JP2005274634A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着器において端部の異常高温を防止しつつ幅小の記録紙と幅大の記録紙に応じてより精度の高い温度制御を可能とした画像形成装置を提供する。
【解決手段】 プリンタは、定着器と、定着器の温度を検出する温度センサ30と、温度センサ30の検出温度に基づいて定着器の温度を制御するプリンタコントローラ12とを備える。温度センサ30は、定着器の軸方向中央部の温度センサ31と、定着器の軸方向端部の温度センサ32とからなる。プリンタコントローラ12は、幅小の記録紙に印字する場合、温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の温度を制御するとともに、温度センサ32又は温度センサ31,32の検出温度に基づいて定着器の異常昇温を監視し、異常昇温の発生を検出すると定着器端部の温度を低下させる動作を実行し、幅大の記録紙に印字する場合、両温度センサ31,32の検出温度に基づいて定着器の温度を制御する。【選択図】 図2

Description

この発明は、ファクシミリ装置、複写機、或いはファクシミリ機能と複写機能を併有する複合機などの画像形成装置に関する。
そのような画像形成装置は、一般に記録紙に印字する手段としてプリンタを備え、このプリンタは、記録紙に転写された画像を定着させる定着器(通常は加熱ローラと加圧ローラで構成されるもの)と、定着器の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検出された定着器の温度に基づいて定着器の温度を制御する制御部とを有する。
例えば、定着機において、定着ローラの軸方向中心部と軸端部の2箇所に温度センサを設け、軸中央部と軸端部の温度差が所定値以上の差になると、定着ローラ(加熱ローラ)、加圧ローラを空転させることで、温度差を小さくして高品質の画像を得るようにした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1記載の技術では、待機モード中に軸中央部の温度センサで定着ローラの中央部の温度を検出し、中央部が所定温度となるように加熱制御されるが、このとき定着ローラの表面温度に軸方向及び周方向の温度むらが発生することを解消するため、軸中央部と軸端部の温度センサの検出温度差を常時監視し、温度差が所定値以上になると、定着ローラと加圧ローラを空転させ、定着ローラの周方向の温度分布を均一にするとともに、軸方向端部の温度分布も均一にするようにしている。
特開2003−98899号公報
ところで、画像を印字する記録紙には、A3,A4,B4,B5などの幅の異なる様々な種類があり、加熱ローラの中央部及び中央部付近は、幅小や幅大に関係なくいずれの記録紙も接触することになるが、加熱ローラの両端部は、幅大の記録紙は接触するが、幅小の記録紙は接触しない。このため、幅小の記録紙に印字する場合、特に幅小の記録紙に連続して印字する場合、加熱ローラの中央部は記録紙によって熱が奪われるのに対し、端部は蓄熱状態で高温になり、中央部と端部で大きな温度差が発生する。端部の高温の程度が酷い場合は、加熱ローラの端部が熱により変形することも有り得る。
上記特許文献1記載の技術では、定着ローラの軸中央部と軸端部の温度差が所定値以上になると、定着ローラと加圧ローラを空転させているので、そのような問題点は起こらないが、幅小の記録紙や幅大の記録紙のいずれに対しても同じ温度制御を行っているため、温度制御に無駄が生じる場合がある。例えば、幅小の記録紙に印字する場合、定着ローラの軸中央部と軸端部との温度差が所定値以上であっても、軸端部の温度が何ら支障のない許容範囲であり、しかも軸中央部の温度分布がほぼ均一であるとき、本来なら軸中央部で幅小の記録紙に印字することが可能であるにもかかわらず、定着ローラと加圧ローラの空転が行われるため、その間は印字ができず、無駄な時間が費やされるといった不具合が新たに生ずる。
この発明は、そのような問題点に着目してなされたもので、定着器において端部の異常高温を防止しつつ幅小の記録紙と幅大の記録紙に応じてより精度の高い温度制御を可能とした画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、記録紙に印字する手段を備え、この手段は、記録紙に転写された画像を定着させる定着器と、定着器の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検出された定着器の温度に基づいて定着器の温度を制御する制御部とを有するものにおいて、温度センサは、定着器の軸方向のほぼ中央部に設けられた温度センサと、定着器の軸方向の両端部の少なくとも一方に設けられた温度センサとからなり、制御部は、幅小の記録紙に印字する場合、中央部の温度センサの検出温度に基づいて定着器の温度を制御するとともに、端部の温度センサ又は端部の温度センサと中央部の温度センサの検出温度に基づいて定着器の異常昇温を監視し、異常昇温の発生を検出すると定着器の端部の温度を低下させる動作を実行し、幅大の記録紙に印字する場合、中央部の温度センサの検出温度と端部の温度センサの検出温度とに基づいて定着器の温度を制御することを特徴とする。
本発明においては、幅小の記録紙に印字する場合、異常昇温の発生を検出すると、定着器端部の温度を低下させる動作を実行するが、ここでの異常昇温の発生を検出するとは、以下の実施形態でも説明するように、端部の温度センサのみの検出温度に基づく場合と、端部の温度センサと中央部の温度センサの検出温度に基づく場合がある。
この画像形成装置において、定着器端部の温度を低下させる動作は、例えば連続印字での記録紙間隔(給紙の間隔)を大きくすることや、印字を一時中断することである。
また、制御部は、中央部の温度センサの検出温度と端部の温度センサの検出温度との差が所定値以下になると、定着器端部の温度を低下させる動作の実行を停止することが好適である。
なお、本発明において、幅小の記録紙とは、定着器の軸方向の両端部に接触しない狭い幅の記録紙のことであり、幅大の記録紙とは、定着器の軸方向の両端部に接触する広い幅の記録紙のことである。幅小及び幅大の記録紙は、いずれも定着器の軸方向の中央部及び中央部付近には接触する。
本発明によれば、定着器において端部の異常高温を防止しつつ幅小の記録紙と幅大の記録紙に応じてより精度の高い温度制御が可能となる。
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
その実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例のブロック図を図1(一部)及び図2(残部)に示す。この画像形成装置は、ファクシミリ機能とコピー機能とを併有する複合機として構成したもので、図1において、MPU(主制御部)1と、NCU(網制御回路:Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ(DRAM)6と、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder )7と、操作部8と、スキャナ9と、LAN I/F(ローカルエリアネットワーク インターフェース)10と、表示部11と、制御部としてのプリンタコントローラ12とを備え、これら各部がバス35で接続されている。また、この装置は、記録紙に印字する手段として、図2に示すように構成された電子写真方式のプリンタを備える。
MPU1は、この装置を構成する各部を制御する。NCU2は、電話回線網(PSTN)36との接続を制御すると共に、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、v.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ROM4は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。画像メモリ6は、受信画像データやスキャナ9で読み取った画像データを一時的に記憶する。CODEC7は、読み取った画像データを送信するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを復号(デコード)する。操作部8は、テンキー、ワンタッチキー、スタートキー、その他のキーで構成され、ユーザがFAX送信・受信、プリント等の指示をするためのものである。
スキャナ9は、FAX送信するときに原稿の画像データを読み取る。LAN I/F10は、パーソナルコンピュータ(PC)からのプリント指令、データを受けて、後述のプリンタコントローラ12に送る。表示部11は、この装置の動作状態等の各種情報、操作部8により入力した情報等を表示する。この表示部11としては、例えば液晶表示装置(LCD)が用いられる。
この装置のプリンタは、図2において、プリンタ各部を制御するプリンタコントローラ12を備える。プリンタコントローラ12は、幅小の記録紙に印字する場合、後記中央部の温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の温度を制御するとともに、端部の温度センサ32又は端部の温度センサ32と中央部の温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の異常昇温を監視し、異常昇温の発生を検出すると定着器の端部の温度を低下させる動作を実行し、幅大の記録紙に印字する場合、中央部の温度センサ31の検出温度と端部の温度センサ32の検出温度とに基づいて定着器の温度を制御する。また、プリンタコントローラ12は、中央部の温度センサ31の検出温度と端部の温度センサ32の検出温度との差が所定値以下になると、定着器の端部の温度を低下させる動作の実行を停止する。
プリンタ内部には、感光体として外周面に光導電膜を有する感光ドラム13が配置され、感光ドラム13はモータ41により回転される。この感光ドラム13の周囲には、帯電器としてスコロトロンチャージャー14が配置され、このスコロトロンチャージャー14には帯電バイアス印加回路15により所定のバイアス電圧が印加される。バイアス電圧が印加されたスコロトロンチャージャー14は、感光ドラム13の外周面を約+800Vに一様に帯電させる。感光ドラム13の周囲に配置された露光器としてのLEDプリントヘッド16は、多数のLEDを並設してなり、入力された画像情報に基づき感光ドラム13の外周面に光を照射し、外周面に画像情報に対応する静電潜像を形成する。
更に、感光ドラム13の周囲に配置された現像器は、供給ローラ17、現像ローラ18、ブレード19及び現像器バイアス印加回路20等により構成される。供給ローラ17は、トナーを収容するトナーケース(図示せず)からトナーを帯電させつつ現像ローラ18に供給するもので、この供給ローラ17には現像器バイアス印加回路20により所定のバイアス電圧(通常−500V)が印加される。この供給ローラ17と感光ドラム13に接触して配置された現像ローラ18には、現像器バイアス印加回路20により所定のバイアス電圧(通常−300V)が印加される。
ブレード19は、現像ローラ18の外周面に弾性的に接触し、現像ローラ18の外周面に付着したトナーの層厚を均一にするもので、このブレード19には現像器バイアス印加回路20により所定のバイアス電圧(通常−400V)が印加される。
更に感光ドラム13の周囲に配置された転写器としての転写ローラ21は、記録紙搬送経路を挟んで感光ドラム13の外周面と接触するように配置され、モータ41により回転される。この転写ローラ21には転写バイアス印加回路22により所定のバイアス電圧が印加される。
記録紙搬送経路の記録紙送り出し側に配置された定着器は、ヒータ23a(図3参照)を有する加熱ローラ23、ヒータ駆動回路24及びプレスローラ25等で構成される。加熱ローラ23のヒータ23aはヒータ駆動回路24により、加熱ローラ23の外周面が所定の温度となるよう加熱する。加熱ローラ23とプレスローラ25は、転写ローラ21による転写後の記録紙を加熱圧接することにより、記録紙上のトナー画像を定着させる。
その定着器の温度を検出する温度センサ30が定着器の加熱ローラ23に近接して設けられ、温度センサ30の検出温度はプリンタコントローラ12に取り込まれる。温度センサ30は、図3に概略拡大斜視図で示すように、加熱ローラ23の軸方向の中央部に近接して配置された温度センサ31と、同軸方向の端部に近接して配置された温度センサ32とからなる(図1も参照)。但し図3では、温度センサ31,32は、加熱ローラ23に近接して配置されているが、加熱ローラ23の表面に直接取付けられてもよいし、加熱ローラ23の内部に設けられてもよい。
また、この装置では、感光ドラム13の周囲のスコロトロンチャージャー14と転写ローラ21との間に、感光ドラム13の表面に付着した紙粉を除去する紙粉取りローラ26が配置されている。
給紙側には、給紙カセット(図示せず)にセットされた記録紙を1枚ずつ取り出すための給紙機構が設けられている。この給紙機構では、給紙ローラ40とモータ41がクラッチ42を介して連結され、給紙カセットから記録紙を取り出すときは、クラッチ42により給紙ローラ40がモータ41に接続され、給紙ローラ40が回転することで、給紙カセットの記録紙が1枚ずつ取り出される。
上記のように構成された画像形成装置の動作を概説すると、帯電ブラシ14により感光ドラム13が約+800Vに一様に帯電され、その感光ドラム13にLEDプリントヘッド16により画像情報に対応する静電潜像が形成され、現像ローラ18により感光ドラム13上の静電潜像にトナーが吸着されて、感光ドラム13上にトナー画像が形成される。そして、転写ローラ21により感光ドラム13上のトナー画像が記録紙に転写される。転写後は、加熱ローラ23とプレスローラ25により記録紙が加熱・加圧され、記録紙にトナー画像が定着される。紙粉は、−に帯電しており、感光ドラム13の+電流に吸引され、感光ドラム13に付着する。付着した紙粉は、感光ドラム13の回転により、紙粉取りローラ26によって除去される。
次に、この画像形成装置において、幅小(短い幅)の記録紙に対する印字動作について図4のフロー図を参照して説明する。
まずステップST1において、1頁目の幅小の記録紙の印字を行うのと併行して、ステップST2において、中央部の温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の温度を制御する。続いて、ステップST3において、1ジョブが終了したか判定する。この1ジョブとは、1枚のプリント、複数枚或いは多数枚のプリントを含む。1ジョブが終了したら、当該印字処理を終了する。
まだ1ジョブが終了していないなら、ステップST4において、定着器の端部の温度センサ32の検出温度が第1許容温度内であるか判定し、第1許容温度外であるとき、すなわち定着器端部の温度が異常高温であるときは、ステップST7において、印字を一旦停止する。この印字の停止期間は周囲環境温度などにより適宜設定すればよい。その後、ステップST4に戻り、再び端部の温度センサ32の検出温度が第1許容温度内であるか判定し、温度センサ32の検出温度が第1許容温度内に収まるまで、ステップST4,ST7の繰り返しにより印字を停止する。
端部の温度センサ32の検出温度が第1許容温度内であると、次にステップST5において、端部の温度センサ32の検出温度が第2許容温度内であるか判定する。この第2許容温度内は第1許容温度内に含まれ、第1許容温度よりも狭い範囲である。温度センサ32の検出温度が第2許容温度内であるときは、印字に何の支障もないので、ステップST1及びステップST2に戻り、次の1頁のプリントを実行するのと併行して、中央部の温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の温度を制御する。
これに対して、端部の温度センサ32の検出温度が第2許容温度外であるとき、すなわち第1許容温度内ではあるが第2許容温度内ではないときは、ステップST6において、印字を一旦停止するほどのこともないが、定着器端部の温度を下げるために記録紙間隔(給紙カセットから記録紙を1枚ずつ取り出す間隔)を大きくする。この紙間隔拡大の期間も適宜設定すればよい。その後、ステップST1及びステップST2に戻り、次の1頁のプリントを実行するのと併行して、中央部の温度センサ31の検出温度に基づいて定着器の温度を制御する。
本実施形態では、幅小の記録紙に印字する場合、各頁間で端部の異常昇温が発生しているか否かの判断(図4のステップST4,ST5)を行う。すなわち、1頁の印字終了後、新たな頁の印字を行う直前毎に、端部の異常昇温が発生しているか否かの判断を行う。
一方、幅大(長い幅)の記録紙に対する印字動作について図5のフロー図を参照して説明する。
この場合は、ステップST11において、1頁目の幅大の記録紙の印字を行うのと併行して、ステップST12において、中央部の温度センサ31の検出温度(平均値)と端部の温度センサ32の検出温度(平均値)とに基づいて定着器の温度を制御する。続いて、ステップST13において、1ジョブが終了したか判定する。1ジョブが終了したら、当該印字処理を終了する。まだ1ジョブが終了していないなら、ステップST11及びステップST12に戻り、1頁の記録紙の印字と両温度センサ31,32の検出温度(平均値)に基づく定着器の温度制御を続ける。
このような印字動作により、定着器において端部の異常高温を防止しつつ幅小の記録紙と幅大の記録紙に応じてより精度の高い温度制御が可能となる。
なお、図4のフロー図では、端部の温度センサ32の検出温度に基づいて印字の停止又は紙間隔拡大の処理を実行しているが、中央部の温度センサ31の検出温度と端部の温度センサ32の検出温度との差に基づいてそれらの処理を実行してもよい。すなわち、この場合、ステップST4においては、両温度センサ31,32の検出温度差が第1許容温度差であるか判定し、ステップST5においては、両温度センサ31,32の検出温度差が第2許容温度差であるか判定すればよい。
ここでの第1許容温度差は、定着器端部の温度が異常昇温であり、定着器中央部と定着器端部とで温度差が大きくなった場合であり、印字を一旦停止することで対処する。第2許容温度差は、第1許容温度差よりも小さい値であり、印字を一旦停止することもないが、定着器端部の温度を下げる必要がある場合であり、記録紙間隔を大きくすることで対処する。
また、定着器端部の温度を低下させる動作を実行した後、その動作の実行を停止(解除)する条件を、端部の温度センサによる検出温度が所定値より低下したことにすることもできる。すなわち、端部の温度センサのみに基づいて、定着器端部の温度を低下させる動作を停止するか否かを判断することもできる。
また、上記実施形態では、定着器の軸方向の一端部のみに温度センサ32を設けてあるが、両端部にそれぞれ温度センサ32を設けてもよい。この場合は、より一層の高精度の温度制御が可能となる。
実施形態に係る画像形成装置(ファクシミリ機能とコピー機能を併有する複合機)の構成例を示すブロック図(一部)である。 図1とともに、同画像形成装置の構成例を示すブロック図(残部)である。 同画像形成装置のプリンタにおける定着器の概略拡大斜視図である。 同画像形成装置における幅小(短い幅)の記録紙に対する印字動作を説明するフロー図である。 同画像形成装置における幅大(長い幅)の記録紙に対する印字動作を説明するフロー図である。
符号の説明
1 MPU
12 プリンタコントローラ(制御部)
13 感光ドラム
21 転写ローラ
23 加熱ローラ(定着器)
23a ヒータ
25 プレスローラ(定着器)
30 温度センサ
31 中央部の温度センサ
32 端部の温度センサ

Claims (4)

  1. 記録紙に印字する手段を備え、この手段は、記録紙に転写された画像を定着させる定着器と、定着器の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検出された定着器の温度に基づいて定着器の温度を制御する制御部とを有する画像形成装置において、
    温度センサは、定着器の軸方向のほぼ中央部に設けられた温度センサと、定着器の軸方向の両端部の少なくとも一方に設けられた温度センサとからなり、制御部は、幅小の記録紙に印字する場合、中央部の温度センサの検出温度に基づいて定着器の温度を制御するとともに、端部の温度センサ又は端部の温度センサと中央部の温度センサの検出温度に基づいて定着器の異常昇温を監視し、異常昇温の発生を検出すると定着器の端部の温度を低下させる動作を実行し、幅大の記録紙に印字する場合、中央部の温度センサの検出温度と端部の温度センサの検出温度とに基づいて定着器の温度を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 定着器端部の温度を低下させる動作は、連続印字での記録紙間隔を大きくすることであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 定着器端部の温度を低下させる動作は、印字を一時中断することであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 制御部は、中央部の温度センサの検出温度と端部の温度センサの検出温度との差が所定値以下になると、定着器端部の温度を低下させる動作の実行を停止することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の画像形成装置。
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