JP2005198270A - 超広帯域用の3次元無指向性アンテナ - Google Patents

超広帯域用の3次元無指向性アンテナ Download PDF

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Abstract

【課題】一般的には、マイクロ波アンテナの分野に関し、特に、3.1GHz〜10.6GHzの周波数帯で動作する対称的な無指向性放射パターンを有する超広帯域モノポールアンテナの放射素子の多数の3次元設計に関する。
【解決手段】アンテナ(100)は、マイクロ波信号の送信及び/又は受信を行う無線通信装置のアナログフロントエンド回路に接続され、アンテナ利得、放射パターン、偏波、周波数帯域幅、群遅延、サイズに関してFCC(連邦通信委員会:Federal Communication Commission)条件を満たす。アンテナは、底面(202a’)と放射面(202b’)とを有する空気充填及び/又は誘電体充電空胴構造からなる放射素子(202)を備える。誘電体基板に印刷された、周波数帯内の電磁波に対して比較的高い表面インピーダンスを有する金属製の地板(204)が、反射部として機能する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的には、マイクロ波アンテナの分野に関し、特に、マイクロ波信号を送信及び/又は受信する対称的な無指向性放射パターン(symmetrical omni-directional radiation pattern)を有する超広帯域(ultra-wideband:以下、UWBという。)モノポールアンテナの放射素子の3次元設計に関する。
UWBは、通常3.1GHz〜10.6GHzの周波数帯をカバーしている。例えば、連邦通信委員会(Federal Communication Commission:以下、FCCという。)では、IEEE802.15に定義されており、その開示内容は、引用により本願に援用される。IEEE802.15短距離無線ネットワーク(Wireless Personal Area Networks:以下WPAMという。)のワーキンググループ(例えば、http://www.ieee802.org/15/参照)によれば、802.15WPAN(登録商標)の開発努力は、パーソナルエリアネットワーク、すなわち短距離無線ネットワークの開発に焦点を置いている。これらのWPANは、パーソナルコンピュータ(以下、PCという。)、携帯情報端末(personal digital assistants:以下、PDAという。)、周辺装置、携帯電話機、ページャ、民生用電子機器等の携帯型及び移動型コンピュータを無線ネットワークで接続し、これらの装置が他の装置と通信し、相互運用を行うことを可能にしている。
UWBに使用可能なマイクロ波アンテナの設計に関する主な問題は、以下のものがある。
・単純な平面給電と、印刷による低コストの製造とを可能にすること、
・RFフロントエンド集積回路のコア基板を同時にアンテナ用基板として用いることにより、すなわち、従来のRFフロントエンド集積回路の配置手順を用いてアンテナプリント基板を同時に製造できるようにすることにより、大幅なコスト削減を達成すること、
・0〜1dBiの利得(タイプ1)及び/又は約6dBiの利得(タイプ2)を有する対称的な無指向性アンテナの放射パターンに対応できるようにすることである。
近年、小型化、電力効率の向上、そして、連邦通信委員会(Federal Communication Commission:以下、FCCという。)における移動送受話器の電磁波放射(mobile handset emission)に対する規制の遵守が注目されていることから、アンテナ設計に関して、アンテナ効率の向上と比吸収率(specific absorption rate:以下、SARという。)の制御という2つの追加的要素が重要度を増してきており、従来の設計パラメータと同様に考慮しなければならない。
マイクロ波アンテナの長さが送信周波数に反比例することはよく知られている。アンテナが小型になるほど、アンテナ効率は下がり、帯域も狭くなる。したがって、新たな無線アプリケーションの周波数が高くなるにつれて、それらのアンテナも小型になる。しかしながら、この当たり前の小型化も、最早消費者の要求に応えるのに十分ではなくなった。このため、アンテナは、無線機器メーカ毎の性能、サイズ、コストの要求により、それぞれ独自のカスタマイズ化された構成部品となりつつある。このような展開は、
・より高い利得を達成することにより、送信機のバッテリパワーの低減と「デッドスポット(dead spots)」における良好な受信を可能にすること、
・1900MHzで動作するPCベースのアプリケーション、GPSにベースのアプリケーション及び/又は無線データ交換アプリケーションを、1つのアンテナに統合することにより、マルチバンド動作を可能にすること、
・人体組織の近くで電波の放射方向を制御するとともに、良好に信号を受信するのに使用できる、より柔軟が高いアンテナの設計を可能にすることにより、送受話器の電磁波放射の方向の制御をサポートすること、
・増え続ける高データ速度の要求に応えるために、チャンネル帯域幅を拡大すること、
が可能なアンテナを必要とする新たな無線アプリケーションやサービスによって、引き起こされている。
通常、マイクロ波アンテナは、動作周波数、利得、電圧定在波比(voltage standing wave ratio:以下、VSWRという。)、アンテナ入力インピーダンス、帯域幅を含む一連のパラメータに従って特定される。例えば、VSWRが3より大きい場合、アンテナが効率的な放射器(radiator)であれば、VSWRを低く設計する必要はないが、不整合損失を最小限にするためには、送信機とアンテナとの間に整合回路網(matching network)を配置しなければならない。上述の設計はコストが高く、また、自動整合動作が、低電力でソリッドステートの同調素子を用いる設計に比べて、非常に遅くなる。
超広帯域(UWB)技術は、元々は地中レーダ(ground-penetrating radar:以下、GPRという。)用に開発されたものであり、研究努力の結果、地表面に置かれた及び浅く埋められた目的物、例えば対人地雷を検出して、位置を突き止めるために使用されるようになった。RF電子部品の開発により、接近して飛行している2機の航空機を区別したいという初期の要望は、レーダの標的の3次元画像を形成する追求に変わった。放射パルス幅の直接的な減衰の可能性はすぐに研究しつくされ、標的から反射されてくる信号の詳細な解析が行われるようになった。標的からの応答における最も重要な変化は、1又は2振幅継続時間における過渡現象の過程で起こることが明らかとなった。この事実自体から、定常発振伝送に対してエネルギを消費することなく、この継続時間のUWB信号を使用するアイデアが生まれている。
セル方式電話システム、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network:以下、WLANという。)、短距離無線ネットワーク(wireless personal area network:以下、WPANという。)、特に0.9〜5GHzの周波数帯における無線通信の発展により、最小限のRF電子部品、高いデータ速度能力、低消費電力、低い検出確率(low probability of detection:以下、LPDという。)符号を有する高周波数帯で超広帯域の無線通信システムが早急に必要である。今日、UWB方式は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)やIEEE802.11よりもはるかに高いデータ速度の移動端末(携帯電話機、ラップトップコンピュータ、PDA、無線カメラ、MP3プレーヤ)間の無線RFインターフェースとして使用されている。更に、UWB方式は、例えばGPSによる車載ナビゲーション装置で使用する走行方向をPDA又はラップトップコンピュータからダウンロードするための自動車内サービス用総合システムとして、あるいは、例えば、旅客の娯楽用のオーディオ又はビデオデータをダウンロードするための娯楽システム又は位置に関連したシステムとして使用することもできる。
超広帯域モノポールアンテナ及び改良モノポールアンテナ(modified monopole antenna)は、今日、様々な用途に用いられている。従来、携帯電話機及び無線送受話器には、広帯域及び超広帯域のモノポールアンテナが搭載されている。最も一般的な1/4波長モノポールアンテナのひとつは、所謂ホイップアンテナであり、ホイップアンテナは、様々な周波数で動作することができるが、他のモノポールアンテナに比べて、より良い環境条件を必要とする。しかしながら、モノポールアンテナにも数多くの問題がある。モノポールアンテナは、比較的大型で、送受話器のケースから不格好なアンテナが突き出てしまう。モノポールアンテナが邪魔になる、及び構造が空間的に厳しいという問題により、マルチバンド動作を可能とするために幾つかのアンテナを1つの送受話器に搭載することは難しい。
一般的な1/4波長モノポールアンテナの問題に対処するために様々な方法が研究されており、これらの方法の多くは、マイクロストリップアンテナの設計に基づくものである。このような有望な設計のひとつに、逆Fアンテナ(Inverted-F Antenna:以下、IFAという。)があり、逆Fアンテナは、形状は異なるが、一種のモノポールアンテナである。IFAは、航空宇宙科学の分野で頻繁に使用されている改良逆L低姿勢構造(modified inverted-L low profile structure)を利用している。一般的なIFAは、無指向性放射パターンを有する方形の放射素子を備え、かなり高いアンテナ利得を示す。IFAの帯域幅は移動動作に使用できるほど十分広く、また、このアンテナは垂直及び水平の両方向の偏波に対して感度が高いので、移動体アプリケーションに理想的に適している。複数の周波数帯で動作できるアンテナに対する需要が高まっていることから、携帯電話システムは、現在、複数の周波数帯(例えば、900MHz、1.8GHz、2.0GHz)で動作する。
最新の技術によれば、小型で性能が大幅に向上した高性能の広帯域マイクロ波アンテナを低コストで設計するという高度な条件を満たすために、種々の方法が追究されている。これらのマイクロ波アンテナでは、高利得を達成し、マルチバンド動作を可能にし、また、移動送受話器の電磁放射の方向を制御できるようにすることによりアンテナ効率を向上させ、更には、広帯域化することにより、増え続ける移動体アプリケーションのデータ速度要求を満足させている。これらの要求を満たすためには、設計の課題がより複雑化し、無線機器メーカは、従来の技術に基づくアンテナ設計では最早十分ではないことを理解しつつある。
信号源と、2〜6GHzの周波数帯で動作する第1及び第2の放射素子を有するUWBアンテナ間で信号を結合させる装置が、国際特許出願WO02/093690A1に開示されている。これにより、信号源は、第1の放射素子の一端と第2の放射素子の一端とを含む接続位置にてアンテナに信号を供給する。更に、この装置は、第1及び第2の給電機構を備えている。第1の給電機構は、信号源から第2の放射素子の一端への給電距離を延ばし、第1の放射素子を第1の給電機構と空間を隔てた2つの領域に分割して、第1の給電機構と2つの領域間の間隔を徐々に狭くしている。第2の給電機構は、信号源を第1の放射素子に結合させる。これにより、上述の間隙は、2つの領域と第1の給電機構との間に信号を伝播する構造を形成している。
米国特許出願US2002/0053994A1に記載されている発明は、電子集積回路を備えたUWB平面アンテナに関するものである。このアンテナは、一端が端子に接続された第1の平衡素子を備えている。第2の平衡素子は、他端にて他の端子に接続されている。これにより、第2の平衡素子は、第1及び第2の平衡素子上の全てのミラーポイントに対して対称面上のいずれの点も等距離であるような対称面が存在するように、第1の平衡素子の形状を写した形状となる。各平衡素子は、基本的には導電材料から構成されている。第1の平衡素子と第2の平衡素子との間には、対称面の対称軸によって三角形を形成し、この三角形の底辺が端子の方向に向かうように接地素子が配置されている。したがって、接地素子と各平衡素子とは、端子から外部に向かって広がるとともに接地素子の頂点にて交わる2つのテーパ状のギャップを形成している。この構成では、高感度のUWB電子部品を接地素子の周辺部内に収納することができるので、伝送線路の損失及びばらつきを無くすことがことができる。第1の平衡素子と第2の平衡素子の間に接続された抵抗ループは、低い周波数応答を高め、電圧定在波比を向上させる。複数の素子を配列した直線アンテナ列(linear array)が開示されているが、直線アンテナ列では、アレーサイズによって定まる遮断周波数が低く、その放射パターンは、一方向に限定され、放射角は、方位角において最大180度である。
本発明は、上述した従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、UWB規格を満たすとともに、アンテナ利得、放射パターン、偏波、周波数帯域幅、群遅延に関するFCCの要件、及び小型化を満足する超広帯域アンテナ(3.1GHz〜10.6GHz間の周波数帯)の設計を提案することである。
この目的は独立請求項の特徴により達成される。また、本発明の優れた特徴は、独立請求項で定義される。
本発明は、基本的に、例えば、無線RF送受信機のアナログフロントエンド回路に接続でき、所定の動作帯域幅内のマイクロ波信号を送信及び/又は受信する対称的な無指向性放射パターンを有するモノポールアンテナの放射素子の多数の3次元設計に関する。モノポールアンテナは、3.1〜10.6GHzの周波数帯で動作することができる。このモノポールアンテナは、例えば、放射素子として機能し、対称的な無指向性放射パターンを与える底面及び放射面を有する空気及び/又は誘電体が充填された空胴構造と、誘電体基板上に印刷され、限定された周波数帯内の電磁波に対して比較的高い表面インピーダンスを有する反射器として機能する金属製の地板と、対称的な無指向性放射パターンを電気的に制御するためのアンテナ給電回路と、アンテナ給電回路と放射素子の底面とを接続する給電線とを備える。本発明によれば、超広帯域モノポールアンテナの放射素子内にアナログフロントエンド回路の一部を任意に配置することができる。
提案した設計には、真円錐台形状を有する放射素子、凸状又は凹状の3次元曲面を有する回転対称型放射素子、底面が四角形である正四角錐台状の放射素子、そして、円錐形状、角錐形状、凸状又は凹状の第1の部分と、上面が第1の部分の合同の底面の上方に配置された閉じた円柱状又は立方体状の第2の部分とからなる複合構造の放射素子が含まれる。更に、放射状に切込みが設けられた円柱状又は半球状の放射素子、互いに上面で積み重ねられた凸状部又は円錐状部からなる複合構造の設計も含まれる。モノポールアンテナは全体のサイズが1cm未満であり、いずれの無線通信装置にも容易に組み込むことができる。
本発明の更なる利点及び利用可能性については、従属請求項、及び、図面に示された以下に説明する本発明の種々の実施例から明らかとなる。
以下、本発明の種々の実施例を図1〜図3を参照して詳細に説明する。図1〜図3において、指示符号が付された構成要素の意味を、実施例の最後の表1〜表6に示す。
図2a〜図2cに示す放射素子202は、銅、アルミニウム又はあらゆる金属材料で造ることができる。また、放射素子202は、金属が印刷された木材又はプラスチックで構成することもでき、基台202cと、超広帯域モノポールアンテナ100のRFコネクタ206とを備える。基台202cは、金属製の地板(ground plane)204が印刷された誘電体基板205に取り付けられる。RFコネクタ206は、放射素子202を、(受信の場合)受信マイクロ波信号をRFバンドからベースバンドにダウンコンバートするベースバンド処理ブロック210に、また、(送信の場合)対称的な無指向性放射パターンを電気的に制御するためのアンテナ給電回路211に接続するのに用いられる。好ましくは、アンテナ給電回路211を放射素子202の底面202a’に接続する給電線202bを、同軸ケーブル又はマイクロストリップラインとする。この結果、特殊な取付ピンを何ら必要としない。
本発明の他の実施例では、モノポールアンテナ100は、例えば、米国特許出願US2002/00539994A1に開示されるように、不平衡RF入力ポートを備える。これにより、民生用電子機器へ実装する際に、柔軟性を更に高めることができる。また、アンテナを同軸ケーブルでRFモジュールに接続する場合には、不平衡入力ポートによって、より高い柔軟性が得られる。更に、金属製の地板204をアンテナ給電回路211のグランドに直接接続することができ、また、測定の目的で、平衡RF入力ポートの場合には平衡−不平衡変換器(バラン)が必要であるのに対し、通常のネットワークアナライザを用いることができる。
図2b及び図2cに示すように、超広帯域モノポールアンテナ100の放射素子202の空気が満たされた部分(air-filled part)内には、アナログのフロントエンド回路の少なくとも一部207が配設されており、このフロントエンド回路の一部207は、受信マイクロ波信号のRF信号スペクトルに含まれているスプリアス帯域外成分を減衰させる帯域選択フィルタリング手段207aと、無線通信装置の入力パワーレベルを制御する増幅手段207bと、受信RF信号スペクトルの帯域外周波数を抑圧するバンドパスフィルタリング手段207cとを備えている。
本発明の一実施例では、超広帯域モノポールアンテナは、3.1〜10.6GHzの周波数帯で動作するように特別に設計されたアンテナ端の一部である。このアンテナは、全周波数帯に亘って、仰角が90度を有する方位角面(azimuth plane)において対称的な無指向性放射パターンが得られる。これにより、放射ビームは、直線垂直偏波(linear vertical polarization)、周波数ωに対して線形の位相変動(linear phase variation)Δψを示し、これは、振幅応答特性が全周波数帯に亘って平坦(約3dB)であることを意味するだけではなく、以下の式(1)に示すように、群遅延が全周波数帯に亘って一定であることを意味する。
Figure 2005198270
抵抗負荷を用いない反射減衰量は、以下の式(2)で表され、3.1GHz〜10.6GHzの周波数帯において−10dB未満の値となる。
Figure 2005198270
複素数の値である反射係数ρをアンテナ端から反射される電力に対するアンテナ端に入力した電力の比(dB)とすると、この反射減衰量は、反射係数ρの絶対値の関数として定義される。また、これは、以下の式(3)で表される電圧定在波比が2未満であるに対応している。
Figure 2005198270
抵抗負荷及び/又は新たなインピーダンス整合回路を使用すると、反射減衰量を−10dBよりも更に良くすることができる。
以下、本発明に係る超広帯域モノポールアンテナの様々な設計の12の実施例について、図3a〜図3lを参照して詳細に説明する。
図3aは、本発明の第1の実施例300aに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第1の設計を示す第1の3次元外観図であり、放射素子202は、円形断面及び円錐構造を有する回転対称形状を有している。
図3bに示す第2の3次元外観図は、本発明の第2の実施例300bに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第2の設計を示し、放射素子202は、円形断面及び円錐構造を有する回転対称形状の第1の部分300b1と、円錐状の第1の部分300b1の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分300b2とを備えている。これにより、円柱状の第2の部分300b2の円形上面が、円錐状の第1の部分300b1の円形底面の上方で同軸に配置されている。図3cは、本発明の第3の実施例300cに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第3の設計を示す第3の3次元外観図であり、放射素子202は、円形断面、円錐構造及び凹状の3次元曲面を有する回転対称形状を有している。
図3dに示す第4の3次元外観図は、本発明の第4の実施例300dに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第4の設計を示し、放射素子202は、円形断面、円錐構造及び凹状の3次元曲面を有する回転対称形状の第1の部分300d1と、円錐状の第1の部分300d1の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分300d2とを備え、円柱状の第2の部分300d2の円形上面が、凹状の第1の部分300d1の円形底面の上方で同軸に配置されている。
図3eは、本発明の第5の実施例300eに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第5の設計を示す第5の3次元外観図であり、放射素子202は、円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状を有している。
図3fに示す第6の3次元外観図は、本発明の第6の実施例300fに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第6の設計を示し、放射素子202は、円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状の第1の部分300f1と、円錐状の第1の部分300f1の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分300f2とを備え、円柱状の第2の部分300f2の上面が、凸状の第1の部分300f1の底面の上方で同軸に配置されている。
図3gは、本発明の第7の実施例300gに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第7の設計を示す第7の3次元外観図であり、放射素子202は、底面が四角形である正四角錐台形状を有している。
図3hに示す第8の3次元外観図は、本発明の第8の実施例300hに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第8の設計を示し、放射素子202は、正四角錐台状の第1の部分300h1と、正四角錐台状の第1の部分300h1の四角形底面に合同の四角形上面を有する閉じた正直方体(立方体)状の第2の部分300h2とを備え、立方体状の第2の部分300h2の四角形上面が、正四角錐台状の第1の部分300h1の合同の四角形底面の上方に配置されている。
図3iは、本発明の第9の実施例300iに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第9の設計を示す第9の3次元外観図であり、放射素子202は、長手方向に延在する4つのV字状の放射状切込みを有する真円柱形状を有しており、V字状の放射状切込みは、この円柱の円周において方位角方向に等間隔で設けられおり、放射素子202の断面は、2つの細長い楕円構造が直交した形状を有する。
同様に、図3jは、本発明の第10の実施例300jに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第10の設計を示す第10の3次元外観図であり、放射素子202は、長手方向に延在する4つのV字状の放射状切込みを有する半球形状を有しており、V字状の放射状切込みは、この半球の円周において方位角方向に等間隔で設けられおり、放射素子202の断面は、2つの細長い楕円構造が直交した形状を有する。
図3kに示す第11の3次元外観図は、本発明の第11の実施例300kに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第11の設計を示し、放射素子202は、同じ又は異なる高さを有し、それぞれ円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状の少なくとも2つの部分を備えている。図3kでは、4つの部分(300k1、300k2、300k3、300k4)のみを使用した具体例を示しており、部分300k2、300k3、300k4は、それぞれ、部分300k1、300k2、300k3の円形底面に合同の円形上面を有している。部分300k1、300k2、300k3、300k4は、半径の順に積み重ねられている。部分300k2、300k3、300k4の円形上面は、それぞれ、隣接したより小径の部分300k1、300k2、300k3の合同の円形底面の上方で同軸に配置されている。
図3lに示す第12の3次元外観図は、本発明の第12の実施例300lに係るモノポールアンテナ100の放射素子202の第12の設計を示し、放射素子202は、真円錐台形状を有する第1の部分300l1と、それより高さが低く開口角が大きい、閉じた真円錐形状を有する第2の部分300l2とを備え、第2の部分300l2の円錐の頂点は、第1の部分300l1の円形底面の中心に同軸上に配置されている。
放射素子202の空胴共振器202a内には、放射素子202の底面202a’にて高次モード波とともに励起された横電磁界(transversal electromagnetic mode:以下、TEMという。)波が存在する。これらの高次モード波は、アンテナの入力インピーダンス(ω)=R(ω)+j・X(ω)のリアクタンス成分X(ω)に大きく寄与する。したがって、底面202a’における電磁波の反射及び定在波により、複素数のアンテナ入力インピーダンス(ω)のリアクタンス成分はX(ω)≠0となる。X(ω)は放射素子の長さによって変わり、X(ω)=0は無限の長さを有する双円錐放射素子202の場合にしか達成できないことがわかる。放射素子202の開口角を大きくすることにより、広周波数帯域に亘ってリアクタンス成分X(ω)を最小限に維持することができる。同時に、アンテナの入力インピーダンス(ω)の抵抗成分R(ω)を、角周波数ωの変化又は長さの変化に対して余り感度が高くならないようにすることができる。
本発明の更なる実施例は、無線通信装置のRF送受信機であり、この送受信機は、上述したモノポールアンテナ100を用いている。更に、上述したモノポールアンテナと同じ種類の他のモノポールアンテナ100’を、金属製の地板204に対してモノポールアンテナ100と反対側に対称的に取り付け、超広帯域の周波数範囲に対して必要な寸法のダイポールアンテナを形成することができる。
また、本発明は、上述のようなRF送受信機からなる無線インターフェースを有する電子装置に関する。
Figure 2005198270
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無線通信装置のアナログフロントエンド回路に取り付けられた、所定動作帯域幅内のマイクロ波信号の送信及び/又は受信を行う対称的な無指向性放射パターンを有する超広帯域モノポールアンテナの3次元外観図を示す図である。 金属製の地板が印刷された誘電体基板に取り付けられた、放射素子と、基台と、超広帯域モノポールアンテナのRFコネクタとを示す概略図である。 図2aに基づく概略図であって、超広帯域モノポールアンテナの放射素子内に配置されたアナログフロントエンド回路の一部を示すブロック図である。 図2cに基づく概略図であって、超広帯域モノポールアンテナのベースバンド処理ブロックと、対称的な無指向性放射パターンを電気的に制御するための給電回路とを示す図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。 本発明の実施例によるモノポールアンテナの設計を示す3次元外観図である。

Claims (28)

  1. 超広帯域の周波数範囲に必要な寸法とされ、無線通信装置のアナログフロントエンド回路に取付可能なマイクロ波信号用のモノポールアンテナ(100)において、
    底面(202a’)が放射素子(202)として機能する放射素子(202a)を有する3次元空胴構造と、
    金属製の地板(204)と、
    アンテナ給電回路(211)と、
    上記アンテナ給電回路(211)を上記放射素子(202)の底面(202a’)に接続する給電線(202b)とを備えるモノポールアンテナ。
  2. 放射素子として機能する放射面(202b’)を備える請求項1記載のモノポールアンテナ。
  3. 上記アナログフロントエンド回路の少なくとも幾つかの部分(207)は、当該モノポールアンテナ(100)の放射素子(202)内に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のモノポールアンテナ。
  4. 上記放射素子(202)内に配置されたアナログフロントエンド回路は、帯域選択フィルタリング手段(207a)と、増幅手段(207b)と、バンドパスフィルタリング手段(207c)とのうちの少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項3記載のモノポールアンテナ。
  5. 上記放射素子(202)は、円形断面及び円錐構造を有する回転対称形状を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  6. 上記放射素子(202)は、円形断面及び円錐構造を有する回転対称形状の第1の部分(300b1)と、該円錐状の第1の部分(300b1)の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分(300b2)とを備え、該真円柱状の第2の部分(300b2)の円形上面が、該第1の部分(300b1)の合同の円形底面の上方で同軸に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  7. 上記放射素子(202)は、円形断面、円錐構造及び凹状の3次元曲面を有する回転対称形状を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  8. 上記放射素子(202)は、円形断面、円錐構造及び凹状の3次元曲面を有する回転対称形状の第1の部分(300d1)と、該円錐状の第1の部分(300d1)の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分(300d2)とを備え、該真円柱状の第2の部分(300d2)の円形上面が、該凹状の第1の部分(300d1)の合同の円形底面の上方で同軸に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  9. 上記放射素子(202)は、円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  10. 上記放射素子(202)は、円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状の第1の部分(300f1)と、該円錐状の第1の部分(300f1)の円形底面に合同の円形上面を有する閉じた真円柱状の第2の部分(300f2)とを備え、該真円柱状の第2の部分(300f2)の上面が、該凸状の第1の部分(300f1)の合同の円形底面の上方で同軸に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  11. 上記放射素子(202)は、底面が四角形である正四角錐台形状を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  12. 上記放射素子(202)は、正四角錐台状の第1の部分(300h1)と、該正四角錐台状の第1の部分(300h1)の四角形底面に合同の四角形上面を有する閉じた正直方体状の第2の部分(300h2)とを備え、該正直方体状の第2の部分(300h2)の四角形上面が、該正四角錐台状の第1の部分(300h1)の合同の四角形底面の上方で合同に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  13. 上記放射素子(202)は、長手方向に延在する4つのV字状の放射状切込みを有する真円柱形状を有しており、該V字状の放射状切込みは、該円柱の円周において方位角方向に等間隔で設けられており、該放射素子(202)の断面は、2つの細長い楕円構造が直交した形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  14. 上記放射素子(202)は、長手方向に延在する4つのV字状の放射状切込みを有する半球形状を有しており、該V字状の放射状切込みは、該半球の円周において方位角方向に等間隔で設けられており、放射素子(202)の断面は、2つの細長い楕円構造が直交した形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  15. 上記放射素子(202)は、同じ又は異なる高さを有し、それぞれ円形断面、円錐構造及び凸状の3次元曲面を有する回転対称形状の少なくとも2つの部分(300k1、300k2、300k3、300k4、・・・、300kn)を備え、該部分(300k2、300k3、300k4、・・・、300kn)は、それぞれ、該部分(300k1、300k2、300k3、・・・、300kn)のうちの1つの円形底面に合同である円形上面を有し、該部分(300k1、300k2、300k3、300k4、・・・、300kn)は、半径の順に積み重ねられ、該部分(300k2、300k3、300k4、・・・、300kn)の円形上面は、それぞれ、隣接したより小径の部分(300k1、300k2、300k3)の合同の円形底面の上方で同軸に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  16. 上記放射素子(202)は、底面が円形である真円錐台形状の第1の部分(300l1)と、それより高さが低く開口角が大きい、閉じた真円錐形状を有する第2の部分とを備え、該第2の部分(300l2)の円錐の頂点は、該第1の部分(300l1)の円形底面の中心に同軸上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  17. 放射ビームが直線垂直偏波を示すことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  18. 上記アンテナ給電回路(211)を上記放射素子(202)の底面(202a’)に接続する上記給電線(202b)は、同軸ケーブルであることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  19. 上記アンテナ給電回路(211)を上記放射素子(202)の底面(202a’)に接続する上記給電線(202b)は、マイクロストリップラインであることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  20. 上記放射ビームは、全周波数帯に亘って約3dBの平坦な振幅応答特性を示すことを特徴とする請求項19記載のモノポールアンテナ。
  21. 全周波数帯に亘って仰角160度を有する方位角面において対称的な無指向性放射パターンを有することを特徴とする請求項19及び20のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  22. 上記対称的な無指向性放射パターンは、周波数に対してほぼ線形の位相変動を示すことを特徴とする請求項21記載のモノポールアンテナ。
  23. 反射減衰量が、電圧定在波比が2未満であるのに対応して、3.1〜10.6GHzの周波数帯において−10dB未満であることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  24. 抵抗負荷及び/又はインピーダンス整合回路を用いた場合に、反射減衰量が3.1〜10.6GHzの周波数帯において−10dBより更に良好であることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  25. 上記放射素子(202)は、全体のサイズが1cm未満であることを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項記載のモノポールアンテナ。
  26. 請求項1乃至25のいずれか1項記載のモノポールアンテナ(100)を備える無線通信装置のRF送受信機。
  27. 金属製の地板(204)に対してモノポールアンテナ(100)と反対側に他のモノポールアンテナ(100’)を対称的に取り付け、超広帯域の周波数範囲に対して必要な寸法のダイポールアンテナを形成していることを特徴とする請求項26記載のRF送受信機。
  28. 請求項26又は27記載のRF送受信機を有する無線インターフェースを備える電子装置。
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