JP2005262807A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録紙の厚さや紙質に対応して印字ヘッドとプラテンとの間のギャップを適正にすることにより高品質印字を可能なプリンタを提供する。
【解決手段】 モータ50によりイニシャルスイッチ58をオフさせてホーム位置を記録した後、モータ50を逆回転させてギャップ調整装置6により印字ヘッド31をプラテン35上に位置する記録紙に押し付ける。この押し付け後もさらにモータへのパルス入力を続け、モータ50の入力パルスとエンコーダ54により検出した出力パルスとの周期のずれを演算し、これらのずれ量が予め記憶してある2つの設定値を超えるときのパルス数を記録する。2点のパルス数からずれの開始位置を算出することにより、印字ヘッド31とプラテン35との間隔を調整する。2か所のデータから演算するため高精度であるほか紙質の判断も行うことができるので、記録紙の種類を問わず高品質の印字が可能となる。
【選択図】 図6
【解決手段】 モータ50によりイニシャルスイッチ58をオフさせてホーム位置を記録した後、モータ50を逆回転させてギャップ調整装置6により印字ヘッド31をプラテン35上に位置する記録紙に押し付ける。この押し付け後もさらにモータへのパルス入力を続け、モータ50の入力パルスとエンコーダ54により検出した出力パルスとの周期のずれを演算し、これらのずれ量が予め記憶してある2つの設定値を超えるときのパルス数を記録する。2点のパルス数からずれの開始位置を算出することにより、印字ヘッド31とプラテン35との間隔を調整する。2か所のデータから演算するため高精度であるほか紙質の判断も行うことができるので、記録紙の種類を問わず高品質の印字が可能となる。
【選択図】 図6
Description
本発明はプリンタ、特に記録紙の厚さに対応して印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整可能にしたプリンタに関するものである。
従来から印字ヘッドを前進させて記録紙に押し付け、その位置を基準として印字ヘッドとプラテンとの間の間隔を調整するようにしたプリンタがある。例えば、パルスモータの脱調により記録紙に対する印字ヘッドの押し付け位置を検出するように構成されているものがある(特許文献1)。また、例えば、ばね力により共回り可能に連結された2つの円板を介してモータの駆動力を調整機構に伝達し、印字ヘッドが記録紙に押し付けられて一方の円板が停止したときにエンコーダを介して一方の円板の停止を検出して記録紙への印字ヘッドの押し付け位置を検出するものがある(特許文献2)。これに対し本出願人は、印字ヘッドのガイド軸をプラテンに対して進退させることにより印字ヘッドとプラテンとの間の間隔を調整する手段として、印字ヘッドがプラテン上の記録紙を押圧したときの位置を記憶し、その位置から適正な間隔になるように印字ヘッドを後退させるようにしたものを開示した(特許文献3)。
特開平1−176578号公報
特開平3−118176号公報
特許第2852336号
上記従来技術の第1例(特許文献1)では、パルスモータの脱調に伴って振動や騒音が発生するという問題があった。また、上記従来技術の第2例(特許文献2)では、高精度のエンコーダが必要であり、また所定の判定基準を定めて円板の停止を検出する必要があり制御が複雑化し、高コストとなるなどの問題があった。また、第3例(特許文献3)では、紙厚の変化に対応してプラテンと印字ヘッドとの間隔を一定に保つことができるが、用紙が複写紙やカードなど紙質の異なるものに対しても紙質を考慮することなく同じ間隔で印字してしまうため、異なる紙質の記録紙に対しては最良の状態で印字することができない問題がある。なお、上記従来技術はいずれも紙面位置の検出を一か所だけで行うようにしてあるため、信頼性が低くかつ紙質の変化に十分な対応ができない問題がある。
本発明は、印字ヘッドをプラテンに対して接近させることにより両者間に挿入された記録紙に印字ヘッドを押し付け、その位置を基準として印字ヘッドをプラテンから所定量離反させて印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整するプリンタに以下の構成を採用したものである。このプリンタの基本的な構成は、印字ヘッドをプラテンに対して接離させる接離機構と、この接離機構を駆動するモータと、このモータへの入力駆動パルス数を計測するパルス計測手段と、このモータの出力軸の回転動作をモータへの入力駆動パルスに同期する出力パルスとして検出する検出手段と、この検出手段による出力パルスの検出結果に基づいてその周期を計測する周期計測手段と、この周期計測手段による出力パルスの周期の計測結果に基づいてその周期と入力駆動パルスの周期のずれ量を算出する演算手段と、この演算手段による周期のずれ量の算出結果に基づいてこのずれ量と予め設定してある第1の設定値及びこの第1の設定値よりも大きい第2の設定値とを比較する比較手段と、この比較手段による上記のずれ量の比較結果に基づいてモータの駆動を制御して印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整する制御手段とを有している。
上記の制御手段は、印字ヘッドとプラテンとの間隔の調整時には、印字ヘッドがプラテンに接近する方向へモータを駆動し、比較手段による上記のずれ量の比較結果に基づいて両パルスの周期のずれ量が第1の設定値を超えて第2の設定値に至ったときにモータの駆動を停止するとともに、両パルスの周期のずれ量が第1の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数と両パルスの周期のずれ量が第2の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数との差に基づいて両パルスの周期のずれ開始位置を演算し、この開始位置を基準として印字ヘッドがプラテンから離反する方向へモータを所定量駆動して印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整可能としてある。本発明は複数か所での周期のずれ量によって両パルスの周期のずれ開始位置を演算し、その結果に基づいて印字ヘッドとプラテンとの間隔を調整するところに第1の特徴がある。
上記の制御回路は、印字ヘッドとプラテンとの間隔の調整時に上記した両パルスの周期のずれ量が、第1の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数と、両パルスの周期のずれ量が第2の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数との差の変化に基づいて記録紙の紙質を検出し、印字ヘッドとプラテンとの間隔を当該紙質に応じた間隔に調整するようにしてあるところに第2の特徴がある。第1の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数と、第2の設定値に至ったときのモータへの入力駆動パルス数との差の変化が、紙質が柔らかいものほど大きくなることに着目して紙質を判定するところに第2の特徴がある。
本発明のプリンタは、印字の際における紙厚の変化に対応して印字ヘッドとプラテンとの間隔を設定するのに、複数点での測定データから紙面の位置を算出するようにしてあるので、あらゆる環境下で良好な紙厚検出を可能となる。また、複数点での測定により紙質の検出を行うようにしてあることから、紙質の異なる記録紙に対しても高品質の印字が可能となる。
本発明を具体化するプリンタの全体構成について説明する。図1〜図4のそれぞれには、プリンタの使用の各種態様を示している。先ず、プリンタの外装ケース1内には、この外装ケースの両側面に近接して右側板11(図5)と左側板12とを底面に対向的に立設支持してある。外装ケース1において、その前面(図1左側)には開閉自在の前カバー13が、このケース内部には開閉自在の仕切りカバー14が、上面には開閉自在の上カバー15が、この上カバーの後に揺動自在の切換えカバー16が、さらに背面(図3,4の右方〉には着脱自在の後カバー17がそれぞれ設けてある。後カバー17内であって左右側板11,12の内面には、対向的にガイドピン18,19が突設してある。
このプリンタは、図3、図4の状態から後カバー17を取り外して、ガイドピン18,19に図1に示すように、カットシートフイーダ(CSF)21または図2に示すように、後トラクタ22を取り付けて使用できる。CSF21または後トラクタ22には、ガイドピン18,19に係合可能なガイド溝21a,21bまたは22a,22b(図2)が設けてある。外装ケース1内には前カバー13の揺動中心となる下端部の背後に、前トラクタ23が軸23aを中心に揺動自在に設けてある。
次に、印字装置3について説明する。図1、図6において、印字ヘッド31は、側板11,12に両端部が支持されている上下のガイド軸32,33によりプリンタの左右方向に移動するキャリッジ34に搭載されている。下方のガイド軸33はキャリッジ34を貫通しており、上方のガイド軸32はキャリッジ34が上下に移動することを許容しつつガイドするものである。印字ヘッド31と対向する位置にはプラテン35が設けてあり、その両端部は側板11,12に支持されている。図1に示すように、リボンカセット36は印字ヘッド31の移動を妨げない位置にリボンカセット支持フレーム37により固定的に設けてあり、背後に位置させたリボン送りモータ38の正転駆動によりリボンを一方向に送るようになっている。リボンカセット36には図示しないインクリボンが装着され、このリボンは印字ヘッド31の移動範囲の外側に巻回されている。キャリッジ34は図示されていないキャリッジモータにより紙面に垂直万向に移動駆動される。なお、リボンカセット支持フレーム37は、側板11,12の間に固定的に架設されている。
次に、印字ヘッド31をプラテン35に向かって進退させ、印字ヘッド31の左右の平行度や、印字ヘッド31とプラテン35との間の間隔を調整する機構について、図5〜図7を参照して説明する。これらの調整する機構を、図5は右側板11の外側の面(右面)で、図7は左側板12の外側の面(左面)で、図6は両側板を切断したものを展開して示している。これらの調整する機構のうち、まず、平行度の調整装置4について説明する。先に説明したように、ガイド軸33の両端部は、図6に示すように、左右側板11,12を貫通して支持されているが、その貫通孔は、上下方向に長い長孔11a,12aになっており、印字ヘッド31がプラテン35に対して接離する方向ヘガイド軸33をガイドするガイド手段となっている。従ってガイド軸33はこれらの長孔に沿って上下方向にその位置を微調整可能である。ガイド軸33の両側板11,12からの突出端に、偏心カム面40a,41aを有する偏心ブッシュ40,41が連結固定してある。この偏心ブッシュ40,41には歯形部40b,41bが設けてある。
右側板11からはピン42が突設してあり、このピンに偏心外周面を有するボス部43aが嵌合し、このボス部に金属製のパイプ44が回転可能に嵌合している。このパイプ44は偏心カム面40aに接触するようになっている。ボス部43aには一体的に平行度調整レバー43が設けてあり、このレバーはピン42を中心に揺動可能になっている。平行度調整レバー43の先端に設けてあるクリック突起43bは、右側板11にピン42を中心とする円周上に整列して設けてある複数のクリック孔11b…(図5)に、選択的に係合するようになっている。左側板12からは偏心カム面41aの位置決め部材としてピン45が突設しており、このピンに偏心カム面41aが接している。偏心カム面40a,41aをパイプ44またはピン45に中心ピン46a,47a(図7)で揺動自在に支持されたL字状のガイド軸支持レバー46,47を常時弾接させている。
右側板11側のガイド支持レバー46の下辺はガイド軸33の下部に当接しており、弾接状態で相対移動可能となっている(図5)。これに対し、左側板12側の支持レバー47の下辺には左右に長い長孔47b(図7)が設けてあり、この長孔にはガイド軸33の左端部が貫通している。両レバー46,47の上端部には引張りばね48,48が掛け止めてあり、このばねはガイド軸33を介して偏心カム面40a,41aをパイブ44またはピン45に弾接させる付勢力を付与している。
右側板11側のガイド支持レバー46の下辺はガイド軸33の下部に当接しており、弾接状態で相対移動可能となっている(図5)。これに対し、左側板12側の支持レバー47の下辺には左右に長い長孔47b(図7)が設けてあり、この長孔にはガイド軸33の左端部が貫通している。両レバー46,47の上端部には引張りばね48,48が掛け止めてあり、このばねはガイド軸33を介して偏心カム面40a,41aをパイブ44またはピン45に弾接させる付勢力を付与している。
ガイド軸33とプラテン35との平行度の調整装置4はこのような構成であるので、プリンタの組立時に、印字ヘッド31とプラテン35との平行度に問題があるときには、クリック突起43bとクリック孔11bとの係合位置を変える。これにより平行度調整レバー43は揺動するので、ボス部43aがピン42を中心として回転し、このためにパイプ44と偏心カム面40aとの接する位置が微妙に上下する。即ち、ボス部43aの小径部が偏心カム面40aに接する位置にあるときには、その接する位置は僅かに上昇し、従ってガイド軸33は右端部が上昇することになる。また、逆にボス部43aの大径部が偏心カム面40aに接する位置にあるときには、その接する位置は僅かに下降し、従ってガイド軸33は右端部が下降することになる。このようにしてガイド軸33の左端部を基準として、ガイド軸33の右端部が昇降し、この昇降によってガイド軸33とプラテン35との平行度を調整できる。このガイド軸33の移動は右側板11の長孔11aに規制されているので、プラテン35に対向する位置が変えられることはない。
次に、印字ヘッド31とプラテン35と間隔を調整するギャップ調整装置6について図5〜図7を参照して詳しく説明する。ギャップ調整装置6には印字ヘッド31をプラテン35に対して進退(昇降)させることにより接離させる接離機構7と、モータ50の駆動力を接離機構7に伝達する動力伝達機構8と、モータの回転を制御する制御手段とを含んでいる。ギャップ調整装置6の駆動源は、図5、図6に示すように、右側板11に固着してあるギャップ調整モ−タ50である。上記のモータ50の出力軸としての駆動軸50bに固着してあるピニオン50aには動力伝達機構をなす減速歯車51が噛合し、この歯車のピニオン51aに第1中間歯車52が、第1中間歯車52のピニオン52aには第2中間歯車53が順次噛合している。第2中間歯車53には、ガイド軸33の右端部に嵌合している偏心ブッシュ40の歯形部40bが噛合している。偏心ブッシュ40の内側に形成されている偏心カム面40aは、側板11に固着されたパイプ44の外周部に当接させてある。したがってガイド軸33の右側を支持した偏心ブッシュ40の回転により印字ヘッド31が昇降し、これにより印字ヘッド31がプラテン35に対して接離可能となっている。また、上述の通り、印字ヘッド31の変位は偏心ブッシュ40のブッシュ面40aに形成されたカムによって行われるが、このカムのカム面はその回転角度の変化に対して印字ヘッド50の変位が直線になるように形成してある。
次に、ギャップ調整装置6の制御について説明する。図5、図6に示すように、第2中間歯車53の内側面と対向する右側板11の外側にはイニシャルスイッチ58が設けてあり、第2中間車53の内側面にはこのスイッチをオン・オフ可能とする作動片53aが設けてある。図5、図6の状態ではイニシャルスイッチ58の作動突起は作動片53aに押圧されていないのでオフの状態になっている。一方、モータ50の前面には後述の検出手段としてのエンコーダ54が設けてある。このエンコーダ54はモータ50の駆動軸(出力軸)50bに取り付けられた円板状のスリット板55とモータのケーシングに固着されたフォトインタラプタ56の組合せからなる。スリット板55の板面には多数の放射状のスリット孔55a…が設けてある(図5)。また、フォトインタラプタ56は上記のスリット板55の両側面に接近する状態に発光素子56aと受光素子56bとを備えたものであり、モータ50の実際の回転動作をモータ50への入力駆動パルスに同期する出力パルスとして検出可能としてある。具体的には、フォトインタラプタ56によってモータ50の駆動軸50bの回転動作をモータ50への入力駆動パルスに同期する出力パルスとして検出可能にスリット孔55aの間隔が設定されている。
図8にギャップ調整装置6の制御システムをブロック図で示してある。このシステムの中枢をなすものは制御回路(CPU)81であるが、制御回路81から出力された命令信号はモータ駆動回路82を介してモータ50に入力されるようになっている。制御回路81にはモータ50の回転を制御するプログラムが組み込まれているほか、入力データを一時的に記憶するRAMを内蔵している。モータ駆動回路82にはモータ50への入力駆動パルス数を計測するパルス計測手段としてのパルス計測回路83が接続してある。パルス計測回路83によって計測されたモータ50への入力駆動パルス数の計測データは演算手段としての演算回路84に出力されるようになっている。他方、モータ50はモータ駆動回路82によって駆動され、それにより接離機構7が駆動されるようになっている。モータ50の駆動軸50bの回転動作は、エンコーダ54によって監視され、エンコーダ54はモータ50の駆動軸50bの回転動作をモータ50への入力駆動パルスに同期する出力パルスとして周期計測回路85に出力するようになっている。周期計測回路85はエンコーダ54の出力結果に基づいてその出力パルスの周期を計測する周期計測手段としての働きをする。周期計測回路85によって計測された計測データは、演算回路84に出力されるようになっている。演算回路84は周期計測回路85によるエンコーダ54の出力パルスデータと計測回路83によるモータ50への入力駆動パルス数の計測データに基づいて両パルスの周期のずれ量を算出するようになっている。演算回路84で算出された両パルスの周期のずれ量のデータは比較手段としての比較回路86に出力されるようになっている。比較回路86では演算回路84から入力される両パルスの周期のずれ量と、記憶回路87に記憶されている設定値とを比較し、両パルスの周期のずれ量が設定値に達したときにそのときのモータ50への入力駆動パルス数を制御回路81に出力するようになっている。
次に、ギャップ調整装置6によるプラテン35と印字ヘッド31との間隔調整の動作について図5〜図8を参照して説明する。コンピュータ等の外部機器から印字命令が発せられると、記録紙P1の前端部から所定距離だけ給紙ローラによってプラテン35上に給紙される。次にギャップ調整装置6によるプラテン35と印字ヘッド31との間隔調整動作に入る。まず、モータ50のモータピニオン50aを時計方向へ回転させると、この回転が動力伝達機構8を介して偏心ブッシュ40が時計方向に回転する。この回転により偏心カム面40aの小径部がパイプ44に接する状態となるので、ガイド軸33はプラテン35から離れる方向、即ち上昇することになる(図6)。第2中間歯車53の反時計方向への回転により、作動片53a(図5、図6)はイニシャルスイッチ58に接近して行き、遂にその作動突起を押圧してイニシャルスイッチ58をオンに切り換える。このスイッチのり換えによりモータ50が停止するとともに、印字ヘッド31の上昇位置(ホーム位置)が検出される。検出されたホーム位置は記憶回路87に記憶される(図8)。
次に、モータ50の再駆動によりモータピニオン51aを反時計方向に回転させると、この回転が動力伝達機構8を介して偏心ブッシュ40が反時計方向に回転する。この回転により偏心カム面40aの大径部がパイプ44に接する状態になるので、ガイド軸33は印字ヘッド31と共にプラテン35に接近する方向に下降する(図6)。さらにモータ50が回転を継続して遂に印字ヘッド31が記録紙に接してそれ以上の下降を阻まれる位置まで前進し、さらに記録紙を変形させながら下降するため、接離機構7の動作は抵抗を受ける状態となる。この結果、モータ50に駆動パルスが同一周期で入力されているにも拘わらず、モータ50の回転は遅くなるため、モータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期にずれが生じる。このように印字ヘッド31が記録紙を押し付けることにより両パルスの周期にずれが生じ始める位置をずれ開始位置とし、これをホーム位置からのモータ50への入力駆動パルス数で示すこととする。モータ50への入力駆動パルスの周期は計測回路83によって計測され、そのデータは演算回路84に出力される。また、モータ50の出力パルスはエンコーダ54により検出され、周期計測回路85でその周期が計測される。モータ50の出力パルスの周期も演算回路84に出力される。演算回路84ではモータ50への入力駆動パルスの周期と、モータ50の出力パルスの周期との差(ずれ量)を算出し、これを比較回路86に出力する。比較回路86は記憶回路87にあらかじめ記憶されている周期のずれ量の設定値(しきい値)と、演算回路84により算出された周期のずれ量とを比較する。周期のずれ量の設定値としては、第1の設定値(しきい値1)と第1の設定値よりも大きい第2の設定値(しきい値2)が記憶回路87に記憶されており、比較回路86によって周期のずれ量が2段階に分けて比較されるようになっている。
印字ヘッド31が記録紙に当接してモータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれが生じ始めてからも、モータ50の正回転を継続すると、絶えず上記周期のずれ量の比較データが制御回路81に出力される。これらの周期のずれ量が第1の設定値(Y1)に達したときのホーム位置からのモータ50への入力駆動パルス数(X1)を制御回路81のRAMに記憶する。なおもモータ50の回転が継続すると、モータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ量がさらに大きくなるが、この周期のずれ量が第2の設定値(Y2)に達すると、その旨のデータが制御回路81に入力されてモータ50の回転を停止するとともに、そのときのホーム位置からのモータ50への入力駆動パルス数(X2)を制御回路81のRAMに記憶する。なお、モータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ量が第2の設定値(Y2)に達したときに直ちにモータ50の回転を停止する場合に限らず、モータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ量が第2の設定値(Y2)に達し、その後、モータ50を所定パルス数だけ駆動した後に、モータ50の回転を停止するようにしてもよい。制御回路81は上記の2点のデータ(X1,Y1)及び(X2,Y2)に基づいてモータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ開始位置を算出し、このずれ開始位置を基準として印字ヘッド31をプラテン35から離反する方向へモータ50を所定量駆動して印字ヘッド31とプラテン35との間隔を調整する。
上記の関係を図9に線図で示す。同図(a)はコピー用紙などの普通の記録紙についてデータをとったものを例示してある。また、同図(b)は複数枚の薄い用紙を重ね合わせてなる複写紙についてデータを取ったものを示してある。例えば線図(a)の場合、しきい値1に達したときのモータ50への入力駆動パルス数が400であり、しきい値2に達したときのそれが450となっているので、両者をつなぐ直線から算出されるモータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ開始位置はホーム位置から350パルスとなる。これに対し、線図(b)の場合、同様にして算出したモータ50への入力駆動パルスとモータ50の出力パルスとの周期のずれ開始位置は300パルスとなる。これらの直線の傾き角はY値の変化(Y2−Y1)とX値の変化(X2−X1)との比で求められるが、硬い紙質のものほど傾き角が大きくなり、柔らかい紙質のものほど小さくなっている。そこでこれらの傾き角度の標準的な数値を予め記憶回路87に記憶しておき、実際の検出値と比較することにより、紙質に応じて印字ヘッド31とプラテン35との間隔を設定可能となることから最適な状態で印字可能となる。例えば、線図(a)と線図(b)の直線の角度から両直線の中間の角度を記憶回路87に予め記憶しておき、検出値から演算した結果の角度値が記憶値よりも大きければ硬質紙、小さければ軟質紙と判断し、これに対応した印字ヘッド31とプラテン35との間隔を選択することが可能となる。また、比較する基準値を複数として細かい間隔で紙質の判断をすることにより、複数種類の紙質に分けて印字ヘッド31とプラテン35との間隔を設定することも可能である。こうして紙質を考慮した印字ヘッド31とプラテン35との間隔を選択可能とすることにより常に記録紙の紙面と印字ヘッド31との間隔を適正な状態で印字可能となる。
次に紙送り装置について説明する。この装置は、図1〜図4に示すように、プラテン35の前後には紙送りローラ61,62が配設してある。紙送りローラ61,62への動力伝達は紙送りモータ60のモータピニオンから歯車列(図示略)を介して行われ、紙送りローラ61,62をそれぞれ連動回転駆動するものである。紙送りローラ61,62には、図1に示すように、用紙搬送経路を挟んで印字ヘッド31側に設けてある従動ローラ61a,62aが弾接し、紙送りローラ61,62と従動ローラ61a,62aとのそれぞれ1対で紙送りを行なうようになっている。また、前カバー13に近い側の従動ローラ61aは、例えば小型化などの必要から印字ヘッド31に近接する位置に設けられると、印字ヘッドの交換などの際に従動ローラ61aの存在がヘッドの交換を邪魔することがある。そこでこの従動ローラ61aを印字ヘッド31の交換作業の邪魔をしない位置に移動させる切換え機構(図示略)を採用し、従動ローラ61aが紙送りローラ61に弾接する紙送り位置と、非紙送り位置とに切り換え可能にしてある。
本発明のプリンタは、紙送り装置の型式により次の4つの使用形態を持つ。その1は、図1に示すように、前カバー13が開放され、その内部に記録紙を支持するに十分な間隔をもって内方に向けて折り畳み自在に設けてある2枚の用紙受け13aが立設状態にされ、前トラクタ23が右下がりに揺動した状態において、後側のCSF21から送り出されるカットシートP1が、印字装置3により印字される使用形態である。このプリンタでは排紙位置が2つあり、その1つは印字後そのまま前方、つまり左方へ排紙され、前トラクタ23と共に揺動するテーブル115と用紙受け13a上に積み重ねられる排紙位置である。他の1つの場合には、上カバー15を開放してこの上カバー内の用紙受け15aと上排紙口1aを露出させておくと共に、カットシートP1への印字後に切換えレバー装置9の切換レバー90を鎖線の状態にする。カットシートP1が印字装置3を通過したことをセンサ(図示略)で感知し、このセンサの出力により紙送りモータ60が逆転するとともに切換えレバー装置9が鎖線の状態に変位し、これによりカットシートP1は再び後方へ搬送され、今度は上方へ導かれるので、第1上排紙口1aから出て上カバー15と用紙受け15a上に積み重ねられる排紙位置である。
その2は、図2に示すように、前カバー13が開放され、前トラクタ23が水平状態において、後トラクタ22から送り出される連続紙P2が、印字装置3により印字される使用形態であり、印字後はそのまま前方へ排紙され、前カバー13の前方で図示しない台上に折り畳み状態で積み重ねられる排紙位置である。その3は、図3に示すように、前カバー13が開放され、前トラクタ23が水平状態において、前カバー13上からカットシートP3が1枚1枚手差しにて供給され、印字装置3により印字される使用形態である。この使用形態では、排紙位置は2つあり、その1つはカットシートP3が印字装置3を通過したことをセンサ(図示略)で感知し、このセンサの出力により紙送りモータ60が逆転すると、このカットシートは前方へ戻る方向に搬送され、再び前カバー13上に戻る排紙位置である。他の1つの場合には、予め上カバー15を開放して用紙受け15aと第1上排紙口1aとを露出させておき、切換えレバー装置9を鎖線の状態にする。前カバー13上からカットシートP3が1枚1枚手差しにて供給され、印字装置3により印字されてそのまま後方へ搬送され、さらに上方へ導かれ、第1上排紙口1aから上カバー15と用紙受け15a上に積み重ねられる排紙位置である。
その4は、図4に示すように、前トラクタ23が右上がり揺動した状態において、前カバー13の下方に設けてある挿入口1bから挿入された連続紙P4が、前トラクタ23により送り出され、印字装置3により印字される使用形態である。この場合、排紙位置は2っあり、その1つは印字後そのまま後方へ排紙され、後カバー17の下方に設けてある後排紙口1cから排紙される排紙位置である。他の1つの場合には、予め切換えレバー装置9を鎖線の状態にすると共に、切換えカバー16を鎖線のように揺動させて第1上排紙口1aを閉じ、第2上排紙口1dを開いておく。印字された連続紙P4は印字後に上方へ導かれ、第2上排紙口1dを出てプリンタの後方へ導かれる排紙位置である。用紙搬送経路は前記4つの使用形態に応じて設けてある
そこで、前記4つの使用形態における用紙搬送経路について詳細に説明する。図1ないし図4に示すように、印字ヘッド31とプラテン35と、このプラテンの前後の紙送りローラ61,62による印字部での用紙搬送経路は水平に配置されており、ここで印字された用紙が排紙される経路は4経路ある。即ち、第1経路は前方へ排紙される経路であり、これは図1で説明したCSE21を用いて印字された場合と、図2で説明した後トラクタ22を用いて印字された場合と、図3で説明した手差しによるカットシートP3に印字され、印字部で送り方向が反転されて前方へ戻される場合との3通りがある。第2経路は第1上排紙口1aへ排紙される経路であり、図1で説明したCSF21を用いて印字され印字後に送り方向が反転されて後方へ更に上方へ搬送された場合と、図3で説明した手差しによる用紙に印字された場合との2通りがある。
第3経路は第2上排紙口1dへ排紙される経路であり、図4で説明した前トラクタ23を用いて印字された場合である。第4経路は後排紙口1cへ排紙される経路であり、図4で説明した前トラクタ23を用いて印字された場合である。第1上排紙口1aと第2上排紙口1dと後排紙口1cとは、いずれも印字部より後方に位置しているので、印字部から後方へ搬送された用紙は、先ず、切換えレバー装置9の切換え姿勢によって上方か後方かに切り換えられ、次いで、上方へ向かった用掛ま、手動による切換えカバー16の切り換えによって第1上排紙口1aか第2上排紙口1dかに切り換えられる。
本発明は4つのタイプのプリンタについて説明してあるが、その他のタイプのプリンタにも適用可能である。また、上記の説明はワイヤドット式プリンタを前提として説明してあるが、各種のインクジェット式プリンタにも適用可能である。
本発明はコンピュータ等の出力装置としてのプリンタに関するものであり、製造及び用途ともに産業上利用可能なものである。
P(P1〜P4) 記録紙
6 ギャップ調整装置
7 接離機構
31 印字ヘッド
35 プラテン
50 モータ
54 検出手段(エンコード)
81 制御回路(制御手段)
83 計測回路(計測手段)
84 演算回路(演算手段)
85 周期計測回路(周期計測手段)
86 比較回路(比較手段)
6 ギャップ調整装置
7 接離機構
31 印字ヘッド
35 プラテン
50 モータ
54 検出手段(エンコード)
81 制御回路(制御手段)
83 計測回路(計測手段)
84 演算回路(演算手段)
85 周期計測回路(周期計測手段)
86 比較回路(比較手段)
Claims (2)
- 印字ヘッドをプラテンに対して接近させることにより両者間に挿入された記録紙に上記印字ヘッドを押し付け、その位置を基準として上記印字ヘッドを上記プラテンから所定量離反させて上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を調整するプリンタであって、
上記印字ヘッドを上記プラテンに対して接離させる接離機構と、
上記接離機構を駆動するモータと、
上記モータへの入力駆動パルス数を計測するパルス計測手段と、
上記モータの出力軸の回転動作を上記モータへの入力駆動パルスに同期する出力パルスとして検出する検出手段と、
上記検出手段による上記出力パルスの検出結果に基づいて上記出力パルスの周期を計測する周期計測手段と、
上記周期計測手段による上記出力パルスの周期の計測結果に基づいて上記出力パルスの周期と上記入力駆動パルスの周期のずれ量を算出する演算手段と、
上記演算手段による上記周期のずれ量の算出結果に基づいて当該ずれ量と予め設定した第1の設定値および当該第1の設定値よりも大きい第2の設定値とを比較する比較手段と、
上記比較手段による上記ずれ量の比較結果に基づいて上記モータの駆動を制御して上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を調整する制御手段とを有し、
上記制御手段は、上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔の調整時には上記印字ヘッドが上記プラテンに接近する方向へ上記モータを駆動し、上記比較手段による上記ずれ量の比較結果に基づいて上記両パルスの周期のずれ量が上記第1の設定値を超えて上記第2の設定値に至ったときに上記モータの駆動を停止するとともに、上記両パルスの周期のずれ量が上記第1の設定値に至ったときの上記モータへの入力駆動パルス数と上記両パルスの周期のずれ量が上記第2の設定値に至ったときの上記モータへの入力駆動パルス数との差に基づいて上記両パルスの周期のずれ開始位置を演算し、当該開始位置を基準として上記印字ヘッドが上記プラテンから離反する方向へ上記モータを所定量駆動して上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を調整する
ことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1において、上記制御手段は、上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔の調整時に上記両パルスの周期のずれ量が上記第1の設定値に至ったときの上記モータへの入力駆動パルス数と上記両パルスの周期のずれ量が上記第2の設定値に至ったときの上記モータへの入力駆動パルス数との差の変化に基づいて上記記録紙の紙質を検出し、上記印字ヘッドと上記プラテンとの間隔を当該紙質に応じた間隔に調整することを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082382A JP2005262807A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004082382A JP2005262807A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005262807A true JP2005262807A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35087836
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004082382A Pending JP2005262807A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005262807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2088002A2 (en) | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Seiko Precision Inc. | Printer |
-
2004
- 2004-03-22 JP JP2004082382A patent/JP2005262807A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2088002A2 (en) | 2008-02-05 | 2009-08-12 | Seiko Precision Inc. | Printer |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090820 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20090902 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20091022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |