JP2005269598A - 発振・エコー防止回路及びマイクスピーカ - Google Patents
発振・エコー防止回路及びマイクスピーカ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いるものであって、マイクスピーカ12と、受話信号電圧相殺回路13とを具え、前記マイクスピーカは、本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンMIC1,MIC2が第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカSP1又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記受話信号電圧相殺回路は、前記マイクロフォンからのそれぞれ受話信号電圧の出力を相殺して最も小さくなるようにし、発振・エコー現象を十分に抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
実施の形態1は双方向通信が可能な無線通信機器(例えば携帯電話)に実施したものである。図1は発振・エコー防止回路を携帯電話に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要が無いものは省略している。
図9,10は実施の形態2を示す。実施の形態1では予めマイクスピーカ12,22でスピーカSP1からの出力を2つのマイクロフォンMIC1,MIC2で集音し、2つの信号電圧を加算回路13,23で相殺して最小となるように調整しておく必要があったが、マイクスピーカ12,22に用いたスピーカSP1及びマイクロフォンMIC1,MIC2の使用環境や使用部品特性の温度や経年変化によって変動し、当該スピーカからの2つのマイクロフォンMIC1,MIC2で集音しても加算回路13,23で相殺したとき十分に相殺できない場合が生じることがある。この場合はその変動分を自動的に調整し直す制御回路を設けてもよく、図9,10はその例を示している。
実施の形態3は一方向通信が可能な通信機器(例えば補聴器)に実施したものである。図11は発振・エコー防止回路を補聴器に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要がないものは省略している。
実施の形態4は補聴器兼双方向通信が可能な無線通信機器(例えば携帯電話)に実施したものである。図13は発振エコー防止回路とマイクスピーカを補聴器兼携帯電話に組み込んだ回路ブロック図であり、この図面では回路の動作を行わせるための電池等説明に必要がないものは省略している。
11,21 送話部
12,22,70,80 マイクスピーカ
13,23,71,81 加算回路(受話信号電圧相殺回路)
15,25 受話部
30 伝送系
51,61 電圧可変回路
52,62 制御回路
Claims (11)
- 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器に用いるものであって、
マイクスピーカと、受話信号電圧相殺回路とを具え、前記マイクスピーカは、空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっており、前記受話信号電圧相殺回路は、前記マイクロフォンからのそれぞれ受話信号電圧の出力を相殺して最も小さくなるようになっていることを特徴とする発振・エコー防止回路。 - 第1の内部空間及び第2の内部空間は、空気等の流体が充満した密閉空間である請求項1記載の発振・エコー防止回路。
- 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
- 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号による流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が外部空間から音声などの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
- 受話信号電圧相殺回路は、マイクロフォンが第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動を集音したときに生ずる受音信号電圧の総和が最も小さくなるように加算し、かつマイクロフォンが第1の内部空間外の外部空間から音声などの送話信号による空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和は外部空間からの送話信号成分のみが十分に残るように加算する加算回路である請求項1又は2記載の発振・エコー防止回路。
- マイクロフォンからのそれぞれ受音信号の電圧の配分を行う電圧可変回路が設置されているとともに、受話信号電圧相殺回路に用いた回路部品が温度の変化や経年変化による影響や使用環境などの変化で第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動を集音したとき受音信号電圧の総和が十分に小さくならない場合に自動的に十分に小さくなるように前記電圧可変回路を制御する制御回路が設置されている請求項1ないし5のいずれかに記載の発振・エコー防止回路。
- 制御回路は、加算回路からの受話信号の一部を取り入れ可能に接続され加算された受音信号電圧を脈流に変換する整流回路と、該整流回路に接続され直流信号電圧を得る積分回路と、該積分回路に接続され直流信号電圧を送話信号がなく受話信号があるときのみ保存するメモリ回路と、該メモリ回路に接続されメモリ回路の出力電圧と基準電圧を比較する比較回路と、該比較回路に接続され比較回路で比較された直流信号電圧をマイクロフォンの一方の出力が大きいとき他方の出力が小さく、一方の出力が小さいとき他方の出力が大きくなるように電圧可変手段に制御信号を出力する反転増幅回路とを有する制御回路である請求項6記載の発振・エコー防止回路。
- 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路に用いるものであって、
空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体を有し、この本体に少なくとも2つ以上のマイクロフォンが第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して配置されているとともに、スピーカ又はイヤーフォンが第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、前記マイクロフォンは、第1の内部空間内の受話信号などによる流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっており、前記スピーカ又はイヤーフォンは、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とするマイクスピーカ。 - 第1の内部空間は、第2の内部空間より大きくなっている請求項8記載のマイクスピーカ。
- 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、
空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間を遮断して配置され、第1の内部空間と外部空間に同時に放音可能となっていることを特徴とするスピーカ又はイヤーフォン。 - 携帯電話等の双方向通信機器あるいは補聴器等の一方向通信機器の、前記発振・エコー防止回路用マイクスピーカを構成するものであって、
空気等の流体が充満した内部空間を少なくとも2つ以上有する本体の、第1の内部空間と外部空間、及び第1の内部空間と第2の内部空間を遮断して少なくとも2つ以上配置され、第1の内部空間内の受話信号などによる空気等の流体の振動と外部空間からの音声などの送話信号による流体の振動を同時に集音可能になっていることを特徴とするマイクロフォン。
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