JP2005264835A - コンプレッサ - Google Patents
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Abstract
【課題】コンプレッサにおける駆動軸の加工を簡単に行うことができ、フロントヘッドの変形を抑制することができ、駆動軸の油潤滑を円滑且つ確実に行う。
【解決手段】コンプレッサ1は、ハウジング2のフロントヘッド2aによって駆動軸11の回転を支持することにより駆動軸11がハウジング2のクランク室6内で回転し、この回転に伴ってピストン21がハウジング2内を往復動することにより、ガスを吸入し、圧縮して吐出する。駆動軸11とフロントヘッド2とが球状化黒鉛鋳鉄によって形成され、駆動軸11の回転を支持する滑り軸受23がフロントヘッド2aに設けられると共に、フロントヘッド2aにおける滑り軸受23との隣接部位に油溜まり部24が設けられており、油溜まり部24とクランク室6とを連結する油路28が形成される。
【選択図】図1
【解決手段】コンプレッサ1は、ハウジング2のフロントヘッド2aによって駆動軸11の回転を支持することにより駆動軸11がハウジング2のクランク室6内で回転し、この回転に伴ってピストン21がハウジング2内を往復動することにより、ガスを吸入し、圧縮して吐出する。駆動軸11とフロントヘッド2とが球状化黒鉛鋳鉄によって形成され、駆動軸11の回転を支持する滑り軸受23がフロントヘッド2aに設けられると共に、フロントヘッド2aにおける滑り軸受23との隣接部位に油溜まり部24が設けられており、油溜まり部24とクランク室6とを連結する油路28が形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車用エアコン等に用いられるコンプレッサに関し、特に、駆動軸の軸受部分の潤滑性を向上させると共に、駆動軸のシール性を向上させた構造のコンプレッサに関する。
自動車用エアコンに用いられるコンプレッサにおいては、近年、冷媒としてのフロンガスに代えて炭酸ガスを用いることが行われている。炭酸ガスは、作動時に高温高圧となるため、これに対応する構造としたコンプレッサが特許文献1に開示されている。
上記公報に記載されているコンプレッサは、ハウジングのクランク室内で冷媒を吸入、圧縮及び吐出するピストンを駆動軸に連結し、駆動軸の回転によってピストンを往復動させるものであり、駆動軸をハウジングのフロントヘッドに回転可能に支持すると共に、駆動軸の回転をハウジングとの間に配置したニードルベアリングによって支持する構造となっている。このコンプレッサでは、冷媒としての炭酸ガスに対応するため、駆動軸を鋼材によって形成している。
このコンプレッサでは、鋼材からなる駆動軸の表面を高周波焼き入れ或いは浸炭焼き入れすることにより耐摩耗性を付与している。また、駆動軸の回転を支持するニードルベアリングは、ハウジングのフロントヘッドに圧入により装着されて使用される。さらに、クランク室とニードルベアリングとを連通する連通孔がフロントヘッドに形成されており、シール潤滑を終了した油がクランク室内に戻る際に、ニードルベアリングに供給されることによりニードルベアリングへの油潤滑を行う構造となっている。
特開2000−54958号公報
上述したコンプレッサでは、駆動軸に耐摩耗性を付与するために、表面を焼き入れ処理する必要があり、駆動軸の加工工程が多く、その加工性が劣るものとなっている。また、ニードルベアリングをフロントヘッドに圧入する必要があるため、圧入時にフロントヘッドが変形し、この変形がコンプレッサが他の部材の精度に悪影響を及ぼす問題を有している。
さらに、コンプレッサの停止時においては、ニードルベアリングの油膜保持が困難であり、長期放置や冷媒移動後におけるニードルベアリングの潤滑性が低下している。これに加えて、油膜保持が困難なことから、冷媒洩れが発生したり、起動時の円滑な潤滑性が得られない問題を有している。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、駆動軸の加工を簡単に行うことができ、フロントヘッドの変形を抑制することができ、さらには、駆動軸の油潤滑を円滑且つ、確実に行うことが可能なコンプレッサを手供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ハウジングのフロントヘッドによって駆動軸の回転を支持することにより駆動軸がハウジングのクランク室内で回転し、この回転に伴ってピストンがハウジング内を往復動することにより、ガスを吸入し、圧縮して吐出するコンプレッサであって、前記駆動軸とフロントヘッドとが球状化黒鉛鋳鉄によって形成され、駆動軸の回転を支持する滑り軸受がフロントヘッドに設けられると共に、フロントヘッドにおける滑り軸受との隣接部位に油溜まり部が設けられており、油溜まり部とクランク室とを連結する油路が形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコンプレッサであって、前記フロントヘッドと駆動軸とが同一の球状化黒鉛鋳鉄により形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のコンプレッサであって、前記フロントヘッドと駆動軸とがFCD800以上の球状化黒鉛鋳鉄によって形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコンプレッサであって、前記フロントヘッドにおける駆動軸の上部に油排出溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載のコンプレッサであって、前記駆動軸の回転方向と反対方向のスパイラル溝がフロントヘッドにおける滑り軸受部分または駆動軸の被支持部分の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、駆動軸と、フロントヘッドとが球状化黒鉛鋳鉄によって形成されるため、これらの間の摩耗を抑制することができ、耐久性が向上する。
また、フロントヘッドに駆動軸が回転を支持する滑り軸受が形成されるため、駆動軸を支持するための軸受をフロントヘッドに圧入する必要がなくなる。これにより、フロントヘッドの変形を防止することができると共に、組み立て工数を削減することが可能となる。
さらに、油溜まり部が滑り軸受との隣接部位に設けられ、油溜まり部とクランク室とを油路によって連結しているため、油溜まり部に潤滑油を円滑に供給することができる。これにより、滑り軸受による駆動軸の回転を確実に支持することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、駆動軸とフロントヘッドとが同一の球状化黒鉛鋳鉄により形成されるため、これらの間の摩耗をさらに良好に防止することができる。
請求3記載の発明によれば、請求項1及び2記載の発明の効果に加えて、駆動軸とフロントヘッドとがFCD800以上の球状化黒鉛鋳鉄によって形成されるため、焼き入れ等の表面処理が不要となり、工程数を削減することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明の効果に加えて、油排出溝がフロントヘッドに形成されるため、油溜まり部内の潤滑油を円滑に排出することができ、油溜まり部からの潤滑油の漏洩を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4記載の発明の効果に加えて、スパイラル溝が形成されるため、油溜まり部内の潤滑油を駆動軸の回転に伴って排出することができ、油溜まり部からの潤滑油の漏洩を防止することができる。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施形態を示し、図1は全体の縦断面図、図2はフロントヘッド部分の拡大縦断面図、図3は図2におけるM−M線断面図である。
この実施形態のコンプレッサ1は、自動車用エアコンに用いられるものであり、図1に示すように、フロントハウジング2とリアハウジング3とがバルブプレート4を介して接合されている。
フロントハウジング2におけるリアハウジング3側には、円周方向に等間隔で配置された複数のボア5が形成されている。また、フロントハウジング2におけるボア5の隣接部分にはクランク室6が形成されている。
リアハウジング3には、冷媒の吸入室7及び吐出室8が形成されており、吸入室7に吸入された冷媒がバルブプレート4を介してボア5に吸入され、ボア5内で圧縮された冷媒がバルブプレート4を介して吐出室8に吐出するようになっている。このような冷媒の吸入及び吐出を行うための吸入孔及び吐出孔がバルブプレート4に形成されている。この実施形態において、冷媒としては炭酸ガスが用いられる。
フロントハウジング2の中心部分には、軸受9,10を介して駆動軸11が回転可能に軸支されている。軸受9,10は駆動軸11におけるリアハウジング3側の端部を回転可能に軸支するものであり、駆動軸11におけるこれらの軸受9,10との反対側は、後述する滑り軸受23によって回転支持されるようになっている。この滑り軸受23は、フロントハウジング2におけるフロントヘッド2aに設けられるものである。
駆動軸11には、クランク室6内に延びるドライブプレート12が固定されると共に、軸方向への摺動可能なスリーブ13が取り付けられている。ドライブプレート12には、連結ピン15を介してジャーナル16が取り付けられており、このジャーナル16に軸受17を介してウォッブルプレート(斜板)18が連結されている。
ウォッブルプレート18は、回転が拘束された状態で駆動軸11の軸方向への揺動が可能となっている。このウォッブルプレート18には、フロントハウジング2のボア5内に収容された状態でボア5内を摺動するピストン21が連結されている。これにより、駆動軸11が回転するとジャーナル16が回転し、ジャーナル16の回転揺動に伴ってウォッブルプレート18は回転拘束状態で軸線方向に揺動し、この揺動に伴ってピストン21がボア5内を往復動する。このピストン21の往復動により、冷媒は吸入室7→バルブプレート4の吸入孔→ボア5へと吸入されて圧縮され、その後、ボア5→バルブプレート4の吐出孔→吐出室8へ吐出される。
駆動軸11の回転は、エンジン等の駆動系に連結されたプーリ31から回転力が伝達されることにより行われる。プーリ31は、フロントハウジング2のフロントヘッド2aの外側に位置するように設けられており、このため、フロントヘッド2aには、プーリ31を取り付けるための筒状のスカート部2bが軸方向に一体的に延びている。プーリ31は、筒状の伝達ディスク32を有しており、伝達ディスク32が駆動軸11と螺合することにより駆動軸11が回転するようになっている。
上記滑り軸受23は、フロントハウジング2のフロントヘッド2aにおける内面部分に形成されており、滑り軸受23との隣接部位には、油溜まり部24が形成されている。油溜まり部24は、フロントヘッド2aに連設するスカート部2bの孔径を大きくすることにより形成するものであり、これにより油溜まり部24の加工が容易となっている。
油溜まり部24の内部には、軸シール部材25が設けられている。軸シール部材25は、弾性部材により形成されており、フロントヘッド2aの滑り軸受23との反対側に位置するように配置されることにより、油溜まり部24内の潤滑油26が駆動軸11の軸方向に沿って漏出することを防止する。この軸シール部材25は、スカート部2bに嵌め込まれた抜け止めリング27によって抜け止め状態となっている。
この実施形態において、油溜まり部24とクランク室6とを連結する油路28が形成される。油路28は、駆動軸11の上部に位置するようにフロントハウジング2のフロントヘッド2aに形成されるものであり、クランク室6側が高く、油溜まり部24側が低くなる傾斜を有している。これにより、クランク室6内の潤滑油26が油路28を介して油溜まり部24に供給され、油溜まり部24から滑り軸受23を潤滑するように作用する。
以上に加えて、この実施形態では、駆動軸11及びフロントヘッド2aが共に球状化黒鉛鋳鉄によって形成されるものである。この場合、フロントヘッド2aがフロントハウジング2の一部を構成していることから、フロントハウジング2の全体を球状化黒鉛鋳鉄によって形成することにより、フロントヘッド2aを同鋳鉄とすることができる。
このような実施形態では、駆動軸11をフロントヘッド2aの滑り軸受23によって回転支持するため、軸受の数を削減することができ、組み立てが容易となると共に、小径化することが可能となる。
また、滑り軸受23がフロントヘッド2aに一体的に形成されるため、駆動軸11の芯出し等の組み付け精度が向上すると共に、この部分にスラストベアリング等の軸受を圧入する必要がなく、圧入に起因したフロントヘッド2aの変形がなくなる。
さらに、駆動軸11及び滑り軸受23を有するフロントヘッド2aが球状化黒鉛鋳鉄により形成されることにより、これらが同程度の硬度となっている。これにより、駆動軸11及びフロントヘッド2aの摩耗を抑制することができ、耐久性を付与することができる。この場合、駆動軸11及びフロントヘッド2aの球状化黒鉛鋳鉄としては、同一の材料を用いることができる。このように同一の球状化黒鉛鋳鉄を用いることにより、駆動軸11及びフロントヘッド2aの硬度が同じとなるため、自己潤滑性が向上し、摩耗をさらに抑制することが可能となるメリットがある。
さらに、また、駆動軸11及びフロントヘッド2aに用いる同一の球状化黒鉛鋳鉄としては、FCD800〜FCD1200等のFCD800以上の黒鉛鋳鉄を用いることが良好である。FCD800以上の球状化黒鉛鋳鉄では、表面を焼き入れする必要なく用いることができる。このため、加工工数を削減することができ、コスト低減が可能となる。
また、さらにコンプレッサ1の停止時においては、油溜まり部24に潤滑油26が溜まるため、潤滑油26による油膜が軸シール部材25に形成されるため、冷媒のシール性が向上すると共に、コンプレッサ1の起動時における潤滑性能が向上する。
図3において、符号29は油排出溝である。この油排出溝29は、駆動軸11の上部で、且つ油路28の下部に位置するようにフロントヘッド2aに形成されるものであり、フロントヘッド2aにおける上記部位を切り欠くことにより設けられている。このような位置に設けられることにより、油排出溝29は油溜まり部24からの潤滑油26をクランク室6に戻すように作用すると共に、駆動軸11への潤滑油の給油口として作用する。このように油排出溝29が潤滑油26をクランク室6に戻すように作用することにより、油溜まり部24に必要以上の潤滑油26が溜まることを防止することができ、油溜まり部24からの潤滑油の漏洩を防止することができる。
図4は、本発明の別の実施形態の断面図を示す。
この実施形態では、油溜まり部24がハウジング2のフロントヘッド2aによって封鎖された構造となっている。すなわち、フロントヘッド2aの略中心部分に対し、駆動軸11が挿入される支持孔35を形成するが、この支持孔35を軸方向に沿って深くなるように形成するものである。これにより、支持孔35を駆動軸11の滑り軸受23とすると共に、駆動軸11が達することのない支持孔35の残余部分を油溜まり部24としている。
この油溜まり部24には、クランク室6からの油路28が連通状態となって連結されている。油路28は、駆動軸11の上部に位置するようにフロントヘッド2aに対し斜め方向に形成されるものであり、クランク室6内の潤滑油26を油溜まり部24に供給することができる。なお、この実施形態においても、駆動軸11及びフロントヘッド2aを球状化黒鉛鋳鉄によって形成するものである。
このような実施形態では、図1〜図3に示す実施形態と同様に作用することができる。これに加えて、油溜まり部24を封鎖する軸シール部材25やその抜け止めを防止する抜け止めリング27を設ける必要がないため、加工が容易となるメリットがある。
図5は、本発明のさらに別の実施形態を示す。
この実施形態では、駆動軸11の外面にスパイラル溝37を形成するものである。スパイラル溝37は、駆動軸11の回転方向Rと反対方向となるように駆動軸11の外面に形成されるものである。また、スパイラル溝37は、駆動軸11がフロントヘッド2aによって支持される被支持部分(フロントヘッド2aにおける滑り軸受形成部分)に形成されるものである。
かかるスパイラル溝37は、駆動軸11を成形する際に、駆動軸11の回転方向Rとの逆ねじ方向に切削することにより形成することができる。従って、スパイラル溝37は駆動軸11の成形と同時に成形されるものであり、スパイラル溝37の成形のための工程が付加されることがない。なお、スパイラル溝37は5〜10μm程度の深さとなるように形成されるものであり、その切削加工が容易となっている。
このようなスパイラル溝37を形成することにより、駆動軸11がR方向に回転する際に潤滑油を排出することができる。従って、油溜まり部24内の潤滑油を駆動軸11の回転に伴って排出することができるため、油溜まり部24に必要以上の潤滑油が溜まることを防止でき、油溜まり部24からの潤滑油の漏洩を防止することが可能となる。
なお、スパイラル溝37は、駆動軸11の外面に形成することなく、フロントヘッド2aにおける滑り軸受23の内面に対し、同方向に形成しても良いものである。
1 コンプレッサ
2 フロントハウジング
2a フロントヘッド
2b スカート部
3 リアハウジング
6 クランク室
11 駆動軸
21 ピストン
23 滑り軸受
24 油溜まり部
25 軸シール部材
26 潤滑油
28 油路
29 油排出溝
37 スパイラル溝
2 フロントハウジング
2a フロントヘッド
2b スカート部
3 リアハウジング
6 クランク室
11 駆動軸
21 ピストン
23 滑り軸受
24 油溜まり部
25 軸シール部材
26 潤滑油
28 油路
29 油排出溝
37 スパイラル溝
Claims (5)
- ハウジング(2)のフロントヘッド(2a)によって駆動軸(11)の回転を支持することにより駆動軸(11)がハウジング(2)のクランク室(6)内で回転し、この回転に伴ってピストン(21)がハウジング(2)内を往復動することにより、ガスを吸入し、圧縮して吐出するコンプレッサ(1)であって、
前記駆動軸(11)とフロントヘッド(2a)とが球状化黒鉛鋳鉄によって形成され、駆動軸(11)の回転を支持する滑り軸受(23)がフロントヘッド(2a)に設けられると共に、フロントヘッド(2a)における滑り軸受(23)との隣接部位に油溜まり部(24)が設けられており、油溜まり部(24)とクランク室(6)とを連結する油路が形成されていることを特徴とするコンプレッサ(1)。 - 請求項1記載のコンプレッサ(1)であって、
前記フロントヘッド(2a)と駆動軸(11)とが同一の球状化黒鉛鋳鉄により形成されていることを特徴とするコンプレッサ(1)。 - 請求項1または2記載のコンプレッサ(1)であって、
前記フロントヘッド(2a)と駆動軸(11)とがFCD800以上の球状化黒鉛鋳鉄によって形成されていることを特徴とするコンプレッサ(1)。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載のコンプレッサ(1)であって、
前記フロントヘッド(2a)における駆動軸(11)の上部に油排出溝(28)が軸方向に沿って形成されていることを特徴とするコンプレッサ(1)。 - 請求項1〜4のいずれか1項記載のコンプレッサ(1)であって、
前記駆動軸(11)の回転方向と反対方向のスパイラル溝(37)がフロントヘッド(2a)における滑り軸受(23)部分または駆動軸(11)の被支持部分の少なくとも一方に形成されていることを特徴とするコンプレッサ(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078982A JP2005264835A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | コンプレッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004078982A JP2005264835A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | コンプレッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005264835A true JP2005264835A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35089651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004078982A Pending JP2005264835A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | コンプレッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005264835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101378020B1 (ko) * | 2008-01-18 | 2014-03-25 | 한라비스테온공조 주식회사 | 가변 용량형 사판식 압축기 |
WO2020158344A1 (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | 圧縮機 |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004078982A patent/JP2005264835A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101378020B1 (ko) * | 2008-01-18 | 2014-03-25 | 한라비스테온공조 주식회사 | 가변 용량형 사판식 압축기 |
WO2020158344A1 (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-06 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | 圧縮機 |
JP2020122400A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | 圧縮機 |
JP7213700B2 (ja) | 2019-01-29 | 2023-01-27 | サンデン株式会社 | 圧縮機 |
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