JP2005260398A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005260398A
JP2005260398A JP2004066721A JP2004066721A JP2005260398A JP 2005260398 A JP2005260398 A JP 2005260398A JP 2004066721 A JP2004066721 A JP 2004066721A JP 2004066721 A JP2004066721 A JP 2004066721A JP 2005260398 A JP2005260398 A JP 2005260398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
film
electrode pattern
pattern
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004066721A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tada
正裕 多田
Koichi Ikeda
浩一 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004066721A priority Critical patent/JP2005260398A/ja
Publication of JP2005260398A publication Critical patent/JP2005260398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】基板上の電極パターンと電極膜との間に空間部を有する構造の半導体装置において、空間部への静電気蓄積を防止して電極膜のスティッキングによる不良を防止する。
【解決手段】本発明は、基板上に形成される電極パターン10と、電極パターン10の上に空間部を介して設けられる電極膜20と、電極パターン10および電極膜20に各々に設けられ、電極パターン10と電極膜20と間を同電位にするヒューズ30を取り付けるための取り付けパターン11、21とを備える半導体装置1である。また、基板上に電極パターン10を形成する工程と、電極パターン10の上に犠牲膜を介して電極膜20を形成する工程と、電極パターン10と電極膜20との間を同電位にするヒューズ30を形成する工程と、犠牲膜を除去し、電極パターン10と電極膜20との間に空間部を形成する工程と、ヒューズ30を切断する工程とを備える半導体装置の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極パターン上に空間部を介して電極膜が形成される半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
半導体プロセスを用いて形成される微小振動子は、デバイスの占有面積が小さいこと、高いQ値を実現できること、他の半導体デバイスとのインテグレーションが可能であること、という特長により、無線通信デバイスの中でも高周波フィルタとしての利用が各研究機関から提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
微小振動子を有する半導体装置は、基板上に電極パターンを形成し、その上に犠牲膜を介して微小振動子となる電極膜を形成し、この状態で犠牲膜をエッチングによって除去することで、電極パターン上に空間部を介して電極膜が跨ぐ構造を構成している。微小振動子となる電極膜に電圧を印加すると電極膜の長さや幅、厚さ等に応じた固有周波数から成る振動が生じ、電極パターンに入力される信号に対してこの固有周波数に応じた特定周波数の信号のみを通過できるフィルタを構成できる。
特開2003−309449号公報
しかし、犠牲膜の除去して空間部を形成する構成では、次のような問題がある。すなわち、犠牲膜を除去後の微小振動子となる電極膜は静電気に対して非常に敏感であり、数十ボルトの電位差で基板上の電極パターンと接触してしまう、いわゆるスティッキングと言われる現象を引き起こす。このような半導体装置を実装する場合においては、静電対策は必須となる。
また、プロセス中においても犠牲膜を除去した後の静電対策が必要である。特に犠牲膜をHF(フッ酸)等のウェットプロセスで除去する場合は、数十ナノメートル以下の膜厚のものに対しては、スティッキング現象を引き起こす。つまり、ウェットプロセスでのスティッキングは水の表面張力やウェットプロセス中に発生する静電気の影響によるものであると言われており、その対応策としてベーパーHFや超臨界乾燥が利用されている。しかしながら、これらの設備は従来のCMOSプロセスでは使われておらず、新規に設備を導入しなければならないという問題が生じる。このため、ウェットプロセスにおいてはそのプロセス中で発生する静電気の影響を回避できず、スティッキング現象による不良が大きな問題となっている。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、基板上に形成される電極パターンと、電極パターンの上に空間部を介して設けられる電極膜と、電極パターンおよび電極膜に各々に設けられ、電極パターンと電極膜と間を同電位にするヒューズを取り付けるための取り付けパターンとを備える半導体装置である。
また、本発明は、基板上に電極パターンを形成する工程と、電極パターンの上に犠牲膜を介して電極膜を形成する工程と、電極パターンと電極膜との間を同電位にするヒューズを形成する工程と、犠牲膜を除去し、電極パターンと電極膜との間に空間部を形成する工程と、ヒューズを切断する工程とを備える半導体装置の製造方法である。
このような本発明では、電極パターンの上に空間部を介して電極膜が設けられる構成において、電極パターンと電極膜とを同電位にするためのヒューズが取り付けパターンに設けられていることから、電極パターンの上に形成した犠牲膜を除去して空間部を形成した後に電極パターンと電極膜との間に静電気が蓄積されずに済む。また、所定の工程が終了した後でヒューズを切断すれば、電極パターンと電極膜との間の空間部を維持した状態で半導体装置を構成できるようになる。
したがって、本発明によれば、電極パターンと電極膜との間の空間部が狭くなっても電極パターンと電極膜とのスティッキング現象を発生させずに済むことから、狭ギャップの振動子電極を確実に実現することが可能となる。これにより、各種周波数特性を備えた微小フィルタを信頼性高く製造することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置の主要部を説明する模式平面図、図2は図1におけるa−a’断面図、図3は図1におけるb−b’断面図、図4は図1におけるc−c’断面図である。すなわち、この半導体装置1は、主として特定周波数の信号のみを通過させるフィルタから成るもので、基板S上に形成される電極パターン10と、この電極パターン11の上に所定の空間部Gを介して設けられる電極膜20とを備えており、電極膜20を微小振動子電極とし、電極膜20と導通するパターン20aから入力される信号のうち、微小振動子電極での固有振動数に応じた周波数帯域の信号のみを電極パターン10に出力するものである。
この構成においては、微小振動子電極の幅、厚さ、梁の長さおよび材質等によって信号の通過周波数帯域が変わるため、これらを的確に制御して製造する必要がある。特に、梁の長さが長く、空間部Gが狭くなると下側の電極パターン10との間で静電気等に起因するスティッキング現象が発生しやすくなるため、本実施形態ではこれを回避できる点に特徴を有する。
本実施形態の半導体装置1では、上記の構成に加えて電極パターン10と電極膜20との間を同電位に保つ役目を果たすヒューズ30を取り付けるための取り付けパターン11、21が設けられている。つまり、電極パターン10と電極膜20とは所定の空間部Gを介して直交する状態で配置されており、電極パターン10からは取り付けパターン11が延出し、電極膜20と導通するパターン20aからは取り付けパターン21が延出している。ヒューズ30は、これらの取り付けパターン11、12を繋ぐ状態で取り付けられている。
このヒューズ30が取り付けパターン11、12を繋ぐように接続されている状態では、電極パターン10と電極膜20とが同電位になっていることから、電極パターン10と電極膜20との間での静電気の蓄積を防止することができ、静電気によるスティッキング現象を抑制することが可能となる。なお、このヒューズ30は、電極パターン10と電極膜20との間に空間部Gを形成した後、製造工程で静電気による影響がなくなった段階以降で切断されることになる。
図5は他の構造から成る半導体装置を説明する模式平面図、図6は図5におけるa−a’断面図、図7は図5におけるb−b’断面図、図8は図5におけるc−c’断面図である。すなわち、この半導体装置1も先の構造例と同様に、主として特定周波数の信号のみを通過させるフィルタから成るもので、基板S上に形成される第1電極パターン101と、この第1電極パターン101との間に所定の間隔をあけて略平行に設けられる第2電極パターン102と、電極パターン101、102の上に所定の空間部Gを介して設けられる電極膜20とを備えており、電極膜20を微小振動子電極とし、第1電極パターン101から入力される信号のうち、微小振動子電極での固有振動数に応じた周波数帯域の信号のみを第2電極パターン102に出力するものである。
また、この半導体装置1では、上記の構成に加えて第1電極パターン101と電極膜20との間を同電位に保つ役目を果たすヒューズ301を取り付けるための取り付けパターン111、121と、第2電極パターン102と電極膜20との間を同電位に保つ役目を果たすヒューズ302を取り付けるための取り付けパターン112、122とが設けられている。
つまり、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20とは所定の空間部Gを介して直交する状態で配置されており、第1電極パターン101からは取り付けパターン111が延出し、電極膜20と導通するパターン20aの第1電極パターン側からは取り付けパターン121が延出している。ヒューズ301は、これらの取り付けパターン111、121を繋ぐ状態で取り付けられている。
また、第2電極パターン102からは取り付けパターン112が延出し、電極膜20と導通するパターン20aの第2電極パターン側からは取り付けパターン122が延出している。ヒューズ302は、これらの取り付けパターン112、122を繋ぐ状態で取り付けられている。
このヒューズ301、302が取り付けパターン111、121および取り付けパターン112、122を繋ぐように接続されている状態では、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20とが同電位になっていることから、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間での静電気の蓄積を防止することができ、静電気によるスティッキング現象を抑制することが可能となる。なお、このヒューズ301、302は、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間に空間部Gを形成した後、製造工程で静電気による影響がなくなった段階以降で切断されることになる。
図9は、保護膜が覆われた状態を説明する模式断面図である。第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間に空間部Gが形成された状態では、水分等を含んだ外気による振動子の特性劣化が問題となることから、空間部Gが形成された後には電極膜20を覆うような保護膜50が形成される。電極膜20と保護膜50との間にも空間が設けられているため、電極膜20は保護膜50で外部から保護されつつ、内部で振動可能になっている。保護膜50を形成した後には、空間部Gを減圧に保つ為の封止膜60が設けられる。これは、電極膜20と導通する電極として機能することもできる。
次に、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。図10〜図12は、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を順に説明する模式断面図である。先ず、図10(a)に示すように、Si(シリコン)から成る基板S上にSiO2(酸化シリコン)膜51およびSiN(窒化シリコン)膜52を減圧CVDにより形成する。
次に、図10(b)に示すように、SiN膜52上にP(燐)を含有したPoly−Si(多結晶シリコン)を形成後、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて各配線(パターン20a、第1電極パターン101、第2電極パターン102ならびに取り付けパターン111、121等)を形成する。
次いで、図10(c)に示すように、形成した各配線の上を覆うようにSiO2膜53を減圧CVDにより形成した後、平坦化加工を行い、再びSiO2膜53を減圧CVDにより形成後リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて加工する。なお、このSiO2膜53は、後に空間部を形成するための犠牲膜となる。
次に、図10(d)に示すように、SiO2膜53の上に減圧CVD法によりPoly−Si膜を形成し、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて配線を加工する。この配線加工によって、第1電極パターン101および第2電極パターン102の上にSiO2膜53を介して電極膜20が形成され、また、取り付けパターン111、112の間にヒューズ301が形成される。
次に、図11(a)に示すように、電極膜20およびヒューズ301の上を覆う状態にSiO2膜54を減圧CVDにより形成後、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて加工する。これにより、電極膜20の側壁側に犠牲膜となる部分が形成される。
続いて、図11(b)に示すように、SiO2膜54の上にSiN膜55を減圧CVDにより形成した後、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置によって電極膜20の両端位置に対応したSiO2膜(犠牲膜)53までの貫通口hを形成する。
次に、図11(c)に示すように、DHF溶液など、SiO2を選択的に除去する溶液を貫通口hから浸透させることで犠牲膜であるSiO2膜53を除去し、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間に空間部Gを形成する。これにより、電極膜20はSiO2膜54の内側で振動可能な状態に保持されることになる。
次に、図11(d)に示すように、スパッタ膜(Al−Cu、Al−Si)を形成後、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて封止膜60を加工形成する。これによって封止膜60で貫通口が埋まる状態となるとともに、封止膜60によって外部から電極膜20との導通を得ることも可能となる。
次いで、図12(a)に示すように、全体を覆うように保護膜56(例えば、TEOS、NSG、P−SiN)を形成した後、リソグラフィを行い、ドライエッチング装置にて配線引き出し用窓およびヒューズ開口窓70を加工する。ここまでの工程では、先に説明したヒューズ301によって第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間が同電位になっていることから、電極膜20が周辺が中空構造となっていても静電気の蓄積を防止できるようになっている。つまり、犠牲膜の除去を行う際に摩擦が発生しても静電気が蓄積せず、微小振動子電極となる電極膜20のスティッキング現象を抑制できるようになる。
その後、図12(b)に示すように、ヒューズ開口窓70からヒューズ301を切断する処理を行う。この切断は、レーザ光照射による溶断や、XeF2(フッ化キセノン)によるドライエッチングによって化学的に除去することで行う。ヒューズ301が切断されることで、第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20との間の非導通状態が解除され、周波数フィルタとしての役目を果たす構造となる。
このような製造方法によって、製造工程中で静電気による影響を受けやすい段階ではヒューズ301を介して第1電極パターン101および第2電極パターン102と電極膜20とが同電位に保たれるため、静電気による電極膜20のスティッキングを防止でき、保護膜56が形成された後にヒューズ301を切断することで、電極膜20を微小振動子として利用できるようになる。
なお、第1電極パターン101および第2電極パターン102、もしくは電極膜20の少なくとも1つを疎水性の材料で形成することにより、エッチング液の表面張力による電極膜20のスティッキングも抑制することが可能となる。
図13は、本実施形態に係る半導体装置の適用例を説明する模式平面図、図14は、図13に示す半導体装置の基本構成を示す模式平面図である。図1および図5に示す構造の半導体装置は共振器を構成する最小単位であるため、実際には図13に示すような多段構成によってフィルタ装置を構成する。図13に示す例では、電極パターン1011から入力した信号を多段構成の電極膜20によってフィルタリングし、電極パターン1021から出力するものである。また、アース側の電極パターン1031および電極パターン1041にも多段構成の電極膜20が設けられている。
このようなフィルタ装置でも、入力側の電極パターン1011および出力側の電極パターン1021と多段の電極膜20とを同電位にするためのヒューズ3011およびヒューズ3012が設けられ、アース側の電極パターン1031および電極パターン1041と多段の電極膜20との間を同電位にするためのヒューズ3021およびヒューズ3022が設けられているため、ヒューズ3011、3012、3021、3022が接続されている間は各電極膜20と電極パターン1011、1021、1031、1041との間に静電気が蓄積されることを防止でき、各電極膜20と電極パターン1011、1021、1031、1041との間のスティッキング現象を抑制することが可能となる。
また、製造工程において静電気の影響がなくなった段階以降で、ヒューズ3011、3012、3021、3022を切断することによって、各電極膜20と電極パターン1011、1021、1031、1041との間の導通を一括して解除でき、複数の電極膜20があっても容易に非導通状態にしてフィルタ装置を構成できるようになる。
図15は、電極膜のBeam長とPull-In電圧との関係を示す図である。ここでは、電極膜を形成する際の犠牲膜の厚さが30nm、電極膜の厚さ(Beam膜厚)が1.0μmである。電極膜のBeam長が長いほどPull-In電圧は低くなっているが、ヒューズが設けられていない場合にはBeam長が13μm以上になると電極膜が静電気によってスティッキング現象を起こし、ショートを起こしてしまう。一方、ヒューズが設けられている場合には、Beam長が13μm以上になってもスティッキング現象を起こさず、所定のPull-In電圧を保つことができるようになっている。
なお、上記説明した実施形態では、主としてフィルタ装置から成る半導体装置の例を説明したが、本発明はこれに限定されず、空間部を介して2つの電極パターンが対向配置される構成の半導体装置であれば、本実施形態のヒューズを適用することで静電気による悪影響を防止することが可能である。特に、MEMS(Micro Electro Mechanical System)のような半導体製造技術を用いた微小素子へ適用すれば有効である。
本実施形態に係る半導体装置の主要部を説明する模式平面図である。 図1におけるa−a’断面図である。 図1におけるb−b’断面図である。 図1におけるc−c’断面図である。 他の構造から成る半導体装置を説明する模式平面図である。 図5におけるa−a’断面図である。 図5におけるb−b’断面図である。 図5におけるc−c’断面図である。 保護膜が覆われた状態を説明する模式断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を順に説明する模式断面図(その1)である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を順に説明する模式断面図(その2)である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を順に説明する模式断面図(その3)である。 本実施形態に係る半導体装置の適用例を説明する模式平面図である。 本実施形態に係る半導体装置の適用例の基本構成を示す模式平面図である。 電極膜のBeam長とPull-In電圧との関係を示す図である。
符号の説明
1…半導体装置、10…電極パターン、11…取り付けパターン、20…電極膜、20a…パターン、21…取り付けパターン、30…ヒューズ、101…第1電極パターン、102…第2電極パターン、111…取り付けパターン、112…取り付けパターン、121…取り付けパターン、122…取り付けパターン、301…ヒューズ、302…ヒューズ、G…空間部

Claims (7)

  1. 基板上に形成される電極パターンと、
    前記電極パターンの上に空間部を介して設けられる電極膜と、
    前記電極パターンおよび前記電極膜に各々設けられ、前記電極パターンと前記電極膜との間を同電位にするヒューズを取り付けるための取り付けパターンと
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記取り付けパターンにはヒューズが接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記電極膜は振動子電極から成る
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記電極パターンおよび前記電極膜の少なくとも一方は疎水性の材料によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 基板上に電極パターンを形成する工程と、
    前記電極パターンの上に犠牲膜を介して電極膜を形成する工程と、
    前記電極パターンと前記電極膜との間を同電位にするヒューズを形成する工程と、
    前記犠牲膜を除去し、前記電極パターンと前記電極膜との間に空間部を形成する工程と、
    前記ヒューズを切断する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記ヒューズの切断は、前記電極パターンおよび前記電極膜に各々配線を施し、これらの上に保護膜を形成した後に行う
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記電極パターンおよび前記電極膜の少なくとも一方を疎水性の材料によって構成する
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
JP2004066721A 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置および半導体装置の製造方法 Pending JP2005260398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066721A JP2005260398A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004066721A JP2005260398A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置および半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005260398A true JP2005260398A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35085729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004066721A Pending JP2005260398A (ja) 2004-03-10 2004-03-10 半導体装置および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005260398A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142532A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Sony Corp 静電容量型共振素子、静電容量型共振素子の製造方法および通信装置
JP2007276089A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Sony Corp 電気機械素子とその製造方法、並びに共振器とその製造方法
JP2015182187A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 Memsデバイス
US9640357B2 (en) 2013-12-25 2017-05-02 Sony Corporation Electronic device and electronic apparatus having a fuse that is fractured by external forces
CN113394195A (zh) * 2020-03-13 2021-09-14 长鑫存储技术有限公司 半导体结构及其形成方法、熔丝阵列

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142532A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Sony Corp 静電容量型共振素子、静電容量型共振素子の製造方法および通信装置
JP4736735B2 (ja) * 2005-11-15 2011-07-27 ソニー株式会社 静電容量型共振素子、静電容量型共振素子の製造方法および通信装置
JP2007276089A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Sony Corp 電気機械素子とその製造方法、並びに共振器とその製造方法
US9640357B2 (en) 2013-12-25 2017-05-02 Sony Corporation Electronic device and electronic apparatus having a fuse that is fractured by external forces
JP2015182187A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 Memsデバイス
CN113394195A (zh) * 2020-03-13 2021-09-14 长鑫存储技术有限公司 半导体结构及其形成方法、熔丝阵列

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7544531B1 (en) Ground strap for suppressing stiction during MEMS fabrication
US9573806B2 (en) MEMS device structure with a capping structure
US20070281381A1 (en) Method for sealing and backside releasing of microelectromechanical systems
JP5233302B2 (ja) 電子装置、共振子、及び電子装置の製造方法
KR20160086552A (ko) 음향 공진기 및 그 제조 방법
US8199963B2 (en) Microphone arrangement and method for production thereof
JP2009521176A (ja) Mems共振器、その製造方法、およびmems発振器
JP2008114354A (ja) 電子装置及びその製造方法
JP2007276089A (ja) 電気機械素子とその製造方法、並びに共振器とその製造方法
US20070035200A1 (en) Microelectromechanical system comprising a beam that undergoes flexural deformation
JP2005260398A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
WO2009104486A1 (ja) マイクロエレクトロメカニカルデバイス及びその製造方法。
KR101127167B1 (ko) 마이크로머신의 제조방법
JP2007243757A (ja) コンデンサマイクロホン
US7531424B1 (en) Vacuum wafer-level packaging for SOI-MEMS devices
US20140312733A1 (en) Mems vibrator, electronic apparatus, and moving object
JP2007216308A (ja) 電子装置及びその製造方法
WO2004050545A1 (ja) マイクロマシンおよびその製造方法
JP2008233029A (ja) 加速度センサおよび電子機器
JP4737720B2 (ja) ダイヤフラム及びその製造方法並びにそのダイヤフラムを有するコンデンサマイクロホン及びその製造方法
JP2004306208A (ja) Mems素子及びのその製造方法
US10484797B2 (en) MEMS microphone having improved sensitivity and method for the production thereof
JP2007134453A (ja) マイクロマシン混載の電子回路装置、およびマイクロマシン混載の電子回路装置の製造方法
JP2007196323A (ja) 空隙形成方法及びコンデンサマイクロホンの製造方法
JP2009078315A (ja) 封止構造及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060728

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090623

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20090814

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20091009

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20091029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A02 Decision of refusal

Effective date: 20091104

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02