JP2005275320A - 標識取付バンド及び標識の取り付け方法 - Google Patents

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力 若木
Hideaki Ito
秀明 伊藤
Tsukasa Akiyama
司 秋山
Hiroyuki Oba
博之 大場
Hiroyuki Hayashi
博之 林
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Abstract

【課題】 標識用の支柱の径に対応してバンド長さを広範囲に調整でき、十分な締め込み強度が得られる標識板取付バンドを提供すること。
【解決手段】 標識取付バンド1は、支柱P周りに掛け回すバンド本体3の両端部をバンド締め金具2で引き留める構成とする。バンド締め金具2の枠体4には、バンド本体2の係止位置を変更可能なボルト挿通孔5aを異なる位置に複数設ける。バンド本体3は両端部のバンド片8を中間部のバンド片9に長さ調整ボルト11で接続する構成とし、各バンド片8,9は幅方向に並行して二枚ずつ備え、夫々独立して長さ調整可能にする。ブラケット5には、アームAを軸支する支持軸5dを水平に突設し、ほぼ直角に屈曲したアームAの縦杆部を支柱Pの前後方向一側において貫通させ、アームAを取付バンド1の支持軸5dを中心に上下方向に回転させることにより標識を下方位置に配置できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、道路標識の支柱に標識を取り付けるために標識を固定したアームを支柱に取り付ける標識取付バンドに関するものである。
従来、支柱周りに掛け回されるバンド本体の両端を長さ調整ボルトで引き留める標識取付バンドがある(特許文献1参照)。バンド本体は、一方の隣接端部同士が蝶着され、他方の隣接端部同士が長さ調整ボルトによって相互間隔を調整可能に接続される対向一対の円弧状のバンド片を備えている。一方のバンド片にはアーム取付用の支持片を有する。
特許第3012489号公報
上記従来の標識取付バンドにおいては、一本の長さ調整ボルト上のバンド片の相互間隔を調整してバンド本体の長さを支柱の太さに対応させるものであるから、調整範囲が狭く限定されてしまう。
支柱が先細りテーパ状を成す場合には、バンド本体の幅に相当する上下位置によって径の違いが生じるので、実質的にバンド本体の下側だけで支柱を締め込むことになって、十分な取り付け強度を得難い。
また、この標識取付バンドは、支柱に沿う縦杆部と道路上に張り出して標識板を道路上方に配置する横杆部とを備えたアームに適用する場合、支持軸を道路と直交するように配置して取り付けている。従って、標識板の保守作業を地上で行うために、支持軸を中心にアームを回転させて標識板を下方位置に下ろすと、アームの横杆部が道路側に張り出したままで道路内の通行を妨げてしまう。
そこで、本発明は、支柱の径に対応してバンド長さを広く調整でき、テーパ状の支柱であってもその上下位置の径の変化に対応でき、また標識板のメンテナンスや交換などの保守作業中に道路内の通行を妨げない標識取付バンドを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1の発明においては、支柱P周りにバンド本体3を掛け回して両端を引き留めると共に標識取り付け用のアームAを固定するバンド締め金具2に、バンド本体3を引き留めるためのボルト7を挿通するのボルト挿通孔6aを複数設け、引き留め位置を選択可能にして、径の異なる複数の支柱Pに対応させた。
第2の発明においては、バンド本体3を複数のバンド片8,9で構成し、複数の長さ調整ボルト11で長手方向に一体に接続することによりバンド片8,9の相互間隔を変更可能にした。
第3の発明においては、バンド本体3が、幅方向に複数並行するバンド片8,9で構成し、上下位置で径の異なる支柱を締め込み可能にした。
第4の発明においては、縦方向に取り付けられる縦杆部A1と、標識板Sが固定されて道路上に張り出す横杆部A2とを備えたほぼ直角に屈曲したアームAをバンド締め金具2にほぼ水平に突設した支持軸5dで貫通させて支持し、支柱Pの前後方向一側においてアームAが支持軸5dを中心に道路とほぼ直交面内で上下方向に回転可能に取り付け、標識Sを下方位置に配置できる方法を採用した。
本発明においては、複数のボルト挿通孔を設けて、バンド本体の係止位置を変更できるので、従来の調整ボルトによる調整範囲を拡大することができ、径の異なる支柱に柔軟に対応して標識を取り付けることができる。
バンド本体を長手方向に複数分割して複数の調整ボルトで長さを調整すれば、径の異なる支柱に対する調整範囲をさらに拡大することができる。
バンド本体を幅方向に並行させたので、テーパ状の先細りの支柱のように途上で径が異なるものであっても、互いに独立して夫々長さ調整ができるので、十分な取り付け強度を確保できる。
標識を取り付けるアームがほぼ直角に屈曲した標識柱であって、道路の上方に張り出して設置する標識板であっても、アームを支持軸で支持して道路に対して直交方向に回転させれば、地上での作業の際にアームの横杆部A2が道路側に張り出すことがなく、道路の通行を妨げない。
図面について本発明の実施の一形態を説明する。図1は標識柱の正面図、図2は標識取付バンドの正面図、図3は側面図、図4は平面図である。
図1に示すように、支柱Pは道路脇に立設され、アームAを介して標識板Sが取り付けられる。アームAは支柱Pに沿う縦杆部A1と道路側に張り出すようにほぼ直角に屈曲した横杆部A2を有し、縦杆部A1が支柱Pに標識取付バンド1及び補助バンド13によって固定される。標識取付バンド1は、図2乃至図4に示すように、支柱P周りに巻かれるバンド本体3と、この両端部を引き留めるバンド締め金具2とを具備している。
バンド締め金具2は、枠体4にアームAを固定するためのブラケット5を備えている。枠体4は上下に対向した一対の横長平行板6,6がブラケッ5の当て板5aを介して結合されている。平行板6は、一側に支柱Pの側面を受け入れる大凹部を、他側にアームAを受け入れるためにブラケット5の当て板5aが結合する小凹部が形成されている。平行板6の長手方向の両端部にはバンド本体3の両端部を係止する引留めボルト7を挿通させるためにバンド本体3の延長方向に異なる位置に二つずつ計四つの位置調整用ボルト挿通孔6aが設けられている。
ブラケット5は、その一方が平行板6に固着され、他方がこれに前後に対向して相互間にアームAを受け入れる一対の当て板5a,5aと、その両者6a,6aの対向両端部間を締め止めるボルト5b、ナット5cで構成されている。一方の当て板5aの中央部には、途上において他方のそれ5aを貫通し外側でナットが螺合する支持軸5dが固着されている。
バンド本体3は長手方向両端部のバンド片8と中間部のバンド片9とが一体に接続されて構成される。各バンド片8,9は鋼板製で、幅方向に並行して二枚ずつ備えている。バンド片8の一端には、引留めボルト7が挿通されるボルト挿通筒10が固着されている。バンド片8の他端部とバンド片9の隣接端部には長さ調整用ボルト11が貫通して止めナット12で抜け止めされる接続部8a,9aがほぼ直角に屈曲している。
この標識取付バンド1においては、ほぼ直角に屈曲したアームAの横杆部A2が道路側に張り出すように縦杆部A1を支柱Pの前後方向一側に配置して取り付ける。即ち、支持軸5dを道路方向に沿うように標識取付バンド1を配置し、アームAの縦杆部A1に支持軸5dを貫通させてから、ブラケット5を固定し、バンド本体3を支柱P周りに掛け回して締め込む。バンド本体3は、支柱Pの径に合う適切なボルト挿通孔5aを選択して引留めボルト7を挿入すると共に、二つの接続ボルト11を締めてバンド片8,9の相互間隔を調整することにより支柱Pに締め込み。従って、標識取付バンド1の締め込み操作は、四ヶ所のボルト挿通孔5aの位置と、二つの調整用接続ボルト11上の係止位置との選択によって調整範囲を広く確保できる。さらに、支柱Pがテーパ状を成すために上下位置で径が異なる場合であっても、バンド本体3が幅方向(上下方向)に二枚並行するので、上下のバンド片8,9を夫々個別に締め込むことができ、十分な強度を確保できる。なお、支柱Pには標識取付バンド1の支持軸を除いたほぼ同様な構成の補助バンド13を併用して上下二ヶ所で取り付けて補強してもよい。
標識板Sのメンテナンス等の作業を行う場合には、標識取付バンド1及び補助バンド13のブラケット5を外し、図1に示すように、アームAを支持軸5dを中心に縦方向に回転させて標識板Sを下方に配置する。このとき、アームAの縦杆部A1は、道路に対してほぼ直交方向の回転面で移動するので道路側にアームAの横杆部A2が張り出し状態での作業にならない。標識板Sについて地上で必要な交換あるいは修理作業した後、アームAを縦方向に回転させて標識板Sを上方適宜位置に配置し直し、標識取付バンド1及び補助バンド13のブラケット6で固定する。
本発明は、アーム付きの道路標識を支柱に太さに応じて確実に取り付けるのに有効である。
標識柱の正面図である。 本発明の標識取付バンドの正面図である。 標識取付バンドの側面図である。 標識取付バンドの平面図である。
符号の説明
1 標識取付バンド
2 バンド締め金具
3 バンド本体
4 枠体
5 ブラケット
5d 支持軸
6a ボルト挿通孔
7 引留めボルト
8 バンド片
9 バンド片
10 ボルト挿通筒
11 長さ調整用ボルト
P 支柱
S 標識板
A アーム
A1 縦杆部
A2 横杆部

Claims (4)

  1. 支柱周りに掛け回されるバンド本体と、このバンド本体の両端を引き留めると共に標識取り付け用のアームが固定されるバンド締め金具とを具備し、
    前記バンド締め金具には、前記バンド本体の両端を引き留めるボルトが挿通される引き留め位置を選択可能な複数のボルト挿通孔を具備し、
    前記引留めボルトの引き留め位置を変更することによりバンド本体の長さを調整して、径の異なる複数の支柱に取付可能であることを特徴とする標識取付バンド。
  2. 前記バンド本体が、途上で長手方向の複数の長さ調整ボルトで一体に接続され、この調整ボルト上の固定位置で相互間隔を変更可能な複数のバンド片で構成されることを特徴とする請求項1に記載の標識取付バンド。
  3. 前記バンド本体が、幅方向に複数並行して夫々独立して長さ調整可能に前記長さ調整ボルトで接続される複数のバンド片で構成され、
    上下位置で径の異なる支柱に取付可能であることを特徴とする請求項1に記載の標識取付バンド。
  4. 前記アームが支柱に縦方向に取り付けられる縦杆部と、標識板が固定されて道路上に張り出す横杆部とを備えたほぼ直角に屈曲し、
    前記バンド締め金具がほぼ水平に突出した支持軸を備え、
    前記支柱の前後方向一側においてアームが支持軸を中心に道路とほぼ直交面内で上下方向に回転可能に支持され、標識を下方位置に配置できることを特徴とする請求項1に記載の標識取付バンドを用いた標識の取り付け方法。
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