JP2005260447A - 処理ユニット選択式信号処理装置およびそれを備えるイメージセンサ搭載機器ならびに通信機 - Google Patents

処理ユニット選択式信号処理装置およびそれを備えるイメージセンサ搭載機器ならびに通信機 Download PDF

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Abstract

【課題】入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置を実現する。
【解決手段】信号処理ユニット1〜Nには入力部の前に、入力部と信号処理装置11の入力端子INとの間を導通または非導通とするスイッチSW1〜SWNが設けられている。各信号処理ユニットは、各スイッチを介して直列に配置され、信号処理に使用する信号処理ユニットを選択して直列に接続する。スイッチSW1〜SWNによって、信号処理に使用する信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の信号処理ユニットに入力信号aが入力されるように、入力位置の切り替えを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信、音声信号処理、画像信号処理等で使用される、可変特性を有する信号処理装置に関するものである。
複数段の信号処理ユニットが直列に接続された信号処理装置の特性を可変にするために、信号処理装置からの信号の出力位置を制御する手法が使われている。例えば、特許文献1には、図9に示すように、抵抗を用いたアッテネータを信号処理ユニットとし、これを複数直列に多段接続したステップアッテネータ(信号処理装置)からの出力取り出し位置を、増幅回路へのバイアスを制御することで変更して、信号に対する利得を可変にする回路が述べられている。同図において、抵抗Rおよび抵抗KRで構成されるアッテネータが直列に接続されたはしご型回路により、ステップアッテネータ103が構成されているが、最終段の信号処理ユニットは抵抗Rおよび終端抵抗Rtによるアッテネータとなっている。このステップアッテネータ103に端子101・102から入力信号が入力される。ステップアッテネータ103からの出力信号は、演算増幅器105、抵抗Rf、および抵抗(G−1)Rfで構成される利得固定の増幅回路104に入力されるが、演算増幅器105の非反転入力端子への出力信号ははしご型回路の途中の出力位置から出力される。この出力位置は可変となっており、端子106・107に入力されるアナログ信号に従って、アナログ利得制御回路108が変化させるようになっている。これにより、端子101・102から入力される信号に対する、増幅回路104の出力信号の増幅度が変化する。従って、上記出力位置を変化させることで、ステップアッテネータ103は信号処理特性を変化させることができる。
米国特許第5077541号明細書
上述した信号処理装置では、複数段の信号処理ユニットが直列接続された回路のうち初段の信号処理ユニットには、常に信号が入力されている。従って、例えば、各信号処理ユニットが増幅器であり、入力信号のレベルに応じて信号処理装置の利得を変えて出力信号がほぼ一定のレベルになるような制御をする場合などは、入力レベルが低くて多数の段を動作させて大きな増幅を行うこととなる。このとき、初段の信号処理ユニットは入力レベルが低いため、高いS/N比を有することが望ましい。ところがS/N比の高い増幅回路は消費電力も大きくなるため、入力レベルが大きくて必要とされるS/N比が相対的に低い場合にも、初段の信号処理ユニットを動作させることは、無駄な消費電力を招く。
このように、従来の信号処理装置は、必要・不必要に関わらず、初段の信号処理ユニットに信号が入力されて信号処理が行われ、後段へと出力されるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置、およびそれを備えるイメージセンサ搭載機器ならびに通信機を実現することにある。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、複数段の信号処理ユニットを備え、信号処理に使用する上記信号処理ユニットが選択可能であり、上記信号処理ユニットを信号処理に複数段使用する場合には使用する上記信号処理ユニットを直列接続する処理ユニット選択式信号処理装置であって、信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の上記信号処理ユニットに上記処理ユニット選択式信号処理装置への入力信号が入力されるように、入力位置が切り替えられることを特徴としている。
上記の発明によれば、複数段の信号処理ユニットのうち信号処理に使用する信号処理ユニットが選択可能であって、選択したもののうち信号処理最上流側の信号処理ユニットに入力信号が入力されるように入力位置が切り替えられる。これにより、入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置を実現することができる。
また、信号処理に使用しない信号処理ユニットを信号処理時よりも消費電力の小さい状態にすれば、ユニット選択式信号処理装置を消費電力を抑制することのできる信号処理装置とすることができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の上記信号処理ユニットの出力信号が上記処理ユニット選択式信号処理装置の出力信号となるように、出力位置が切り替えられることを特徴としている。
上記の発明によれば、選択した信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の信号処理ユニットの出力信号が処理ユニット選択式信号処理装置の出力信号となるように出力位置が切り替えられる。これにより、信号処理が終了する信号処理ユニットを選択することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、いずれの上記信号処理ユニットも信号処理に使用しない場合には、上記処理ユニット選択式信号処理装置への入力信号が上記処理ユニット選択式信号処理装置の出力信号として出力されることを特徴としている。
上記の発明によれば、入力信号の信号処理を処理ユニット選択式信号処理装置で行わないという選択が可能になる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、信号処理に使用しない上記信号処理ユニットの合計の消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴としている。
上記の発明によれば、処理ユニット選択式信号処理装置は、消費電力を抑制することのできる信号処理装置となる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、信号処理に使用しない上記信号処理ユニットのそれぞれの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴としている。
上記の発明によれば、処理ユニット選択式信号処理装置は、消費電力を抑制することのできる信号処理装置となる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の上記信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理上流側となる上記信号処理ユニットの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴としている。
上記の発明によれば、信号処理に使用しない信号処理上流側の信号処理ユニットの消費電力を抑制することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の上記信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理下流側となる上記信号処理ユニットの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴としている。
上記の発明によれば、信号処理に使用しない信号処理下流側の信号処理ユニットの消費電力を抑制することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の周波数選択性フィルタリングを行うフィルタを有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴としている。
上記の発明によれば、フィルタの信号処理への使用・不使用、入力位置のフィルタへの設定・非設定を任意に選択することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の増幅を行う増幅器を有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴としている。
上記の発明によれば、増幅器の信号処理への使用・不使用、入力位置の増幅器への設定・非設定を任意に選択することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の減衰を行う減衰器を有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴としている。
上記の発明によれば、減衰器の信号処理への使用・不使用、入力位置の減衰器への設定・非設定を任意に選択することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、上記課題を解決するために、所定の上記信号処理ユニットは、上記所定の上記信号処理ユニット以外の上記信号処理ユニットより入力換算雑音が小さいことを特徴とする特徴としている。
上記の発明によれば、入力信号のレベルが小さいときにのみ所定の信号処理ユニットを入力位置として信号処理に用いれば、その他の場合には所定の信号処理ユニットを消費電力の小さい状態とすることにより、処理ユニット選択式信号処理装置の消費電力を大きく抑制することができる。
本発明のイメージセンサは、上記課題を解決するために、上記処理ユニット選択式信号処理装置を、イメージセンサの出力信号を処理する装置の少なくとも一部として備えることを特徴としている。
上記の発明によれば、入力位置が可変で低消費電力化の図れる処理ユニット選択式信号処理装置を用いた、高性能、低消費電力のイメージセンサ搭載機器を提供することができる。
本発明の通信機は、上記課題を解決するために、上記処理ユニット選択式信号処理装置を、通信用信号を処理する装置の少なくとも一部として備えることを特徴としている。
上記の発明によれば、入力位置が可変で低消費電力化の図れる処理ユニット選択式信号処理装置を用いた、高性能、低消費電力の通信機を提供することができる。
本発明の処理ユニット選択式信号処理装置は、以上のように、複数段の信号処理ユニットを備え、信号処理に使用する上記信号処理ユニットが選択可能であり、上記信号処理ユニットを信号処理に複数段使用する場合には使用する上記信号処理ユニットを直列接続する処理ユニット選択式信号処理装置であって、信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の上記信号処理ユニットに上記処理ユニット選択式信号処理装置への入力信号が入力されるように、入力位置が切り替えられる。
それゆえ、入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置を実現することができるという効果を奏する。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図3に基づき説明すると以下の通りである。
図1に、本実施の形態に係る信号処理装置(処理ユニット選択式信号処理装置)11の構成を示す。信号処理装置11は、複数段の信号処理ユニット1,2,…,N(Nは整数)が、スイッチを介してこの順で直列に配置されたものである。各スイッチは信号処理ユニットの入力部の前に設けられており、信号処理ユニットk(1≦k≦N)の入力部の前に設けられたスイッチをスイッチSWkとする。スイッチSW1〜SWNは、信号処理装置11の入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通または非導通とする。また、スイッチSW2〜スイッチSWNのそれぞれは、信号処理ユニットkの入力部と信号処理ユニットk−1の出力部との間を導通または非導通とする。スイッチSW2〜SWNのそれぞれは、入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させているときは、信号処理ユニットkの入力部と信号処理ユニットk−1の出力部との間を非導通とする。また、スイッチSW2〜SWNのそれぞれは、入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を非導通としているときは、信号処理ユニットkの入力部と信号処理ユニットk−1の出力部との間を導通させる。また、スイッチSW1〜SWNのいずれか1つが入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させるようになっており、このとき他のスイッチは入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を非導通とする。
上記の構成により、信号処理装置11では、入力端子INへの入力信号aを信号処理ユニット1〜Nのいずれから入力するかが切り替えられるようになっており、スイッチSW1〜SWNは入力位置選択スイッチの機能を有している。どのスイッチについて入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させるかは、信号処理装置11に必要とされる信号処理特性に応じて決められる。このように、信号処理装置11は、入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置である。
また、上述のスイッチの動作により、入力端子INから入力信号aが入力された信号処理ユニットkから、信号処理ユニットNまでは、信号処理ユニット間のスイッチが互いを接続し、信号処理に使用する信号処理ユニットが直列に接続される。直列接続された信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の信号処理ユニットkに入力信号aが入力されると、入力信号aは信号処理ユニットkで処理された後、前段の出力が後段の入力となるように、信号処理ユニットk+1、…、信号処理ユニットNで順に処理され、出力端子OUTから出力信号bとなって出力される。本実施の形態では、信号処理装置11の出力信号bは必ず信号処理ユニットNから出力される。
なお、本実施の形態では、信号処理ユニットとして、入力部の前にスイッチを有していて該入力部が当該スイッチを介して共通の端子(入力端子IN)に接続可能であり、また、隣接するものと当該スイッチを介して配置されることにより複数段全体で直列に配置されているものを挙げている。構成は電気回路だけに限らない。なお、信号処理ユニットの入力部と上記共通の端子とを接続するスイッチと、信号処理ユニットを直列に配置するためのスイッチとは別々に設けられていてもよい。また、入力部に信号が入力されないときに次段の信号処理ユニットとの間を電気的に分離しなくても信号処理に悪影響を与えなければ、信号処理ユニットを直列に配置するためのスイッチは無くてもよい。また、直列配置の最終段となる信号処理ユニットの出力部の位置は、任意に定義可能である。
図1には、入力信号aの入力位置が信号処理ユニット2であり、それ以降の信号処理ユニットで順次信号処理が行われる例が示されている。入力信号aの入力位置が信号処理ユニット1〜N−1のいずれかである場合は、信号処理に使用する信号処理ユニットは複数段あり、入力位置の信号処理ユニットから信号処理ユニットNまでを選択して直列接続する。入力信号aの入力位置が信号処理ユニットNである場合は、信号処理ユニットNのみで信号処理が行われる。すなわち、信号処理装置11は、信号処理に使用する信号処理ユニットが選択可能であり、信号処理ユニットを信号処理に複数段使用する場合には使用する信号処理ユニットを直列接続する。これにより、信号処理装置11は、選択した信号処理ユニットあるいはその組合せにより信号処理特性が可変となり、必要とされる信号処理特性に近い信号処理特性を容易に実現することが可能である。
なお、信号処理ユニットには、例えば、図2に示す、演算増幅器を用いた反転増幅器15が用いられる。反転増幅器15は信号の増幅を行う増幅器であり、演算増幅器15a、演算増幅器15aの入力側に設けられた利得設定用の抵抗R1、演算増幅器15aのフィードバック抵抗として設けられた利得設定用の抵抗R2からなる。非反転入力端子は接地されている。
また、信号処理ユニットには、例えば、図3に示す、演算増幅器を用いたローパスフィルタ16などを用いることができる。ローパスフィルタ16は信号の周波数選択性フィルタリングを行う1次遅れ系のフィルタであり、演算増幅器16a、演算増幅器16aの入力側の抵抗R3、フィルタコンデンサC、フィードバック抵抗R4からなる。非反転入力端子は接地されている。
複数の信号処理ユニットの中に、上記のように増幅器を有する信号処理ユニットやフィルタを有する信号処理ユニットが含まれ得る。また、図示しないが、背景技術で述べたような信号の減衰を行う減衰器(アッテネータ)を有する信号処理ユニットが含まれていてもよい。
上記のように反転増幅器15、ローパスフィルタ16、減衰器を有する信号処理ユニットフィルタとすることにより、反転増幅器15、ローパスフィルタ16、減衰器の、信号処理への使用・不使用、反転増幅器15、ローパスフィルタ16、減衰器への入力位置の設定・非設定を任意に選択することができる。
上記図2および図3は、信号処理ユニットを電気回路だけで構成した例を示している。
図2に示す反転増幅器15では、利得は−R2/R1で表されるが、同じ利得でも抵抗R1,R2の抵抗値を小さくすることで抵抗の熱雑音が減少するため、入力換算ノイズの小さい信号処理回路となる。しかしながら、抵抗値を小さくすると演算増幅器15aの負荷抵抗が小さくなるため、ドライブ力の強い演算増幅器が必要となり消費電流が増加する。
そこで、例えば信号処理ユニット1〜Nを全て増幅器からなるものとし、入力換算ノイズの小さな信号処理ユニットが必要となるような小さなレベルの入力信号aが入力される場合に備えて、信号処理ユニット1の入力換算ノイズを他の信号処理ユニット2〜Nよりも小さくしておく。レベルの小さな入力信号aが入力されるときにのみ信号処理ユニット1が信号処理を受け持つように制御することにより、その他の場合には信号処理ユニット1以外のみを用いることとなるため、信号処理に使用しない信号処理ユニット1の消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすれば、信号処理装置11の消費電力を大きく抑制することが可能である。また、信号処理に使用しない信号処理ユニットが複数段ある場合には、信号処理に使用しない信号処理ユニットのそれぞれの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすればよい。
上記例の場合、消費電力を信号処理時よりも小さい状態とする信号処理ユニットは、信号処理に使用する信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理上流側となる、信号処理に使用しない信号処理ユニットである。これにより、信号処理に使用しない信号処理上流側の信号処理ユニットの消費電力を抑制することができる。
また、信号処理に使用しない信号処理ユニットの合計の消費電力を信号処理時よりも小さい状態としても、信号処理装置11全体の消費電力を抑制することが可能である。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態について、図4に基づき説明すると以下の通りである。なお、前記第1の実施形態1と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に、本実施の形態に係る信号処理装置(処理ユニット選択式信号処理装置)21の構成を示す。信号処理装置21は、複数段の信号処理ユニット1,2,…,N(Nは整数)が、スイッチを介してこの順で直列に配置されたものである。これらスイッチには2種類あり、信号処理ユニットk(1≦k≦N)の入力部の前に設けられたスイッチを第1のスイッチSWkf、出力部の後に設けられたスイッチを第2のスイッチSWkbとする。第1のスイッチSW1f〜SWNfは、信号処理装置21の入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通または非導通とする。また、第2のスイッチSW1b〜SWNbは、出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を導通または非導通とする。
また、信号処理装置21には、入力端子INと出力端子OUTとの間を導通または非導通とするスイッチSW0が設けられている。
また、隣接する信号処理ユニット同士の間にはノードが設けられている。図4に、信号処理ユニット1と2との間はノードn(1−2)、信号処理ユニット2と3との間にはノードn(2−3)、信号処理ユニットkとk+1との間にはノードn(k−(k+1))、という具合に各ノードを示した。
第1のスイッチSW2f〜SWNfのそれぞれは、入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させているときは、信号処理ユニットkの入力部とノードn((k−1)−k)との間を非導通とし、入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を非導通とするときは、信号処理ユニットkの入力部とノードn((k−1)−k)との間を導通させる。また、第2のスイッチSW1b〜SW(N−1)bのそれぞれは、出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を導通させているときは、信号処理ユニットkの出力部とノードn(k−(k+1))との間を非導通とし、出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を非導通とするときは、信号処理ユニットkの出力部とノードn(k−(k+1))との間を導通させる。
また、第1のスイッチSW1f〜SWNfのいずれか1つが入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させるようになっており、このとき他の第1のスイッチは入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を非導通とする。このときスイッチSW0も非導通とする。ただし、スイッチSW0が入力端子INと出力端子OUTとの間を導通させているときは、第1のスイッチSW1f〜SWNfは入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を非導通とする。
また、第2のスイッチSW1b〜SWNbのいずれか1つが出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を導通させるようになっており、このとき他の第2のスイッチは出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を非導通とする。このときスイッチSW0も非導通とする。ただし、スイッチSW0が入力端子INと出力端子OUTとの間を導通させているときは、第2のスイッチSW1b〜SWNbは出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を非導通とする。
上記の構成により、信号処理装置21では、入力端子INへの入力信号aを信号処理ユニット1〜Nのいずれから入力するか、また出力端子OUTからの出力信号bを信号処理ユニット1〜Nのいずれから出力するかが切り替えられるようになっており、スイッチSW1f〜SWNfは入力位置選択スイッチの機能を有している。また、信号処理ユニット1〜Nのいずれにも入力信号aを入力せず、信号処理ユニット1〜Nのいずれからも出力信号bを出力せず、入力信号aをそのまま出力信号bとすることもできる。
どの第1のスイッチに対して入力端子INと信号処理ユニットkの入力部との間を導通させるかは、信号処理装置21に必要とされる信号処理特性に応じて決められる。このように、信号処理装置21は、入力が開始される信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置である。また、どの第2のスイッチに対して出力端子OUTと信号処理ユニットkの出力部との間を導通させるかも、信号処理装置21に必要とされる信号処理特性に応じて決められる。このように、信号処理装置21は、信号処理が終了する信号処理ユニットを選択することのできる信号処理装置である。
また、上述のスイッチの動作により、入力端子INから入力信号aが入力された信号処理ユニットkから、信号処理ユニットNまでは、信号処理ユニット間の第1のスイッチおよび第2のスイッチが互いを接続し、信号処理に使用する信号処理ユニットが直列に接続される。直列接続された信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の信号処理ユニットkに入力信号aが入力されると、入力信号aは信号処理ユニットkで処理された後、前段の出力が後段の入力となるように、信号処理ユニットk+1、…、信号処理ユニットh(k≦h≦N)で順に処理され、出力端子OUTから出力信号bとなって出力される。本実施の形態では、信号処理装置21の出力信号bは、直列接続された信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の信号処理ユニットhから出力される。
なお、本実施の形態では、信号処理ユニットとして、入力部の前に第1のスイッチを有していて該入力部が当該第1のスイッチを介して第1の共通の端子(入力端子IN)に接続可能であり、また、出力部の後に第2のスイッチを有していて該出力部が当該第2のスイッチを介して第2の共通の端子(出力端子OUT)に接続可能であり、また、隣接するものと当該第1のスイッチおよび第2のスイッチを介して配置されることにより複数段全体が直列に配置されているものを挙げている。構成は電気回路だけに限らない。なお、信号処理ユニットの入力部と上記第1の共通の端子とを接続するスイッチ、および上記第2の共通端子と信号処理ユニットの出力部とを接続するスイッチと、信号処理ユニットを直列に配置するためのスイッチとは別々に設けられていてもよい。また、入力部に信号が入力されないときに次段の信号処理ユニットとの間を電気的に分離しなくても信号処理に悪影響を与えなければ、信号処理ユニットを直列に配置するためのスイッチは無くてもよい。
図4には、入力信号aの入力位置が信号処理ユニット2であり、出力信号bとなる信号の出力位置が信号処理ユニット2である例が示されている。信号処理に使用する信号処理ユニットが複数段ある場合は、これらを選択して直列接続する。スイッチSW0を介して入力信号aを出力信号bとすることにより、入力信号aの信号処理を信号処理装置21で行わないようにするという選択も可能である。すなわち、信号処理装置21は、信号処理に使用する信号処理ユニットが選択可能であり、信号処理ユニットを信号処理に複数段使用する場合には使用する信号処理ユニットを直列接続する。これにより、信号処理装置21は、選択した信号処理ユニットあるいはその組合せにより信号処理特性が可変となり、必要とされる信号処理特性に近い信号処理特性を容易に実現することが可能である。
なお、信号処理ユニットの具体的構成については、第1の実施形態と同様である。
また、消費電力の抑制については、第1の実施形態で述べたことの他に以下のことが言える。本実施の形態の場合、消費電力を信号処理時よりも小さい状態とする信号処理ユニットは、信号処理に使用する信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理上流側となる、信号処理に使用しない信号処理ユニットの他に、信号処理に使用する信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理下流側となる、信号処理に使用しない信号処理ユニットを加えることができる。これにより、信号処理に使用しない信号処理上流側の信号処理ユニットだけでなく、信号処理に使用しない信号処理下流側の信号処理ユニットの消費電力も抑制することができる。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態について、図5に基づき説明すると以下の通りである。なお、前記第1および第2の実施形態と同一の機能を有する構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る信号処理装置(処理ユニット選択式信号処理装置)31は、前記第2の実施形態で述べた信号処理装置21に動作状態制御装置35が追加された構成である。動作状態制御装置35は、信号処理ユニット1から信号処理ユニットNまでのそれぞれの信号処理ユニットの動作状態を制御するものであり、入力信号aが入力されて出力信号bが出力されるまでの間に、信号処理に使用する信号処理ユニットを動作状態に保ち、それ以外の信号処理ユニットの動作を停止または、消費電力が下るようなモードに制御する。信号処理ユニットが演算増幅器を使用している場合、この制御は、演算増幅器のバイアス電流を制御することで行うことが可能である。
図6に、動作状態制御装置35によって信号処理ユニットの動作を停止させて消費電流を下げるモードへの制御機能の例を示す。
図6の回路は,図2に示す演算増幅器15aの回路例である。演算増幅器15aは、高電位側の電源端子911と低電位側の電源端子GNDとから電源供給される。差動入力段は、ゲートを反転入力端子とするNMOSトランジスタ903、ゲートを非反転入力端子とするNMOSトランジスタ904、NMOSトランジスタ903の能動負荷となるPMOSトランジスタ905とNMOSトランジスタ904の能動負荷となるPMOSトランジスタ906とからなるカレントミラー回路、NMOSトランジスタ903のソースおよびNMOSトランジスタ904のソースとGNDとの間に接続される定電流源用のNMOSトランジスタ907で構成されている。出力段は差動入力段の差動出力がゲートに入力されるPMOSトランジスタ908と、MOSトランジスタ908とGNDとの間に接続されるNMOSトランジスタ909とから構成されている。PMOSトランジスタ908のドレインが演算増幅器15aの出力端子910となっている。NMOSトランジスタ907およびNMOSトランジスタ909のゲートには、バイアス用電源900から切り替えスイッチ902を介してバイアス電圧が印加されている。
上記切り替えスイッチ902は、動作状態制御装置35からの制御信号が入力されるパワーダウン制御端子901を有している。制御信号が演算増幅器15aを動作させる指示を行うものであるときは、バイアス用電源900をNMOSトランジスタ907およびNMOSトランジスタ909のゲートに接続する。制御信号が演算増幅器15aの動作を停止させる指示を行うものであるときは、NMOSトランジスタ907およびNMOSトランジスタ909のゲートをバイアス用電源900から切り離してGNDに接続するように切り替え動作を行う。上記ゲートをGNDに接続して演算増幅器15aのバイアス電圧をGNDに落とすと、演算増幅器15aには電流が殆ど流れなくなる。
以上、各実施形態について述べた。以下に、前記各実施の形態に基づいた実施例を挙げて説明する。
〔実施例1〕
図7に、実施例1として、前記実施形態に基づく信号処理装置をイメージセンサの出力信号を処理する装置の少なくとも一部として備える、デジタルカメラ(イメージセンサ搭載機器)の構成を挙げる。
図7のデジタルカメラは、イメージセンサ600、可変特性信号処理回路705、可変利得アンプ706、CDS回路707、A/D変換器708を備えている。イメージセンサ600より後段の回路は、イメージセンサ600の出力信号のレベルを調整し、アナログ信号をデジタル信号に変換して画像処理回路に渡す、インターフェース回路である。
イメージセンサ600は、CCDやCMOSイメージセンサである。
可変特性信号処理回路705は、前記実施形態に基づく信号処理装置であり、切り替えスイッチ700、固定利得増幅器701・702・703、制御回路704を備えている。固定利得増幅器701〜703は、第1の実施形態における信号処理装置11のように、入力信号の入力位置が可変で出力信号の出力位置が固定となっている信号処理装置を構成する信号処理ユニットである。利得はそれぞれa倍,b倍,c倍である。スイッチ700は、イメージセンサ600から出力される信号を固定利得増幅器701・702・703のいずれに入力するかを選択するためのスイッチである。入力位置を固定利得増幅器701とすれば固定利得増幅器701・702・703が直列接続され、全体の利得はabc倍となる。入力位置を固定利得増幅器702とすれば固定利得増幅器702・703が直列接続され、全体の利得はbc倍となる。入力位置を固定利得増幅器703とすれば固定利得増幅器703のみによる増幅となり、全体の利得はc倍となる。この例では、入力信号処理ユニットを直列に配置するためのスイッチは必ずしも必要ではないため、図示していない。なお、スイッチ700は、入力信号をそのまま可変特性信号処理回路705の出力信号とすることもでき、この点には第2実施形態および第3の実施形態におけるスイッチSW0の要素が取り入れられている。
制御回路704は、外部からの制御信号709を受けて、第3の実施形態における信号処理装置31の動作状態制御装置35のように、固定利得増幅器701〜703のそれぞれの消費電力を制御するものである。また、制御回路704はスイッチ700の動作も制御する。
可変利得増幅器706は、従来型の可変利得増幅器であり、可変特性信号処理回路705の出力信号に対してさらに細かい利得調整を行う。
CDS(Correlated Double Sampling)回路707は、可変利得増幅器706の出力信号が入力され、CCD出力に含まれる基準信号と信号出力との両方をサンプリングしてその差を信号として出力する回路である。CCD出力に対する処理としては、一般的に使われている回路による処理である。CMOSイメージセンサなど、イメージセンサによってはCDS回路707が不要な場合がある。
A/D変換器708は、CDS回路707の出力信号が入力され、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
なお上記構成において、可変利得増幅器706は無くてもよい。また、可変特性信号処理回路705、可変利得増幅器706、CDS回路707の接続順序はこの通りである必要はない。
本実施例により、入力位置が可変で低消費電力化の図れる可変特性信号処理回路705を用いた、高性能、低消費電力のデジタルカメラを提供することができる。
〔実施例2〕
図8に、実施例2として、前記実施形態に基づく信号処理装置を無線通信用信号処理回路の少なくとも一部、ここでは受信回路の少なくとも一部として備える、携帯電話などのヘテロダイン型受信機(通信機)の構成を挙げる。
図8のヘテロダイン型受信機は、アンテナ800、RFフィルタ801、RF増幅器802、第1ミキサ803、IFフィルタ804、可変特性信号処理回路810、可変利得増幅器811、第2ミキサ812、ベースバンドフィルタ813を備えている。
アンテナ800で受信された信号はRFフィルタ801で所望帯域の信号だけ取り出され、RF増幅器802で増幅される。
第1ミキサ803はRF増幅器802による増幅信号を、第1局部発振信号を用いてIF(中間周波数)に変換する。IF信号はIFフィルタ804で所定の帯域だけ取り出され、可変特性信号処理回路810に入力される。
可変特性信号処理回路810は、IFフィルタ804を通過した信号を、適当なレベルに増幅するための可変増幅器の一部として使用するものである。この可変特性信号処理回路810は前記実施形態に基づく信号処理装置であり、切り替えスイッチ805、固定利得増幅器806・807・808、制御回路809を備えている。これらは前記実施例1の切り替えスイッチ700、固定利得増幅器701・702・703、制御回路704と同様であり、その説明は省略する。
可変利得増幅器811は従来型の可変利得増幅器であり、可変特性信号処理回路810の出力信号を増幅するが、無くてもよい。
第2ミキサ812は、第2局部発振信号を用いて受信信号からベースバンド信号を含む信号を取り出す。ベースバンドフィルタ813はベースバンド信号を通過させて取り出す。
本実施例により、入力位置が可変で低消費電力化の図れる可変特性信号処理回路810を用いた、高性能、低消費電力のヘテロダイン型受信機を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、デジタルカメラなどのイメージセンサ搭載機器の信号処理回路や、携帯電話などの通信機の信号処理回路に適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るものであり、信号処理装置の構成を示すブロック図である。 各実施形態における信号処理装置が備える信号処理ユニットの第1の例である反転増幅器の構成を示す回路ブロック図である。 各実施形態における信号処理装置が備える信号処理ユニットの第2の例であるローパスフィルタの構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るものであり、信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るものであり、信号処理装置の構成を示すブロック図である。 図2の反転増幅器が備える演算増幅器の構成例とその動作を停止させる構成例とを示す回路ブロック図である。 本発明の信号処理装置をイメージセンサ搭載機器に応用した例の機器構成を示すブロック図である。 本発明の信号処理装置を通信機に応用した例の機器構成を示すブロック図である。 従来の信号処理装置の構成を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1〜N 信号処理ユニット
11、21、31 信号処理装置(処理ユニット選択式信号処理装置)
600 イメージセンサ
705、810 可変特性信号処理回路(処理ユニット選択式信号処理装置)
a 入力信号
b 出力信号

Claims (13)

  1. 複数段の信号処理ユニットを備え、信号処理に使用する上記信号処理ユニットが選択可能であり、上記信号処理ユニットを信号処理に複数段使用する場合には使用する上記信号処理ユニットを直列接続する処理ユニット選択式信号処理装置であって、
    信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の上記信号処理ユニットに上記処理ユニット選択式信号処理装置への入力信号が入力されるように、入力位置が切り替えられることを特徴とする処理ユニット選択式信号処理装置。
  2. 信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の上記信号処理ユニットの出力信号が上記処理ユニット選択式信号処理装置の出力信号となるように、出力位置が切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  3. いずれの上記信号処理ユニットも信号処理に使用しない場合には、上記処理ユニット選択式信号処理装置への入力信号が上記処理ユニット選択式信号処理装置の出力信号として出力されることを特徴とする請求項1または2に記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  4. 信号処理に使用しない上記信号処理ユニットの合計の消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  5. 信号処理に使用しない上記信号処理ユニットのそれぞれの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  6. 信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最上流側の上記信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理上流側となる上記信号処理ユニットの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴とする請求項5に記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  7. 信号処理に使用する上記信号処理ユニットのうち信号処理最下流側の上記信号処理ユニットに対して、直列接続時にさらに信号処理下流側となる上記信号処理ユニットの消費電力を信号処理時よりも小さい状態とすることを特徴とする請求項6に記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  8. 複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の周波数選択性フィルタリングを行うフィルタを有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  9. 複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の増幅を行う増幅器を有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  10. 複数段の上記信号処理ユニットの中に、信号の減衰を行う減衰器を有する上記信号処理ユニットが含まれていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  11. 所定の上記信号処理ユニットは、上記所定の上記信号処理ユニット以外の上記信号処理ユニットより入力換算雑音が小さいことを特徴とする特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置を、イメージセンサの出力信号を処理する装置の少なくとも一部として備えることを特徴とするイメージセンサ搭載機器。
  13. 請求項1ないし11のいずれかに記載の処理ユニット選択式信号処理装置を、通信用信号を処理する装置の少なくとも一部として備えることを特徴とする通信機。
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JP2009239794A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多段可変利得増幅器
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