JP2005269741A - 保護管把持具 - Google Patents

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Kohei Naito
広平 内藤
Ko Numata
航 沼田
Tsuyoshi Miyata
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Abstract

【課題】 ケーブルを短時間で容易に布設でき、ケーブル布設に要するコストを低減できる保護管把持具を提供する。
【解決手段】 ラック8等の固定系にケーブル2を所定間隔ごとにケーブル支持具3で支持すると共に、その間のケーブル2を保護管4で囲繞し、かつ、その保護管4を固定系に保持する保護管把持具1において、上記ケーブル支持具3に保護管4の軸方向に延びる添え金具5を設け、その添え金具5と共に保護管4を締め付けて保護管4を保持する締付バンド6を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ケーブル支持具間のケーブルを保護管で囲繞し、かつ、その保護管をラック等の固定系に保持する保護管把持具に関するものである。
図5は、ケーブルを鳥獣等から保護する保護管の把持構造の一例を示す側面図である。図5に示すように、屋外等にケーブル2を布設する場合、一般にラック8等の固定系にケーブル2を複数のケーブル支持具3を介して一定の間隔で支持すると共に、これらケーブル支持具3間のケーブル2を鳥獣対策用の保護管4で囲繞し、かつ、この保護管4の両端部を保護管把持具30を介してラック8に固定する。
ケーブル支持具3は、ケーブル2の外周に締め付け固定される締付バンド7と、締付バンド7を固定系に固定する取付ボルト9とからなる。取付ボルト9は、ラック8に設けた穴(図示せず)に挿通されるようになっており、先端側に螺合された一対のナット22、23でラック8を挟んで締め付けることでラック8に固定されるようになっている。
また、保護管把持具30は、弧状に形成され保護管4を受ける受け皿31と、受け皿31に取り付けられると共に固定系に固定される取付ボルト32と、受け皿31と共に保護管4を締め付けて保護管4を保持する締付バンド33とからなる。取付ボルト32は、ケーブル支持具3の取付ボルト9と同様のものであり、ラック8に設けた穴(図示せず)に挿通して固定されるようになっている。
特開平8−308072号公報
ところで、上述した保護管4の把持構造ではケーブル2を布設するとき、ケーブル支持具3の取付ボルト9を通すための穴の他に、保護管把持具30の取付ボルト32を通すための穴をラック8に空けなければならなかった。このため、ケーブル2を固定する箇所ごとにラック8に3つの穴を空けなくてはならず、作業時間がかかっていた。そしてさらに、ケーブル2と保護管4の中心の位置出しをするために、ケーブル支持具3と保護管把持具30とを併せて3箇所も調整しなければならず、ケーブル布設作業に時間がかかるという課題があった。
また、ケーブル2は幾つものケーブル支持具7で所定間隔ごとに支持する必要があるため、これらケーブル2を支持する箇所ごとに2つの保護管把持具30を用意しなくてはならず、ケーブル布設に要するコストを高くしているという課題があった。
そこで本発明の目的は上記課題を解決し、ケーブルを短時間で容易に布設でき、ケーブル布設に要するコストを低減できる保護管把持具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、ラック等の固定系にケーブルを所定間隔ごとにケーブル支持具で支持すると共に、その間のケーブルを保護管で囲繞し、かつ、その保護管を固定系に保持する保護管把持具において、上記ケーブル支持具に保護管の軸方向に延びる添え金具を設け、その添え金具と共に保護管を締め付けて保護管を保持する締付バンドを設けたものである。
上記添え金具は、上記締付バンドに係合して締付バンドの軸方向の移動を規制する切欠を有するとよい。
また、ケーブル支持具の軸方向両側には、保護管の端末に嵌合し、ケーブルを保護するケーブルガイドが配置され、上記添え金具にはそのケーブル支持具両側のケーブルガイドと係合する凹部が形成され、その両側に締付バンドが位置するようになっているとよい。
本発明によれば、ケーブルを短時間で容易に布設でき、ケーブル布設に要するコストを低減できる。
図1は、本発明の好適実施の形態を示す保護管把持具の側面図であり、図2は図1のA−A線矢視断面図であり、図3は図1のB−B線矢視断面図であり、図4は図1のC−C線矢視断面図である。
図1に示すように、保護管把持具1は、ケーブル2を支持するケーブル支持具3に設けられ保護管4の軸方向に延びる添え金具5と、添え金具5と共に保護管4を締め付けて保護管4を保持する保護管用締付バンド6とを備えて構成されている。
図2に示すように、ケーブル支持具3は、ケーブル2の外周に締付固定されるケーブル用締付バンド7と、ケーブル用締付バンド7を固定系たるラック8に固定する取付ボルト9とを備えて構成されており、上下に延びるケーブル2の中間を上下に延びるラック8に固定するようになっている。ケーブル用締付バンド7は、取付ボルト9に挿通して取り付けられケーブル2の外周に略半周に渡って当接される固定片10と、固定片10の周方向の両端にボルト11及びナット11aを介して締結されケーブル2を固定片10に押し付けるための可動片12とからなる。固定片10は、周方向の中央に、ケーブル2から取付ボルト9の頭13を逃がして収容するためのカギ部14を有すると共に取付ボルト9を挿通させるための穴(図示せず)を有し、その穴に取付ボルト9を挿通させると共に、取付ボルト9にナット14を螺合させ、このナット14と取付ボルト9の頭13との間に締め付けられることで取付ボルト9に固定されるようになっている。
図1に示すように、保護管4は、金属からなり、その端末には、ケーブル2を通す際にケーブル2を保護するためのケーブルガイド15が嵌合して設けられている。ケーブルガイド15は保護管4の端末を覆うと共にその径方向内側と外側とを覆うカバー状に形成されており、保護管4の外周面と内周面の上に重ね合わされて一体に固定されている。
図1及び図4に示すように、添え金具5は、金属板をプレス加工してなるものであり、ケーブル支持具3の取付ボルト9を挿通させる穴16を有しケーブル支持具3の両側に近接するケーブルガイド15に係合される凹部17と、凹部17の両側に形成され保護管4を沿わせて固定するための保護管取付部18とを備えて構成されている。凹部17は、添え金具5の長手方向の中央をケーブル2から離間させるように屈曲形成してなるものであり、凹部17の穴16に挿入した取付ボルト9にナット14を螺合させ、ナット14で頭13側に締め付けられることでケーブル支持具3に取り付けられるようになっている。そして凹部17は、後述する保護管取付部18に保護管4を当接させたときにケーブルガイド15に当接されるように形状を決定されており、ケーブルガイド15をガイドして保護管4をケーブル2の同軸上に位置合わせできるように形成されている。また、凹部17は、長手方向の両端を対向する一対のケーブルガイド15にそれぞれ係合されるように形成されており、保護管4の軸方向の移動を規制するようになっている。
図3及び図4に示すように、保護管取付部18は、平板状に形成されており、両側に保護管用締付バンド6に係合して保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制する切欠19を有する。切欠19は、矩形状に形成されており、保護管取付部18上に巻き付けた保護管用締付バンド6を嵌め入れることで保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制するようになっている。また、切欠19は、長手方向に複数段形成されており、保護管4を軸方向に離間する複数の保護管用締付バンド6で締め付けられるようになっている。
保護管用締付バンド6は、略環状に屈曲された鋼板からなり、両端をボルト20及びナット21で締め付けることで縮径されるようになっている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
図1に示すように、ケーブル2を配線する場合、保護管4にケーブル2を通しつつ、ラック8にケーブル支持具3を介してケーブル2を取り付ける。このとき、ケーブル支持具3に予め添え金具5を取り付けておく。図4に示すように、添え金具5の取り付け作業は、添え金具5の穴16にケーブル支持具3の取付ボルト9を挿通させ、図2に示すように取付ボルト9の先端側からナット14を螺合させ、このナット14で添え金具5をケーブル用締付バンド7側に締め付けることで行う。これにより、添え金具5はケーブル用締付バンド7と共に取付ボルト9の頭13とナット14との間に挟まれ、取付ボルト9に固定されることとなる。
ケーブル2の取り付け作業は、ケーブル支持具3をラック8に取り付けたのち、ケーブル2をケーブル支持具3に取り付けることで行う。ラック8にケーブル支持具3を取り付ける場合、まず、ラック8の適宜の位置に穴を空ける一方、取付ボルト9にナット22を螺合させ、穴に取付ボルト9を挿入する。このとき、取付ボルト9の挿入長さはナット22に規制されるため、ナット22を適宜回転させて挿入長さを調節する。この後、別のナット23を取付ボルト9に螺合させて2つのナット22、23間にラック8を挟んで締め付け、ラック8に取付ボルト9を固定する。
ケーブル2のケーブル支持具3への取り付けは、まず、ケーブル用締付バンド7の固定片10にケーブル2を嵌め込み、可動片12を固定片10に締結して固定片10にケーブル2を締め付け固定することで行う。
ケーブル2がケーブル支持具3に固定されたら、保護管4を添え金具5に取り付ける。具体的には、図1に示すように、ケーブルガイド15をケーブル支持具3に突き合わせるようにして保護管4を添え金具5の保護管取付部18に当接させながら、図3及び図4に示すように、保護管取付部18の上から保護管4に保護管用締付バンド6を巻き付け、その両端をボルト20及びナット21で締め付けることで添え金具5に保護管4を取り付ける。図1に示すように、保護管取付部18に保護管4を当接させることでケーブルガイド15が凹部17に当接され、保護管4がケーブル2の同軸上に位置合わせされることとなる。また、図3及び図4に示すように、保護管用締付バンド6を保護管取付部18の切欠19内に嵌め入れることで、保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制でき、保護管4を添え金具5に確実に取り付けることができる。
このように、ケーブル支持具3に保護管4の軸方向に延びる添え金具5を設け、その添え金具5と共に保護管4を締め付けて保護管4を保持する保護管用締付バンド6を設けて保護管把持具1を構成したため、ケーブル2を固定する箇所ごとにラック8に空けなければならない穴を1箇所に減らすことができると共に、添え金具5に保護管4を添えるだけでケーブル2と保護管4の中心の位置出しができ、ケーブル2を短時間で容易に布設できる。そして、保護管用締付バンド6と添え金具5とからなる一組の保護管把持具1で一対の保護管4を支持することができるため、保護管把持具1の数を減らすことができると共に、保護管把持具1の部品点数を減らすことができ、ケーブル布設に要するコストを低減することができる。
また、添え金具5は、保護管用締付バンド6に係合して保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制する切欠19を有するため、保護管用締付バンド6を添え金具5の上から保護管4に巻き付けるだけで保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制することができ、添え金具5に保護管4を安定して確実に固定することができる。
そして、添え金具5に、ケーブル支持具3の両側に位置するケーブルガイド15と係合する凹部17を形成し、凹部17の両側に保護管用締付バンド6を位置させるものとしたため、保護管用締付バンド6を締め付けることでケーブルガイド15を軸方向両側から保持でき、ケーブルガイド15の軸方向の移動を規制することができ、保護管4を安定して支持することができる。
なお、ケーブル支持具3を取り付ける固定系はラック8に限るものではなく、他の固定系であってもよい。
また、保護管取付部18は平板状に形成するものとしたが、これに限るものではない。切欠19で保護管用締付バンド6の軸方向の移動を規制できれば、例えば保護管4の曲面から反り返るように両側を湾曲させる断面弧状であってもよく、両側を保護管4から離間させるように屈曲された形状であってもよい。
本発明の好適実施の形態を示す保護管把持具の側面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図1のB−B線矢視断面図である。 図1のC−C線矢視断面図である。 従来の保護管把持具の側面図である。
符号の説明
1 保護管把持具
2 ケーブル
3 ケーブル支持具
4 保護管
5 添え金具
6 締付バンド
8 ラック
15 ケーブルガイド
17 凹部
19 切欠

Claims (3)

  1. ラック等の固定系にケーブルを所定間隔ごとにケーブル支持具で支持すると共に、その間のケーブルを保護管で囲繞し、かつ、その保護管を固定系に保持する保護管把持具において、上記ケーブル支持具に保護管の軸方向に延びる添え金具を設け、その添え金具と共に保護管を締め付けて保護管を保持する締付バンドを設けたことを特徴とする保護管把持具。
  2. 上記添え金具は、上記締付バンドに係合して締付バンドの軸方向の移動を規制する切欠を有する請求項1記載の保護管把持具。
  3. ケーブル支持具の軸方向両側には、保護管の端末に嵌合し、ケーブルを保護するケーブルガイドが配置され、上記添え金具にはそのケーブル支持具両側のケーブルガイドと係合する凹部が形成され、その両側に締付バンドが位置するようになっている請求項1又は2記載の保護管把持具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4793602B2 (ja) * 2006-07-31 2011-10-12 国立大学法人静岡大学 A/d変換器および読み出し回路
CN112962859A (zh) * 2021-02-08 2021-06-15 吉林省通利石膏装饰饰品有限公司 一种墙体与管线一体化的砌体系统

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