JP2005274810A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 極めて簡単な構成により、プラテンガラス破損の危惧、或いは、オペレータに与える不安を払拭することができる画像形成装置を提供することにある。
【解決手段】 プラテンガラスに対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置を有する画像形成装置において、前記プラテンガラスが占有する領域よりも外側の領域にある前記画像形成装置の本体一部に基準面を設けるとともに、当該基準面の位置に対応した前記自動原稿搬送装置の枠体下部に、基準面と当接する位置規制部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は自動原稿搬送装置を有する画像形成装置に関し、特に、画像形成装置本体に設けられるプラテンガラスに対して、安心して自動原稿搬送装置を開閉できるように改良した画像形成装置に係わる。
多数枚の原稿を収納トレーに収納し、複写動作に応じて原稿を1枚ずつ自動分離、搬送させ、読み取り装置によって読み取った画像情報の画像データに基づいて、帯電処理後の像担持体に書込を行って静電化潜像(以下、単に潜像という)を作成し、当該潜像を現像装置によりトナー像となした後、普通紙等からなる転写材上に転写し、定着装置によって前記転写材上に定着する構成の自動原稿搬送装置(以下、ADFと言う)を有する複写機、或いは、プリンタ等の画像形成装置はよく知られている。
また、前記ADFはプラテンガラスの上面に対して開閉可能であるように画像形成装置本体にヒンジ手段で結合されている。
上述の如きADFはプラテンガラス上に原稿を搬送するための搬送ベルトを有するとともに、4個のスペーサを持ち、これらスペーサがプラテンガラスに対して均一な重量でセットされるように構成することにより、プラテンガラスの表面に対して搬送ベルトが一様に接触するように考慮されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−88485号公報(段落番号0014〜0017、図5)
しかしながら、前記特許文献1に開示されたADFにおいては、スペーサ54、55とプラテンガラスの上面とが直接接触する構成であるため、例えば、ADFに不慮の負荷がかかったりした場合、プラテンガラスを破損させたり、或いは、破損したガラスによってオペレータがケガをする危惧があった。
また、上記の如き危険性を除外したとしても、ADFの開閉の都度にスペーサを介して当該ADFがプラテンガラスに当接する態様は、オペレータにとってあまり感じの良いものではなく、少なからず不安を引き起こす原因になっている。
本発明は、上記のような不具合に鑑みてなされたもので、その目的は、極めて簡単な構成により前述の如きプラテンガラス破損の危惧、或いは、オペレータに与える不安を払拭することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記の構成によって達成することができる。
(1)プラテンガラスに対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置を有する画像形成装置において、前記プラテンガラスが占有する領域よりも外側の領域にある前記画像形成装置の本体一部に基準面を設けるとともに、当該基準面の位置に対応した前記自動原稿搬送装置の枠体下部に、基準面と当接する位置規制部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記位置規制部材は前記自動原稿搬送装置の枠体と一体成型により形成されたものであることを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
(3)プラテンガラスに対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置を有する画像形成装置において、前記プラテンガラスが占有する領域よりも外側の領域にある前記画像形成装置の本体一部に位置規制部材を設けるとともに、当該位置規制部材と当接する基準面を、前記自動原稿搬送装置の枠体下部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
割れるものであるという観念があるプラテンガラスとは全く関係のないところでADFの閉時の位置規制を行うことにより、プラテンガラスの上面と当該プラテンガラスと対向する搬送ベルトとの位置を設定するので、ADFが基でのプラテンガラスの破損は完全に排除でき、また、オペレータに余計な不安を与えることがない。
本発明に係わる実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる画像形成装置の実施の形態を示す概略図であり、ここでは、当該画像形成装置は、デジタルカラー複写機として示されるが、本発明に係わる画像形成層値は、モノクロとかカラーに限定されるものではなく、また、複写機、プリンタに特定されるものではない。
本実施の形態における画像形成装置は、装置本体上部に自動原稿搬送装置(以下、ADFという)1を有するとともに、内部に画像読み取り部(読み取り装置)2、画像形成部3、ベルトユニット4のためのベルト設置部、給紙部5、定着装置T、反転排紙・再給紙部6、および、反転搬送手段であるADU7を有している。
前記ADF1は、原稿を1枚ずつ送り出して画像読み取り位置へと搬送し、画像読み取りが終わった原稿を所定の場所に排出する装置である。
前記ADF1は、原稿を載置する原稿載置台101、載置された原稿を給紙する給紙ローラ103、給紙された原稿の更に送り出す送り出しローラ104と重送を防止する重送防止ローラ105とからなるローラ対、レジストローラ(対)107、原稿をプラテンガラスG上に位置づけ、また、当該場所から排出する搬送ベルト110、搬送ベルト110により送られてくる原稿を原稿排出ローラ150に向けて排出したり、原稿を反転させた後に再度前記プラテンガラスG上に送り込む原稿反転・排出部130、排出された原稿を収納する排出原稿用トレー160、外装カバー170等からなる(ADFを斜目上方から見た模式図である図2も参照)。参照符号180は複写倍率、トナー濃度、複写枚数設定等を行うための液晶タッチパネルを含む操作部である。
前記搬送ベルト110は、駆動ローラ111と従動ローラ113によって可回転に懸架・支持されている。
また、搬送ベルト110のループ内には、当該搬送ベルトを介して原稿をプラテンガラスG上に一様に押しつける機能を有する複数の押圧ローラ115が配設してある。
参照符号116は、搬送ベルト110内であって前記原稿載置台101側に設けた突き当てローラである。
前記原稿反転・排出部130と原稿排出ローラ150との間にあるのは、原稿の搬送路を選択的に切り換える通路切り換え部材135である。
前記通路切り換え部材135は、プラテンガラスG上から搬送されてくる原稿を、原稿反転・排出部130に形成されているループ状の原稿搬送路の途中から原稿排出ローラ150に向かわせたり、原稿反転・排出部130においてループを描かせて原稿の表裏を反転せしめるべく画像形成条件によって適宜に制御され、第1の位置または第2の位置に保持される。
このような構成のADF1は、図の奥側において画像形成装置本体の上部にヒンジ結合されており、プラテンガラスGの上部において開閉可能に支持されている。
これは、例えば、ブックものからの画像形成においてはADFを使用することができず、そのような場合、オペレータはADF1を押し上げて原稿をプラテンガラスG上に載置し、手で往圧しながら操作を行ったり、薄手のブック物の場合には,ADFの重量を利用して原稿を押圧して画像形成をすることが考えられ、開閉可能とした構成は、例えばこのような場合に備えたものである。
また、レジストローラを駆動するモータや搬送ベルトを駆動するモータ等、駆動伝達系を構成する部材はヒンジ結合されている側に設けられている。
以上のような構成を有するADFを処理プロセスがらみで述べるに、前記原稿載置台101上に載置された複数枚の原稿(不図示)は、給紙ローラ103により給紙され、重送防止ローラ105により1枚づつ分離された後、レジストローラ107で先端規制され、プロセス制御に従うレジストローラ107の回転開始によってプラテンガラスGに向けて送り出され、以後、搬送ベルト110の搬送作用を受けてプラテンガラスG上を滑りながら図の右方に搬送され、所定位置に位置づけられる。
プラテンガラスG上における位置付け制御は次のように行われる。
上記の原稿位置付けの直前、直後の状態が、模式図である図3、図4により示される。
即ち、駆動ローラ111の近傍に設けてある原稿検知センサ120が、搬送方向における原稿Dの後端を検知してから所定時間後に搬送ベルト110の駆動を停止させる。
このとき、原稿Dの後端は、プラテンガラスGの一方の側(原稿搬送方向に見て上流側)に設けてあるスケール板(手操作で原稿を載置する場合に使用される、原稿の載置位置表示がある突き当て部材)125を通過した所定位置にある。
直後に、前記搬送ベルト110を逆方向に回転せしめ、原稿Dの後端が前記スケール板125に当接するまで戻すことにより原稿の位置付けがなされる。
この際、突き当てローラ116は、逆方向に搬送される原稿が、前記スケール板125を乗り越えることを防止する。
所定位置におかれた原稿の読み取りは、後述する読み取り装置により行われる。
読み取り走査が終了した原稿は搬送ベルト110により原稿反転・排出部130に送られ、かつ、ループ状の原稿搬送路を搬送されることにより反転され、再度,前述の如き位置に位置付けられて読み取り装置2により読み取られた後、前記原稿反転・排出部130の搬送路途中から、既に搬送路を切り換えている切り換え部材135、および、原稿排出ローラ150を介して排出原稿用トレー160に排出される。
或いは、原稿画像が片面の場合、読み取り走査終了後、反転されることなく搬送され、そのまま原稿排出ローラ150を介して排出原稿用トレー上に排出される。
上記の如くの処理が全原稿に対して行われると、ADFおよび画像形成装置は待機状態となり、次の処理指令を待つことになる。
プラテンガラスGに対するADF上の位置規制部材、および、当該位置規制部材が当接する基準面との関係等については後述することとして、次に、ADF1以外の構成について述べる。
前記画像読み取り装置2は、前記ADFの下側に設けられており、原稿を照射するためのランプ213と原稿からの反射光を反射させる第1ミラー215とを一体化してなる第1ミラーユニット205と、第1ミラー215からの光を反射させる第2ミラー217と第3ミラー219とを略V字状に一体化してなる第2ミラーユニット207と、当該第3ミラー219からの反射光を撮像素子上に結像させる結像レンズ209、および、結像レンズ209によって結像された光像を光電変換して画像情報を得るライン状の撮像素子(以下、CCDという)211を有している。
前記第1ミラーユニット205と第2ミラーユニット207とは光路長を保ちながら左右水平方向に往復移動し、往動時にランプ213が点灯してプラテンガラスG上の原稿を読み取る。
そして、読み取られた原稿画像情報は、適宜の画像処理を施された後、一旦、図示しないメモリに蓄積されるようになっている。
前記画像読み取り装置2によって読み取られた各色毎の画像信号はメモリより順次取り出され、静電荷潜像形成手段である各露光光学系にそれぞれ電気信号として入力される。
前記画像形成部3は色分解画像に応じたトナー像を形成するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(BK)の4組の画像形成手段(以下、画像形成ユニットという)30を含む。
それぞれの画像形成ユニット30は、例えば、有機光導電体を含有させたポリカーボネイトなどの樹脂よりなる感光層をドラム状の金属基体上に設けてなる像担持体(以下、感光体ドラムという)310、スコロトロン形式からなる帯電器320、画像書き込み手段である露光光学系330、静電荷潜像を顕像化する現像装置8、転写手段340、転写後の感光体ドラム310の表面をクリーニングするブレード(クリーニング手段)を含むクリーニング装置350を主要構成要素とする。
前記現像装置8は、磁性キャリア(以下、単にキャリアという)と非磁性トナー(以下、単にトナーという)とを含む二成分現像剤を内蔵し、また、位置固定であって周方向に複数の磁極を配列せしめた磁石を内蔵する可回転、かつ、非磁性の円筒形状からなる現像剤担持体(現像スリーブ)等を有している。
なお、前記露光光学系330はレーザ光学系で構成される露光ユニットであり、また、前記転写手段340は後述する回転ベルト401を介して前記感光体ドラム310の周面一部に対向している。
上述した4組の前記画像形成ユニットの機械的構成は基本的に同じであるので、参照符号は1組みのユニットについてのみ付し、他は省略することとする。
それぞれの画像形成ユニット30は、ベルト設置部において縦方向に長く配設された、ベルトユニット4を構成するループ状の回転ベルト(以下、中間転写ベルトという)401の一平面(張設面)Aに沿って、上から、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に配列されている。
前記中間転写ベルト401と、当該中間転写ベルトを回転可能に懸架する支持ローラ405、406、407、および、バックアップローラ410等がベルトユニット4を構成し、また、前記バックアップローラ410は、中間転写ベルト401を挟んで当該バックアップローラと押圧しながら回転するように対向配置した転写ローラ510とで二次転写手段を構成している。
上記の画像形成ユニット30とベルトユニット4の構成とによる画像形成は次のようになされる。
画像形成プロセスの開始に伴って、反時計方向に回転する感光体ドラム310の表面は帯電器320により所定の極性に帯電される。
次いで、露光光学系330による第1の色信号、即ち、イエロー(Y)の画像信号に対応する露光が施され、当該(Y)の画像に対応する潜像が前記感光体ドラム310上に形成される。
前記潜像は現像装置8の現像剤による接触または非接触現像処理により反転現像されて(Y)のトナー像に変換された後、転写手段340の作用によって中間転写ベルト401上に転写される。
第1の色信号による画像形成開始から所定の時間後に順次開始される他の色信号による画像形成は上記と同様のプロセスにより、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(BK)の各画像形成ユニットによって行われ、それぞれのトナー像が前記(Y)のトナー像のある画像領域と重畳するように順次転写され、前記中間転写ベルト401上に重ね合わせのカラートナー像が形成される。
一方、転写処理終了後の前記感光体ドラム310の表面はクリーニング装置350で清掃され、新たな画像形成のための準備が整えられる。
なお、前記感光体ドラム310、あるいは、中間転写ベルト401に対する個々の画像形成プロセスの開始タイミングは、前記中間転写ベルト401の一方の側、本実施の形態においては外側であって、前記中間転写ベルトの回転方向に見て、前記転写ローラ510のある位置から1組目(イエロー)の画像形成ユニットが設けてある位置までの区間に付設したレジストセンサ413が、当該中間転写ベルト401に設けた、例えば、塗料を用いて形成した基準マークを検知した時を起点として計時を行い、所定時間経過毎に、順次、(Y)、(M)、(C)、(BK)プロセスを開始させるように構成してある。
前記レジストセンサ413による検知信号を取り込み、計時を監視するとともに、個々のプロセス等に関する制御はコンピュータを含む制御部(制御手段)Sで行う。
次に、中間転写ベルト上に形成されたカラートナー像が用紙Pに転写され、装置外に排紙されるまでの工程に絡めて、装置のその他の構成につき簡単に述べる。
前記中間転写ベルト401上における画像形成に対応した適宜のタイミングで、用紙Pが給紙部5の送り出し部501(511、521)に位置する給紙ローラ503(513、523)によって給紙され、レジストローラ551に向けて搬送される。
しかる後、前記用紙Pは、前記レジストローラ551の回転再開によって前記中間転写ベルト401上のカラートナー像領域と重畳するように再給紙され、二次転写部において前記バックアップローラ410と前記転写ローラ510とにより前記中間転写ベルトとともに押圧挟持されながらニップ部から送り出され、この間に、前記中間転写ベルト401上に担持(形成)されたカラートナー画像が前記用紙P上に転写される。
トナー像が転写された前記用紙Pは、例えば、不図示の分離爪の作用を受けながら前記中間転写ベルト401から分離され、定着装置Tに向けて搬送される。
前記定着装置Tは定着ヒータを内蔵する定着ローラT1と、当該定着ローラと圧接しながら回転する圧着ローラT2とを有し、画像を形成しているカラートナーは、両ローラによる加熱・加圧により溶融され、用紙P上に定着される。
定着装置Tによる定着処理終了後の用紙Pは、その下流に設けてある排紙ローラ603により搬送され、装置本体外に設けてある排紙トレイ上に排出される。
一方、二次転写終了後の前記中間転写ベルト401の表面はブレードからなるクリーニング手段415によってクリーニングされ、新たなトナー像を担持する準備がなされる。
図において、通路切替部材601の実線位置は定着処理後に用紙Pの上下面を反転させて排出する場合に保持される位置であり、破線位置は、上述の如く、定着装置から送り出された用紙をそのまま排出する際に保持される位置である。
例えば、用紙Pの反転排出においては、前記定着装置Tから送り出された用紙Pは前記通路切替部材601の右側の辺に沿って下方に案内され、ローラ対602によって進行方向における後端が挟持された状態とされた後の当該ローラ対602の逆回転により上昇され、前記切替部材601の左側の辺を通って前記排紙ローラ603に達し、かつ、当該排紙ローラで排出されるように規制される。
更に、前記ADU7を用いる両面コピーモードの場合の用紙Pの挙動は、反転排出の場合と同様に、片面に画像が形成された定着処理後の用紙Pを前記切替部材601の右側の辺に沿って下方に導き、進行方向における用紙Pの後端をローラ対605により挟持した状態で搬送停止せしめた後、当該ローラ対605を逆回転せしめ、ガイド板Gに沿って上昇させ、複数のローラ対701、703、705を有するADU7に導くことで用紙Pの反転を達成する。
次に図5、図6を用いて本発明に係わるADFの位置規制のための構成について説明する。
図5はADFを持ち上げてプラテンガラス上を解放した状態を示す模式図であり、図6はADFの下面を拡大して示す模式図である。
図において、既出の部材(手段)と同じものについては同一の参照符号を付してあり、説明は必要に応じて行うこととする。
図中、190はヒンジ(結合手段)で、ADF1を画像形成装置本体に対して開閉可能に支持している。
そして、閉状態からオペレータによる開動作がなされると、プラテンガラスG上には解放空間が形成され、閉動作がなされると、搬送ベルト110がプラテンガラスに対して所定の位置に規制され、当該プラテンガラスGを覆う構成を有している。
開状態においてADFを所定の角度で維持する構成を含み、基本的な構成はよく知られているので説明は割愛する。
なお、本実施の形態におけるADFの搬送ベルト110の幅(図において回転方向と直交する方向を指す)寸法は、前記プラテンガラスGの幅(プラテンガラスの幅に対応した方向を指す)寸法内にある。
また、参照符号193は画像形成装置本体の上面に設けた基準面を示し、参照符号195はADF1の枠体(本体)下部に設けた位置規制部材で、両者は、ADFの閉状態において接触する位置関係を有する。
前記基準面193は、画像形成装置本体の外装の上面であって、プラテンガラスGが配設されている領域に対しては、その外側領域に位置すべく設けてある。
また、例えば、前記外装面が装置設置の状態において水平面をなしている場合には、当該外装面を基準面とすることができ、また、外装面が水平面でない場合には、別部材を貼り付けたり、或いは、外装が樹脂からなる場合には、基準面が水平面となるように外装と一体成型により形成することができる。
なお、前記基準面は水平面であることには拘束されず、傾斜面である外装表面をそのまま使用することもでき、設計の自由度は広い。
前記基準面或いは基準面としての領域は、本実施の形態においてはプラテンガラスを挟んで、前述した幅の両側に2箇所ずつ計4箇所ある。
また、前記位置規制部材195は、当然のことながら、閉状態において前記基準面或いは基準領域上に重なる4箇所に設けてあり、ADFの枠体の下面から頂部までが所定長を有するように、ADFの枠体と一体成型で形成してある。
勿論、当該位置規制部材195は前記枠体と別部材で形成してもよく、形状や大きさ等も制限されるものではない。
また、前記位置規制部材195、基準面193の数や場所等についても、所期目的を達成できる構成である限り、本実施の形態に拘束されるものではない。
場合によっては、画像形成装置本体側に突出した位置規制部材を設けるとともに、ADF側に基準面を設けることも可能である。
上述の如く、本発明においては、プラテンガラスGに対するADFの位置を決める手段として機能する位置規制部材と基準面とをプラテンガラスGが存在しない領域に設けたので、ADFが基となってのプラテンガラスの破損についての危惧は完全に排除でき、また、ADFの開閉操作において、プラテンガラスを破損してしまうかもしれないという、視覚を介してのオペレータの精神的な苦痛を払拭でき、余計な不安を与えることがない。
本発明に係わる画像形成装置の実施の形態を示す概略図である。 ADFを斜目上方から見た模式図である。 原稿位置付けの直前の状態を示す模式図である。 原稿位置付けの直後の状態を示す模式図である。 ADFを持ち上げてプラテンガラス上を解放した状態を示す模式図である。 ADFの下面を拡大して示す模式図である。
符号の説明
1 自動原稿搬送装置(ADF)
110 搬送ベルト
125 スケール板
193 基準面(基準領域)
195 位置規制部材
2 画像読み取り部(読み取り装置)
3 画像形成部
4 ベルト設置部
5 給紙部

Claims (3)

  1. プラテンガラスに対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置を有する画像形成装置において、前記プラテンガラスが占有する領域よりも外側の領域にある前記画像形成装置の本体一部に基準面を設けるとともに、当該基準面の位置に対応した前記自動原稿搬送装置の枠体下部に、基準面と当接する位置規制部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記位置規制部材は前記自動原稿搬送装置の枠体と一体成型により形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. プラテンガラスに対して開閉可能に設けられた自動原稿搬送装置を有する画像形成装置において、前記プラテンガラスが占有する領域よりも外側の領域にある前記画像形成装置の本体一部に位置規制部材を設けるとともに、当該位置規制部材と当接する基準面を、前記自動原稿搬送装置の枠体下部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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