JP2005268110A - 燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】生成された水が有効に酸化剤流路の上流領域に面する電解質膜を湿潤し、酸化剤流路の下流領域においてスムーズに水が排出される燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】流される流体が注入および排出される入口および出口と膜電極接合体に面する面に設けられて上記入口と上記出口とを連通する流路とを有する燃料電池用セパレータにおいて、上記流路は、上記流体の流れる方向に流される流体の流速が早くなるように階段状に断面積を小さくさせた。
【選択図】図1

Description

この発明は、固体高分子形燃料電池に用いられるセパレータに関するものである。
従来の固体高分子形燃料電池(以下、燃料電池と称す。)に用いられるセパレータは、膜電極接合体に接する面に流路溝が一定の深さで、本数および折り返しの回数が燃料電池の特性に合わせて調整されて設けられている。そして、燃料電池は、80℃程度の温度で運転され、生成水が水蒸気としてではなく、水滴として排出されるので、水滴が排出されやすいようにセパレータを重力方向に沿うように立てられて構成されている。また、空気入口マニホールドが上側に、空気出口マニホールドが下側に配置されるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような燃料電池に加湿された空気および燃料が供給されると、反応に伴って生成される生成水の水滴が、空気流路溝の下流領域に溜まりやすい。そして、空気流路溝の下流領域に面する空気極が過剰に濡らされることによりガス拡散性が阻害され、また、流路溝が一時的に閉塞されたり、空気流量が変動したりして、セル電圧が変化してしまうという不具合が生じる。この不具合は、飽和に近く加湿され、流量が空気の数分の1で流速の遅い燃料側でも生じる。
逆に、空気および燃料の加湿温度を低くして運転すると、空気流路溝の上流領域や中流領域における固体高分子電解質膜(以下、電解質膜と称す。)の加湿が不足してしまう。そのため、電流が空気流路溝の下流領域に面する膜電極接合体の部分に集中し、出力電圧が空気および燃料が高温で加湿された場合に比べてセル電圧が100mV近く低くなり、連続運転に伴うセル電圧の低下も数倍大きくなるなど、出力特性や寿命特性に関して大きな問題がある。
そこで、この不具合を防止するために、流路溝の深さを変化させる方法が提案されている。空気流路溝の深さを漸次深くし、水滴の滞留による空気の閉塞に起因する出力低下を防止するセパレータが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−143722号公報 特開平8−138696号公報
しかし、空気流路溝の深さをその上流領域から下流領域にかけて漸次深くすると、空気の流速が遅くなり、空気の滞留時間が増えて、空気流路溝の下流領域に面する空気極に水分が吸収されやすくなり、空気極の過度の濡れによるフラッディング(Flooding)が起こりやすいという欠点があった。さらに、フラッディングが起こると、電解質膜の電気抵抗が著しく低下して電流が流れやすくなり、燃料電池のセル面内の電流密度分布が酸素濃度の低い空気流路溝の下流領域に集中して、セル電圧が低下するという問題もある。
また、酸化剤マニホールドの酸化剤流路の出口から排出された空気は、酸化剤出口マニホールドを通り電池外部へ排出される。このとき、酸化剤流路で結露した水滴が酸化剤出口マニホールドの壁面に衝突し、水滴が酸化剤出口マニホールド内に溜まる。また、燃料電池の作動温度が80℃程度と低いため、酸化剤出口マニホールド付近にある空気の露点と燃料電池の作動温度との温度差がほとんどなく、非常に結露をしやすい。そして、酸化剤出口マニホールド内に溜まった水滴は、空気の流速が遅いため電池外部に排出されにくく、空気の排出を阻害したり、バブリングによって圧力変動を引き起こしたりする。そのため、燃料電池の各セルに分配される空気量が変動するため、セル電圧が大きく変動するという問題がある。
この発明の目的は、生成された水が有効に酸化剤流路の上流領域に面する電解質膜を湿潤し、酸化剤流路の下流領域においてスムーズに水が排出される燃料電池用セパレータを提供することである。
この発明の燃料電池用セパレータは、流される流体が注入および排出される入口および出口と膜電極接合体に面する面に設けられて上記入口と上記出口とを連通する流路とを有する燃料電池用セパレータにおいて、上記流路は、上記流体の流れる方向に流される流体の流速が早くなるように階段状に断面積を小さくさせた。
この発明に係わる燃料電池用セパレータの効果は、そのセパレータの酸化剤流路の上流領域において、階段状に流路の溝の深さが他の溝よりも深い流路が設けられたので、その上流領域に流される空気の流速が小さくなり、水分の蒸発速度が減少し、その上流領域に面する電解質膜の乾燥を防ぐことができる。また、流路の底面に階段状の段差が形成され、底面付近に沿って流れてきた空気がその段差に衝突するので、水滴がその上流領域に対流し、上流領域に面する電解質膜を効果的に加湿することができる。さらに、その下流領域において水滴が成長しないので、流路の閉塞またはフラッディングが防止できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。図2は、図1のA−A断面における断面図である。図3は、図1のB−B断面における断面図である。
燃料電池は、図示しないが、電解質膜とその両側から挟持する酸化剤電極および燃料電極とから構成されている膜電極接合体、その膜電極接合体を両側から挟持し、酸化剤電極および燃料電極それぞれに酸化剤および燃料を供給する流路が設けられた酸化剤セパレータおよび燃料セパレータが一組として構成されている。そしてこの組が多数積層されて所望の燃料電池が構成されている。酸化剤として空気、燃料として水素を例に挙げて説明するが、これに限るものではない。
図1に示すように、酸化剤セパレータ1は、長方形の板である。長手方向の1端部に酸化剤入口マニホールド2、冷却水入口マニホールド3および燃料出口マニホールド4が貫通するように設けられている。また、長手方向の他端部に酸化剤出口マニホールド5、冷却水出口マニホールド6、燃料入口マニホールド7が貫通するように設けられている。
さらに、酸化剤セパレータ1の片面に、酸化剤入口マニホールド2と酸化剤出口マニホールド5とを連通する酸化剤流路8が設けられている。この実施の形態1の燃料電池においては、酸化剤セパレータ1と図示しない燃料セパレータとを別々のものとしているが、1つのセパレータの両面にそれぞれ空気と水素とが流される流路を設けても同様である。
酸化剤流路8は、酸化剤セパレータ1の片面10側から掘るようにして形成された流路溝9の開口部が膜電極接合体により蓋をされるようにして構成される管路からなる。そして、酸化剤流路8の流路断面積Sは、流路溝9の深さdと幅Tとを定めることによりS=d×Tから定めることができる。土手11は、膜電極接合体に接している。また、酸化剤セパレータ1の外周部12は、膜電極接合体の電解質膜と接している。この外周部12に接した電解質膜は、図示しない燃料セパレータの外周部と酸化剤セパレータ1の外周部12とに挟持されることにより空気と水素とを封止することができる。酸化剤流路8は、1本の流路溝9からなり、2回折り返されている。
流路溝9は、図1に示すように酸化剤入口マニホールド2から酸化剤セパレータ1の長手方向の右手方向(以下、右手方向と称す。)に延びる1段目の流路溝片13a、その1段目の流路溝片13aに連なり、流れの方向を反転する第1の反転部14a、その第1の反転部14aに連なり酸化剤セパレータ1の長手方向の左手方向(以下、左手方向と称す。)に延びる2段目の流路溝片13b、その2段目の流路溝片13bに連なり、流れの方向を反転する第2の反転部14b、その第2の反転部14bに連なり、右手方向に延び、酸化剤出口マニホールド5に接続される3段目の流路溝片13cにより構成されている。流路溝9は、酸化剤入口マニホールド2から酸化剤出口マニホールド5との間の長さをおおよそ3等分された領域に分けて考えることができる。酸化剤入口マニホールド2から順に上流領域、中流領域、下流領域と呼ぶことにする。流路溝9は、上流領域に属する1段目の流路溝片13aと第1の反転部14aに低速流路部15、中流領域に属する2段目の流路溝片13bと第2の反転部14bに中速流路部16、下流領域に属する3段目の流路溝片13cに高速流路部17が設けられている。
この低速流路部15、中速流路部16、高速流路部17は、図2、図3に示すように、この順に流路溝9の深さdが浅くなっている。流路溝9内を流される空気の流速は流路断面積Sに反比例するので、流路溝9の深さdが2倍になれば、空気の流速は2分の1になる。
なお、管路を流される流体の流速は、管路の断面積Sに反比例するので、上述のように流路溝9の深さdを深くすることにより、断面積Sが大きくなり、流速が遅くなる。この説明では、流路溝9の深さdを深くすることにより断面積Sを大きくしているが、流路溝9の幅Tを大きくしてもよいし、両者を併せてもよい。
また、図1の流路パターンは、空気だけでなく水素および冷却水にも用いることができる一般的な流路パターンである。セパレータの両面を使って、酸化剤流路、燃料流路または冷却水流路のうちの2つを構成してもよい。また、それぞれ別々にして構成してもよい。この構成は燃料電池スタックの構成に依存する。
酸化剤セパレータ1は、黒鉛を樹脂によって結合した黒鉛板である。そして、硬化前の樹脂に黒鉛粉末を混合し、混練り後、金型に注型され、硬化されて作製される。このように、流路溝の深さは金型を所定の形状に加工することにより変えることができる。また、後工程として、切削加工により流路溝を形成してもよい。
次に、酸化剤セパレータ1が膜電極接合体を挟持することにより形成された酸化剤流路8に空気が流される様子を説明する。
空気は、比較的低温で加湿不十分な状態で酸化剤入口マニホールド2から酸化剤流路8に流される。低速流路部15において、流路断面積Sが大きいので空気の流速が小さく、膜電極接合体からの水分の蒸発速度が遅い。そして、生成された水と燃料極から搬送された水とは、電解質膜から流路への蒸発がしづらく、電解質膜の含水が一定に保たれる。また、空気中に結露した水滴が図2に示す低速流路部15と中速流路部16との間の段差の壁面18に衝突するため、中速流路部16に流れていく水滴の量が少なくなり、低速流路部15に水分が保持される。水滴になった水があると、温度に係わらず低速流路部15内の湿度が飽和水蒸気圧近くに保たれ、電解質膜の含水率が一定に保たれる。
次に、中速流路部16まで流された空気に少ないながら小さな水滴が含有されている。これらの水滴の一部分は中速流路部16と高速流路部17の間の段差の壁面19に衝突するため、高速流路部17に流されていく水滴の量が少なくなり、中速流路部16に水分が保持される。
次に、低速流路部15および中速流路部16とに水滴が滞留されているとともに、高速流路部18に流される空気の流速は早いので、成長した大きな水滴によって高速流路部18が閉塞されたり、フラッディングされたりする可能性が少なくなる。
また、流路溝9の下流領域では、小さな水滴がすでに蒸発して消費され、水滴の成長が制約されるので、成長した大きな水滴によって流路溝9が閉塞されたり、フラッディングされたりする可能性が少なくなる。
このような燃料電池は、流路に沿ってその深さを階段状に適宜変更し、空気の流速を好適な値に調節することが可能となる。このため、電解質膜のセル面内含水率をより均一に保つことが可能となる。空気流路溝の上流領域においては、電解質膜の乾燥による電池特性の低下を防止できる。また、空気流路溝の下流領域においては、液滴による流路溝の閉塞を回避できる。そして、長寿命で安定した燃料電池を提供することができる。
また、上流側から下流側に階段状に流路溝の深さが浅くなるので、空気中に凝縮した水滴が階段状の壁面に衝突し、空気流路溝の下流領域に流れていく水滴が少なくなる。そして、低速流路部および中速流路部に水分が保持されるので、電解質膜の乾燥を防ぐことができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。図5は、図4のA−A断面における断面図である。
実施の形態1の酸化剤セパレータ1は、流路溝9の本数が1本で折り返し回数が2回であるが、実施形態2の酸化剤セパレータ20は、流路溝の本数が3本で折り返し回数が6回である。
酸化剤流路21は、酸化剤セパレータ20の片面を溝状に掘削して設けられた流路溝22a、22b、22cの開口部が図示しない膜電極接合体により閉蓋されて形成される管路からなる。各流路溝22a、22b、22cは、図4に示すように酸化剤入口マニホールド2から酸化剤セパレータ20の長手方向の右手方向(以下、右手方向と称す。)に延びる1段目の流路溝片23a、その1段目の流路溝片23aに連なり、流れの方向を反転する第1の反転部24a、その第1の反転部24aに連なり酸化剤セパレータ20の長手方向の左手方向(以下、左手方向と称す。)に延びる2段目の流路溝片23b、その2段目の流路溝片23bに連なり、流れの方向を反転する第2の反転部24b、その第2の反転部24bに連なり、右手方向に延びる3段目の流路溝片23c、その3段目の流路溝片23cに連なり、流れの方向を反転する第3の反転部24c、その第3の反転部24cに連なり、左手方向に延びる4段目の流路溝片23d、その4段目の流路溝片23dに連なり、流れの方向を反転する第4の反転部24d、その第4の反転部24dに連なり、右手方向に延びる5段目の流路溝片23e、その5段目の流路溝片23eに連なり、流れの方向を反転する第5の反転部24e、その第5の反転部24eに連なり、左手方向に延びる6段目の流路溝片23f、その6段目の流路溝片23fに連なり、流れの方向を反転する第6の反転部24f、その第6の反転部24fに連なり、右手方向に延び、酸化剤出口マニホールド5に接続される7段目の流路溝片23gにより構成されている。
各流路溝22a、22b、22cは、酸化剤入口マニホールド2から酸化剤出口マニホールド5との間の長さをおおよそ3等分された領域に分けて考えることができる。酸化剤入口マニホールド2から順に上流領域、中流領域、下流領域と呼ぶことにする。流路溝22a、22b、22cは、上流領域に属する1段目の流路溝片23a、第1の反転部24a、2段目の流路溝片23b、第2の反転部24bに低速流路部25が設けられている。
一般に、流量をM(m/min)、空気の流速をv(m/min)とし、流路溝の本数をPとすると、流路断面積S(m)はS=M/(v×P)で求められる。また、流路断面積Sは、幅をT(m)、溝深さd(m)とすると、S=T×dであるので、幅Tを一定とすれば、空気の流速vによって深さdは一意に決定される。低速流路部25は、空気利用率が40%の時に空気の流速が4m/secになるように流路溝の深さを1mmにした流路である。酸化剤セパレータ20の形状は、有効面積が100cm、流路溝幅Tが2mm、土手幅が1mm、低速流路部の深さが1mm、低速流路部以外の深さが0.5mmである。図示しない燃料セパレータも同様な形状である。燃料電池は、図示しない膜電極接合体が酸化剤セパレータ20と燃料セパレータとにより挟持されて構成されたセルが3つ積層されて構成されている。
次に、この実施の形態2のセパレータを用いた燃料電池の耐久試験を行った。同時に、比較するために比較例1として、酸化剤セパレータおよび燃料セパレータの形状を有効面積が100cm、流路溝幅が2mm、土手幅が1mm、流路溝の深さが0.5mmとし、それらを用いて実施の形態2と同様に作製した燃料電池を評価した。
耐久試験では、運転温度が73℃、空気の加湿温度が65℃、水素の加湿温度が65℃のもとにおいて昼夜連続運転して、特性を測定した。実施の形態2の燃料電池は比較例1に比べて、セル電圧が50mVほど高くなり、寿命としての1000時間昼夜連続運転後のセル電圧の低下が比較例1では20mV程度であるのに対して、実施の形態2では2mV程度であり、寿命が長くなる結果が得られた。
このように低速流路部25では、空気の流速が小さいので、液滴化した水分が滞留しやすいとともに生成された水滴の蒸発速度が下がるので、酸化剤流路21の上流領域に面する空気極の適切な湿潤を維持することができる。
次に、深さの異なる低速流路部25が設けられた酸化剤セパレータ20を用意して燃料電池を作製し、セル電圧特性と酸化剤流路の深さとの関係を調べた。燃料電池の作製において、燃料セパレータの流路の形状も酸化剤セパレータ20と同様にした。
酸化剤セパレータ20の低速流路部25の深さは、低速流路部25に流される空気の流速が1、2、4、6m/secになるように、それぞれ4、2、1、0.67mmとした。その他の形状は上述の実施の形態2と同様である。なお、空気の流速8m/secは比較例1と同様に流路溝の深さが全長に渡って0.5mmのときである。
これらの燃料電池に空気と水素とを供給して発電を行い、一定電流が流れたときの初期セル電圧を測定した。供給する空気は加湿温度65℃で加湿されたものを用いている。供給する水素は加湿温度65℃で加湿されたものを用いている。燃料電池の運転温度は73℃とした。図6は、その初期セル電圧と低速流路部25に流される空気の流速との関係を表したものである。図6から分かるように、空気の流速が2m/sec以上ではセル電圧の目標値である710mV以上を満足している。そして、空気の流速が1m/secの燃料電池において初期セル電圧が670mVと目標値を大幅に下回った結果が得られた。
また、燃料電池を昼夜連続して運転し、一定電流が流されたときのセル電圧を連続して測定した。図7は、1000時間昼夜連続運転行った後で測定したセル電圧と昼夜連続運転前の初期セル電圧との変化量を低速流路部25に流れる空気の流速の関係として表したものである。図7から分かるように、空気の流速が大きいほどセル電圧が低下するという結果が得られた。空気の流速が6m/sec以下の燃料電池では、1000時間後のセル電圧の変化量が、その目標値の下限である−15mV以内を満足している。一方、8m/secの燃料電池では、1000時間後のセル電圧の変化量が−30mVと大きく低下し、実用的ではないという結果が得られた。
この結果から、低速流路部25に流れる空気の流速が2m/sec以上、6m/sec以下になるように低速流路部25の断面積を合わせることが好適な条件である。
このような燃料電池は、空気が流される方向の流路溝の上流領域に、空気の流速が2m/sec以上、6m/sec以下の範囲になるように流路断面積が調整された流路が設けられているので、その調整された流路に面する膜電極接合体からの水分の蒸発速度が小さく、燃料電池の空気極で生成された水が蒸発しにくくなり、電解質膜中の含水率を一定に保つことできる。そして、乾燥による電解質膜の構造劣化を防ぐことができるので、長寿命で安定した燃料電池を提供することができる。
また、各流路溝の向流する流路溝片に低速流路部が設けられているので、電極面全面に亘って均一に加湿され、さらに出力が高くなるとともに寿命が長くなる。すなわち、空気が右手方向に流される流路溝だけに低速流路部が設けられると、小さな水滴は右側に滞留しやすく、空気が左手方向に流される流路溝だけに低速流路溝が設けられると、小さな水滴は左側に滞留しやすい。実施の形態2のように、空気が向流される流路溝にそれぞれ低速流路部が設けられることにより、より均一な加湿が可能になる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。図9は、図8のA−A断面における断面図である。
実施形態3の酸化剤セパレータ30は、実施の形態2と同様に、流路溝の本数が3本で折り返し回数が6回である。
酸化剤流路31は、酸化剤セパレータ30の片面に設けられた流路溝32a、32b、32cの開口部が図示しない膜電極接合体により覆設されて形成される管路からなる。各流路溝32a、32b、32cは、図8に示すように酸化剤入口マニホールド2から酸化剤セパレータ30の長手方向の右手方向(以下、右手方向と称す。)に延びる1段目の流路溝片33a、その1段目の流路溝片33aに連なり、流れの方向を反転する第1の反転部34a、その第1の反転部34aに連なり酸化剤セパレータ30の長手方向の左手方向(以下、左手方向と称す。)に延びる2段目の流路溝片33b、その2段目の流路溝片33bに連なり、流れの方向を反転する第2の反転部34b、その第2の反転部34bに連なり、右手方向に延びる3段目の流路溝片33c、その3段目の流路溝片33cに連なり、流れの方向を反転する第3の反転部34c、その第3の反転部34cに連なり、左手方向に延びる4段目の流路溝片33d、その4段目の流路溝片33dに連なり、流れの方向を反転する第4の反転部34d、その第4の反転部34dに連なり、右手方向に延びる5段目の流路溝片33e、その5段目の流路溝片33eに連なり、流れの方向を反転する第5の反転部34e、その第5の反転部34eに連なり、左手方向に延びる6段目の流路溝片33f、その6段目の流路溝片33fに連なり、流れの方向を反転する第6の反転部34f、その第6の反転部34fに連なり、右手方向に延び、酸化剤出口マニホールド5に接続される7段目の流路溝片33gにより構成されている。
各流路溝32a、32b、32cは、酸化剤入口マニホールド2から酸化剤出口マニホールド5との間の長さをおおよそ3等分された領域に分けて考えることができる。酸化剤入口マニホールド2から順に上流領域、中流領域、下流領域と呼ぶことにする。流路溝32a、32b、32cは、下流領域に属する6段目の流路溝片33f、第6の反転部34f、7段目の流路溝片33gに高速流路部35が設けられている。
高速流路部35は、空気利用率が40%の時に空気の流速が8m/secになるように流路溝の深さを0.5mmにした流路である。各流路溝32a、32b、32cのその他の部分の深さは1.0mmである。酸化剤セパレータ30の形状は、有効面積が100cm、Tが2mm、土手幅が1mmである。図示しない燃料セパレータも同様な形状である。燃料電池は、図示しない膜電極接合体が酸化剤セパレータ30と燃料セパレータとにより挟持されて構成されたセルが3つ積層されて構成されている。
次に、この実施の形態3のセパレータを用いた燃料電池の耐久試験を行った。同時に、比較するために比較例2として、酸化剤セパレータおよび燃料セパレータの形状を有効面積が100cm、流路溝幅が2mm、土手幅が1mm、流路溝の深さが1mmとし、それらを用いて実施の形態2と同様に作製した燃料電池を評価した。
耐久試験では、運転温度が73℃、空気の加湿温度が65℃、水素の加湿温度が65℃のもとにおいて昼夜連続運転して、特性を測定した。比較例2の燃料電池のセル電圧の初期値は710mVであったのが、実施の形態3の燃料電池のセル電圧の初期値はおよそ730mVとなり、20mV程度セル電圧が大きい結果が得られた。比較例2の燃料電池においてセル電圧の振動幅が10〜15mV程度であったが、実施の形態3の燃料電池においてはセル電圧の振動幅が2〜3mVとなり、セル電圧の安定性が向上した。
このように高速流路部35では、空気の流速が大きいので、液滴化した水分が吹き飛ばされやすい。また、水の蒸発速度が大きいので、空気極に含まれている生成水が速やかに流路内に蒸発、移動し、水の排出がよくなる。
次に、深さの異なる高速流路部35が設けられた酸化剤セパレータ30を用意して燃料電池を作製し、セル電圧特性と酸化剤流路の深さとの関係を調べた。燃料電池の作製において、燃料セパレータの流路の形状も酸化剤セパレータ30と同様にした。
酸化剤セパレータ30の高速流路部35の深さは、高速流路部35に流される空気の流速が6、8、10、12、14m/secになるように、それぞれ0.67、0.5、0.4、0.33、0.29mmとした。その他の形状は上述の実施の形態3と同様である。なお、空気の流速4m/secは比較例2と同様に流路溝の深さが全長に渡って1mmのときである。
これらの燃料電池に空気と水素とを供給して昼夜連続して発電を行い、一定電流が流れているときのセル電圧を連続して測定した。供給する空気は加湿温度65℃で加湿されたものを用いている。供給する水素は加湿温度65℃で加湿されたものを用いている。燃料電池の運転温度は73℃とした。初期から200時間経過までに測定されたセル電圧の変動を振動幅として求めた。図10は、その振動幅と高速流路部35に流される空気の流速との関係を表したものである。図10から分かるように、空気の流速が高いほど振動幅は小さく、安定した動作することがわかる。空気の流速が6m/sec以上の燃料電池は、振動幅の目標値である5mV以下を満足している。一方、4m/secの燃料電池は、振動幅が20mVと目標値から大幅に外れているという結果が得られた。
また、昼夜連続運転を200時間実施した後の燃料電池の一定電流が流れているときのセル電圧と初期セル電圧との変化量を1000時間当たりの変化量に換算して求めた。図11は、1000時間当たりのセル電圧の変化量と高速流路部35に流れる空気の流速の関係とを表したものである。図11から分かるように、空気の流速が12m/sec以下の燃料電池では、1000時間後のセル電圧の変化量が、その目標値の下限である−15mV以内を満足している。一方、14m/secの燃料電池では、1000時間後のセル電圧の変化量が−22mVと大きく低下し、実用的ではないという結果が得られた。
この結果から、高速流路部35に流れる空気の流速が6m/sec以上、12m/sec以下になるように高速流路部35の断面積を合わせることが好適な条件である。
このような燃料電池は、空気の流される方向の流路溝の下流領域に、空気の流速が6m/sec以上、12m/sec以下の範囲になるように流路断面積が調整された流路が設けられ、空気の流速が大きいいので、液滴化した水分を吹き飛ばし、その調整された流路に面する膜電極接合体における過度の湿潤により、空気流路溝が閉塞されることを防ぐことができる。また、その調整された流路に面する膜電極接合体からの水分の蒸発速度が大きく、燃料電池の空気極で生成された水が蒸発されやすくなる。空気流路溝が閉塞またはフラッディングされないので、セル電圧振動幅が小さく、かつ、セル電圧の低下が小さい、安定した燃料電池を提供することができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。図13は、図12のA−A断面における断面図である。
実施形態4の酸化剤セパレータ40は、実施の形態3と同様に、流路溝の本数が3本で折り返し回数が6回である。
酸化剤流路41は、酸化剤セパレータ40の片面に設けられた流路溝42a、42b、42cの開口部が図示しない膜電極接合体により覆設されて形成される管路からなる。各流路溝42a、42b、42cは、図12に示すように酸化剤入口マニホールド2から酸化剤セパレータ40の長手方向の右手方向(以下、右手方向と称す。)に延びる1段目の流路溝片43a、その1段目の流路溝片43aに連なり、流れの方向を反転する第1の反転部44a、その第1の反転部44aに連なり酸化剤セパレータ40の長手方向の左手方向(以下、左手方向と称す。)に延びる2段目の流路溝片43b、その2段目の流路溝片43bに連なり、流れの方向を反転する第2の反転部44b、その第2の反転部44bに連なり、右手方向に延びる3段目の流路溝片43c、その3段目の流路溝片43cに連なり、流れの方向を反転する第3の反転部44c、その第3の反転部44cに連なり、左手方向に延びる4段目の流路溝片43d、その4段目の流路溝片43dに連なり、流れの方向を反転する第4の反転部44d、その第4の反転部44dに連なり、右手方向に延びる5段目の流路溝片43e、その5段目の流路溝片43eに連なり、流れの方向を反転する第5の反転部44e、その第5の反転部44eに連なり、左手方向に延びる6段目の流路溝片43f、その6段目の流路溝片43fに連なり、流れの方向を反転する第6の反転部44f、その第6の反転部44fに連なり、右手方向に延び、酸化剤出口マニホールド5に接続される7段目の流路溝片43gにより構成されている。
各流路溝42a、42b、42cは、酸化剤入口マニホールド2から酸化剤出口マニホールド5との間の長さをおおよそ3等分された領域に分けて考えることができる。酸化剤入口マニホールド2から順に上流領域、中流領域、下流領域と呼ぶことにする。流路溝42a、42b、42cは、下流領域に属する7段目の流路溝片43gと酸化剤出口マニホールド5とを連通する溝状の出口接続部45が設けられている。
出口接続部45は、溝の深さが0.75mmにした連通流路である。各流路溝42a、42b、42cの深さは0.5mmである。酸化剤セパレータ40の形状は、有効面積が100cm、流路溝幅Tが2mm、土手幅が1mmである。この出口接続部45は、有効面の外側に配置されている。図示しない燃料セパレータも同様な形状である。燃料電池は、図示しない膜電極接合体が酸化剤セパレータ40と燃料セパレータとにより挟持されて構成されたセルが3つ積層されて構成されている。
次に、この実施の形態4のセパレータを用いた燃料電池の耐久試験を行った。同時に、比較例1と比較した。
耐久試験では、運転温度が73℃、空気の加湿温度が65℃、水素の加湿温度が65℃のもとにおいて、燃料電池に空気と水素とを供給して昼夜連続して発電を行い、一定電流が流れているときのセル電圧を連続して測定した。初期から200時間経過までに測定されたセル電圧の変動を振動幅として求めた。比較例1の燃料電池においてセル電圧の振動幅が10〜15mV程度であったが、実施の形態4の燃料電池においてはセル電圧の振動幅が7〜8mVとなり、セル電圧の安定性が向上した。
また、酸化剤出口マニホールド5にファイバースコープを差し込み、内部を目視にて観察したところ、比較例1の燃料電池の酸化剤セパレータにおいては、酸化剤出口マニホールドの底部に厚さ3mmほどの水たまりが生じているのが確認されたが、実施の形態4の酸化剤セパレータ40においては、水たまりは生じていなかった。
このような燃料電池は、酸化剤出口マニホールドにつながる部分の空気流路溝の断面積が拡げられ、酸化剤出口マニホールドに流れ込む空気の流速が減速し、酸化剤流路の下流領域を通過してきた水滴が、酸化剤出口マニホールドの壁面に衝突しなくなるので、より細やかなミスト状態となって排出される。このため、酸化剤出口マニホールド内に水が溜まりにくくなるため、圧力の変動が抑えられ、安定した燃料電池を提供することができる。
なお、実施の形態4において酸化剤流路溝の深さを一定にした例について説明したが、実施の形態2、3において説明したような階段状に流路溝の深さを浅くしても同様な効果が得られる。
この発明の実施の形態1に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。 図1のA−A断面における断面図である。 図1のB−B断面における断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。 図4のA−A断面における断面図である。 初期セル電圧と低速流路部の空気の流速との関係を表す図である。 昼夜連続運転前後のセル電圧の変化量と低速流路部の空気の流速との関係を表す図である。 この発明の実施の形態3に係わる酸化剤セパレータの酸化剤用流路溝が設けられた面の平面図である。 図8のA−A断面における断面図である。 セル電圧の振動幅と低速流路部の空気の流速との関係を表す図である。 昼夜連続運転前後のセル電圧の変化量と高速流路部の空気の流速との関係を表す図である。 この発明の実施の形態4に係わる酸化剤セパレータの冷却水流路溝が設けられた面の平面図である。 図12のA−A断面における断面図である。
符号の説明
1、20、30、40 酸化剤セパレータ、2 酸化剤入口マニホールド、3 冷却水入口マニホールド、4 燃料出口マニホールド、5 酸化剤出口マニホールド、6 冷却水出口マニホールド、7 燃料入口マニホールド、8 酸化剤流路、9、21a〜21c、31a〜31c 流路溝、10 (酸化剤セパレータの)片面、11 土手、12 外周部、13a〜13c、23a〜23g、33a〜33g、43a〜43g 流路溝片、14a、14b、24a〜24f、34a〜34f、44a〜44f 反転部、15、25 低速流路部、16 中速流路部、17、35 高速流路部、18、19 壁面、45 出口接続部。

Claims (5)

  1. 流される流体が注入および排出される入口および出口と膜電極接合体に面する面に設けられて上記入口と上記出口とを連通する流路とを有する燃料電池用セパレータにおいて、
    上記流路は、
    上記流体の流れる方向に流される流体の流速が早くなるように階段状に断面積を小さくさせたことを特徴とする燃料電池用セパレータ。
  2. 上記流路は、
    上記流体の流れる方向の上流領域に、流される流体の流速が2m/sec以上6m/sec以下になるような断面積を有する低速流路部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載する燃料電池用セパレータ。
  3. 上記流路は、
    上記流体の流れる方向の下流領域に、流される流体の流速が6m/sec以上12m/sec以下になるような断面積を有する高速流路部が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載する燃料電池用セパレータ。
  4. 上記流路と上記出口とを連通し、流される流体の流速が2m/sec以上6m/sec以下になるような断面積を有する出口接続部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載する燃料電池用セパレータ。
  5. 流される流体が注入および排出される入口および出口と膜電極接合体に面する面に設けられて上記入口と上記出口とを連通する流路とを有する燃料電池用セパレータにおいて、
    上記流路は、
    上記流体の流れる方向の下流領域に、一端が上記出口に接続され、流される流体の流速が2m/sec以上6m/sec以下になるような断面積を有する低速流路部が設けられたことを特徴とする燃料電池用セパレータ。
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