JP2005267626A - マニュアル提供装置、プログラムおよび方法 - Google Patents

マニュアル提供装置、プログラムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 動作全体の流れの説明と動作のうちの個々の場面の詳しい説明とをユーザの都合に応じて適宜選択可能に提供するマニュアル提供装置を実現する。
【解決手段】 記憶部130には、複数の動作を説明する複数の動画が格納されている。また、記憶部130には各動画をコマ毎に切り出して所定の形態に加工するためのプログラムとレイアウトとが格納されている。制御部110は、操作・表示部120からユーザの所望するマニュアルの種類についての選択を受け付け、選択された種類に対応する動画を記憶部130から読み出して再生する。制御部110は、再生中の動画の所定の場面における詳細マニュアルの出力要求と出力形態の設定とを受け付ける。制御部110は、設定された出力形態に基づいて、その場面の動画をコマ絵や説明文付きコマ絵の形態に加工し、モニタ表示部150や音声出力部160や印刷部170から出力させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マニュアル提供装置、プログラムおよび方法に関し、特に、画像を用いて所定の動作に関するマニュアルをユーザに提示する、マニュアル提供装置、プログラムおよび方法に関する。
従来、機器の操作方法や料理の手順、あるいはスポーツのルールなどを記したマニュアルは紙媒体によるものが主流であった。しかし、近時、機器の機能や料理における工程の複雑化やスポーツにおけるルールの改正等による記載内容の増加、紙資源節約などの観点から、マニュアルの内容を電子情報化した電子マニュアルが普及しつつある(例えば、特許文献1)。電子マニュアルは電子情報化されているため、インターネットなどの通信ネットワークを介して配信可能であったり、内容の追加・変更が容易であるなど、紙媒体のマニュアルと比して利点が多い。
特開2002−149874号公報
電子マニュアルは、テキストのみでなく動画像や静止画像を使用するものが多い。例えば、静止画像はある特定の操作の一場面や機器の一部を表示するために使用され、動画像はある一連の操作を実際の動作として示す場合等に用いられるものである。静止画像を用いた電子マニュアルと動画像を用いた電子マニュアルとにはそれぞれ一長一短があり、例えば静止画像を用いた電子マニュアルは、特定の操作や機器の一部分について詳細な説明を行うことはできるが、一連の動作をうまく説明することができない。一方、動画像を用いた電子マニュアルは、動作の流れを説明することができるものの、説明が通り一辺倒になってしまう傾向があり、一連の動作のうちの一部の場面について詳しく説明することができない。
従来の手法により提供される電子マニュアルでは、提供者側で出力形態が固定的に決められていたため、ユーザの状況等に応じた好適な出力形態とすることができなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、所定の動作を説明するためのマニュアルにおいて、動作全体の流れの説明と動作のうちの個々の場面の詳しい説明とをユーザの都合に応じて適宜選択可能に提供するマニュアル提供装置及びマニュアル提供方法を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るマニュアル提供装置は、
所定の動作を説明するためのマニュアルを提供するマニュアル提供装置であって、
所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得する動画像取得手段と、
前記動画像を再生する動画再生手段と、
前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付ける受付手段と、
前記要求信号に応じて、前記動画像から静止画像を生成する画像処理手段と、
前記静止画像を用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成する作成手段と、
作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
前記動画像を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記動画像取得手段は、該記憶手段から前記動画像を読み出して取得することが好ましい。
当該マニュアル提供装置は、前記動画像を記憶する記憶手段と通信ネットワークを介して接続され、
前記動画像取得手段は、前記記憶手段から、前記通信ネットワークを介して前記動画像を取得することが好ましい。
前記記憶手段は、複数の動作に対応する複数の動画像を記憶し、
前記受付手段は、前記複数の動作からの所望の動作の選択を受け付け、
前記動画像取得手段は、前記選択に基づいて対応する動画像を取得することが好ましい。
前記記憶手段は、前記動画像が示す一連の動作のうちの所定の場面について文章で説明する説明文を記憶し、
前記画像処理手段は、前記動画像から前記所定の場面に対応する静止画像を生成し、
前記作成手段は、生成された前記静止画像と前記所定の場面に対応する説明文とを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成することが好ましい。
前記受付手段は、マニュアルの作成に際して、静止画像のみを用いるか、静止画像と説明文とをともに用いるか、の選択を受け付け、
前記作成手段は、前記選択に基づいて、マニュアルを作成することが好ましい。
前記説明文を他の所定の言語に基づいて翻訳する翻訳手段をさらに備え、
前記受付手段は、説明文に関する言語の選択を受け付け、
前記作成手段は、前記静止画像と、選択された言語で記述された説明文とを用いて、マニュアルを作成することが好ましい。
前記記憶手段は、前記説明文に対応する音声データを記憶し、
前記受付手段は、音声を出力するか否かの選択を受け付け、
前記出力手段は、前記選択によって音声を出力する選択がなされた場合、作成されたマニュアルとともに該マニュアルの説明文に対応する音声を出力することが好ましい。
前記記憶手段は、マニュアルに関する複数のレイアウトを記憶し、
前記受付手段は、前記複数のレイアウトからの所望のレイアウトの選択を受け付け、
前記作成手段は、選択されたレイアウトに基づいて、マニュアルを作成することが好ましい。
前記出力手段は、
作成された前記マニュアルを所定の画面上に表示する表示手段と、
作成された前記マニュアルを所定のシート上に印刷する印刷手段と、
のうちの少なくとも一方から構成されることが好ましい。
前記受付手段は、マニュアルの出力方法に関する選択を受け付け、
前記出力手段は、前記表示手段と前記印刷手段との両方から構成され、前記選択に基づいた出力方法でマニュアルを出力することが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得する動画像取得手段と、
前記動画像を再生する動画再生手段と、
前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付ける受付手段と、
前記要求信号に応じて、前記動画像から複数の静止画像を生成する画像処理手段と、
前記複数の静止画像のうちの少なくともひとつを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成する作成手段と、
作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力する出力手段と、
を備える装置として機能させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るマニュアル提供方法は、
所定の動作の一連の流れを説明するためのマニュアルを生成して出力するためのマニュアル提供方法であって、
所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得するステップと、
前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付けるステップと、
前記要求信号に応じて、前記動画像から複数の静止画像を生成するステップと、
前記複数の静止画像のうちの少なくともひとつを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成するステップと、
作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力するステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の動作を説明するためのマニュアルにおいて、動作全体の流れの説明と動作のうちの個々の場面の詳しい説明とをユーザの都合に応じて適宜選択可能に提供することができる。
本発明の実施の形態に係るマニュアル提供装置および方法について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本実施の形態に係るマニュアル提供装置は、例えば、コピー機能やプリンタ機能、および、ファクシミリ機能やスキャナ機能などといった複数の機能が統合されたMFP(Multi Function Printer)などの画像形成装置によって実現される。本実施の形態にかかるMFP100は、例えば、オフィス等に設置されて事務機器として使用される。ここで、本実施の形態にかかるMFP100は、コピーやファクシミリなどといった通常の機能の他に、MFP100の電子マニュアルを出力する。
本実施の形態にかかるMFP100は、図1および2に示すような構成を有する。図1は、MFP100の外観構成を示す図であり、図2は、MFP100の内部構成を示すブロック図である。図1および2に示すように、MFP100は、制御部110と、操作・表示部120と、記憶部130と、画像処理部140と、モニタ表示部150と、音声出力部160と、印刷部170と、認証部180と、を備える。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、MFP100全体の動作を制御する。また、制御部110は、記憶部130から読み出した動作プログラムを実行することにより、後述する各種の処理を行う。
操作・表示部120は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置などから構成され、ユーザによる処理選択メニューの選択操作やその他の操作入力に用いられる。
記憶部130は、例えば、半導体メモリや磁気ディスク記録装置の記憶装置から構成され、各種の情報やプログラムを記憶する。
記憶部130はまた、図3に示すように、制御部110が実行する動作プログラムを格納するプログラム格納部131と、各種のデータを格納するデータベース部132と、を備える。データベース部132はさらに、マニュアルDB132aと、ユーザ情報DB132bと、レイアウトDB132cと、から構成される。
マニュアルDB132aは、MFP100が出力する電子マニュアルを格納するDBである。すなわち、本実施の形態では、MFP100についての電子マニュアルが格納される。マニュアルDB132aに記録される情報の例を図4に示す。
図示するように、マニュアルDB132aには、カテゴリ毎に分類されたマニュアル毎にレコードが作成されている。ここで、マニュアルDB132aには、MFP100についての電子マニュアルが格納されているため、各電子マニュアルのファイルは、例えば、MFP100の機能やユーザが検索するための項目により分類されている。例えば、MFP100が、「コピー」、「ファクシミリ」、「プリンタ」、「スキャナ」の4機能を備えている場合、各電子マニュアルはこれらの機能毎に分類される(カテゴリ(1))。そして、カテゴリ(1)での分類毎に、例えば、「基本的な使い方」、「高度な使い方」、「トラブルシューティング」、「管理者用マニュアル」、などといった、ユーザがマニュアルを参照する状況や用途などに応じて各電子マニュアルがさらに分類される(カテゴリ(2))。
このように分類されている各電子マニュアルには、一意の識別情報(マニュアルID)が割り当てられており、このマニュアルIDをキーとしてレコードが作成されている。
そして、各レコードには、当該電子マニュアルを構成するデータ(マニュアルデータ)が格納されている。本実施の形態では、動画像によって構成された電子マニュアルを出力するものとする。したがって、マニュアルDB132aの各レコードには、当該電子マニュアルのタイトルを示す情報の他、所定の符号化方式で符号化された動画像データなどが格納されている。
ここで、各電子マニュアルを構成する動画像データについて説明する。本実施の形態では、MFP100についての電子マニュアルであるため、MFP100の操作方法やメインテナンス方法などを解説した動画と、この動画で示されている動作を説明するテキストデータや音声データなどから各電子マニュアルデータが構成されている。動画は、例えば、コンピュータグラフィクスなどによるアニメーションや実写映像により構成される。
各電子マニュアルの動画像データは、図5に示すようなデータ構造を有する。すなわち、動画を構成する複数のフレーム(FR1〜FRn)から構成されるデータストリームDSを1ファイルとしたものである。各データストリームDSには、当該データストリームDSの識別情報等を示すヘッダ(メインヘッダMH)が付与されている。また、各フレームを示すフレームデータ毎にも、ヘッダ(フレームヘッダFH)が付されている。
メインヘッダMHには、例えば、当該電子マニュアルに付与されているマニュアルIDなどが記録される。
また、図5に示すように、フレームヘッダFHには、そのフレームが示している場面に対応した説明を示すテキストデータや音声データ(説明データ)が記録される。ここで、このような説明データは、例えば、ハイライト場面のフレームに記録されるものとし、このようなフレームが1つのデータストリーム中に所定数設定されるものとする。
フレームヘッダFHに記録される説明データは、例えば、当該場面での動作や方法を説明した文章を示すテキストデータや音声データ(例えば、PCM(Pulse Code Modulation)データなど)であり、場面毎に用意される。また、説明データには、複数の長さの文章が用意されるものとする。ここでは、例えば、「ミニマム(M)」、「ショート(S)」、「レギュラー(R)」の3つの文章長の説明データを用意することとする。また、フレームヘッダFHには、このような複数の文章を他言語に翻訳したデータも記録される。したがって、フレームヘッダFHには、1つの説明について、長さの異なる複数の文章を示すテキストデータと音声データとが複数言語分記録される。
次にユーザ情報DB132bについて説明する。ユーザ情報DB132bは、MFP100を使用するユーザのうち、特定のユーザについての情報を格納する。ここで、特定のユーザとして、例えば、MFP100の管理者を想定する。管理者とは、例えば、MFP100における重要な設定などをおこなう者である。したがって、管理者は他の一般ユーザとは区別される必要があり、管理者のみがおこなうことができる操作については、管理者による操作であることを認証する必要がある。このような認証をおこなうため、管理者についての属性情報などをユーザ情報DB132bに格納する。ユーザ情報DB132bに記録される情報の例を図6に示す。
図示するように、ユーザ情報DB132bには、登録される管理者毎に一意の識別情報(ユーザID)をキーとしたレコードが作成され、各レコードには、当該管理者の氏名等を示す属性情報の他、認証に必要となる認証情報が記録される。ここでは、MFP100が採用する認証方法に応じた認証情報が記録される。例えば、MFP100が指紋認証を採用している場合には、当該管理者の指紋を示す画像情報が認証情報として記録される。
次にレイアウトDB132cについて説明する。レイアウトDB132cは、動画像の電子マニュアルを印刷等する際のレイアウトを規定する情報を格納する。本実施の形態では、MFP100の印刷機能を用いて、電子マニュアルが必要に応じて印刷可能であるものとする。そして、印刷する際のレイアウトパターンを複数用意しておき、ユーザが所望するレイアウトを選択する。したがって、レイアウトDB132cには、このような複数種類のレイアウトパターンを規定する情報(レイアウト情報)が格納されている。レイアウトDB132cに記録される情報の例を図7に示す。
図示するように、レイアウトDB132cには、レイアウトパターン毎に一意に割り当てられている識別情報(レイアウトID)をキーとしたレコードが作成されており、各レコードには、当該レイアウトパターンのタイトルを示す情報とともに、レイアウトパターンを規定するレイアウトデータが記録されている。レイアウトデータは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語により記述される。
画像処理部140は、制御部110が記憶部130のマニュアルDB132aから読み出した電子マニュアルデータを加工して出力する。より具体的には、画像処理部140は、マニュアルDB132aから読み出した動画像データを伸張し、テキストや音声を含む動画像として再生する他、動画像を構成する各フレーム画像を抽出し、印刷用に電子マニュアルデータを加工する。
なお、画像処理部140は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などのハードウェア構成で実現可能である他、例えば、制御部110によるソフトウェア処理により実現されてもよい。この場合、画像処理部140がおこなう処理を実現するプログラムを記憶部130に格納しておき、制御部110がこのプログラムを実行することで、画像処理部140として機能する。
モニタ表示部150は、例えば、液晶表示装置などの表示装置から構成され、種々の情報を表示出力する。本実施の形態では、選択された電子マニュアルの再生画像などを表示する。
音声出力部160は、例えば、スピーカ等から構成され、音声を出力する。本実施の形態では、再生された電子マニュアルの音声などを出力する。
印刷部170は、MFP100の画像形成機構であり、電子マニュアルの内容を指定されたレイアウトで用紙上に印刷する。
認証部180は、ユーザ認証に必要な認証情報を入力するための装置であり、MFP100が採用する認証方式に応じた入力装置から構成される。例えば、MFP100が指紋認証を採用している場合、認証部180は、ユーザの指紋を読み取るための画像入力装置(例えば、イメージスキャナなど)から構成され、ユーザが押圧した指先の指紋画像を取得してユーザ認証に用いる。
上述した各構成は、本願発明の特徴である電子マニュアルの出力に必要な構成であり、MFP100の基本機能(コピー、ファクシミリ、スキャナ、プリンタ、など)の実施などに必要な構成についての詳細な説明は省略する。
このような構成のMFP100を用いて電子マニュアルを提示するための「電子マニュアル提示処理」を以下説明する。図8は、本実施の形態にかかる電子マニュアル提示処理を説明するためのフローチャートであり、以下、図8を参照してMFP100の動作を説明する。なお、この電子マニュアル提示処理は、ユーザが操作・表示部120を操作して、電子マニュアル機能を選択したことを契機に開始される。すなわち、MFP100が起動している状態では、操作・表示部120に図9(a)に示すような機能選択画面が表示されており、この機能選択画面を通じてユーザが所望する機能を選択する。この機能選択画面には、図9(a)に示すように、MFP100の基本機能であるコピー、ファクシミリ、スキャナ、プリンタを選択するためのボタンの他に、電子マニュアルを出力する機能を選択するための「電子マニュアル」ボタンが選択可能に表示されている。ユーザは、電子マニュアルの参照を所望する際には、操作・表示部120に表示されている「電子マニュアル」ボタンを選択する。この操作を契機に、電子マニュアル提示処理が開始される。すなわち、この処理を実現するための動作プログラムを制御部110が実行する。
処理が開始されると、制御部110は、ユーザが所望するマニュアルを絞り込むためのカテゴリ選択画面を操作・表示部120に表示する(ステップS101)。
ここでは、制御部110がマニュアルDB132aにアクセスし、カテゴリ(1)の分類項目を選択可能に操作・表示部120に表示する(図9(b))。ユーザは、例えば、コピー機能の操作についてのマニュアルを参照したい場合には、項目「コピー」を選択する。カテゴリ(1)についての分類が選択されると、制御部110は、選択された分類項目に属するカテゴリ(2)の分類項目を選択可能に操作・表示部120に表示する(図9(c))。ユーザは、現在の状況などに応じて、所望する分類項目を選択する。
ここで、ユーザが操作・表示部120を操作して、カテゴリ(2)の分類項目の中から所望する項目を選択すると、制御部110は、選択された項目がプロテクト項目であるか否かを判別する(ステップS102)。ここで、プロテクト項目とは、管理者などの特定のユーザのみが参照可能となるようにプロテクトされた項目である。本実施の形態では、カテゴリ(2)の分類項目のうち、「管理者用マニュアル」が選択された場合、制御部110はプロテクト項目が選択されたと判別する(ステップS102:Yes)。
この場合、制御部110は、ユーザに認証情報の入力を要求し、入力された認証情報に基づいた認証動作をおこなう(ステップS103)。例えば、MFP100が指紋認証を採用している場合には、指紋入力を促す画面を操作・表示部120に表示する。この場合、ユーザが認証部180を指先で押圧することで、ユーザの指紋が読み取られる。制御部110は、ユーザ情報DB132bにアクセスし、読み取られた指紋画像と一致する指紋画像が登録されているか否かを判別することで認証をおこなう。
認証が成功した場合(ステップS104:Yes)、もしくは、プロテクト項目以外の項目が選択された場合(ステップS102:No)、制御部110は、選択されたカテゴリ(2)に属する電子マニュアルのタイトル情報をマニュアルDB132aから取得し、操作・表示部120に選択可能に表示する(ステップS105)。
ユーザは、表示されているマニュアルのタイトルのうち、参照したいマニュアルのタイトルを選択する。このようにしてマニュアルが選択されると、制御部110は、当該電子マニュアルの動画像データをマニュアルDB132aから取得するとともに、当該電子マニュアルの出力形態を選択するための出力形態選択画面(図10(a))を操作・表示部120に表示する(ステップS106)。
図示するように、出力形態選択画面には、選択された電子マニュアルを動画像として再生出力するか、印刷により出力するかを選択するためのボタン(形態選択ボタン)の他、出力時の言語を選択するためのボタン(言語選択ボタン)などが選択可能に表示されている。
また、出力形態選択画面は、選択内容に応じて複数の画面が用意される。例えば、動画像再生が選択された場合には、図10(b)に示すような出力形態選択画面が表示される。ここでは、例えば、動画像再生時の説明データの出力形態を選択するためのボタン等が表示される。
また、印刷が選択された場合には、図10(c)に示すような出力形態選択画面が表示され、例えば、動画像のフレームシーケンスから印刷用に抽出するフレーム数や、抽出したフレームのレイアウト、および、出力する説明データのテキスト長などを選択するためのボタン等が表示される。
ユーザは、所望する形態と言語を示すボタンを選択する。ここで、形態選択ボタンで「動画像再生」が選択された場合(ステップS107:Yes)、制御部110は、取得した動画像データを画像処理部140に送出する。画像処理部140は、取得した動画像データを伸張して再生する(ステップS108)。すなわち、画像処理部140は、伸張した動画像データをモニタ表示部150および音声出力部160に出力することで、図11(a)に示すように、動画像で構成された電子マニュアルが再生される。
ここで、画像処理部140は、取得した動画像データをフレーム単位で伸張する。ここで、伸張したフレームのフレームヘッダFHに説明データが含まれている場合には、ユーザが指定した形態(テキスト、音声、テキスト+音声)に対応する説明データを取得して、モニタ表示部150もしくは音声出力部160に出力する。すなわち、ユーザが指定した言語および出力形態に対応する説明データが動画像とともに再生される。
これにより、ユーザはMFP100を使用しながら、必要なマニュアル情報を動画像でみることができる。例えば、MFP100の操作方法などがわからない場合などには、電子マニュアルの動画像を参照しながら操作することができる。
また、MFP100に不具合が発生した場合などにもマニュアルを参照することが想定される。このような場合において、例えば、MFP100の不具合を解消するためには、電源OFFが必要となる場合もあり、MFP100で動画像マニュアルを再生しながら作業することができない場合もある。この場合、予めマニュアルの内容を用紙に印刷しておけば、印刷した内容を参照しながら作業することができる。
このような場合、ユーザは、図10(a)に示す出力形態選択画面において、「印刷」を示す形態選択ボタンを指定する。このようにして「印刷」が指定されると(ステップS109:Yes)、制御部110は、図10(c)に示すような出力形態選択画面を操作・表示部120に表示する。
ユーザは、ボタンの選択により、所望するレイアウトを指定する。レイアウトが指定されると、画像処理部140は、指定されたレイアウトにしたがって、必要なフレームの画像と、指定された出力形態に応じた説明データとを動画像ファイルから抽出する。画像処理部140は、制御部110から取得したフレーム画像と説明データとが、指定されたレイアウトとなるように構成した画像データを生成し、印刷部170に送出する。印刷部170は、画像処理部140から取得した画像データを用紙上に印刷して出力することで、参照した電子マニュアルの内容が、図11(b)に示すように、ユーザが所望する形態で印刷され(ステップS110)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態にかかるマニュアル提供装置(MFP100)によれば、動画像で構成された電子マニュアルを、ユーザが所望する形態やレイアウトで出力することができ、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、上記第1の実施形態では、動画像のフレーム毎のヘッダに説明データを含ませるものとしたが、説明データの記録形態はこれに限られず任意である。例えば、説明データを蓄積しておくデータベースを用意し、説明データ毎に識別情報を割り当てて記録する。そして、動画像のフレームヘッダFHには、説明データ自体ではなく、対応する説明データの識別情報を記録するようにしてもよい。
また、音声データについては、動画像データストリームの音声トラックに記録するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、他言語での説明データを用意し、ユーザが指定した言語の説明データを出力するものとしたが、例えば、画像処理部140などに翻訳機能を持たせることで、説明データを翻訳して出力するようにしてもよい。この場合、一の言語で説明データを用意しておき、出力時に外国語が選択された場合に随時翻訳して出力する。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、オフィスなどに設置されているMFPで、当該MFPのマニュアルを出力する場合を例示したが、本発明を適用したマニュアル提供装置は、任意のマニュアルを提供することができる。すなわち、MFPは、例えば、店舗などの公共スペースで用いられる場合もあり、このような場合には、種々のマニュアル情報をサービスとして提供することができる。以下、種々のマニュアル情報を提供することができるマニュアル提供装置の例を説明する。
本実施の形態に係るマニュアル提供装置は、上記第1の実施形態と同様の、複写や印刷等をはじめ多くの機能を有するMFPなどの画像形成装置によって実現される。すなわち、本実施の形態にかかるMFP200は、図2にその内部構成を示すように、制御部210と、操作・表示部220と、記憶部230と、画像処理部240と、モニタ表示部250と、音声出力部260と、印刷部270と、指紋読取部280と、を備える。これらの構成は、上記第1の実施形態で示した、制御部110、操作・表示部120、記憶部130、画像処理部140、モニタ表示部150、音声出力部160、印刷部170、指紋読取部180、のそれぞれと同様であるので、詳細な説明は省略する。また、MFP200は、図1に示すような外観を有している。本実施の形態にかかるMFP200は、例えば、コンビニエンスストア等に設置され、コピーやFAX等の機能の他に、例えば、スポーツや料理といった様々なジャンルの動作に関する説明(マニュアル)を提供する。
なお、本実施の形態にかかるMFP200において、記憶部230は、図12に示すように、制御部210が後述する各種の動作を行うための動作プログラムを格納するプログラム格納部231と、各種のデータを格納するデータベース部232と、を備える。データベース部232は、動画DB232aと、ユーザ情報DB232bと、レイアウトDB232cと、翻訳文DB232dと、から構成される。
動画DB232aは、本マニュアル提供システムが提供する各種のマニュアルを動画像(以下、動画マニュアル)の形態で格納するDBである。各動画マニュアルは、例えば、「Motion-JPEG2000」の形式で格納されている。Motion-JPEG2000では、図13(a)に示すように、連続して動画像をなす画像(以下、コマ絵)の1枚1枚が、独立にJPEG2000形式で符号化されている。これらのコマ絵は所定の圧縮方式を用いて圧縮されており、動作ごとに対応づけられ、動画DB232aに格納されている。これらのコマ絵のうちの一部は、特定の場面の動作を説明するためのテキスト(説明文)を備えており、より具体的には、図13(b)に示すように、メインヘッダ中に説明文を格納するためのCOMマーカ部を有している。このCOMマーカ部には、各々のコマ絵に対応する日本語の説明文が、複数通りの文の長さで格納されており、また、それぞれの説明文に対応する日本語の音声データも併せて格納されている。
ユーザ情報DB232bは、本MFP200におけるマニュアル提供装置を利用可能な人物(ユーザ)を識別するためのユーザ情報を格納するデータベースである。ユーザ情報DB232bには、例えば、図14に示すようなテーブルが作成されており、ユーザの氏名と指紋データとが、それぞれ対応づけられて記憶されている。また、ユーザ情報DB232bには、各ユーザがマニュアル提供システムを前回利用した際の日時や設定情報(前回利用したマニュアルの種類や翻訳言語等の情報)等も、併せて記憶されている。
レイアウトDB232cは、最終的にユーザに提示されるマニュアルのレイアウトに関する情報を格納するデータベースである。レイアウトDB232cには、各マニュアル中のコマ絵とそれに対応する説明文(テキスト)の長短に応じた複数のレイアウト情報が、例えばHTMLのような言語で規定され、格納されている。
翻訳文DB232dは、各マニュアル中の説明文を複数の言語で記述した文章を格納するデータベースである。翻訳文DB232dには、各マニュアルにおける日本語での説明文と、それを他言語に翻訳した翻訳文とが、それぞれ対応づけられて記憶されている。
次に、本実施の形態に係る「電子マニュアル出力処理」を図15に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、例えば、コンビニエンスストアに設置されているMFP200を用いて、例えば、水泳の「個人メドレー」についてのマニュアルを出力する場合を例にとって説明する。なお、本実施の形態では、所定のユーザのみがMFP200を用いたマニュアルの出力が可能であるものとし、このようなユーザについてのユーザ情報がユーザ情報DB232bに予め登録されているものとする。
ユーザによってMFP200の電源がONされると、制御部210は、操作・表示部220の表示パネルに、図16(a)に示すようなメニュー選択画面を表示させる。ユーザは表示パネルの表示に従って、画面を押下して入力を行う。以下、このメニュー画面の中からユーザによって「電子マニュアル」が選択されたものとして、図15のフローチャートに従って処理動作を説明する。
まず、制御部210は、タッチパネル方式からなる操作・表示部220の表示パネルに、図16(b)に示すような画面を表示させてユーザに所定位置を指先で押圧させ、指紋読取部280に指紋の読み取りを要求する(ステップS201)。指紋読取部280は、指紋画像を取得すると、その画像データを制御部210に供給する。
制御部210は、指紋が読み取られ、その指紋を示す画像データが指紋読取部280から供給されたか否かを判別する(ステップS202)。指紋を示す画像データを受け取っていないと判別すると(ステップS202:No)、ステップS201に戻って、制御部210は操作・表示部220を制御して、指紋の読み取りを要求する画面を表示し続けさせる。
一方、指紋を示す画像データを受け取ったと判別すると(ステップS202:Yes)、制御部210は、記憶部230のユーザ情報DB232bにアクセスし、指紋読取部280から供給された画像データがユーザ情報DB232bに格納されている指紋画像のものと一致するか否か、すなわちユーザとして登録されている指紋画像か否かを判別する(ステップS203)。指紋画像が登録済みのものでないと判別すると(ステップS203:No)、制御部210は、このまま処理を終了する。
一方、指紋画像が登録済みのものであると判別すると(ステップS203:Yes)、制御部210は、操作・表示部220に、マニュアルの種類を選択させるための所定の画面を表示させ、ユーザに所望するマニュアルの種類を選択するよう要求する(ステップS204)。ここではまず、図17(a)に示すようなジャンル選択画面を表示させてジャンルの選択を要求し、続いてさらに細かな種類の選択を要求する画面(図示せず)を操作・表示部220に表示させ、マニュアルの種類を選択させるものとする。ユーザは、画面表示に従って、操作・表示部220から入力を行い、マニュアルの種類を選択する。ここでユーザは、ジャンルの中から「スポーツ」を選択し、さらに細かな種類として「水泳の個人メドレー」を選択するものとする。
制御部210は、マニュアルの種類が選択されたことを示す所定の信号を操作・表示部220から受信したか否かを判別する(ステップS205)。マニュアルの種類が選択されていないと判別すると(ステップS205:No)、ステップS204に戻って、制御部210はマニュアルの種類の選択を要求し続ける。
マニュアルの種類が選択されたと判別すると(ステップS205:Yes)、制御部210は、記憶部230の動画DB232aにアクセスし、格納された動画像のうち、ステップS205で受信したマニュアルの種類に対応する動画像を読み出す(ステップS206)。
制御部210は、記憶部230から所定のプログラムを読みこんで動画を再生し(ステップS207)、モニタ表示部250に表示させる。ここでは、前述したようにステップS204〜205で「水泳の個人メドレー」が選択されているため、水泳の個人メドレーに関する動画が再生及び表示される。ここで、個人メドレーは、例えば、図18(a)に示すように、大きく分けて「飛び込み」「バタフライ」「ターン(1)」「背泳ぎ」「ターン(2)」「平泳ぎ」「ターン(3)」「自由形」「ゴール」の9つの工程から成り立っている。
制御部210は、動画を再生させながら、表示中の場面における詳細な説明(以下、詳細マニュアル)を出力する要求を受け付ける(ステップS208)。具体的には、例えば、動画を再生中にユーザによって所定のキー操作が行われると、図18(b)に示すように、詳細マニュアルを表示するか否かを問うメッセージをモニタ表示部250に表示させる。
制御部210は、図18(b)に示す画面において「YES」が選択されたか否か、すなわち、詳細マニュアルの出力を要求する信号を受信したか否かを判別する(ステップS209)。要求されないと判別すると(ステップS209:No)、制御部210は動画の再生が終了したか否かを判別する(ステップS210)。動画の再生が終了していないと判別すると(ステップS210:No)、ステップS208に戻って制御部210は詳細マニュアルの出力要求を受け付け続ける。動画の再生が終了したと判別すると(ステップS210:Yes)、制御部210はこのまま処理を終了する。
一方、ステップS209において、詳細マニュアルの出力が要求されたと判別すると(ステップS209:Yes)、制御部210は、操作・表示部220に、マニュアルの出力形態を選択するための所定の画面を表示させ、マニュアルの出力形態に関するユーザからの設定を受け付ける(ステップS211)。ここでは、まず図17(b)に示すようなマニュアルのタイプ(形態)に関する選択画面を表示させ、コマ絵(静止画)なのか、コマ絵+テキスト(説明文)なのか、テキストのみなのか、といったマニュアル形態の選択を要求する。
続いて、図19(a)に示すようなマニュアルのレイアウトに関する選択画面を表示させ、コマ数、フォント、文字位置(説明文の位置)に関する設定を要求する。さらに、図19(b)に示すような画面を表示させ、テキストの言語や、マニュアルの出力形態に関する設定の選択を要求する。ユーザは、画面表示に従って、それぞれの画面において操作・表示部220から選択入力をおこない、マニュアルの出力形態を設定する。
制御部210は、マニュアルの出力形態に関する設定が完了したか否か、すなわち設定情報のすべてを操作・表示部220から受信したか否かを判別する(ステップS212)。設定情報を受信していないと判別すると(ステップS212:No)、ステップS211に戻って、制御部210は出力形態の設定を要求し続ける。
設定情報の受信を完了したと判別すると(ステップS212:Yes)、制御部210は受信した設定情報及びマニュアルの種類に関する情報に基づいて、マニュアル画像の生成処理を行う(ステップS300)。尚、このマニュアル画像生成処理についての詳細は、後述する。
制御部210は、ステップS212で受信した設定情報に基づいて、モニタ表示部250や音声出力部260、印刷部270を選択的に制御し、生成したマニュアル画像を出力させる(ステップS213)。
以上説明したような動作により、電子マニュアル出力処理が行われる。次に、ステップS300のマニュアル画像生成処理について、その詳細な処理動作を図20のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部210は、前述した電子マニュアル生成処理のステップS212で受信したマニュアル形態に関する設定で、「テキスト」(テキストのみ)が選択されていたか否かを判別する(ステップS301)。
テキストのみが選択されていたと判別すると(ステップS301:Yes)、ステップS305にジャンプして、制御部210は後述する処理をおこなう。一方、テキストのみでないと判別すると(ステップS301:No)、制御部210は、前述した電子マニュアル出力処理のステップS206で読み出した動画像を構成する圧縮画像(コマ絵)の中から、COMマーカに説明文が記載されたものをサーチして、切り出す(ステップS302)。
制御部210は、切り出した圧縮画像を画像処理部240に供給し、画像を伸張するよう指示する。画像処理部240は、制御部210からの指示に従って、圧縮画像を伸張する(ステップS303)。
次に、制御部210は、マニュアル形態に関する設定で「コマ絵」(コマ絵のみ)が選択されていたか否かを判別する(ステップS304)。コマ絵のみが選択されていたと判別すると(ステップS304:Yes)、ステップS309にジャンプして、制御部210は後述する処理をおこなう。
一方、設定されたマニュアル形態がコマ絵のみでないと判別すると(ステップS304:No)、制御部210は、ステップS303で伸張された圧縮画像から、COMマーカに記載された説明文(テキスト)を抽出する(ステップS305)。そして、 前述した電子マニュアル作成処理におけるステップS211で受信した設定情報で、外国語が言語指定されているか否かを判別する(ステップS306)。
外国語が指定されていると判別すると(ステップS306:Yes)、制御部210は翻訳文DB232dから、ステップS305で抽出した説明文に対応する翻訳文を読み出す(ステップS307)。一方、外国語が指定されていないと判別すると(ステップS306:No)、制御部210は、ステップS305で抽出したテキストに対応する音声データを、各画像のCOMマーカ部から抽出する(ステップS308)。
制御部210は、記憶部230のレイアウトDB232cから、所定のレイアウトを読み出す(ステップS309)。そして、各コマ絵の画像や説明文等を用いてレイアウトに従って編集を行い(ステップS310)、マニュアル画像を生成する。
以上説明したような動作により、マニュアル画像の生成処理が行われる。これにより、動画かコマ絵か、自国語か外国語か、といったユーザの希望に応じた形態の電子マニュアルを選択的に提供することができる。
また、コマ絵と説明文とを組み合わせたマニュアルを提供することにより、動画と比較して、一連の動作をより掘り下げて説明した電子マニュアルを提供することが可能となる。さらに、そのマニュアルをユーザの希望に応じたレイアウトで提供することができる。
例えば、前述した電子マニュアル作成処理のフローにおけるステップS211〜212において、図17(b)の画面上で「コマ絵」、図19(a)の画面上でコマ数(例えば、3コマ、5コマ、10コマ)がそれぞれ選択されると、選択されたコマ数に応じて図21に示すようなマニュアルが作成される。
同様に、ステップS211〜212において、図17(b)の画面上で「コマ絵+テキスト」が選択されると、図22(a)に示すようなコマ絵のみのマニュアルではなく、図22(b)に示すようなコマ絵とテキストとを併用したマニュアルが作成される。
また、同じ「コマ絵+テキスト」が選択された場合であっても、コマ数が異なる場合には、図23(a)と図23(b)とに示すように、異なったレイアウトのマニュアルが作成される。尚、前述したマニュアル画像生成処理のステップS310でおこなわれる編集処理によりレイアウトが調整された場合には、図23(a)と図23(b)とに示すように、選択されたコマ数に応じて異なった長さのテキストが挿入される。
また、図19(b)の画面における言語設定で、自国語(例えば、日本語)が選択された場合は図24(a)に示すような自国語のマニュアルが作成され、外国語(例えば、英語)が選択された場合は図24(b)に示すように、当該外国語に翻訳されたテキスト(説明文)の挿入されたマニュアルが作成される。
同様に、図19(a)の画面において文字位置の設定がなされると、図25、26に示すように、その設定に応じた様々なレイアウトでマニュアルが作成される。
なお、これらのレイアウトパターンは、本明細書のすべての実施形態において適用される。また、これらは一例であり、種々のレイアウトパターンを採用することができる。
(第3実施形態)
上記各実施の形態では、マニュアルに関するデータベースがMFPに内蔵されている例を説明したが、MFPが、インターネット等のネットワーク上に存在するデータベースから電子マニュアルのデータを取得することによってマニュアルを作成することも可能である。この場合、図27に示すように、MFP300と、外部のネットワークDB3とを通信ネットワークNWを介して接続したマニュアル提供システム30を構成する。なお、MFP300は、上記各実施の形態で示したMFP100(MFP200)の構成からデータベース部を除いた構成であるものとする。
通信ネットワークNWは、例えば、電話回線網やインターネットなどとすることができる。通信ネットワークNWに接続するため、本実施の形態にかかるMFP300は、通信ネットワークNWに対応した通信装置(例えば、NIC(Network Interface Card)やモデムなど)を備えているものとする。
ネットワークDB3は、図28に示すように、マニュアルDB3aと、機器情報DB3bと、レイアウトDB3cと、から構成される。
マニュアルDB3aおよびレイアウトDB3cの構成は、上記第1実施形態におけるマニュアルDB132aおよびレイアウトDB132cのそれぞれの構成と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
機器情報DB3bは、ネットワークDB3に接続されているMFP300に関する情報を蓄積する。ここで、ネットワークDB3に接続してマニュアルデータを取得するMFP300のそれぞれには、一意の識別情報(機器ID)が割り当てられているものとする。そして、機器情報DB3bには、このような機器IDをキーとしたレコードが作成され、各レコード毎に、当該MFP300の型番や名称、設置場所などを示す情報、および、使用者についての情報、などが記録されている。
また、マニュアルDB3aでは、機器情報DB3bに記録されている機器IDと、当該機器IDが示すMFP300についてのマニュアルデータとが対応づけられて記録されているものとする。
このようなネットワークDB3は、例えば、MFP300を製造・販売する事業体などに設置されるものとする。
そして、MFP300でマニュアルを出力する際、通信ネットワークNWを介してネットワークDB3にアクセスし、指定されたマニュアルの動画像データなどを取得して出力する。この場合、MFP300は、自信に割り当てられている機器IDに対応づけられているマニュアルデータをマニュアルDB3aから取得する。
このような構成によれば、マニュアル提供装置が動画像データなどを持たなくてもよいので、記憶容量が少ないマニュアル提供装置であっても、内容の制約などをすることなく電子マニュアルを提供することができる。また、データを一元的に管理できるため、例えば、マニュアルの改訂や増補、あるいは、レイアウトパターンの追加などがあっても、容易かつ迅速に反映させることができる。
(第4実施形態)
上記各実施の形態では、MFPを用いて電子マニュアルを提供する例について説明した。しかし、実現方法はこれに限られず、例えば、パーソナルコンピュータ等の端末装置を利用して電子マニュアルを提供することも可能である。ここでは、上記第3の実施形態におけるMFPに代えて、端末装置をマニュアル提供装置として用いる場合を以下説明する。
本実施の形態に係るマニュアル提供システム40は、図29に示すように、通信ネットワークNWと、通信ネットワークNWを介して接続された端末400(4001〜400n)とネットワークDB4と、から構成されている。
端末400(4001〜400n)は、例えば、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から構成される。端末400は、図30に示すように、処理制御部410と、通信制御部420と、記憶部430と、操作部440と、表示制御部450と、画像処理部460と、印刷制御部470と、音声出力制御部480と、を備える。また、端末400(4001〜400n)には、表示装置45と、印刷装置47と、音声出力装置48と、が接続されている。
処理制御部410は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、端末400全体の動作を制御する。また、処理制御部410は、記憶部430から読み出した動作プログラムに従って、後述する各種の処理を行う。
通信制御部420は、例えば、NIC(Network Interface Card)やモデム、ターミナルアダプタ、ルータ、などといった通信装置から構成され、端末400(4001〜400n)と通信ネットワークNWとを接続し、通信ネットワークNWを介したデータ通信を制御する。本実施の形態では、主に端末400(4001〜400n)と通信ネットワークNWを介して接続されたネットワークDB4との間のデータの授受を制御する。
記憶部430は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク記録装置等の記憶装置から構成され、各種の情報や、処理制御部410が実行する動作プログラムなどを記憶する。
操作部440は、例えば、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置から構成され、ユーザからの指示の入力を受け付け、処理選択メニューの選択操作などを処理制御部410に入力する。
表示制御部450は、端末400と表示装置45とを接続し、表示装置45を制御する。これにより、処理制御部410からの信号に応じた所定の画像を表示装置45に表示させる。
画像処理部460は、処理制御部410がネットワークDB4から読み出した動画像を加工して、所定のマニュアル用画像を生成する処理を行う。より具体的には、画像処理部460は、処理制御部410がネットワークDB4から読み出したコマ絵を伸張し、マニュアルとしてユーザに提示するための画像を生成する。
印刷制御部470は、端末400と印刷装置47とを接続し、印刷装置47の動作を制御する。これにより、処理制御部410からの信号に応じた所定の画像をシート上に印刷させる。
音声出力制御部480は、端末400と音声出力装置48とを接続し、音声出力装置48の動作を制御する。これにより、処理制御部410からの信号に応じた所定の音声を音声出力装置48から出力させる。
ネットワークDB4は、図31に示すように、動画DB4aと、ユーザ情報DB4bと、レイアウトDB4cと、翻訳文DB4dと、から構成される。
ユーザ情報DB4bは、本実施の形態に係るマニュアル提供システムを利用可能な人物(ユーザ)を識別するためのユーザ情報を格納するデータベースである。ユーザ情報DB4bには、例えば、図32に示すようなテーブルが作成されており、ユーザの氏名、ユーザID、パスワード、などがそれぞれ対応づけられて記憶されている。また、ユーザ情報DB4bには、各ユーザがマニュアル提供システムを前回利用した際の日時や設定情報(前回利用したマニュアルの種類や翻訳言語等の情報)等も、併せて記憶されている。
動画DB4a、レイアウトDB4cおよび翻訳文DB4dの各データベースの構成は、上記第2実施形態における各データベースのものと同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
表示装置45は、例えば、液晶モニタ等から構成され、所定のバスを介して接続された端末400から供給された信号に基づいて種々のメッセージを表示する。本実施の形態では、後述するマニュアル作成処理において所定のレイアウトにのっとって作成されたマニュアルを表示する。
印刷装置47は、例えば、プリンタ等から構成され、所定のバスを介して端末400と接続される。本実施の形態では、後述するマニュアル作成処理で作成されたマニュアルを、所定のシート上に印刷して出力する。
音声出力装置48は、例えば、スピーカ等から構成され、本実施の形態では、後述するマニュアル作成処理で読み出された説明文に対応する音声を出力する。
次に、本実施の形態に係る電子マニュアル出力処理について、図33のフローチャートを参照して説明する。尚、ここではある人物(以下、ユーザ)が、端末400を用いてマニュアルの出力を所望する場合を考える。
ユーザによって、電子マニュアル出力プログラムを起動させるための操作部440を用いた所定の動作(ダブルクリック等)が行われると、処理制御部410は、記憶部430から所定のプログラムを読み出す(ステップS401)。そして、処理制御部410は、電子マニュアル出力処理を利用可能なユーザであるか否かを識別するための所定の画面を表示させるよう、表示制御部450に指示する。
表示制御部450は、表示装置45を制御して図34に示すような画面を表示させ、ユーザIDとパスワードとの入力を要求する(ステップS402)。ユーザは、操作部440を用いて、表示装置45の表示画面の指示に従って入力を行う。
処理制御部410は、通信制御部420を介してネットワークDB4にアクセスし、操作部440から入力されたユーザIDがユーザ情報DB4bに格納されているか否か、またパスワードが一致するか否かを判別する(ステップS403)。一致しないと判別すると(ステップS403:No)、処理制御部410はそのまま処理を終了する。
一方、一致すると判別すると(ステップS403:Yes)、処理制御部410は表示制御部450に指示を送り、表示装置45を制御して図35(a)に示すような画面を表示させ、ユーザに所望のマニュアルの種類を選択するよう要求する(ステップS404)。ユーザは、画面表示に従って、操作部440から入力を行い、マニュアルの種類を選択する。
以下、ステップS405〜S410までの処理は、第2実施形態におけるステップS205〜S210までの処理(図15参照)と共通するため、説明を省略する。
ステップS409において、詳細マニュアルの出力が要求されたと判別すると(ステップS409:Yes)、処理制御部410は表示制御部450に指示を送り、表示装置45を制御して図35(b)に示すような画面を表示させ、ユーザに詳細マニュアルの出力形態を設定するよう要求する(ステップS411)。
処理制御部410は、詳細マニュアルの出力形態が設定されたことを示す所定の信号を操作部440から受信したか否か、すなわちマニュアルの出力形態が設定されたか否かを判別する(ステップS412)。マニュアルの出力形態が設定されていないと判別すると(ステップS412:No)、ステップS411に戻って、処理制御部410はマニュアルの出力形態の設定を受け付け続ける。
マニュアルの出力形態が設定されたと判別すると(ステップS412:Yes)、処理制御部410は受信した詳細マニュアルの設定に関する情報に基づいて、マニュアル画像の生成処理を行う(ステップS450)。
処理制御部410は、ステップS412で受信した設定情報に基づいて、表示制御部450や印刷制御部470や音声出力制御部480に指示を送り、表示装置45や印刷装置47や音声出力装置48から、生成したマニュアル画像を出力させる(ステップS413)。
以上説明したような動作により、電子マニュアル出力処理が行われる。尚、ステップS450のマニュアル画像生成処理についての詳細は、前述した第2実施形態におけるマニュアル画像生成処理(図20参照)と同様であるため、ここでの説明は省略する。
上述したように、ネットワークDB4がネットワーク上に存在することにより、レイアウトやマニュアルそのものの種類を適宜追加・変更することが可能となる。これにより、より柔軟にユーザの趣向に合わせた電子マニュアルを提供することができる。
また、上記第1および第2の実施形態で例示したような、MFPがマニュアル提供装置として機能している場合において、MFPとは異なる装置で電子マニュアルを参照することができるので、例えば、MFPに障害が発生し、障害復旧のためのマニュアル参照がMFPではおこなえない場合であっても、当該MFPのマニュアルを参照できるとともに、所望するレイアウトで用紙に印刷して出力することができるので、迅速かつ適切な障害復旧に寄与することができる。
(第5実施形態)
上記第4の実施形態では、ネットワーク上のデータベースからマニュアルやレイアウトパターンのデータを取得した端末によってマニュアルを提供する構成としたが、上記のようなデータベースを有するサーバを、本願発明にかかるマニュアル提供装置としてネットワーク上におき、各端末からの要求に応じて、サーバが電子マニュアルを端末に提供する構成としてもよい。本実施の形態では、MFPについてのマニュアルを、ネットワーク上のサーバから端末に提供する場合を例に以下説明する。
図36は、本実施の形態にかかるマニュアル提供システム50の構成を模式的に示す図である。図示するように、マニュアル提供システム50は、通信ネットワークNWを介して接続された、サーバ500と、端末600と、から構成される。
端末600の構成は、上記第4の実施形態における端末400の構成と同様であるので詳細な説明は省略する(図30参照)。また、通信ネットワークNWは、上記第4の実施形態と同様、例えば、電話回線網やインターネットなどから構成される。
サーバ500は、例えば、メインフレームやワークステーションなどといった情報処理装置から構成され、例えば、MFPの製造・販売をおこなう事業体によって運用される。図37を参照して、サーバ500の構成を説明する。図37は、サーバ500の構成を示すブロック図である。
図示するように、サーバ500は、制御部510と、通信制御部520と、入力制御部530と、出力制御部540と、プログラム格納部550と、記憶部560と、から構成される。
制御部510は、例えば、CPUなどから構成され、サーバ500の各部を制御するとともに、プログラム格納部550に格納されている動作プログラムを実行することで、後述する各機能および処理を実現する。
本実施の形態では、制御部510がプログラム格納部550に格納されている動作プログラムを実行することで、図38に示すような構成として機能する。すなわち、制御部510は、ウェブサーバ部511、認証部512、DB制御部513、マニュアル加工部514、として機能する。
ウェブサーバ部511は、通信制御部520との協働により、サーバ500をウェブサーバとして機能させ、端末600からの要求を受け付けるとともに、電子マニュアルデータなどを要求元の端末600に送信する。すなわち、本実施の形態では、サーバ500が提供するウェブサイトをインターフェースとし、インターネットなどの通信ネットワークNWを介して端末600に電子マニュアルを提供する。したがって、ウェブサーバ部511は、当該ウェブサイトを構成するウェブページを動的に生成して端末600に送信するとともに、送信したウェブページを介して入力された情報を端末600から受信する。また、ウェブサーバ部511は、ユーザに対応する電子マニュアルの選択などをおこなう
認証部512は、ウェブサーバ部511が端末600から取得する認証情報に基づいて、電子マニュアルを要求するユーザの認証を行う。
DB制御部513は、ウェブサーバ部511や認証部512からの要求などに応じて、記憶部560に記録されている情報を参照する他、必要な情報を記憶部560から取得する。
マニュアル加工部514は、ユーザが所望する出力形態となるよう、提供する電子マニュアルのデータを加工する。
通信制御部520は、例えば、NICやルータなどの通信装置から構成され、サーバ500と通信ネットワークNWとを接続し、通信ネットワークNWを介したデータ通信をおこなう。
入力制御部530は、例えば、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置53を接続し、入力装置53から入力されるユーザからの指示などを制御部510に入力する。
出力制御部540は、例えば、ディスプレイ装置やプリンタなどの出力装置54を接続し、制御部510の処理結果などを出力装置54から出力する。
プログラム格納部550は、例えば、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、サーバ500が本発明にかかるマニュアル提供装置として機能するために必要な動作プログラムを格納する。
記憶部560は、例えば、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、サーバ500が本発明にかかるマニュアル提供装置として機能するために必要なデータや、処理結果などを格納する。
ここで、記憶部560には、上記第1の実施形態で示した、データベース部132(図3参照)と同様のデータベース部56が構成される。すなわち、データベース部56には、マニュアルDB56a、ユーザ情報DB56b、レイアウトDB56c、などが構成される。
マニュアルDB56aは、MFPについての電子マニュアルを構成するデータを格納する。図39に、マニュアルDB56aに記録される情報の例を示す。図示するように、マニュアルDB56aには、MFP毎に一意に割り当てられている識別情報(装置ID)をキーとしたレコードが作成されている。各レコードには、当該MFPについて用意されている電子マニュアルの分類を示す項目(カテゴリ(1)、カテゴリ(2))毎に、当該項目に属するマニュアルの動画像データが格納されている。
ユーザ情報DB56bは、MFPを使用するユーザについての情報を格納する。ユーザ情報DB56bに記録される情報の例を図40に示す。図示するように、ユーザ情報DB56bには、ユーザ毎に一意に割り当てられている識別情報(ユーザID)をキーとしたレコードが作成されている。各レコードには、当該ユーザの氏名や所属組織などを示す属性情報、ユーザネームやパスワードなどの認証情報、および、使用しているMFPの装置ID、などが記録される。
レイアウトDB56cは、電子マニュアルを出力する際のレイアウトパターンを規定する情報を格納する。本実施の形態にかかるレイアウトDB56cに記録される情報は、上記第1の実施形態におけるレイアウトDB132cに記録される情報と同様である(図7参照)。
次に、このような構成のサーバ500が端末600に電子マニュアルを提供するための「マニュアル配信処理」を、図41に示すフローチャートを参照して説明する。なお、このマニュアル配信処理は、サーバ500が提供する、マニュアル提供のためのウェブサイトに端末600がアクセスしたことを契機に開始される。
処理が開始されると、ウェブサーバ部511は、ユーザの認証情報を入力するための入力画面を生成し、通信ネットワークNWを介してアクセス元の端末600に送信する。
端末600では、表示装置45に認証情報の入力画面が表示されるので、ユーザは、端末600の入力装置を操作して、認証情報を入力する。入力された認証情報は、通信ネットワークNWを介してサーバ500に送信される。
サーバ500では、端末600から送信された認証情報に基づいて、ユーザ認証をおこなう(ステップS501)。すなわち、認証部512がDB制御部513を介してユーザ情報DB56bを参照し、入力された認証情報とユーザ情報DB56bに記録されている認証情報とを照合することでユーザ認証をおこなう。
ユーザが認証されると(ステップS502:Yes)、認証部512は、ユーザ情報DB56bの当該ユーザのレコードに記録されている装置IDを取得し、当該ユーザが使用しているMFPを特定する(ステップS503)。
ウェブサーバ部511は、DB制御部513を介してマニュアルDB56aにアクセスし、特定された装置IDをキーとしているレコードから、カテゴリ(1)の項目名情報を取得し、これらの項目を選択可能に表示する項目選択画面を生成して端末600に送信する。
端末600では、当該ユーザが使用するMFPについてのマニュアル内容を分類するカテゴリ(1)の項目が選択可能に表示されるので、ユーザは、端末600の入力装置を操作して、所望する項目を選択すると、選択された項目を示す情報がサーバ500に送信される。
サーバ500では、選択されたカテゴリ(1)の項目を示す情報を受信すると、ウェブサーバ部511が、選択された項目に属するカテゴリ(2)の項目情報をマニュアルDB56aから取得し、これらの項目を選択可能に表示する項目選択画面を生成して端末600に送信する。
端末600では、カテゴリ(2)の項目が選択可能に表示されるので、ユーザが所望する項目を選択すると、当該項目を示す情報がサーバ500に送信される。
サーバ500では、カテゴリ(2)の選択項目を示す情報を受信すると、ウェブサーバ部511は、選択されたカテゴリ(2)の項目に属するマニュアルデータを取得する。すなわち、ユーザが所望するマニュアルが特定される(ステップS504)。
提供対象となるマニュアルが特定されると、ウェブサーバ部511は、当該マニュアルの出力形態を選択するための出力形態選択画面を生成して端末600に送信する。出力形態選択画面では、特定したマニュアルの出力形態が選択可能に表示される。ここでは、動画像としての再生や、フレーム数を指定しての印刷、などが選択可能な他、説明テキストや音声の出力要否や、フレームやテキストのレイアウト、説明テキストや音声の言語、などが選択可能に表示される。
ユーザが、端末600の表示装置に表示された出力形態選択画面から、所望する出力形態を選択すると、選択された出力形態を示す情報がサーバ500に送信される。
サーバ500では、選択された出力形態を示す情報を受信すると、マニュアル加工部514が、ステップS504で特定されたマニュアルの動画像データをマニュアルDB56aから取得し、選択された出力形態となるよう加工する(ステップS505)。ここでは、動画像データからのフレーム抽出や、指定された出力形態に応じたレイアウトデータをレイアウトDB56cから取得するなどして、ユーザが所望する出力形態にマニュアルデータを加工する。
マニュアル加工部514で加工されたマニュアルデータは、ウェブサーバ部511によって端末600に送信され(ステップS506)、処理を終了する。
これにより、パーソナルコンピュータなどの端末600を用いて、ユーザが使用している機器(MFP)などのマニュアルを出力することができる。すなわち、例えば、動画像で再生する場合には、ウェブページを閲覧するブラウザ上でストリーミング再生するなどして参照することができる。また、印刷する場合には、印刷に適したレイアウトのHTMLデータなどでマニュアルを提供することで、端末600に接続したプリンタなどを用いてマニュアルの内容を印刷して出力することができる。
以上説明したように、本発明にかかるマニュアル提供装置によれば、種々の電子マニュアルを、ユーザに応じた種々の形態で出力することができ、電子マニュアル利用時の利便性を向上することができる。
なお、上記実施の形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
上記第4の実施形態にかかる端末400、および、上記第5の実施形態にかかるサーバ500は、専用装置から構成可能であることはもとより、汎用のコンピュータ装置などを用いて構成することもできる。すなわち、このような汎用装置に上述したプログラムをインストールして実行させることで、上記実施の形態にかかる端末400もしくはサーバ500として機能させることができる。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えば、CD−ROMなどの記憶媒体に格納して配布可能であることはもとより、プログラムデータを搬送波に重畳することで、所定の通信媒体(例えば、インターネットなど)を介して配布することもできる。
本発明の第1および第2の実施形態にかかるMFPの外観構成を示す図である。 図1に示すMFPの内部構成を示すブロック図である。 図2に示す記憶部に構成されるデータベースの例を示すブロック図である。 図3に示すマニュアルDBに記録される情報の例を示す図である。 図3に示すマニュアルDBに記録される動画像データのデータ構成を説明するための図である。 図3に示すユーザ情報DBに記録される情報の例を示す図である。 図3に示すレイアウトDBに記録される情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる「電子マニュアル提示処理」を説明するためのフローチャートである。 図8に示す電子マニュアル提示処理における画面表示例を示す図であり、(a)は、機能選択画面の表示例を示し、(b)および(c)は、カテゴリ選択画面の表示例を示す。 図8に示す電子マニュアル提示処理における出力形態選択画面の表示例を示す図である。 図8に示す電子マニュアル提示処理におけるマニュアルの出力例を示す図であり、(a)は、動画像として再生出力する場合の表示例を示し、(b)は、印刷出力する場合の出力例を示す。 本発明の第2の実施形態にかかるMFPの記憶部に構成されるデータベースの例を示すブロック図である。 図12に示す動画DBに記録されるマニュアルデータのデータ構成を説明するための図であり、(a)は、動画像データのフレーム構成を示し、(b)は、(a)に示す各フレームに記録される情報の例を示す。 図12に示すユーザ情報DBに記録される情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる「電子マニュアル出力処理」を説明するためのフローチャートである。 図15に示す電子マニュアル出力処理にかかる画面表示例を示す図である。 図15に示す電子マニュアル出力処理における他の画面表示例を示す図である。 (a)は本発明の第2の実施形態で例示したマニュアルの構成を説明するための図であり、(b)はマニュアルの表示例を示す図である。 出力形態を指定するための画面表示例を示す図である。 図15に示す電子マニュアル出力処理で実行される「マニュアル画像生成処理」を説明するためのフローチャートである。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 マニュアルを印刷した場合のレイアウトの例を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかるマニュアル提供システムの構成を示す図である。 図27に示すネットワークDBの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態にかかるマニュアル提供システムの構成を示す図である。 図29に示す端末の構成を示すブロック図である。 図29に示すネットワークDBの構成を示す図である。 図31に示すユーザ情報DBに記録される情報の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態にかかる「電子マニュアル出力処理」を説明するためのフローチャートである。 図33に示す電子マニュアル出力処理における画面表示例を示す図である。 図33に示す電子マニュアル出力処理における画面表示例を示す図である。 本発明の第5の実施形態にかかるマニュアル提供システムの構成を示す図である。 図36に示すサーバの構成を示すブロック図である。 図37に示す制御部の機能を示す機能ブロック図である。 図37に示す記憶部に構成されるマニュアルDBに記録される情報の例を示す図である。 図37に示す記憶部に構成されるユーザ情報DBに記録される情報の例を示す図である。 本発明の第5の実施形態にかかる「マニュアル配信処理」を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100、200 MFP
110、210 制御部
120、220 操作・表示部
130、230 記憶部
140、240 画像処理部
150、250 モニタ表示部
160、260 音声出力部
170、270 印刷部
180、280 認証部(指紋読取部)
131、231 プログラム格納部
132、232 データベース部
132a マニュアルDB
132b ユーザ情報DB
132c レイアウトDB
232a 動画DB
232b ユーザ情報DB
232c レイアウトDB
232d 翻訳文DB
30 マニュアル提供システム
300 MFP
3 ネットワークDB
3a マニュアルDB
3b 機器情報DB
3c レイアウトDB
40 マニュアル提供システム
400 端末
410 処理制御部
420 通信制御部
430 記憶部
440 操作部
450 表示制御部
45 表示装置
460 画像処理部
470 印刷制御部
47 印刷装置
480 音声出力制御部
48 音声出力装置
4 ネットワークDB
4a 動画DB
4b ユーザ情報DB
4c レイアウトDB
4d 翻訳文DB
50 マニュアル提供システム
500 サーバ
510 制御部
511 ウェブサーバ部
512 認証部
513 DB制御部
514 マニュアル加工部
520 通信制御部
530 入力制御部
53 入力装置
540 出力制御部
54 出力装置
550 プログラム格納部
560 記憶部
600 端末
NW ネットワーク

Claims (13)

  1. 所定の動作を説明するためのマニュアルを提供するマニュアル提供装置であって、
    所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得する動画像取得手段と、
    前記動画像を再生する動画再生手段と、
    前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付ける受付手段と、
    前記要求信号に応じて、前記動画像から静止画像を生成する画像処理手段と、
    前記静止画像を用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成する作成手段と、
    作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするマニュアル提供装置。
  2. 前記動画像を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記動画像取得手段は、該記憶手段から前記動画像を読み出して取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマニュアル提供装置。
  3. 当該マニュアル提供装置は、前記動画像を記憶する記憶手段と通信ネットワークを介して接続され、
    前記動画像取得手段は、前記記憶手段から、前記通信ネットワークを介して前記動画像を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマニュアル提供装置。
  4. 前記記憶手段は、複数の動作に対応する複数の動画像を記憶し、
    前記受付手段は、前記複数の動作からの所望の動作の選択を受け付け、
    前記動画像取得手段は、前記選択に基づいて対応する動画像を取得する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のマニュアル提供装置。
  5. 前記記憶手段は、前記動画像が示す一連の動作のうちの所定の場面について文章で説明する説明文を記憶し、
    前記画像処理手段は、前記動画像から前記所定の場面に対応する静止画像を生成し、
    前記作成手段は、生成された前記静止画像と前記所定の場面に対応する説明文とを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のマニュアル提供装置。
  6. 前記受付手段は、マニュアルの作成に際して、静止画像のみを用いるか、静止画像と説明文とをともに用いるか、の選択を受け付け、
    前記作成手段は、前記選択に基づいて、マニュアルを作成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のマニュアル提供装置。
  7. 前記説明文を他の所定の言語に基づいて翻訳する翻訳手段をさらに備え、
    前記受付手段は、説明文に関する言語の選択を受け付け、
    前記作成手段は、前記静止画像と、選択された言語で記述された説明文とを用いて、マニュアルを作成する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のマニュアル提供装置。
  8. 前記記憶手段は、前記説明文に対応する音声データを記憶し、
    前記受付手段は、音声を出力するか否かの選択を受け付け、
    前記出力手段は、前記選択によって音声を出力する選択がなされた場合、作成されたマニュアルとともに該マニュアルの説明文に対応する音声を出力する、
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のマニュアル提供装置。
  9. 前記記憶手段は、マニュアルに関する複数のレイアウトを記憶し、
    前記受付手段は、前記複数のレイアウトからの所望のレイアウトの選択を受け付け、
    前記作成手段は、選択されたレイアウトに基づいて、マニュアルを作成する、
    ことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載のマニュアル提供装置。
  10. 前記出力手段は、
    作成された前記マニュアルを所定の画面上に表示する表示手段と、
    作成された前記マニュアルを所定のシート上に印刷する印刷手段と、
    のうちの少なくとも一方から構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマニュアル提供装置。
  11. 前記受付手段は、マニュアルの出力方法に関する選択を受け付け、
    前記出力手段は、前記表示手段と前記印刷手段との両方から構成され、前記選択に基づいた出力方法でマニュアルを出力する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のマニュアル提供装置。
  12. コンピュータを、
    所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得する動画像取得手段と、
    前記動画像を再生する動画再生手段と、
    前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付ける受付手段と、
    前記要求信号に応じて、前記動画像から複数の静止画像を生成する画像処理手段と、
    前記複数の静止画像のうちの少なくともひとつを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成する作成手段と、
    作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力する出力手段と、
    を備える装置として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. 所定の動作の一連の流れを説明するためのマニュアルを生成して出力するためのマニュアル提供方法であって、
    所定の動作の一連の流れを示す動画像を取得するステップと、
    前記動画像が示す一連の動作のうち所定の場面についての説明を要求する要求信号を受け付けるステップと、
    前記要求信号に応じて、前記動画像から複数の静止画像を生成するステップと、
    前記複数の静止画像のうちの少なくともひとつを用いて、前記所定の場面について説明するためのマニュアルを作成するステップと、
    作成された前記マニュアルを視認可能な形態で出力するステップと、
    を備えることを特徴とするマニュアル提供方法。
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