JP2005274508A - 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法 - Google Patents

外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005274508A
JP2005274508A JP2004091596A JP2004091596A JP2005274508A JP 2005274508 A JP2005274508 A JP 2005274508A JP 2004091596 A JP2004091596 A JP 2004091596A JP 2004091596 A JP2004091596 A JP 2004091596A JP 2005274508 A JP2005274508 A JP 2005274508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
resistance
voltage
annular coil
corrosion state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004091596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Furukawa
泰成 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2004091596A priority Critical patent/JP2005274508A/ja
Publication of JP2005274508A publication Critical patent/JP2005274508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

【課題】 塗覆装管のようにそのままの状態では電極を取り付けることができない配管について腐食状態診断方法を実施すること、すなわち、配管の塗覆装を剥がしたりする必要がなく、簡便に配管の腐食状態を診断することを可能にする外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法を提供すること。
【解決手段】 環状コア6に導線7を巻回して形成され、導電性の配管8を外囲可能な環状コイル1と、環状コイル1に電力を供給し、電磁誘導により配管8に対して配管電位差を印加する電源手段2と、環状コイル1の環内に挿入した配管8とは異なる導電体3と、導電体3に並列接続した抵抗部4と、抵抗部4にかかる抵抗電圧を測定する電圧測定手段5とを備えた外磁コイルユニット。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物に取り付けられた配管の地下埋設部分における腐食状態を診断するために使用する外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法に関する。
現在、地中には水やガスなどのユーティリティを消費者が生活する建物内へ供給するための様々な種類の配管が埋設されている。このような配管は、道路の下などに埋設された本支管(外管)を介して各建物の敷地内へ内管として引き込まれ、建物内部へ至る。そのような配管において腐食が発生した場合、その腐食部分から水漏れやガス漏れといった問題が発生するため、そのような問題を避けるために様々な防食方法が行われており、また配管の腐食の有無を検査する方法も提案されている。但し、配管が道路の下などの地中に埋設されている場合、建物の地下の地中に埋設されている場合、建物内部のコンクリート中及び建物の地下に埋設されている場合等には、配管を掘り出すこと無しに配管の腐食の有無を検査することが要求される。
ここで、埋設されている配管には、ポリエチレン管のように腐食が発生しない配管や、金属管の表面にプラスチックライニングを施した配管など様々な配管があるため、すべての種類の配管に対して同じ腐食検査方法を適用することはできない。
そこで従来では、例えば、プラスチックライニング管のような塗覆装が施された配管については、誘導コイルを用いて塗覆装管の周囲を取り囲む磁界を形成することによって配管に電位差を付与し、塗覆装管から発生する環状の磁界を検出コイルにより測定する方法が行われていた。
この方法では、誘導コイルおよび検出コイルが共に配管の立ち上がり部分に取り付けられる。電磁誘導により誘導コイルに磁界を発生させると、この立ち上がり部より下流側において配管が建物の鉄筋等と接触し、上流側の配管埋設部に被覆損傷がある場合、配管、鉄筋、および土壌との間に電流が流れてループが形成され、配管埋設部においてマクロセル腐食が発生する。このとき、検出コイルは、配管に流れる電流によって生じた磁界を検出し、配管がマクロセル腐食状態にあると判断する。
上記の従来の腐食検査方法では、誘導コイルによって形成した環状の磁界により配管に生じた電位差を測定するために、配管に電極を取り付ける必要があった。ところが、配管に塗覆装が施されている場合、その塗覆装を剥がすことができないと電極を取り付けることができない。また、たとえ塗覆装を剥がすことができたとしても、塗覆装を剥がしてそこに電極を取り付ける作業は非常に手間がかかるため効率的ではない。さらに、塗覆装を剥がして検査をした後は、配管に再度塗覆装を施さなければならず、このためのコストがかかる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、塗覆装管のようにそのままの状態では電極を取り付けることができない配管について腐食状態診断方法を実施すること、すなわち、配管の塗覆装を剥がしたりする必要がなく、簡便に配管の腐食状態を診断することを可能にする外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法を提供する点にある。
本発明に係る外磁コイルユニットの特徴構成は、環状コアに導線を巻回して形成され、導電性の配管を外囲可能な環状コイルと、前記環状コイルに電力を供給し、電磁誘導により前記配管に対して配管電位差を印加する電源手段と、前記環状コイルの環内に挿入した前記配管とは異なる導電体と、前記導電体に並列接続した抵抗部と、前記抵抗部にかかる抵抗電圧を測定する電圧測定手段とを備えた点にある。
本構成の外磁コイルユニットであれば、電圧測定手段によって、環状コイルの環内に挿入した前記配管とは異なる導電体に並列接続した抵抗部にかかる抵抗電圧を測定することにより、配管にかかる電位差を測定することができる。すなわち、環状コイルの環内に挿入した配管とは異なる導電体を模擬配管としており、配管に電極等を直接取り付けていないので、本構成の外磁コイルユニットを用いれば、配管に塗覆装が施されていてもその塗覆装を剥がすことなく簡便に配管にかかる電圧を測定し、その結果から配管の地下埋設部分の腐食状態を診断することが可能となる。
また、本発明に係る配管腐食状態診断方法の特徴構成は、建物内から地下に渡って配設される導電性の配管に配管電位差を付与して前記配管の地下埋設部分における配管側接地抵抗値を測定し、前記配管の地下埋設部分が腐食状態にあるか否かを判定する配管腐食状態診断方法であって、前記配管に設けた配管電流測定手段で測定した配管電流値と、上記の外磁コイルユニットの電圧測定手段で測定した前記抵抗電圧とから、前記配管側接地抵抗値を測定する点にある。
本構成の配管腐食状態診断方法であれば、配管の地下埋設部分における配管側接地抵抗値を測定するにあたり、配管とは異なる導電体を環状コイルの環内に挿入した外磁コイルユニットを使用しているので、配管に電極等を直接取り付けたり、配管の塗覆装を剥がしたりすることなく、配管の地下埋設部分が腐食状態にあるか否かの判定を簡便に行うことができる。
本発明の配管腐食状態診断方法では、前記環状コイルの電磁誘導によって前記抵抗部に発生する抵抗電圧をV、前記導線の巻回数をn、前記環状コイルの環内断面積をS、前記環状コイルの環内磁束密度をB、kを定数、前記抵抗部の抵抗値をRとしたとき、R≧k・V/(nSB)となる条件を満たすように、前記抵抗値Rを決定することも可能である。
本構成の配管腐食状態診断方法であれば、環状コイルの環内に挿入した配管とは異なる導電体に並列接続した抵抗部の抵抗値Rが、R≧k・V/(nSB)となる条件を満たすことにより、配管の腐食状態をより正確且つ簡便に診断することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施の形態および図面に記載される構成に限定されるものではない。
図1は、配管の腐食状態を診断する方法に用いる本発明の外磁コイルユニット100の構成を示す概略図である。外磁コイルユニット100は、環状コイル1、電源手段2、導電体3、抵抗部4、電圧測定手段5を備えている。以下、外磁コイルユニット100の各構成要素について詳しく説明する。
環状コイル1は、例えば、鉄などの金属材料からなる環状コア6に導線7を巻回して形成されている。環状コア6に対する導線7の巻回数は、設計に応じて任意に変更することが可能である。また、環状コイル1は、検査対象である導電性の配管8を外囲可能に形成されている。なお、「導電性」とは、配管8自身が導電性であることを意味する。従って、塩化ビニル配管等は導電性の配管ではないが、金属製の配管に絶縁性の塗覆装が施されている場合は導電性の配管を意味する。
環状コイル1の具体例としては、図2(a)に示すように、環状コイル1の一部を切欠いて、この切欠き部分から配管8を出し入れ可能にした構成や、図2(b)に示すように、環状コイル1を開閉可能にして、配管8を受け入れる構成が挙げられる。また、図1および図2では、方形の環状コア6が示されているが、このような形状に限定されるものではなく、円形の環状コアを有する環状コイルを使用することも勿論可能である。
電源手段2は、環状コイル1に電力を供給している。そして、環状コイル1に電磁誘導を引き起こし、これにより配管8に対して配管電位差を印加することができる。電源手段2は、例えば、周波数が1kHzの交流電源を用いることができる。
導電体3は、配管8とは異なるものであって、環状コイル1の環内に挿入されて配管8の代用となる模擬配管として機能することができる。導電体3は、図1のような棒状の導電体であってもよいし、電気回路の一部を成すように環状にした導電体であってもよい。
抵抗部4は、導電体3に並列接続されている。この抵抗部4は、環状コイル1の電磁誘導による誘導対象となるものであり、模擬配管としての導電体3の両端の電位差がこの抵抗部4にかかる電圧として測定される。
電圧測定手段5は、抵抗部4にかかる抵抗電圧を測定することができるように、抵抗部4に対して並列に接続されている。電圧測定手段5は、公知の電圧計を使用することができる。
本発明の外磁コイル100は以上のような構成であるが、環状コイル1を通る磁束が飽和状態であれば、環状コイル1に付加された一次電圧に関係なく導電体3にかかる二次電圧が決定される。ここで磁束の飽和状態が達成される条件(すなわち、抵抗部4の最適な抵抗値)について検討する。
まず、環状コイル1および電源手段2から構成される回路を一次側回路とし、導電体3、抵抗部4、および電圧測定手段5から構成される回路を二次側回路とする。導電体3に電流Iを流すために電源手段2によって一次側回路にかけられる電圧をVsin(ωt)(最大電圧はVとなる)、環状コイル1における導線7の巻回数をn、環状コイル1の環内における磁束密度をB、環状コイル1の環内における断面積をS、電源手段2の周波数をωとした場合、一次側回路の電圧と二次側回路の電圧とがn:1の電圧トランスとして作用するためには、下記の飽和の式(1)を満たす必要がある。
1/2≦nSBω (1)
また、電流Iの変化割合に対する電圧Vの相互インダクタンスをMとすると、
=−M・dI/dt (2)
が成立する。ここで、(1)および(2)から、
−21/2M・dI/dt≦nSBω (3)
が得られる。二次側回路の抵抗値(すなわち、抵抗部4の抵抗値)をRとし、二次側回路における加電圧(すなわち、抵抗部4にかかる抵抗電圧)をVsin(ωt)(最大電圧はVとなる)とすると、
−21/2M・Vωcos(ωt)/R≦nSBω (4)
となる。従って、(4)より、
−21/2M・V/(nSB)≦R (5)
が得られる。ここで、−21/2M=k(比例定数)とすると、二次側回路の抵抗値(抵抗部4の抵抗値)をRは、最終的に、
k・V/(nSB)≦R (6)
の関係式を満たす必要がある。
式(6)の条件を満たせば、一次側回路の誘起電圧Vに関係なく、配管8の地下埋設部分に腐食が発生しているか否かの判定が可能となる。
このようにして本発明を用いると、二次側回路の抵抗値(抵抗部4の抵抗値)Rが、R≧k・V/(nSB)となる条件を満たすことにより、配管の腐食状態をより正確且つ簡便に診断することが可能となる。
(実施例1)
次に、実施例1として、上記関係式(6)を本発明に適用し、二次側回路の抵抗値Rと一次側回路および二次側回路の電圧値V,Vとの関係を測定し、図3のグラフに示した。本実施例では、一次側回路における誘起電圧Vを3000mVの一定電圧とし、抵抗部4の抵抗値を0.1Ωから10kΩまで変化させて、二次側回路における加電圧(抵抗部4にかかる抵抗電圧)Vを測定した。
その結果、上記条件においては、抵抗部4の抵抗値が10Ω以上であれば、二次側回路における加電圧(抵抗部4にかかる抵抗電圧)Vは100mVで略一定であった。このように、抵抗部4の抵抗値を10Ω以上とすることが、二次側回路における加電圧(抵抗部4にかかる抵抗電圧)Vを測定するための1つの条件となる。言い換えると、抵抗部4の抵抗値が10Ω以上であれば、一次側回路の誘起電圧Vに関係なく、配管8の地下埋設部分に腐食が発生しているか否かの判定が可能となる。
(実施例2)
次に、実施例2として、図4のように一つの一次側回路Aに対して二つの二次側回路B,B’を設け、各二次側回路B,B’の抵抗の抵抗値を10Ω〜10kΩで変化させ、それぞれの回路にかかる電圧を測定した。なお、この実施例2では、例えば、二次側回路Bを配管と想定し、二次側回路B’を模擬配管である導電体と想定している。測定結果を以下の表1に示す。
Figure 2005274508
二つの二次側回路B,B’において、10Ω〜10kΩの抵抗の組み合わせを変えて電圧の測定を行ったところ、各二次側回路B,B’に加わる電圧はいずれの組み合わせにおいてもそれぞれ101mV、100mVであり、略同じ電圧値であることが確認された。このように、本発明によれば、模擬配管となる二次側回路の電圧測定結果を実際の測定対象の配管にかかる電圧とみなすことができる。従って、仮に測定対象の配管に塗覆装が施されていて電極等を直接取り付けることができない状況であっても、本発明の外磁コイルユニットを用いれば、塗覆装を剥がすことなく簡便に配管にかかる電圧を測定し、その結果から配管の地下埋設部分の腐食状態を診断することが可能となる。
次に、本発明の外磁コイルユニット100を使用した配管腐食診断方法について説明する。図5は、外磁コイルユニット100を建物の配管8に設置した状態を示す模式図である。本発明の配管腐食診断方法は、建物内から地下に渡って配設される導電性の配管8に配管電位差を付与して配管8の地下埋設部分8bにおける配管側接地抵抗値を測定し、この測定結果から配管8の地下埋設部分8bが腐食状態にあるか否かを判定するものである。この腐食状態の判定を行うための配管側接地抵抗値は、配管8に設けた配管電流測定手段10で測定した配管電流値と、外磁コイルユニット100の電圧測定手段5で測定した抵抗電圧とから求めることができる。そして、この配管側接地抵抗値に基づいて、例えばコンピュータ等の判定手段11が配管8の地下埋設部分8bの腐食状態を診断することができる。判定手段11が行う配管の腐食状態の診断ロジックの一例を次に示す。
(ステップ1)
まず、判定手段11が、測定された配管側接地抵抗値と自身が格納している配管側接地抵抗閾値とを比較し、配管側接地抵抗値が配管側接地抵抗閾値よりも大きい場合、配管8の地下埋設部分8bは絶縁されていると判定し、よって配管8の地下埋設部分8bにおける腐食(マクロセル腐食)はないと診断する。
一方、配管側接地抵抗値が配管側接地抵抗閾値よりも小さい場合、配管8の地下埋設部分8bは絶縁されていないと判定し、さらに詳細な次のステップ2の診断を行う。
(ステップ2)
次に、配管側接地抵抗値と判定手段11が格納している第2配管側接地抵抗閾値とを比較し、配管側接地抵抗値が第2配管側接地抵抗閾値よりも大きい場合、配管8の地下埋設部分8bの腐食速度は大きいと診断する。
一方、配管側接地抵抗値が第2配管側接地抵抗閾値よりも小さい場合、配管8の地下埋設部分8bの腐食速度は小さいと診断する。
以上のように、本発明の配管腐食診断方法では、配管8に設けた配管電流測定手段10で測定した配管電流値と、外磁コイルユニット100の電圧測定手段5で測定した抵抗電圧とから求めた配管側接地抵抗値を、判定手段11に格納されている配管側接地抵抗閾値および第2配管側接地抵抗閾値と比較することによって、配管8の地下埋設部分8bが腐食状態にあるか否かの判定を簡便に行うことができる。また、本発明では配管8の代わりとなる模擬配管として導電体3を使用しているので、配管8の塗覆装を剥がして電極を直接取り付けたりする必要もなくなり、コスト面においても有利である。
配管の腐食状態を診断する方法に用いる本発明の外磁コイルユニットの構成を示す概略図 環状コイルの具体例を示す図 二次側回路の抵抗値と一次側回路および二次側回路の電圧値との関係を示すグラフ 一つの一次側回路に対して二つの二次側回路を設けた外磁コイルユニットを示す概略図 外磁コイルユニットを建物の配管に設置した状態を示す模式図
符号の説明
1 環状コイル
2 電源手段
3 導電体
4 抵抗部
5 電圧測定手段

Claims (3)

  1. 環状コアに導線を巻回して形成され、導電性の配管を外囲可能な環状コイルと、
    前記環状コイルに電力を供給し、電磁誘導により前記配管に対して配管電位差を印加する電源手段と、
    前記環状コイルの環内に挿入した前記配管とは異なる導電体と、
    前記導電体に並列接続した抵抗部と、
    前記抵抗部にかかる抵抗電圧を測定する電圧測定手段と
    を備えた外磁コイルユニット。
  2. 建物内から地下に渡って配設される導電性の配管に配管電位差を付与して前記配管の地下埋設部分における配管側接地抵抗値を測定し、前記配管の地下埋設部分が腐食状態にあるか否かを判定する配管腐食状態診断方法であって、
    前記配管に設けた配管電流測定手段で測定した配管電流値と、請求項1に記載の外磁コイルユニットの電圧測定手段で測定した前記抵抗電圧とから、前記配管側接地抵抗値を測定する配管腐食状態診断方法。
  3. 前記環状コイルの電磁誘導によって前記抵抗部に発生する抵抗電圧をV、前記導線の巻回数をn、前記環状コイルの環内断面積をS、前記環状コイルの環内磁束密度をB、kを定数、前記抵抗部の抵抗値をRとしたとき、
    R≧k・V/(nSB)
    となる条件を満たすように、前記抵抗値Rを決定する請求項2に記載の配管腐食状態診断方法。
JP2004091596A 2004-03-26 2004-03-26 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法 Pending JP2005274508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091596A JP2005274508A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091596A JP2005274508A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005274508A true JP2005274508A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35174324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004091596A Pending JP2005274508A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005274508A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278946A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Nippon Steel Engineering Co Ltd 埋設金属管の被覆損傷位置検出方法および埋設金属管の被覆損傷位置検出装置
CN108469514A (zh) * 2018-06-07 2018-08-31 青岛理工大学 一种混凝土内钢筋锈蚀行为的监测设备及其方法
KR20190069350A (ko) * 2019-05-07 2019-06-19 박영서 볼트 결합 부위 이상 진단 시스템
CN111678976A (zh) * 2020-06-22 2020-09-18 胡舟逸 一种电磁无损质量检测方法及其检测电路和系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278946A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Nippon Steel Engineering Co Ltd 埋設金属管の被覆損傷位置検出方法および埋設金属管の被覆損傷位置検出装置
CN108469514A (zh) * 2018-06-07 2018-08-31 青岛理工大学 一种混凝土内钢筋锈蚀行为的监测设备及其方法
KR20190069350A (ko) * 2019-05-07 2019-06-19 박영서 볼트 결합 부위 이상 진단 시스템
KR102003947B1 (ko) 2019-05-07 2019-07-25 박영서 볼트 결합 부위 이상 진단 시스템
CN111678976A (zh) * 2020-06-22 2020-09-18 胡舟逸 一种电磁无损质量检测方法及其检测电路和系统
KR20220000901A (ko) * 2020-06-22 2022-01-04 지앙인 티엔룬 인포메이션 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 전자기 비파괴 품질 검출 방법 및 그 검출 회로와 시스템
KR102366867B1 (ko) 2020-06-22 2022-02-24 지앙인 티엔룬 인포메이션 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 전자기 비파괴 품질 검출 방법 및 그 검출 회로와 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Gong et al. Advanced analysis of HVDC electrodes interference on neighboring pipelines
JP4857136B2 (ja) 埋設金属パイプラインの異常低接地箇所検出方法及び検出システム
JP2005274508A (ja) 外磁コイルユニットおよびそれを用いた配管腐食状態診断方法
JP4632434B2 (ja) 配管診断装置
JP2004198410A (ja) 塗覆装管の欠陥検査方法及び腐食診断方法
JP4599203B2 (ja) 埋設管腐食診断システムおよび埋設管腐食診断方法
JP5146360B2 (ja) 鋼製構造物のさび検知方法および検知装置
JP2005315864A (ja) インピーダンス測定方法および配管腐食状態診断方法
RU2566112C2 (ru) Способ определения места протечки теплотрассы
KR101739705B1 (ko) 매설된 가스배관 멀티측정장치 및 멀티측정방법
JP5086287B2 (ja) 埋設金属パイプラインにおけるプラスチック塗覆装の健全性計測評価方法
JPH09236507A (ja) 地中埋設管の漏水箇所検出方法,漏水箇所検出用ケーブル,及び地中埋設管
JP2006275623A (ja) 接地抵抗測定方法
JP2019100908A (ja) 水道施設の漏水検知システム
JP4522289B2 (ja) 腐食推定方法
JP4614804B2 (ja) 腐食箇所推定方法
JP2848850B2 (ja) ガス輸送用鋼管の電気防食管理装置
JP5470191B2 (ja) カソード防食管理用プローブの腐食状態監視方法及び監視システム
RU2315329C1 (ru) Способ определения наличия и площади эквивалентного повреждения в изоляционном покрытии подземного трубопровода
JP6291295B2 (ja) 布設管の検査方法
JP2015121467A (ja) 布設管の検査方法
JPS60111949A (ja) 塗覆装埋設管の被覆欠陥測定方法
JP2011117910A (ja) 埋設管の塗覆装損傷検知方法及び埋設管の塗覆装損傷検知システム
US9804078B2 (en) Multiple coupon apparatus for cathodic protection testing
JP2791425B2 (ja) 金属配管のc/sマクロセル腐食測定法及び装置