JP2005267540A - ファイル検索装置およびファイル検索方法およびファイル検索プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 過去の検索結果を再利用した効率的な検索処理を行うことができるファイル検索装置および方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】
ファイル更新結果反映部１７は、ファイル操作検出部１８が検知したファイルデータベース２１におけるファイル登録、更新ファイルの情報を、更新ファイル管理テーブル１９３に登録して管理する。検索部１１は、検索指示入力部１５にて入力された「入力検索条件」と、その検索結果を検索指示管理テーブル１９１、検索結果情報１９２にそれぞれ登録して管理し、検索処理においては、「入力検索条件」に包含もしくは、完全一致する検索条件が検索指示管理テーブル１９１登録されている場合、登録された検索条件に対応する検索結果情報１９２に登録されたファイル郡、更新ファイル管理テーブルにおいては、再使用する検索結果の生成日時以降に登録されたファイル郡を検索対象追加して、検索処理を行う。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ファイルを検索する技術に関し、特に、過去の検索条件とその検索結果を再利用したファイル検索を行うファイル検索装置およびファイル検索方法およびファイル検索プログラムに関する。

従来のファイル検索処理に関する技術として、特許文献１記載の「分散システムにおける文書一覧情報の管理方式」が開示されている。

この特許文献１の発明は、作成した一覧情報をホスト側で管理し、処理の内容に応じて特定の時点までホスト内に保持する。

これにより、同一の一覧情報を何度も作り直す処理をなくし、大量の一覧情報をワークステーション側で分割して読み出したり、作成した一覧情報をもとに、さらに絞り込むための検索処理を行うものである。
特開平０２−２２８７６７号公報。

しかし、上記特許文献１の発明の構成を始め、従来の検索処理の構成においては、検索結果に影響を与えるようなファイル操作が発生した場合、再取得可能な検索結果では正確な結果を得ることができないため、従来の検索処理の構成において正確な検索結果を得ようとした場合は、記憶手段にて記憶された全ファイルを検索対象とした検索処理をあらためて行う必要があるといった問題が生じる。

例えば、検索処理実施後にファイルが削除されたり、ファイルの属性が検索条件と異なる属性に変更されたりする場合、検索結果から当該ファイルを除外する必要がある。

逆に、検索処理実施後に登録されたファイルの属性が検索処理の条件に一致する場合、検索結果に登録ファイルの情報を追加する必要がある。

本発明は、過去に実施した検索処理の結果を再利用した検索処理を行うに際し、再利用する検索結果の生成日時以降に登録もしくは更新されたファイルを検索対象として漏れなく、効率的に検索処理を行うことができるファイル検索装置およびファイル検索方法およびファイル検索プログラムを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、請求項１の発明は、複数のファイルをファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索装置において、ファイル属性を指定した検索条件でファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を行う検索手段と、検索手段による検索で用いた検索条件および検索結果を記憶する検索結果記憶手段と、ファイル管理手段で記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を検出する追加更新検知手段と、検索手段による検索に際して、検索に用いる検索条件の少なくとも一部が検索結果記憶手段に記憶されている検索条件に一致する場合は一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して検索対象に追加して検索処理を行う検索結果再使用手段とを具備することを特徴とする。

また、請求項２の発明は、複数のファイルをファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索方法において、ファイル属性を指定した検索条件でファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を検索手段にて行い、検索手段による検索で用いた検索条件および検索結果を検索結果記憶手段にて記憶し、ファイル管理手段で記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を追加更新検知手段にて検出し、検索手段による検索に際して、検索に用いる検索条件の少なくとも一部が検索結果記憶手段に記憶されている検索条件に一致する場合は一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して検索対象に追加して検索処理を検索結果再使用手段にて行うことを特徴とする。

また、請求項３の発明は、複数のファイルをファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索処理をコンピュータにより実行させるファイル検索プログラムであって、ファイル属性を指定した検索条件でファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を行うステップと、
検索で用いた検索条件および検索結果を記憶するステップと、記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を検出するステップと、検索に際して、検索に用いる検索条件の少なくとも一部が記憶されている検索条件に一致する場合は一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して検索対象に追加して検索処理を行うステップとを具備することを特徴とする。

本発明によれば、過去に実施した検索処理における検索条件とその検索結果を記憶して管理し、検索処理実施後に登録、更新されたファイルを管理することができる。

これにより、検索指示操作にて指定された検索条件（以後、「入力検索条件」と称す）が、過去に実施した検索処理の検索条件に一致する場合、もしくは、過去に実施した検索処理を包含する場合において、「入力検索条件」に該当する部分の検索条件に対応する検索結果として記憶されたファイル郡を検索対象として再利用するとともに、再使用する検索条件が実施された過去の処理日時以降において、登録、更新されたファイル郡を検索対象に追加して検索処理を行うことができる。

これにより無駄なデータアクセスを解消し、ファイル検索処理を効率化することができる。

以下、本発明のファイル検索装置およびファイル検索方法およびファイル検索プログラムについて添付図面を参照しながら詳細に説明する。

図１は、本発明のファイル検索装置の主要な制御要素を示した機能ブロック図である。

図１において、ファイル検索装置１０は、ファイル検索機能を有し、特に、検索処理を行った場合の検索条件とその検索結果を記録して管理する機能と、登録、更新されたファイルの更新情報を記憶して管理する機能を有する。

これにより、ファイル検索機能に関しては、「入力検索条件」から全ファイルを検索対象として検索処理を行う通常の検索機能に加え、過去に使用した検索条件を再使用した検索機能を備える。

これらの機能を提供するための制御要素として、ファイル検索装置１０は、記憶部１９、検索部１１、検索指示内容解析部１２、更新指示入力部１３、更新部１４、検索指示入力部１５、検索結果表示部１６、ファイル更新結果反映部１７、ファイル操作検出部１８を具備する。

また、ファイルデータベース２１は、文書ファイル２２、画像ファイル２３等を、一元管理するデータベースである。

なお、ファイルデータベース２１が構築される場所は、ファイル検索装置１０がファイルアクセス可能でかつ、ファイルの登録、更新が検知できる構成であれば、特に限定されず、ファイル検索装置１０がネットワーク接続可能な手段を有する場合には、ネットワーク上に構築されたファイルサーバ（図示せず）内に構築する構成でもよいし、ファイル検索装置１０単体にて記憶部１９に構築する構成のいずれでも良い。

記憶部１９は、ファイル検索装置１０を制御する各種プログラムおよびパラメータを記憶するデータ記憶手段であり、特に、ファイル検索処理に関する情報として、検索指示管理テーブル１９１、検索結果情報１９２、更新ファイル管理テーブル１９３、ファイル属性管理テーブル１９５を記憶して管理する。

検索指示管理テーブル１９１は、検索指示操作にて指定された検索条件を記録して管理するテーブルである。

図２は、検索指示管理テーブル１９１の例を示すテーブルレイアウト図である。

図２において、検索指示管理テーブル１９１は、データ設定項目として、検索ＩＤ１９１１、処理日時１９１２、検索条件１９１３を登録項目として有する。

検索ＩＤ１９１１は、登録された検索条件を個別に特定するための識別情報を設定する項目である。

処理日時１９１２は、登録された検索条件による検索処理の実施日時を設定する項目である。

検索条件１９１３は、検索ＩＤ１９１１に対応する検索条件の具体的な内容を設定する項目である。

これにより、検索指示操作における検索条件を蓄積して管理することができるので、検索指示操作にて指定された「入力検索条件」に一致、もしくは包含される検索条件による検索処理が過去に実施されたか否かを検索指示管理テーブル１９１の登録データを検索することによって判断することができる。

再度図１に戻り、検索結果情報１９２は、検索指示操作によるファイル検索処理の結果を、検索指示管理テーブル１９１に記録した検索条件に関連付けて記憶管理するテーブルである。

図３は、検索結果情報１９２の例を示すテーブルレイアウト図である。

図３において、検索結果情報１９２は、データ設定項目として、検索ＩＤ１９２１、検索結果１９２２を有する。

検索ＩＤ１９２１は、検索結果に対応する検索条件を特定するための識別情報であり、図２に示した検索指示管理テーブル１９１の「検索ＩＤ１９１１」を使用して設定する。

検索結果１９２２は、検索結果として得られたファイルの識別情報が設定される項目であり、ファイル属性管理テーブル１９５において、ファイル毎に割り当てが行われたファイルの識別情報（詳細は後術）が設定される項目である。

再度図１に戻り、更新ファイル管理テーブル１９３は、ファイルデータベース２１にて管理されるファイルのうち、登録もしくは更新されたファイルに関する情報（以後、「更新情報」と称す）を記憶して管理するためのテーブルである。

図４は、更新ファイル管理テーブル１９３の例を示すテーブルレイアウト図である。

図４において、更新ファイル管理テーブル１９３は、データ設定項目として、操作日時１９３１、操作種別１９３２、ファイルＩＤ１９３３を有する。

操作日時１９３１は、ファイルが操作（登録、更新）された時のタイムスタンプを記録する項目である。

操作種別１９３２は、ファイル操作の種別として、「登録」、「更新」の種別を設定する項目である。

ファイルＩＤ１９３３は、登録、更新されたファイルの識別情報として、ファイル属性管理テーブル１９５にて割り当てられたファイルの識別情報（詳細は後述する）を設定する項目である。

再度図１に戻り、ファイル属性管理テーブル１９５は、ファイルデータベース２１に記憶して管理される各ファイルに関する情報として、特に、検索処理での検索条件として指定される属性を含む情報を記憶して管理するテーブルである。

図５は、ファイル属性管理テーブル１９５の例を示すテーブルレイアウト図である。

ファイル属性管理テーブル１９５は、データ設定項目として、ファイルＩＤ１９５１、ファイル名１９５２、作成日時１９５３、更新日時１９５４、属性１（１９５５）、・・・、属性Ｎ１９５６を有する。

ファイルＩＤ１９５１は、ファイルデータベース２１にファイルが登録される際に割り当てられるファイルの識別情報であり、ファイルデータベース２１にてユニークとなる識別子を設定する項目である。

ファイル名１９５２は、ファイルデータベース２１に登録されたファイルのファイル名を設定する項目である。

作成日時１９５３は、ファイルデータベース２１にファイルを登録した日時を設定する項目である。

更新日時１９５４は、ファイルが更新された日時を設定する項目である。

属性１（１９５５）、・・・、属性Ｎ（１９５６）は、ファイルに付与された属性種別を示し、ファイルデータベース２１にて予め定義された属性種別分の数の設定項目が設けられた項目であり、各属性種別に対応する属性値を設定する項目である。

再度図１に戻り、検索指示入力部１５は、オペレータがファイル検索装置１０に対して検索指示を行うためのユーザインタフェースであり、ユーザインタフェース上での入力操作を入力データとして検出して検索指示内容解析部１２に出力する。

検索指示内容解析部１２は、検索指示入力部１５から受信した入力データを解析して「入力検索条件」を抽出して検索部１１に出力する。

検索部１１は、記憶部１９の検索指示管理テーブル１９１、検索結果情報１９２、更新ファイル管理テーブル１９３、ファイル属性管理テーブル１９５にアクセスして、ファイルの検索処理を行う。

検索部１１は、検索指示管理テーブル１９１に対し、「入力検索条件」の登録処理、「入力検索条件」に一致もしくは包含される検索ＩＤの抽出処理を行う。

また、「入力検索条件」の少なくとも一部に一致した検索条件１９１３の検索ＩＤ１９１１が検索指示管理テーブル１９１にある場合は、一致する検索ＩＤ１９１１と同じ検索ＩＤ１９２１が設定されたレコードの検索結果１９２２に設定されたファイルＩＤを検索結果情報１９２から抽出して、検索対象となるファイル郡に追加する。

また、検索部１１は、再使用する検索ＩＤ１９１１の処理日時１９１２を、検索指示管理テーブル１９１から取得し、取得した処理日時１９１２以降に更新されたファイルを更新ファイル管理テーブル１９３の操作日時１９３１を参照して特定し、検索対象となるファイル郡にさらに追加する。

また、検索部１１は、「入力検索条件」が、検索指示管理テーブル１９１に未登録の場合、もしくは、検索指示管理テーブル１９１に登録された既存の検索条件に一致しない部分の検索条件がある場合は、その検索条件に該当するファイルをファイル属性管理テーブル１９５から抽出する。

検索部１１は、検索処理が完了した際に、「入力検索条件」を検索指示管理テーブル１９１に登録し、登録した検索ＩＤ１９１１にて、検索条件に一致した各ファイルのファイルＩＤを検索結果情報１９２に登録する。

また、検索部１１は、検索結果表示制御部１６に対して、検索結果の表示制御を行う。

検索結果表示部１６は、検索部１１における検索処理の結果をオペレータに対して表示するユーザインタフェースである。

更新指示入力部１３は、ファイル検索装置１０からファイルデータベース２１に対するファイル操作を行うためのユーザインタフェースであり、操作内容を更新部１４に通知するとともに、更新部１４から通知される処理結果の出力を行う。

更新部１４は、ファイルデータベース２１において、ファイルデータの登録、更新を行うとともに、登録、更新されたファイルの識別情報、ファイル属性をファイル属性管理テーブル１９５に登録する。

ファイル操作検出部１８は、ファイルデータベース２１におけるファイルの登録、更新操作を、データベースが提供するトリガを用いて検出し、ファイルＩＤ、検出種別等を含む検出内容をファイル更新結果反映部１７に通知する。

ファイル更新結果反映部１７は、登録、更新されたファイルの識別情報、操作日時等を更新ファイル管理テーブル１９３に登録する。

次に、図１に示したファイル検索装置１０におけるファイル検索処理について、図１に示した各制御要素の符号を用いて説明する。

図６は、ファイル検索処理の手順を示したフローチャートである。

検索指示内容解析部１２は、検索指示入力部１５に表示される図８に示すようなファイル検索画面８０での検索指示操作を検出し、「入力検索条件」を抽出して検索部１１に出力する（ステップＳ１０１）。

検索部１１は、「入力検索条件」に一致もしくは包含される検索条件１９１３の有無を、検索指示管理テーブル１９１を検索して判定する（ステップＳ１０２）。

「入力検索条件」に一致もしくは包含される検索条件１９１３が検索指示管理テーブル１９１に無い場合（ステップＳ１０２でＮＯ）、検索部１１は、ファイル属性管理テーブル１９５を参照し、「入力検索条件」に一致するファイルを検索する（ステップＳ１０３）。

また、検索部１１は、検索ＩＤ１９１１を新規に付与した「入力検索条件」を検索指示管理テーブル１９１に登録し（ステップＳ１０４）、「入力検索条件」を満たす各ファイルのファイルＩＤを、ステップＳ１０４で付与した検索ＩＤ１９１１をそれぞれ付与して検索結果情報１９２に登録する（ステップＳ１０５）。

再度ステップＳ１０２に戻り、検索指示管理テーブル１９１において、「入力検索条件」に一致もしくは、包含される検索条件１９１３が検索指示管理テーブル１９１にある場合（ステップＳ１０２でＹＥＳ）、検索部１１は、「入力検索条件」と一致もしくは包含される部分の検索条件１９１３に対応する検索ＩＤ１９１１を取得し、検索結果情報１９２に登録された検索ＩＤ１９２１を参照して、取得した検索ＩＤ１９１１に一致する検索結果１９２２で特定されるファイル郡を検索対象に追加する(ステップＳ１０６)。

検索部１１は、検索指示管理テーブル１９１に登録された検索ＩＤ１９１１に対応する処理日時１９１２を取得し、取得した処理日時１９１２以降に、登録、更新されたファイルを更新ファイル管理テーブル１９３から特定し、検索対象に追加する（ステップＳ１０７）。

検索部１１は、ステップＳ１０６で特定したファイル郡、ステップＳ１０７で特定したファイル郡とそれ以外の条件が「入力検索条件」にある場合はそれに一致するファイルをファイル属性管理テーブル１９５から特定した別のファイル郡を特定し、各ファイル郡の結合条件、絞込み条件等に基づいて、検索処理を行う（ステップＳ１０８）。

「入力検索条件」が検索指示管理テーブル１９１に登録された既存の検索条件１９１３に完全一致する場合（ステップＳ１０９でＹＥＳ）、検索部１１は、完全一致する検索条件の検索ＩＤに対応する既存の登録レコードを検索結果情報１９２から削除する（ステップＳ１１０）。

検索部１１は、検索指示管理テーブル１９１において完全一致した検索条件１９１３に対応する登録データの処理日時１９１２を、現在の日時にて更新し（ステップＳ１１１）、検索結果として得られた各ファイルＩＤを、処理日時１９１２を更新した検索ＩＤ１９１１を付与して検索結果情報１９２に登録する（ステップＳ１０５）。

一方、「入力検索条件」が検索指示管理テーブル１９１に登録された既存の検索条件１９１３に、完全一致ではなく包含される場合（ステップＳ１０９でＮＯ）、検索部１１は、「入力検索条件」を新たに検索指示管理テーブル１９１に登録して検索ＩＤ１９１１を取得し（ステップＳ１０４）、検索結果として得られたファイルＩＤを取得した検索ＩＤ１９１１を付与して検索結果情報１９２にそれぞれ登録する（ステップＳ１０５）。

次に、ファイル操作検出時における更新ファイル管理テーブル１９３のメンテナンス処理について説明する。

図７は、更新ファイル管理テーブル１９３のメンテナンスを行う処理の例を示したフローチャートである。

更新指示入力部１３におけるユーザ操作により更新部１４がファイルデータベース２１に対してファイルの登録、更新を行うと、ファイル操作検出部１８は、登録、更新されたファイルのファイルＩＤ、操作種別をファイル更新結果反映部１７に通知する（ステップＳ２０１）。

ファイル更新結果反映部１７は、ファイル操作検出部１８から通知されたファイルＩＤが、更新ファイル管理テーブル１９３に登録済みであるかを判断する（ステップＳ２０２）。

ファイルＩＤが登録済みである場合（ステップＳ２０２でＹＥＳ）、ファイル更新結果反映部１７は、更新ファイル管理テーブル１９３の既存のレコードにおいて、操作種別１９３２、操作日時１９３１を更新する（ステップＳ２０３）。

一方、ファイルＩＤが未登録の場合（ステップＳ２０２でＮＯ）、ファイル更新結果反映部１７は、登録もしくは更新されたファイルのファイルＩＤ、操作日時を含む更新情報を更新ファイル管理テーブル１９３に登録する（ステップＳ２０４）。

これにより、ファイルデータベース２１において、登録、更新されたファイルの情報が更新ファイル管理テーブル１９３に随時登録されるので、特定の日時以降に登録、更新されたファイルを、各登録レコードの操作日時１９３１にて特定することができる。

従って、過去の検索結果を再使用して検索処理を行う場合、再使用する検索結果が実施されたときの日時以降において、ファイルデータベース２１に登録、更新されたファイル全てを検索対象に漏れなく追加した検索処理を行うことができる。

以上が図１に示した本発明の実施の形態の一例に関する説明である。

また、記憶部１９に記憶される、検索指示管理テーブル１９１、検索結果情報１９２、更新ファイル管理テーブル１９３に蓄積された登録データは、相互にリンクされたレコードをセットとした削除処理を管理者による手動もしくはシステムによる自動で行う構成にしても良い。

本発明は、大量のファイル郡から、ファイル属性の指定を含む検索条件にてファイルを検索するファイル検索装置およびファイル検索方法およびファイル検索プログラムに利用可能であり、特に、過去に使用した検索条件に一致もしくは包含される検索条件を指定した検索処理に有効利用することができる。

本発明のファイル検索装置の制御構成を示したブロック図である。 図１に示した検索指示管理テーブルのテーブルレイアウトである。 図１に示した検索結果情報のテーブルレイアウトである。 図１に示した更新ファイル管理テーブルのテーブルレイアウトである。 図１に示したファイル属性管理テーブルのテーブルレイアウトである。 図１のファイル検索装置におけるファイル検索処理の例を示したフローチャートである。 図１のファイル検索装置におけるファイル操作検出に伴う、検索結果情報のメンテナンス処理の例を示すフローチャートである。 検索指示操作を行うファイル検索画面の例を示す画面イメージ図である。

符号の説明

１０ ファイル検索装置
１１ 検索部
１２ 検索指示内容解析部
１３ 更新指示入力
１４ 更新部
１５ 検索指示入力部
１６ 検索結果表示部
１７ ファイル更新結果反映部
１８ ファイル操作検出部
１９ 記憶部
１９１ 検索指示管理テーブル
１９１１ 検索ＩＤ
１９１２ 処理日時
１９１３ 検索条件
１９２ 検索結果情報
１９２１ 検索ＩＤ
１９２２ 検索結果
１９３ 更新ファイル管理テーブル
１９３１ 操作日時
１９３２ 操作種別
１９３３ ファイルＩＤ
１９５ ファイル属性管理テーブル
１９５１ ファイルＩＤ
１９５２ ファイル名
１９５３ 作成日時
１９５４ 更新日時
１９５５ 属性１
１９５６ 属性Ｎ
２１ ファイルデータベース
２２ 文書ファイル
２３ 画像ファイル
８０ ファイル検索画面

Claims (3)

1. 複数のファイルを該ファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索装置において、
   前記ファイル属性を指定した検索条件で前記ファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を行う検索手段と、
   前記検索手段による検索で用いた検索条件および検索結果を記憶する検索結果記憶手段と、
   前記ファイル管理手段で記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を検出する追加更新検知手段と、
   前記検索手段による検索に際して、該検索に用いる検索条件の少なくとも一部が前記検索結果記憶手段に記憶されている検索条件に一致する場合は該一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、前記追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から該再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して前記検索対象に追加して検索処理を行う検索結果再使用手段と
   を具備することを特徴とするファイル検索装置。
2. 複数のファイルを該ファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索方法において、
   前記ファイル属性を指定した検索条件で前記ファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を検索手段にて行い、
   前記検索手段による検索で用いた検索条件および検索結果を検索結果記憶手段にて記憶し、
   前記ファイル管理手段で記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を追加更新検知手段にて検出し、
   前記検索手段による検索に際して、該検索に用いる検索条件の少なくとも一部が前記検索結果記憶手段に記憶されている検索条件に一致する場合は該一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、
   前記追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から該再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して前記検索対象に追加して検索処理を検索結果再使用手段にて行う
   ことを特徴とするファイル検索方法。
3. 複数のファイルを該ファイルに対応するファイル属性とともに記憶管理するファイル管理システムのファイル検索処理をコンピュータにより実行させるファイル検索プログラムであって、
   前記ファイル属性を指定した検索条件で前記ファイル管理システムに記憶管理された複数のファイルの中の所望のファイルの検索を行うステップと、
   前記検索で用いた検索条件および検索結果を記憶するステップと、
   前記記憶管理されているファイルに対するファイルの追加若しくは更新を検出するステップと、
   前記検索に際して、該検索に用いる検索条件の少なくとも一部が前記記憶されている検索条件に一致する場合は該一致した検索条件に対応する検索結果を検索対象として再使用するとともに、前記追加更新検知手段にて検知および格納された追加若しくは更新されたファイル情報の中から該再使用する検索結果の生成日時以降のファイルを特定して前記検索対象に追加して検索処理を行うステップと
   を具備することを特徴とするファイル検索プログラム。
   

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