JP2019028914A - データ解析プログラム、データ解析方法、およびデータ解析装置 - Google Patents

データ解析プログラム、データ解析方法、およびデータ解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】キャプチャ開始タイミングによらずキャプチャしたデータに対応するファイル名を特定することを目的とする。
【解決手段】データ解析プログラムは、コンピュータに、ファイルに関するデータのキャプチャを開始する際に、ファイルを識別する第1識別情報とファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を、記憶部に記憶された管理情報に記録し、データをキャプチャした際に、キャプチャされたデータに含まれる第1識別情報とキャプチャした前記データよりも前にキャプチャされた他のデータに含まれるファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、第1識別情報とファイル名との組およびキャプチャ時刻を管理情報に記録し、データへの参照リクエストを受信した場合、記憶部の管理情報を参照して、参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定して、データに含まれる第1識別情報を、特定されたファイル名に変換する処理を実行させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、データ解析プログラム、データ解析方法、およびデータ解析装置に関する。
クライアント端末が、ファイルサーバに記憶されているファイルをマウントし、マウントされたファイルを使用する技術が用いられている。また、クライアント端末とファイルサーバとの間の通信のモニタリングが行われる場合がある。
関連する技術として、パケットをキャプチャし、パケットの送信元端末の利用者名とアドレスを抽出する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、関連する技術として、可変長パケットをオンライン測定しながらデータをリアルタイム表示する技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2006−222814号公報 特開2003−143251号公報
例えば、ファイルサーバからクライアント端末へファイルを送信する場合、ファイルIDを含むデータがパケット単位で送信される。また、ファイルの送信を開始する際に、ファイル名を含むデータが送信される場合がある。
しかし、データのキャプチャを行うサーバは、キャプチャを開始したタイミングによって、ファイル名を含むデータをキャプチャできずに、ファイルIDに対応するファイル名を特定できないおそれがある。そして、例えば、管理者がキャプチャされたデータを参照する際にファイル名が表示されないことにより、システム状況の把握をしづらくなるおそれがある。
1つの側面として、本発明は、キャプチャ開始タイミングによらずキャプチャしたデータに対応するファイル名を特定することを目的とする。
1つの態様では、データ解析プログラムは、コンピュータに、ファイルに関するデータのキャプチャを開始する際に、前記ファイルを識別する第1識別情報と前記ファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を、記憶部に記憶された管理情報に記録し、前記データをキャプチャした際に、キャプチャされた前記データに含まれる前記第1識別情報とキャプチャした前記データよりも前にキャプチャされた他のデータに含まれるファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、前記第1識別情報と前記ファイル名との組およびキャプチャ時刻を前記管理情報に記録し、前記データへの参照リクエストを受信した場合、前記記憶部の管理情報を参照して、前記参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定して、前記データに含まれる第1識別情報を、特定された前記ファイル名に変換し、前記第1識別情報が前記ファイル名に変換された前記データを出力する処理を実行させることを特徴とする。
1つの側面によれば、キャプチャ開始タイミングによらずキャプチャしたデータに対応するファイル名を特定することができる。
実施形態のシステムの全体構成の一例を示す図である。 データ解析装置の一例を示す図である。 パケット内のデータの一例を示す図である。 記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 参照リクエストに対して送信されるデータの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるキャプチャを開始する際の管理情報の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるキャプチャ開始後の管理情報の一例を示す図である。 第1の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のステップS101の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 参照処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11のステップS101’の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における管理情報の一例を示す図である。 第3の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14のステップS502の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の所定パターンのアクセスの一例を示す図である。 第4の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態における管理情報の一例を示す図である。 第5の実施形態の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 データ解析装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<実施形態のシステムの全体構成の一例>
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、実施形態のシステムの全体構成の一例を示す。実施形態のシステムは、ファイルサーバ1とクライアント端末2と中継装置3とデータ解析装置4と管理端末5とを含む。
ファイルサーバ1は、ユーザが利用可能なファイルを記憶している。また、ファイルサーバ1は、ファイルIdentification(ID)とファイル名との対応を示す対応情報を記憶していてもよい。ファイルサーバ1は、クライアント端末2からファイルの参照要求を受信した場合、ファイルを複数のパケットに分割して、分割したデータをクライアント端末2に送信する。
なお、以下の説明において、パケット単位で伝送されるデータを単に「パケット」と称することがある。
クライアント端末2は、ファイルサーバ1と通信可能であり、ファイルサーバ1を利用するユーザにより操作される。クライアント端末2は、中継装置3を介してファイルサーバ1からパケットを受信することにより、ファイルサーバ1に記憶されているファイルをマウントする。クライアント端末2は、例えば、仮想サーバを搭載し、仮想サーバがマウントされたファイルを仮想ディスクとして使用する。
ファイルサーバ1とクライアント端末2との間の通信には、例えば、Network File System(NFS)が適用される。また、ファイルIDには、例えば、ファイルハンドラが適用される。
中継装置3は、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間の通信を中継する。中継装置3は、例えば、ミラーリング機能を有しており、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるパケットをミラーリングして、データ解析装置4に送信する。
データ解析装置4は、中継装置3のミラーリング機能を用いて、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるパケットをキャプチャする。データ解析装置4は、コンピュータの一例である。
管理端末5は、データ解析装置4がキャプチャしたデータを参照する。管理端末5は、データ解析装置4がキャプチャしたデータを参照する際に、データ解析装置4に、参照対象の時間範囲を含む参照リクエストを送信する。
例えば、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間にネットワークタップが設置されていてもよい。そして、データ解析装置4は、ネットワークタップを用いて、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるパケットをキャプチャしてもよい。
実施形態のシステムは、ファイルサーバ1、クライアント端末2および中継装置3の組は、複数の組であってもよいし、1つの組であってもよい。
<データ解析装置の一例>
図2は、データ解析装置4の一例を示す図である。データ解析装置4は、通信部41と取得部42とキャプチャ部43と検出部44と変換部45と記憶部46と制御部47とを含む。
通信部41は、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるパケットを中継装置3から受信する。通信部41は、ファイルサーバ1またはクライアント端末2から、ファイルIDとファイル名との組のリストを受信する。通信部41は、管理端末5から、記憶部46内のデータに対する参照リクエストを受信する。通信部41は、参照リクエストに対して、ファイルIDがファイル名に変換された参照対象データを、管理端末5に送信する。
取得部42は、ファイルに関するパケットのキャプチャを開始する際に、ファイルを識別する第1識別情報とファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を含む管理情報を記憶部46に記録する。第1識別情報は、例えば、ファイルIDである。
キャプチャ部43は、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるパケットを中継装置3のミラーリング機能を用いてキャプチャする。
検出部44は、パケットをキャプチャした際に、キャプチャされたパケットに含まれる第1識別情報とファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、第1識別情報とファイル名との組およびキャプチャ時刻を管理情報に記録する。
変換部45は、記憶部46内のデータへの参照リクエストを受信した場合、記憶部46の管理情報を参照して、参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定する。時間情報は、例えば、時間範囲である。変換部45は、参照対象データに含まれる第1識別情報を、特定されたファイル名に変換する。また、変換部45は、パケット毎に記憶されたデータを参照可能な形式に変換する。参照対象データは、例えば、記憶部46に記憶されたデータのうち、参照リクエストで指定された時間範囲内にキャプチャされたパケット内のデータであるとする
記憶部46は、キャプチャ部43によりキャプチャされたパケット内のデータを記憶する。また、記憶部46は、管理情報を記憶する。
制御部47は、データ解析装置4内の各種制御を実行する。
<パケット内データの一例>
図3は、パケット内のデータの一例を示す図である。図3に示すデータのうち、"A"は、クライアント端末2の識別情報を示す。"B"は、ファイルサーバ1の識別情報を示す。ファイルサーバ1およびクライアント端末2の識別情報は、例えば、Internet Protocol(IP)アドレス、またはMedia Access Control(MAC)アドレスであってもよい。
"OPEN "ABC""というデータは、"ABC"というファイル名のファイルを開く命令を示す。"FID 0x123456"というデータは、ファイルを開く命令に対して、"0x123456"というファイルIDを通知するデータである。ファイルIDを通知するメッセージが送られた後は、ファイルに対する命令は、ファイルIDを用いて行われる。
検出部44は、例えば、"OPEN "ABC""というデータと"FID 0x123456"というデータに基づいて、ファイル名"ABC"にファイルID"0x123456"が対応することを検出する。例えば、各データにはトランザクションIDが付与されていてもよく、同一のトランザクションIDが付与されている場合、検出部44は、対応するデータであると判定してもよい。
"READ 0x123456 0 128"というデータは、"0x123456"というファイルIDのファイルのうち、0バイトを開始位置として128バイトのデータを読み込む命令を示す。すなわち、"0"は、オフセットを示し、"128"はアクセス長を示す。"ABCDEFGHIJ・・・・"というデータは、データを読み込む命令に対して送られるデータである。すなわち、"ABCDEFGHIJ・・・・"というデータは、"0x123456"というファイルIDのファイルのうち、0バイトを開始位置として読み出された128バイトのデータである。
"CLOSE 0x123456"というデータは、"0x123456"というファイルIDのファイルを閉じる命令である。"CLOSE OK"というデータは、ファイルを閉じる命令に対して、了承したことを通知するデータである。
なお、パケット内のデータの形式は、図3に示す形式には限られない。
<記憶部46に記憶されるデータの例>
図4は、記憶部46に記憶されるデータの一例を示す図である。図4に示すように、記憶部46に記憶されるデータは、キャプチャ時刻、送信元および送信先の識別情報、I/Oタイプ、ファイルID、オフセット、アクセス長を含む。図4に示すように、記憶部46に記憶されるデータは、キャプチャされたデータにキャプチャ時刻が付与されている。送信元および送信先の識別情報は、ファイルサーバ1またはクライアント端末2のIPアドレス、またはMACアドレスであってもよい。
図4に示すように、記憶部46に記憶されたデータは、ファイルIDを含んでいるが、ファイル名が含まれないため、管理者が、該データをそのまま参照した場合に、どのファイルを示しているかが分かりづらい。
図5は、参照リクエストに対して送信されるデータの一例を示す図である。図5に示すように、参照リクエストに対して送信されるデータは、キャプチャ時刻、送信元および送信先の識別情報、I/Oタイプ、ファイル名、オフセット、アクセス長を含む。
図5に示す例では、ファイルIDではなくファイル名が含まれている点で、図4に示すデータと異なる。変換部45による処理により、ファイルIDがファイル名に変換されているためである。
例えば、図4の1行目、2行目、4行目、および5行目のファイルIDには同じファイルID"0x1212"が記録されている。一方、図5では、1行目および2行目のデータのファイル名("AAAAA")と4行目および5行目のデータのファイル名("CCCCC")は異なる。2行目のデータをキャプチャした時点と4行目のデータをキャプチャした時点との間にファイルIDとファイル名の関連付けが変更されたことが考えられる。すなわち、図4に示す例では、異なるファイルに対して同じファイルIDが記録されているため、図4に示すデータを管理者に示した場合、管理者がファイルを特定することが困難である。
一方、図5に示すデータは、ファイル名が含まれているため、管理者が参照した場合に、どのファイルを示しているかが分かり易くなる。従って、本実施形態のパケット解析装置は、システム状況の把握をし易くし、利便性を向上することができる。
<第1の実施形態の管理情報の例>
図6は、第1の実施形態におけるキャプチャを開始する際の管理情報の一例を示す図である。管理情報には、ファイル名とファイルIDとファイルサーバIDと登録時刻とが対応付けて記録されている。ファイルサーバ1が一つであれば、ファイルサーバIDは、記録されていなくてもよい。ファイルサーバIDは、第2識別情報の一例である。
「ファイルID」および「ファイル名」は、取得部42がファイルサーバ1から取得したファイルIDとファイル名との組のリストに基づいて記録される。
「ファイルサーバID」は、図6に示す例では、ファイルサーバ1のIPアドレスである。ファイルサーバIDは、IPアドレスには限られない。ファイルサーバIDは、例えば、ファイルサーバ1のMACアドレス等であってもよい。
「時刻」は、例えば、取得部42が通信部41を介して、ファイルサーバ1からファイルIDとファイル名との組のリストを取得した時刻である。「時刻」は、例えば、取得部42が通信部41を介して、ファイルIDとファイル名との組のリストをファイルサーバ1に要求した時刻であってもよい。
ファイルIDは、例えば、クライアント端末2がファイルを開く際に、ファイルサーバ1によりファイルに付与される。すなわち、クライアント端末2がファイルを開く際に、ファイルIDとファイル名との関連付けが行われる。ファイルIDとファイル名との関連付けは、ファイルが閉じられた際に解消される。そして、関連付けが解消したファイルIDは、他のファイルに付与される可能性があり、同じファイルを再度開いても、前回と同じファイルIDが付与されるとは限らない。
図7は、第1の実施形態におけるキャプチャ開始後の管理情報の一例を示す図である。図7は、キャプチャが開始されてから所定時間後の管理情報を示す。図7に示す管理情報は、時刻が「11:00」であるエントリと、時刻が「12:00」であるエントリが追加されている点で、図6に示す管理情報と異なる。
例えば、図7に示す例では、"0x1212"というファイルIDは、ファイル名が"AAAAA"であるファイルとファイル名が"CCCCC"であるファイルに用いられている。すなわち、ファイルIDが再利用されている。
また、"BBBBB"というファイル名のファイルには、10:00には"0x2521"というファイルIDが関連づけられており、11:00には"0x3105"というファイルIDが関連づけられている。すなわち、"BBBBB"というファイル名のファイルが閉じられ、再度開かれた際に、異なるファイルIDが付与されている。
変換部45は、記憶部46に記憶される参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDとキャプチャ時刻とに基づいて、管理情報から対応するファイル名を特定する。
追加されたエントリにおける「時刻」は、ファイルを開く命令を取得(キャプチャ)した時刻である。また、上述のように、ファイルIDとファイル名との関連付けは、ファイルを開く際に行われる。よって、例えば、ファイルID"0x1212"は、10:00から12:00までファイル名"AAAAA"に関連づけられている可能性が高いと考えられる。従って、変換部45は、参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDに対応するエントリが管理情報に複数存在する場合、参照対象データのキャプチャ時刻以前の時刻であって最新の時刻を含むエントリを選択する。
例えば、参照対象データに含まれるファイルIDが"0x1212"であり、ファイルサーバIDが"192.168.0.1"であり、キャプチャ時刻が"10:30"であったとする。管理情報には、該参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDに対応するエントリが2エントリ(登録時刻が"10:00"であるエントリと登録時刻が"12:00"であるエントリ)存在する。この場合、変換部45は、キャプチャ時刻以前の時刻であって最新の時刻である"10:00"を含むエントリを選択し、ファイル名として"AAAAA"を特定する。
<第1の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例>
図8は、第1の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ファイルサーバ1、クライアント端末2および中継装置3の組が複数存在する場合、データ解析装置4は、各組について図8に示す処理を実行する。
取得部42は、ファイルIDとファイル名との組のリストをファイルサーバ1から取得する(ステップS101)。ステップS101の処理について、詳細は後述する。
取得部42は、取得したファイルIDとファイル名との組のリストをファイルサーバID、取得時刻とともに管理情報に記録する(ステップS102)。
キャプチャ部43は、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるデータのキャプチャを開始する(ステップS103)。なお、データ解析装置4は、ステップS101およびステップS102の処理をステップS103の処理と並行で実行してもよい。また、データ解析装置4は、ステップS101およびステップS102の処理をステップS103の処理の直後に実行してもよい。
キャプチャ部43は、パケットをキャプチャした場合(ステップS104でYES)、キャプチャしたパケット内のデータを記憶部46に記憶する(ステップS105)。ステップS104でNOの場合、処理は次に進まない。
検出部44は、キャプチャされたパケットと以前にキャプチャされた他のパケットとに基づいて、ファイルIDと該ファイルIDに対応づけられたファイル名とを検出可能か判定する(ステップS106)。検出部44は、例えば、ファイルIDを通知する第1パケットをキャプチャした場合、第1パケットと同じトランザクションIDが付与されている第2パケットが以前にキャプチャされ記憶部46に記憶されているか判定する。そして、検出部44は、記憶部46に記憶されていた第2パケットがファイル名を指定してファイルを開く命令を含むパケットであれば、該ファイルIDに該ファイル名が対応づけられていることを検出する。
ファイルIDを通知する第1パケットは、例えば、図3の例の2行目に示されるパケットである。ファイル名を指定してファイルを開く命令を含む第2パケットは、例えば、図3の例の1行目に示されるパケットである。
ステップS106でYESの場合、検出部44は、ファイルIDと該ファイルIDに対応づけられたファイル名とを検出する。そして、検出部44は、ファイルID、ファイル名、ファイルサーバID、および時刻(キャプチャ時刻)の組を管理情報に記録する(ステップS107)。
ステップS106でNOの場合、またはステップS107の処理後、制御部47は、管理端末5からキャプチャ終了指示を受信したか判定する(ステップS108)。ステップS108でYESの場合、制御部47は、処理を終了する。ステップS108でNOの場合、処理はステップS104に戻る。
以上のように、データ解析装置4は、キャプチャを開始する際のファイルIDとファイル名との組を記録し(ステップS102)、さらに、キャプチャしたパケットからファイルIDとファイル名との組を新たに記録する(ステップS107)。従って、データ解析装置4は、キャプチャ開始タイミングによらず、ファイルIDとファイル名との組を記憶することができる。また、データ解析装置4は、ファイルIDとファイル名との関連付けが変更された場合であっても、新たなファイルIDとファイル名との組を取得することができる。
図9は、図8のステップS101の処理の流れの一例を示すフローチャートである。取得部42は、例えば、通信部41を介してファイルサーバ1にファイルIDとファイル名との組のリストを要求する指示情報を送信する(ステップS201)。なお、記憶部46は、例えば、予めファイルサーバ1のIPアドレス情報を記憶しており、通信部41は、IPアドレス情報を用いて、指示情報を送信してもよい。
取得部42は、通信部41を介して、ファイルサーバ1から、ファイルIDとファイル名との組のリストを受信する(ステップS202)。
図10は、参照処理の流れの一例を示すフローチャートである。変換部45は、管理端末5から、記憶部46に記憶されたデータに対する参照リクエストを管理端末5から受信したか判定する(ステップS301)。ステップS301でNOの場合、処理は次のステップに進まない。
ステップS301でYESの場合、変換部45は、参照リクエストにおいて指定された時間範囲に含まれるデータを記憶部46から取得する(ステップS302)。記憶部46に記憶されているデータは、パケット毎に記憶されたデータであるため、解読可能でない可能性がある。例えば、1つのファイルが複数のファイルに分割されて記憶部46に記憶されている場合、パケット毎のデータはバイナリデータであり、解読可能でない場合がある。従って、変換部45は、パケット毎に記憶されたデータを解読可能な形式に変換する(ステップS303)。
変換部45は、変換された参照対象データに対応するファイル名が不明であるか判定する(ステップS304)。図4に示す例では、全てのデータがファイル名を含まないため、ステップS304でYESとなる。例えば、過去に別の参照リクエストに対応するため、参照対象データに対するファイル名を特定している場合、ステップS304でNOとなる。
ステップS304でYESの場合、変換部45は、記憶部46内のデータに対応づけられたファイルIDとファイルサーバIDとキャプチャ時刻とに基づいて管理情報から対応するファイル名を特定し、ファイルIDをファイル名に変換する(ステップS305)。
通信部41は、ファイルIDがファイル名に変換された参照対象データを出力する(ステップS306)。通信部41は、例えば、管理端末5にファイルIDがファイル名に変換された参照対象データを送信する。データ解析装置4は、例えば、図示しない表示装置に、ファイルIDがファイル名に変換された参照対象データを表示させてもよい。
上述のように、図10の処理により、データ解析装置4は、キャプチャ開始タイミングによらず、ファイルIDとファイル名との組を記憶している。従って、データ解析装置4は、キャプチャ開始タイミングによらず、管理端末5からの参照リクエストに対して、キャプチャしたデータに対応するファイル名を特定することができる。
<第2の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例>
図11は、第2の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11の処理において、ステップS103〜S106およびS108については、図8に示す第1の実施形態の処理と同じであるため、説明を省略する。
取得部42は、ファイルIDとファイル名との組をクライアント端末2から取得する(ステップS101’)。ステップS101’の処理について、詳細は後述する。
取得部42は、取得したファイルIDとファイル名との組のリストをクライアントID、取得時刻とともに管理情報に記録する(ステップS102)。クライアントIDは、例えば、パケット取得時に得たクライアント端末2のIPアドレスである。クライアントIDは、第3識別情報の一例である。
ステップS106でYESの場合、検出部44は、ファイルIDと該ファイルIDに対応づけられたファイル名とを検出する。そして、検出部44は、ファイルID、ファイル名、クライアントID、および時刻(キャプチャ時刻)の組を管理情報に記録する(ステップS107’)。
図12は、図11のステップS101’の処理の流れの一例を示すフローチャートである。取得部42は、例えば、通信部41を介してクライアント端末2にファイルIDとファイル名との組のリストを要求する指示情報を送信する(ステップS401)。なお、記憶部46は、例えば、予めクライアント端末2のIPアドレス情報を記憶しており、通信部41は、IPアドレス情報を用いて、指示情報を送信してもよい。
取得部42は、通信部41を介して、クライアント端末2から、ファイルIDとファイル名との組のリストを受信する(ステップS402)。
以上のように、第2の実施形態におけるデータ解析装置4は、クライアント端末2から、ファイルIDとファイル名との組のリストを取得する。例えば、クライアント端末2がファイルIDとファイル名との組を出力する機能を有していない場合、機能が追加される。クライアント端末2は、常時稼動していない可能性が高いため、例えば、該機能を追加する際に他のソフトウェアの停止や再起動等を実施可能であり、機能の追加を容易に行うことができる。
<第2の実施形態の管理情報の一例>
図13は、第2の実施形態における管理情報の一例を示す図である。図13に示す管理情報は、ファイルサーバIDではなくクライアントIDを含む点で、図7に示す管理情報と異なる。
「クライアントID」は、図13に示す例では、例えば、クライアント端末2のIPアドレスである。クライアントIDは、IPアドレスには限られない。クライアントIDは、例えば、クライアント端末2のMACアドレス等であってもよい。
「時刻」は、例えば、取得部42が通信部41を介して、ファイルIDとファイル名との組のリストをクライアント端末2から受信した時刻である。「時刻」は、例えば、取得部42が通信部41を介してクライアント端末2にファイルIDとファイル名との組のリストを要求する指示情報を送信した時刻である。また、キャプチャ開始後に記録された「時刻」は、キャプチャ時刻である。
<第3の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例>
図14は、第3の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14の処理において、ステップS504〜S508については、図11に示す第2の実施形態のステップS104〜S108の処理と同じであるため、説明を省略する。
取得部42は、ファイルサーバ1とクライアント端末2との間で伝送されるデータのキャプチャを開始する(ステップS501)。
取得部42は、指定したパターンのアクセスをキャプチャして、ファイルIDとファイル名との組を取得する(ステップS502)。ステップS502の処理について、詳細は後述する。
取得部42は、ファイルIDとファイル名との組をクライアントサーバIDおよびキャプチャ時刻(取得時刻)とともに管理情報に記録する(ステップS503)。
図15は、図14のステップS502の処理の流れの一例を示すフローチャートである。取得部42は、通信部41を介して、クライアント端末2にファイル名リストを要求する指示情報を送信する(ステップS601)。取得部42は、通信部41を介して、クライアント端末2からファイル名リストを受信する(ステップS602)。
取得部42は、通信部41を介して、ファイル名リストに含まれるいずれかのファイル名を指定して所定パターンのアクセスを行うことをクライアント端末2に要求する指示情報を送信する(ステップS603)。取得部42は、クライアント端末2からファイルサーバ1に送られる、所定パターンのアクセスに基づくパケットをキャプチャする(ステップS604)。
取得部42は、通信部41を介して、所定パターンでアクセスしたことを示す通知をクライアント端末2から受信する(ステップS605)。
所定パターンのアクセスは、例えば、指定されたファイル名に対応するファイルを読み出す命令であり、該命令はファイルIDを含むものとする。そして、取得部42は、所定パターンのアクセスに基づくパケットをキャプチャした場合、指定したファイル名と、キャプチャしたパケット内のファイルIDが対応していると判定する。所定パターンのアクセスは、ファイルを読み出す命令には限られず、ファイルIDを含むパケットが送信される他のアクセス方法であってもよい。
以上のように、本実施形態のデータ解析装置4は、指示に基づく所定パターンのアクセスをキャプチャすることにより、ファイルIDとファイル名との組を取得する。従って、本実施形態のデータ解析装置4は、ファイルサーバ1およびクライアント端末2がファイルIDとファイル名との組のリストを出力する機能を有していない場合であっても、ファイルIDとファイル名との組を取得することができる。
<第3の実施形態の所定パターンのアクセスの一例>
図16は、第3の実施形態の所定パターンのアクセスの一例を示す図である。図16に示すデータの形式は図3に示すデータと同様である。図16におけるデータのうち、"A"はクライアント端末2の識別情報であり、"B"はファイルサーバ1の識別情報であるとする。図16のうち、"A"から"B"へのアクセスが所定パターンのアクセスである。
例えば、クライアント端末2は、"0123456"というファイルIDに対して、0バイトを開始位置として1024バイトのデータを読み出す。また、クライアント端末2は、"0123456"というファイルIDに対して、1024バイトを開始位置として128バイトのデータを読み出す。また、クライアント端末2は、"0123456"というファイルIDに対して、2048バイトを開始位置として256バイトのデータを読み出す。
すなわち、図16に示す例では、データ解析装置4から指示された所定パターンのアクセスは、計3回のファイルを読み出す命令であり、オフセットとアクセス長を含むものである。図16の例に示す所定パターンのアクセスは、複数のアクセス条件を含むため、クライアント端末2が自発的に行ったアクセスとの混同を防ぐことができる。
<第4の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例>
図17は、第4の実施形態のキャプチャ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図17の処理において、ステップS101〜S107、およびS108については、図8に示す第1の実施形態の処理と同じであるため、説明を省略する。
制御部47は、キャプチャしたパケット内のデータに、所定のファイルを閉じる命令(CLOSE命令)が含まれるか判定する(ステップS107a)。なお、所定のファイルを閉じる命令には、対象のファイルIDが含まれるものとする。
ステップS107aでYESの場合、制御部47は、CLOSE命令をキャプチャした時刻を、所定のファイルのファイルIDと対応づけて関連付け終了時刻として、管理情報に記録する(ステップS107b)。上述のように、ファイルを閉じる際に、ファイルIDとファイル名との関連付けが終了するためである。制御部47は、例えば、ファイルを閉じる命令に含まれるファイルIDと送信先のファイルサーバIDとが含まれるエントリを管理情報から検索し、該当するエントリに、関連付け終了時刻を記録する。
図17に示す本実施形態の処理は、図11のステップS107’の後にステップS107aおよびS107bを追加した処理であってもよい。または、本実施形態の処理は、図14のステップS507の後にステップS107aおよびS107bを追加した処理であってもよい。
<第4の実施形態の管理情報の例>
図18は、第4の実施形態における管理情報の一例を示す図である。管理情報には、ファイル名とファイルIDとファイルサーバIDと登録時刻と関連付け終了時刻とが対応付けて記録されている。登録時刻は、図6および図7の例における「時刻」である。
変換部45は、記憶部46に記憶される参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDとキャプチャ時刻とに基づいて、管理情報から対応するファイル名を特定する。変換部45は、参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDに対応するエントリが管理情報に複数存在する場合、キャプチャ時刻が登録時刻と関連付け終了時刻の間となるエントリを選択する。
終了時刻が記録されていない場合、変換部45は、第1の実施形態における処理を実行する。すなわち、変換部45は、参照対象データに含まれるファイルIDとファイルサーバIDに対応するエントリが管理情報に複数存在する場合、キャプチャ時刻以前の登録時刻のうち最新の登録時刻を含むエントリを選択する。
例えば、参照対象データに含まれるファイルIDが"0x1212"であり、ファイルサーバIDが"192.168.0.1"であり、キャプチャ時刻が"10:30"であったとする。"10:30"は、一つ目のエントリにおける登録時刻の"10:00"と関連付け終了時刻の"11:21"の間である。従って、変換部45は、ファイル名として、一つ目のエントリに記録されている"AAAAA"を特定し、参照対象データに含まれるファイルID"0x1212"をファイル名"AAAAA"に変換する。
また、例えば、参照対象データに含まれるファイルIDが"0x1212"であり、ファイルサーバIDが"192.168.0.1"であり、キャプチャ時刻が"12:30"であったとする。"12:30"は、一つ目のエントリにおける登録時刻の"10:00"と関連付け終了時刻の"11:21"の間にない。一方、4つ目のエントリの登録時刻は"12:00"であり、キャプチャ時刻"12:30"以前の登録時刻のうちの最新の登録時刻である。従って、変換部45は、ファイル名として、4つ目のエントリに記録されている"CCCCC"を特定し、参照対象データに含まれるファイルID"0x1212"をファイル名"CCCCC"に変換する。
図18に示す管理情報では、ファイルIDが"0x1212"であり、ファイルサーバIDが"192.168.0.1"であるエントリは2つ存在する。しかし、管理情報に、関連付け終了時刻が含まれている場合、変換部45は、上述のように一つ目のエントリのみを参照してファイル名を特定することができる。従って、本実施形態のデータ解析装置4は、ファイル名を特定する処理を高速化することができる。
<第5の実施形態の処理の流れの一例>
第5の実施形態では、ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3が新たに追加された場合の処理を示す。
図19は、第5の実施形態の処理の流れの一例を示すフローチャートである。制御部47は、ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3の組がシステムに追加されたかを判定する(ステップS701)。制御部47は、例えば、管理端末5から、ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3の組がシステムに追加されたことを示す情報が送信されたかを判定する。ステップS701でNOの場合、制御部47は、処理を終了する。
ステップS701でYESの場合、制御部47は、追加されたファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3の組に対して、新たなキャプチャ処理を開始させる(ステップS702)。ステップS702で開始されるキャプチャ処理は、図8、図11、図14、および図17に示す処理のいずれかである。
ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3の組がシステムに追加された場合、通信部41は、管理端末5から、ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3のそれぞれのIPアドレス情報を受信してもよい。受信したIPアドレス情報は、記憶部46に記憶され、キャプチャ処理における通信に用いられる。
第5の実施形態のデータ解析装置4は、ファイルサーバ1、クライアント端末2、および中継装置3が新たに追加された場合でも、自動でキャプチャ処理を開始することができる。
<データ解析装置のハードウェア構成の一例>
次に、図20の例を参照して、データ解析装置4のハードウェア構成の一例を説明する。図20の例に示すように、バス100に対して、プロセッサ111とRandom Access Memory(RAM)112とRead Only Memory(ROM)113とが接続される。また、該バス100に対して、補助記憶装置114と媒体接続部115と通信インタフェース116とが接続される。
プロセッサ111は、RAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態における処理を行うデータ解析プログラムが適用されてもよい。
ROM113は、RAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等が適用されてもよい。補助記憶装置114に実施形態の処理を行うデータ解析プログラムが記録されていてもよい。
媒体接続部115は、可搬型記録媒体117と接続可能に設けられている。可搬型記録媒体117としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)やDigital Versatile Disc(DVD))、半導体メモリ等が適用されてもよい。可搬型記録媒体117に実施形態の処理を行うデータ解析プログラムが記録されていてもよい。
図2に示す記憶部46は、RAM112や補助記憶装置114等により実現されてもよい。図2に示す通信部41は、通信インタフェース116により実現されてもよい。図2に示す取得部42、キャプチャ部43、検出部44および変換部45は、与えられたデータ解析プログラムをプロセッサ111が実行することにより実現されてもよい。
RAM112、ROM113、補助記憶装置114および可搬型記録媒体117は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 ファイルサーバ
2 クライアント端末
3 中継装置
4 データ解析装置
5 管理端末
41 通信部
42 取得部
43 キャプチャ部
44 検出部
45 変換部
46 記憶部
47 制御部
100 バス
111 プロセッサ
112 RAM
113 ROM
114 補助記憶装置
115 媒体接続部
116 通信インタフェース
117 可搬型記録媒体

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    ファイルに関するデータのキャプチャを開始する際に、前記ファイルを識別する第1識別情報と前記ファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を、記憶部に記憶された管理情報に記録し、
    前記データをキャプチャした際に、キャプチャされた前記データに含まれる前記第1識別情報とキャプチャした前記データよりも前にキャプチャされた他のデータに含まれるファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、前記第1識別情報と前記ファイル名との組およびキャプチャ時刻を前記管理情報に記録し、
    前記データへの参照リクエストを受信した場合、前記記憶部の管理情報を参照して、前記参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定して、前記データに含まれる第1識別情報を、特定された前記ファイル名に変換し、
    前記第1識別情報が前記ファイル名に変換された前記データを出力する
    処理を実行させるデータ解析プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記キャプチャを開始する際に、前記ファイルを記憶するファイルサーバから、前記第1識別情報とファイル名との組のリストを取得して、前記リストに含まれる前記第1識別情報とファイル名とを前記ファイルサーバを識別する第2識別情報と取得時刻とともに前記管理情報に記録する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のデータ解析プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記キャプチャを開始する際に、前記ファイルを記憶するファイルサーバと通信可能なクライアント端末から、前記第1識別情報とファイル名との組のリストを取得して、前記リストに含まれる前記第1識別情報とファイル名とを前記クライアント端末を識別する第3識別情報と取得時刻とともに前記管理情報に記録する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のデータ解析プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記キャプチャを開始する際に、前記ファイルを記憶するファイルサーバと通信可能なクライアント端末からファイル名のリストを取得し、
    前記クライアント端末に、所定のファイル名を指定して該所定のファイル名が付与されたファイルに対する所定パターンのアクセスを要求し、
    前記所定パターンのアクセスに基づくデータをキャプチャし、キャプチャした前記データに含まれる第1識別情報と指定した前記ファイル名との組をキャプチャ時刻とともに前記管理情報に記録する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のデータ解析プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    キャプチャしたデータに、所定のファイルを閉じる命令が含まれる場合、該データをキャプチャした時刻を前記所定のファイルの第1識別情報と対応付けて前記管理情報に記録する
    処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載のデータ解析プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記ファイルを記憶するファイルサーバと前記ファイルサーバと通信可能な前記クライアント端末とが新たに追加された場合に、追加された前記ファイルサーバと、前記クライアント端末との間で伝送されるデータをキャプチャする処理を新たに開始させる
    処理を実行させることを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1項に記載のデータ解析プログラム。
  7. コンピュータが、
    ファイルに関するデータのキャプチャを開始する際に、前記ファイルを識別する第1識別情報と前記ファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を、記憶部に記憶された管理情報に記録し、
    前記データをキャプチャした際に、キャプチャされた前記データに含まれる前記第1識別情報とキャプチャした前記データよりも前にキャプチャされた他のデータに含まれるファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、前記第1識別情報と前記ファイル名との組およびキャプチャ時刻を前記管理情報に記録し、
    前記データへの参照リクエストを受信した場合、前記記憶部の管理情報を参照して、前記参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定して、前記データに含まれる第1識別情報を、特定された前記ファイル名に変換し、
    前記第1識別情報が前記ファイル名に変換された前記データを出力する
    処理を実行することを特徴とするデータ解析方法。
  8. ファイルに関するデータのキャプチャを開始する際に、前記ファイルを識別する第1識別情報と前記ファイルのファイル名との組を取得して、該組および該組の取得時刻を、記憶部に記憶された管理情報に記録する取得部と、
    前記データをキャプチャした際に、キャプチャされた前記データに含まれる前記第1識別情報とキャプチャした前記データよりも前にキャプチャされた他のデータに含まれるファイル名とが対応づけられていることを検出した場合、前記第1識別情報と前記ファイル名との組およびキャプチャ時刻を前記管理情報に記録する検出部と、
    前記データへの参照リクエストを受信した場合、前記記憶部の管理情報を参照して、前記参照リクエストに含まれる第1識別情報および時間情報に対応するファイル名を特定して、前記データに含まれる第1識別情報を、特定された前記ファイル名に変換する変換部と、
    前記第1識別情報が前記ファイル名に変換された前記データを出力する通信部と、
    を備えることを特徴とするデータ解析装置。
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