JP2005269748A - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バッテリ逆接防止を図りつつ、電圧降下を回避可能な負荷駆動回路を提供すること。
【解決手段】 電気的な負荷と、前記負荷を電流制御する第1駆動手段と、前記負荷と前記第1駆動手段の間と、グランドとの間に配置され、前記第1駆動手段のオフ時にはグランドから前記負荷に回生電流を流し、前記第1駆動手段のオン時にはグランドへの電流の流れを阻止する回生回路と、バッテリが正接された時のみ前記回生回路を接続状態にし、バッテリが逆接された時には前記回生回路を遮断状態にする第2駆動手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被駆動体としての電気的負荷に駆動信号を出力する駆動回路に関する。
従来、駆動回路の技術として例えば特許文献1に記載の技術が知られている。この公報には、バッテリ逆接時に電流が逆に流れることを防止するために、バッテリからの電源ラインに逆流防止ダイオードを配置している。これにより、電流が逆に流れることによる電子回路の破損を防止している。
特開平5−162631号公報(第2,4図参照)。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、バッテリと負荷との間に逆流防止ダイオードを設けるため、負荷駆動時には、逆接防止ダイオードによる電圧降下が発生し、負荷に対して供給されるバッテリ電圧が低下する。よって、バッテリ電圧が低いときには十分な電力を負荷に供給できない。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたもので、バッテリ逆接防止を図りつつ、電圧降下を回避可能な負荷駆動回路を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため本願発明では、電気的な負荷と、前記負荷を電流制御する第1駆動手段と、前記負荷と前記第1駆動手段の間とグランドとの間に配置され、前記第1駆動手段のオフ時にはグランドから前記負荷に回生電流を流し、前記第1駆動手段のオン時にはグランドへの電流の流れを阻止する回生回路と、バッテリが正接された時のみ前記回生回路を接続状態にし、バッテリが逆接された時には前記回生回路を遮断状態にする第2駆動手段とを備えた。
よって、バッテリ正接時には負荷と第1駆動手段との間に逆流防止ダイオード等が存在しないため電圧降下を回避することができる。また、バッテリ逆接時には第2駆動手段により回生回路が遮断状態とされるため、電子回路への電流を防止することができる。
以下、本発明の駆動回路を実現する最良の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の駆動回路を表す回路図である。この駆動回路は被駆動体としてインダクタンス負荷であるモータ2と、スイッチング素子としての第1MOSトランジスタ10と、第2MOSトランジスタ20と、ダイオード6が設けられている。
第1バッテリ電源1とモータ2との間の回路4上には第1MOSトランジスタ10が設けられている。第1MOSトランジスタ10のソースS1には第1バッテリ電源1が接続され、ゲートG1には図外のマイコン等から駆動信号を入力するPWM信号ポートが接続され、ドレインD1には第1グランドGND1にグランドされたモータ2が接続されている。
回路4上であって、第1MOSトランジスタ10とモータ2との間には、回生回路5が接続されている。回生回路5には、バッテリ電源正接時における上流側から順に、第2MOSトランジスタ20,ダイオード6,第2グランドGND2が接続されている。第2MOSトランジスタ20のソースS2にはダイオード6が接続され、ゲートG2には抵抗21を介して第2バッテリ電源3が接続され、ドレインD2には回生回路5の上流と接続されている。抵抗21による電圧降下をβとすると、ゲートG2にかかる電位はVb−βとなり、ドレインD2の電位(図1中A点)がVb−β(第2MOSトランジスタのオン閾値に対応)よりも低くなると、第2MOSトランジスタ20はオン状態となる。
(バッテリ電源の接続について)
バッテリ電源が正しく接続されると、第2MOSトランジスタ20のゲートG2には第2バッテリ電源3のバッテリ電圧が作用し、Vb−βの電位となる。ドレインD2の電位がゲートG2の電位よりも低いとき(第1MOSトランジスタ10オフ状態)は、第2MOSトランジスタ20は常にオン状態となる。このとき、モータ2に第1バッテリ電源1から電流を供給すると、A点電位がVb−βまで上昇する間は第2MOSトランジスタ20がオン状態であったとしても、ダイオード6により第2グランドGND2側に電流が流れることがない。
一方、バッテリ電源が逆接されると、第2MOSトランジスタ20は常にオフ状態となる。よって、第2グランドGND2側から第1MOSトランジスタ10に電流が供給されることがない。また、第1グランドGND1側からはモータ2を介して第1MOSトランジスタ10に電流が供給されることになるが、モータ2が負荷となり、回転駆動によって電流が制限されるため第1MOSトランジスタ10に過大な電流が供給されることがなく、電子回路の破壊を防止することができる。
(バッテリ正接時の作用)
次に、バッテリ電源が正接されたときのPWM駆動時における作用について、図2に示す各素子のオン・オフ状態及びA点電位のタイムチャートを用いて説明する。尚、PWM駆動とは、ある周期内におけるオン・オフ時間比率を変更することで、所望の電流値を供給する周知のものであり、図2中第1MOSトランジスタ10がオンとはPWM周期内におけるオンDUTY時間内であることを示し、第1MOSトランジスタ10がオフとはPWM周期内におけるオフDUTY時間内であることを示す。
時刻t1では、第1MOSトランジスタ10がオン状態とされているため、第1バッテリ電源1からモータ2へ駆動素子である第1MOSトランジスタ10以外のトランジスタ等の素子を介することなく電流が供給されている。このとき、図1中のA点電位は、Vb−αの電位が作用するが、Vb−α>Vb−βの関係を満たしているため、第2MOSトランジスタ20はゲートG2の電圧が不足しているためオフ状態とされている。モータ2は電流供給により回転しているため回生電流は発生していない。
時刻t2において、第1MOSトランジスタ10がオフ状態とされると、A点電位は徐々に低下を始める。次に、時刻t3において、A点電位が第2MOSトランジスタ20のオン閾値に対応するVb−β以下となると、ゲートG2とドレインD2の間に電位差が発生し、第2MOSトランジスタ20はオン状態となる。
時刻t4において、モータ2の惰性回転により発電作用が発生すると、A点電位はマイナス側となる。このとき、第2グランドGND2は0電位であるため、第2グランドGND2からモータ2側へ回生電流が流れ始める。これによりモータ2への電流を安定して供給でき、モータ2はスムーズに回転する。
時刻t5において、第1MOSトランジスタ10がオン状態とされると、A点電位は上昇を開始する。時刻t6においてA点電位が0電位を超えると、回生電流は停止する。
時刻t7において、A点電位が更に上昇し、第2MOSトランジスタ20のオン閾値を超えると、第2MOSトランジスタ20はオフ状態となり、上述したようにモータ2に電流が供給される。尚、時刻t6から時刻t7の間は、第2MOSトランジスタ20がオン状態で、かつ、A点電位が0よりも大きいため、第2グランドGND2へ電流が流れようとするが、ダイオード6により電流は遮断される。
ここで、モータ駆動回路に要求される背景について説明する。図3は回生回路を備えたモータ駆動回路の例を表す図である。基本的にはモータ2への電流供給は、第1バッテリ電源1とモータ2の間に第1MOSトランジスタ10を設け、第1MOSトランジスタ10とモータ2の間に回生回路5及びダイオード6を構成する。これにより、PWM駆動信号が第1MOSトランジスタ10へ供給されると、オン状態では、モータ2に駆動電流が供給され、オフ時には、第2グランドGND2からの回生電流を供給することでモータ2のスムーズな回転を達成する。
しかし、このモータ2が車両に搭載されるシステムに用いられるような場合、ユーザー等がバッテリ電源を逆向きに接続してしまう場面が想定される。バッテリ電源を逆接すると、第1グランドGND1及び第2グランドGND2がバッテリ電位となり、第1バッテリ電源1が0電位となる。よって、回路上に大きな負荷のない回路(第2グランドGND2から回生回路5を経て第1MOSトランジスタ10側)には、例えば100アンペアを超えるような大電流が流れてしまい、駆動素子や電子回路を破壊してしまう。
そこで、バッテリ電源が逆接された場合には、駆動素子や電子回路側に大電流が流れてしまうのを防止する手段として、図4に示すように第1MOSトランジスタ10の上流側に逆流防止用のダイオード7を設けている。これにより、バッテリ電源が逆接されたとしても、電流が流れることがなく、駆動素子や電子回路の破壊を防止している。
しかしながら、ダイオードのような整流素子はその構造上、一定電圧降下(0.7V程度)を引き起こすため、通常のモータ駆動時には、バッテリ電圧から一定電圧降下した値以上は供給することができない構成となっている。よって、バッテリ電圧が低下した状態では、更に電圧降下が発生するためモータ2を十分に駆動することができない虞がある。
これに対し、本願発明に基づく実施例1の構成にあっては、上記課題を全て解決しつつ、下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(1).バッテリ電源を逆接したとしても、第2MOSトランジスタ20はオフ状態となり第2グランドGND2から直接第1MOSトランジスタ10に大電流が流れることがない。また、モータ2を介してのみ第1MOSトランジスタ10に電流が供給されるため、僅かな電流値のみ供給されるだけである(このとき、モータ2は回転駆動したとしてもさほど問題はない)。よって、回路の破壊を防止することができる。
(2).バッテリ電源を正接時、第1MOSトランジスタ10をオン状態とし、モータ2に電圧をかける際、第1バッテリ電源1とモータ2との間に電圧降下を伴う素子(ダイオード等)が設けられいないため、バッテリ電圧が低下したとしても、モータ2に対し十分な電圧を作用させることができる。
(3).第2MOSトランジスタ20には、第2バッテリ電源3が接続され、第1MOSトランジスタ10のオン・オフ状態に応じて自動的にオン・オフ状態が切り換わるため、回生電流を正確に供給することができる。
(4).第2グランドGND2からモータ2側への電流のみ許容するダイオード6を設けたため、第1MOSトランジスタ10と第2MOSトランジスタ20の両方がオン状態となる瞬間があったとしても、第2グランドGND2側に電流が流れることを防止することができる。
実施例1における駆動回路の構成を表す回路図である。 実施例1の回路におけるA点電位及び各MOSトランジスタのスイッチングの関係を表すタイムチャートである。 負荷とMOSトランジスタと回生回路を備えた駆動回路の回路図である。 MOSトランジスタの上流に逆流防止ダイオードを備えた駆動回路の回路図である。
符号の説明
1 第1バッテリ電源
2 モータ
3 第2バッテリ電源
5 回生回路
6 ダイオード
10 第1MOSトランジスタ
20 第2MOSトランジスタ
GND1 第1グランド
GND2 第2グランド

Claims (1)

  1. 電気的な負荷と、
    前記負荷を電流制御する第1駆動手段と、
    前記負荷と前記第1駆動手段の間と、グランドとの間に配置され、前記第1駆動手段のオフ時にはグランドから前記負荷に回生電流を流し、前記第1駆動手段のオン時にはグランドへの電流の流れを阻止する回生回路と、
    バッテリが正接された時のみ前記回生回路を接続状態にし、バッテリが逆接された時には前記回生回路を遮断状態にする第2駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
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