JP2005273893A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の締込み式継手やワンタッチ継手(非特許文献1参照)においてはチューブの取付時にチューブの縮径や縮径を防ぐためのインサートに取り付ける為、チューブ内径との間に段差による液溜まりが発生し、洗浄性に問題があり、またチューブに曲げ応力が作用した場合、継手とチューブの接続部3cでチューブの潰れが発生し、最悪の場合は気密漏れ等が発生する為、接続時に内径を確保し曲げ応力が働いたときにチューブが継手接続部で折れないで安価な継手を供給する。
【解決手段】 チューブ先端部の本体側端部3c,3eを本体側接合部2a及び取付ナット4と同一形状に加熱溶融成形し、3eで本体との保持、抜け防止、気密性に寄与し、3c以上でチューブ外周部を補強し、曲げ荷重がチューブにかかったときのチューブの潰れを防止する。
【選択図】図1
【解決手段】 チューブ先端部の本体側端部3c,3eを本体側接合部2a及び取付ナット4と同一形状に加熱溶融成形し、3eで本体との保持、抜け防止、気密性に寄与し、3c以上でチューブ外周部を補強し、曲げ荷重がチューブにかかったときのチューブの潰れを防止する。
【選択図】図1
Description
本発明は気圧、液圧システムの流体移送用に利用される熱可塑性合成樹脂の管体(以下チューブと呼ぶ)配管の接続方法に関する。
従来の締込み式継手(例えば非特許文献1,特許文献1参照)やインスタント形継手(以下ワンタッチ継手と呼ぶ)(例えば非特許文献1参照)とは異なる構造で、十分な気密、耐圧、引き抜き強度を有し、且つ安価に提供するものである。
従来の気圧、液圧用配管ではチューブと機器本体及び継手本体(以下本体と呼ぶ)を接続するには例えば非特許文献1のようなフレアーレスの締込み継手、図7に示したインサート無しのフレアレス継手、あるいは図8に示したチューブ端末内径部に抜け防止のスリーブを圧入した継手、特許文献1に依る締込み継手、または非特許文献1のようなワンタッチ継手を使用し、チューブ外径部を圧縮し縮径することで気密性等の性能を維持しようとしてきた。
特開2003−156182 「JIS B 8381 1995」,日本規格協会,平成7年3月1日改正,P.5,図11,図2
図7のようなフレアーレス締込み継手を使用した場合は、袋ナットを締込んでいくとチューブが締付け力に負けて内側に縮径し、予定の気密性や引き抜き強度が低下する。
このためチューブ内径より細めのインサート部を作り、チューブ縮径を押さえる必要があった。(非特許文献1参照)
当然ながらチューブ内径より細いインサート部肉厚分が液溜まりとなり(図8のような形状をした締込み継手も同じである。)このことは、飲料用、食品用、半導体製造装置等での洗浄性に影響が出る。
ワンタッチ継手を使用した場合は気密、耐圧性がチューブの外径寸法に依存するため寸法公差の上下限で性能に差が出る。また、加圧開放を繰り返した後、チューブを保持する金属部品がチューブ外径部に食い込み、チューブの離脱が困難となりチューブと継手を廃棄せざるを得なくなる。
また、チューブが継手から出てすぐのところに曲げ力が加わるとチューブが扁平し、最悪の場合は気密の保持が困難となる。
上記目的を達成するために本発明に依る管継手1では、チューブ3と本体の接合部2aを従来の継手本体インサート部にチューブを挿入後、袋ナットで締付ける、あるいはチューブをワンタッチ継手に差し込むといった方法によりチューブを圧縮、あるいはチューブ内外径を縮径する方法を採らず、袋ナット4と本体2の接合後、チューブを縮径することなく流路を確保し、2段以上のリング状にチューブを成形することによりチューブ3の継手出口部3bでの強度を向上し、曲げによるチューブの変形を防止する。
具体的にはチューブ先端部の本体側端部を本体側接合部2a及び取付ナット4と同一形状3c,3eなるように加熱溶融成形し、1段目3dで本体との保持、抜け防止、気密性に寄与し、2段目3eでチューブ外周部を補強し、曲げ荷重がチューブにかかったときのチューブの潰れを防止する。
上述したように本発明の構造により継手の気密性等の性能を確保しつつ、継手構造の簡略化と流路確保による液溜まりの防止と洗浄性の向上、チューブと本体接合部の強度向上により曲げに依るチューブ変形の防止が可能となる。
以下に本発明による実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例の1例を示す部分縦断正面図であり、図2は本発明の実施例の1例を示す各部材を分解した状態を示す部分縦断正面図である。
図示の管継手1は継手本体2、チューブ3、袋ナット4、パッキン5、を主要な構成部材としている。(パッキン5を用いない場合もある。)
ここで継手本体2は金属でもプラスチックでも可能であり、チューブまたはパッキン接触部2aは平滑な平面である。
図3は本発明に必要な金型1の最も単純な構成を表し、この金型5、金型6,金型7に熱を加えることによりチューブ先端3fを2段以上のリング形状を形成させる。
成形前に袋ナット4をチューブ3に通しておき完成後本体に取付可能としておき、この時に、金型6、金型7、丸棒またはチューブ8は成形完了後取り外すことが可能な構造とし実用時には取り外す。
図1は実施例の1例を示す部分縦断正面図であり、図2は管継手1の各部材を分解した状態を示す部分縦断正面図である。
図5は実施例の一例を示す部分縦断正面図であり、図6は金型5を使用した完成時の各部材を分解した状態を示す部分縦断正面図である。
図5は実施例の一例を示す部分縦断正面図であり、図6は金型5を使用した完成時の各部材を分解した状態を示す部分縦断正面図である。
1 管継手1
2 本体
2a 本体
3 チューブ
3a 加工後チューブ
3b チューブ3の継手出口部
3c 加工後チューブの形状例
3d 加工後チューブの形状例
3e 加工後チューブの形状例
3f 加工後チューブの形状例
4 袋ナット
5 パッキン
6 金型6
6a 金型6の構成の例
6b 金型6の構成の例
6c 金型6の構成の例
7 丸棒またはチューブ
8 金型8
8a 金型8の構成の例
8b 金型8の構成の例
8c 金型8の構成の例
2 本体
2a 本体
3 チューブ
3a 加工後チューブ
3b チューブ3の継手出口部
3c 加工後チューブの形状例
3d 加工後チューブの形状例
3e 加工後チューブの形状例
3f 加工後チューブの形状例
4 袋ナット
5 パッキン
6 金型6
6a 金型6の構成の例
6b 金型6の構成の例
6c 金型6の構成の例
7 丸棒またはチューブ
8 金型8
8a 金型8の構成の例
8b 金型8の構成の例
8c 金型8の構成の例
Claims (2)
- 熱可塑性合成樹脂を使用した管体(以下チューブと呼ぶ)の先端部を、機器本体及び継手本体取付部等の形状と、機器本体及び継手本体取付部に螺合あるいは勘合する袋ナット等の部品の内側形状に合わせ、かつ溶融成形加工により2段以上のリング形状が成形される型により、溶融成形加工することにより機器本体及び継手本体とチューブの接合を容易にし且つ気密性等の管継手に要求される性能を有する継手部構造。
- チューブの加熱溶融成型時に内径部の変形を防止し、内径を確保するために表面の摩擦抵抗の少ない耐熱性の高い合成樹脂の丸棒、チューブ、金属製の丸棒またはチューブを成型用金型または熱溶融成形加工する熱可塑性合成樹脂のチューブ内径部に挿入しておき、加熱終了、冷却後に引き抜くことにより管体内径を保持し、成形後の内径が機器本体及び継手本体の内径と一致し、かつ軸線が同一になることにより接合時に液溜まりとなる段差無い形状に成形することを特徴とし、かつ本体とチューブ接合部をチューブ外径部より太くすることにより、チューブに曲げ応力が作用した際にチューブの変形防止を図ることを目的とした継手部の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124854A JP2005273893A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124854A JP2005273893A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005273893A true JP2005273893A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35173778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004124854A Withdrawn JP2005273893A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005273893A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687479B1 (ko) | 2006-08-31 | 2007-02-27 | 이용오 | 합성수지 이송 샤프트 제조방법 |
JP2012229739A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Bridgestone Corp | 管継手 |
JP2013119929A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Bridgestone Corp | 継手構造 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004124854A patent/JP2005273893A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100687479B1 (ko) | 2006-08-31 | 2007-02-27 | 이용오 | 합성수지 이송 샤프트 제조방법 |
JP2012229739A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Bridgestone Corp | 管継手 |
JP2013119929A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Bridgestone Corp | 継手構造 |
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Legal Events
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