JP2005270270A - インソール - Google Patents
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Abstract
【課題】 ソール自体に特別な構造を必要とすることなく、インソールのみでクッション性と安定性とが得られる上に、足当たりも良いインソールを提供する。
【解決手段】インソール本体と緩衝構造体と板状部材とからなるインソールであって、インソール本体は凹状部を有し、緩衝構造体が凹状部内に配置されており、緩衝構造体の上面には板状部材が配置されていることを特徴とするインソール。凹状部は上面に開口していても下面に開口していても良い。また、板状部材がシャンクとして延長されていても良い。また、凹状部の開口端には押さえ部材を配置しても良い。
【選択図】図1
【解決手段】インソール本体と緩衝構造体と板状部材とからなるインソールであって、インソール本体は凹状部を有し、緩衝構造体が凹状部内に配置されており、緩衝構造体の上面には板状部材が配置されていることを特徴とするインソール。凹状部は上面に開口していても下面に開口していても良い。また、板状部材がシャンクとして延長されていても良い。また、凹状部の開口端には押さえ部材を配置しても良い。
【選択図】図1
Description
本発明は、クッション性と安定性に優れたインソールに関する。
従来から、シューズのクッション性と安定性とを実現するために、様々な構造が実施されている。
例えば、特開平11−203には、ミッドソール内に波型シートが介在したソール構造が開示されている。
特開平11−203号公報
また、特開平11−235202には樹脂からなる複数の帯状波形シートが並設されるとともに、前記各帯状波形シートが連結部を介して互いに連結されていることを特徴とする緩衝構造体について、開示されている。
特開平11−235202号公報
しかし、特開平11−203号公報に開示されるソール構造は、クッション性と走行安定性とは得られるものの、波型シートをミッドソール内に内装させる必要があるため、ミッドソールを2層構造にしてその間に波型シートを挿入した上でそれぞれの部品を貼り合わせる等の複雑な工程が必要であり、また一般に重量が重く、金型コストも余分にかかることにより、コスト高になるという問題がある。
また、特開平11−235202に開示される緩衝構造体は、単体ではクッション性および安定性に優れているものの、単にシューズ内に挿入するだけでは、波形状を足に感じてしまうので、足当たりが悪くなるという問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、ソール自体に特別な構造を必要とすることなく、インソールのみでクッション性と安定性とが得られる上に、足当たりも良いインソールを提供することを目的とする。本発明の他の目的は、インソールを取替える事で、どのようなシューズにおいてもインソールのみでクッション性と安定性とが得られるインソールを提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、インソール本体と緩衝構造体と板状部材とからなるインソールであって、前記インソール本体は凹状部を有し、前記緩衝構造体が前記凹状部内に配置されており、前記緩衝構造体の上面には板状部材が配置されていることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記凹状部が上面に開口していることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記凹状部が下面に開口していることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記板状部材が前記インソール本体と一体として構成されていることを特徴とするインソール。に関するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記凹状部の開口端を覆い、かつ、前記インソール本体表面に延設され、かつ、前記インソール本体表面への着脱手段を有する押さえ部材を有することを特徴とするインソールに関するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記凹状部が踵部に配置されていることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記凹状部が踏付部に配置されていることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項8に記載の発明は、請求項6において、前記板状部材が踵部から中足部まで延長されていることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項9に記載の発明は、請求項7において、前記板状部材が前足部から中足部まで延長されていることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかにおいて、前記インソール本体の上面に布帛が貼り付けられていることことを特徴とするインソールに関するものである。
請求項11に記載の発明は、請求項10において、前記布帛の踵部が楕円形状の孔を有していることを特徴とするインソールに関するものである。
請求項12に記載の発明は、請求項10において、前記布帛の踵部が複数の孔を有していることを特徴とするインソールに関するものである。
本発明は、ソール自体に特別な構造を必要とすることなく、インソールのみでクッション性と安定性とが得られる上に足当たりも良いインソールを提供できる。
また、インソールを取替える事で、どのようなシューズに装着した場合でも、インソールのみでクッション性と安定性とが得られるという特徴を有する。
また、インソールを取替える事で、どのようなシューズに装着した場合でも、インソールのみでクッション性と安定性とが得られるという特徴を有する。
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施態様によるインソールを上面から見た平面図であり、図2は図1のA−A断面における断面図である。
なお、本明細書中では、足に近い側を「上」と呼称し、これとは逆に接地面側を「下」と呼称することにする。
なお、本明細書中では、足に近い側を「上」と呼称し、これとは逆に接地面側を「下」と呼称することにする。
図1および図2に示す様に、本発明のインソール3は、インソール本体31と凹状部32と緩衝構造体33と板状部材34とから構成されている。
インソール本体31を構成する材料としては、発泡体が適している。具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の熱可塑性合成樹脂の発泡体やポリウレタン(PU)等の熱硬化性樹脂の発泡体、ブタジエンラバーやクロロプレンラバー等のラバー素材の発泡体、あるいはラバーまたはエラストマー(たとえばPAE)などのような、クッション性を有する素材で構成すると良い。
インソール本体31には片側に開口する凹状部32が設けられている。
凹状部32の形状は緩衝構造体33が収納できる形状であれば良い。
また、凹状部32の深さDは緩衝構造体33の厚みD1と板状部材の厚みD2とを加えた深さ以上であれば良い。
凹状部32の形状は緩衝構造体33が収納できる形状であれば良い。
また、凹状部32の深さDは緩衝構造体33の厚みD1と板状部材の厚みD2とを加えた深さ以上であれば良い。
図3は緩衝構造体33の斜視図である。
図3に示す様に、緩衝構造体33は、樹脂からなる複数の帯状波形シートを並設するとともに、前記各帯状波形シートを連結部により互いに連結することによって構成されており、前記連結部は、隣り合う前記各帯状波形シートの間に配置されている。また前記連結部は、隣り合う前記各帯状波形シートの間に配置された第1の連結部と、前記各帯状波形シートの各波形状の始端側端部および終端側端部の少なくともいずれか一方に配置された第2の連結部とから構成されている。
緩衝構造体33はその厚みが薄い場合でも、十分にクッション性および安定性を発揮するので、シューズソールに比べて厚みが薄いインソールにおいても、凹状部32内に緩衝構造体33を設けることによって、クッション性、安定性を得ることが出来る。
図3に示す様に、緩衝構造体33は、樹脂からなる複数の帯状波形シートを並設するとともに、前記各帯状波形シートを連結部により互いに連結することによって構成されており、前記連結部は、隣り合う前記各帯状波形シートの間に配置されている。また前記連結部は、隣り合う前記各帯状波形シートの間に配置された第1の連結部と、前記各帯状波形シートの各波形状の始端側端部および終端側端部の少なくともいずれか一方に配置された第2の連結部とから構成されている。
緩衝構造体33はその厚みが薄い場合でも、十分にクッション性および安定性を発揮するので、シューズソールに比べて厚みが薄いインソールにおいても、凹状部32内に緩衝構造体33を設けることによって、クッション性、安定性を得ることが出来る。
緩衝構造体33の上面には板状部材34を設ける。板状部材34はポリウレタンまたはナイロンなどの樹脂、あるいはラバーから構成されているが、ガラス繊維やカーボン繊維などを用いて強化された樹脂であるFRPを採用するようにしてもよい。
板状部材を樹脂およびラバーで構成した場合、緩衝構造体33の波形状を足に感じさせないようにすると言う点で、JIS K 7215型のD硬度で30以上が好ましい。また、足当たりの柔らかさという点では、70以下が好ましい。なお、これら両者を加味した場合、55程度がより好ましい。
また、緩衝構造体32の波形状を足に感じさせないようにすると言う点で板状部材34の厚みは、1mm以上が好ましい。また、インソールの軽量化という点では、板状部材34の厚みは、3mm以下が好ましい
板状部材34を設けることによって、荷重を板状部材34の面全体で受けた後、緩衝構造体33全体で受ける事が出来るので、より効果的にクッション性、安定性を得る事が出来る。また、緩衝構造体33の波形を足に直接感じる事が無く、自然な足当たりを実現できる。
板状部材を樹脂およびラバーで構成した場合、緩衝構造体33の波形状を足に感じさせないようにすると言う点で、JIS K 7215型のD硬度で30以上が好ましい。また、足当たりの柔らかさという点では、70以下が好ましい。なお、これら両者を加味した場合、55程度がより好ましい。
また、緩衝構造体32の波形状を足に感じさせないようにすると言う点で板状部材34の厚みは、1mm以上が好ましい。また、インソールの軽量化という点では、板状部材34の厚みは、3mm以下が好ましい
板状部材34を設けることによって、荷重を板状部材34の面全体で受けた後、緩衝構造体33全体で受ける事が出来るので、より効果的にクッション性、安定性を得る事が出来る。また、緩衝構造体33の波形を足に直接感じる事が無く、自然な足当たりを実現できる。
緩衝構造体33と板状部材34とは、接着等の手段でインソール本体31に固着しても良い。この場合、インソール本体31と緩衝構造体33および板状部材34とが、一体になった状態で、インソール3をシューズ1内に出し入れすることが出来るので、シューズ1への装着が容易になる。
また、緩衝構造体33と板状部材34は、インソール本体31に固着しなくても良い。この場合、着用するシューズや種目等に応じて板状部材34や緩衝構造体33を変える事が出来、クッション性や安定性のより細やかな調整が出来るようになる。
また、緩衝構造体33と板状部材34は、インソール本体31に固着しなくても良い。この場合、着用するシューズや種目等に応じて板状部材34や緩衝構造体33を変える事が出来、クッション性や安定性のより細やかな調整が出来るようになる。
図1および図2に示す様に、凹状部32は上面に開口していても良い。この場合、板状部材34は緩衝構造体33の上面に配置される。
凹状部32を上面に開口することによって、シューズへの装着時に緩衝構造体33及び板状部材34が落ちる事が無く、装着が容易になる。
凹状部32を上面に開口することによって、シューズへの装着時に緩衝構造体33及び板状部材34が落ちる事が無く、装着が容易になる。
また、図2に示すように、板状部材34の上面とインソール本体31の上面を同一面となるようにしてもよい。
この場合、板状部材34とインソール本体31の境界を足に感じることなく、自然な足当たりを実現できる。
この場合、板状部材34とインソール本体31の境界を足に感じることなく、自然な足当たりを実現できる。
図4は本発明の第二の実施態様によるインソールを上面から見た平面図であり、図5は図4のA−A断面における断面図である。
図4に示す様に、凹状部32は下面に開口していても良い。この場合にも、板状部材34は緩衝構造体33の上面に配置される。
凹状部32を下面に開口することによって、緩衝構造体33とインソール本体31との境界を感じにくく、より自然な足当たりとなる。
図4に示す様に、凹状部32は下面に開口していても良い。この場合にも、板状部材34は緩衝構造体33の上面に配置される。
凹状部32を下面に開口することによって、緩衝構造体33とインソール本体31との境界を感じにくく、より自然な足当たりとなる。
また、緩衝構造体33の下面とインソール本体31の下面を同一面となるようにしてもよい。この場合、緩衝構造体33とインソール本体31の境界を足に感じることなく、より自然な足当たりを実現できる。
図6は本発明の第三の実施態様によるインソールを上面から見た平面図であり、図7は図6のA−A断面における断面図である。
図6に示す様に、板状部材34とインソール本体31とを一体として構成してもよい。
図6に示す様に、板状部材34とインソール本体31とを一体として構成してもよい。
板状部材34とインソール本体31とを一体として構成する場合、板状部材34を構成する材料とインソール本体31を構成する材料とを、金型内の所定の位置に配置した状態で圧縮成形を行う事によって、インソール形状への成形と貼り付けとを同時に行うことが出来る。
また、インソール本体31の材料において、圧縮成形後に板状部材34部分の圧縮率が高くなるように成形前の材料の厚みを調整することによって、板状部材34部分のみの硬度を高くするという方法でも良い。
いずれの場合にも、インソール本体31と板状部材34とを別々に製造する必要がなくなるので、製造工程が簡略化されるというメリットがある。
また、インソール本体31の材料において、圧縮成形後に板状部材34部分の圧縮率が高くなるように成形前の材料の厚みを調整することによって、板状部材34部分のみの硬度を高くするという方法でも良い。
いずれの場合にも、インソール本体31と板状部材34とを別々に製造する必要がなくなるので、製造工程が簡略化されるというメリットがある。
図8は本発明の第四の実施態様によるインソールを下面から見た平面図であり、図9は図8のA−A断面における断面図である。
図8に示す様に、凹状部32の開口端38を覆い、かつ、インソール本体31表面に延設され、かつ、インソール本体31表面への着脱手段を有する押さえ部材37を設けても良い。
着脱手段としては、具体的には、押さえ部材37の表面とインソール本体31の表面とに面ファスナー5等を設けると良い。
凹状部32の開口端38を覆い、かつ、インソール本体31表面に延設され、かつ、インソール本体31表面への着脱手段を有する押さえ部材37を設けることによって、インソール3をシューズ1内に出し入れする時等に、板状部材34および緩衝構造体33がインソール本体31からこぼれ落ちることを防止する事が出来る。
また、緩衝構造体33と板状部材34をインソール本体34に固着する必要がなくなるので、使用場面等に応じて、緩衝構造体33のみを交換する事が出来る。
なお、図示はしないが、凹状部32が上面に開口している場合も、同様に押さえ部材37を設けると良い。
図8に示す様に、凹状部32の開口端38を覆い、かつ、インソール本体31表面に延設され、かつ、インソール本体31表面への着脱手段を有する押さえ部材37を設けても良い。
着脱手段としては、具体的には、押さえ部材37の表面とインソール本体31の表面とに面ファスナー5等を設けると良い。
凹状部32の開口端38を覆い、かつ、インソール本体31表面に延設され、かつ、インソール本体31表面への着脱手段を有する押さえ部材37を設けることによって、インソール3をシューズ1内に出し入れする時等に、板状部材34および緩衝構造体33がインソール本体31からこぼれ落ちることを防止する事が出来る。
また、緩衝構造体33と板状部材34をインソール本体34に固着する必要がなくなるので、使用場面等に応じて、緩衝構造体33のみを交換する事が出来る。
なお、図示はしないが、凹状部32が上面に開口している場合も、同様に押さえ部材37を設けると良い。
図1および図2に示す様に、凹状部32を踵部に配置しても良い。
凹状部32を踵部に配置することによって、着地時の衝撃を緩和すると同時に安定性を得ることが出来る。
凹状部32を踵部に配置することによって、着地時の衝撃を緩和すると同時に安定性を得ることが出来る。
図10は本発明の第五の実施態様によるインソールを上面から見た平面図であり、図11は図10のA−A断面における断面図である。
図10に示す様に、凹状部32を踏付部に配置しても良い。
凹状部32を踏付部に配置することによって、着地時の衝撃を緩和すると同時に安定性を得ることが出来る。
また、この場合、緩衝構造体33はその波形状が足の屈曲方向に直交する向きに配置すると良い。このように配置する事によって、屈曲性が向上する。
図10に示す様に、凹状部32を踏付部に配置しても良い。
凹状部32を踏付部に配置することによって、着地時の衝撃を緩和すると同時に安定性を得ることが出来る。
また、この場合、緩衝構造体33はその波形状が足の屈曲方向に直交する向きに配置すると良い。このように配置する事によって、屈曲性が向上する。
図12は本発明の第六の実施態様によるインソールを下面から見た平面図であり、図13は図12のA−A断面における断面図である。
図12に示す様に、板状部材34が踵部から中足部まで延長されていても良い。
板状部材34を踵部から中足部まで延長する事によって、板状部材34が不踏部の落ち込みを防止し、シャンク効果を得ることができる。
なお、図示はしないが、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合でも、同じ効果が得られる。
図12に示す様に、板状部材34が踵部から中足部まで延長されていても良い。
板状部材34を踵部から中足部まで延長する事によって、板状部材34が不踏部の落ち込みを防止し、シャンク効果を得ることができる。
なお、図示はしないが、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合でも、同じ効果が得られる。
図14は本発明の第七の実施態様によるインソールを下面から見た平面図であり、図15は図14のA−A断面における断面図である。
図14に示す様に、板状部材34が前足部から中足部まで延長されていても良い。
板状部材34を前足部から中足部まで延長する事によって、板状部材34が不踏部の落ち込みを防止し、シャンク効果を得ることができる。
また、図16は本発明の第八の実施態様によるインソールを下面から見た平面図であり、図17は図16のA−A断面における断面図である。
図16に示す様に、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合でも、同じ効果が得られる。
図14に示す様に、板状部材34が前足部から中足部まで延長されていても良い。
板状部材34を前足部から中足部まで延長する事によって、板状部材34が不踏部の落ち込みを防止し、シャンク効果を得ることができる。
また、図16は本発明の第八の実施態様によるインソールを下面から見た平面図であり、図17は図16のA−A断面における断面図である。
図16に示す様に、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合でも、同じ効果が得られる。
図18は本発明の第九の実施態様によるインソールを上面から見た平面図であり、図19は図18のA−A断面における断面図である。
図18に示す様に、インソール本体31の上面に布帛35を設けても良い。
インソール本体31の上面に布帛35を設けることによって、より足当たりが良くなる。
また、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合、布帛35が板状部材34の上面とインソール本体31の上面との境界を覆うため、より足当たりが良くなる。
図18に示す様に、インソール本体31の上面に布帛35を設けても良い。
インソール本体31の上面に布帛35を設けることによって、より足当たりが良くなる。
また、凹状部32がインソール本体31の上面に開口する場合、布帛35が板状部材34の上面とインソール本体31の上面との境界を覆うため、より足当たりが良くなる。
図20は本発明の第十の実施態様によるインソールを上面から見た踵部分の平面図であり、図21は図20のA−A断面における断面図である。
図20に示す様に、布帛35の踵部が楕円形状の孔36を有していても良い。
布帛35の踵部が楕円形状の孔36を有している事によって、着用した際に、孔36以外の部分は布帛と接触するので足当たりが良く、かつ、孔36ではクッション性および安定性を直接感じる事が出来るという効果が得られる。
また、この場合、板状部材34を透明な材料にすることによって、孔36を介して緩衝構造体33が見え、緩衝構造体33の取替え時期が分かる等の視覚的な効果も得られる。
図20に示す様に、布帛35の踵部が楕円形状の孔36を有していても良い。
布帛35の踵部が楕円形状の孔36を有している事によって、着用した際に、孔36以外の部分は布帛と接触するので足当たりが良く、かつ、孔36ではクッション性および安定性を直接感じる事が出来るという効果が得られる。
また、この場合、板状部材34を透明な材料にすることによって、孔36を介して緩衝構造体33が見え、緩衝構造体33の取替え時期が分かる等の視覚的な効果も得られる。
図22は本発明の第十一の実施態様によるインソールを上面から見た踵部分の平面図であり、図23は図22のA−A断面における断面図である。
図22に示す様に、布帛35の踵部が複数の孔36を有していても良い。
布帛35が踵部に複数の孔36を有している事によって、着用した際に、孔36が引っかかるため、足が滑りにくいという効果が得られる。また、この場合、板状部材34を透明な材料とすることによって、孔36を介して緩衝構造体33が見え、視覚的な効果も得られる。
図22に示す様に、布帛35の踵部が複数の孔36を有していても良い。
布帛35が踵部に複数の孔36を有している事によって、着用した際に、孔36が引っかかるため、足が滑りにくいという効果が得られる。また、この場合、板状部材34を透明な材料とすることによって、孔36を介して緩衝構造体33が見え、視覚的な効果も得られる。
本インソールの活用例としては、陸上、ランニング、サッカーの競技用のスポーツ用シューズに挿入しての使用は元より、ウォーキングや紳士シューズ、婦人靴等の歩行のみを目的としたシューズでの使用においても好適である。
1 シューズ
2 中底
3 インソール
31 インソール本体
32 凹状部
33 緩衝構造体
34 板状部材
35 布帛
36 孔
37 押さえ部材
38 開口端
4 ソール
5 面ファスナー
D 凹状部32の深さ
D1 緩衝構造体33の厚み
D2 板状部材の厚み
2 中底
3 インソール
31 インソール本体
32 凹状部
33 緩衝構造体
34 板状部材
35 布帛
36 孔
37 押さえ部材
38 開口端
4 ソール
5 面ファスナー
D 凹状部32の深さ
D1 緩衝構造体33の厚み
D2 板状部材の厚み
Claims (12)
- インソール本体と緩衝構造体と板状部材とからなるインソールであって、前記インソール本体は凹状部を有し、前記緩衝構造体が前記凹状部内に配置されており、前記緩衝構造体の上面には板状部材が配置されていることを特徴とするインソール。
- 請求項1において、
前記凹状部が上面に開口している
ことを特徴とするインソール。 - 請求項1において、
前記凹状部が下面に開口している
ことを特徴とするインソール。 - 請求項3において、
前記板状部材が前記インソール本体と一体として構成されている
ことを特徴とするインソール。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記凹状部の開口端を覆い、かつ、前記インソール本体表面に延設され、かつ、前記インソール本体表面への着脱手段を有する押さえ部材を有する
ことを特徴とするインソール。 - 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記凹状部が踵部に配置されている
ことを特徴とするインソール。 - 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記凹状部が踏付部に配置されている
ことを特徴とするインソール。 - 請求項6において、
前記板状部材が踵部から中足部まで延長されている
ことを特徴とするインソール。 - 請求項7において、
前記板状部材が前足部から中足部まで延長されている
ことを特徴とするインソール。 - 請求項1ないし9のいずれかにおいて、
前記インソール本体の上面に布帛が貼り付けられていること
ことを特徴とするインソール。 - 請求項10において、
前記布帛の踵部が楕円形状の孔を有している
ことを特徴とするインソール。 - 請求項10において、
前記布帛の踵部が複数の孔を有している
ことを特徴とするインソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086357A JP2005270270A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | インソール |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2004086357A Pending JP2005270270A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | インソール |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005270270A (ja) |
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-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086357A patent/JP2005270270A/ja active Pending
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