JP2005262554A - 高放熱性光学用複合フィルム及びそれを用いた放熱方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光学用フィルム基体1の少なくとも片面に、可視光線透過率が該フィルム基体のそれより大きく(好ましくは90%以上)、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともにフィルム基体のそれより小さく(好ましくは日射熱吸収率が0.01〜11%、放射熱吸収率が0.01〜20%)、且つ熱容量がフィルム基体のそれより小さい(好ましくはフィルム基体に対して10%以下の)被膜2を形成し、該被膜表面に空気、水等の冷却流体Aを接触させることにより、高温となったフィルム基体を放熱させる。
【選択図】 図1
Description
さらに、金属の放熱性を向上させたヒートシンクの放熱を向上させるために、ファンとフィンを組み合わせた空冷方式と水を用いた水冷方式及び放熱フィン側にペルチェ素子を用いた冷却方法(特開平10−318624)などがある。
(1) フィルム基体と該基体の少なくとも片面に形成された被膜とからなる複合フィルムであって、前記被膜の可視光線透過率が前記フィルム基体のそれより大きく、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともに前記フィルム基体のそれより小さく、且つ熱容量が前記フィルム基体のそれより小さいことを特徴とする、カラー液晶ディスプレイ用の高放熱性光学用複合フィルム。
(5) 前記被膜の厚みが0.01〜70μmであることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれかに記載の高放熱性光学用複合フィルム。
(9) 冷却流体が空気又は水であることを特徴とする、(6)〜(8)のいずれかに記載の放熱方法。
また、冷却流体を用いて物体を冷却すると、物体に接する冷却流体の量すなわち冷却流体の熱容量は、小さな物体に対しては大きくなり、大きな物体に対しては相対的に小さくなる。つまり、物体の温度の上昇や下降は、物体の大きさや物体に接する流体の量にも関係するといえる。
本発明の高放熱性光学用複合フィルムは、フィルム基体と該基体の少なくとも片面に形成された被膜とからなるものである。
本発明の光学用複合フィルムに用いられるフィルム基体は、カラー液晶ディスプレイ又はカラー液晶投影型ディスプレイなどに用いられる偏光フィルム(又は偏光板)、位相差フィルム、液晶フィルム等の光学用フィルムであれば、特に限定されない。
このような偏光膜及び必要に応じて支持フィルム、保護膜等を含む光学用フィルムの大きさは、各々の目的に応じた所望の大きさで良く、具体的には、例えば一辺または径が5〜300mm、好ましくは10〜200mm程度である。また、その形状は長方形、正方形、円形等、特に制限はないが、通常は長方形が好ましい。厚みは限定されないが、好ましくは0.1〜5mm、より好ましくは0.3〜2mm程度である。
かかる支持体として用いられるガラス基板の大きさは所望の大きさで良く特に限定されるものではない。また、その形状は長方形、正方形、円形等、特に制限はないが、通常は長方形が好ましい。大きさは、例えば一辺または径が5〜300mm、好ましくは20〜200mm程度がよく、その厚さは0.1〜1mm、好ましくは0.1〜0.3mm程度がよい。
本発明の光学用複合フィルムは、上記光学用フィルム基体の少なくとも片面に、その可視光線透過率がフィルム基体のそれより大きく、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともにフィルム基体のそれより小さく、且つ熱容量がフィルム基体のそれより小さいという条件を満たす被膜を設けたものであり、これによりフィルム基体に吸収された熱を効率的に放熱することができるため、高放熱性の光学用複合フィルムを得ることができる。
本発明は、次のような知見に基づいてなされたものである。すなわち、フィルム本来の可視光線帯域の透明度を損なわずに光学用フィルムの放熱性を向上させるには、放射熱伝達を大きくさせる方法、例えば光学用フィルム表面に放射率の大きい被膜を形成させる方法や、可視光線の透明度や透過性を損なうブラスト加工やフィンの増設などで表面積を大きくさせる方法は、むしろ実用的ではなく、逆に、放射率(放射熱吸収率)を大きくさせずに、光学用フィルムの熱容量を冷却流体に対し相対的に小さくさせ、対流熱伝達を大きくさせることで、冷却効果を格段に高めることができる、というものである。この点について、以下に説明する。
以下に放熱の原理について述べる。
通常、金属のような物体は、放射熱の一部を吸収して、他をすべて反射するので吸収率α、反射率ρの間に次の関係式「α+ρ=1」が成り立ち、可視光線、赤外線帯域において透過しないことが分かる。しかし、ガラスやプラスチックスなどの物体は、放射熱を一部吸収し、一部反射し、一部透過する灰色体である。このような灰色体の場合は、吸収率α、反射率ρ及び透過率τの間に次の関係式「α+ρ+τ=1」が成り立ち、可視光線、赤外線帯域において透過することが分かる。
(数1)
Q=σ・ε・(T/100)4
ただし、σはステファン・ボルツマン定数、εは物体の放射率、Tは物体の絶対温度である。この式から明らかなように、放射率を大きくすればその物体から放射される熱量は多くなる。
(数2)
Q2=σ×f(ε)×[(Tr/100)4−(T0/100)4]
なお、キルヒホッフの法則によると、熱の吸収率と放射率とは等しいので、放射熱吸収率の大きい物質を選択すれば、その物体から放射される熱量は大きくなる。
しかし、偏光フィルムや位相差フィルム、液晶フィルムなどの光学用フィルムは着色されているため、可視光線や近赤外線および2.5μm以上の赤外線を吸収して温度上昇が大きくなり、放射率が透明なフィルムに比べ、偏光フィルムや位相差フィルム、液晶フィルムなどの温度は大幅に高くなる。
次に、対流熱伝達について述べる。
物体に冷却流体を接触させて冷却を行う場合は、通常、冷却効果を大きくさせるために、冷却流体の流速を上げている。すなわち、流体の熱輸送能力を大きくさせて冷却効果を大きくさせている。
空気による冷却効果を高めるためにファンを用いて光学用フィルムに送風することは、光学用フィルム周辺の高温となった空気を除去し、低温の空気を接触させて放熱させることであるが、これは、光学用フィルムに接する空気の風量を増加させることでもある。つまり、ファンを用いて送風することは、空気の熱容量を大きくさせることと同じといえる。
(数3)
q=λ/L(T1−T2)
=α(T2−T0)
上式から明らかなように、同じ条件の流体中に置かれた物体の熱伝達は、熱伝導率が大きく、厚さが薄いほど外気中に放熱される量が多くなる。
(数4)
q=C・ΔT/Δh+W(T1−T0)/Δh
熱容量は、C(熱容量:kcal/℃)=Q(熱量:kcal)/ΔT(温度差:℃)と定義される。そして、ΔT=q/Cの関係式で表される。
(数5)
Te(平衡温度)=(C1・T1+C2・T2)/C1+C2
ファンを用いて強制冷却することは、光学用フィルムの付近に滞留している高温の空気を除去して、低温の空気を光学用フィルムに接触させることにより光学用フィルムの熱を奪うことであるが、空気の熱輸送能力を熱容量と同じと考えると、強制冷却することは、光学用フィルムに対し空気の熱容量を大きくさせて光学用フィルムからの熱を多く奪うことと同じといえる。
次に、空気に対し光学用フィルムの熱容量を小さくさせる方法を考える。つまり、光学用フィルムの表面に薄膜を形成させたときの熱の流れについて考える。
第一に、冷却流体としての空気と薄膜についてマクロ的に考えると、薄膜の熱容量は空気の熱容量に対して圧倒的に小さいため薄膜の温度は空気の温度に近い温度で熱力学的に平衡になる。
前記で示したように、熱容量を含む系の熱平衡は、「q=C・ΔT/Δh+W(T1−T0)/Δh」の式で表され、そのときの平衡温度は、熱容量の大きい物質の温度に近くなる。
(数6)
q=λ/L(T1−T2)
また、固体に付着している空気層を無視して考えると、結果として、対流熱伝達の式「q=α(T2−T0)で表される対流熱伝達率αが大きくなったと同じことになる。
また、光学用フィルムの表面に、放射熱吸収率が小さい物質で被膜を形成させると、放射率は非常に小さくなり放射による放熱は低減するので、放熱性の向上には放射熱吸収率の大きい物質が一見望ましいように思われる。しかし、ファンを用いて送風させながら冷却を行うと、放射による冷却効果は、対流熱伝達による冷却効果に比較してほとんど無視できるほど小さいものとなる。
本発明の光学用複合フィルムは、光学用フィルム本来の可視光線帯域の透明度や透過性を損なわずにフィルムからの放熱性を向上させたものである。したがって、フィルム基体の片面あるいは両面に形成させる被膜の可視光線透過率は、フィルム基体の可視光線透過率より大きいものである。具体的には、前記被膜の可視光線透過率の値が90%以上、より好ましくは92%以上、特に好ましくは94.2%以上が望ましい。可視光線透過率が低すぎると光学用フィルム本来の透明度や透過性を損なわずに該フィルムからの放熱性の向上効果を高めるという本発明の目的を十分達成できない場合がある。
次に、ここでいう被膜の可視光線透過率、日射熱吸収率、常温熱放射の波長域における吸収率の測定方法を示す。
常温熱放射の波長域における吸収率の測定方法は、JIS−R−3106の板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率における測定に準拠して、まず一般の化学分析用の赤外分光光度計を用い、アルミニウム板の上に被膜を形成してJIS−R−3106の標準反射率の値を用いて反射率を測定し、次いで灰色体の吸収率αと反射率ρと透過率τの間に成り立つ関係式「α+ρ+τ=1」に基づき、吸収率αを、「吸収率α=1−(反射率ρ+透過率τ)」により求めた。
本発明の光学用複合フィルムにおける被膜の材質は、上述した可視光線透過率、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率、並びに熱容量が本発明の条件を満たすものであれば特に制限はないが、一般的に、プラスチックスは、可視光帯域や常温熱放射における波長域の透過率が大きく、吸収率の小さい物質であるから、被膜を形成させる物質としてプラスチックスが好適と考えられる。
ランバート・ベールの法則によると、放射する(すなわち光を吸収する)材料の厚さを大きくすると、吸収量が増加するし、小さくすると吸収量は減少する。したがって、その厚さを薄くすれば薄くするほど吸収率は小さくなり透過率は大きくなる。つまり、物質を薄く形成して近赤外線帯域や常温熱放射における波長域の透過率を大きくして吸収率が小さくなるように被覆すると被膜の可視光線の透過率も大きくなる。
本発明の光学用複合フィルムの種類には特に制限はなく、偏光フィルム、位相差フィルムや液晶フィルムなどの光学用フィルムとして用いることができる。
また、光学用フィルム基体に形成させた被膜の配置は、光源側あるいは光源と反対側のどちらでも良い。
本発明の光学用複合フィルムの放熱方法は、フィルム基体の少なくとも片面に、上述したように、可視光線透過率が該フィルム基体のそれより大きく(好ましくは90%以上)、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともにフィルム基体のそれより小さく(好ましくは日射熱吸収率が0.01〜11%、常温熱放射の波長域における放射熱吸収率が0.01〜20%)、且つ熱容量がフィルム基体のそれより小さい(好ましくはフィルム基体に対して10%以下)被膜を形成し、該被膜表面に冷却流体を接触させることを特徴とする。
青色の偏光フィルムに対する被膜の熱容量の割合を、{X2(被膜の熱容量)/X1(偏光フィルムの熱容量)×100(%)}として求めた。各試料の被膜の厚みと熱容量は、以下の通りである。
試料2:被膜の厚み0.13μm/熱容量の割合0.65%
試料3:被膜の厚み1.98μm/熱容量の割合0.99%
試料4:被膜の厚み5.87μm/熱容量の割合2.93%
試料5:被膜の厚み13.7μm/熱容量の割合6.85%
試料6:被膜の厚み19.3μm/熱容量の割合9.65%
試料7:被膜の厚み20.9μm/熱容量の割合10.45%
試料1:被膜の厚み0.12μm/水晶ガラスの熱容量の割合0.01%
試料2:被膜の厚み0.02μm/青色の偏光フィルムの熱容量の割合0.01%
注2;1−1及び2−1は、青色の偏光フィルムに被膜を形成したときの被膜の日射熱吸収率、常温熱放射の波長域における吸収率、被膜の可視光線透過率である。
注3;1−2は、水晶ガラスに被膜を形成したときの被膜の日射熱吸収率、常温熱放射の波長域における吸収率、被膜の可視光線透過率である。
注4;2−2は、水晶ガラスだけの被膜の日射熱吸収率、常温熱放射の波長域における吸収率、被膜の可視光線透過率である。
注5;3は、青色の偏光フィルムだけの被膜の日射熱吸収率、常温熱放射の波長域における吸収率、被膜の可視光線透過率である。
2・・・被膜
A・・・冷却流体
Claims (9)
- フィルム基体と該基体の少なくとも片面に形成された被膜とからなる複合フィルムであって、前記被膜の可視光線透過率が前記フィルム基体のそれより大きく、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともに前記フィルム基体のそれより小さく、且つ熱容量が前記フィルム基体のそれより小さいことを特徴とする、カラー液晶ディスプレイ用の高放熱性光学用複合フィルム。
- 前記被膜の可視光線透過率が90%以上、日射熱吸収率が0.01%〜11%、及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率が0.01%〜20%で、かつ、該被膜の熱容量がフィルム基体の熱容量に対して10%以下であることを特徴とする、請求項1記載の高放熱性光学用複合フィルム。
- 前記被膜の可視光線透過率が94.2%以上、日射熱吸収率が0.09%〜16.9%、及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率が0.48%〜16.9%であって、かつ、該被膜の熱容量がフィルム基体の熱容量に対して10%以下であることを特徴とする、請求項1記載の高放熱性光学用複合フィルム。
- 前記フィルム基体の厚みが10〜50μmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の高放熱性光学用複合フィルム。
- 前記被膜の厚みが0.01〜70μmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の高放熱性光学用複合フィルム。
- カラー液晶ディスプレイ用の光学用複合フィルムの放熱方法であって、フィルム基体と、該基体の少なくとも片面に形成された被膜であって可視光線透過率が前記フィルム基体のそれより大きく、日射熱吸収率及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率がともに前記フィルム基体のそれより小さく、且つ熱容量が前記フィルム基体のそれより小さい被膜とからなる複合フィルムの、該被膜表面に冷却流体を接触させることを特徴とする、光学用複合フィルムの放熱方法。
- 前記被膜の可視光線透過率が90%以上、日射熱吸収率が0.01%〜11%、及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率が0.01%〜20%で、かつ、該被膜の熱容量がフィルム基体の熱容量に対して10%以下であることを特徴とする、請求項6記載の放熱方法。
- 前記被膜の可視光線透過率が94.2%以上、日射熱吸収率が0.09%〜16.9%、及び常温熱放射の波長域における放射熱吸収率が0.48%〜16.9%であって、かつ、該被膜の熱容量がフィルム基体の熱容量に対して10%以下であることを特徴とする、請求項6記載の放熱方法。
- 冷却流体が空気又は水であることを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載の放熱方法。
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