JP2005269598A - 発振・エコー防止回路及びマイクスピーカ - Google Patents

発振・エコー防止回路及びマイクスピーカ Download PDF

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Abstract

【課題】 双方向通信機器や一方向通信機器で生ずる発振現象はもとより、エコー現象を効果的に抑制して、安定した通話を可能とする発振・エコー防止回路を提供すること。
【解決手段】 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いるものであって、マイクスピーカ12と、受話信号電圧相殺回路13とを具え、前記マイクスピーカは、本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンMIC1,MIC2が第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカSP1又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記受話信号電圧相殺回路は、前記マイクロフォンからのそれぞれ受話信号電圧の出力を相殺して最も小さくなるようにし、発振・エコー現象を十分に抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いられる発振・エコー防止回路及びマイクスピーカに関し、その利用可能な技術分野は携帯電話又はPHS等の移動体通信、一般的な電話機、イヤーフォンマイク全般、翻訳機、聾唖者や声帯損傷者用拡声器、旅行業者のガイド用通信機、アナウンサー用通信機、電車の車掌用通信機、オペレーター用ヘッドセット、補聴器等各種の通信機器分野である。
従来、通信機器として例えば携帯電話又はPHS等の移動体通信に用いられる有線と無線の子機が知られており、この子機から親機、さらにNTTドコモ等の電話用無線電波中継部を含む伝送系を介して相手側の通信機器と双方向通信が可能な機器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−300074号公報(第2,3頁、図3)
これは一方の通信機器が音声等の信号を送るためのマイクロフォン、増幅回路を含む送話部と、音声等の信号を受け取るスピーカ又はイヤーフォン、増幅回路を含む受話部とで構成され、他方の通信機器が同様なマイクロフォン、増幅回路を含む送話部と、スピーカ又はイヤーフォン、増幅回路を含む受話部とで構成され、これら両通信機器が伝送系を介して接続され双方向通信が可能になっている。
ところで、前記双方向通信の場合には、両通信機器の送受話部の空間を伝わる音波等を含めた電気的結合によるループが形成されて発振現象やエコー現象が生じることがある。このとき発振現象は電気的結合のループ利得が1以上の時に生じ、またエコー現象は電気的結合のループ利得が1以下の時に生じるので、送話部と受話部の一体化や同設はもとより、近づけることすらできないのが現状であり、有線、無線のいずれにおいても通信機器のノイズ対策、小型化、軽量化、製造コスト低減等を進める上で大きな問題点となる。
そこでこの発明は、前記のような従来の問題点を解決し、双方向通信機器や一方向通信機器で生ずる発振現象はもとより、エコー現象を効果的に抑制して、安定した通話を可能とする発振・エコー防止回路及びマイクスピーカを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発振・エコー防止回路の発明は、携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いるものであって、マイクスピーカと、受話信号電圧相殺回路とを具え、前記マイクスピーカは、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっており、前記受話信号電圧相殺回路は、前記マイクロフォンからのそれぞれ受音信号電圧の出力を相殺して最も小さくなるようになっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項1において、第1の内部空間及び第2の内部空間は、空気等の流体が充満した密閉空間であることを特徴とする。請求項3に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項1又は2において、受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算する加算回路であることを特徴とする。請求項4に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項1又は2において、受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号成分による流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が外部空間から音声などの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路であることを特徴とする。
請求項5に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項1又は2において、受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算し、かつマイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号による空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和は外部空間からの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路であることを特徴とする。
請求項6に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、マイクロフォンからのそれぞれ受音信号の電圧の配分を行う電圧可変回路が設置されているとともに、受話信号電圧相殺回路に用いた回路部品が温度の変化や経年変化による影響や使用環境などの変化で第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が十分に小さくならない場合に自動的に十分に小さくなるように前記電圧可変回路を制御する制御回路が設置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発振・エコー防止回路の発明は、請求項6において、制御回路は、加算回路からの送話信号の一部を取り入れ可能に接続され加算された受話信号電圧を脈流に変換する整流回路と、該整流回路に接続され直流信号電圧を得る積分回路と、該積分回路に接続され直流信号電圧を送話信号がなく受話信号があるときのみ保存するメモリ回路と、該メモリ回路に接続されメモリ回路の出力電圧と基準電圧を比較する比較回路と、該比較回路に接続され比較回路で比較された直流信号電圧をマイクロフォンの一方の出力が大きいとき他方の出力が小さく、一方の出力が小さいとき他方の出力が大きくなるように電圧可変手段に制御信号を出力する反転増幅回路とを有する制御回路であることを特徴とする。
請求項8に記載のマイクスピーカの発明は、携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路に用いるものであって、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とする。請求項9に記載のマイクスピーカの発明は、請求項8において、第1の内部空間は、第2の内部空間より大きくなっていることを特徴とする。
請求項10に記載のスピーカ又はイヤーフォンの発明は、携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とする。
請求項11に記載のマイクロフォンの発明は、携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して少なくとも2つ以上配置され、第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっていることを特徴とする。
請求項1ないし7に記載した発振・エコー防止の発明は、前記のような構成からなるので、双方向通信機器や一方向通信機器で生ずる発振現象やエコー現象を効果的に抑制することができる。また、発振現象やエコー現象の抑制が可能なので、双方向通信機器に設置した場合には送話部と受話部を同じ場所に設けたり(同設)あるいは至近に設置することができる。しかも発振やエコー防止のために送話部と受話部を切り離したり、エコー防止のためのコンピュータ処理等の複雑なディジタル操作等を行う必要も無く、通話品質が低下することが無い安定した通話を可能とすることができるという画期的なものである。また、構成が簡素であるため製作コストも比較的安価に抑えることができるのに加えて、小型化と軽量化も図ることができるという優れた効果が期待できる。請求項8,9に記載したマイクスピーカの発明は、複数のマイクロフォンとスピーカ又はイヤーフォンをコンパクトに一体化することができ、発振・エコー防止回路に簡単に組み込むことができる。請求項10に記載したスピーカ又はイヤーフォンの発明は、マイクスピーカに効果的に組み込むことができる。請求項11に記載したマイクロフォンの発明は、マイクスピーカに効果的に組み込むことができる。
この発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1は双方向通信が可能な無線通信機器(例えば携帯電話)に実施したものである。図1は発振・エコー防止回路を携帯電話に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要が無いものは省略している。
通信機器1の送話部11はマイクスピーカ12を構成するマイクロフォンMIC1,MIC2、受話信号電圧相殺回路としての加算回路13、増幅回路A1から構成されている。受話部15は増幅回路A2、マイクスピーカ12を構成するスピーカSP1から構成されている。また、通信機器2の送話部21はマイクスピーカ22を構成するマイクロフォンMIC3,MIC4、受話信号電圧相殺回路としての加算回路23、増幅回路A3から構成されている。受話部25は増幅回路A4、マイクスピーカ22を構成するスピーカSP2から構成されている。30は両通信機器1,2を接続する伝送系を示す。
マイクスピーカ12,22は同じ構成からなるので、ここではその一方のマイクスピーカ12について、図2,3によって説明する。マイクスピーカ12は合成樹脂製の中空箱型本体41を有し、この本体には大小2個の内部空間42,43が密閉状に形成され、各空間には空気等の流体が充満された状態で収容されている。本体41にはマイクロフォンMIC1が第1の内部空間42と外部空間44を遮断して配置されているとともに、マイクロフォンMIC2が第1の内部空間42と第2の内部空間43を遮断して配置され、これらマイクロフォンMIC1,MIC2で第1の内部空間42内のスピーカSP1から出力される受話信号などによる流体の振動と外部空間44からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっている。また本体41にはスピーカSP1が第1の内部空間42と外部空間44を遮断して配置され、第1の内部空間42と外部空間44に同時に放音可能となっている。
前記マイクスピーカ12において、マイクロフォンMIC1,MIC2及びスピーカSP1の配置、これらの形状や大きさ、さらに内部空間42,43の大きさ等は一例を示したにすぎず、例示した以外の構成としてもよいことは勿論であり、図4以降にその変形例を示す。すなわち、図4ではマイクロフォンMIC1をスピーカSP1と同じ向きで配置し、図5ではマイクロフォンMIC1をスピーカSP1と相対向して配置し、図6,7ではマイクロフォンMIC2もマイクロフォンMIC1及びスピーカSP1と同じ向きに配置し、さらに図7と図6ではマイクロフォンMIC1とスピーカSP1の配置を逆にしている。これらいずれのタイプのマイクスピーカを用いてもよい。
加算回路13,23は同じ構成からなるので、ここではその一方の加算回路13について説明する。加算回路13は図8に示すように抵抗R1,R2,R3等から構成され、マイクロフォンMIC1,MIC2の出力の極性を変えて加算することで相殺する。すなわち、マイクロフォンMIC1,MIC2が第1の内部空間42内のスピーカSP1から出力される受話信号などによる空気等の流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算するとともに、マイクロフォンMIC1,MIC2が第1の内部空間42外の外部空間44から音声などの送話信号による流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が外部空間からの送話信号成分のみが十分に残るように加算するように予め調整され設定されている。マイクロフォンMIC1,MIC2の出力のばらつきは抵抗R1,R2の値を調整して加算回路13の出力電圧が最も小さくなるようにする。
通信機器2から伝送系30を通じて通信機器1に送られてくる受話信号は増幅回路A2で増幅され、マイクスピーカ12のスピーカSP1から外部空間44と第1の内部空間42に出力される。出力された受話信号はマイクスピーカ12のマイクロフォンMIC1,MIC2によって取り出される。加算回路13はこの2つのマイクロフォンMIC1,MIC2からの受話信号電圧の和が相殺して最も小さくなるように前記のように予め調整しているので、受話信号が取り出されることはない。
受話信号は取り出されないので送話部11に設けられている増幅回路A1によって増幅され、伝送系30を通して通信機器2に送話されるが、受話信号が伝わることはない。
スピーカSP1に出力された受話信号は外部空間44にも放音されるので、信号として聞くことができる。
また、通信機器1から伝送系30を通じて通信機器2に送る音声等の送話信号はマイクスピーカ12の外部空間44にも開放されているマイクロフォンMIC1によって集音する。このとき、マイクロフォンMIC2では集音することができないので、2つのマイクロフォンMIC1,MIC2から取り出される受音信号電圧を加算回路13で相殺しても音声等の送話信号は無くなることはない。
この送話信号は増幅回路A1によって増幅され、伝送系30を通じて通信機器2に送話され、伝えることができる。
前記において受話された音声等の受話信号はマイクスピーカ12内の第1の内部空間42で外界の影響を少なく抑えて位相差なく集音し、加算回路13で相殺して、相手方の通信機器2に送られるので、両通信機器1,2間の送受話部では発振現象はもとよりエコー現象も生じることがない。この発振防止、エコー防止は通信機器2でも同様な機能を果たすため、両通信機器1,2に組み込めば、より効果が発揮される。
実施の形態1では加算回路13,23を用いて受話信号電圧の相殺を行ったが、これはあくまでも好ましい一例であって、ほかに同様な動作を行う回路で構成してもよい。
(実施の形態2)
図9,10は実施の形態2を示す。実施の形態1では予めマイクスピーカ12,22でスピーカSP1からの出力を2つのマイクロフォンMIC1,MIC2で集音し、2つの信号電圧を加算回路13,23で相殺して最小となるように調整しておく必要があったが、マイクスピーカ12,22に用いたスピーカSP1及びマイクロフォンMIC1,MIC2の使用環境や使用部品特性の温度や経年変化によって変動し、当該スピーカからの2つのマイクロフォンMIC1,MIC2で集音しても加算回路13,23で相殺したとき十分に相殺できない場合が生じることがある。この場合はその変動分を自動的に調整し直す制御回路を設けてもよく、図9,10はその例を示している。
すなわち、この実施の形態2では加算回路13,23と2つのマイクロフォンMIC1,MIC2の間に2つの電界効果トランジスタFET1,FET2からなる電子的に信号電圧の配分を行う電圧配分回路51,61を設け、この電圧配分回路を制御する制御回路52,62を、加算回路13,23の出力側と電圧配分回路51,61との間に設けている。
制御回路52,62は同様な構成からなっている。そのうちの一方の制御回路52は図10に示するように、加算回路13からの受話信号の一部を取り入れ可能に接続され、加算された受音信号電圧を脈流に変換する整流回路53と、該整流回路に接続され、直流信号電圧を得る積分回路54と、該積分回路に接続され、直流信号電圧を受話信号があるときのみ保存するメモリ回路55と、該メモリ回路に接続され、メモリ回路の出力電圧と基準電圧56を比較する比較回路57と、該比較回路に接続され、比較回路で比較された直流信号電圧をマイクロフォンの一方の出力が大きいとき他方の出力が小さく、一方の出力が小さいとき他方の出力が大きくなるように電圧可変回路51に制御信号を出力する反転増幅回路58,59とを有している。
この実施の形態2においても実施の形態1と同様な作用が期待できるのに加え、前記したようにマイクスピーカ12,22の構成部材であるスピーカSP1及びマイクロフォンMIC1,MIC2の使用環境や使用部品特性の温度や経年変化による変動によって、受話信号電圧の大きさが、最も小さくならないときは電圧配分回路51,61及び制御回路52,62による制御によってその変動分が自動的に修正される。
図2ないし7に示すマイクスピーカ12,22は1個のスピーカSP1と2個のマイクロフォンMIC1,MIC2を本体41内に密閉状に組み込んだ模式図である。この図面では動作を行わせるための基本的な配置構造について示したもので、第1の内部空間42のようにスピーカSP1やマイクロフォンMIC1で外部空間44と遮断された空間と、第2の内部空間43のようにマイクロフォンMIC2で遮断された空間とをもった構造であれば、どのような構造であってもよい。
また、マイクスピーカ12,22では内部空間42,43を密閉空間として、各々の空間での空気等の流体の移動をなくすようにしたが、音声等の信号によってスピーカSP1の振動膜の振動が複数のマイクロフォンMIC1,MIC2の振動膜に十分に伝わり該マイクロフォンの出力を加算回路13,23で加算したときに十分に小さく無視できる程度であれば厳密に密閉空間でなくともかまわない。また、第1の内部空間42及び第2の内部空間43は空気等の流体を用いたが、同様な効果が得られれば他の流体、例えば窒素や炭酸ガス等でもよい。また、電圧可変回路51,61では電界効果トランジスタFET1,FET2を用いて信号電圧の大きさを調整したが、信号電圧の大きさを調整できるものであれば、どのような構成であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3は一方向通信が可能な通信機器(例えば補聴器)に実施したものである。図11は発振・エコー防止回路を補聴器に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要がないものは省略している。
補聴器はマイクスピーカ70を構成するマイクロフォンMIC1,MIC2、スピーカSP1、及びスピーカSP1からの受話信号を取り去る受話信号電圧相殺回路としての加算回路71、増幅回路A1、帯域フイルタBPF、増幅回路A2から構成されている。
補聴器のマイクスピーカ70の構成の一例を図12に示す。マイクスピーカ70は合成樹脂製の中空箱型本体72を有し、この本体にはスピーカSP1側に耳穴に挿入可能な小円筒部73が一体に取り付けられている。本体72には大小の2つの内部空間74,75が密閉状に形成され、各空間には空気等の流体が充満された状態で収容されている。本体72にはマイクロフォンMIC1が第1の内部空間74と外部空間76を遮断して配置されているとともに、マイクロフォンMIC2が第1の内部空間74と第2の内部空間75を遮断して配置され、これらマイクロフォンMIC1,MIC2で第1の内部空間74内のスピーカSP1から出力される受話信号などによる流体の振動と外部空間76からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっている。また本体72にはスピーカSP1が第1の内部空間74と外部空間76を遮断して配置され、第1の内部空間74と外部空間76(ここでは耳の中)に同時に放音可能となっている。
マイクスピーカ70については段落0020に記載のマイクスピーカ12と同様に、マイクロフォンMIC1,MIC2及びスピーカSP1の配置、これらの形状や大きさ、さらに内部空間74,75の大きさ等は任意であり、例示した以外の構成としてもよい。また、段落0034に記載のマイクスピーカ12と同様に、同様な効果があれば内部空間74,75は他の流体を用いてよく、密閉空間である必要もない。加算回路71についても段落0021に記載の加算回路13のように構成され、かつ機能する点は同様である。
帯域フイルタBPFは発振・エコー防止回路の動作を安定にさせるために設けられている。帯域フイルタBPFの使用に際しては必要に応じて通話周波数帯域の範囲で決めればよい。また、帯域フイルタBPFは必ず使用しなければならないというものでもなく、補聴器としての動作が安定していれば使う必要はない。
前記のように構成された補聴器においては、外部空間76よりの送話信号はマイクロフォンMIC1で取り込まれ、加算回路71、帯域フイルタBPF、増幅回路A2を通して増幅され、スピーカSP1で外部空間76である耳の中と第1の内部空間74に放音される。第1の内部空間74に放音された音はマイクロフォンMIC1,MIC2によって集音されるが、加算回路71で相殺され十分に小さくされるので、発振現象やエコー現象の発生や成長を効果的に抑えることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4は補聴器兼双方向通信が可能な無線通信機器(例えば携帯電話)に実施したものである。図13は発振エコー防止回路とマイクスピーカを補聴器兼携帯電話に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要がないものは省略している。
補聴器兼携帯電話はマイクスピーカ80を構成するマイクロフォンMIC1,MIC2、MIC3、スピーカSP1、及びスピーカSP1からの受話信号を取り去る受話信号電圧相殺回路としての加算回路81、帯域フイルタBPF、増幅回路A1、補聴器と携帯電話の切換スイッチ82,83,84、増幅回路A2から構成されている。そして切換スイッチ84と増幅回路A2とスピーカSP1が通信機器1である携帯電話の受話部15を構成し、それ以外が送話部11を構成する。
補聴器兼携帯電話のマイクスピーカ80の構成の一例を図14に示す。マイクスピーカ80は合成樹脂製の中空箱型本体86を有し、この本体にはマイクロフォンMIC1側に耳穴に挿入可能な小円筒部87が一体に取り付けられている。本体86には大小の2つの内部空間88,89が密閉状に形成され、各空間には空気等の流体が充満された状態で収容されている。本体86にはマイクロフォンMIC1が第1の内部空間88と外部空間90(ここでは耳側)を遮断して配置され、マイクロフォンMIC3が第1の内部空間88と外部空間90を遮断して配置されているとともに、マイクロフォンMIC2が第1の内部空間88と第2の内部空間89を遮断して配置され、これらマイクロフォンMIC1,MIC2、MIC3で第1の内部空間88内のスピーカSP1から出力される受話信号などによる流体の振動と外部空間90からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっている。また本体86にはスピーカSP1が第1の内部空間88と外部空間90を遮断して配置され、第1の内部空間88と外部空間90に同時に放音可能となっている。
マイクスピーカ80についても段落0020に記載のマイクスピーカ12と同様に、マイクロフォンMIC1,MIC2、MIC3及びスピーカSP1の配置、これらの形状や大きさ、さらに内部空間88,89の大きさ等は任意であり、例示した以外の構成としてもよい。また、段落0034に記載のマイクスピーカ12と同様に、同様な効果があれば内部空間88,89は他の流体を用いてよく、密閉空間である必要もない。
加算回路81は図15に示すように抵抗R1、R2、R3等から構成され、マイクロフォンMIC1,MIC2又はマイクロフォンMIC2、MIC3の出力の極性を変えて換えて加算することで相殺する。すなわちマイクロフォンMIC1,MIC2又はマイクロフォンMIC2、MIC3が第1の内部空間88内にスピーカSP1から出力される受話信号などによる空気等の流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算するとともに、マイクロフォンMIC1,MIC2又はマイクロフォンMIC2、MIC3が第1の内部空間88外の外部空間90から音声などの受話信号による振動を集音したとき受音信号電圧の総和は外部空間90からの受話信号成分のみが十分に残るように加算するように予め調整され設定されている。マイクロフォンMIC1,MIC2又はマイクロフォンMIC2、MIC3の出力のばらつきは、マイクロフォンMIC1,MIC3の特性を揃えたり、マイクロフォンMIC1,MIC3に並列に抵抗(図示せず)を接続したり、抵抗R1、R2の値を調整したり、して加算回路の出力の電圧が最も小さくなるようにする。
前記のように構成された補聴器兼携帯電話においては、補聴器と携帯電話の切換は切換スイッチ82,83,84で行う。図13において切換スイッチ82,83,84をa側に切り換えると補聴器が動作可能となり、b側に切り換えると携帯電話が動作可能となる。
補聴器兼携帯電話を補聴器として用いる場合は、切換スイッチ82,83,84をa側にする。これによりマイクスピーカ80のマイクロフォンMIC3が加算回路81に接続され、マイクロフォンMIC2、MIC3で補聴器動作を行う。すなわち、外部空間90からの音声等の送話信号はマイクロフォンMIC3によって受音する。受音された受音信号は加算回路81を通して帯域フイルタBPFで不要な周波数成分を除去して増幅回路A1,A4で増幅してスピーカSP1で拡声され耳で聞くことができる。このスピーカSP1からの受話信号はマイクロフォンMIC2、MIC3に同時に入力されるが、加算回路81で十分に相殺されるので、発振・エコー現象が効果的に抑制される。
補聴器兼携帯電話を携帯電話として用いる場合は、切換スイッチ82,83,84をb側にする。これによりマイクスピーカ80のマイクロフォンMIC1が加算回路81に接続され、マイクロフォンMIC1、MIC2で携帯電話動作を行う。すなわち、伝送系30よりの通話相手側からの受話信号は増幅回路A2を通してスピーカSP1を通して聞きとる。この受話信号はマイクロフォンMIC1、MIC2に同時に入力されるが、加算回路81で十分に相殺され、通話相手側に伝わることはないし、発振・エコー現象を十分に抑えることができる。音声等の送話信号はマイクロフォンMIC1により受音されるが、この信号はマイクロフォンMIC2には受音されないので加算回路81で相殺されても送話信号はそのまま通過する。帯域フイルタBPFで不要な周波数成分を除去して増幅回路A1で増幅され、伝送系30を通じて相手側に伝えられる。
尚、前記各実施の形態では受話部15,25にスピーカSP1,SP2を設けた例を示したが、ほかにこれに代えてイヤーフォンを設けてもよく、この発明はその実施に際しては特許請求の範囲に記載した範囲において種々の設計変更が可能である。
この発明の実施の形態1として示す双方向通信が可能な無線通信機器に組み込んだ発振・エコー防止回路の回路ブロック図である。 同上の発振・エコー防止回路に用いられるマイクスピーカの断面図である。 同上のマイクスピーカの別の角度から見た断面図で、(A)は図2の線A−Aに沿った断面図、(B)は図2の線B−Bに沿った断面図、(C)は図2の線C−Cに沿った断面図、(D)は図2の線D−Dに沿った断面図である。 マイクスピーカの変形例を示す断面図である。 マイクスピーカの変形例を示す断面図である。 マイクスピーカの変形例を示す断面図である。 マイクスピーカの変形例を示す断面図である。 同上の加算回路を示す図面である。 実施の形態2として示すエコー防止回路の回路ブロック図である。 同上の電圧可変回路と制御回路の回路ブロック図である。 実施の形態3として示す一方向通信が可能な無線通信機器に組み込んだ発振・エコー防止回路の回路ブロック図である。 同上の発振・エコー防止回路に用いられるマイクスピーカの断面図である。 実施の形態4として示す補聴器兼双方向通信が可能な無線通信機器に組み込んだ発振・エコー防止回路の回路ブロック図である。 同上の発振・エコー防止回路に用いられるマイクスピーカの断面図である。 同上の発振・エコー防止回路に用いられる加算回路を示す図面である。
符号の説明
1,2 通信機器
11,21 送話部
12,22,70,80 マイクスピーカ
13,23,71,81 加算回路(受話信号電圧相殺回路)
15,25 受話部
30 伝送系
51,61 電圧可変回路
52,62 制御回路

Claims (11)

  1. 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いるものであって、
    マイクスピーカと、受話信号電圧相殺回路とを具え、前記マイクスピーカは、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっており、前記受話信号電圧相殺回路は、前記マイクロフォンからのそれぞれ受話信号電圧の出力を相殺して最も小さくなるようになっていることを特徴とする発振・エコー防止回路。
  2. 第1の内部空間及び第2の内部空間は、空気等の流体が充満した密閉空間である請求項1記載の発振・エコー防止回路。
  3. 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
  4. 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号による流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が外部空間から音声などの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
  5. 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算し、かつマイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号による空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和は外部空間からの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
  6. マイクロフォンからのそれぞれ受音信号の電圧の配分を行う電圧可変回路が設置されているとともに、受話信号電圧相殺回路に用いた回路部品が温度の変化や経年変化による影響や使用環境などの変化で第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が十分に小さくならない場合に自動的に十分に小さくなるように前記電圧可変回路を制御する制御回路が設置されている請求項1ないし5のいずれかに記載の発振・エコー防止回路。
  7. 制御回路は、加算回路からの受話信号の一部を取り入れ可能に接続され加算された受音信号電圧を脈流に変換する整流回路と、該整流回路に接続され直流信号電圧を得る積分回路と、該積分回路に接続され直流信号電圧を送話信号がなく受話信号があるときのみ保存するメモリ回路と、該メモリ回路に接続されメモリ回路の出力電圧と基準電圧を比較する比較回路と、該比較回路に接続され比較回路で比較された直流信号電圧をマイクロフォンの一方の出力が大きいとき他方の出力が小さく、一方の出力が小さいとき他方の出力が大きくなるように電圧可変手段に制御信号を出力する反転増幅回路とを有する制御回路である請求項6記載の発振・エコー防止回路。
  8. 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路に用いるものであって、
    空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とするマイクスピーカ。
  9. 第1の内部空間は、第2の内部空間より大きくなっている請求項8記載のマイクスピーカ。
  10. 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、
    空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とするスピーカ又はイヤーフォン。
  11. 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、
    空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して少なくとも2つ以上配置され、第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっていることを特徴とするマイクロフォン。
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