JP2005261492A - 不正監視ユニット、制御装置、およびその制御装置を用いた遊技機 - Google Patents

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Hitoshi Kobayashi
仁 小林
Nobuyuki Kato
信之 加藤
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Abstract

【課題】収納ケースを開放して制御素子をすり替える不正を効果的に防止することができ、収納ケースを容易に開放して基板の修理・メンテナンスや制御素子のチェックを行うことができる上、監視作動にエラーが生じない制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置1の収納ケースCには、ICタグ26が取り付けられているとともに、監視ユニット74が、バンド80を収納ケースCの外周に弛みなく捲回させた状態で取り付けられており、監視ユニット74内のアンテナ32が、ICタグ26と対峙した状態になっている。また、バンド80の裏面には、アンテナのリード線が、バンド80の基端から先端まで至り先端で折り返されて基端まで至るように敷設されており、リード線同士の間隔が、約1.0mmであって、リード線の基端から折返し部分までの長さの約0.011倍となるように調整されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機をはじめとする各種の機器に用いる制御装置に関するものであり、詳しくは、不正行為を効果的に防止することが可能な遊技機用の制御装置に関するものである。
パチンコ機用の制御装置として、動作内容を制御するLSIやROM等の制御素子を分割式の収納ケースで覆ったものが知られている。かかる制御装置においては、収納ケースを開放しLSIやROM等の制御素子を偽造されたものにすり替える不正行為が行われることがある。それゆえ、そのような不正行為を防止可能な制御装置として、固有の識別情報を記憶したICタグを収納ケースの表面に貼着するとともに、ID読取装置をICタグの近傍に設置し、そのID読取装置によってICタグの識別情報を一定の周期毎に読み取る(確認する)ようにしたものが考案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−288218号公報
ところが、特許文献1に開示された制御装置は、ID読取装置を自由に移動させることができるため、そのID読取装置とICタグとの相対位置を変化させることなく収納ケースを開閉することができるので、収納ケースが開放されて、LSIやROM等の制御素子がすり替えられてしまう虞れがある。
それゆえ、出願人らは、ICタグとそのICの情報を読み取る装置との相対位置を変化させることなくICタグが取り外されてしまう事態を防止すべく、ICタグを分割式収納ケースの片方に貼着し、剥がされると自己破壊して信号の送受信をする機能を果たさなくなるアンテナ(ICタグと無線による送受信を行うアンテナ)を、分割式収納ケースのすべてのパーツに跨がってICタグを覆うように貼着してなる制御装置を発明した(特願2002−346385)。
また、出願人らは、ICタグを分割式収納ケースの片方に貼着し、そのICタグと送受信可能なアンテナ(ICタグと無線による送受信を行うアンテナ)の配線を制御装置の分割式収納ケースに捲回させる技術について提案した(特願2003−311884)。
しかしながら、特願2002−346385に係る制御装置は、内蔵された基板の修理・メンテナンスや制御素子のチェックのために収納ケースを開放する場合に、アンテナを剥がさなければならない。また、剥がすとアンテナが自己破壊してしまうため、基板の修理・メンテナンスや制御素子のチェックの後には、新しいアンテナを貼着し、配線をし直さなければならない。それゆえ、基板の修理・メンテナンスや制御素子のチェックの作業が煩わしかった。
一方、特願2003−311884の方法によれば、制御装置の分割式収納ケースに捲回されたアンテナの配線を切断しなければ、分割式収納ケースを開放することができず、アンテナの配線を切断するとICタグとアンテナとの通信が遮断されるため、制御装置に対する不正行為を非常に効率的に監視することが可能となる。しかしながら、特願2003−311884の技術においては、U字状に折り返したアンテナの配線を分割式収納ケースに捲回させるため、そのU字状のアンテナの配線同士の間隔が広くなると、アンテナの配線がアンテナと同様の作用を生じてしまい、ICタグとアンテナとが通信エラーを起こしてしまう虞れがある。
本発明の目的は、上記従来の制御装置が有する問題点を解消し、収納ケースを開放して制御素子をすり替える不正を効果的に防止することができる上、収納ケースを容易に開放して基板の修理・メンテナンスや制御素子のチェックを行うことが可能であるとともに、監視作動にエラーが生じない制御装置を提供することにある。また、そのような制御装置に好適に用いることが可能な不正監視ユニットを提供することにある。
かかる本発明の内、請求項1に記載された発明の構成は、ICタグ、およびそのICタグに対しアンテナを介して呼出波を送信しICタグからの反射波を受信する監視装置からなる不正監視ユニットであって、前記監視装置が、長手方向に沿って前記アンテナの配線を折返し状に敷設した長尺なベルト部材と、前記アンテナを備えるとともに前記ベルト部材の基端を固着した状態でベルト部材の先端を係着可能なハウジングとを有しており、前記ベルト部材に敷設されたアンテナの配線同士の間隔が、0.1mm以上5.0mm以下であり、かつ、アンテナの配線の基端から折返し部分までの長さの0.025倍以下となるように調整されていることにある。
本発明に係る不正監視ユニットは、アンテナの配線同士の間隔が、0.1mm以上5.0mm以下であることが必要であり、0.5mm以上3.0mm以下であると特に好ましい。アンテナの配線同士の間隔が、0.1mmを下回ると、遊技機が使用されるパチンコホールの温度変化により、アンテナの配線が膨張(伸長)することにより、アンテナの配線同士が接触して監視装置がエラーを生じる虞れがあるので好ましくない。反対に、アンテナの配線同士の間隔が、5.0mm以上であると、アンテナの配線がアンテナと同様の作用を生じることによってエラーが発生する虞れがあるので好ましくない。
また、本発明に係る不正監視ユニットは、アンテナの配線同士の間隔が、アンテナの配線の基端から折返し部分までの長さの0.025倍以下であることが必要であり、0.02倍以下であると特に好ましい。アンテナの配線同士の間隔がアンテナの配線の基端から折返し部分までの長さの0.025倍を上回ると、アンテナの配線同士の間隔を大きくした場合と同様に、アンテナの配線がアンテナと同様の作用を生じることによってエラーが発生する虞れがあるので好ましくない。
請求項2に記載された発明の構成は、所定の動作を行う機器の動作内容を制御するための制御素子が、収納ケースによって外部と遮断された状態で収納された制御装置であって、請求項1に記載の不正監視ユニットが、ICタグを前記収納ケースに取り付けるとともに、ベルト部材を収納ケースの外周に弛みなく捲回させ、ベルト部材の先端をハウジングに係着させた状態で装着されており、装着された不正監視ユニットのハウジングに収納されたアンテナが、ICタグとの間で、ID通信可能になっている制御装置にある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項2に記載の制御装置を備えたことを特徴とする遊技機にある。
請求項1に記載された不正監視ユニットによれば、ICタグを制御装置の収納ケースに固着し、そのICタグとアンテナとが対峙するように(非接触式のID通信をすることができるように)ベルト部材を制御装置の収納ケースに捲回させるだけで、制御装置の不正開放を監視することが可能となる。また、すでに遊技ホールに設置されている遊技機の制御装置や、各メーカーによって製造される異なるタイプの制御装置等にも非常に容易に取り付けることができる。さらに、ベルト部材に敷設されたアンテナの配線同士の幅が、0.1mm以上5.0mm以下であり、かつ、アンテナの配線の基端から折返し部分までの長さの0.025倍以下となるように調整されているため、ベルト部材に敷設されたアンテナの配線が、アンテナと同様の作用を生じることによってエラーが発生する心配がない。加えて、振動した際や、夏期においてアンテナの配線が膨張した場合でも、アンテナの配線の短絡によるエラーが発生する心配がない。
請求項2に記載された制御装置は、収納ケースが不正に開放された場合(すなわち、不正監視ユニットが剥ぎ取られた場合)には、ICタグとアンテナとが送受信不能となり、不正に開放された事態を直ちに(リアルタイムで)検知することができる。したがって、LSI等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
請求項3に記載された遊技機は、制御装置の収納ケースが不正に開放された場合には、ICタグとアンテナとによって、直ちにその事態を検知することができるので、LSI等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
以下、本発明に係る不正監視ユニット、制御装置、および遊技機について、図面に基づき、次の目次の順序にしたがって、詳細に説明する。
1.実施例の制御装置の概要
2.実施例の制御装置の構造
3.実施例の制御装置の特徴部分の説明
4.実施例の制御装置の使用態様
5.実施例の制御装置を設置したパチンコ機の動作内容
6.実施例の不正監視ユニット、制御装置、および遊技機の効果
7.本発明の変更例の説明
1.実施例の制御装置の概要
本発明に係る制御装置は、収納ケースにICタグが設置されているとともに、収納ケースの外周に、アンテナ回路の一部を敷設したベルト部材が捲回されており、ICタグとアンテナとが、無線通信を定期的に繰り返すことによって、収納ケースの状態(不正開閉の有無等)を常時監視するようになっている。そして、ICタグとアンテナとの無線通信が途切れた場合には、所定の信号を外部に出力し、収納ケースが不正に開放された可能性があることを報知するようになっている。
また、ベルト部材には、アンテナのリード線が、ベルト部材の基端から先端まで至り先端で折り返されて基端まで至るように略U字状に敷設されており、ベルト部材が切断されると、ICタグとアンテナとの無線通信が途切れて、所定の信号を外部に出力し、収納ケースが不正に開放された可能性があることを報知するようになっている。
また、ベルト部材に敷設されたアンテナの配線同士の幅が、所定の範囲となるように調整されているとともに、アンテナの配線の基端から折返し部分までの長さに対して所定の割合となるように調整されており、アンテナの配線がアンテナの作用をすることによる通信エラーを発生させないようになっている。
2.実施例の制御装置の構造
図1、図2は、それぞれ、本発明に係る制御装置の正面図、斜視図であり、制御装置1は、各種の制御素子を搭載した基板2、その基板2を覆うための上ケース3と下ケース4とからなる分割式の収納ケースC、ICタグ26、アンテナ32を内蔵した監視ユニット74等によって構成されている。
図3は、収納ケースCを開放して基板2を取り外した状態を示したものであり、上ケース3は、透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)によって開口した箱状に形成されており、長方形状のフロントパネル5の周囲が、略直角に後方に折り返された状態になっている。フロントパネル5の右側の折返し部6の後端縁際には、3個の縦長な係止孔7,7・・が等間隔で穿設されている。また、フロントパネル5の左側の折返し部8には、2個の係合翼9a,9bが設けられている。さらに、上側の係合翼9aの上端、および、下側の係合翼9bの下端には、それぞれ、係合孔12が穿設されている。また、フロントパネル5の上端際には、コネクタ挿通窓14が設けられている。
また、下ケース4は、透明な合成樹脂(アクリル樹脂等)によって扁平な直方体状に形成されている。そして、長方形状の基板支持板16の表面に、補強用のリブ17,17・・が格子状に立設されており、基板支持板16の周囲が略直角に後方に折り返された状態になっている。また、下ケース4の右端縁際には、後述する効果音制御装置56を覆うように中空状の音基板カバー19が設けられており、その音基板カバー19の内側面には、嵌合突起20,20・・が突設されている。さらに、左側の折返し部21には、2個の支持翼22a,22bが連設されている。加えて、上側の支持翼22aの上端、および、下側の支持翼22bの下端には、それぞれ、先端を矢尻状に形成した係合体24,24が突設されている。
一方、基板2は、縦長な長方形に形成されており、中央部分の表面に、パチンコ機1の動作内容を制御するためのLSI25等の各種の制御素子が搭載されている。なお、LSI25は、各種の演算処理を行うCPU、データやプログラム等を一時的に記憶するRAM、各種のデータや制御プログラム等を記憶したROM等を一体にモールディングしたものである。また、基板2の上端際には、各種の装置に接続するためのコネクタ13,13・・が設置されている。かかる基板2は、リブ17,17・・に支えられた状態で、下ケース4に螺着されている。
制御装置1は、下ケース4に螺着された基板2上のコネクタ13,13・・を、上ケース3のコネクタ挿通窓14に挿通させ、下ケース4の右側の音基板カバー19の内側面に突設された嵌合突起20,20・・を、上ケース3の右側の折返し部6に穿設された係止孔7,7・・に嵌合させた状態で、下ケース4の左側の各支持翼22a,22bに突設された各係合体24,24を、上ケース3の左側の各係合翼9a,9bに穿設された各係合孔12,12に係止させることによって、下ケース4と上ケース3とが一体になっており、下ケース4と上ケース3とで基板2を覆い、基板2と外部とを遮断した状態になっている。
3.実施例の制御装置の特徴部分の説明
図3の如く、上ケース3のフロントパネル5の表面には、扁平な長方形状のICタグ26が接着剤等によって強固に接着されている。図4は、ICタグ26の外観を示したものであり、図5は、ICタグ26の制御機構を示したものである。ICタグ26は、ガラスコンポジット基板27の表面に、ICチップ30が設置されているとともに、送受信回路31が形成されている。ICチップ30は、呼出波に応答して反射波を放出するRF回路28と、不揮発性の記憶手段であるEEPROM29とを一体にしたものであり、EEPROM29と接続されたRF回路28が、送受信回路31に接続された状態になっている。また、EEPROM29の上書消去禁止区域には、ICタグ26を他のICタグと識別するためのIDコード等の識別情報が記憶されている。
かかるICタグ26は、所定のアンテナとの間で、所定の周波数(ここでは、13.56MHz)を利用して、ノイズの影響が比較的に少ないRF送受信を行うことができ、呼出波を受信すると、予め登録された識別情報を含む反射波を、所定の通信範囲(約3mm)内に出力(返信)する。なお、反射波の返信は、EEPROM29からIDコード等の識別情報を読み出し、その識別情報を反射波に乗せてRF回路28から送信することによって行われる。また、ICタグ26は、所定波長の呼出波が送信されると、その呼出波を送受信回路31が受信し、呼出波に含まれた搬送波成分をRF回路28で整流することによって直流電圧を得ることができるため、外部からの電源供給を受けることなく必要なときにいつでも反射波を返信することができる。また、呼出波に乗せて送信された特定のデータ(異常の履歴等)をEEPROM29に記憶しておくこともできる。
一方、図6〜図9は、監視ユニット74の背面図、前方斜視図、後方斜視図、断面図であり、監視ユニット74は、ベルト部材であるバンド80、アンテナ32、ベース体75とカバー76とからなるハウジングH、インナー77、インシュロック部材78等によって構成されている。バンド80は、柔軟性を有する合成樹脂(ポリアミド、ポリ塩化ビニル等)によって長尺状(約92cm)に一体成形されており、その基端には、固着孔83,83を穿設した固着部82が幅広に設けられている。また、接続部82の後方には、挿通孔100,100を穿設した接続部79が延設されている。また、バンド80の裏面には、バンド本体の長手方向に沿ってリード線110が敷設されており、バンド80の略基端から先端まで達し先端で折り返されて基端まで達した長尺のU字状になっている。なお、バンド80へのリード線110の敷設は、バンド80への銅を積層した後に、上記U字状の部分を残して他の部分をエッチングすることによってなされている。
さらに、バンド80の表面においては、先端際の位置に、複数の縦長の係合リブ84,84・・が、所定間隔を隔てて平行に突設されている。また、接続部79の表面側には、端子85a,85bが設けられており、上側の端子85aは、リード線110の片端縁(バンド80の基端の上側に位置した部分)と接続されており、下側の端子85bは、リード線110の他端縁(バンド80の基端の下側に位置した部分)と接続されている。
ベース体75は、合成樹脂によって略正方形の板状に成形されている。そして、片端の裏面に、バンド80の固着部82を固着させるための固着凹部86が設けられており、その固着凹部86の上端際および下端際には、挿通孔87,87が穿設されている。また、固着凹部86の内側には、バンド80の接続部79を固着させた状態でバンド80のリード線110とアンテナ32とを接続させるための接続凹部88が設けられており、その接続凹部88の内側には、スリット103が設けられている。加えて、接続凹部88の上端際および下端際には、挿通孔89,89が穿設されている。
また、インシュロック部材78は、合成樹脂によって直方体状に一体成形されており、左右の側面同士を貫通するように、バンド挿通孔91が穿設されている。そして、図9の如く、バンド挿通孔91の内部には、先端を鋸歯状に形成した係合突起101が設けられている。
一方、インナー77は、合成樹脂によって平板状に一体成形されており、バンド80の先端部分を挿通させるためのガイド溝92が左右を横断するように刻設されている。なお、ガイド溝92は、片方の端縁が若干後方に入り込んでおり後方から前方へ滑らかにカーブした状態になっている。また、インナー77の略中央には、インシュロック部材78を固定するための固定凹部93が設けられている。さらに、インナー77の略中央の裏面には、上下に支持体94,94・・が突設されている。
カバー76は、合成樹脂によって、周囲を後方に折り返した扁平な直方体の蓋状に一体成形されている。そして、左右の折返し部分の略中央には、バンド80を挿通させるための切り欠き95,96が設けられており、上側の折返し部分には、導出孔102が穿設されている。さらに、切り欠き96の近傍には、ガイド突起98が設けられており、端縁から内部にわたって後方から前方へ滑らかにカーブした状態になっている。なお、監視ユニット74を組み付けた場合には、ガイド突起98の表面とインナー77のガイド溝92の表面との間に、バンド80を挿通させるだけ間隙が形成されるようになっている。また、カバー76の中央には、インシュロック部材78を固定させるための固定凹部97が設けられている。
また、図10は、アンテナ32の正面を示したものであり、アンテナ32は、ガラスコンポジット(たとえば、CEM3)からなる薄い板状の基板90の表面に、送受信回路35を渦巻き状に形成したものである。そして、送受信回路35の両端縁は、端子37a,37bと接続されており、それらの端子37a,37bは、同軸ケーブルに接続されている。さらに、送受信回路35の外側には、端子114a,114bが設けられており、送受信回路35は、それらの端子114a,114bとも接続された状態になっている。加えて、各端子114a,114bの中央には、挿通孔99が穿設されている。さらに、下側の端子114bには、リード線117aが接続されている。
監視ユニット74においては、ベース体75の裏面の固着凹部86にバンド80の固着部82が嵌合し、ベース体75の接続凹部88にバンド80の接続部79が嵌合した状態で、固着孔83,83および挿通孔87,87を利用して、バンド80とベース体75とが螺着されている。また、アンテナ32が、接続突片104をスリット103からベース体75の接続凹部88内に突出させ、送受信回路35の敷設部分をベース体75の表面に当接させた状態になっている。そして、接続部79の挿通孔100,100、アンテナ32の挿通孔99,99、ベース体75の挿通孔89,89を利用して、アンテナ32とベース体75とバンド80とが螺着されている。そして、バンド80の上側の端子85aとアンテナ32の上側の端子114aとが電気的に接続され、バンド80の下側の端子85bとアンテナ32の下側の端子114bとが電気的に接続された状態になっている(端子85aと端子114aとが当接し合い、端子85bと端子114bとが当接し合った状態になっている)。また、アンテナ32の同軸ケーブル33は、カバー76の上部に穿設された導出孔102から外部に導出された状態になっている。
さらに、監視ユニット74においては、カバー76の固定凹部97とインナー77の固定凹部93との間にインシュロック部材78が嵌合した状態で、ベース体75とカバー76とが接着されている。そして、カバー76とベース体75との間にインシュロック部材78とインナー77とが挟み込まれており、インナー77の裏面の支持体94,94・・がアンテナ32の裏面(送受信回路35を敷設していない面)と当接した状態になっている。
また、図6の如く、バンド80に折返し状に敷設されたアンテナ30の配線であるリード線110同士の間隔(図6におけるL1)は、約1.0mmに調整されている。さらに、リード線110の基端から折返し部分までの長さ(図6におけるL2)は、約900mmに調整されており、リード線110同士の間隔(図6におけるL1)が、リード線110の基端から折返し部分までの長さ(図6におけるL2)に対して0.011倍となるように調整されている。
かかる監視ユニット74は、一体となった収納ケースCの周囲(支持翼22aと支持翼22bの間の部分)にバンド80を捲回させ、バンド80の先端をカバー76の切り欠き96(インナー77のガイド溝92とガイド突起98との間)に挿入し、インシュロック部材78のバンド挿通孔91を貫通させてから引き出し、バンド80と制御装置1との間の弛みをなくした状態で、収納ケースCの外周に装着されている。なお、インシュロック部材78のバンド挿通孔91内には、図9の如く、先端が鋸歯状の係合突起101が設けられているため、バンド80の係合リブ84の設置部分をインシュロック部材78のバンド挿通孔91内に挿入すると、バンド挿通孔91内の係合突起101と係合リブ84とが噛み合って、バンド80を挿入方向と反対方向に引き出すことができなくなる。また、収納ケースCの外周に設置された監視ユニット74においては、収納されたアンテナ32が、上ケース3の外面に貼着されたICタグ26と対峙した状態になっている。
4.実施例の制御装置の使用態様
上記の如く構成された制御装置1は、パチンコ機等の遊技機に設置されて使用される。図11、図12は、制御装置1を設置したパチンコ機の正面、裏面を示したものであり、パチンコ機36は、中央よりやや上側に遊技盤39が設けられており、その遊技盤39の表面には、ガイドレールで囲まれた略円形の遊技領域41が設けられている。また、遊技盤39の下側には、内蔵された発射装置に遊技球を供給するための供給皿42が設けられており、その供給皿42の下側には、供給皿42から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿43が設けられている。さらに、供給皿42と貯留皿43との間には、効果音を発生させるスピーカ44が設けられており、貯留皿43の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル45が設けられている。また、遊技領域41の略中央には、図柄表示装置46が設けられており、液晶画面47に、種々の動画やメッセージ等を表示することができるようになっている。また、図柄表示装置46の下側には、図柄始動口48が設けられており、その図柄始動口48の下方には、扉部材を開閉するアタッカ部材49が設けられている。
一方、パチンコ機36の裏面の左下方に、制御装置1が設けられており、その制御装置1の上側のセンターカバー50の内部には、アンテナ32を介してICタグ26と周期的な無線通信を実行することにより制御装置1の状態を監視するリーダ/ライタユニット(以下、R/Wユニットという)38が設置されている。図13は、R/Wユニット38の制御機構を示したものであり、R/Wユニット38は、CPU51、RAM63、ROM64、EEPROM52、タイマ53、ICタグ26との間でRF送受信を行うためのRF回路58等を有している。また、CPU51が、I/Oインタフェイス59を介して、外部機器と接続されている。なお、R/Wユニット38は、パチンコホールの営業時間においては、パチンコ機36が設置される島設備から電源供給を受けることにより稼働し、パチンコホールの営業時間外においては、内蔵されたバッテリ(図示せず)が営業時間内に蓄えた電力によって稼働することにより、24時間(一日中)稼働するようになっている。また、図14は、監視ユニット74とR/Wユニットとの接続状態を示す回路図であり、監視ユニット74の外部に導出されたアンテナ32の同軸ケーブル33が、R/Wユニット38のRF回路58に接続された状態になっている。
さらに、図12に示すように、R/Wユニット38の上側には、図柄表示装置46の表示内容を制御するための図柄制御装置54が設置されており、R/Wユニット38の右側には、スピーカ44から発生させる効果音の内容を制御するための効果音制御装置56が設置されている。加えて、センターカバー50の右側には、賞球時や貸球時に遊技球を払い出すための遊技球払出装置57が設置されている。
また、図15は、パチンコ機36の制御機構を示したものであり、制御装置1は、基板2に搭載されたLSI25が、I/Oインタフェイス67を介して、図柄制御装置54、効果音制御装置56、各種の入賞装置への入賞を検出する入賞検出装置66、アタッカ部材49を作動させるための作動装置65、遊技球払出装置57等と接続されている。
5.実施例の制御装置を設置したパチンコ機の動作内容
パチンコ機36は、制御装置1のLSI25に記憶されたプログラムにしたがい、図柄制御装置54、効果音制御装置56、遊技球払出装置57等と信号の送受信を行うことによって、主たる遊技動作を実行する。そして、発射ハンドル45の回転操作によって遊技領域41に打ち出された遊技球が図柄始動口48に入賞すると、「抽選」を実行し、「大当たり」を生起させるか否かを決定する。また、「抽選」を実行すると略同時に、図柄表示装置46に表示された図柄を変動させ(他の図柄と順々に入れ替わる動画を表示し)、所定時間後に停止させて新たな図柄を表示する。さらに、「抽選」において「大当たり」が生起した場合には、図柄の変動後に、予め設定された「大当たり図柄」を表示し、しかる後に、「大当たり状態」を生起させる。「大当たり状態」においては、アタッカ部材49の扉部材を所定回数だけ断続的に開成させるとともに、各種の発光部材を所定の態様で発光させ、スピーカ44から所定の効果音を発生させる。一方、各種の入賞装置に遊技球が入賞した場合には、遊技球払出装置57が、所定数の遊技球を賞品球として供給皿42に払い出す。
また、パチンコ機36は、制御装置1の状態を監視するために、R/Wユニット38のRF回路58が、監視ユニット74のアンテナ32を介して、制御装置1のICタグ26に対して、所定の周波数(13.56MHz)の呼出波を送信(RF送信)する。ICタグ26は、呼出波を受けると、直ちに、EEPROM29内から識別コードを呼び出し、その識別コードを含めた反射波を送信(RF送信)する。ICタグ26が反射波を送信すると、R/Wユニット38は、監視ユニット74内のアンテナ32によって、その反射波を受信(RF受信)する。R/Wユニット38は、反射波に含まれる識別コードが登録されたものであると確認すると、再度、直ちに呼出波を送信することにより、監視動作を、短時間(約数十ms)の周期で繰り返し実行する。
一方、R/Wユニット38は、呼出波を送信してから所定時間(たとえば、50ms)内に反射波を受信しなかった場合(すなわち、制御装置1が不正に開放された場合)に異常と判断し、異常を検知した旨をEEPROM52に記憶するとともに、所定の異常検知信号を外部に出力して、パチンコホールの店員や管理者の注意を喚起する。
したがって、監視ユニット74が無理矢理動かされて、アンテナ32とICタグ26との距離が、アンテナ32から出力される呼出波の出力範囲やICタグ26から出力される反射波の出力範囲を超えてしまった場合には、アンテナ32およびICタグ26が、呼出波・反射波の送受信をすることができなくなるため、R/Wユニット38は、異常を検知した旨をEEPROM52に記憶するとともに、所定の異常検知信号を外部に出力する。
また、監視ユニット74が剥ぎ取られたり、バンド80が切断されたりした場合(リード線110が切断された場合)も、R/Wユニット38は、アンテナ32へ呼出波を送信することができなくなるため、異常を検知した旨をEEPROM52に記憶するとともに、所定の異常検知信号を外部に出力する。
6.実施例の不正監視ユニット、制御装置、および遊技機の効果
実施例の不正監視ユニット(ICタグ26、監視ユニット74、およびR/Wユニット38)は、上記の如く、監視装置であるR/Wユニット38が、長手方向に沿ってアンテナ32の配線を敷設した長尺なベルト部材であるバンド80と、アンテナ32を備えるとともにバンド80の基端を固着した状態でバンド80の先端を係着可能なハウジングHとを有しているため、ICタグ26を制御装置1の収納ケースCに固着し、そのICタグ26とアンテナ32とが対峙するようにバンド80を制御装置1の収納ケースCに捲回させるだけで、制御装置1の不正開放を監視することが可能となる。また、すでにパチンコホールに設置されている遊技機の制御装置や、各メーカーによって製造される異なるタイプの制御装置等にも非常に容易に取り付けることができる。さらに、バンド80に敷設されたアンテナ32の配線であるリード線110同士の間隔(図6におけるL1)が、約1.0mmに調整されているとともに、リード線110の基端から折返し部分までの長さ(L2=約900mm)の約0.011倍となるように調整されているため、リード線110がアンテナ32と同様の作用を生じることに起因して、ICタグ26とアンテナ32とが通信エラーを起こす心配がない。加えて、振動した際や、夏期においてリード線110が膨張した場合でも、リード線110の短絡によるエラーが発生する心配がない。
一方、制御装置1は、上記の如く、不正監視ユニットが、ICタグ26を収納ケースCに取り付けるとともに、ベルト部材であるバンド80を収納ケースCの外周に弛みなく捲回させ、係脱摘みである摘み96の操作によりバンド80の先端をハウジングHに係着させた状態で装着されており、装着された不正監視ユニットのハウジングHに設置されたアンテナ32が、ICタグ26との間で、非接触式のID通信をすることが可能な状態になっている(すなわち、無線通信可能な所定距離(約3.0mm以下)を隔ててICタグ26と対峙した状態になっている)ため、収納ケースCが不正に開放された場合(すなわち、監視ユニット74が剥ぎ取られたり、監視ユニット74のバンド80が切断されたりした場合)には、ICタグ26とアンテナ32とが送受信不能となり、不正に開放された事態を直ちに(リアルタイムで)検知することができる。したがって、LSI25等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
一方、パチンコ機1は、上記の如く、不正監視ユニットを装着した制御装置1を備えているので、制御装置1の収納ケースCが不正に開放された場合には、ICタグ26とアンテナ32とによって、直ちにその事態を検知することができるので、LSI等の制御素子の不正取り替え、不正改造等の不正行為を、効果的に防止することができる。
7.本発明の変更例の説明
本発明の制御装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、不正監視ユニット、ICタグ、アンテナ、バンド(ベルト部材)、リード線、ハウジング、制御素子、収納ケースの材料、形状、構造等の構成を本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜変更することができる。
たとえば、制御装置は、上記実施形態の如く、ICタグとアンテナとがきわめて短い距離(約3.0mm以下)を隔てて対峙するものに限定されず、ICタグとアンテナとの距離を必要に応じて適宜変更することができる。なお、ICタグの反射波の出力範囲(通信距離)は、コイルの巻き数の変更等によって、適宜調整することが可能である。
さらに、制御装置の収納ケースは、上記実施形態の如く、シンプルな係合機構のみを設けたものに限定されず、片方のケースの端縁に、ワンウェイタイプのネジを保持した切断可能な複数のネジ保持部を設ける(たとえば、小径の連結体を介して片方のケースの本体にネジ保持部が繋がった形状となるように、片方のケース、連結体、ネジ保持部を合成樹脂によって一体的に成形する)とともに、他方のケースの端縁に、ネジ保持部に保持されたネジを螺着させるネジ孔を形成したもの等に変更することも可能である。かかる構成を採用した場合には、収納ケースが不正に開放されると、収納ケースに不正に開放された痕跡が残り、目視によっても、その事態を速やかに把握することができるため、収納ケースの不正開放が一層困難なものとなる、というメリットがある。
また、制御装置は、1組のICタグとアンテナとを設置したものに限定されず、2組以上のICタグとアンテナとを設置したものでも良い。さらに、ICタグを収納ケースの外側に取り付けたものに限定されず、収納ケースの内側面や基板上に取り付けたものでも良い。
さらに、ICタグの設置方法は、上記実施形態の如く、接着剤による接着に限定されず、ICタグを構成する樹脂を収納ケースに融着させる方法等の他の方法を採用することも可能である。なお、シート状のICタグを、裏面に粘着剤を塗布したシールとするとともに、粘着剤層の表面に剥離紙を貼着しておき、設置する際に剥離紙を剥離して貼着するように構成すれば、ICタグの設置が非常に容易になる、というメリットがある。
加えて、ICタグは、剥離すると機能を果たさなくなる、いわゆる自己破壊タイプのものとすることも可能である。そして、そのように自己破壊タイプのものとする方法としては、基板の表面に積層する粘着剤層中に送受信回路を形成する方法や、剥離によって所定量以上の応力が加わると短絡するような回路をICタグに設ける(内蔵させる)方法等を採用することができる。そのように構成した場合には、ICタグが剥がされると直ちにアンテナと通信できなくなるため、監視装置による不正監視機能が一層信頼性の高いものとなる。
また、ICタグは、他のICタグと識別するためのIDコードのみならずメーカーIDやホールID等の識別情報をも記憶させたものに変更することも可能である。
また、不正監視ユニットを装着する制御装置は、上記実施形態の如く、遊技機の主たる遊技動作を制御するためのものに限定されず、遊技球の払出動作を制御するためのものや、複数の基板を統合して制御するためのもの等に変更することも可能である。
一方、R/Wユニットは、制御装置の定期的な監視のみを行うものに限定されず、テンキー等の入力手段が設けられており、所定の入力をすることによって、任意のタイミングで制御装置の監視を行うことができるものに変更することも可能である。なお、R/Wユニットを、上記実施形態の如く、ごく短時間の周期で常時定期的な監視を行うものとした場合には、不正行為が行われた事態をリアルタイムで把握することができる、というメリットがある。また、R/Wユニットは、異常を検知した旨を不揮発性の記憶手段であるEEPROMに記憶するものに限定されず、通常のRAM、ハードディスク、光メディア等の記憶手段に記憶するもの等でも良い。さらに、R/Wユニットは、パチンコ機が設置される島設備から電源供給を受けるものに限定されず、パチンコ機から電源供給を受けるもの等でも良い。
また、R/Wユニットは、分割式の収納ケースで覆われた制御装置の監視を行うものに限定されず、片端縁が軸支された片開きタイプの収納ケースで覆われた制御装置を監視するものや、スイッチボックス等の制御装置とは異なる装置を監視するものに変更することも可能である。
加えて、不正監視ユニットは、バンドに銅のエッチングによりリード線を敷設したものに限定されず、金属ペーストの単純な塗布等によりリード線を敷設したもの等でも良い。さらに、バンドやハウジングを形成する樹脂の種類も、適宜変更することが可能である。
また、R/Wユニットは、営業時間中には異常事態の報知のみを行い、パチンコ機が稼働していない夜間等には監視履歴情報をEEPROM等の記憶手段に記憶させるものに変更することも可能である。
さらに、R/Wユニットは、携帯端末(たとえば、PDAや携帯電話)等の外部の機器からの呼び出しに応じて、記憶手段に記憶させた監視履歴に関する情報を出力するものとすることも可能である。
加えて、上記実施形態においてはパチンコ機に用いられる制御装置について説明したが、本発明の制御装置が用いられる機器は、スロットマシーンやテレビゲーム等のパチンコ機以外の遊技機でも良いし、工作機械や産業用ロボット等の所定の動作を行う別の機器でも良い。また、本発明の不正監視ユニットを設置する制御装置も、遊技機の制御装置に限定されず、工作機械や産業用ロボット等の機器の制御装置でも良い。
本発明の不正監視ユニットは、パチンコ機、スロットマシーン等の各種の機器に搭載される制御装置の不正監視ユニットとして好適に用いることができる。また、本発明の制御装置は、パチンコ機、スロットマシーン等の各種の機器の制御装置として好適に用いることができる。さらに、本発明の遊技機は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機として好適に利用することができる。
制御装置の正面図である。 制御装置の斜視図である。 収納ケースを開放し基板を取り外した状態を示す斜視図である。 ICタグの正面図である。 ICタグの制御機構を示すブロック図である。 監視ユニットの背面図である。 監視ユニットの分解斜視図(前方から見た分解斜視図)である。 監視ユニットの分解斜視図(後方から見た分解斜視図)である。 監視ユニットの断面図(図1におけるA−A線断面図)である。 アンテナの正面図である。 制御装置を設置したパチンコ機の正面図である。 制御装置を設置したパチンコ機の裏面図である。 R/Wユニットの制御機構を示すブロック図である。 バンドとR/Wユニットとの接続状態を示す回路図である。 パチンコ機の制御機構を示すブロック図である。
符号の説明
1・・制御装置、3・・上ケース、4・・下ケース、25・・LSI(制御素子)、26・・ICタグ、32・・アンテナ、36・・パチンコ機(遊技機)、80・・バンド(ベルト部材)、H・・ハウジング、C・・収納ケース。

Claims (3)

  1. ICタグ、およびそのICタグに対しアンテナを介して呼出波を送信しICタグからの反射波を受信する監視装置からなる不正監視ユニットであって、
    前記監視装置が、長手方向に沿って前記アンテナの配線を折返し状に敷設した長尺なベルト部材と、前記アンテナを備えるとともに前記ベルト部材の基端を固着した状態でベルト部材の先端を係着可能なハウジングとを有しており、
    前記ベルト部材に敷設されたアンテナの配線同士の間隔が、0.1mm以上5.0mm以下であり、かつ、アンテナの配線の基端から折返し部分までの長さの0.025倍以下となるように調整されていることを特徴とする不正監視ユニット。
  2. 所定の動作を行う機器の動作内容を制御するための制御素子が、収納ケースによって外部と遮断された状態で収納された制御装置であって、
    請求項1に記載の不正監視ユニットが、ICタグを前記収納ケースに取り付けるとともに、ベルト部材を収納ケースの外周に弛みなく捲回させ、ベルト部材の先端をハウジングに係着させた状態で装着されており、
    装着された不正監視ユニットのハウジングに収納されたアンテナが、ICタグとの間で、ID通信可能になっていることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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