用いたり、図17に示すメニューボタン221を3回連続して押下するといったような、プリンタの操作パネル204において、ユーザに行わせる操作内容を示す情報を用いるようにしてもよい。
なお、文字列を用いる場合、ナンバ入力部220は、1〜4までの数字を入力するボタンに代えて、文字列を入力できるようなキーを備えるようにする必要がある。また、これら文字列や操作内容についても、パスナンバと同様に、ネットワークシステム1000において、一意になるように管理されなくてはならない。
B4.変形例4:
前述の実施例では、図13に示すステップS500〜ステップS514の処理は、全てクライアントCLの印刷要求部11cが実行していたが、ステップS500及びステップS502の処理については、印刷要求部11cに代えて、別の機能部に実行させるようにしてもよい。この別の機能部は、例えば、プリンタドライバとは異なるアプリケーションプログラムが、クライアントCLのメモリ103にロードされ、CPU11がこのアプリケーションプログラムを実行することにより機能する機能部であってもよい。
B5.変形例5:
前述の実施例では、クライアントCLからプリンタPRT1に印刷ジョブ13aを送信する場合、一旦、サーバSVがクライアントCLから印刷ジョブ13aを受信して、その後、サーバSVがプリンタPRT1に送信するようにしていたが、これに代えて、直接クライアントCLからプリンタPRT1に印刷ジョブ13aを送信するようにしてもよい。
このようにすることで、サーバSVは、この印刷ジョブ13aの送受信処理を行わないので、他の処理を高速に実行することができるようになる。
なお、サーバSVは、図10に示すステップS420の処理において、OKボタン表示要求に代えて、クライアントCLに関連付けたプリンタPRT1のIPアドレスIP201を、クライアントCLに送信するようにすればよい。
B6.変形例6:
前述の実施例では、クライアントCLのユーザは、プリンタPRT1にパスナンバを入力するために、印刷ダイヤログDpの状態表示欄301に表示されたパスナンバを見て覚えていたが、これに代えて、ICカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどのクライアントCLに着脱自在に取付けられた補助記憶装置に、パスナンバを記憶させるようにしてもよい。
具体的には、例えば、クライアントCLはUSBポートを備えており、また、プリンタもパスナンバの入力手段として、USBポートを備えており、予め、前述のクライアントCLのUSBポートに、USBメモリが装着されているものとする。クライアントCLは、サーバSVからパスナンバを通知されると、このパスナンバを前述のUSBメモリに記憶させるようにする。そして、クライアントCLのユーザは、このUSBメモリをはずして、所望のプリンタの所に持って行き、このプリンタのUSBポートに装着する。そして、プリンタは、USBメモリに記憶されたパスナンバをUSBポートから入力するようにする。
このようにすることで、クライアントCLのユーザは、パスナンバを見て覚える必要がないので、パスナンバを誤って記憶して、誤った識別コードをプリンタから入力することを防ぐことができる。
B7.変形例7:
前述の実施例では、サーバSVは、ネットワーク上においてプリンタを特定するための情報としてプリンタIDを用いていたが、プリンタIDに代えて、IPアドレスを用いるようにしてもよい。具体的には、サーバSVは、ユーザが関連付けを希望するプリンタのプリンタIDに代えて、このプリンタのIPアドレスを、クライアントCLのIPアドレスと共に、ジョブ管理データ103aの同じレコードとして記憶するようにしてもよい。
B8.変形例8:
前述の実施例では、サーバSV,クライアント,及びプリンタの台数は、それぞれ1台,1台,及び2台としたが、これら台数に限定されるものではない。
本実施例のネットワークシステム1000における、処理手順の概要を示すフローチャート。 本発明の一実施例におけるネットワークシステムの概要構成を示す説明図。 本実施例におけるクライアントCLの概要構成を示す説明図。 本実施例のおけるサーバSVの概要構成を示す説明図。 本実施例のおけるプリンタPRT1の概要構成を示す説明図。 ディスプレイ16に表示された接続ダイアログを示す説明図。 ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログを示す説明図。 パスナンバ表示要求を受信した後の、ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログDpを示す説明図。 OKボタン表示要求を受信した後の、ディスプレイ16に表示された印刷ダイアログDpを示す説明図。 本実施例におけるサーバSVの処理手順を示すフローチャート。 メモリ103に記憶されるジョブ管理データ103aを示す説明図。 図11に示すジョブID=1のレコードに、再生成したパスナンバ及びパスナンバ送信時刻を追加したジョブ管理データ103aを示す説明図。 図11に示すジョブID=1のレコードに、プリンタPRT1のプリンタIDを追加したジョブ管理データ103aを示す説明図。 図13に示すジョブID=1のレコードの印刷ジョブフラグを上書きしたジョブ管理データ103aを示す説明図。 本実施例におけるクライアントCLの処理手順を示すフローチャート。 本実施例におけるプリンタPRT1の処理手順を示すフローチャート。 本実施例における操作パネル204を示す説明図。
符号の説明
11,101,201...CPU
12,102...ハードディスク
13,103,202...メモリ
14,104,203...入出力インタフェース部
15,105...内部バス
16,106...ディスプレイ
17,107...キーボード
18,108...マウス
200...プリンタエンジン
204...操作パネル
204a...表示部
204b...操作部
220...ナンバ入力部
221...メニューボタン
222...決定ボタン
223...矢印ボタン
300...パスナンバ発行要求ボタン
301...状態表示欄
302,B1...OKボタン
1000...ネットワークシステム
SV...サーバ
CL...クライアント
PRT1,PRT2...プリンタ
FW...ファイアウォール
LAN1,LAN2...ローカルエリアネットワーク
INT...インターネット
Dc...接続ダイアログ
Dp...印刷ダイアログ
L1...ユーザID入力欄
L2...パスワード入力欄

Claims (13)

  1. 互いにネットワークを介して接続されたサーバと、クライアントと、デバイスと、を備えたネットワークシステムであって、
    前記デバイスは、少なくとも識別コードを入力するための入力手段を有し、
    前記サーバは、第1の識別コードを前記クライアントに送信し、前記デバイスは、前記入力手段から第2の識別コードが入力された場合に、前記第2の識別コードを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記デバイスから受信した前記第2の識別コードが前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと一致する場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記クライアントは、少なくとも識別コードを表示することが可能な表示手段を有し、前記サーバから受信した前記第1の識別コードを前記表示手段で表示することを特徴とするネットワークシステム。
  3. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記クライアントは、少なくとも識別コードを記憶することが可能であり前記クライアントに着脱自在に取付けられた記憶手段を有し、前記サーバから受信した前記第1の識別コードを前記記憶手段に記憶することを特徴とするネットワークシステム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のネットワークシステムであって、
    前記デバイスは、印刷装置であり、
    前記サーバは、前記クライアントに前記印刷装置を関連付けることにより、前記クライアントから前記印刷装置への印刷に関するデータの伝送を可能にすることを特徴とするネットワークシステム。
  5. クライアントと、デバイスと、にネットワークを介して接続されたサーバであって、
    前記クライアントに第1の識別コードを送信し、その後、前記デバイスに入力された第2の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと前記デバイスから受信した前記第2の識別コードとが一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることを特徴とするサーバ。
  6. 請求項5に記載のサーバであって、
    前記クライアントに前記第1の識別コードを送信してから、一定期間内に前記デバイスから識別コードを受信しない場合に、前記クライアントに第3の識別コードを送信し、その後、前記デバイスに入力された第4の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第3の識別コードと前記デバイスから受信した前記第4の識別コードとが一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付けることにより、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にすることを特徴とするサーバ。
  7. 少なくとも識別コードを表示することが可能な表示手段を有し、サーバとデバイスとにネットワークを介して接続されたクライアントであって、
    前記サーバから識別コードを受信した場合に、受信した前記識別コードを前記表示手段で表示し、その後、前記サーバからの指示に基づいて、前記デバイスとの間でデータのやりとりをすることを特徴とするクライアント。
  8. 少なくとも識別コードを記憶することが可能であり前記クライアントに着脱自在に取付けられた記憶手段を有し、サーバとデバイスとにネットワークを介して接続されたクライアントであって、
    前記サーバから識別コードを受信した場合に、受信した前記識別コードを前記記憶手段に記憶し、その後、前記サーバからの指示に基づいて、前記デバイスとの間でデータのやりとりをすることを特徴とするクライアント。
  9. 少なくとも識別コードを入力するための入力手段を有し、サーバとクライアントとにネットワークを介して接続されたデバイスであって、
    前記入力手段から識別コードが入力された場合に、入力された前記識別コードを前記サーバに送信することを特徴とするデバイス。
  10. 互いにネットワークを介して接続されたサーバと、クライアントと、少なくとも識別コードを入力するための入力手段を有するデバイスと、を備えたネットワークシステムにおいて、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にするためのデータ伝送制御方法であって、
    (1) 前記サーバが、第1の識別コードを前記クライアントに送信する工程と、
    (2)前記デバイスが、前記入力手段から第2の識別コードが入力された場合に、前記第2の識別コードを前記サーバに送信する工程と、
    (3)前記サーバが、前記デバイスから受信した前記第2の識別コードが前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと一致する場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付ける工程と、
    を備えるデータ伝送制御方法。
  11. クライアントと、デバイスと、にネットワークを介して接続されたサーバにおいて、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にするためのデータ伝送管理方法であって、
    (1) 前記クライアントに第1の識別コードを送信する工程と、
    (2)前記クライアントに前記第1の識別コードを送信した後に、前記デバイスに入力された第2の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと前記デバイスから受信した前記第2の識別コードとが一致するかを判定する工程と、
    (3)前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと前記デバイスから受信した前記第2の識別コードとが一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付ける工程と、
    を備えるデータ伝送管理方法。
  12. クライアントと、デバイスと、にネットワークを介して接続されたサーバによって、前記クライアントと前記デバイスとの間でのデータのやりとりを可能にさせるためのプログラムであって、
    前記クライアントに第1の識別コードを送信する機能と、
    前記クライアントに前記第1の識別コードを送信した後に、前記デバイスに入力された第2の識別コードを前記デバイスから受信した場合に、前記クライアントに送信した前記第1の識別コードと前記デバイスから受信した前記第2の識別コードとが一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記クライアントに前記デバイスを関連付ける機能と、
    を前記サーバに実現させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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