JP2005262882A - オフセット印刷における湿潤水の特性を改善する方法および装置 - Google Patents

オフセット印刷における湿潤水の特性を改善する方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オフセット印刷における湿潤水の特性を改善する。
【解決手段】少なくとも、湿潤水のPH値を制御し、時間が経過しても一定に保ち、かつ湿潤水の導電率を制御し、時間が経過しても一定に保つ手段を含む。本方法を実行する装置は、運転的にかつ機能的に相互に組合わされた相関関係を持つ、湿潤水供給手段P1、湿潤水が活性濾過されるよう設計された供給湿潤水の濾過手段P2、濾過湿潤水が連続かつ強力な磁気処理を受けさせるようにした磁気手段、湿潤水PHを事前設定の酸性PH値に制御するようにしたPH制御手段、および湿潤水導電率を設定導電率値に制御するようにした手段を含む。
【選択図】図1

Description

本発明はオフセット印刷における湿潤水の特性を改善する方法および装置に関する。
知られている通り、従来のオフセット印刷の方法では、印刷に、従来型の印刷用インクである、一定目標値のPH値と導電率とをもつ湿潤水が使われている。より詳しく言うと、オフセット印刷では、従来からプレートシリンダーが、ゴムシリンダーと重なって動くように使われ、これらのシリンダーの間に印刷用紙が供給される。このようなオフセット方法で最適な印刷結果をもたらすには、湿潤水の特性を最適化することが極めて重要である。
オフセット印刷における湿潤水の特性を改善する方法と装置はすでにいくつか知られている。しかし、従来の方法および装置は、通常、大変複雑で、非常に高価であることに加えて大きな環境問題を引き起こすイソプロピルアルコールを比較的大量に使用するようになっている。その上、従来の方法および装置では、完全に他に頼らない方法で、湿潤水のPH値や導電率を自動的に制御するのは一般的に可能ではない。
(発明の要約)
このような訳で、本発明の主な狙いは、オフセット印刷における湿潤水の特性を制御するための従来の方法および装置の上述の欠点に照らして、オフセット印刷における前記湿潤水の前記特性を改善するため、完全に頼らない方法で湿潤水のPH値と導電性を自動的に制御させるような方法および装置を提供することである。上述の狙いの中には、本発明の主たる目的として、戻水の、つまり印刷部品から戻る水の媒介変数を連続的に読みとって湿潤水の特性あるいは媒介変数を適切に安定化させることのできる、上記タイプのような方法および装置を提供することがある。
本発明のもうひとつ別の目的には、新たな、独自の濾過装置を使用して湿潤水をその循環中、完璧に清浄な状態を保持することのできる上記タイプの方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、さらにイソプロピルアルコールの使用を無くすか、あるいは減らすことのできるような上記タイプの方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、印刷の品質を一定に保つことのできる、より具体的には印刷用水とインクのマイクロエマルジョンを安定な状態に保てるような方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、印刷用インクの消費を大きく減らし、水量をより少なく必要とする水とインクの新たな平衡状態を提供するような方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、印刷用インクの乾燥を改善し、これにより材料の無駄を大きく減らせるような上記タイプの方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、「硬い」湿潤水が使用されるので、石灰石が生成するのを防ぐ上記タイプの方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、印刷室その他におけるイソプロピルアルコールによる環境公害問題を解決できるような上記タイプの方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、印刷板あるいは印刷機部品にいかなる化学的損傷も与えないような方法および装置を提供することがある。本発明のさらに別の目的には、量が限られる場合、および/あるいは、大量の場合のいずれの場合にも容易に拡げることができて、どのような印刷要件にも合わせられるような上記タイプの方法および装置を提供することがある。
本発明のある側面に応じて、上述の狙いや目的類は、以降の説明でより明らかになる、オフセット印刷の湿潤水特性を改善するための主題となる方法および装置によって達成される。より、具体的には、本方法は少なくとも、湿潤水のPH値と前記湿潤水の導電率とを同時に一定に制御し、保持することに関する体系的手段類を含むものである。主題となる方法を実現するための装置は、作動上お互いに組合わされた、少なくとも、湿潤水の補給あるいは供給手段、活性濾過済湿潤水が得られるようにした補給水あるいは供給水を濾過するための濾過手段、湿潤水が継続して強力な磁気処理を受けるための磁気手段、湿潤水のPHを事前に設定した酸性PH値に制御するようにしたPH制御手段、そして、湿潤水の導電率を事前に設定した導電率に保持するための湿潤水の導電率の制御手段を含むものである。
本発明による方法および装置のさらに詳しい特性および利点は、添付の図面において表示的ではあるが、限定的ではない例によって図示された、好ましいけれども限定はされない、その実施例に関する以降の詳細開示によりこれから明らかになるだろう。すなわち、
本発明によるオフセット印刷の湿潤水の特性を改善したり、あるいは最適化するための装置に関する現状で好ましい実施例を図示した全体概要図である。 図1に示される装置を制御するための全体フロー図を示したものである。 湿潤水再循環回路の系統図を示したものである。 樹脂受け鉢の回路系統図を示したものである。 本発明に特有な側面により、湿潤水の特性を改善するために特に設計された2つのアプローチに関係した回路系統図を示したものである。 本発明による装置に利用された真空濾過器を自動的に再生、復元をはかるための回路系統図を示したものである。(好ましい実施例に関する説明)
上述の図に関する参照番号に関して、オフセット印刷における湿潤水の特性を最適化し、あるいは改善するための装置は、ここでは全体として参照番号100で示され、箱状の収納体101を含んでおり、そこには装置の主構成部品が収納されている。より具体的に言うと、装置100は、オフセット印刷における湿潤水の湿潤特性を大きく改善し常に一定に保持するために、導電性に影響しないようPH値を調整あるいはその逆にPH値に影響しないよう導電性を調整するように特に設計されたものである。実際の実務では、申請人は特に設計されたイオン交換樹脂混合物による酸性化は大変であるので、これを極めて単純な樹脂置換操作に置換して酸性化した酸性化水を用いてこの結果を出した。極めて単純で廉価な自然な姿の上述の応用のおかげで、申請人は、適切に調合された成分あるいは化学剤の高濃縮溶液を用いて、望むかあるいは目標とする導電率を与えるために厳密に必要な分だけの量を処理回路に導入することによって、いちいち別々のPH値の設定をしなくても、その導電率が時間経過しても一定に保持される極めて容易な方法で導電率制御の問題を解決した。
本発明の重要な側面によれば、表面張力の減少が非常に高い磁力の単一多層磁石を応用することによって得られ、これは特別に設計されたもので、水の表面張力を破壊するのに都合が良く、これによる塩結晶に作用する磁場のおかげで石灰石問題が解消される。さらに詳しく言うと、湿潤水が、関連する複数の磁石の鉄心まわりに、それらの交流磁場に垂直に、繰り返し速く流れる原因となり、これにより湿潤水は一連の強力な内部分子振動を受ける。こうして、結晶体の調和がくずれて、分子結合が壊れ、これにより表面張力の破壊が促進される。それ故、この結果はイソプロピルアルコールや同様の製品の使用を大幅に減らすことを可能にし、その上、印刷量について心配しなくても良いようになる。実は、このシステムは、印刷用湿潤水を酸性化し、導電性を制御するための新しいシステムであるとともに、極めて良好な印刷結果を与えてくれるものでもあり、これにより印刷板を常に完全に清浄な状態に保持し、前記印刷板が化学的に浸食されることから防ぎ、満足のいく背景地および極めてより鮮明な色でかつ極めて明瞭な印刷ドットをもたらすものである。その上、再循環システム水は完璧に清浄な状態に保持されるので、その耐用年数は頻繁な交換や調整の必要が無く、より長くなる。
図面に言及すると、印刷部品にもたらされた供給水あるいは補給水は、特に図示はされていないが、考案装置100中で自動的に処理され、この装置により連続的に制御され、PH値および導電率が時間を経過しても一定に保たれ、そしてさらに前記装置により前記補給水は真空濾過器1を用いた活性濾過処理を受ける。さらに、前記装置100により印刷水は、水質を一定値に保持するための強力な磁気処理2を受け、表面張力を減らし、硬水ゆえによる効果阻害が生ずるのを防ぐ。さらに詳しく言うと、図1にはっきり示されているように、PH計3によって動かされるPH制御は、印刷水と、ウォーターレベル自動回復閉回路付きの受け鉢4(図中不明)から取り出されるPH酸性水とを混合して行われ、この水鉢の中で、前記水は、特別に設計されたイオン交換樹脂混合物(オプタイヤー)を用いて連続的に処理され、酸性状態に保持される。計器盤3(図中ではPH計)により、運転者は、PHの希望値あるいは目標値を設定することができ、さらに樹脂の消耗状態が分かり、これにより、樹脂を交換しなくてはならない場合の信号を受ける。導電率制御は、導電率測定装置5によって行われ、水回路に特別に調合された2種類の高濃度溶液、以降これらを「オプティソル」Aおよび「オプティソル」Bと呼ぶが、これらを供給して行われる。これらの溶液はそれぞれの容器に保管され、両方とも参照番号6で示されている。上述の容器6は、特に、装置100の外部に配置される部品である。
さらに詳しく言うと、オプティソルA溶液はゴムシリンダー表面を滑らかにし、水とインクのマイクロエマルジョンを促進するよう設計されたもので、一方のオプティソルB溶液はプレートシリンダーを濡れ特性あるいは非印刷領域で清浄な状態を保持するのに必要な特性をもつ湿潤水を提供するために設計されたものであり、これにより印刷領域で極めて鮮明でかつ良好な輪郭の印刷ドットを得ることができる。
本発明の主たる側面によると、オプティソルAは、グリコール、溶剤/表面活性剤の混ざっていない、比較的高濃度のベース水溶液を含んでおり、中に次のものが溶解しているものである。すなわち、湿潤水の粘性を増やすための反応剤、酸性PH緩衝溶液となる有機塩および無機塩あるいは同様のもの、湿潤水におけるミクロ有機物の成長を抑えるための反応剤(藻類、バクテリア類、カビ類等のようなもの)、湿潤水に泡が生成されるのを防ぐための反応剤。一方、オプティソルB溶液は、印刷操業と共存可能なグリコール/溶剤をベースとした溶液で、その中にイソプロピルアルコール置換剤を含むいくつかの表面活性剤で、水溶液中には必要量を用いることができなかったものを溶液中に導入し保持することが可能である。これに関連して、湿潤水に導入される適切かつ極めて減量された量により、また最適化システムの極めて高い精度のおかげで、これらが安定になるだけでなく、これらが水溶性媒介変数の要件を満足することも可能になるということを指摘しておかねばならない。こうして申請人はイソプロピルアルコールと置き換えるための価値ある置換剤を配合することが可能となり、これにより、印刷室からこれを完全に無くすこととなった。この特性が本発明の主な狙いと目的をなすものである。
より詳しく述べと、オプティソルA溶液は、例えば図1Aに示すように供給ポンプ7(図中不明)によって、運転者によって設定された導電率を与えるのに丁度必要なだけの量(約0.9%)が供給され、一方、オプティソルB溶液は別のポンプ8(図中不明)により、使用されるオプティソルA溶液量に応じて運転者によって設定される比率(通常0.15%)で供給される。
本発明のより詳しい主な側面によると、2種の溶液はお互いに別々に保管がきくので、イソプロピルアルコールを完全に無くすことが可能であり、さらに、前記2溶液は時間が経過しても有効な状態を保持することができるため、これらの底がつきるのを見逃してしまうことはありえなく、印刷機運転者の作業を楽にするとともに、印刷機運転者は個々の要件および印刷手段より2種の公開された溶液の割合の最適な組合せを制御することができる。
完璧を期して、図面をより詳しく参照して、前記図面における参照文字類はそれぞれ次のような部品を指すものであるということを指摘しておかねばならない。すなわち、
P1:循環ポンプ、P2:ポンプを構成する濾過器、P3:樹脂循環ポンプ、
P4:酸供給ポンプ、P5;オプティソルB溶液くみ上げポンプ、P6:オプティソルA溶液くみ上げポンプ,EV:酸供給ソレノイドバルブ、EV1:樹脂容器6の樹脂設定レベルに回復するソレノイドバルブ、EV2:濾過器レベルを回復するためのソレノイドバルブ、V1:樹脂受け鉢を設定レベルに回復させるための調整バルブ、V2:PH読取り調整用調整バルブ、V3:調整バルブのバイパス、V4:酸供給調整バルブ、V5:樹脂解放バルブ、V6:入側水遮断バルブ、V7:出側水遮断バルブ、V7:出側水遮断バルブ、V8:濾過器復元調整バルブ
図面のその他の用語に関しては、特に公開されていないが、一方で、それらは本技術に熟練したものには明らかなものであろう。
上述の公開内容から、本発明が意図された狙いおよび目的を十分に果たしているということが明らかである。
本発明による方法および装置がその好ましい実施例に関して公開された一方で、本公開実施例はいくつかの変更や変型を受けやすいのは明らかなはずであり、それらのすべては本発明の範囲内となろう。例えば、装置は、これに既知の部品類および/あるいは要素類を加えることによって容易に拡張されることができ、特定のオフセット印刷物の要件に合わせることができる。

Claims (23)

  1. オフセット印刷において湿潤水特性を改善するための方法で、前記方法が湿潤水のPH値を時間の経過にわたって一定に制御して、保持する手段を含み、そしてさらに前記湿潤水の導電率を時間の経過にわたって一定に制御そして保持する手段を含むことを特徴とするもの。
  2. 前記湿潤水PH制御手段が前記湿潤水と、中で前記酸性PH水が連続的に処理されるとともに、イオン交換樹脂混合物をこれに加えることによって酸性状態に保持される受け鉢によって取り込まれる酸性PH水とを混合する手段を含んでいることを特徴とする請求項1による方法
  3. 前記方法が、さらに酸性PH受け鉢内の前記酸性PH水のレベルを無限繰り返し法で自動的に回復する手段を含むことを特徴とする請求項2による方法
  4. 前記PH値の制御および保持手段が、目標PH値を設定し、イオン交換樹脂の機能的状態を制御し、前記交換樹脂が消耗しつくされたことを前記交換樹脂制御補助手段が検知する場合に、前記イオン交換樹脂を交換する補助手段を含むことを特徴とする請求項1による方法
  5. 前記湿潤水導電率の制御および保持手段が、目標導電率を設定するとともに、第1設定濃度を有する第1溶液および第2設定濃度を有する第2溶液を別々に前記湿潤水に加えて、前記導電率を一定値に保持するために連続してこれを測定する補助手段を含むことを特徴とする請求項1による方法
  6. 前記第1のベース水溶液は印刷用ゴムシリンダーを滑らかにするように、かつ水とインクのマイクロエマルジョン反応を促進するように配合されていることを特徴とする請求項5による方法
  7. 第2のグリコール/溶剤ベースの溶液は、イソプロピルアルコールを使う必要無しに、前記印刷水に非印刷領域で印刷板を清浄に保持し、かつ印刷領域では輪郭の明瞭あるいは鮮明な印刷ドットをなすのに合った濡れ特性を与えるように調合されていることを特徴とする請求項5による方法
  8. 前記湿潤水の設定目標導電率を与えるに厳密に必要な量だけの前記第1溶液が前記湿潤水に導入されていてかつ別に、前記第2溶液が前記第1溶液の量に応じて前記湿潤水に導入されていることを特徴とする請求項5による方法
  9. 第1溶液が水ベースの溶液を含んでいることを特徴とする請求項5による方法
  10. 前記第1溶液(オプティソルA)がグリコール、溶剤、表面活性剤の介在一切無しに、極度に濃縮されていて、前記第1溶液中に以下の材料が溶解されたことを特徴とする請求項9による方法、すなわち、湿潤水の粘性を増すための反応剤、酸性PH緩衝溶液を与える有機塩および無機塩、ミクロ有機物(藻類、バクテリア類、カビ類等)の成長を抑えるための反応剤、前記湿潤水に泡が発生するのを防ぐ反応剤
  11. 前記方法がさらに、印刷と共存できるグリコール/溶剤ベース溶液(オプティソルB)を使用する手段を含んでいて、その中に、表面活性剤および印刷水溶液を用意するのに必要な量として用いることができなかったイソプロピルアルコールの置換剤が導入され、溶液中に保持されて、前記湿潤水に導入されたこれらの反応剤の湿潤水量が、湿潤水を安定にし、かつ設定水溶性媒介変数を満たすことを特徴とする請求項10による方法
  12. 前記第2溶液がグリコール/溶剤ベースの溶液を含んでいることを特徴とする請求項5による方法
  13. 前記方法が、さらに前記湿潤水の品質を一定に保つために前記湿潤水に活性濾過および連続的な強力磁気処理を受けさせて、表面張力を減らすとともに、一切の有害効果を防ぐ予備手段を含むことを特徴とする請求項1による方法
  14. 前記装置が、機能的に相互に連結されていて、湿潤水供給のための供給手段、活性濾過された湿潤水を提供するようにした前記供給済湿潤水を濾過するための濾過手段、前記濾過済湿潤水に連続的でかつ強力な磁気処理を受けさせるための磁気手段、前記湿潤水PHを事前設定された酸性PH値に制御するようにしたPH制御手段、および前記湿潤水の導電率を事前設定された目標導電率に保持するようにした前記湿潤水の導電率制御のための導電率制御手段を含むことを特徴とする請求項1による方法を実行するための装置
  15. 前記湿潤水濾過のための前記濾過手段が、濾過自動復元手段付きの真空活性濾過器を含むことを特徴とする請求項14による装置
  16. 前記磁気手段が湿潤水表面張力を破壊し、石灰石が形成されるのを防ぐよう設計され、強力な磁場を発生させるようにした多層磁石を含むことを特徴とする請求項14による装置
  17. 前記多層磁石が、その交流磁場に直角に配置された複数の相互相関のある磁力鉄心を含み、それにより一連の強力な内部分子の振動をもたらすことを特徴とする請求項14による装置
  18. 前記PH制御手段が複数の事前設定希望PH値を与えるようにした制御可能なPH測定装置を含むことを特徴とする請求項14による装置
  19. 前記PH制御手段が酸性PH水を保持するための手段および前記酸性PH水保持手段における酸性PH水のレベルを自動的に回復するための回復手段を含むことを特徴とする請求項14による装置
  20. 前記PH制御手段がイオン交換樹脂混合物を供給するための手段を含むことを特徴とする請求項14による装置
  21. 前記導電率制御手段が前記湿潤水導電率に関する複数の目標値を設定して調節できる導電率測定装置を含むことを特徴とする請求項14による装置
  22. 導電率制御手段が、前記オフセット印刷のゴムシリンダーを滑らかにし、水とインクのミクロエマルジョンを促進することを意図した第1溶液を供給する第1供給手段および前記湿潤水に前記オフセット印刷のプレートシリンダーを非印刷領域で清浄に状態を保持し、印刷領域では輪郭の明瞭あるいは鮮明な印刷ドットに必要な濡れ特性を与えるよう合わせた第2溶液を供給する第2供給手段を含むことを特徴とする請求項14による装置
  23. 前記第1および第2の溶液供給手段が第1ポンプ手段および第2ポンプ手段を含み、前記第2ポンプ手段が前記第1ポンプ手段と離れて分離していることを特徴とする請求項14による装置

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