JP2005260395A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で、より低い周波数帯で使用可能であり、広帯域で送受信が可能で、かつ小型で軽量なアンテナを提供する。
【解決手段】 地板となる導体面(図1の円板状導体11)と、該導体面に頂部を対向させた円錐状導体(第1の円錐状導体13)とでアンテナ部が構成され、内導体(中心導体12c)と、外導体(12b)と、これらの導体間に充填された誘電体(第1の誘電体部材12a)とで構成される同軸線路12によって給電されるディスコーンアンテナにおいて、前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の周囲を、外形が円筒状の誘電体部材(第2の誘電体部材14)で覆った構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移動体通信機器、小型情報端末、その他の無線装置に利用可能な水平面内無指向性アンテナに関し、特に、広帯域で送受信が可能であり、低い周波数帯で使用可能で、かつ小型で軽量なアンテナに関する。
導体地板と放射素子とで構成される水平面内無指向性アンテナとして、モノポールアンテナおよびディスコーンアンテナが知られている。
図12は、従来のモノポールアンテナ100の側面図である。図12において、110は円板状導体であり、該円板状導体110に同軸接栓120を下方側から取り付け、その中心導体130を円板状導体110と絶縁し、上方に延長している。モノポールアンテナ100の放射素子の長さhは、最低共振周波数の電磁波の波長の約1/4にする必要がある。このとき放射素子の詳細な寸法は、インピーダンス特性に依存して決定される。
図13は、従来のディスコーンアンテナ200の側面図である。ディスコーンアンテナ200は、前記モノポールアンテナ100の中心導体130の形状を円錐状にした構造を有しており、この形状はバイコニカルアンテナの一方を円板状にしたものと考えることもできる。210は、円錐状導体であり、dは円錐状導体210の直径である。
理想的なディスコーンアンテナは無限大の大きさを持ち、周波数依存性を持たないが、有限の大きさをもつディスコーンアンテナでは、動作波長の上限が放射素子の長さhの4倍程度に制限される。
上述のような導体地板と放射素子とで構成される水平面内無指向性アンテナにおいて、広帯域化を図った例、およびより低い周波数への対応を図った例を、以下に示す。
図14(A),(B)は、第1の従来例のアンテナ300の斜視図および側面図である。図14(A),(B)に示すように、アンテナ300は、円錐基体311の周面に沿ってスパイラル状導電素子312が形成されたスカート部310と、該スカート部310の頂部近傍に配置された平面基体321の平面上に、メアンダ状導電素子322が形成されたトップロード部320とを備えている。
このアンテナ300では、平面基体321に形成されたメアンダ状導電素子322が比較的幅広な帯状の形態であること、複数のメアンダラインの存在により多共振となし得ること、等の理由に基づいて広帯域化が図られている。また、スカート部310に形成されたスパイラル状導電素子312により、見かけよりも長い電気長を実現できることから、従来のディスコーンアンテナと比較して、小型に形成できることを特徴としている(特許文献1)。
図15(A),(B)は、第2の従来例のアンテナ400の側面図および平面図である。図15(A),(B)に示すように、アンテナ400は、放射素子の外周面が半楕円回転体形の導体410と平面地板420とから構成される。該アンテナ400では、放射素子を半楕円回転体形または半球形の形状にすることにより、小型化および広帯域化を図っている(特許文献2)。
図16は、第3の従来例のアンテナ500の斜視図である。図16に示すように、アンテナ500では、アンテナ線路部510の周囲は、セラミック誘電体520で覆われている。これにより、セラミック誘電体520内における伝搬波長は、セラミック誘電体520の比誘電率で定まる波長短縮率に従って短縮される。従って、このような構成とすることにより、アンテナ長を短縮された波長、又はその整数分の1とすることができるから、モノポールアンテナの高さを低くすることができる(特許文献3)。
特開平09−083238号公報 特開平09−153727号公報 特開2002−111354号公報
しかしながら、第1の従来例のアンテナ300(図14参照)では、基体上にメアンダ状あるいはスパイラル状の導体パターンを形成する必要があり、広帯域化に伴って導体パターンを高密度化する必要があるため、構造が複雑となってしまう。
また、第2の従来例の平面地板420を用いたアンテナ400(図15参照)では、使用可能な周波数帯域については、放射素子の寸法的要素が支配的であるため、より低い周波数で使用可能とするためにはアンテナを大型化しなくてはならない。
また、第3の従来例である、モノポールアンテナのような共振型のアンテナを誘電体で覆うことによって小型化を図ったアンテナ500は、狭帯域であり、広帯域化が困難であった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、簡単な構造で、より低い周波数帯で使用可能であり、広帯域で送受信が可能で、かつ小型で軽量なアンテナを提供することを目的とする。
この目的を達成するために請求項1記載の発明は、地板となる導体面(図1の円板状導体11)と、該導体面に頂部を対向させた円錐状導体(第1の円錐状導体13)とでアンテナ部が構成され、内導体(中心導体12c)と、外導体(12b)と、これらの導体間に充填された誘電体(第1の誘電体部材12a)とで構成される同軸線路12によって給電されるディスコーンアンテナにおいて、
前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の周囲を、外形が円筒状の誘電体部材(第2の誘電体部材14)で覆った構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図1に示す第1のアンテナ10のようになる。この第1のアンテナ10のリターンロス対周波数特性は、図2に示すようになる。図中の破線は、従来のディスコーンアンテナ200(図13参照)のリターンロス対周波数特性である。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。これに対し、第1のアンテナ10の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は7.97〜10.40GHz、周波数帯域幅は2.43GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化することができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記誘電体部材(図1の第2の誘電体部材14)の高さは、前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の円錐部の高さに等しく、前記誘電体部材(第2の誘電体部材14)の直径(10.8mm)は、前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の底面の直径(10.8mm)に等しい構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図1に示す第1のアンテナ10のようになる。このようにすれば、請求項1の発明の効果を損なわずに、アンテナを小型化することができる。
即ち、請求項1の発明では、前記円錐状導体の周囲を、外形が円筒状の誘電体部材で覆った構成としてあるので、誘電体部材の直径を、例えば、12.0mmにすることも可能である。これに対し、請求項2の発明は、誘電体部材(第2の誘電体部材14)の直径(10.8mm)は、円錐状導体(第1の円錐状導体13)の底面の直径(10.8mm)に等しい構成にしているので、請求項1の発明の効果を損なわずに、アンテナをさらに小型化することができる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記円錐状導体(図4の第2の円錐状導体13a)の形状が、円錐の底面に円柱の底面を接合した形状である構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図4に示す第2のアンテナ20のようになる。
第2のアンテナ20では、円錐状導体(第2の円錐状導体13a)の形状は、円錐の底面に直径6.0mm、高さ4.5mmの円柱の底面を接合した形状であり、放射素子全体の高さは9mmである。
この第2のアンテナ20のリターンロス対周波数特性は、図5に示すようになり、請求項1の発明の効果を損なわずに、アンテナをさらに小型化することができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記円錐状導体(図6の第3の円錐状導体13b)の形状が、円錐の底面に半球の底面を接合した形状である構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図6に示す第3のアンテナ30のようになる。
円錐状導体(第3の円錐状導体13b)の形状は、円錐の底面に直径6.6mmの半球の底面を接合した形状であり、放射素子全体の高さは9mmである。
この第3のアンテナ30のリターンロス対周波数特性は、図7に示すようになり、請求項1の発明の効果を損なわずに、アンテナをさらに小型化することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記導体面(図8の円板状導体41)が、前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の頂部を中心とした円錐状の窪み41aを有した構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図8に示す第4のアンテナ40のようになる。
この第4のアンテナ40のリターンロス対周波数特性は、図9に示すようになり、請求項1の発明の効果を損なわずに、放射素子が導体地板から突出する部分を低姿勢化することができる。
また、請求項6記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記誘電体部材(図1の第2の誘電体部材14)が、空気の誘電率と前記同軸線路内の誘電体(第1の誘電体部材12a)の誘電率との間の実効誘電率を有した構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図1に示す第1のアンテナ10のようになる。
第1のアンテナ10では、第2の誘電体部材14は、空気の誘電率と給電用同軸線路内の誘電体(第1の誘電体部材12a)の誘電率との間の実効誘電率を有している。
この効果について説明する。図3は、第1のアンテナ10において、第2の誘電体部材14の誘電率を様々に変化させた場合の、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域幅を示したグラフである。同図より、第2の誘電体部材14の比誘電率を空気の比誘電率(1.0)と同軸線路内の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)の比誘電率(2.3)との間の値とした場合に、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。
また、請求項7記載の発明は、請求項1記載のアンテナにおいて、
前記誘電体部材(図10の第2の誘電体部材14)が、空気の誘電率と前記同軸線路内の誘電体(第1の誘電体部材12a)の誘電率との間の実効誘電率を有しており、前記誘電体部材の実効誘電率が径方向に変化する構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図10に示す第5のアンテナ50のようになる。
第1の円錐状導体13は、外形の直径が10.8mmの円筒状の第2の誘電体部材14で覆われており、さらにその外側を外形の直径が16.8mmの円筒状の第6の誘電体部材51で覆われている。第2の誘電体部材14の比誘電率は1.8、第6の誘電体部材51の比誘電率は1.4であり、材料はいずれも発泡ポリエチレンである。
図11は、第5のアンテナ50のリターンロス対周波数特性である。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。これに対し、第5のアンテナ50の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は8.03〜11.23GHz、周波数帯域幅は3.20GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化することができる。
また、請求項8記載の発明は、請求項6または請求項7に記載のアンテナにおいて、
前記誘電体部材(図1の第2の誘電体部材14)の材料が、発泡性誘電体材料(例えば、発泡ポリエチレン)である構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図1に示す第1のアンテナ10のようになり、誘電体部材を、発泡性誘電体材料(例えば、発泡ポリエチレン)にする。
このようにすれば、請求項6および請求項7に記載のアンテナにおいて、所望の実効誘電率を得ることができる。
また、請求項9記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載のアンテナにおいて、
前記導体面(図6の円板状導体11)あるいは前記円錐状導体(第3の円錐状導体13b)の構造が、誘電体の外周面に導電性金属の皮膜(例えば、銅の皮膜)を形成した構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図6に示す第3のアンテナ30のようになる。
この第3の円錐状導体13bの構造は、誘電体の外周面に銅の皮膜を形成した構造なので、アンテナ全体を銅で構成した場合と比較して軽量にすることができる。
また、請求項10記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のアンテナにおいて、
前記導体面(図8の円板状導体41)あるいは前記円錐状導体(第1の円錐状導体13)の構造が、誘電体の外周面に導電性金属の皮膜(例えば、銅の皮膜)を形成した構造であり、前記誘電体の構造が中空である構成としてある。
以上の構成を図示すると、例えば図8に示す第4のアンテナ40のようになる。
円板状導体41および第1の円錐状導体13の構造は、中空の誘電体の外周面に銅の皮膜を形成した構造であり、アンテナ全体を銅で構成した場合(中空ではない場合)と比較して、軽量化することができる。
請求項1記載の発明によれば、ディスコーンアンテナの円錐状導体の周囲を、外形が円筒状の誘電体部材で覆うことにより、電磁波の伝搬波長を短縮し、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させ、アンテナを小型化できる。
請求項2〜請求項5記載の発明によれば、請求項1の発明の効果を損なわずに、アンテナをさらに小型化することができる。
請求項6および請求項7記載の発明によれば、請求項1記載のアンテナにおいて、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項6および請求項7に記載のアンテナにおいて、所望の誘電率の誘電体部材を得ることができる。
請求項9および請求項10記載の発明によれば、請求項1〜請求項8に記載のアンテナにおいて、アンテナの重量を軽量化できる。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る第1のアンテナ10の構成を示す断面図であり、請求項1、請求項2、請求項6、請求項8記載の発明を実現している。
図1に示すように、第1のアンテナ10は、請求項において「導体面」である円板状導体11に、「誘電体」である比誘電率2.3の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)が、「外導体」である円筒状の外導体12bと「内導体」である中心導体12cとの間に充填された同軸線路12を下方側から取り付け、その中心導体12cを円板状導体11と絶縁して上方に延長し、「円錐状導体」である第1の円錐状導体13が中心導体12cに接続されている。
第1の円錐状導体13の底面の直径は10.8mmであり、高さは9mmである。円板状導体11および第1の円錐状導体13は、銅を主たる材料として構成されている。第1の円錐状導体13は、外形の直径が10.8mmの、「誘電体部材」である第2の誘電体部材14で覆われており、第2の誘電体部材14の材料は、「発泡性誘電材料」である比誘電率1.8の発泡ポリエチレンである。
次に、第1のアンテナ10の動作について説明する。図2は、第1のアンテナ10のリターンロス対周波数特性である。図中には、比較のために円錐状導体の高さ、および頂角が本実施形態のアンテナと等しく、前記第2の誘電体部材14を具備していない従来のディスコーンアンテナ200(図13参照)のリターンロス対周波数特性も、「破線」にて示してある。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。一方、本実施形態の第1のアンテナ10の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は7.97〜10.40GHz、周波数帯域幅は2.43GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化している。
本実施形態のアンテナ10では、請求項6の発明を実現しており、第2の誘電体部材14は、空気の誘電率と給電用同軸線路内の誘電体の誘電率との間の実効誘電率を有している。
この効果について説明する。図3は、本実施形態のアンテナ10において、第2の誘電体部材14の誘電率を様々に変化させた場合の、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域幅を示したグラフである。同図より、第2の誘電体部材14の比誘電率を空気の比誘電率(1.0)と同軸線路内の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)の比誘電率(2.3)との間の値とした場合に、広帯域化されることがわかる。
このように、請求項1および請求項2の発明を実現することで、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させ、アンテナを小型化することができる。また、請求項6の発明を実現することで、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。
[実施形態2]
図4は、本発明の実施形態2に係る第2のアンテナ20の構成を示す断面図であり、請求項1、請求項2、請求項3、請求項6、請求項8の発明を実現している。
図4に示すように、第2のアンテナ20では、円板状導体11に、比誘電率2.3の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)が、円筒状の外導体12bと中心導体12cとの間に充填された同軸線路12を下方側から取り付け、その中心導体12cを円板状導体11と絶縁して上方に延長し、請求項の「円錐状導体」である第2の円錐状導体13aが中心導体12cに接続されている。
第2の円錐状導体13aの形状は、円錐の底面に直径6.0mm、高さ4.5mmの円柱の底面を接合した形状であり、放射素子全体の高さは9mmである。円板状導体11および第2の円錐状導体13aは、銅を主たる材料として構成されている。
第2の円錐状導体13aは、「誘電体部材」である外形の直径が6.0mmの第3の誘電体部材14aで覆われており、第3の誘電体部材14aの材料は、比誘電率1.8の発泡ポリエチレンである。本実施形態のアンテナ20は、該アンテナ20と等しい円錐状導体の高さ、および頂角を有する従来のディスコーンアンテナ200(図13参照)と比較して、放射素子径が小型化されている。
このような構成の第2のアンテナ20の動作について説明する。図5は、本実施形態のアンテナ20のリターンロス対周波数特性である。図中には、比較のために円錐状導体の高さ、および頂角が本実施形態のアンテナ20と等しく、第3の誘電体部材14aを具備していない従来のディスコーンアンテナ200のリターンロス対周波数特性も「破線」にて示してある。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。一方、本実施形態のアンテナ20の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は8.14〜10.54GHz、周波数帯域幅は2.40GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化している。
このように、請求項1および請求項2の発明を実現することで、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させ、アンテナを小型化することができる。また、請求項3の発明を実現することで、放射素子径を小型化することができる。また、請求項6の発明を実現することで、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。
[実施形態3]
図6は、本発明の実施形態3に係る第3のアンテナ30の構成を示す断面図であり、請求項1、請求項2、請求項4、請求項6、請求項8、請求項9の発明を実現している。
第3のアンテナ30では、円板状導体11に、比誘電率2.3の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)が、円筒状の外導体12bと中心導体12cとの間に充填された同軸線路12を下方側から取り付け、その中心導体12cを円板状導体11と絶縁して上方に延長し、「円錐状導体」である第3の円錐状導体13bが中心導体12cに接続されている。
第3の円錐状導体13bの形状は、円錐の底面に直径6.6mmの半球の底面を接合した形状であり、放射素子全体の高さは9mmである。円板状導体11および第3の円錐状導体13bの構造は、誘電体の外周面に、「導電性金属の皮膜」である銅の皮膜を形成した構造であり、アンテナ全体を銅で構成した場合と比較して軽量である。
第3の円錐状導体13bは、外形の直径が6.6mmの第4の誘電体部材14bで覆われており、第4の誘電体部材14bの材料は、比誘電率1.8の発泡ポリエチレンである。本実施形態のアンテナ30は、該アンテナ30と等しい円錐状導体の高さ、および頂角を有する従来のディスコーンアンテナ200と比較して、放射素子径が小型化されている。
次に、第3のアンテナ30の動作について説明する。図7は、本実施形態のアンテナ30のリターンロス対周波数特性である。図中には、比較のために円錐状導体の高さ、および頂角が本実施形態のアンテナと等しく、第4の誘電体部材14bを具備していない従来のディスコーンアンテナ200のリターンロス対周波数特性も「破線」にて示してある。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。一方、本実施形態のアンテナ30の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は8.29〜11.20GHz、周波数帯域幅は2.91GHzであり、従来のディスコーンアンテナの場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化している。
このように、請求項1および請求項2の発明を実現することで、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させ、アンテナを小型化することができる。また、請求項4の発明を実現することで、放射素子径を小型化することができる。また、請求項6の発明を実現することで、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。また、請求項9の発明を実現することで、アンテナの重量を軽量化できる。
[実施形態4]
図8は、本発明の実施形態4に係る第4のアンテナ40の構成を示す断面図であり、請求項1、請求項2、請求項5、請求項6、請求項8、請求項10の発明を実現している。
第4のアンテナ40は、次に説明する、請求項の「円板状導体」である円板状導体41に、比誘電率2.3の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)が、円筒状の外導体12bと中心導体12cとの間に充填された同軸線路12を下方側から取り付け、その中心導体12cを円板状導体41と絶縁して上方に延長し、円錐状導体41が中心導体12cに接続されている。
前記円板状導体41は、前記実施形態1のアンテナ10(図1参照)において、導体地板(円板状導体)11に厚みを持たせ、第1の円錐状導体13の頂部を中心とした、「円錐状の窪み」である円錐状の窪み41aを形成した構造を有した構造としている。そのため、第1の円錐状導体13が導体地板(円板状導体)41から突出する部分が低姿勢化される。
円錐状の窪み41aの深さは4.5mm、窪み41aの縁の直径は20.4mmである。円板状導体41および第1の円錐状導体13の構造は、中空の誘電体の外周面に銅の皮膜を形成した構造であり、アンテナ全体を銅で構成した場合と比較して軽量である。
次に、本実施形態のアンテナ40の動作について説明する。図9は、本実施形態のアンテナ40のリターンロス対周波数特性である。図中には、比較のために円錐状導体の高さ、および頂角が本実施形態のアンテナ40と等しく、第5の誘電体部材14cを具備していない従来のディスコーンアンテナ200のリターンロス対周波数特性も「破線」にて示してある。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。一方、本実施形態のアンテナ40の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は8.62〜10.72GHz、周波数帯域幅は2.10GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化している。
このように、請求項1および請求項2の発明を実現することで、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させ、アンテナを小型化することができる。また、請求項5の発明を実現することで、放射素子が導体地板から突出する部分を低姿勢化することができる。また、請求項6の発明を実現することで、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。また、請求項10の発明を実現することで、アンテナの重量を軽量化できる。
[実施形態5]
図10は、本発明の実施形態5に係る第5のアンテナ50の構成を示す断面図であり、請求項1、請求項7、請求項8の発明を実現している。
第5のアンテナ50では、円板状導体11に、比誘電率2.3の第1の誘電体部材12a(ポリエチレン)が、円筒状の外導体12bと中心導体12cとの間に充填された同軸線路12を下方側から取り付け、その中心導体12cを円板状導体11と絶縁して上方に延長し、第1の円錐状導体13が中心導体12cに接続されている。第1の円錐状導体13の底面の直径は10.8mmであり、高さは9mmである。
円板状導体11および第1の円錐状導体13は、銅を主たる材料として構成されている。第1の円錐状導体13は、外形の直径が10.8mmの円筒状の第2の誘電体部材14で覆われており、さらにその外側を、請求項の「誘電体部材」である外形の直径が16.8mmの円筒状の第6の誘電体部材51で覆われている。第2の誘電体部材14の比誘電率は1.8、第6の誘電体部材51の比誘電率は1.4であり、材料はいずれも発泡ポリエチレンである。
次に、第5のアンテナ50の動作について説明する。図11は、本実施形態のアンテナ50のリターンロス対周波数特性である。図中には、比較のために円錐状導体の高さ、および頂角が本実施形態のアンテナ50と等しく、第2の誘電体部材14を具備していない従来のディスコーンアンテナ200のリターンロス対周波数特性も「破線」にて示してある。
従来のディスコーンアンテナ200の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は9.16〜10.95GHz、周波数帯域幅は1.79GHzである。一方、本実施形態のアンテナ50の場合には、リターンロスが−10dB以下となる周波数帯域は8.03〜11.23GHz、周波数帯域幅は3.20GHzであり、従来のディスコーンアンテナ200の場合と比較して低い周波数に対応し、広帯域化している。
このように、請求項1の発明を実現することで、ディスコーンアンテナの構造を複雑にすること無く、使用可能な周波数帯域を低周波数側に対応させることができる。また、請求項7の発明を実現することで、使用可能な周波数帯域を広帯域化することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、前記実施形態に上げた形状、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものでは決してない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることが出来る。
本発明の実施形態1に係るアンテナの断面図である。 同実施形態1に係るアンテナのリターンロス対周波数特性図である。 同実施形態1における誘電体部材の比誘電率と周波数帯域幅との相関関係を示す図である。 本発明の実施形態2に係るアンテナの断面図である。 同実施形態2に係るアンテナのリターンロス対周波数特性図である。 本発明の実施形態3に係るアンテナの断面図である。 同実施形態3に係るアンテナのリターンロス対周波数特性図である。 本発明の実施形態4に係るアンテナの断面図である。 同実施形態4に係るアンテナのリターンロス対周波数特性図である。 本発明の実施形態5に係るアンテナの断面図である。 同実施形態5に係るアンテナのリターンロス対周波数特性図である。 従来のモノポールアンテナの側面図である。 従来のディスコーンアンテナの側面図である。 特開平09−083238号公報に開示されたアンテナの構成図であって、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 特開平09−153727号公報に開示されたアンテナの構成図であって、(A)は側面図、(B)は平面図である。 特開2002−111354号公報に開示されたアンテナの斜視図である。
符号の説明
d 円錐状導体の直径
h 放射素子の長さ
10 第1のアンテナ
11 円板状導体
12 同軸線路
12a 第1の誘電体部材
12b 外導体
12c 中心導体
13 第1の円錐状導体
13a 第2の円錐状導体
13b 第3の円錐状導体
14 第2の誘電体部材
14a 第3の誘電体部材
14b 第4の誘電体部材
20 第2のアンテナ
30 第3のアンテナ
40 第4のアンテナ
41 円板状導体
41a 円錐状の窪み
50 第5のアンテナ
51 第6の誘電体部材
100 従来のモノポールアンテナ
110 円板状導体
120 同軸接栓
130 中心導体
200 従来のディスコーンアンテナ
210 円錐状導体
300 第1の従来例のアンテナ
310 スカート部
311 円錐基体
312 スパイラル状導電素子
320 トップロード部
321 平面基体
322 メアンダ状導電素子
400 第2の従来例のアンテナ
410 半楕円回転体形の導体
420 平面地板
500 第3の従来例のアンテナ
510 アンテナ線路部
520 セラミック誘電体





Claims (10)

  1. 地板となる導体面と、該導体面に頂部を対向させた円錐状導体とでアンテナ部が構成され、内導体と、外導体と、これらの導体間に充填された誘電体とで構成される同軸線路によって給電されるディスコーンアンテナにおいて、
    前記円錐状導体の周囲を、外形が円筒状の誘電体部材で覆ったことを特徴とするアンテナ。
  2. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記誘電体部材の高さは、前記円錐状導体の円錐部の高さに等しく、前記誘電体部材の直径は、前記円錐状導体の底面の直径に等しいことを特徴とするアンテナ。
  3. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記円錐状導体の形状が、円錐の底面に円柱の底面を接合した形状であることを特徴とするアンテナ。
  4. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記円錐状導体の形状が、円錐の底面に半球の底面を接合した形状であることを特徴とするアンテナ。
  5. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記導体面が、前記円錐状導体の頂部を中心とした円錐状の窪みを有していることを特徴とするアンテナ。
  6. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記誘電体部材が、空気の誘電率と前記同軸線路内の誘電体の誘電率との間の実効誘電率を有していることを特徴とするアンテナ。
  7. 請求項1記載のアンテナにおいて、
    前記誘電体部材が、空気の誘電率と前記同軸線路内の誘電体の誘電率との間の実効誘電率を有しており、前記誘電体部材の実効誘電率が径方向に変化することを特徴とするアンテナ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のアンテナにおいて、
    前記誘電体部材の材料が、発泡性誘電体材料であることを特徴とするアンテナ。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載のアンテナにおいて、
    前記導体面あるいは前記円錐状導体の構造が、誘電体の外周面に導電性金属の皮膜を形成した構造であることを特徴とするアンテナ。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載のアンテナにおいて、
    前記導体面あるいは前記円錐状導体の構造が、誘電体の外周面に導電性金属の皮膜を形成した構造であり、前記誘電体の構造が中空であることを特徴とするアンテナ。


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