JP2005267199A - 代理人認定方法およびその認定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】申請された認定情報に基づいて代理人の認定を自動的に行う。
【解決手段】現場代理人の申請書に基づいて現場代理人の認定情報(電子情報)を取得し、これをデータベースに保存する。一方代理人管理用データベースには、発注側で予め区分した工事区分ごとに要求される従事資格を定めた工事区分情報と従事資格情報を予め蓄積しておく。代理人認定処理プログラムを起動することで、申請された現場代理人の認定情報(申請情報)と、工事区分情報および従事資格情報をそれぞれ照合して、申請された工事区分に従事しうる現場代理人であるかその合否を判定する。合否の結果は、申請人用データベースに登録されると共に、合否判定の結果、申請された工事区分における現場代理人として認定した場合には、申請人側に認定証を発行する。否認されたときには、認定不可情報を申請人側に提供する。
【選択図】 図5

Description

この発明は代理人認定方法およびその認定装置に関する。詳しくは、発注すべき工事に関する管理者(以下現場代理人という)を置く場合、工事現場の現場代理人として従事し得る資格を有するかどうかを判定し、工事区分ごとに要求される従事資格を満たすとき、予め現場代理人として自動的に登録できるようにしたものである。また、現場代理人としての認定申請者に認定証を発行するようにしたものである。
発注しようとする案件を安全かつ確実に履行することができるためには、当該発注案件に対する充分な実務経験と、当該発注案件に対する充分な知識が要求される場合がある。
例えば、電力関連事業の場合、発変電所から需要家までに至る電力系統のうちでも、発変電所からの電力を配電用変電所まで送電する送電系統があり、さらに配電用変電所からそれぞれの需要家までに電力を配電する配電系統があって、それぞれの部署で工事を発注する場合、当該部署における知識と経験がなければ、当該部署にかかる発注工事を確実に履行できない場合が起こる。安全対策が万全であったとしても工事現場で緊急事態が発生する可能性があり、このような緊急事態にも充分対処し、次善策を迅速に講じられなければならない。電力関連事業にあっては、緊急事態によって電力の送電などが停止したような場合には、需要家への影響が極めて大きいため、安全でしかも確実な工事履行は社会的な使命でもある。
このような観点から、特に社会的影響の大きい電力関連事業の場合、発注工事には充分な実務経験と豊富な知識を持った現場代理人を常駐させることが肝要であり、そのためには発注工事を請け負う受注業者の現場代理人を適正な基準で認定する必要がある。
なお、現場代理人に関してではないが、工事現場における作業工程を管理する管理方法としては特許文献1などが知られている。また本人を確認するシステムとしては特許文献2などが知られている。
特開2001−265858号公報 特開2002−334162号公報
上述した特許文献1は、工事進行に伴う各作業工程における標準作業手順データを表示部に表示することでその確認を行うと共に、標準施工図面データを表示することで、作業者の確認を行うようにした工事現場における作業工程管理方法が記載されている。
したがってこの特許文献1には、作業者が工事現場を管理し、監督する立場にある者かどうかが定かでないばかりか、その作業者を選定する場合でもどのような基準に基づいて選定するかが明確でない。
また、特許文献2には、本人を生体認証情報などの属性情報に基づいて認証する手段が開示されてはいるが、特許文献1と同様に本人が、工事現場などを管理し、監督する立場にある者かどうかが定かでないばかりか、その本人を選定する場合でもどのような基準に基づいて選定するかが明確でない。
ところで、現場代理人を選定する場合の一般的な手法は、現場代理人側より申請された申請書の内容を発注側の基準(規程)に照らし合わせながら、現場代理人として認定すべきか否かを人為的に判断して決定している。
これでは、認定作業が遅速になるのは否めず、さらには認定する側の判断ミスで認定し得ない人を現場代理人として認定してしまうような初歩的なミスを侵す可能性もある。
したがって、迅速かつ確実に、しかも精度よく発注側で分類した工事区分に相応する現場代理人を予め認定できる処理形態が望まれている。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に電子データとして提供された代理人認定申請情報に基づいて、発注側で分類した工事区分に要求される従事資格と照合しながら、予め代理人認定の合否を行うようにした代理人認定方法およびその認定装置を提案するものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る代理人認定方法は、工事現場を管理する代理人を認定するためにコンピュータを、
代理人認定のための申請情報を取得する手段、
上記申請情報に含まれる工事現場の従事資格申請情報を取得する手段、
当該従事資格申請情報に基づいた判定処理を行う手段、
当該判定処理によって代理人としての認定条件を満たしたとき、該当従事資格の代理人として登録する手段、
当該従事資格の代理人として認定されたとき、当該従事資格に関する代理人認定証を発行する手段として機能させることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載したこの発明に係る工事現場を管理する代理人認定装置は、
代理人認定のための申請情報を取得する手段、
上記申請情報に含まれる工事現場の従事資格申請情報を取得する手段、
当該従事資格申請情報に基づいた判定処理を行う手段、
当該判定処理によって代理人としての認定条件を満たしたとき、該当従事資格の代理人として登録する手段、
当該従事資格の代理人として認定されたとき、当該従事資格に関する代理人認定証を発行する手段を有することを特徴とするものである。
この発明では、現場代理人の申請書に基づいて現場代理人の認定情報(電子情報)を取得し、これを申請人用のデータベースに保存する。一方代理人管理用データベースには、発注側で予め区分した工事区分ごとに要求される従事資格を定めた工事区分情報と従事資格情報を予め蓄積しておく。従事資格は工事区分によらず共通した従事資格情報の他に、その工事区分特有な従事資格情報がある。
代理人認定処理プログラムを起動することで、申請された現場代理人の認定情報(申請情報)と、工事区分情報および従事資格情報をそれぞれ照合して、申請された工事区分に従事しうる現場代理人であるかその合否を判定する。申請人側からは少なくとも申請人側が認定を希望する工事区分と従事資格の情報および過去の工事従事履歴情報が提供される。
合否の結果は、申請人用データベースに登録されると共に、合否判定の結果、申請された工事区分における現場代理人として認定した場合には、申請人側に認定証を発行する。否認されたときには、認定不可情報を申請人側に提供する。
現場代理人としての認定申請は、申請人側からの新規認定申請、昇格認定申請および復帰認定申請に分類できる。一旦現場代理人として認定されても、発注後の履行状況によっては降格処理、抹消処理などが行われる場合がある。
この発明では、申請人側より電子情報として提供された現場代理人としての認定情報と、予め電子情報として蓄積された認定条件とを照らし合わせて、申請された工事区分での従事資格を満たすものである場合には、現場代理人として認定して登録するようにしたものである。
これによれば、電子的な照合処理であるため、認定作業を迅速かつ確実に行うことができる。従来では、ややもすると認定する側の判断ミスで認定し得ない人を現場代理人として認定してしまうような初歩的なミスを侵すおそれがあったが、このような問題を払拭できる。
したがって、迅速かつ確実に、しかも精度よく発注側で分類した工事区分に相応する現場代理人を予め自動的に認定できる特徴を有する。
続いて、この発明に係る代理人認定方法およびその認定装置の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明を実現するための代理人認定システム1の概念図を示す。
この発明に係る代理人認定装置10はインターネットなどの通信回線(ネットワーク)2を介して複数の申請人側端末装置4(4A〜4N)と接続され、申請人側端末装置4から代理人認定装置10をアクセスすることで、この代理人認定装置10に関連して設けられた申請人用データベース12(14)に、現場代理人として申請認定情報(電子情報)などの所定の情報を登録したり、場合によってはキーワードやIDを入力することで、このデータベース12,14に登録されている特定の情報を入手することができるようなシステムとなっている。
したがって端末装置4は、通信機能を有したパーソナルコンピュータなどの端末装置を利用することができる。端末装置4には後述する現場代理人としての申請フォーマットが登録されており、この申請フォーマットに則って必要な情報を入力することで、現場代理人としての申請に必要な電子情報を作成することができる。認定に必要な情報については後述する。
発注側の管理センタ側には複数のデータベースが設置されている。1つは申請人用のデータベース12である。このデータベース12には上述した申請人側から送信された認定情報が蓄積されると共に、申請人をどの工事区分の現場代理人として認定したか、あるいは否認したかの合否情報および認定証などの情報が、申請人の付属情報として蓄積される。
他方のデータベース14は代理人管理用のデータベースであって、ここには現場代理人として認定するときに参照される認定条件などが蓄積されている。上述したように電力関連事業の場合には、発注した工事に特化した実務経験と当該工事に関する技量(技能)や知識が要求される場合が多い。このような経験や知識を当該工事で求められる従事資格と呼称すれば、工事区分ごとに従事資格が定められている。
電力関連事業に限定して説明するならば、工事区分は大別すると機械分野、電気分野、架空送電分野、地中送電分野および通信分野の5つの分野に分類できる。そして、それぞれの工事区分ごとに従事資格が定められる。従事資格として、この例では3種に分類した場合を例示する。従事資格を便宜上、A種、B種、C種の3種類に分類する。A種からC種までの各従事資格に求められる実務経験などの一例を以下に示す。
(a)A種
次の条件のうち一つ以上を満たす者とする。
a.A種該当工事に現場代理人補佐級以上としてm年以上の実務経験を有する者。
b.B種現場代理人でn年(n<m)以上の実務経験を有し、かつA種現場代理人補佐級として1年以上の実務経験を有する者。
c.上記と同等以上の知識および技術・技能を有すると認められる者。
工事区分が架空送電分野であるときは、現場代理人は、送電線建設技術研究会の現場代理人資格認定者(送研資格認定者)であることを要件とする。
(b)B種
次の条件のうち一つ以上を満たす者とする。
a.B種該当工事に現場代理人補佐級以上としてm年以上の実務経験を有する者。
b.C種現場代理人でn年以上の実務経験を有し、かつB種現場代理人補佐級として1年以上の実務経験を有する者。
c.上記と同等以上の知識および技術・技能を有すると認められる者。
(c)C種
次の条件のうち一つ以上を満たす者とする。
a.高校卒業後q年以上、または大学(短大、高専、専用学校を含む)卒業後s年(s<q)以上の実務経験を有し、かつC種現場代理人補佐級以上として1件以上の実務経験を有する者。
b.t年(t>q)以上の実務経験を有し、かつC種現場代理人補佐級以上として1年以上の実務経験を有する者。
c.上記と同等以上の知識および技術・技能を有すると認められる者。
以上のような認定条件がデータベース14に登録されている。上述した実務経験年数m,n,q,s,tなどはいずれ3〜7年程度のうちの任意の年数に設定できるが、これらの指定年数は時代と共に変遷する可能性があるので、適宜変更しうる値である。
代理人認定装置10は、発注側の管理センタに設置されており、この代理人認定装置10からは当然に上述したデータベース12,14をアクセスすることができ、データベース12,14に蓄積された情報に対する新規事項の登録処理、登録事項の更新(昇格、降格、抹消などを含む)処理などを行うことができる。
図2はこの発明に係る代理人認定装置10の実施例を示す要部の系統図である。ここでいう代理人とは現場代理人のことである。この代理人認定装置10に関連して、上述した2つのデータベース12,14が内部バス20およびLAN16を介して接続されている。
この代理人認定装置10はコンピュータとして機能するものであって、装置全体の制御を司る制御部としてのCPU22を始めとして、代理人である現場代理人の認定用処理プログラムなどがストアされたメモリ手段(ROM)24と、ワーキング用のメモリ手段(RAM)26が何れも内部バス20に接続されて構成される。ワーキング用のメモリ手段26は代理人認定処理中に一時的にその情報を蓄えるメモリとしても機能する。
また、マウスやキーボードなどの入力手段28やプリンタなどの出力手段30やモニタ32が内部バス20に接続され、さらにこの例ではインターネットなどに接続するための通信手段34が内部バス20に接続されて構成される。
さて、この発明に係る代理人認定処理を実行するには、前もって申請人側から代理人としての認定情報(電子情報)を取得し、データベース12に蓄積しておく必要がある。この認定情報の一例を図3に示す。
(1)申請年月日の入力
(2)認定申請の種類の入力
図の例では、新規認定、昇格認定および復帰認定のうちの何れかの認定申請かが入力される。
(3)申請人の氏名入力
(4)所属会社名の入力
(5)学歴の入力
工事区分の種別によっては学歴を参考にする場合があるからである。図3の例では、工業高校、高等専門学校(高専)、大学および大学院卒業の4種類の入力欄(クリック欄)と、卒業年の入力欄が設けられている。
(6)工事区分と申請種別
図3のように工事区分の欄と申請種別の欄とがマトリック表示され、該当する申請欄をクリックすることになる。図3の例では、機械分野の工事区分であって、A種の現場代理人としての認定申請であることが判る。
(7)工事従事歴
現場代理人として認定されるための実務経験を入力する欄であって、工事従事年度と通算月数、工事名さらには当該工事現場で、どのような従事資格で従事したかを入力する。図3の例では、B種現場代理人およびA種現場代理人の補佐人(補佐級)としての従事歴が記入され、最後に従事累計と従事資格がそれぞれ入力される。
このような認定情報は通信回線2を介してデータベース12に蓄積されている。
図3に示す現場代理人認定申請書の情報は、ほぼこのままの状態でモニタ32に表示され、この認定申請書がそのまま認定処理画面としても機能する。したがって、表示画面に設けられた「認定スタート」ボタン38をクリックすることで認定処理がスタートする。
なお、このように現場代理人認定申請書の情報をそのまま認定処理画面としても流用したのは、表示画面によって申請人の氏名や所属会社名、どの種別の現場代理人を希望しているのかなどの、内容自体を認定者側でも予め仔細に確認できるメリットがあるからである。
図4は代理人認定のための処理プログラムを起動したときの処理例を示す。当該処理プログラムでは基本的には、データベース14に蓄積されている認定条件を順次判定する処理であるが、上述したA種からC種まで、何れの認定種別でも、同等の経験を有する者であればそれぞれの現場代理人として認定できるようになっているが、この認定は発注側の担当者が行うものであるから、この処理プログラムでの判定対象外となっている。
まず、現場代理人認定申請書の入力電子データを取得する(ステップ40)。次に認定申請書に記載された電子データのうち工事区分とその申請種別を判別する(ステップ41)。
申請種別の判別の結果、それがA種であればステップ50の処理ルーチンに遷移し、B種であればステップ70の処理ルーチンに遷移し、そしてC種であればステップ80の処理ルーチンに遷移する。申請種別の相違点は、基本的には従事資格と実務経験年数であるので、以下にはA種認定条件の判定処理(ステップ50)についてのみ、図3の内容を参照しながらその具体例を説明する。
図4の処理ルーチン50において、まずA種該当工事に現場代理人の補佐(補佐級)としてm年以上従事した実務経験があるかどうかが、図3の工事従事歴の入力情報に基づいてチェックされる(ステップ51)。m年以上、現場代理人を補佐してA種該当工事に従事していれば、申請された工事区分においてA種現場代理人としての資格を有することになり、当該申請人は申請された工事区分のA種現場代理人としての登録処理が行われる(ステップ52)。この登録処理は申請人の申請通り、新規の認定申請による登録となるが、これはまた内容的にはB種現場代理人からの昇格申請による登録とも一致する。
A種の現場代理人としてデータベース12に、所属会社名、従事可能な工事区分と共に登録される。また、図3の認定情報ともリンクするようにデータベース12に登録される。
現場代理人としての登録が終了すると、認定証の発行処理が行われて、この代理人認定処理が終了する(ステップ53)。認定証には、申請人の氏名、工事区分と認定種別(従事資格)、認定年月日などの必要事項が記載される。
ステップ51の判定条件を満たしていないときには、ステップ54に進み、今度は1ランク下の種別の判定処理が行われる。そのため、ステップ54ではB種
該当工事に現場代理人としてn年以上従事した実務経験があるかどうかが、図3の工事従事歴の入力情報に基づいてチェックされる。そして、n年以上、現場代理人としてB種該当工事に従事していると判断されたときには、次にA種現場代理人の補佐としてp年以上の実務経験があるかどうかが図3の工事従事歴情報に基づいて判断される(ステップ55)。
この2つの判定処理を何れも満足したときにもA種の現場代理人としてデータベース12に所属会社名などと共に登録される(ステップ52)。つまりこの例では、ステップ51に係る認定条件を満足するか、あるいはステップ54および55に係る認定情報を満足する場合には、A種現場代理人としての登録処理(新規登録若しくは昇格登録)が行われることになる。
しかし、ステップ51に係る認定条件も、ステップ54および55に係る認定情報も、何れも満足しない場合には、A種現場代理人としては認定されないので、この場合にはA種現場代理人としての認定条件が不足している旨の情報がデータベース12に登録されると共に、認定不適格内容を記載した認定拒否書(認定拒絶書)を発行することで代理人認定処理が終了する(ステップ56)。
このように、現場代理人認定申請書の電子データのうち、特に工事従事歴を参照しながら現場代理人としての認定条件を充足するかどうかの判断が行われる。
図6はC種の現場代理人に対する認定処理の例を示すフローチャートである。
C種の現場代理人の場合には、この例では学歴も参照されるようになっている。そのため、高卒(工業高校を含む)か、高専卒以上かを判断し(ステップ59,60)、高卒の場合には高卒後、q年以上の実務経験があるかどうかが図3の学歴欄と工事従事歴の欄の情報を参照してチェックされる(ステップ61)。q年以上の実務経験があるときには、次にC種現場代理人の補佐としてr年以上の実務経験があるかどうかが図3の工事従事歴を参照してチェックされる(ステップ62)。
これら条件を何れも満足するときは、C種現場代理人としての認定および登録処理が行われると共に、認定証の発行処理が行われることになる(ステップ63,64)。認定情報は現場代理人認定申請書の情報にリンクさせた状態でデータベース12に登録される。
一方、ステップ60で高専卒以上(大卒、大学院卒を含む)と判断されたときは、卒業後s年以上の実務経験があるかどうかが、図3の学歴欄および工事従事歴欄を参照して判断される(ステップ65)。s年以上の実務経験があるときは、再びステップ62の判定条件が判断される。
なお、高専卒以上の場合においてもs年以上の実務経験のほかに、C種の現場代理人の補佐の実務経験年数を加味した認定条件を設定することで、B種の現場代理人として認定するようにしている。したがって、ステップ65と62の判定基準を同時にクリアすれば、B種の現場代理人として認定され、認定証が発行されると共に、データベース12にその旨の登録が行われる(ステップ62,63,64)。
また、高卒後の実務経験がq年未満であったり(ステップ59)、ステップ5,60の学歴に該当しない場合でも、ステップ66に示すように、t年(t>q)以上の実務経験があって、しかもC種の現場代理人の補佐としてr年以上の実務経験がある場合には、C種の現場代理人として認定される(ステップ66,62,63)。ステップ61、65および66の認定条件をいずれもクリアできないときは、認定不適格者を判断できるので、この場合には認定拒否証の発行処理を行って一連の認定処理が終了する(ステップ67)。
この発明は、電力関連事情のように発注工事が多岐に亘ると共に、それぞれの工事に現場監督のような、充分な実務経験と知識を有する管理者である現場代理人を常駐させる必要があるようなときの現場代理人の認定を自動的に行う代理人認定装置などに適用できる。
この発明に係る代理人認定装置を適用できる代理人認定システムの概念図である。 この発明に係る代理人認定装置の実施例を示す要部の系統図である。 現場代理人認定申請書として入力すべき認定情報例を示す図である。 この発明に係る代理人認定方法を実現するための処理例を示すフローチャートである(その1)。 この発明に係る代理人認定方法を実現するための処理例を示すフローチャートである(その2)。 この発明に係る代理人認定方法を実現するための処理例を示すフローチャートである(その3)。
符号の説明
1・・・代理人認定システム
2・・・インターネット
4・・・代理人側端末装置
10・・・代理人認定装置
12・・・申請人用データベース
14・・・代理人管理用データベース
16・・・LAN
20・・・CPU

Claims (4)

  1. 工事現場を管理する代理人を認定するためにコンピュータを、
    代理人認定のための申請情報を取得する手段、
    上記申請情報に含まれる工事現場の従事資格申請情報を取得する手段、
    当該従事資格申請情報に基づいた判定処理を行う手段、
    当該判定処理によって代理人としての認定条件を満たしたとき、該当従事資格の代理人として登録する手段、
    当該従事資格の代理人として認定されたとき、当該従事資格に関する代理人認定証を発行する手段
    として機能させることを特徴とする代理人認定方法。
  2. 上記判定処理を行う手段は、さらに上記従事資格ごとに異なる認定条件に基づいて判定する手段
    として機能させることを特徴とする請求項1記載の代理人認定方法。
  3. 工事現場を管理する代理人認定装置であって、
    代理人認定のための申請情報を取得する手段、
    上記申請情報に含まれる工事現場の従事資格申請情報を取得する手段、
    当該従事資格申請情報に基づいた判定処理を行う手段、
    当該判定処理によって代理人としての認定条件を満たしたとき、該当従事資格の代理人として登録する手段、
    当該従事資格の代理人として認定されたとき、当該従事資格に関する代理人認定証を発行する手段
    を有することを特徴とする代理人認定装置。
  4. 上記判定処理を行う手段は、さらに上記従事資格ごとに異なる認定条件に基づいて判定する手段
    が含まれることを特徴とする請求項3記載の代理人認定装置。
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