JP2005273134A - 削土運搬用装軌車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業時には前後方向の見通しがよく、輸送する際の高さが低い削土運搬用装軌車両を得る。
【解決手段】左右の走行クローラ1の間に設けられ削り取った土砂を収納するボウル8が形成された上部体10を備える。運転室28をボウル8の上側で上部体10にリンク機構26を介して揺動可能に支持し、かつ、運転室28を運転位置aと運転位置aよりも低い輸送位置bとの間で揺動可能に支持した。リンク機構26は、平行リンクであり、揺動方向は、走行クローラ1による走行方向と平行である。また、輸送位置bは上部体10に設けられたエンジン24と反対側とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、左右の走行クローラの間に設けられ削り取った土砂を収納するボウルが形成された上部体を備えた削土運搬用装軌車両に関する。
従来より、左右の走行クローラの間に設けられ削り取った土砂を収納するボウルが形成された上部体を備え、道路、宅地、ゴルフ場造成、農地改良などの施工に使用される削土運搬用装軌車両が知られている。例えば、特許文献1にあるように、左右の走行クローラの間に土砂を削り取って収納するボウルを備え、車両を前進させることにより、削り取った土砂をボウルに収納し、ボウルが土砂で一杯になったときには、排土場所に走行して、ボウルからエジェクタにより土砂を排出している。排土したあとは、Uターンすることなく後進して削土位置に戻っている。
このため、Uターンすることなく、前後進走行で作業を行うので、運転室の座席は作業者が前後進方向に対して横向きに座るように設けられている。また、前後方向での見通しがよいように、ボウルの上側で、車両のほぼ中央の高い位置に運転室が設けられている。
特開2003−166261
しかしながら、こうした従来のものでは、ボウルの上側で、高い位置に運転席が設けられているので、車両の高さが高くなり、他の箇所で施工するためにトレーラで輸送する際に、輸送高さが高すぎるという問題があった。
本発明の課題は、作業時には前後方向の見通しがよく、輸送する際の高さが低い削土運搬用装軌車両を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
左右の走行クローラの間に設けられ削り取った土砂を収納するボウルが形成された上部体を備えた削土運搬用装軌車両において、
運転室を前記ボウルの上側で前記上部体にリンク機構を介して揺動可能に支持し、かつ、前記運転室を運転位置と該運転位置よりも低い輸送位置との間で揺動可能に支持したことを特徴とする削土運搬用装軌車両がそれである。
前記リンク機構は、平行リンクであってもよい。また、前記揺動方向は、前記走行クローラによる走行方向と平行であるとよい。更に、前記輸送位置は前記上部体に設けられたエンジンと反対側にあるとよい。
前述したように本発明の削土運搬用装軌車両は、作業時には前後方向の見通しがよく、輸送する際の高さが低いという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、左右の走行クローラ1(図では左側のみを示す)を備え、走行クローラ1は駆動スプロケット2と従動スプロケット4との間に履帯6が張設されている。左右の走行クローラ1の間にボウル8が形成された上部体10が設けられている。上部体10の底側には、ボウルカッタ12が設けられており、ボウルカッタ12で削り取った土砂をボウル8内に収納できるように構成されている。
ボウル8内には、エジェクタ14が設けられており、エジェクタ14を移動して、ボウル8内の土砂を排土できるように構成されている。また、ボウル8の前側の開口を開閉するエプロン16が設けられており、エプロン16は上部体10の前側に揺動可能に設けられたエプロンレバー18を介して、エプロンシリンダ20により開閉駆動される。
上部体10の前側には、整地用のブレード22が設けられている。上部体10の後側には、エンジン24が搭載されており、エンジン24により駆動スプロケット2が駆動されて走行すると共に、図示しない油圧ポンプが駆動されて、シリンダ20等に圧油が供給される。
上部体10の上側には、リンク機構26を介して支持された運転室28が設けられている。図2に示すように、運転室28には座席30が設けられており、座席30は走行クローラ1による前後進方向に対して横向きに設置されている。リンク機構26は、平行リンクで構成されており、駆動リンク32と従動リンク34とを備え、駆動リンク32と従動リンク34との一端は、それぞれ上部体10の上部に揺動可能に支持されている。駆動リンク32と従動リンク34との他端は、それぞれ運転室28の上部に揺動可能に支持されている。駆動リンク32と従動リンク34とのそれぞれの支点間距離は等しく、また、上部体10と運転室28とのそれぞれの支点間距離は等しい。
上部体10には、シリンダ36が揺動可能に支持されており、このシリンダ36のロットが駆動リンク32に揺動可能に連結されている。シリンダ36を駆動して、図1、図2に実線で示す運転位置aと、二点鎖線で示す輸送位置bとの間で、運転室28を揺動できるように構成されている。
運転位置aは、作業者が座席30に座って運転する際に、前後進方向がよく見渡せるように、高い位置となるように構成されている。本実施形態では、上部体10の前後進方向のほぼ中央で、左右方向のほぼ中央でもある。輸送位置bは、エンジン24と反対側で、上部体10の前側に、かつ、運転位置aよりも低い位置となるように構成されている。輸送位置bに揺動した際に、運転室28がエプロンレバー18に接触して、揺動を規制するようにしてもよい。
次に、前述した本実施形態の削土運搬用装軌車両の作動について説明する。
まず、作業する場合には、シリンダ36を駆動して、運転室28を実線で示す運転位置aに揺動する。そして、座席30に作業者が腰掛けて、エンジン24を駆動して、走行させる。ボウルカッタ12により土砂を削り取り、削り取った土砂をボウル8に収納する。ボウル8が土砂で一杯になったときには、エプロンシリンダ20によりエプロン16を移動して、開口を閉じ、例えば、排土位置まで前進走行して、エプロン16を開くと共に、エジェクタ14を移動して土砂は排出する。排出した後、整地位置まで後進して、再び土砂を削り取る。これを繰り返して、整地する。運転室28は高い位置にあるので、前後進方向の見通しがよい。
他の離れた場所で作業する場合には、図示しないトレーラに積載して他の場所に移動する。その際には、シリンダ36を駆動して、駆動リンク32を揺動させる。これにより、運転室28が水平を保ちながら揺動されて、運転室28が運転位置aから輸送位置bに揺動される。輸送位置bでは、運転室28の高さが低くなり、トレーラに削土運搬用装軌車両を積載しても、その高さが低く、一般道路を走行する際の障害を避けることができる。
また、輸送位置bの状態で、運転室28の座席30に作業者が腰掛けて作業することもできる。その場合も同様に、運転室28の高さが低くなり、トンネル内での作業時のように、天井までの高さが低い場所でも作業ができる。更に、河川敷で作業する場合のように、橋の下を潜らなければならないような場合でも、橋の下までの高さが低くても、運転室28の高さを低くすることにより、そのまま橋の下を潜って作業をすることができる。
更に、本実施例では、図2に示すように、運転位置aから輸送位置bに揺動する際に、運転室28の位置が、運転位置aより高くなる位置cがある。この位置cの状態で、運転室28の座席30に作業者が腰掛けて作業することもできる。その場合、走行クローラ1や上部体10が水中にあっても、運転室28が水上にあれば、作業をすることができ、水中の作業を行うこともできる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての削土運搬用装軌車両の側面図である。 本実施形態の運転室の拡大側面図である。
符号の説明
1…走行クローラ 2…駆動スプロケット
4…従動スプロケット 6…履帯
8…ボウル 10…上部体
12…ボウルカッタ 14…エジェクタ
16…エプロン 18…エプロンレバー
24…エンジン 26…リンク機構
28…運転室 30…座席
32…駆動リンク 34…従動リンク
36…シリンダ a…運転位置
b…輸送位置

Claims (4)

  1. 左右の走行クローラの間に設けられ削り取った土砂を収納するボウルが形成された上部体を備えた削土運搬用装軌車両において、
    運転室を前記ボウルの上側で前記上部体にリンク機構を介して揺動可能に支持し、かつ、前記運転室を運転位置と該運転位置よりも低い輸送位置との間で揺動可能に支持したことを特徴とする削土運搬用装軌車両。
  2. 前記リンク機構は、平行リンクであることを特徴とする請求項1に記載の削土運搬用装軌車両。
  3. 前記揺動方向は、前記走行クローラによる走行方向と平行であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の削土運搬用装軌車両。
  4. 前記輸送位置は前記上部体に設けられたエンジンと反対側にあることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の削土運搬用装軌車両。
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